JP3587695B2 - 回転型センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回転型センサに係わり、外部から伝達される回転角度を高精度に検出することができる回転型センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転型センサは、図6に示すように、外形が略円筒状の筺体1から構成され、内部に空洞部2aを有するケース2と、このケース2を固着して空洞部2aを蓋閉する蓋体3とが配設されている。
そして蓋体3には軸孔3aが形成され、空洞部2aには回転中心に操作軸4aが形成された回転体4が収納されている。前記操作軸4aが蓋体3の軸孔3aに回転自在に挿入されて、蓋体3の外方に突出した状態になっている。
前記軸孔3aの直径寸法は、操作軸4aの直径寸法より大きめに形成され、操作軸4aは軸孔3aにガタ嵌合で挿入されている。
また、操作軸4aの先端部の回転中心には、例えば小判状の係合孔4bが形成され、この係合穴4bに後述する駆動軸8が挿入されるようになっている。
【0003】
また、蓋体2の空洞部2a側の内面には、抵抗基板5が取り付けられ、この抵抗基板5の表面には図示しない略馬蹄形状の抵抗体パターンが印刷形成されている。この抵抗体パターンには回転体4に取り付けられた摺動子片6が圧接され、回転体4が回転すると摺動子片6が抵抗体パターン上を摺動して、抵抗値が所定のカーブで変化するようになっている。
前記抵抗基板5の図示下方側には、前記抵抗体パターンに接続される複数の端子7がカシメ等で取り付けられている。
【0004】
このような従来の回転型センサを用いて、例えば自動車のスロットルバルブ等の回転角度を検出するには、所定の取付部材(図示せず)に筺体1の蓋体3を取り付ける。このとき、操作軸4aの係合穴4bには、自動車側のスロットルバルブの回転軸等に連結された、2点鎖線で示すような駆動軸8が挿入されて、係合するようになっている。
この駆動軸8は、先端部が小判状にスリ落としされ、この小判状の先端部が、操作軸4aの小判状の係合孔4bに圧入されて、駆動軸8の回転が回転体4に伝達されるようになっている。
【0005】
前記駆動軸8は、前記スロットルバルブ側の部品の組み合わせ上の関係から、軸方向であるスラスト方向と、軸方向と直交する方向のラジアル方向とのガタ、あるいは偏心が発生しており、これら駆動軸8のガタ、あるいは偏心を回転型センサ側で吸収しなければならなかった。
この駆動軸8の型の吸収は、底板3の軸孔3aの直径寸法を回転体4の操作軸4aの直径寸法より大きく形成し、駆動軸8にラジアル方向のガタ、あるいは偏心があっても、操作軸4aが軸孔3aに接触することなく、回転体4をスムーズに回転させるようにしている。
前述のような従来の回転型センサは、スロットルバルブの回転軸等に連結された駆動軸8が所定角度回転すると、回転体4もスムーズに回転して、摺動子片6が抵抗体パターン上を摺動して抵抗値を変化させ、この抵抗値の変化量を図示しない制御部が検出して、駆動軸8の回転角度を検出することができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したような従来の回転型センサは、スラスト方向、あるいはラジアル方向にガタ、あるいは偏心がある駆動軸8に、回転体4の操作軸4aが直接取り付けられているため、駆動軸8が回転すると、回転体4も駆動軸8のガタ、あるいは偏心に追従してガタ、あるいは偏心が発生し、抵抗体パターンに対する摺動子片6の軌跡がずれるため、高精度な回転角度の検出ができなくなるという問題があった。、
【0007】
また、駆動軸8のガタの影響をなくすために、駆動軸8と操作軸4aとを、回転方向の一面のみで当接させて、駆動軸8の一方向の回転だけを回転体4に伝達するようにし、駆動軸8が他方向に回転すると、リターンバネ等のバネ圧で、回転体4を駆動軸8の回転に追従するようにして、駆動軸8と操作軸4aとを一体的に動作させるようにする方法がある。しかし、この方法だとリターンバネ等の部品が必要になり、部品点数が増えてコストアップになるという問題があった。本発明は、前述のような課題を解決して、駆動軸8にガタ、あるいは偏心があったとしても、このガタあるいは偏心を吸収して、高精度の回転角度検出ができる回転型センサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の解決手段として本発明の回転型センサは、駆動軸が係合する係合部を有する回転体と、この回転体を上板と底板の間で回転可能に支持する筺体と、前記回転体の回転角度を検出する角度検出部材とを備え、前記回転体の回転中心において、前記回転体は、一方側に突出形成した係合部と他方側に突出形成した軸部とを有し、前記係合部は、前記駆動軸の軸方向と直交する方向に延びる溝部を形成し、前記角度検出部材は、検出素子が前記回転体の前記溝部の溝方向と略直交した位置に取り付けされ、前記駆動軸は、先端部に回転中心を通る平板状の突部を形成し、この突部を前記溝部に係合させて前記軸部を前記底板に形成した支持部で軸支すると共に、この支持部を支点として前記回転体が前記駆動軸の軸方向と直交する方向の任意の方向に傾動可能に支持するような構成とした。
【0009】
また、前記課題を解決するための第2の解決手段として、前記上板と前記回転体との間に隙間部を形成し、この隙間部に弾性部材を配設して、前記回転体の前記軸部を前記支持部に弾接して支持するような構成とした。
【0010】
また、前記課題を解決するための第3の解決手段として、前記弾性部材は、リング状の板材から成り、このリング状の一部をウエーブ状に湾曲させて複数の弾接部を形成し、この弾接部で前記回転体を弾接するするような構成とした。
【0011】
また、前記課題を解決するための第4の手段として、前記角度検出部材は摺動子片と抵抗体有し、前記摺動子片を前記回転体の前記溝部の溝方向と略直交した位置に取り付けて配設するような構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の回転型センサの1実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の回転型センサの要部断面図であり、図2は本発明に係わる主要部品の関係を説明する概略平面図であり、図3は本発明に係わる弾性部材の図であり、図4は本発明に係わる駆動軸概略図であり、図5は本発明に係わるその他の実施の形態を説明する要部断面図である。
【0013】
本発明の回転型センサは、図1に示すように、例えば、外形が箱状(図示せず)で樹脂材料等から成る筺体10が形成され、この筺体10は底壁11により底部が遮蔽されている。前記底壁11の一部を図示右側に突出させて、略円筒状の収納部12が形成され、この収納部12は、周囲の側壁13と、底部の底板14とから形成されている。
【0014】
前記底板14の略中央部には収納部12側の図示左方向に突出する支持部14a形成され、この支持部14aの中心部に、凹部から成る半球状の軸受け部14bが形成されている。
前記底板14の収納部12内で側壁13寄りには、後述する抵抗体基板17を取り付けるための基板保持部14cが突出形成されている。
前記収納部12内には、略円盤状の樹脂材料から成る回転体15が回転自在に収納されている。この回転体15は、中心線Aを回転中心として、この回転中心において、回転体15の図示左側の一方側と、図示右側の他方側とに突出形成した係合部15aと軸部15bとを有し、この軸部15bを底板14に形成した支持部14aで軸支するようになっている。
前記係合部15aは、中心線Aを挟んで形成した2つの係合壁15c、15cが突出形成され、この2つの係合壁15c、15cの間に、中心線Aと直交する方向に延びる所定幅寸法の溝部15dが形成されている。
【0015】
前記係合壁15c、15cのそれぞれの先端部は、略半円状の凸部15e、15eが、溝部15d側に突出形成されている。
また、前記回転体15の軸部15bは、先端部が略半球状に突出形成され、この軸部15bが、底板14の軸受け部14bに、回転自在に軸支され、中心線Aと直交する方向に動けないようになっている。
【0016】
前記軸部15bが形成された側の回転体15の側面には、角度検出部材16を構成する部品の一部であり、検出素子である摺動子片16aがバネ性を有して取り付けられている。
この摺動子片16aは、図2に示すように、後述する抵抗体パターン、集電パターン17aと接触して摺動する接点部16bが、回転体15の溝部15dの溝方向と略直交した位置に取り付けられている。
前記摺動子片16aが取り付けられた面と対向する側に、所定の隙間を有して抵抗基板17が配設され、この抵抗基板17は、底板14の基板保持部14cに位置決めされてカシメ等で固着されている。
前記抵抗基板17の表面には、図2に示すような抵抗体パターン、集電パターン17aが印刷等で形成され、この抵抗体パターン、集電パターン17aに摺動子片16aの接点部16bが弾接するようになっている。前記角度検出部材16は、摺動子片16aと抵抗体パターン17a、集電パターンを有する抵抗基板17とで構成されている。
【0017】
前記抵抗基板17の図1に示す下方側には、略L字状の複数の端子18が前記抵抗体パターン、集電パターン17aに対応して接続され、この端子18は、抵抗基板17の端面から引き出されて、側壁13の内面に当接した状態で、図示左側に引き出された先端部18aに、FPC19上の図示しないリードパターンが半田付け等で接続されている。
前記回転体15の図示左側には、収納部12を蓋閉する上板20が配設され、この上板20は底壁11の複数箇所に形成された取付突起11aに取り付けられて、熱カシメ等で底壁11に固着されている。
前記上板20の中心部には、回転体15の係合部15aが位置する開口部20aが形成され、この開口部20aの周囲に支持壁20bが形成されて、内部の回転体15側に円筒状に突出形成されている。そして、支持壁20bによって、回転体15が所定以上斜めにならないようになっている。
【0018】
前記上板20と回転体15との間には隙間部21が形成され、この隙間部21に弾性部材22が配設されている。この弾性部材22はリン青銅板等のバネ性のある外形がリング状の板材から成り、図3に示すように、リング状の複数箇所に平坦な取付部22aが形成され、この取付部22aには取付孔22bが形成されている。
また、弾性部材22はリング状の一部をウエーブ状に湾曲させて、複数の弾接部22cが形成されている。そして、取付孔22bが回転体15側に形成された突起(図示せず)にカシメ付けられて、弾性部材22が上板20の内面に取り付けられている。前記弾性部22cのバネ圧は、摺動子片16aのバネ圧より大きく設定されている。
【0019】
そして、弾性部材22の複数の弾接部22cが、常に回転体15に弾接することによって、回転体15が底板14側に押され、軸部15bが支持部14aの軸受け部14bに軸支されると共に、後述する駆動軸23の回転が伝達されて、回転体15が回転可能に収納部12内に支持されている。
即ち、回転体15は、支持部14aを支点として、弾性部材22の作用で、係合部15dが回転中心である中心線Aと直交する方向の任意の方向に傾動可能に支持されている。
【0020】
前述のような構成の本発明の回転型センサを用いて、例えば自動車等のスロットルバルブの回転角度を検出するには、まず、筺体10をスロットルボディー(図示せず)の本体に取り付ける。すると、図1に示すように、回転体15の係合部15aの溝部15dに、スロットルバルブの回転軸(図示せず)等に連結されている駆動軸23が挿入されて位置する。
この駆動軸23は棒状の円形に形成され、先端部に回転中心である中心線Aを通る平板状の突部23aが形成されている。前記駆動軸は、所定の回転角度範囲内で往復回転するようになっている。
【0021】
そして、前記突部23aが回転体15の溝部15dに挿入されて、駆動軸23が係合部15aに係合し、駆動軸23の回転に追従して回転体15が回転するようになっている。
前記角度検出部材16の回転角度検出範囲は、例えば本発明の角度検出センサがスロットルセンサとして用いられる場合は、略100゜までの回転角度を検出できるようになっているが、この回転角度検出範囲は種類によって一定ではなく、例えばエンドレスのものもある。
【0022】
前記駆動軸23は、前記スロットルバルブ側の部品精度等の都合上から、軸方向であるスラスト方向のガタ、あるいは軸方向と直交する方向の任意の方向であるラジアル方向のガタ、あるいは偏心が発生している。
本発明の回転型センサは、前記駆動軸23のスラスト方向の変化、あるいはラジアル方向のガタ、あるいは偏心を吸収して、駆動軸23の回転角度を、誤差のない、あるいは、あったとしても小さい誤差で検出することができるようになっている。
【0023】
即ち、駆動軸23がスラスト方向のガタでスラスト方向に変位する場合には、図1に示す駆動軸23の突部23aが、係合部15aの凸部15e、15e間の溝部15dを中心線A方向に自由に移動することができように、溝部15dの深さを深くしているので、スラスト方向の変位を吸収することができる。
前記駆動軸8のスラスト方向の変位を吸収することにより、摺動子片16aの抵抗体パターン、集電パターン17aに対する位置が変化せず、誤差のない高精度な駆動軸23の回転角度を検出することができる。
【0024】
また、駆動軸23の回転中心が偏心して、ラジアル方向の任意方向に偏心する場合は、回転体15の係合部15aが、駆動軸23のラジアル方向の偏心に追従して変位するが、軸部15bが底板14の支持部14aに軸支されているので、抵抗体パターン、集電パターン17aに対する摺動子片16aの動きはほとんどなく、圧接圧が若干変化するだけなので、駆動軸23にラジアル方向にガタ、あるいは偏心があったとしても、小さい誤差で、高精度な駆動軸23の回転角度を検出することができる。
【0025】
前記駆動軸23の任意のラジアル方向のガタ、あるいは偏心による相対的な位置のズレは2方向の合成であると考えることができ、図2に示す矢印B方向のラジアル方向の位置ズレがある場合は、図1に示す回転体15が支持部14aを支点として、若干斜めになり、摺動子片16aの抵抗体パターン、集電パターン17aに対する接触圧が若干変化するが、出力に対してはほとんど影響を与えない。 また、抵抗体パターン、集電体パターン17aの位置も、半径方向に若干移動するが、高さ方向の支点から接点部16bまでの距離は、支点から凸部15eまでの距離に比べて短いので、駆動軸23の偏心量に対して、接点部16bの移動量を小さくでき、本実施の形態においては駆動軸23の偏心量の1/3程度に抑えることができる。
【0026】
更に、本実施の形態においては、溝部15dの溝方向と略直交した位置に接点部16bを位置させているので、矢印B方向に駆動軸23が変位しても、抵抗体パターン、集電パターン17aの幅方向に移動するのみであるから、電極17bと接点部16b間の距離は変わらないので、抵抗値はほとんど変化しない。
【0027】
また、駆動軸23のラジアル方向のガタ、あるいは偏心が、図2に示す矢印C方向の場合は、駆動軸23の突部23aが係合部15aの凸部15e、15e間を溝方向の矢印C方向に移動するだけで、矢印C方向のラジアル方向の影響をなくすことができる。そのため、駆動軸23に矢印C方向のラジアル方向の移動変位があったとしても、誤差のない高精度の駆動軸23の回転角度を検出することができる。
【0028】
本発明の実施の形態では、角度検出部材16を摺動子片16aと抵抗体パターン17aを有する抵抗基板17とで構成したもので説明したが、図5に示すような、角度検出部材26を回転体25の外周部の円周方向に放射状に取り付けた磁石部材25aと、この磁石部材25aの外側回転体15の溝部15dの溝方向と略直交した位置に所定の隙間を有して対向させて基板27に取り付けた検出素子であるホールIC27aとで、角度検出部材26を構成したものでもよい。
この場合、駆動軸23のラジアル方向のガタがあると、磁石部材25aとホールIC27aとの隙間寸法が変化して、出力値が若干変化して誤差となるが、軸部25bが支持部14aに軸支されているので、その誤差を小さくすることができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明の回転型センサは、回転体の回転中心において、回転体は、一方側に突出形成した係合部と他方側に突出形成した軸部とを有し、係合部は、駆動軸の軸方向と直交する方向に延びる溝部を形成し、角度検出部材は、検出素子が回転体の溝部の溝方向と略直交した位置に取り付けされ、駆動軸は、先端部に回転中心を通る平板状の突部を形成し、この突部を溝部に係合させて軸部を前記底板に形成した支持部で軸支すると共に、この支持部を支点として回転体が駆動軸の軸方向と直交する方向の任意の方向に傾動可能に支持したので、駆動軸の溝方向であるラジアル方向のガタは、駆動軸が溝部内を溝方向に移動して確実に吸収することができ、高精度の回転角度検出ができる回転型センサを提供できる。
【0030】
また、前記上板と前記回転体との間に隙間部を形成し、この隙間部に弾性部材を配設して、前記回転体の前記軸部を前記支持部に弾接して支持するようにしたので、回転体の軸部を底板の支持部に確実に回転自在に支持することができる。
【0031】
また、前記弾性部材は、リング状の板材から成り、このリング状の一部をウエーブ状に湾曲させて複数の弾接部を形成し、この弾接部で前記回転体を弾接するするようにしたので、円盤状の回転体に均等に弾性部材のバネ圧を加えることができ、高精度の回転角度検出ができる。
【0032】
また、前記角度検出部材は摺動子片と抵抗体を備え、前記係合部は、前記駆動軸の軸方向と直交する方向に延びる溝部を備え、前記駆動軸先端部に回転中心を通る平板状の突部を形成し、この突部を前記溝部に係合させると共に、前記摺動子片を前記回転体の前記溝部の溝方向と略直交した位置に取り付けて配設した構成としたので、駆動軸のスラスト方向のガタを確実に吸収することができる。また、駆動軸のラジアル方向で溝部の溝方向のガタは、駆動軸が溝部内を溝方向に移動して確実にガタを吸収することができる。
また、駆動軸のラジアル方向で溝部の溝方向と直交する方向のガタでは、摺動子片が抵抗体パターンの円周方向と直交する方向に動くので、抵抗値の変化が小さく、回転角度検出の誤差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型センサの要部断面側面図である。
【図2】本発明に係わる主要部品の関係を説明する概略平面図である。
【図3】本発明に係わる弾性部材の側面図と正面図である。
【図4】本発明に係わる駆動軸の要部側面図と正面図である。
【図5】本発明に係わるその他の実施の形態を説明する要部断面側面図である。
【図6】従来の回転型センサの要部駄面側面図である。
【符号の説明】
10 筺体
11 底壁
12 収納壁
13 側壁
14 底板
14a 支持部
14b 軸受部
14c 基板保持部
15 回転体
15a 係合部
15b 軸部
15c 係合壁
15d 溝部
15e 凸部
16 角度検出部材
16a 摺動子片
16b 接点部
17 抵抗基板
17a 抵抗体パターン
18 端子
19 FPC
20 上板
21 隙間部
22 弾性部材
22a 取付部
22b 取付孔
22c 弾接部
23 駆動軸
23a 突部

Claims (4)

  1. 駆動軸が係合する係合部を有する回転体と、この回転体を上板と底板の間で回転可能に支持する筺体と、前記回転体の回転角度を検出する角度検出部材とを備え、前記回転体の回転中心において、前記回転体は、一方側に突出形成した係合部と他方側に突出形成した軸部とを有し、前記係合部は、前記駆動軸の軸方向と直交する方向に延びる溝部を形成し、前記角度検出部材は、検出素子が前記回転体の前記溝部の溝方向と略直交した位置に取り付けされ、前記駆動軸は、先端部に回転中心を通る平板状の突部を形成し、この突部を前記溝部に係合させて前記軸部を前記底板に形成した支持部で軸支すると共に、この支持部を支点として前記回転体が前記駆動軸の軸方向と直交する方向の任意の方向に傾動可能に支持したことを特徴とする回転型センサ。
  2. 前記上板と前記回転体との間に隙間部を形成し、この隙間部に弾性部材を配設して、前記回転体の前記軸部を前記支持部に弾接して支持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転型センサ。
  3. 前記弾性部材は、リング状の板材から成り、このリング状の一部をウエーブ状に湾曲させて複数の弾接部を形成し、この弾接部で前記回転体を弾接するするようにしたことを特徴とする請求項2記載の回転型センサ。
  4. 前記角度検出部材は摺動子片と抵抗体有し、前記摺動子片を前記回転体の前記溝部の溝方向と略直交した位置に取り付けて配設したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回転型センサ。
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