JPH10201179A - 回転検出機構を備えたモータ装置 - Google Patents

回転検出機構を備えたモータ装置

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JPH10201179A
JPH10201179A JP9013456A JP1345697A JPH10201179A JP H10201179 A JPH10201179 A JP H10201179A JP 9013456 A JP9013456 A JP 9013456A JP 1345697 A JP1345697 A JP 1345697A JP H10201179 A JPH10201179 A JP H10201179A
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    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • H02K7/1163Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力軸と一体回動するセンサマグネットが、
ケースカバーに対して傾いた状態で軸支されることを回
避する。 【解決手段】 センサマグネット18と出力軸11と
を、出力軸に回り止め状に取付けられる第一ホルダ15
と、センサマグネットに固着され、かつケースカバー1
9に回動自在に軸支される第二ホルダ17と、これら両
ホルダのあいだに介装され、かつ両ホルダに対してそれ
ぞれ回り止め状に係合する係合脚部および係合受け部が
形成されたセッティングラバー16とを介して連結し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電装品等に
用いられるモータ装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種モータ装置のなかには、
モータの駆動に基づいて動作する可動部材の移動量や位
置を検出すべく、モータの出力軸の回転量を検出する回
転検出機構を備えたものがあるが、この様なモータ装置
として、従来、図8に示すようなものが知られている。
つまり、図8のものは、N極とS極とが周回り方向に交
互に着磁されたセンサマグネット18と、該センサマグ
ネット18の回転に伴う磁界の変化によりON−OFF
切換えをするリードスイッチ20とを用いてモータ出力
軸11の回転を検出するものであるが、このものにおい
て、前記センサマグネット18が固着されるマグネット
ホルダ22は、出力軸11と一体回動すべく該出力軸1
1に回り止め状に取付けられていると共に、出力軸11
が回動自在に支持されるギアケース9の開口側に取付け
られるケースカバー19に回動自在に支持されている。
またリードスイッチ20は、ケースカバー19に前記セ
ンサマグネット18とは所定間隔を存する状態で取り付
けられており、そして該リードスイッチ20の接点がセ
ンサマグネット18の回転に伴う磁界の変化に基づいて
ON−OFFに切換わり、該切換え信号がパルス変換さ
れてカウントされることにより出力軸11の回転量(回
転数)を検出できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記従来のモ
ータ装置において、センサマグネットが固着されるマグ
ネットホルダは、前述したように出力軸に対して回り止
め状に取り付けられていると共に、ケースカバーの軸受
部に回動自在に軸支されている。このため、これらの加
工誤差や組み付け誤差等により、例えば、ケースカバー
軸受部に対してマグネットホルダが傾いていたりする
と、ケースカバー軸受部とマグネットホルダとのあいだ
の回動摺動部に大きな負荷が働いて、該摺動部が変形し
たり早期に摩耗したりする惧れがあって問題となる。ま
た、前述したようにマグネットホルダが傾いていたりし
た場合に、センサマグネットとリードスイッチとのあい
だの距離がセンサマグネットの回転位置によって変化し
てしまうことになって、安定したパルスが得られないと
いう問題もある。さらに前記従来のものでは、マグネッ
トホルダ22を、出力軸に止着される止めリング14と
ケースカバー19とのあいだに挟持することで軸方向の
位置決めをする構成となっているが、この場合、各部品
の寸法誤差等によりマグネットホルダが軸方向に位置ず
れしたりガタついたりする惧れがある。このような場合
においても、センサマグネットとリードスイッチとの相
対位置がずれることになって、安定したパルスが得られ
ないという問題がある。これに対し、実開平7−272
72号公報において示されるように、出力軸に固定され
る駆動部材(前記マグネットホルダに相当する)とセン
サマグネットとを所定の隙間を介して係合し、該隙間に
よって前記傾きを吸収することが考えられる。しかるに
このものは、センサマグネットが、出力軸およびリード
スイッチに対して前記隙間分だけ周回り方向にガタつい
てしまううえ、出力軸とセンサマグネットとのあいだに
周回り方向の位置ずれを生じて回転検出の誤差発生の要
因となるという問題があり、ここに本発明が解決しよう
とする課題があった。さらに前記公報に示されるものに
おいては、マグネットホルダの軸方向の規制を、専用の
止めリングと波ワッシャとを用いて行っている。しかる
にこの場合、部品点数および組み付け工数が増加してし
まうという解決すべき課題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、モータの出力軸が回動自在に支
持されるケースの開口側に組付けられるケースカバー
に、前記出力軸と一体的に回動するセンサマグネット
と、該センサマグネットの回転を検出するリードスイッ
チとを有して構成される回転検出機構を備えたモータ装
置において、前記センサマグネットと出力軸とを、出力
軸に回り止め状に取付けられる第一ホルダと、センサマ
グネットに回り止め状に取付けられ、かつケースカバー
に回動自在に軸支される第二ホルダと、これら両ホルダ
のあいだに介装され、かつ両ホルダに対してそれぞれ回
り止め状に係合する係合部が形成された弾性材とを介し
て連結したものである。そして、この様にすることによ
り、加工誤差や組み付け誤差等により、ケースに支持さ
れる出力軸に対してケースカバーに軸支されるセンサマ
グネットが傾いていたりしても、該傾き等の誤差は第
一、第二ホルダ間に介装される弾性材の弾性変形によっ
て吸収されることになる。この結果、従来のもののよう
にケースカバー軸受部に対してマグネットホルダが傾い
た状態となって回動摺動部に大きな負荷が働いたり、セ
ンサマグネットとリードスイッチとのあいだの距離が変
化してしまうようなことを回避でき、安定したパルスを
得ることができる。しかも、マグネットホルダとセンサ
マグネットとを間隙を介して係合するもののようにセン
サマグネットがガタついたり、出力軸とセンサマグネッ
トとのあいだに周回り方向の位置ずれを生じてしまうよ
うな不具合の発生もない。さらにこのものにおいて、弾
性材に、両ホルダのあいだに介装されることで圧縮さ
れ、該圧縮荷重により第二ホルダをカバーケース側に押
圧する圧縮押圧部を設けることにより、センサマグネッ
トが取付けられる第二ホルダがガタつきのない位置決め
された状態でケースカバーに軸支されることになって、
より安定したパルスを得ることができるが、この場合、
専用の位置決め部材を設けることなく、前記弾性材を用
いて行うものであるから、部材の兼用化が計れ、コスト
ダウンに寄与できるという利点がある。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は減速機構およ
び回転検出機構を備えたモータ装置であって、該モータ
装置1のモータ部2は、有底円筒状のモータケース3に
モータ軸4を回動自在に軸支すると共に、該モータケー
ス3内にアーマチュアコア、コンミテータ、給電用ブラ
シ、永久磁石(何れも図示せず)等の部材装置を内装し
て構成されるものである等の基本的構成は従来通であ
る。
【0006】前記モータ軸4の先端部は、モータケース
2の開口側端に組付けられるギアケース9内に突出して
いるが、該突出先端部にはウォームギア4aが形成され
ている。また上記ギアケース9は、図2において上方側
が開口した断面略凵形状のものであって、該ギアケース
9の底面部9aの略中央部位に突出形成される円筒状の
ボス筒部9bの外周面部には、前記ウォームギア4aに
噛合するウォームホイール10が回動自在に軸承されて
いる。
【0007】さらに、前記ギアケース9のボス筒部9b
の内周面部には出力軸11が回動自在に軸承されるが、
該出力軸11の下部はギアケース底面部9aから下方に
突出しており、該突出下部には、図示しない可動部材に
連動連結されるピニオンギア11aが一体的に形成され
ている。またこの出力軸11の上部には面取り部11b
が形成されているが、該面取り部11bにはロックプレ
ート12が回り止め状に嵌合されている。そして該ロッ
クプレート12は、前記ウォームホイール10と一体的
に回動すべくダンパ13を介してウォームホイール10
に係合されており、而してウォームホイール10の回動
に伴って出力軸11が一体的に回動するように構成され
ている。尚、図中、14は出力軸面取り部11bのロッ
クプレート12取付け部位の上側に止着される止めリン
グであって、該止めリング14によってロックプレート
12の軸方向上側への移動を規制している。
【0008】一方、15は前記出力軸11と一体回動す
べく出力軸面取り部11bの止めリング14止着部位の
上側に取付けられる第一ホルダであって、該第一ホルダ
15は、円形状に凹んだ底面部15aの中央部に、上記
出力軸面取り部11bに回り止め状に嵌合する嵌合孔1
5bが形成されている。また底面部15aの上端外周縁
部に形成される環状の鍔部15cに、後述するセッティ
ングラバー16に回り止め状に係合する複数の係合凹部
15dが、周回り方向に所定間隔を存して切欠き形成さ
れている。
【0009】また、17は環状をした第二ホルダであっ
て、該第二ホルダ17は、外周側に形成されるマグネッ
ト取付け部17aに後述のセンサマグネット18が固着
されている。またマグネット取付け部17aの内周側
に、前記セッティングラバー16が嵌合する環状のラバ
ー嵌合溝部17bが形成されているが、該ラバー嵌合溝
部17bの内周部には、セッティングラバー16に回り
止め状に係合する係合凸部17cが、前記第一ホルダ1
5の係合凹部15dと同数個が周回り方向に所定間隔を
存して形成されている。さらにこのラバー嵌合溝部17
bの内周側には、後述するケースカバー19に突設され
る軸受部19aに回動自在に嵌合する嵌合孔17dが形
成されている。
【0010】前記セッティングラバー16は、ゴム質弾
性材から形成されるものであって、このものは、前記第
一、第二ホルダ15、17に対し、第二ホルダラバー嵌
合溝部17bに嵌合される環状のラバー本体16aの上
面部が第二ホルダラバー嵌合溝部17bの溝底面に対向
し、下面部が第一ホルダ鍔部15cの上面部に対向する
よう組み付けられるが、該ラバー本体16aの下面部に
は、第一ホルダ鍔部15cの各係合凹部15dにそれぞ
れ回り止め状に係合する係合脚部16bが下方に向けて
突出形成されている。さらにラバー本体16aの下面部
には、周回り方向に隣接する係合脚部16b同志のあい
だの適宜部位に、係合脚部16bよりも突出量が小さく
設定される複数の圧縮押圧部16cが下方に向けて突出
形成されていて、該圧縮押圧部16cが前記第一ホルダ
鍔部15cの上面部に接当する構成となっている。ま
た、ラバー本体16aの内周面部には、前記第二ホルダ
ラバー17の各係合凸部17cにそれぞれ回り止め状に
係合する係合受け部16dが、前記第一ホルダ15側に
係合する係合脚部16bとは周回り方向に交互となるよ
うにして形成されている。そして、第一、第二ホルダ1
5、17を上記セッティングラバー16を介して係合組
付けすることにより、前記出力軸11の回動に伴って第
一ホルダ15が一体回動した場合に、該第一ホルダ15
によってセッティングラバー16が軸回り方向に押圧さ
れ、さらに該セッティングラバー16によって第二ホル
ダ17が軸回り方向に押圧されることにより、第一ホル
ダ15と第二ホルダ17とはセッティングラバー16を
介した状態で一体的に回動するようになっている。
【0011】ところで、前記セッティングラバー16
は、第一、第二ホルダ15、17に対しそれぞれ面接触
状態で接触するように構成すると、第一、第二ホルダ1
5、17と一体化して必要な弾性を失った状態となって
しまう惧れがある。このため、本実施の形態において
は、第二ホルダラバー嵌合溝部17bの溝側面に対向す
るラバー本体16aの外周面部に複数の突起16eを形
成し、該突起16eの先端部が第二ホルダ17に接触す
るように構成し、これによってセッティングラバー16
と第二ホルダ17とが前記面接触状態となることを回避
できるようになっている。尚、本実施の形態のセッティ
ングラバー16は、第一ホルダ15に対しては前述した
ように圧縮押圧部16cが接当する構成となっているた
め、前記面接触状態となることはない。
【0012】一方、前記センサマグネット18は、N極
とS極とが周回り方向に交互に着磁された円環状のもの
であって、前述したように第二ホルダ17のマグネット
取付け部17aに固着される。
【0013】また、前記ケースカバー19は、ギアケー
ス9の上方開口側に一体的に組付けられるものであっ
て、このものには、ギアケース9のボス筒部9bに対し
て同芯線上の位置に、前記第二ホルダ17の嵌合孔17
dが回動自在に嵌合する軸受部19aが突出形成されて
いる。さらにこのケースカバー19には、前記第二ホル
ダ17に固着されるセンサマグネット18に対し、所定
間隔を存する部位にリードスイッチ20が取り付けられ
ている。そしてこのリードスイッチ20は、センサマグ
ネット18の回転に伴う磁界の変化により接点がON−
OFFに切換り、該切換え信号が図示しない制御部にお
いてパルス変換されてカウントされることによりセンサ
マグネット18の回転量を検出できるようになってい
る。尚、図中、21は前記ケースカバー19の外部側に
一体的に取付けられる外部カバーである。
【0014】そして、前述したようにして係合組付けさ
れる第一、第二ホルダ15、17およびセッティングラ
バー16は、出力軸面取り部11bの止めリング14の
上側に第一ホルダ嵌合孔15bを嵌合せしめ、さらに第
二ホルダ嵌合孔17dにケースカバー軸受部19aを嵌
合させながらギアケース9の開口側にケースカバー19
を組み付けることでモータ装置1に組み込まれることに
なるが、この組込み状態で、第一ホルダ底面部15aが
止めリング14に接当して下方側への移動が規制され、
また第二ホルダラバー嵌合溝部17bの上面部がケース
カバー軸受部19aの外周側に形成の台座19bに接当
して上方側への移動が規制されると共に、セッティング
ラバー16の圧縮押圧部16cが第一ホルダ鍔部15c
によって軸方向に圧縮され、その圧縮荷重によって第二
ホルダ17をケースカバー19側に向けて常時押圧する
ように寸法設定されている。
【0015】叙述の如く構成されたものにおいて、モー
タ3軸の回転は、ウォームギア4a、ウォームホイール
10、ダンパ13、ロックプレート12を介して減速さ
れた状態で出力軸11に伝達されて可動部材を可動せし
める一方、該出力軸11と一体的に回転するセンサマグ
ネット18の回転がリードスイッチ20により検出され
て可動部材の位置等の検出を行えることになるが、この
場合、出力軸11とセンサマグネット18とは、出力軸
11に回り止め状に取付けられる第一ホルダ15と、セ
ンサマグネット18に固着される第二ホルダ17と、こ
れら第一、第二ホルダ15、17にそれぞれ回り止め状
に係合する係合脚部16b並びに係合受け部16dが形
成されたセッティングラバー16とを介して連結される
ことになる。
【0016】この結果、加工誤差や組み付け誤差等によ
り、ギアケース9に軸支される出力軸11に対してケー
スカバー19側に軸支されるセンサマグネット18が傾
いていたりしても、該傾き等の誤差は第一、第二ホルダ
15、17間に介装されるセッティングラバー16の弾
性変形によって吸収されることになって、従来のものの
ようにケースカバー軸受部に対してマグネットホルダが
傾いた状態となって回動摺動部に大きな負荷が働いてし
まうことを回避できると共に、センサマグネット18と
リードスイッチ20とのあいだの距離が変化してしまう
ようなことも無く、安定したパルスを得ることができ
る。しかもこのものは、マグネットホルダとセンサマグ
ネットとを間隙を介して係合するもののようにセンサマ
グネットがガタついたり、出力軸とセンサマグネットと
のあいだに周回り方向の位置ずれを生じてしまうような
不具合の発生も回避できる。
【0017】さらにこのものにおいて、センサマグネッ
ト18が取付けられる第二ホルダ17は、前述したよう
に、セッティングラバー16の圧縮押圧部16cの圧縮
荷重によりケースカバー19側に向けて押圧されてい
て、常にラバー嵌合溝部17bの上面部がケースカバー
台座19bに突き当たった状態となっている。この結
果、センサマグネット18が軸方向に位置ずれしたりガ
タついたりすることがなく、より安定したパルスを得る
ことができるが、この第二ホルダ17の軸方向の位置決
めは、専用の位置決め部材を設けることなく、前記誤差
を吸収するためのセッティングラバー16を用いて行う
ものであるから、部材の兼用化が計れ、コストダウンに
寄与できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータ装置の一部切欠き平面図である。
【図2】モータ装置の縦断面図である。
【図3】(A)、(B)は第一ホルダの底面図、半断面
側面図である。
【図4】(A)、(B)はセッティングラバーの底面
図、半断面側面図である。
【図5】(A)、(B)は第二ホルダの底面図、半断面
側面図である。
【図6】ケースカバーの断面図である。
【図7】外部カバーの断面図である。
【図8】従来例を示すモータ装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 モータ装置 9 ギアケース 11 出力軸 15 第一ホルダ 15d 係合凹部 16 セッティングラバー 16b 係合脚部 16c 圧縮押圧部 16d 係合受け部 17 第二ホルダ 17c 係合凸部 18 センサマグネット 19 ケースカバー 20 リードスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの出力軸が回動自在に支持される
    ケースの開口側に組付けられるケースカバーに、前記出
    力軸と一体的に回動するセンサマグネットと、該センサ
    マグネットの回転を検出するリードスイッチとを有して
    構成される回転検出機構を備えたモータ装置において、
    前記センサマグネットと出力軸とを、出力軸に回り止め
    状に取付けられる第一ホルダと、センサマグネットに回
    り止め状に取付けられ、かつケースカバーに回動自在に
    軸支される第二ホルダと、これら両ホルダのあいだに介
    装され、かつ両ホルダに対してそれぞれ回り止め状に係
    合する係合部が形成された弾性材とを介して連結した回
    転検出機構を備えたモータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、弾性材は、両ホルダ
    のあいだに介装されることで圧縮され、該圧縮荷重によ
    り第二ホルダをカバーケース側に押圧する圧縮押圧部が
    設けられている回転検出機構を備えたモータ装置。
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