JPH0439540Y2 - - Google Patents
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- JPH0439540Y2 JPH0439540Y2 JP1985108611U JP10861185U JPH0439540Y2 JP H0439540 Y2 JPH0439540 Y2 JP H0439540Y2 JP 1985108611 U JP1985108611 U JP 1985108611U JP 10861185 U JP10861185 U JP 10861185U JP H0439540 Y2 JPH0439540 Y2 JP H0439540Y2
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- JP
- Japan
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- case
- vane
- additional spring
- circuit board
- spring
- Prior art date
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 22
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、主に車両用エンジンに備えられ、該
エンジンに吸入される空気量を測定するエアフロ
ーメータに関するものである。
エンジンに吸入される空気量を測定するエアフロ
ーメータに関するものである。
近年、車両用エンジンにおいては、電子制御式
燃料噴射装置を具備したものが一般に知られてい
る。この電子制御式燃料噴射装置は基本的にはエ
ンジンに吸入される空気量をエアフローメータに
より測定し、この吸入空気量に応じた燃料量をコ
ンピユータ等で構成される制御装置にて演算し、
算出された燃料量を燃料噴射弁によりエンジンへ
と供給するものである。
燃料噴射装置を具備したものが一般に知られてい
る。この電子制御式燃料噴射装置は基本的にはエ
ンジンに吸入される空気量をエアフローメータに
より測定し、この吸入空気量に応じた燃料量をコ
ンピユータ等で構成される制御装置にて演算し、
算出された燃料量を燃料噴射弁によりエンジンへ
と供給するものである。
上記エアフローメータの一つとして、吸気通路
内に吸入空気の流れに対向して配設され、吸気通
路を全閉する方向への力を受けている板状のベー
ンが吸入空気量に対応して変位し、この変位に応
じた電気信号をポテンシヨメータより発生するベ
ーンタイプのエアフローメータがある。このベー
ンタイプのエアフローメータのポテンシヨメータ
は吸気通路外に設定されるケース内に配設されて
おり、またこのケース内には燃料ポンプのON,
OFFを制御するリレースイツチが設けられてい
る。
内に吸入空気の流れに対向して配設され、吸気通
路を全閉する方向への力を受けている板状のベー
ンが吸入空気量に対応して変位し、この変位に応
じた電気信号をポテンシヨメータより発生するベ
ーンタイプのエアフローメータがある。このベー
ンタイプのエアフローメータのポテンシヨメータ
は吸気通路外に設定されるケース内に配設されて
おり、またこのケース内には燃料ポンプのON,
OFFを制御するリレースイツチが設けられてい
る。
上記燃料ポンプ用リレースイツチはベーンの全
閉位置でのみ開放して燃料ポンプ作動をOFFさ
せるものであるが、ベーンに対して全閉方向に力
を作用させる復帰ばねはベーンの全旋回範囲にわ
たつて一定の復帰力を有しているので、吸入空気
量が非常に少ない時はベーンが変化せず、その結
果エンジンが燃料を必要としているにもかかわら
ず燃料ポンプがOFFしているために、エンジン
への燃料供給が遮断されてしまう不具合があつ
た。
閉位置でのみ開放して燃料ポンプ作動をOFFさ
せるものであるが、ベーンに対して全閉方向に力
を作用させる復帰ばねはベーンの全旋回範囲にわ
たつて一定の復帰力を有しているので、吸入空気
量が非常に少ない時はベーンが変化せず、その結
果エンジンが燃料を必要としているにもかかわら
ず燃料ポンプがOFFしているために、エンジン
への燃料供給が遮断されてしまう不具合があつ
た。
このような課題を解決するために特公昭57−
27300号では、付加ばねを設け、このばね力がベ
ーンの小さい変位に相当する角度範囲において、
復帰ばねの復帰力を弱めるように構成している。
27300号では、付加ばねを設け、このばね力がベ
ーンの小さい変位に相当する角度範囲において、
復帰ばねの復帰力を弱めるように構成している。
第3図は従来のエアフローメータ100に備え
られたポテンシヨメータ等が設定されているケー
ス101の構成を示す構成図であり、従来付加ば
ね102はうずまき状に形成された板ばねであつ
て、ケース101内のベーン旋回に応じて回動す
る回動部材103、回動部材103に設けられた
スライダー104が摺動する抵抗パターン形成さ
れた回路基板105、回路基板105を搭載固定
する支持板106、回動部材103に連結された
アーム107により開閉される燃料ポンプ用リレ
ースイツチをなす接点108,109等が設定さ
れるエリア外に独立して組みつけられた保持部材
110に保持されており、回動部材103の回動
中心に対するバランスを保持するウエイト111
に突起部112を設けて、この突起部112がベ
ーンの全閉位置から小さい変位に相当する回動角
度範囲にて付加ばね102の端部と接触するよう
に配設して、上記の機能を持たせていた。
られたポテンシヨメータ等が設定されているケー
ス101の構成を示す構成図であり、従来付加ば
ね102はうずまき状に形成された板ばねであつ
て、ケース101内のベーン旋回に応じて回動す
る回動部材103、回動部材103に設けられた
スライダー104が摺動する抵抗パターン形成さ
れた回路基板105、回路基板105を搭載固定
する支持板106、回動部材103に連結された
アーム107により開閉される燃料ポンプ用リレ
ースイツチをなす接点108,109等が設定さ
れるエリア外に独立して組みつけられた保持部材
110に保持されており、回動部材103の回動
中心に対するバランスを保持するウエイト111
に突起部112を設けて、この突起部112がベ
ーンの全閉位置から小さい変位に相当する回動角
度範囲にて付加ばね102の端部と接触するよう
に配設して、上記の機能を持たせていた。
しかしながら、近年、自動車用エンジンにおい
ては、車両への搭載性向上の要求が高まつてお
り、上記のような保持部材の配置では、保持部材
を独立してケース内に固定していたため、保持部
材がケース内で占有するスペースが大きく、ケー
スの小型化を阻む1つの要因となつていた。この
ためケースの小型化、延いてはエアフローメータ
の小型化による車両への搭載性向上を図る上で不
利な構成となつていた。
ては、車両への搭載性向上の要求が高まつてお
り、上記のような保持部材の配置では、保持部材
を独立してケース内に固定していたため、保持部
材がケース内で占有するスペースが大きく、ケー
スの小型化を阻む1つの要因となつていた。この
ためケースの小型化、延いてはエアフローメータ
の小型化による車両への搭載性向上を図る上で不
利な構成となつていた。
従つて、本考案の目的は上記問題点を解決し
て、小型化が可能であつて、車両への搭載性向上
の要求に充分に答えられるエアフローメータを提
供することである。
て、小型化が可能であつて、車両への搭載性向上
の要求に充分に答えられるエアフローメータを提
供することである。
上記の問題点を解決するために、本考案におい
ては、吸気通路と、 前記吸気通路内に吸入空気の流れに対向して回
動可能に配設される板状のベーンと、 前記ベーンを吸入空気の流れに抗するように付
勢する復帰ばねと、 前記吸気通路に取り付けられたケースと、 前記ケース内に配設され、、前記ベーンととも
に回動する回動部材と、 前記ケース内に配設され、前記ベーンの全閉位
置より小さい変位に相当する回動角度範囲におい
て内燃機関へ燃料を送る燃料ポンプを停止させる
接点と、 前記ケース内に配設され、前記回動部材の回動
に応じた電気信号を発生するポテンシヨメータの
抵抗パターンが形成された回路基板と、 前記ケース内に配設され、前記ベーンの全閉位
置より小さい変位に相当する回動角度範囲におい
て前記復帰ばねの復帰力を弱める方向に前記回動
部材を付勢する付加ばねと、 前記回路基板が搭載固定されるとともに、前記
付加ばねを保持し、前記回路基板が固定され前記
付加ばねを保持した状態で前記ケース内に固定さ
れる支持部材と を備えることを特徴とするエアフローメータとい
う技術的手段を採用する。
ては、吸気通路と、 前記吸気通路内に吸入空気の流れに対向して回
動可能に配設される板状のベーンと、 前記ベーンを吸入空気の流れに抗するように付
勢する復帰ばねと、 前記吸気通路に取り付けられたケースと、 前記ケース内に配設され、、前記ベーンととも
に回動する回動部材と、 前記ケース内に配設され、前記ベーンの全閉位
置より小さい変位に相当する回動角度範囲におい
て内燃機関へ燃料を送る燃料ポンプを停止させる
接点と、 前記ケース内に配設され、前記回動部材の回動
に応じた電気信号を発生するポテンシヨメータの
抵抗パターンが形成された回路基板と、 前記ケース内に配設され、前記ベーンの全閉位
置より小さい変位に相当する回動角度範囲におい
て前記復帰ばねの復帰力を弱める方向に前記回動
部材を付勢する付加ばねと、 前記回路基板が搭載固定されるとともに、前記
付加ばねを保持し、前記回路基板が固定され前記
付加ばねを保持した状態で前記ケース内に固定さ
れる支持部材と を備えることを特徴とするエアフローメータとい
う技術的手段を採用する。
上記本考案の構成によると、ベーンが吸入空気
量に応じて回動し、このベーンの回動に応じた電
気信号が回路基板に形成された抵抗パターンを含
むポテンシヨメータから出力される。さらに、ベ
ーンの全閉位置より小さい回動角度範囲において
は、接点が燃料ポンプを停止させ、内燃機関が停
止しているときの燃料ポンプの作動が停止され
る。しかもこの全閉位置より小さい回動角度範囲
では、付加ばねによつて、ベーンに作用する付勢
力が弱められるため、少しの吸入空気の流れに対
してもベーンが敏感に反応して回動し、接点を作
動させ、燃料ポンプが作動させられる。
量に応じて回動し、このベーンの回動に応じた電
気信号が回路基板に形成された抵抗パターンを含
むポテンシヨメータから出力される。さらに、ベ
ーンの全閉位置より小さい回動角度範囲において
は、接点が燃料ポンプを停止させ、内燃機関が停
止しているときの燃料ポンプの作動が停止され
る。しかもこの全閉位置より小さい回動角度範囲
では、付加ばねによつて、ベーンに作用する付勢
力が弱められるため、少しの吸入空気の流れに対
してもベーンが敏感に反応して回動し、接点を作
動させ、燃料ポンプが作動させられる。
さらに本考案の構成では、復帰ばねは支持部材
に保持される。しかもこの支持部材には、回動部
材の回動に応じた電気信号を発生するポテンシヨ
メータの抵抗パターンが形成された回路基板も固
定される。従つて、支持部材は付加ばねの保持
と、回路基板の固定とに兼用される。このため、
ケース内に設けられる部品点数が少なくなり、ケ
ースの小型化が可能になる。そして、このケース
の小型化により、エアフローメータの車両への搭
載性が向上する。
に保持される。しかもこの支持部材には、回動部
材の回動に応じた電気信号を発生するポテンシヨ
メータの抵抗パターンが形成された回路基板も固
定される。従つて、支持部材は付加ばねの保持
と、回路基板の固定とに兼用される。このため、
ケース内に設けられる部品点数が少なくなり、ケ
ースの小型化が可能になる。そして、このケース
の小型化により、エアフローメータの車両への搭
載性が向上する。
また、付加ばねと回路基板とがともに支持部材
に固定または保持されるため、付加ばねと回路基
板とを別々にケース内に固定した従来の構造に比
べ、両者の位置決めが容易になる。すなわち、付
加ばねが回動軸に対して作用し始める位置と、回
路基板に形成されたポテンシヨメータの抵抗パタ
ーンの全閉位置との位置決めは、従来、ケースに
対する回路基板の固定位置と、ケースに付する付
加ばねの固定位置との両方を考慮して設定しなけ
ればならなかつたが、本考案の構成によると、支
持部材上での抵抗パターンと付加ばねとの位置を
考慮するだけでよく、両者の位置決め設定が容易
である。
に固定または保持されるため、付加ばねと回路基
板とを別々にケース内に固定した従来の構造に比
べ、両者の位置決めが容易になる。すなわち、付
加ばねが回動軸に対して作用し始める位置と、回
路基板に形成されたポテンシヨメータの抵抗パタ
ーンの全閉位置との位置決めは、従来、ケースに
対する回路基板の固定位置と、ケースに付する付
加ばねの固定位置との両方を考慮して設定しなけ
ればならなかつたが、本考案の構成によると、支
持部材上での抵抗パターンと付加ばねとの位置を
考慮するだけでよく、両者の位置決め設定が容易
である。
また、組立時には、支持部材に付加ばねを保持
させた状態で、ケース内に組付けることが可能に
なり、別々の部品として組付ける従来の構造に比
べて組付け作業性も向上する。
させた状態で、ケース内に組付けることが可能に
なり、別々の部品として組付ける従来の構造に比
べて組付け作業性も向上する。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第2図に示すのは、エアフローメータ50の吸
気通路2内に設定されるベーン4の構成を示すも
のである。図において、ハウジング1は、内部に
断面が四角形の吸気通路2と、この吸気通路2と
連通し、外側へ扇状に突出したダンバ室3とを備
えている。ベーン4は吸入空気の流れに対向して
設定されるメジヤリングプレート5とダンパ室3
内を旋回するダンパプレート6との2枚の板状の
プレート5,6を備えており、両プレート5,6
は所定の角度をもつて回動軸7に連結されてい
る。このベーン4は回動軸7を中心に吸入空気量
に応じて旋回するもので、メジヤリングプレート
5が吸入通路2を全閉にするとき、ダンパプレー
ト5はダンパ室3の容積を最大にする位置にあ
る。
気通路2内に設定されるベーン4の構成を示すも
のである。図において、ハウジング1は、内部に
断面が四角形の吸気通路2と、この吸気通路2と
連通し、外側へ扇状に突出したダンバ室3とを備
えている。ベーン4は吸入空気の流れに対向して
設定されるメジヤリングプレート5とダンパ室3
内を旋回するダンパプレート6との2枚の板状の
プレート5,6を備えており、両プレート5,6
は所定の角度をもつて回動軸7に連結されてい
る。このベーン4は回動軸7を中心に吸入空気量
に応じて旋回するもので、メジヤリングプレート
5が吸入通路2を全閉にするとき、ダンパプレー
ト5はダンパ室3の容積を最大にする位置にあ
る。
上記回動軸7は第1図aに示すエアフローメー
タ50のハウジング1の吸気通路2外に設定され
たケース8内にハウジング1を貫通して突出し、
ケース8内に設定されたポテンシヨメータ9の一
構成をなす回動部材10と連結されている。ケー
ス8はハウジング1と一体に成形されており、ベ
ーン4の旋回に対応した電気信号を発生するポテ
ンシヨメータ9等を収納している。
タ50のハウジング1の吸気通路2外に設定され
たケース8内にハウジング1を貫通して突出し、
ケース8内に設定されたポテンシヨメータ9の一
構成をなす回動部材10と連結されている。ケー
ス8はハウジング1と一体に成形されており、ベ
ーン4の旋回に対応した電気信号を発生するポテ
ンシヨメータ9等を収納している。
またケース8内に回動部材10に接続され、回
動部材10と伴に回動する導電材料からなるスラ
イダー11、このスライダー11が摺動し、回動
角度に応じて抵抗値が変化する印刷により形成さ
れた抵抗パターンを有するセラミツク等の絶縁材
料からなる回路基板12、回路基板12を搭載固
定すると共に、ケース8内の底面のハウジング1
に対してねじ13により締結固定される支持板1
4、一端が回動軸7に固定されてベーン4が吸気
通路2を全閉状態にする旋回方向にベーン4に対
して付勢力を働かせる渦巻板状ばねからなる復帰
ばね15、一部が支持板14とハウジング1との
間に配設され、復帰ばね15の他端を固定すると
共に復帰ばね15と収納するばねケース16、お
よび復帰ばね15のベーン4に対する付勢力を所
望の状態に設定した状態でばねケース16をハウ
ジング1に対して固定すると共に支持板14をハ
ウジング1に対して固定するねじ13により支持
板14に固定されたケース止め17が配設されて
おり、ポテンシヨメータ9は基本的には上記回動
部材10,スライダー11、回路基板12、支持
板14、復帰ばね15、ばねケース16、および
ケース止め17により構成される。
動部材10と伴に回動する導電材料からなるスラ
イダー11、このスライダー11が摺動し、回動
角度に応じて抵抗値が変化する印刷により形成さ
れた抵抗パターンを有するセラミツク等の絶縁材
料からなる回路基板12、回路基板12を搭載固
定すると共に、ケース8内の底面のハウジング1
に対してねじ13により締結固定される支持板1
4、一端が回動軸7に固定されてベーン4が吸気
通路2を全閉状態にする旋回方向にベーン4に対
して付勢力を働かせる渦巻板状ばねからなる復帰
ばね15、一部が支持板14とハウジング1との
間に配設され、復帰ばね15の他端を固定すると
共に復帰ばね15と収納するばねケース16、お
よび復帰ばね15のベーン4に対する付勢力を所
望の状態に設定した状態でばねケース16をハウ
ジング1に対して固定すると共に支持板14をハ
ウジング1に対して固定するねじ13により支持
板14に固定されたケース止め17が配設されて
おり、ポテンシヨメータ9は基本的には上記回動
部材10,スライダー11、回路基板12、支持
板14、復帰ばね15、ばねケース16、および
ケース止め17により構成される。
またケース8の側壁部分には外側に図示しない
制御装置に接続されるハーネスが接続されるコネ
クタ18が設けられており、内側にスライダー1
1、回路基板12の抵抗パターン、および回路部
材10のアーム19によりベーン4の全閉時に開
路され、図示しない燃料ポンプをOFFさせる接
点20,21と電気的に接続される複数の端子2
2が設けられており、これらの端子22はコネク
タ18内の図示しないピンに接続されている。な
お接点20は板ばねで構成されている。
制御装置に接続されるハーネスが接続されるコネ
クタ18が設けられており、内側にスライダー1
1、回路基板12の抵抗パターン、および回路部
材10のアーム19によりベーン4の全閉時に開
路され、図示しない燃料ポンプをOFFさせる接
点20,21と電気的に接続される複数の端子2
2が設けられており、これらの端子22はコネク
タ18内の図示しないピンに接続されている。な
お接点20は板ばねで構成されている。
上記エアフローメータ50は、運転者により操
作される図示しないスロツトル弁の開弁状態によ
り吸入空気量が変わり、この吸入空気量による圧
力と復帰ばね15の復帰力との釣り合つた角度ま
でベーンが旋回し、その旋回位置までポテンシヨ
メータ9の回路部材10が回動して、ポテンシヨ
メータ9が回動部材10の回動位置に応じた電気
信号を発生し制御装置に出力する。
作される図示しないスロツトル弁の開弁状態によ
り吸入空気量が変わり、この吸入空気量による圧
力と復帰ばね15の復帰力との釣り合つた角度ま
でベーンが旋回し、その旋回位置までポテンシヨ
メータ9の回路部材10が回動して、ポテンシヨ
メータ9が回動部材10の回動位置に応じた電気
信号を発生し制御装置に出力する。
さらにこのケース8内には所定の抵抗−温度特
性を有するサーミスタを内部先端側に備え、サー
ミスタと接続され、他端側より延び2本の接続線
23と共に樹脂により一体成形された吸気温セン
サ24が、吸気通路2内のベーン4の全閉位置よ
りも上流位置にてケース9内の底面のハウジング
1を貫通して設定された吸気通路2と連通する連
通孔25からその先端が吸気通路2内に突出する
よう配設されており、その接続線23は端子22
に接続されている。なお、この吸気温センサ24
は支持板14によりハウジング1側にハウジング
1と吸気温センサ24との間にゴム製ガスケツト
を介して抑え付けることで取付固定されている。
性を有するサーミスタを内部先端側に備え、サー
ミスタと接続され、他端側より延び2本の接続線
23と共に樹脂により一体成形された吸気温セン
サ24が、吸気通路2内のベーン4の全閉位置よ
りも上流位置にてケース9内の底面のハウジング
1を貫通して設定された吸気通路2と連通する連
通孔25からその先端が吸気通路2内に突出する
よう配設されており、その接続線23は端子22
に接続されている。なお、この吸気温センサ24
は支持板14によりハウジング1側にハウジング
1と吸気温センサ24との間にゴム製ガスケツト
を介して抑え付けることで取付固定されている。
またこのケース8内にはベーン4の全閉位置か
ら小さい変位に相当する回動角度範囲にて回動部
材7と接触し、復帰ばねの復帰力を弱めるうずま
き状板ばねからなる付加ばね26が設けられてい
る。
ら小さい変位に相当する回動角度範囲にて回動部
材7と接触し、復帰ばねの復帰力を弱めるうずま
き状板ばねからなる付加ばね26が設けられてい
る。
第1図b,cは付加ばね26の配置、取付けに
ついての詳細を示す図であり、図において、回路
基板12を搭載固定する支持板14から延び、垂
直方向に直立した保持用突起27が支持板14と
一体的に形成され、この保持用突起27に付加ば
ね26の一端が固定されて、付加ばね26が保持
されている。そして付加ばね26の他端(当接端
28)は回動部材7のアーム19が設定される付
け根部分に形成された当接部29にベーン4の全
閉位置から小さい変位に相当する回動角度範囲に
て接触する。またベーン4の全閉位置から小さい
変化に相当する回動角度範囲以上に、回動部材7
が固定した時に、付加ばね26の当接端28が係
止される係止用突起30が保持用突起27と同様
に支持板14と一体的に形成されている。なお支
持板14の保持用突起27と係止用突起30とが
形成されている部分とケース8の底面のハウジン
グ1との間には、復帰ばね15、およびばねケー
ス16が位置するよう構成されている。
ついての詳細を示す図であり、図において、回路
基板12を搭載固定する支持板14から延び、垂
直方向に直立した保持用突起27が支持板14と
一体的に形成され、この保持用突起27に付加ば
ね26の一端が固定されて、付加ばね26が保持
されている。そして付加ばね26の他端(当接端
28)は回動部材7のアーム19が設定される付
け根部分に形成された当接部29にベーン4の全
閉位置から小さい変位に相当する回動角度範囲に
て接触する。またベーン4の全閉位置から小さい
変化に相当する回動角度範囲以上に、回動部材7
が固定した時に、付加ばね26の当接端28が係
止される係止用突起30が保持用突起27と同様
に支持板14と一体的に形成されている。なお支
持板14の保持用突起27と係止用突起30とが
形成されている部分とケース8の底面のハウジン
グ1との間には、復帰ばね15、およびばねケー
ス16が位置するよう構成されている。
上記構成によれば、支持板14に形成された保
持用突起27に保持されている付加ばね26の当
接端28が回動部材7の当接端28に接触してい
る間はベーン4に働く復帰ばね16による復帰力
が付加ばね26による力によつて弱められてお
り、吸入空気量が非常に少ない状態であつてもベ
ーン4が変位する。従つてベーン4は非常に少な
い吸入空気量に対しても応答して旋回し、回動部
材7のアーム19が回動方向に変位することで、
板ばねで構成された接点20がばね力で接点21
と接触して、燃料ポンプ用リレースイツチをなす
接点20,21が閉成され、燃料ポンプがONす
る。
持用突起27に保持されている付加ばね26の当
接端28が回動部材7の当接端28に接触してい
る間はベーン4に働く復帰ばね16による復帰力
が付加ばね26による力によつて弱められてお
り、吸入空気量が非常に少ない状態であつてもベ
ーン4が変位する。従つてベーン4は非常に少な
い吸入空気量に対しても応答して旋回し、回動部
材7のアーム19が回動方向に変位することで、
板ばねで構成された接点20がばね力で接点21
と接触して、燃料ポンプ用リレースイツチをなす
接点20,21が閉成され、燃料ポンプがONす
る。
従つて上記実施例構成において、付加ばね26
を保持する保持部材をなす保持用突起27を支持
板14と一体に構成しており、この保持用突起2
7とハウジング1との間に復帰ばね15、および
ばねケース16が位置するよう構成しているの
で、保持用突起27、および付加ばね26がケー
ス8内にて単独で占有するスペースを充分に少な
くすることが可能となる。故に、ケース8の小型
化、延いてはエアフローメータ50自体の小型化
が可能となり、車両への搭載性向上の要求にも充
分に答えられるようになる。
を保持する保持部材をなす保持用突起27を支持
板14と一体に構成しており、この保持用突起2
7とハウジング1との間に復帰ばね15、および
ばねケース16が位置するよう構成しているの
で、保持用突起27、および付加ばね26がケー
ス8内にて単独で占有するスペースを充分に少な
くすることが可能となる。故に、ケース8の小型
化、延いてはエアフローメータ50自体の小型化
が可能となり、車両への搭載性向上の要求にも充
分に答えられるようになる。
さらに上記実施例構成においては、支持板14
の一部が付加ばね26を保持する保持用突起27
を構成しているので、保持用突起27に付加ばね
26を取付けた状態で支持板14をケース8内の
ハウジング1に対して締結固定することで付加ば
ね26のケース8内での配設が完了し、故に組付
作業性が極めて向上する。
の一部が付加ばね26を保持する保持用突起27
を構成しているので、保持用突起27に付加ばね
26を取付けた状態で支持板14をケース8内の
ハウジング1に対して締結固定することで付加ば
ね26のケース8内での配設が完了し、故に組付
作業性が極めて向上する。
なお、付加ばね26は板状のものでなく、線状
のものであつてもよい。
のものであつてもよい。
以上述べたように本考案によると、支持部材が
付加ばねの保持と、回路基板の支持とに兼用され
るため、ケース内に設けられる部品点数の削減、
ケースの小型化が可能になり、エアフローメータ
の車両への搭載性を向上することができる。
付加ばねの保持と、回路基板の支持とに兼用され
るため、ケース内に設けられる部品点数の削減、
ケースの小型化が可能になり、エアフローメータ
の車両への搭載性を向上することができる。
また、付加ばねが回動軸に対して作用し始める
位置と、回路基板に形成されたポテンシヨメータ
の抵抗パターンの前閉位置との位置決め設定が容
易にできる。
位置と、回路基板に形成されたポテンシヨメータ
の抵抗パターンの前閉位置との位置決め設定が容
易にできる。
また、付加ばねが支持部材に保持されるため、
支持部材に付加ばねを保持させた状態で、ケース
内に組付けることが可能になり、別々の部品とし
て組付ける従来の構造に比べて組付け作業性も向
上することができる。
支持部材に付加ばねを保持させた状態で、ケース
内に組付けることが可能になり、別々の部品とし
て組付ける従来の構造に比べて組付け作業性も向
上することができる。
第1図aは本考案の一実施例構成を有するエア
フローメータの正面図、第1図bは第1図aのA
部詳細図、第1図cは第1図cの要部側面図、第
2図はエアフローメータの吸気通路内構成を示す
断面図、第3図は従来のエアフローメータ構成を
示す正面図てある。 1……ハウジング、2……吸気通路、4……ベ
ーン、7……回動軸、8,101……ケース、9
……ポテンシヨメータ、10,103……回動部
材、12,105……回路基板、14,106…
…支持板、15……復帰ばね、16……ばねケー
ス、17……ケース止め、18……コネクタ、1
9,107……アーム、20,21,108,1
09……接点、26,102……付加ばね、2
7,32……保持用突起、28……当接端、29
……当接部、30,33……係止用突起、50,
100……エアフローメータ、110……保持部
材。
フローメータの正面図、第1図bは第1図aのA
部詳細図、第1図cは第1図cの要部側面図、第
2図はエアフローメータの吸気通路内構成を示す
断面図、第3図は従来のエアフローメータ構成を
示す正面図てある。 1……ハウジング、2……吸気通路、4……ベ
ーン、7……回動軸、8,101……ケース、9
……ポテンシヨメータ、10,103……回動部
材、12,105……回路基板、14,106…
…支持板、15……復帰ばね、16……ばねケー
ス、17……ケース止め、18……コネクタ、1
9,107……アーム、20,21,108,1
09……接点、26,102……付加ばね、2
7,32……保持用突起、28……当接端、29
……当接部、30,33……係止用突起、50,
100……エアフローメータ、110……保持部
材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸気通路と、 前記吸気通路内に吸入空気の流れに対向して
回動可能に配設される板状のベーンと、 前記ベーンを吸入空気の流れに抗するように
付勢する復帰ばねと、 前記吸気通路に取り付けられたケースと、 前記ケース内に配設され、前記ベーンととも
に回動する回動部材と、 前記ケース内に配設され、前記ベーンの全閉
位置より小さい変位に相当する回動角度範囲に
おいて内燃機関へ燃料を送る燃料ポンプを停止
させる接点と、 前記ケース内に配設され、前記回動部材の回
動に応じた電気信号を発生するポテンシヨメー
タの抵抗パターンが形成された回路基板と、 前記ケース内に配設され、前記ベーンの全閉
位置より小さい変位に相当する回動角度範囲に
おいて前記復帰ばねの復帰力を弱める方向に前
記回動部材を付勢する付加ばねと、 前記回路基板が搭載固定されるとともに、前
記付加ばねを保持し、前記回路基板が固定され
前記付加ばねを保持した状態で前記ケース内に
固定される支持部材と を備えることを特徴とするエアフローメータ。 (2) 前記支持部材は、前記回路基板が搭載固定さ
れる板状部材であつて、該板状部材の一部に前
記付加ばねを保持する保持用突起が形成される
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載のエアフローメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985108611U JPH0439540Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985108611U JPH0439540Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62117521U JPS62117521U (ja) | 1987-07-25 |
JPH0439540Y2 true JPH0439540Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=30985965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985108611U Expired JPH0439540Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439540Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5727300A (en) * | 1980-06-09 | 1982-02-13 | Xerox Corp | Voice responding device |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP1985108611U patent/JPH0439540Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5727300A (en) * | 1980-06-09 | 1982-02-13 | Xerox Corp | Voice responding device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62117521U (ja) | 1987-07-25 |
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