JPH09222302A - 回転スロットル位置センサ - Google Patents

回転スロットル位置センサ

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Publication number
JPH09222302A
JPH09222302A JP3028996A JP3028996A JPH09222302A JP H09222302 A JPH09222302 A JP H09222302A JP 3028996 A JP3028996 A JP 3028996A JP 3028996 A JP3028996 A JP 3028996A JP H09222302 A JPH09222302 A JP H09222302A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
case
cover
position sensor
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP3028996A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nakaya
健雄 中家
Keiichi Asai
恵一 浅井
Kazuyuki Tsujioka
一幸 辻岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to DE69728477T priority patent/DE69728477T2/de
Priority to EP97900124A priority patent/EP0821217B1/en
Publication of JPH09222302A publication Critical patent/JPH09222302A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関のスロットルシャフトの位置を検出
する回転スロットル位置センサにおいて、信頼性の高い
ものを提供することを目的とする。 【解決手段】 カバー29の下部に設けた突部33がケ
ースへの取付け時に、ロータ23の上面に設けた突部2
7を押さえつけるので、回転始点が常に一定に固定され
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のスロッ
トルシャフトの位置を検出するために利用される回転ス
ロットル位置センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両などの内燃機関は、エンジンに流入
する空気の量を制御するためにスロットル弁を用いてお
り、このスロットル弁を開くと空気を多く吸い込み、閉
じると空気の吸い込みが少なくなって、エンジンの速度
制御が行われるようになっている。このスロットル弁は
アクセルペダルに連結されていて、アクセルペダルの踏
み込み量によって開閉制御されるようになっている。
【0003】従来の回転スロットル位置センサは、特開
平7−151508号公報に開示されたものが知られて
いる。
【0004】以下に、従来の回転スロットル位置センサ
について、図面を参照しながら説明する。図6(a)は
従来の回転スロットル位置センサの内部構成要素が見え
るようにするためカバーが取り外されている状態の底面
図、図6(b)は同要部であるロータと支持アームとの
拡大図、図7は同断面図である。図において、1は有底
筒状のケースで、このケース1の内壁面から中心に向か
って支持アーム2を有している。3はケース1の内周壁
に沿って設けられた抵抗パターン(図示せず)を有して
なるフィルム抵抗体である。4はフィルム抵抗体3に電
気的に接続されるとともにケース1の外部に接続する外
部端子である。5はケース1に設けられた支持アーム2
に当接するように設けられた突型形状のロータで、この
ロータ5の突型形状部9の先端部にフィルム抵抗体3の
抵抗パターンと摺接する刷子6を有している。ここで、
ケース1は内壁面から中心に向かって一対の支持アーム
2を有し、その先端部にロータ5の外周に設けられた突
部7と嵌合する溝8を設けてなるものである。
【0005】この回転スロットル位置センサは、図6
(b)に示すようにロータ5の外周に設けられた突部7
をケース1の支持アーム2に設けた凹状の溝8に挿入し
ながら組立て、初期の刷子6の位置を所望の位置に設定
する構成となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、回転スロットル位置センサを組立てるとき
に、ロータ5の外周部に設けられた突部7をケース1の
支持アーム2に設けた溝8に挿入することにより、刷子
6の初期位置を所望の位置に設定できるが、ケース1の
溝8にロータ5に設けた突部7を確実に挿入しなければ
ならないため、組立てが複雑であったり、突部7を溝8
への挿入ミスをした状態で組立てるとロータ5がケース
1に対し偏芯した状態で組付けられ相手側のスロットル
軸との嵌合時にロータ5が破損したり、回転スロットル
位置センサを取付けるスロットル本体の望ましい位置に
取付けられなかったりするという課題を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、信頼性の向上した回転スロットル位置センサを提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ロータの上面に有する突部とカバーに設け
た突部とが互いに当接し刷子の初期位置を設定する構成
としたものである。
【0009】この発明によれば、組立て時の工数が少な
く、安価な回転スロットル位置センサが得られるもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、有底筒状のケースとこのケースの内周壁に設けられ
た抵抗パターンを有する抵抗体と、この抵抗体と電気的
に接続される外部接続用のコネクタ端子と、前記ケース
の内底面と摺接して回転するとともに内周壁の前記抵抗
体上の抵抗パターンと摺接する刷子を有するロータと、
前記ケースの開口端に前記ロータと当接して前記ロータ
の回転動作を制限する突部を有するカバーとを備え、組
立時にロータに設けた突部が前記カバーに設けた突部と
接することによって、ロータの回転始点に位置決めされ
るよう構成し、組立て性が向上するという作用を有する
ものである。
【0011】以下に、本発明の一実施の形態における回
転スロットル位置センサについて図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の一実施の形態における回転スロ
ットル位置センサの分解斜視図、図2は同要部であるカ
バーを外した上面図、図3は開口に回転スロットルシャ
フトを挿入した同断面図である。図4(a)(b)は組
立時に同要部であるカバーの突部がロータの突部に接し
て固定された状態を表す上面図および断面図である。ま
た図5(a)(b)はスロットル本体への装着後の同要
部であるカバーの突部がロータの突部と接していない状
態の上面図および断面図である。図において、11はガ
ラス繊維を混入したポリブチレンテレフタレート等の耐
熱性、機械強度に優れた合成樹脂によって成形された有
底筒状のケースであり、このケース11の内底部には底
面側から上面側に突出する円柱状のガイド部11aが設
けられている。また、ケース11内には3本の外部接続
用のコネクタ端子12がインサート成形により組込まれ
ており、このコネクタ端子12の一端はケース11の内
部に表出し、他端はケース11の外周面の一部の外方に
突出するように設けたコネクタ13内に突出している。
【0012】また、ケース11の外周面にはリング状の
フランジ14が設けられ、このフランジ14の一部の相
対向する位置に取付穴15を有する取付部16が設けら
れている。さらに、ケース11の内周壁の中間部には段
部17が設けられている。このようなケース11内に
は、ポリイミドフィルム等の樹脂フィルム18の片面に
3本の抵抗パターン19と、この抵抗パターン19の他
端にコネクタ端子12に当接して電気的に導通を取るた
めの接続部20を印刷等により形成した抵抗体21が組
込まれる。
【0013】すなわち、この抵抗体21は、ケース11
の内周壁に沿い、段部17で上下方向の位置を規制され
て抵抗パターン19が内側にくるように組込まれ、その
一端部はコネクタ端子12のケース11内に表出した部
分に位置するように組込まれる。この抵抗体21の接続
部20のコネクタ端子12への接続はU字状に折曲され
たステンレス等の金属板からなる押さえバネ22により
接続され、この押さえバネ22は片面は平板で他面は櫛
形に形成されており、接続は接続部20をコネクタ端子
12の表出部に圧接することにより行われている。ま
た、ケース11内にはガラス繊維を混入したポリブチレ
ンテレフタレート等の合成樹脂からなる円筒状のロータ
23が組込まれる。このロータ23は外周面の中間部に
外方へ突出する突出部24を設け、この突出部24の先
端には抵抗体21の抵抗パターン19に当接してロータ
23の回転によって摺動する刷子25が取付けられてい
る。そして、この突出部24と対向する側の内側は厚肉
による平面を形成した回転規制部26が形成されてい
る。すなわち、ロータ23の中央には円の一部を切断し
たような回転スロットルシャフトとの嵌合穴が形成され
たことになる。また、回転規制部26は、上部から中間
部まで形成され、下部にはケース11のガイド部11a
に嵌まり込んで支持される真円の中心穴28が設けられ
ている。さらに、このように抵抗体21、押さえバネ2
2、ロータ23を組込んだケース11の開口部にはケー
ス11と同じ材質から構成されるカバー29が取付けら
れている。このカバー29の中央部にはスロットルシャ
フト30を挿通する開口部31が設けられるとともに、
ロータ23の突部27に当接してロータ23の左右の回
転動作を制限するようにケース11の内部に向かって突
部32,33を有している。
【0014】そして、図4(a)(b)に示すようにカ
バー29に設けた突部33、がカバー29をケース11
に取付けと同時に、ロータ23に有する突部27と接し
て保持した状態でケース11とカバー29を熱溶着で固
定し、初期の刷子25の位置を回転初期の位置に設定す
るように構成されている。このように構成された回転ス
ロットル位置センサは、あらかじめ組立てられており、
内燃エンジンの近傍の回転スロットルシャフト30に位
置合わせしながら圧入し、回転スロットルシャフト30
にロータ23が完全に嵌合された状態でケース11の取
付部16を利用してスロットル本体44にケース11の
固定を行って組込みを完了する。すなわち、回転スロッ
トルシャフト30の平面部40と回転規制部26の位置
を合致させた状態で、ケース11ごと回転スロットルシ
ャフト30側に押していくことにより、回転スロットル
シャフト30の先端にロータ23が嵌合されて回転方向
に対して結合されることになり、その状態でビスなどを
用いて、ケース11の取付部16を利用してスロットル
本体44にケース11を固定する。これで、回転スロッ
トルシャフト30がアクセルを踏みこんだり、フリーに
したりすることによって回転し、その回転と同期してロ
ータ23が回転し、ロータ23に取付けた刷子25が抵
抗体21の抵抗パターン19との接触位置を変えること
により、コネクタ端子12にその接触位置に応じた電圧
が得られ、その電圧の変動を信号としてエンジン内に噴
射される燃料の量をコントロールすることができる。カ
バー29をケース11に組込むとき、ロータ23の突部
27が、カバー29の突部33に押さえつけられるの
で、回転スロットル位置センサは、ロータの回転始点に
常に一定に固定されているため、内燃機関の近傍のスロ
ットルシャフトに組付けられる際に、ロータの位置を修
正する必要がなく回転スロットル位置センサの組立て作
業が容易に行える。また、スロットルシャフトに組付け
が完了した後は、スロットルシャフトの回転角度がスロ
ットル本体側で規制されており、図5(a)(b)に示
すようにカバー29の突部33およびロータ23の突部
27が接しない構成なため、スロットルシャフトの回転
に同期してスムーズなロータの回転が得られる。
【0015】なお、上述した実施の形態において、カバ
ーの突部がロータの突部と接して固定する構成とした
が、カバーの突部とケースに設けた突部が接することに
よりロータが固定されるような構成にしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、回転スロットル
位置センサの組立時に、容易にロータの回転始点を一定
に固定することができ、回転スロットル位置センサを、
スロットルシャフトに組付ける際に、ロータの位置を修
正する必要がなく、スロットルシャフトへの組立て作業
を容易に行うことができる回転スロットル位置センサを
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における回転スロットル
位置センサの分解斜視図
【図2】同要部であるカバーを外した状態の上面図
【図3】同要部である開口にスロットルシャフトを組込
んだ状態を示す断面図
【図4】(a)同ロータとカバーが組付けられた状態の
上面図 (b)同断面図
【図5】(a)同ロータとカバーが組付けられた状態の
上面図 (b)同断面図
【図6】(a)従来の回転スロットル位置センサのカバ
ーを取外した状態の底面図 (b)同要部の拡大図
【図7】従来の回転スロットル位置センサの断面図
【符号の説明】
11 ケース 11a ガイド部 12 コネクタ端子 13 コネクタ 14 フランジ 15 取付穴 16 取付部 17 段部 18 樹脂フィルム 19 抵抗パターン 20 接続部 21 抵抗体 22 押さえバネ 23 ロータ 24 突出部 25 刷子 26 回転規制部 27 突部 28 中心穴 29 カバー 30 スロットルシャフト 32,33 突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状のケースと、このケースの内周
    壁に設けられた抵抗パターンを有する抵抗体と、この抵
    抗体と電気的に接続される外部接続用のコネクタ端子
    と、前記ケースの内底面と摺接して回転するとともに内
    周壁の前記抵抗体上の抵抗パターンを摺接する刷子とを
    有するロータと、前記ケースの開口端に前記ロータに設
    けた突部と当接して前記ロータの回転動作を制限する突
    部を有するカバーとを備え、前記ロータは、前記カバー
    によって、前記ロータの回転始点に位置決めされるよう
    にしてなる回転スロットル位置センサ。
JP3028996A 1996-01-10 1996-02-19 回転スロットル位置センサ Pending JPH09222302A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3028996A JPH09222302A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 回転スロットル位置センサ
PCT/JP1997/000043 WO1997025589A1 (fr) 1996-01-10 1997-01-10 Detecteur de position pour une soupape d'etranglement rotative
DE69728477T DE69728477T2 (de) 1996-01-10 1997-01-10 Positionsdetektor für eine rotierende drosselklappe
EP97900124A EP0821217B1 (en) 1996-01-10 1997-01-10 Rotating throttle position sensor
US08/894,805 US6029510A (en) 1996-01-10 1997-10-10 Rotary throttle position sensor

Applications Claiming Priority (1)

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JP3028996A JPH09222302A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 回転スロットル位置センサ

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JP (1) JPH09222302A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100328498B1 (ko) * 1999-07-14 2002-03-16 김영봉 스로틀 포지션 센서
JP2007248275A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Nippon Seiki Co Ltd 角度検出器
WO2010071067A1 (ja) * 2008-12-17 2010-06-24 日本精機株式会社 位置検出装置

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