JPH11295017A - 回転スロットル位置センサ - Google Patents

回転スロットル位置センサ

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JPH11295017A
JPH11295017A JP9565498A JP9565498A JPH11295017A JP H11295017 A JPH11295017 A JP H11295017A JP 9565498 A JP9565498 A JP 9565498A JP 9565498 A JP9565498 A JP 9565498A JP H11295017 A JPH11295017 A JP H11295017A
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JP
Japan
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electrode
case
pattern
gnd
resistor
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JP9565498A
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English (en)
Inventor
Takeo Nakaya
健雄 中家
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関のスロットルシャフトの位置を検出
するために利用される回転スロットル位置センサにおい
て、出力特性が不安定になるということのない回転スロ
ットル位置センサを提供することを目的とする。 【解決手段】 抵抗体基体27におけるケースの開口部
側に位置する部分に出力電極30、GND電極33およ
び電源電極35を配置して、出力電極30、GND電極
33および電源電極35と抵抗体基体27におけるケー
スの開口部側に位置する端部との間には第1,第2,第
3の接続パターン29,32,34を設けない構成とし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のスロッ
トルシャフトの位置を検出するために利用される回転ス
ロットル位置センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両等の内燃機関は、エンジンに
流入する空気の量を制御するためにスロットル弁を用い
ており、このスロットル弁を開くと空気を多く吸い込
み、閉じると空気の吸い込みが少なくなって、エンジン
の速度制御が行われるようになっている。このスロット
ル弁はアクセルペダルに連結されていて、アクセルペダ
ルの踏み込み量によって開閉制御されるようになってい
る。
【0003】従来のこの種の回転スロットル位置センサ
としては、特開平7−151508号公報に開示された
ものが知られている。
【0004】以下、従来の回転スロットル位置センサに
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0005】図5は従来の回転スロットル位置センサの
内部構造を示した上面図、図6は同側断面図である。
【0006】図5、図6において、1は有底筒状のケー
スで、このケース1の外側面には外方へ突出するように
コネクタ部2を設けており、かつこのコネクタ部2には
コネクタ端子3が設けられ、そしてこのコネクタ端子3
は一端を前記ケース1の内側に配設するとともに、他端
を外方へ突出させている。4はフィルム状の抵抗体基体
で、この抵抗体基体4は前記ケース1の内壁に当接する
ように設けられている。そしてこの抵抗体基体4におけ
る前記ケース1の内壁に当接しない面には、図7に示す
ように抵抗パターン5が設けられ、かつこの抵抗パター
ン5は一端を第1の接続パターン6を介して出力電極7
と電気的に接続している。また前記抵抗パターン5と平
行にGNDパターン8を設けており、このGNDパター
ン8は一端を第2の接続パターン9を介してGND電極
10と電気的に接続するとともに、他端を第3の接続パ
ターン11を介して電源電極12と電気的に接続してい
る。13は金属製の板バネで、この板バネ13は前記ケ
ース1の開口部側より挿入され、この板バネ13によ
り、前記抵抗体基体4の出力電極7、GND電極10お
よび電源電極12を前記ケース1の内側でコネクタ端子
3の一端部に圧接させている。14は樹脂製のロータ
で、このロータ14は前記ケース1の内側に回転自在に
収納されるとともに、側面に刷子15を設け、この刷子
15を前記抵抗体基体4の抵抗パターン5とGNDパタ
ーン8とに摺接させるものである。また前記ロータ14
の内側には相手側回転スロットルシャフト(図示せず)
と嵌合する凹部16を設けている。18は樹脂製のカバ
ーで、このカバー18は前記ケース1の開口部を閉塞す
るとともに、略中央に孔19を設けており、この孔19
に相手側の回転スロットルシャフト(図示せず)を挿通
するものである。
【0007】以上のように構成された従来の回転スロッ
トル位置センサについて、次にその製造方法を説明す
る。
【0008】まず、成形金型に3本のコネクタ端子3を
設置した後、成形金型(図示せず)に高温で溶融された
樹脂を流し込み、室温で冷却してケース1を成形する。
【0009】次に、予め裁断されたフィルム状の抵抗体
基体4に抵抗ペーストおよびAgのペーストを印刷した
後、焼成し、前記抵抗パターン5、GNDパターン8、
第1の接続パターン6、第2の接続パターン9、第3の
接続パターン11、出力電極7、GND電極10および
電源電極12を前記抵抗体基体4に焼き付ける。
【0010】次に、前記ケース1のコネクタ端子3の一
端と前記抵抗体基体4に設けた出力電極7、GND電極
10および電源電極12とが当接するように、ケース1
の開口部より前記抵抗体基体4を前記ケース1の内側面
に挿入する。
【0011】次に、前記ケース1の開口部より板バネ1
3を前記ケース1内に挿入し、前記抵抗体基体4の出力
電極7、GND電極10および電源電極12を前記ケー
ス1のコネクタ端子3の一端に圧接させる。
【0012】次に、前記抵抗体基体4と板バネ13とを
設けた前記ケース1の内側に開口部より、予め刷子15
を固着したロータ14を収納した後、ケース1の開口部
をカバー18で閉塞する。
【0013】以上のように構成された回転スロットル位
置センサについて、次にその動作を説明する。
【0014】内燃エンジン近傍の相手側回転スロットル
シャフト(図示せず)にロータ14の凹部16を圧入す
ると、この相手側回転スロットルシャフト(図示せず)
の回転と同期して、前記ロータ14が回転し、そしてこ
のロータ14に取り付けた刷子15が、抵抗体基体4の
抵抗パターン5およびGNDパターン8との接触位置を
変えることにより前記抵抗体基体4の出力電極7に刷子
15の接触位置に応じた出力電圧が得られ、この出力電
圧の変動を信号として、エンジン内に噴射される燃料の
量をコントロールすることができるものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、出力電極7、GND電極10およ
び電源電極12を抵抗体基体4におけるケース1の開口
部側とは反対側に位置する部分に配置し、かつ前記出力
電極7、GND電極10および電源電極12と前記抵抗
体基体4におけるケース1の開口部側に位置する端部と
の間に第1の接続パターン6、第2の接続パターン9お
よび第3の接続パターン11を設けた構成となっている
ため、ケース1の開口部側より板バネ13を挿入して前
記抵抗体基体4の出力電極7、GND電極10および電
源電極12とコネクタ端子3の一端部とを圧接させる際
に、前記板バネ13が抵抗体基体4の裏側から第1の接
続パターン6、第2の接続パターン9および第3の接続
パターン11を擦ってしまい、そしてこの擦り動作によ
り、前記第1,第2,第3の接続パターン6,9,11
が微少に削られてこれらの接続パターン6,9,11に
抵抗が生じ、その結果、出力特性が不安定になるという
課題を有していた。
【0016】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、出力特性が不安定になるということはない回転スロ
ットル位置センサを提供することを目的とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の回転スロットル位置センサは、コネクタ端子
の一端部を内側に配置するとともにコネクタ端子の他端
部を外方へ突出するコネクタ部内に設けた有底筒状のケ
ースと、このケースの内壁に当接するように設けられ、
かつケースの内壁に当接しない面に、一端を第1の接続
パターンを介して出力電極と電気的に接続した抵抗パタ
ーンとこの抵抗パターンと平行に設けられ一端を第2の
接続パターンを介してGND電極と電気的に接続すると
ともに他端を第3の接続パターンを介して電源電極と電
気的に接続したGNDパターンとを設けたフィルム状の
抵抗体基体と、前記ケースの開口部側より挿入され、か
つ前記抵抗体基体の出力電極、GND電極および電源電
極を前記ケースの内側で前記コネクタ端子の一端部に圧
接させて電気的に接続する板バネと、前記ケースの内側
に回転自在に収納されるとともに前記抵抗体基体の抵抗
パターンとGNDパターンと摺接する刷子を設け、かつ
相手側回転スロットルシャフトと嵌合する凹部を設けた
ロータと、前記ケースの開口部を閉塞するとともに略中
央に相手側回転スロットルシャフトを挿通する孔を有す
るカバーとを備え、前記抵抗体基体におけるケースの開
口部側に位置する部分に前記出力電極、GND電極およ
び電源電極を配置して、前記出力電極、GND電極およ
び電源電極と前記抵抗体基体におけるケースの開口部側
に位置する端部との間には前記第1,第2,第3の接続
パターンを設けない構成としたもので、この構成によれ
ば、出力特性が不安定になるということはない回転スロ
ットル位置センサを提供することができるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コネクタ端子の一端部を内側に配置するとともにコ
ネクタ端子の他端部を外方へ突出するコネクタ部内に設
けた有底筒状のケースと、このケースの内壁に当接する
ように設けられ、かつケースの内壁に当接しない面に、
一端を第1の接続パターンを介して出力電極と電気的に
接続した抵抗パターンとこの抵抗パターンと平行に設け
られ一端を第2の接続パターンを介してGND電極と電
気的に接続するとともに他端を第3の接続パターンを介
して電源電極と電気的に接続したGNDパターンとを設
けたフィルム状の抵抗体基体と、前記ケースの開口部側
より挿入され、かつ前記抵抗体基体の出力電極、GND
電極および電源電極を前記ケースの内側で前記コネクタ
端子の一端部に圧接させて電気的に接続する板バネと、
前記ケースの内側に回転自在に収納されるとともに前記
抵抗体基体の抵抗パターンとGNDパターンと摺接する
刷子を設け、かつ相手側回転スロットルシャフトと嵌合
する凹部を設けたロータと、前記ケースの開口部を閉塞
するとともに略中央に相手側回転スロットルシャフトを
挿通する孔を有するカバーとを備え、前記抵抗体基体に
おけるケースの開口部側に位置する部分に前記出力電
極、GND電極および電源電極を配置して、前記出力電
極、GND電極および電源電極と前記抵抗体基体におけ
るケースの開口部側に位置する端部との間には前記第
1,第2,第3の接続パターンを設けない構成としたも
ので、この構成によれば、抵抗体基体におけるケースの
開口部側に位置する部分に前記出力電極、GND電極お
よび電源電極を配置して、前記出力電極、GND電極お
よび電源電極と前記抵抗体基体におけるケースの開口部
側に位置する端部との間には前記第1,第2,第3の接
続パターンを設けない構成としたため、ケースの開口部
側より板バネを挿入して前記抵抗体基体の出力電極、G
ND電極および電源電極とコネクタ端子の一端部とを圧
接させる際に、前記板バネが第1の接続パターン、第2
の接続パターンおよび第3の接続パターンを抵抗体基体
の裏側から擦ってしまうということはなくなり、これに
より、前記第1,第2,第3の接続パターンが微少に削
られるということはないため、従来のように接続パター
ンに抵抗が生じて出力特性が不安定になるということは
ないという作用を有するものである。
【0019】以下、本発明の一実施の形態における回転
スロットル位置センサについて図面を参照しながら説明
する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態における回転
スロットル位置センサの分解斜視図、図2は同回転スロ
ットル位置センサにおけるケースの内部構成を示す上面
図、図3は同回転スロットル位置センサにおける抵抗体
基体の上面図である。
【0021】図1〜図3において、21はガラス繊維を
混入したポリブチレンテレフタレート等の耐熱性、機械
強度に優れた合成樹脂によって成形された有底筒状のケ
ースで、このケース21には、外側面の一部から外方へ
突出するようにコネクタ部22を設けており、このコネ
クタ部22内には数本の外部接続用のコネクタ端子23
がインサート成形により一体に組み込まれている。そし
て前記コネクタ端子23は一端部を前記ケース21の内
部に表出させるとともに、他端部を前記ケース21のコ
ネクタ部22内に外方へ向かって突出させている。そし
てまた、前記ケース21の外周面にはリング状のフラン
ジ部24が形成され、かつこのフランジ部24の一部の
相対向する位置には取付穴25を有する取付部26を設
けている。27はポリイミドフィルムなどの樹脂フィル
ム基板からなる抵抗体基体で、この抵抗体基体27は前
記ケース21の内壁面に設けられ、かつこの抵抗体基体
27における前記ケース21の内壁面に当接しない面に
は抵抗パターン28を設けており、この抵抗パターン2
8の一端は第1の接続パターン29を介して出力電極3
0と電気的に接続されている。また、前記抵抗体基体2
7の上面には、前記抵抗パターン28と平行にGNDパ
ターン31を設けており、このGNDパターン31は一
端を第2の接続パターン32を介してGND電極33と
電気的に接続するとともに、他端を第3の接続パターン
34を介して電源電極35と電気的に接続している。そ
してまた、前記抵抗体基体27におけるケース21の開
口部側に位置する部分に前記出力電極30、GND電極
33および電源電極35を配置して、前記出力電極3
0、GND電極33および電源電極35と前記抵抗体基
体27におけるケース21の開口部側に位置する端部と
の間には、前記第1の接続パターン29、第2の接続パ
ターン32および第3の接続パターン34を設けない構
成としているものである。36はV字形状をなす金属製
の板バネで、この板バネ36は前記ケース21の開口部
側より挿入されて前記抵抗体基体27の出力電極30、
GND電極33および電源電極35を前記ケース21の
内側で前記コネクタ端子23の一端部に圧接させて電気
的に接続するものである。37は樹脂製のロータで、こ
のロータ37は前記ケース21の内側に回転自在に収納
されるとともに、側面に刷子38を設けており、この刷
子38は前記抵抗体基体27の抵抗パターン28および
GNDパターン31と摺接するものである。また、前記
ロータ37の内側には、相手側回転スロットルシャフト
(図示せず)を嵌合する凹部39を設けている。40は
樹脂製のカバーで、このカバー40は前記ケース21の
開口部を閉塞するとともに、略中央に孔41を設けてお
り、この孔41に相手側回転スロットルシャフト(図示
せず)を挿通するものである。以上のように構成された
本発明の一実施の形態における回転スロットル位置セン
サについて、次にその製造方法を説明する。
【0022】まず、成形金型(図示せず)に3本のコネ
クタ端子23を設置した後、成形金型(図示せず)に約
200℃で溶融されたポリブチレンテレフタレート等の
熱可塑性樹脂を流し込み、室温で冷却してケース21を
形成する。
【0023】次に、約70〜120mmの幅に裁断された
ポリイミドなどの樹脂からなるフィルム状の抵抗体基体
27にポリイミド等のバインダ樹脂を含有した抵抗ペー
スト(図示せず)を印刷し、約170℃〜180℃で約
1〜120分間焼成し、抵抗パターン28およびGND
パターン31を形成する。
【0024】次に、前記抵抗パターン28およびGND
パターン31を設けた抵抗体基体27にAgおよびポリ
イミド等のバインダ樹脂を含有した抵抗ペースト(図示
せず)を印刷し、約170℃〜180℃で約1〜120
分間焼成し、第1の接続パターン29、第2の接続パタ
ーン32および第3の接続パターン34、出力電極3
0、GND電極33および電源電極35を前記抵抗体基
体27に形成する。
【0025】次に、前記ケース21のコネクタ端子23
におけるケース21の内部側に表出した表出部(図示せ
ず)に抵抗体基体27の内表面に設けた前記出力電極3
0、GND電極33および電源電極35が当接するよう
に、前記ケース21の内側面に前記抵抗体基体27を前
記ケース21の開口部より挿入する。
【0026】次に、板バネ36を前記抵抗体基体27を
設けたケース21の開口部側より挿入し、前記抵抗体基
体27の出力電極30、GND電極33および電源電極
35を前記ケース21の内側でコネクタ端子23の一端
部に圧接させる。
【0027】この場合、前記抵抗体基体27は、ケース
21の開口部側に位置する部分に前記出力電極30、G
ND電極33および電源電極35を配置して、前記出力
電極30、GND電極33および電源電極35と前記抵
抗体基体27におけるケース21の開口部側に位置する
端部との間には、前記第1の接続パターン29、第2の
接続パターン32および第3の接続パターン34を設け
ない構成としているため、ケース21の開口部側より板
バネ36を挿入して前記抵抗体基体27の出力電極3
0、GND電極33および電源電極35とコネクタ端子
23の一端部とを圧接させる場合、前記板バネ36が第
1の接続パターン29、第2の接続パターン32および
第3の接続パターン34を前記抵抗体基体27の裏側か
ら擦ってしまうということはなくなり、これにより、前
記第1,第2,第3の接続パターン29,32,34が
微少に削られるということはないため、接続パターンに
抵抗が発生するということもなく、その結果、回転スロ
ットル位置センサの出力特性が不安定になるということ
はないという作用効果を有するものである。
【0028】次に、前記抵抗体基体27と板バネ36と
を設けたケース21の内側に、上方より予め刷子38を
固着したロータ37を収納した後、前記ケース21の開
口部をカバー40で閉塞する。
【0029】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における回転スロットル位置センサについて、次に
その動作を説明する。
【0030】内燃エンジンの近傍の相手側回転スロット
ルシャフト(図示せず)に回転スロットル位置センサに
おけるロータ37に設けた凹部39を位置合わせしなが
ら圧入し、ケース21の取付部26を利用してスロット
ルボディ本体(図示せず)にケース21を固定し、組み
込みを完了する。そして、この相手側回転スロットルシ
ャフト(図示せず)は、アクセルを踏み込んだり、フリ
ーにすることによって回転するもので、この回転と同期
して前記ロータ37が回転し、そしてこのロータ37に
固着した刷子38が、前記抵抗体基体27の抵抗パター
ン28およびGNDパターン31との接触位置を変える
ことにより、出力電極30を介してコネクタ端子23
に、その接触位置に応じた出力電圧が得られ、その出力
電圧の変動を信号として、エンジン内に噴射される燃料
の量をコントロールすることができるものである。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の回転スロットル位
置センサは、コネクタ端子の一端部を内側に配置すると
ともにコネクタ端子の他端部を外方へ突出するコネクタ
部内に設けた有底筒状のケースと、このケースの内壁に
当接するように設けられ、かつケースの内壁に当接しな
い面に、一端を第1の接続パターンを介して出力電極と
電気的に接続した抵抗パターンとこの抵抗パターンと平
行に設けられ一端を第2の接続パターンを介してGND
電極と電気的に接続するとともに他端を第3の接続パタ
ーンを介して電源電極と電気的に接続したGNDパター
ンとを設けたフィルム状の抵抗体基体と、前記ケースの
開口部側より挿入され、かつ前記抵抗体基体の出力電
極、GND電極および電源電極を前記ケースの内側で前
記コネクタ端子の一端部に圧接させて電気的に接続する
板バネと、前記ケースの内側に回転自在に収納されると
ともに前記抵抗体基体の抵抗パターンとGNDパターン
と摺接する刷子を設け、かつ相手側回転スロットルシャ
フトと嵌合する凹部を設けたロータと、前記ケースの開
口部を閉塞するとともに略中央に相手側回転スロットル
シャフトを挿通する孔を有するカバーとを備え、前記抵
抗体基体におけるケースの開口部側に位置する部分に前
記出力電極、GND電極および電源電極を配置して、前
記出力電極、GND電極および電源電極と前記抵抗体基
体におけるケースの開口部側に位置する端部との間には
前記第1,第2,第3の接続パターンを設けない構成と
したもので、この構成によれば、抵抗体基体におけるケ
ースの開口部側に位置する部分に前記出力電極、GND
電極および電源電極を配置して、前記出力電極、GND
電極および電源電極と前記抵抗体基体におけるケースの
開口部側に位置する端部との間には前記第1,第2,第
3の接続パターンを設けない構成としたため、ケースの
開口部側より板バネを挿入して前記抵抗体基体の出力電
極、GND電極および電源電極とコネクタ端子の一端部
とを圧接させる際に、前記板バネが第1の接続パター
ン、第2の接続パターンおよび第3の接続パターンを抵
抗体基体の裏側から擦ってしまうということはなくな
り、これにより、前記第1,第2,第3の接続パターン
が微少に削られるということはないため、従来のように
接続パターンに抵抗が生じて出力特性が不安定になると
いうことはないというすぐれた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における回転スロットル
位置センサの分解斜視図
【図2】同回転スロットル位置センサにおけるカバーを
外した状態を示すケースの上面図
【図3】同回転スロットル位置センサにおける抵抗体基
体の上面図
【図4】同回転スロットル位置センサにおけるケースに
板バネを挿入するときの状態を示す側断面図
【図5】従来の回転スロットル位置センサのカバーを外
した状態を示すケースの上面図
【図6】同回転スロットル位置センサの側断面図
【図7】同回転スロットル位置センサにおける抵抗体基
体の上面図
【符号の説明】
21 ケース 22 コネクタ部 23 コネクタ端子 27 抵抗体基体 28 抵抗パターン 29 第1の接続パターン 30 出力電極 31 GNDパターン 32 第2の接続パターン 33 GND電極 34 第3の接続パターン 35 電源電極 36 板バネ 37 ロータ 38 刷子 39 凹部 40 カバー 41 孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ端子の一端部を内側に配置する
    とともにコネクタ端子の他端部を外方へ突出するコネク
    タ部内に設けた有底筒状のケースと、このケースの内壁
    に当接するように設けられ、かつケースの内壁に当接し
    ない面に、一端を第1の接続パターンを介して出力電極
    と電気的に接続した抵抗パターンとこの抵抗パターンと
    平行に設けられ一端を第2の接続パターンを介してGN
    D電極と電気的に接続するとともに他端を第3の接続パ
    ターンを介して電源電極と電気的に接続したGNDパタ
    ーンとを設けたフィルム状の抵抗体基体と、前記ケース
    の開口部側より挿入され、かつ前記抵抗体基体の出力電
    極、GND電極および電源電極を前記ケースの内側で前
    記コネクタ端子の一端部に圧接させて電気的に接続する
    板バネと、前記ケースの内側に回転自在に収納されると
    ともに前記抵抗体基体の抵抗パターンとGNDパターン
    と摺接する刷子を設け、かつ相手側回転スロットルシャ
    フトと嵌合する凹部を設けたロータと、前記ケースの開
    口部を閉塞するとともに略中央に相手側回転スロットル
    シャフトを挿通する孔を有するカバーとを備え、前記抵
    抗体基体におけるケースの開口部側に位置する部分に前
    記出力電極、GND電極および電源電極を配置して、前
    記出力電極、GND電極および電源電極と前記抵抗体基
    体におけるケースの開口部側に位置する端部との間には
    前記第1,第2,第3の接続パターンを設けない構成と
    した回転スロットル位置センサ。
JP9565498A 1998-04-08 1998-04-08 回転スロットル位置センサ Pending JPH11295017A (ja)

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JP9565498A JPH11295017A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 回転スロットル位置センサ

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