JP2603402Y2 - 圧力スイッチ - Google Patents
圧力スイッチInfo
- Publication number
- JP2603402Y2 JP2603402Y2 JP1992017796U JP1779692U JP2603402Y2 JP 2603402 Y2 JP2603402 Y2 JP 2603402Y2 JP 1992017796 U JP1992017796 U JP 1992017796U JP 1779692 U JP1779692 U JP 1779692U JP 2603402 Y2 JP2603402 Y2 JP 2603402Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure switch
- fixed contact
- pressure
- contact member
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H35/00—Switches operated by change of a physical condition
- H01H35/24—Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow
- H01H35/38—Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow actuated by piston and cylinder
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/58—Electric connections to or between contacts; Terminals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、圧力スイッチ、特に自
動車用パワーステアリング装置等の圧力回路に設けら
れ、回路内の圧力値に感応して開閉される圧力スイッチ
に関するものである。
動車用パワーステアリング装置等の圧力回路に設けら
れ、回路内の圧力値に感応して開閉される圧力スイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧力スイッチは、例えば
実開平2−80943号公報に開示されているものが知
られている。
実開平2−80943号公報に開示されているものが知
られている。
【0003】この圧力スイッチは、円筒形のケース内に
樹脂モールドによって封入されたスイッチ部が形成さ
れ、このスイッチ部のロッドを油圧によって作動させて
可動接点が設けられた可動片を押し、常態においてはス
プリングの付勢により離反している固定接点と可動接点
とを接触させ、スイッチの開閉を行うものである。
樹脂モールドによって封入されたスイッチ部が形成さ
れ、このスイッチ部のロッドを油圧によって作動させて
可動接点が設けられた可動片を押し、常態においてはス
プリングの付勢により離反している固定接点と可動接点
とを接触させ、スイッチの開閉を行うものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の圧力スイッチでは、固定接点のある端子と前記可
動片に導通する端子とには、それぞれリード線の端部が
半田付けにより固定されているため、圧力スイッチの内
部構造が複雑になり、組立作業を著しく損ねるばかり
か、製造コスト上昇の一因ともなっている。
従来の圧力スイッチでは、固定接点のある端子と前記可
動片に導通する端子とには、それぞれリード線の端部が
半田付けにより固定されているため、圧力スイッチの内
部構造が複雑になり、組立作業を著しく損ねるばかり
か、製造コスト上昇の一因ともなっている。
【0005】本考案は、かかる従来技術に起因する問題
を解消し、内部構造を簡素化し、小型で安価な圧力スイ
ッチを提供することを目的とする。
を解消し、内部構造を簡素化し、小型で安価な圧力スイ
ッチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による圧力スイッ
チは、先端に接点が形成された固定接点部材と、この固
定接点部材と対向する位置に設けられるとともにほぼ同
軸上を移動する可動接点と、ワイヤの先端がかしめられ
たブッシュとを備える圧力スイッチであって、有底円筒
形状の孔が前記固定接点部材の後端に設けられ、この孔
に前記ブッシュが圧入固定されていることを特徴とする
ものである。
チは、先端に接点が形成された固定接点部材と、この固
定接点部材と対向する位置に設けられるとともにほぼ同
軸上を移動する可動接点と、ワイヤの先端がかしめられ
たブッシュとを備える圧力スイッチであって、有底円筒
形状の孔が前記固定接点部材の後端に設けられ、この孔
に前記ブッシュが圧入固定されていることを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】本考案によると、ワイヤの先端がかしめられた
ブッシュを有底円筒形状の孔が設けられた固定接点部材
の後端に圧入固定することにより、ワイヤの先端が実質
的に固定接点部材の後端に圧入状態で確実に固定され
る。
ブッシュを有底円筒形状の孔が設けられた固定接点部材
の後端に圧入固定することにより、ワイヤの先端が実質
的に固定接点部材の後端に圧入状態で確実に固定され
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案にかかる圧力ス
イッチについて説明する。
イッチについて説明する。
【0009】図1は、本考案にかかる圧力スイッチの一
実施例を示す断面図であるが、この圧力スイッチは、一
本の端子から成るボディアース型のもので、自動車のパ
ワーステアリングシステム(不図示)のポンプ室に連通
する油圧通路1に設けられ、この圧力スイッチが閉じら
れることでエンジン回転数を上昇させる装置が作動する
ようになっている。すなわちハウジング2内の圧力スイ
ッチは、パワーステアリングの操作によりオイルポンプ
の負荷が増大してポンプ室から導かれる油圧通路1の油
圧が所定値以上になり、エンジンの回転数が低下し、い
わゆるエンジンストールが生じる恐れが生じたときに、
これを感知してエンジン回転数を上昇させる装置を作動
させ、エンジンストールを未然に防ぐものである。
実施例を示す断面図であるが、この圧力スイッチは、一
本の端子から成るボディアース型のもので、自動車のパ
ワーステアリングシステム(不図示)のポンプ室に連通
する油圧通路1に設けられ、この圧力スイッチが閉じら
れることでエンジン回転数を上昇させる装置が作動する
ようになっている。すなわちハウジング2内の圧力スイ
ッチは、パワーステアリングの操作によりオイルポンプ
の負荷が増大してポンプ室から導かれる油圧通路1の油
圧が所定値以上になり、エンジンの回転数が低下し、い
わゆるエンジンストールが生じる恐れが生じたときに、
これを感知してエンジン回転数を上昇させる装置を作動
させ、エンジンストールを未然に防ぐものである。
【0010】ハウジング2のねじ孔2Aには圧力スイッ
チのボディ3が締着され、固定接点部材4はボディ3の
固定孔3Aに絶縁体5を介して固定される。なお、6は
固定孔3Aと固定接点部材4との間に介装されたシール
用のO−リング、7はボディ3とハウジング2との間に
介装されたシール用のO−リングである。
チのボディ3が締着され、固定接点部材4はボディ3の
固定孔3Aに絶縁体5を介して固定される。なお、6は
固定孔3Aと固定接点部材4との間に介装されたシール
用のO−リング、7はボディ3とハウジング2との間に
介装されたシール用のO−リングである。
【0011】一方、ハウジング2には上記油圧通路1と
同軸にピン案内孔8が設けられるとともに、このピン案
内孔8には可動接点9が先端に取付けられた受圧ピン1
0が摺動自在に保持されている。そして、図示のよう
に、圧力スイッチがOFFの状態で、スプリング11の
付勢力によって、空間12の固定接点部材4の先端に形
成された固定接点4Aと対向する端面に同軸上に可動接
点9が位置し、両接点4Aおよび9は、常態において非
接触の状態に保持される。
同軸にピン案内孔8が設けられるとともに、このピン案
内孔8には可動接点9が先端に取付けられた受圧ピン1
0が摺動自在に保持されている。そして、図示のよう
に、圧力スイッチがOFFの状態で、スプリング11の
付勢力によって、空間12の固定接点部材4の先端に形
成された固定接点4Aと対向する端面に同軸上に可動接
点9が位置し、両接点4Aおよび9は、常態において非
接触の状態に保持される。
【0012】また、本考案においては、圧力スイッチの
構造を簡素化するため、固定接点部材4の先端に形成さ
れた固定接点4Aの反対側に位置する後端に形成された
ワイヤ固定部4Bに工夫がこらされている。すなわち固
定接点部材4後端のワイヤ固定部4Bは有底円筒形状に
孔4Cが設けられ、孔4Cには、ワイヤ13をかしめた
ブッシュ14が圧入固定されている。この固定接点部材
4のワイヤ固定部4Bは、ボディ3の細径部によって構
成される肩部3Bにおいて、断面L字状の前記絶縁体5
を介し、皿板状の弾性体からなる押付具15、例えばい
わゆるプッシュナット等で固定され、さらに押付具15
を覆うかたちで、固定接点部材4後端のワイヤ固定部4
Bを内包するボディ3の端部内側は、樹脂16等でモー
ルドされ防水固定される。
構造を簡素化するため、固定接点部材4の先端に形成さ
れた固定接点4Aの反対側に位置する後端に形成された
ワイヤ固定部4Bに工夫がこらされている。すなわち固
定接点部材4後端のワイヤ固定部4Bは有底円筒形状に
孔4Cが設けられ、孔4Cには、ワイヤ13をかしめた
ブッシュ14が圧入固定されている。この固定接点部材
4のワイヤ固定部4Bは、ボディ3の細径部によって構
成される肩部3Bにおいて、断面L字状の前記絶縁体5
を介し、皿板状の弾性体からなる押付具15、例えばい
わゆるプッシュナット等で固定され、さらに押付具15
を覆うかたちで、固定接点部材4後端のワイヤ固定部4
Bを内包するボディ3の端部内側は、樹脂16等でモー
ルドされ防水固定される。
【0013】上記構成から成る圧力スイッチの作動手順
について説明すると、まずポンプ室における圧力が上昇
することにより油圧通路1を介して受圧ピン10の油圧
通路1側の端部10Aにその圧力が伝達され、所定圧に
達すると、受圧ピン10を介して可動接点9がスプリン
グ11の付勢力に抗して空間12を移動し、可動接点9
は固定接点部材4先端の固定接点4Aに接触する。そし
て、かかる両接点4Aおよび9の当接、すなわちONの
状態ではワイヤ13によって供給される電流が固定接点
4Aから可動接点9側へ流れ、さらにここからスプリン
グ11、ボディ3およびハウジング2を経て車体にアー
スされる。この接地によりエンジンの回転数が高めら
れ、エンジンストールが防止される。
について説明すると、まずポンプ室における圧力が上昇
することにより油圧通路1を介して受圧ピン10の油圧
通路1側の端部10Aにその圧力が伝達され、所定圧に
達すると、受圧ピン10を介して可動接点9がスプリン
グ11の付勢力に抗して空間12を移動し、可動接点9
は固定接点部材4先端の固定接点4Aに接触する。そし
て、かかる両接点4Aおよび9の当接、すなわちONの
状態ではワイヤ13によって供給される電流が固定接点
4Aから可動接点9側へ流れ、さらにここからスプリン
グ11、ボディ3およびハウジング2を経て車体にアー
スされる。この接地によりエンジンの回転数が高めら
れ、エンジンストールが防止される。
【0014】なお、上記実施例では固定接点部材4が一
端子の場合であったが、これに限らず、例えば実開昭5
8−141539号公報のように複数の端子を有するも
のにも本考案が適用できることはいうまでもない。
端子の場合であったが、これに限らず、例えば実開昭5
8−141539号公報のように複数の端子を有するも
のにも本考案が適用できることはいうまでもない。
【0015】また、上記実施例は、パワーステアリング
システムの油圧回路に使用される場合の例について述べ
たが、ON時の作動油圧とOFF時の作動油圧との間に
差を持たせる必要があるような種々の圧力回路の圧力ス
イッチに広く適用できるものである。
システムの油圧回路に使用される場合の例について述べ
たが、ON時の作動油圧とOFF時の作動油圧との間に
差を持たせる必要があるような種々の圧力回路の圧力ス
イッチに広く適用できるものである。
【0016】
【考案の効果】本考案の圧力スイッチによると、ワイヤ
の先端がかしめられたブッシュを有底円筒形状の孔が設
けられた固定接点部材の後端に圧入固定したことによ
り、圧力スイッチの内部構造が簡素化して組立作業が容
易となり、製造コストを抑えることができる。
の先端がかしめられたブッシュを有底円筒形状の孔が設
けられた固定接点部材の後端に圧入固定したことによ
り、圧力スイッチの内部構造が簡素化して組立作業が容
易となり、製造コストを抑えることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
1 油圧通路 2 ハウジング 3 ボディ 4 固定接点部材 4A 固定接点 4B ワイヤ固定部 8 ピン案内孔 9 可動接点 10 受圧ピン 11 スプリング 13 ワイヤ 14 ブッシュ 15 押付具 16 樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 35/38
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に接点が形成された固定接点部材
と、この固定接点部材と対向する位置に設けられるとと
もにほぼ同軸上を移動する可動接点と、ワイヤの先端が
かしめられたブッシュとを備える圧力スイッチであっ
て、有底円筒形状の孔が前記固定接点部材の後端に設けら
れ、この孔に 前記ブッシュが圧入固定されていることを
特徴とする圧力スイッチ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992017796U JP2603402Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 圧力スイッチ |
US08/036,698 US5321220A (en) | 1992-03-30 | 1993-03-25 | Pressure switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992017796U JP2603402Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 圧力スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579846U JPH0579846U (ja) | 1993-10-29 |
JP2603402Y2 true JP2603402Y2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=11953681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992017796U Expired - Lifetime JP2603402Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 圧力スイッチ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5321220A (ja) |
JP (1) | JP2603402Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3916684B2 (ja) * | 1995-12-27 | 2007-05-16 | カヤバ工業株式会社 | 油圧ポンプの圧力スイッチ |
EP1177395B1 (en) * | 1999-04-14 | 2007-10-10 | Alan F. Rodriguez | Post-tension anchor seal cap |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1180107B (it) * | 1984-11-05 | 1987-09-23 | Greg Di S Greganti E C Sas | Dispositivo per segnalare condizioni anormali di pressione in un pneumatico di un autoveicolo in marcia |
JPH0280943A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-22 | Kawasaki Kiko Kk | 小片集合体の水分測定装置 |
JP2544075Y2 (ja) * | 1990-10-23 | 1997-08-13 | 株式会社ユニシアジェックス | 圧力スイッチ |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1992017796U patent/JP2603402Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-03-25 US US08/036,698 patent/US5321220A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0579846U (ja) | 1993-10-29 |
US5321220A (en) | 1994-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |