JPH09203607A - 回転スロットル位置センサ - Google Patents

回転スロットル位置センサ

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Publication number
JPH09203607A
JPH09203607A JP1255196A JP1255196A JPH09203607A JP H09203607 A JPH09203607 A JP H09203607A JP 1255196 A JP1255196 A JP 1255196A JP 1255196 A JP1255196 A JP 1255196A JP H09203607 A JPH09203607 A JP H09203607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cover
resistor
rotor
rotary throttle
Prior art date
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Pending
Application number
JP1255196A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nakaya
健雄 中家
Keiichi Asai
恵一 浅井
Kazuyuki Tsujioka
一幸 辻岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1255196A priority Critical patent/JPH09203607A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃エンジンの回転スロットルシャフトの位
置を検出する回転スロットル位置センサにおいて、信頼
性の向上したものを提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 カバー40にリブ42を有し、カバー4
0の下部に抵抗体31をケース20の内周面に押え付け
る作用を有する突部37を設けて、センサに振動など外
力が加わっても、抵抗体31が移動せず、出力信号が安
定する構成とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃エンジンの回転
スロットルシャフトの位置を検出するのに利用される回
転スロットル位置センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両などの内燃エンジンは、エンジンに
流入する空気の量を制御するためにスロットル弁を用い
ており、このスロットル弁を開くと空気を多く吸い込み
閉じると空気の吸い込みが少なくなって、エンジンの速
度制御が行われるようになっている。
【0003】従来の回転スロットル位置センサは、特開
平7−151508号公報に開示されたものが、知られ
ている。
【0004】以下に、従来の回転スロットル位置センサ
について、図面を参照しながら説明する。図6は従来の
回転スロットル位置センサの分解斜視図、図7は同要部
であるカバーを外した上面図、図8は同断面図である。
図において、内部にコネクタ端子1を内蔵し、一部にコ
ネクタ部2を外方に突出するように設け、かつ相対向す
る側に取付部3を有した有底円筒状のケース4に内周面
に抵抗パターン5を印刷し一端部に前記コネクタ端子1
への接続部6を設けたフィルム抵抗体7を収納し、この
フィルム抵抗体7の接続部6をコネクタ端子1に弾力的
に圧接させるV字状に折曲された櫛状の押えバネ8を組
込み、さらにケース4の中央に外周面の突出部9にフィ
ルム抵抗体7の抵抗パターン5に接触する櫛状の刷子1
0を取付けたローター11が組込まれ、ケース4の上面
には中央に回転スロットルシャフトを挿通し、ローター
11と結合できるように中央孔12を有するカバー13
を組込んで構成されている。
【0005】このカバー13はケース4との接触部を折
り曲げた一枚板からなり、折り曲げ部で、ケース4に固
定されている。また、カバー13はフィルム抵抗体7
が、ケース4の開口部の方向に露出しないように設けら
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、カバー13が、フィルム抵抗体7
の端部に位置し、ケース4の開口部の方向に露出しない
ように設けている反面、フィルム抵抗体7は、フィルム
抵抗体7自身の持つ張力のみで、ケースの内周面に押え
つけられているため、ケース4に振動などの外力が加わ
った場合、フィルム抵抗体7が移動し、所望の出力信号
が得られなくなるという課題を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、信頼性の向上した回転スロットル位置センサを提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の回転スロットル位置センサは、カバーの突部
で、抵抗体フィルムをケースの一方向に押しつける構成
としたものである。
【0009】この発明によれば、信頼性の高いスロット
ル位置センサが得られるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、有底筒状のケースと、このケースの内周壁に抵抗体
を設けるとともにこの抵抗体の端部と電気的に接続され
るように設けられたコネクタ端子と、前記抵抗体と当接
し摺動する刷子を取付けてなるローターと、前記ケース
の開口面の中央に、前記ローターに嵌合してなる回転ス
ロットルシャフトを挿通する開口を有したカバーとを備
え、前記カバーは、前記ケースに組込む際に前記カバー
を前記ケースの一方向に付勢するリブと、前記抵抗体に
接する突部とを設けることにより、振動などで外力が加
わっても、抵抗体フィルムが移動しないので、出力信号
が変動するといったことがないという作用を有するもの
である。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、底面に突
部を有する有底筒状のケースと、このケースの内周壁に
抵抗体を設けるとともに前記抵抗体の端部と電気的に接
続されるように設けられたコネクタ端子と、前記抵抗体
と当接しかつ摺動する刷子を取付けてなるとともに前記
ケースの内周壁側に突出する突出部に凹部を有するロー
ターと、前記ローターの凹部と前記ケースの底面の突部
とで支持されるスプリングと、前記ケースの開口面の中
央に前記ローターに嵌合される回転スロットルシャフト
を挿通する開口を有するカバーとを備え、前記カバーの
下部は、前記抵抗体に接する突部と前記ローターの突部
とに接する突部とを設けることにより、振動などの外力
がセンサに加わっても、フィルム抵抗体が、移動すると
いったことがなく出力信号が変動しないという作用を有
するものである。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明に、カバーは、同心円上にない突部を有す
るもので、カバーのケースへの組み立て時にカバーを回
転させるが、その際にカバーがフィルム抵抗体を押えつ
け易いという作用を有するものである。
【0013】(実施の形態1)以下、本発明の一実施の
形態における回転スロットル位置センサについて、図面
を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態における回転
スロットル位置センサの分解斜視図、図2は同要部であ
るカバーを外した上面図、図3は回転スロットルシャフ
トを結合した状態を示す断面図である。
【0015】図1〜図3において、20はガラス繊維を
混入したポリブチレンフタレートなどの耐熱性、機械的
強度に優れた合成樹脂によって成型された有底円筒状の
ケースである。また、ケース20内には数本のコネクタ
端子22が、インサート成型により組込まれており、こ
のコネクタ端子22の一端は、ケース20の内部に表出
し、他端はケース20の外周面の一部に外方に突出する
ように設けたコネクタ部23内に突出している。
【0016】また、ケース20の外周面には、リング状
のフランジ24が形成され、このフランジ24の一部の
相対向する位置に取付孔25を有する取付部26が設け
られている。さらに、ケース20の内周壁の中間部には
段部27が設けられている。このようなケース20内に
は、ポリイミドフィルムなどのフィルム抵抗体28の片
面に数本の抵抗パターン29とこの抵抗パターン29の
他端に前記コネクタ端子22に当接して電気的な導通を
とるための接続部30を印刷などにより形成した抵抗体
31が組込まれる。
【0017】すなわち、この抵抗体31は、ケース20
の内周壁に沿い段部27で、上下方向の位置を規制され
て抵抗パターンが内側にくるように組込まれ、その一端
部は、コネクタ端子22のケース20内に表出した部分
に位置するように組込まれる。この抵抗体31の接続部
30のコネクタ端子22への接続は、V字状に折曲され
たステンレスなどの弾性を有する金属板により片面は平
板で、他面は櫛形に形成された押えバネ32を組込むこ
とにより接続部30をコネクタ端子22の表出部に圧接
することによって行われている。
【0018】また、ケース20内には、ガラス繊維を混
入したポリブチレンフタレートなどの合成樹脂からなる
円筒状のローター33が組込まれる。このローター33
は、外周面の中間部に外方への突出部34を設け、この
突出部34の先端には抵抗体31の抵抗パターン29に
当接してローター33の回転によって摺動する刷子35
が取付けられている。そして、このような抵抗体31、
押えバネ32、ローター33を組込んだケース20の開
口部にはケース20と同じ材質から構成されるカバー4
0が取付けられている。このカバー40の中央には回転
スロットルシャフト41を挿通する開口43が設けられ
ている。そして、カバー40のケース20への組込み時
に、カバー40に設けたリブ42が作用し、カバー40
の下部に設けた突部37が、抵抗体31をケース20の
内周面に押え付けて、組立てる構成となっている。した
がって、センサに振動などによる外力が加わっても、抵
抗体31が、カバーの下部に設けた突部37により押え
付けられているため、移動しないので、出力信号が変動
するといったことは阻止できることになる。
【0019】以上のように構成された回転スロットル位
置センサは、あらかじめ組立てられており、内燃エンジ
ンの近傍の回転スロットルシャフト41に位置合わせし
ながら圧入し、回転スロットルシャフト41にローター
33が完全に嵌合された状態でケース20の取付部26
を利用してスロットル本体44にケース20の固定を行
って組込みを完了する。すなわち、回転スロットルシャ
フト41の平面部と回転止部36の位置を合致させた状
態で、ケース20ごと回転スロットルシャフト41側に
押していくことにより、回転スロットルシャフト41の
先端にローター33が嵌合されて回転方向に対して結合
されることになり、その状態でビスなどを用いて、ケー
ス20の取付部26を利用してスロットル本体44にケ
ース20を固定する。これで、回転スロットルシャフト
41がアクセルを踏みこんだり、フリーにしたりするこ
とによって回転し、その回転と同期してローター33が
回転し、ローター33に取付けた刷子35が抵抗体31
の抵抗パターン29との接触位置を変えることにより、
コネクタ端子22にその接触位置に応じた電圧が得ら
れ、その電圧の変動を信号としてエンジン内に噴射され
る燃料の量をコントロールすることができる。
【0020】(実施の形態2)以下に、本発明の他の実
施の形態における回転スロットル位置センサについて、
図面を参照しながら説明する。
【0021】図4は本発明の他の実施の形態における回
転スロットル位置センサの分解斜視図である。ここで、
発明の実施の形態1で説明した図1と同様の箇所は同一
付号を付し、詳細な説明は省略する。
【0022】図4において図1と相違する箇所は、ケー
ス20の底面に突部53を設けるとともに、ローター3
3のケース20の内周壁側に突出した突出部34に凹部
50を設けたことである。また、前述したケース20の
底面の突部53とローター33の凹部50とで支持され
るスプリング51を設けるものである。
【0023】図5は、本発明の他の実施の形態における
回転スロットル位置センサの要部であるカバーの底面図
である。このカバー40は、同心円上にない突部37を
有するので、カバー40のケース20への組立時にカバ
ーを回転させるが、その際にカバー40の突部37がフ
ィルム抵抗体28を押え付け易いものである。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、センサに振動等
の外力が加わっても、抵抗体が移動することにより、出
力が変動することが無くなり、信頼性の向上した回転ス
ロットル位置センサを提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における回転スロットル
位置センサの分解斜視図
【図2】同要部であるカバーを外した状態の上面図
【図3】同要部である開口に回転スロットルシャフトを
組込んだ状態を示す断面図
【図4】本発明の他の実施の形態における回転スロット
ル位置センサの分解斜視図
【図5】同要部であるカバーの底面図
【図6】従来の回転スロットル位置センサの分解斜視図
【図7】同要部であるカバーを外した状態の上面図
【図8】同断面図
【符号の説明】
20 ケース 22 コネクタ端子 31 抵抗体 33 ローター 35 刷子 37 突部 40 カバー 50 凹部 51 スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状のケースと、このケースの内周
    壁に抵抗体を設けるとともにこの抵抗体の端部と電気的
    に接続されるように設けられたコネクタ端子と、前記抵
    抗体と当接しかつ摺動する刷子を取付けてなるローター
    と、前記ケースの開口面の中央に前記ローターに嵌合し
    てなる回転スロットルシャフトを挿通する開口を有した
    カバーとを備え、前記カバーは、前記ケースに組込む際
    に前記カバーを前記ケースの一方向に付勢するリブと前
    記抵抗体に接する突部とを設けてなる回転スロットル位
    置センサ。
  2. 【請求項2】 底面に突部を有する有底筒状のケース
    と、このケースの内周壁に抵抗体を設けるとともに前記
    抵抗体の端部と電気的に接続されるように設けられたコ
    ネクタ端子と、前記抵抗体と当接しかつ摺動する刷子を
    取付けてなるとともに前記ケースの内周壁側に突出する
    突出部に凹部を有するローターと、前記ローターの凹部
    と前記ケースの底面の突部とで支持されるスプリング
    と、前記ケースの開口面の中央に前記ローターに嵌合さ
    れる回転スロットルシャフトを挿通する開口を有するカ
    バーとを備え、前記カバーの下部は、前記抵抗体に接す
    る突部と前記ローターの突部とに接する突部とを設けて
    なる回転スロットル位置センサ。
  3. 【請求項3】 カバーは、同心円上にない突部を有する
    請求項2記載の回転スロットル位置センサ。
JP1255196A 1996-01-29 1996-01-29 回転スロットル位置センサ Pending JPH09203607A (ja)

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JP (1) JPH09203607A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001077506A1 (fr) * 2000-04-05 2001-10-18 Hitachi, Ltd. Dispositif a papillon et capteur de papillon dans un moteur a combustion interne

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001077506A1 (fr) * 2000-04-05 2001-10-18 Hitachi, Ltd. Dispositif a papillon et capteur de papillon dans un moteur a combustion interne

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