JP3787875B2 - 回転スロットル位置センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃エンジンの回転スロットルシャフトの位置を検出するのに利用される回転スロットル位置センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両などの内燃エンジンは、エンジンに流入する空気の量を制御するためにスロットル弁を用いており、このスロットル弁を開くと空気を多く吸い込み閉じると空気の吸い込みが少なくなって、エンジンの速度制御が行われるようになっている。
【0003】
従来の回転スロットル位置センサは、特開平7−151508号公報に開示されたものが知られている。
【0004】
以下に、従来の回転スロットル位置センサについて、図面を参照しながら説明する。図4は従来の回転スロットル位置センサの分解斜視図、図5は同要部であるカバーを外した上面図、図6は同断面図である。図において4は有底筒状のケースで、内部にコネクタ端子1を内蔵し、一部にコネクタ部2を外方に突出するように設け、かつ相対向する側に取付部3を有するものである。またケース4の内周面は、抵抗パターン5を印刷したフィルム抵抗体7を収納して一端部にコネクタ端子1への接続部6を設け、フィルム抵抗体7の接続部6をコネクタ端子1に弾力的に圧接するV字状に折曲された櫛状の押えバネ8を組込み、さらにケース4の中央に外周面の突出部9にフィルム抵抗体7の抵抗パターン5に接触する櫛状の刷子10を取り付けたローター11が組込まれ、ケース4の上面には中央に回転スロットルシャフトを挿通し、ローター11と結合できるように中央孔12を有するカバー13を組込んで構成されている。この押えバネ8は、ケース側、抵抗体の接続部側ともにスリット状の板で構成されており、スリット状の板は円形の突部14を有し抵抗パターン5と点接触をする構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成においては、押えバネ8が、ケース4側、コネクタ端子1側ともに櫛状であるため、押えバネ8のバネ力が経時変化により劣化し、フィルム抵抗体7の接続部6とコネクタ端子1との接触圧力が低下し、また押えバネ8とコネクタ端子1の接続部6は点接触なので、回転スロットル位置センサ自体に過大な振動が加わるとフィルム抵抗体7が移動し、刷子10とフィルム抵抗体7の接する位置が変動し出力信号の精度が低下するという課題を有していた。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、信頼性の向上した回転スロットル位置センサを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の回転スロットル位置センサは、V字状の押えバネを、ケースの内周壁の一部に圧接される一枚板からなる平板と、スリット状に形成され、かつ抵抗体における接続部をコネクタ端子の一端側に圧接させる板とにより構成したものである。
【0008】
この発明によれば、信頼性の向上した回転スロットル位置センサが得られるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、外方に突出するコネクタ部を設けた有底筒状のケースと、このケース内に一端が表出し、かつ他端が前記コネクタ部内に突出してなるコネクタ端子と、前記ケースの内周壁に沿うように設けられ、かつ前記コネクタ端子の一端側に当接する接続部を有するとともに、この接続部に電気的に接続される抵抗パターンを有する抵抗体と、前記ケースに組み込まれ、かつ前記抵抗体における接続部を前記コネクタ端子の一端側に圧接させるV字状の押えバネと、前記ケース内に組み込まれ、かつ前記抵抗体の抵抗パターンに当接して摺動する刷子を有するローターと、前記ケースの開口部を封止するとともに、前記ローターと嵌合する回転スロットルシャフトを挿通させる開口を有するカバーとを備え、前記V字状の押えバネは、ケースの内周壁の一部に圧接される一枚板からなる平板と、スリット状に形成され、かつ前記抵抗体における接続部をコネクタ端子の一端側に圧接させる板とにより構成したもので、この構成によれば、コネクタ端子からの出力信号が向上するという作用を有するものである。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、V字状の押えバネにおいて、スリット状に形成され、かつ抵抗体における接続部をコネクタ端子の一端側に圧接させる板の方に突部を設け、かつこの突部をケース内に位置するコネクタ端子の一端に設けられた凹部に嵌合させるようにしたもので、この構成によれば、出力信号が向上するという作用を有するものである。
【0011】
以下、本発明の一実施の形態における回転スロットル位置センサについて図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1は本発明の一実施の形態における回転スロットル位置センサの分解斜視図、図2は同要部であるカバーを外した上面図、図3(a)は同要部である開口に回転スロットルシャフトを結合した状態を示す断面図、図3(b)は同要部である押えバネとコネクタ端子との接続を示す図である。
【0013】
図1〜図3において、20はガラス繊維を混入したポリブチレンフタレートなどの耐熱性、機械的強度に優れた合成樹脂によって成型された有底円筒状のケースであり、ケース20内には数本のコネクタ端子22が、インサート成型により組込まれており、このコネクタ端子22の一端は、ケース20の内部に表出し、他端はケース20の外周面の一部に外方に突出するように設けたコネクタ部23内に突出している。また、ケース20の外周面には、リング状のフランジ24が形成され、このフランジ24の一部の相対向する位置に取付孔25を有する取付部26が設けられている。さらにケース20の内周壁の中間部には段部27が設けられている。
【0014】
このようなケース20内にはポリイミドフィルムなどのフィルム28の片面に数本の抵抗パターン29と、この抵抗パターン29の他端にコネクタ端子22に当接して電気的な導通をとるための接続部30を印刷などにより形成した抵抗体31が組込まれる。すなわち、この抵抗体31は、ケース20の内周壁に沿い段部27で、上下方向の位置を規制されて抵抗パターンが内側になるように組込まれ、その一端部は、コネクタ端子22のケース20内に表出した部分に位置するように組込まれる。この抵抗体31の接続部30のコネクタ端子22への接続は、V字状に折曲されたステンレスなどの弾性を有する片面は一枚板からなる平板37で、他面はスリット状に形成された板38からなる押えバネ32を組込むことにより接続部30をコネクタ端子22の表出部に圧接することによって行われている。すなわち、この押えバネ32はケース20の内周壁側に平行な平板でかつ抵抗体31側にスリット状の板からなり、このスリットの一部は突部39を有し、図3(b)に示すように、コネクタ端子22に設けられた凹部50と嵌合するものである。また、押えバネ32のバネ圧は、経時変化により低下しない構成となっている。
【0015】
また、ケース20内には、ガラス繊維を混入したポリブチレンフタレートなどの合成樹脂からなる円筒状のローター33が組込まれる。このローター33は、外周面の中間部に外方への突出部34を設け、この突出部34の先端には抵抗体31の抵抗パターン29に当接してローター33の回転によって摺動する刷子35が取り付けられている。そして、この突出部34の設けられた部分と対向する側の内側は肉厚による平面を形成した回転止部36が形成されている。すなわち、ローター33の中央には円の一部を切断したような嵌合孔が形成されたことになる。そして、このような抵抗体31、押えバネ32、ローター33を組込んだケース20の開口部にはケース20と同じ材質から構成されるカバー42が取り付けられている。このカバー42の中央には回転スロットルシャフト41を挿通する開口43が設けられている。このように構成された回転スロットル位置センサは、あらかじめ組立てられており、内燃エンジンの近傍の回転スロットルシャフト41に位置合わせしながら圧入し、回転スロットルシャフト41にローター33が完全に嵌合された状態でケース20の取付部26を利用してスロットル本体44にケース20の固定を行って組込みを完了する。すなわち、回転スロットルシャフト41の平面部40と回転止部36の位置を合致させた状態で、ケース20ごと回転スロットルシャフト41側に押していくことにより、回転スロットルシャフト41の先端にローター33が嵌合されて回転方向に対して結合されることになり、その状態でビスなどを用いて、ケース20の取付部26を利用してスロットル本体44にケース20を固定する。これで、回転スロットルシャフト41がアクセルを踏みこんだり、フリーにしたりすることによって回転し、その回転と同期してローター33が回転し、ローター33に取り付けた刷子35が抵抗体31の抵抗パターン29との接触位置を変えることにより、コネクタ端子22にその接触位置に応じた電圧が得られ、その電圧の変動を信号としてエンジン内に噴射される燃料の量をコントロールすることができる。
【0016】
なお、抵抗体31としてフィルム28に抵抗パターン29を形成したものについて説明したが、ケース20の内周壁に直接抵抗パターン29を形成しても良い。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明は、抵抗体における接続部をコネクタ端子の一端側に圧接させるV字状の押えバネを、一枚板からなる平板と、スリット状に形成され、かつ前記抵抗体における接続部をコネクタ端子の一端側に圧接させる板とにより構成しているため、ケースの内周壁の一部に圧接される一枚板からなる平板をケースの内周壁に装着することにより、押えバネの装着状態が安定したものとなり、これにより、押えバネにおけるスリット状に形成された板側のバネ圧力も安定させることができるため、センサに強い振動が加わっても、抵抗体の保持力が経時変化によって劣化するようなことはなくなり、これにより、センサの出力信号が変動するということはなくなるため、信頼性が向上した回転スロットル位置センサを提供できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における回転スロットル位置センサの分解斜視図
【図2】 同要部であるカバーを外した状態の上面図
【図3】 (a)同要部である開口に回転スロットルシャフトを組込んだ状態を示す断面図
(b)同要部である押えバネとコネクタ端子との接続を示す図
【図4】 従来の回転スロットル位置センサの分解斜視図
【図5】 同要部であるカバーを外した状態の上面図
【図6】 同断面図
【符号の説明】
20 ケース
22 コネクタ端子
31 抵抗体
32 押えバネ
33 ローター
35 刷子
42 カバー

Claims (2)

  1. 外方に突出するコネクタ部を設けた有底筒状のケースと、このケース内に一端が表出し、かつ他端が前記コネクタ部内に突出してなるコネクタ端子と、前記ケースの内周壁に沿うように設けられ、かつ前記コネクタ端子の一端側に当接する接続部を有するとともに、この接続部に電気的に接続される抵抗パターンを有する抵抗体と、前記ケースに組み込まれ、かつ前記抵抗体における接続部を前記コネクタ端子の一端側に圧接させるV字状の押えバネと、前記ケース内に組み込まれ、かつ前記抵抗体の抵抗パターンに当接して摺動する刷子を有するローターと、前記ケースの開口部を封止するとともに、前記ローターと嵌合する回転スロットルシャフトを挿通させる開口を有するカバーとを備え、前記V字状の押えバネは、ケースの内周壁の一部に圧接される一枚板からなる平板と、スリット状に形成され、かつ前記抵抗体における接続部をコネクタ端子の一端側に圧接させる板とにより構成した回転スロットル位置センサ。
  2. 押えバネは、スリット状に形成され、かつ抵抗体における接続部をコネクタ端子の一端側に圧接させる板の方に突部を設け、かつこの突部をケース内に位置するコネクタ端子の一端に設けられた凹部に嵌合させるようにした請求項1記載の回転スロットル位置センサ。
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