JPH04119342U - スロツトルポジシヨンセンサ - Google Patents

スロツトルポジシヨンセンサ

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JPH04119342U
JPH04119342U JP3117191U JP3117191U JPH04119342U JP H04119342 U JPH04119342 U JP H04119342U JP 3117191 U JP3117191 U JP 3117191U JP 3117191 U JP3117191 U JP 3117191U JP H04119342 U JPH04119342 U JP H04119342U
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JP
Japan
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housing
position sensor
cover
throttle position
substrate
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JP3117191U
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Inventor
孝紀 松浪
Original Assignee
愛三工業株式会社
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で誤組付を回避し得るシール部材
を備えたスロットルポジションセンサを提供する。 【構成】 ハウジング3とカバー13との間にシール部
材9を介装する。このシール部材9は、表裏面の各々の
同一部分に同一形状のリブ9a,9bが形成された弾性
材料の板体で、リブ9a,9bによって基板11を押接
すると共に周縁部をハウジング3とカバー13との間に
挟持する。シール部材9は表裏対称であるので、上下同
一の金型で形成でき、しかも表裏逆にするといった誤組
付は生じない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関に装着されるスロットルポジションセンサに関し、特にハ ウジングとカバーとの間を確実にシールするシール部材を具備したスロットルポ ジションセンサに係る。
【0002】
【従来の技術】
電子制御燃料噴射装置を搭載した内燃機関においては、スロットルポジション センサが装着されており、その出力信号が燃料噴射制御等に供される。このスロ ットルポジションセンサはスロットルバルブシャフトに連結され、通常、スロッ トルバルブ開度(以下、スロットル開度という)に応じて変化するスロットル開 度信号と、アイドル域か出力域かによりオンオフするアイドル信号が出力される 。
【0003】 このようなスロットルポジションセンサにおいては、ハウジングとカバーとの 間には図6乃至図8に示したようなシール部材が介装されている。このシール部 材は、図6に示す側がカバー側(上側)となるように配置され、図8に示す側が ハウジング側(下側)となるように配置されるもので、図7に示すように表裏面 の形状が異なっている。即ち、図6に示す側(これを表面とする)にはリブ91 が立設されており、図8に示す側(これを裏面とする)には押接部92が形成さ れると共に全周に亘りリブ93が立設されている。このため、誤組付を防止すべ く図6に示すようにカバー側に「上」という文字が突設されており、目視にて識 別し得るように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然し乍ら、上記のスロットルポジションセンサにおいては、シール部材が表裏 面で異なる形状であるので、組付けが困難であり、識別用の文字が突設されてい るとはいっても、これを目視にて確認する必要があり誤組付防止策としては十分 ではない。また、上記シール部材を製造するための型材は、上型と下型とで形状 を異ならせる必要がある。
【0005】 そこで、本考案は製造が容易で、確実に誤組付を防止し得るシール部材を備え たスロットルポジションセンサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、開口段部を有するハウジングと、該ハ ウジングに回動自在に支持するシャフトと、該シャフトの先端部に設け前記ハウ ジング内に収容する回転体と、前記ハウジング内に収容し前記回転体に対し所定 距離を隔てて支持する基板と、前記ハウジングの開口段部に周縁部を固定するカ バーと、該カバーと前記基板との間に介装し前記基板を押接すると共に前記ハウ ジングの開口段部と前記カバーとの間に挟持するシール部材を備えたスロットル ポジションセンサにおいて、前記シール部材が、表裏面の各々の同一部分に同一 形状のリブを立設した弾性を有する板体であって、前記リブを介して前記基板を 押接すると共に、前記板体の周縁部を前記ハウジングの開口段部と前記カバーと の間に挟持するようにしたものである。
【0007】
【作用】
上記の構成になるスロットルポジションセンサにおいては、ハウジングとカバ ーとの間には上記のシール部材が介装されており、十分なシール性が確保される と共に、表裏面のリブによって基板が押接されるので、安定した状態で基板が保 持される。また、スロットルポジションセンサの製造時には、上記のシール部材 は表裏対称であるので、それ自体容易に製造し得ると共に、ハウジングに対する 表裏の誤組付けも生じない。而して、上記スロットルポジションセンサを内燃機 関に装着し、スロットルバルブに連動してシャフトが回転すると、回転体が基板 に対して相対的に回転する。この相対的な回転に応じ、基板からシャフトの回転 に応じた信号が出力される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1及び図2は本考案の一実施例に係るスロットルポジションセンサ1を示す もので、図示しないスロットルボデーに装着され、シャフト2が図示しないスロ ットルシャフトに連動して回動するように支持されている。即ち、スロットルポ ジションセンサ1は隣接する二つの凹部3a,3bを有する合成樹脂製のハウジ ング3を備え、これら凹部3a,3b間の隔壁3cに、軸受4を介してシャフト 2が回動自在に支持されている。
【0009】 シャフト2の一端にはハウジング3の一方の凹部3a内に収容されたレバー5 が固着されており、レバー5は図示しないスロットルシャフトに連結されている 。ハウジング3とレバー5との間にはリターンスプリング6が介装されており、 レバー5が所定の初期位置方向に付勢されている。従って、図示しないスロット ルバルブの開作動に伴い、スロットルシャフトに連動するレバー5がリターンス プリング6の付勢力に抗して駆動され、シャフト2が回動するように構成されて いる。
【0010】 そして、基板10がハウジング3の凹部3b内に配設されている。この基板1 0の図1の下側の板面には、図2に示すように導体11a,11b、抵抗体12 a、及び導体12bが印刷されている。
【0011】 基板10の端部には図2に示す複数のターミナル7a乃至7dが接続されてい る。ターミナル7a乃至7dは図1に示すようにハウジング3内に埋設されてお り、側方に延出してハウジング3と一体にコネクタ8が形成されている。ターミ ナル7aは図示しない電源に接続され、ターミナル7dは接地される。これらタ ーミナル7a,7d間に抵抗体12aが接続されており、所定の電圧が印加され る。ターミナル7bは導体12bに接続されており、後述するようにターミナル 7bからスロットル開度に応じた電圧信号が出力される。そして、ターミナル7 cは導体11bに接続されており、ターミナル7dに接続された導体11aと導 通状態にあるときに所定電圧のアイドル信号が出力される。
【0012】 一方、シャフト2の軸方向先端部には本考案にいう回転体たる円錐台状のロー タ20が設けられ、ハウジング3の他方の凹部3b内に収容されている。ロータ 20の頂面には、図2に示すような二又ブラシの可動接点21,22が固着され ている。可動接点21は一方のブラシが導体11aに押接し他方のブラシが導体 11bに押接するように配置され、可動接点22は一方のブラシが抵抗体12a に押接し他方のブラシが導体12bに押接するように配置されている。而して、 抵抗体12aと導体12bが可動接点22を介して導通し、導体11aと導体1 1bが可動接点21を介して導通し得るように構成されている。
【0013】 上記基板10及びロータ20はハウジング3の凹部3b内に収容されており、 この凹部3bはシール部材9を介して合成樹脂製のカバー13により密閉されて いる。シール部材9はゴム製の板体で、図3及び図4に示すように表裏面の各々 の同一部分に円環状のリブ9a,9bが立設されており、表裏対称に形成されて いる。従って、シール部材9を成形するための金型は上型と下型を同一形状に形 成すればよいので製造が容易である。また、シール部材9は表裏の区別が無いの で組付時にはどちら側としてもよく、良好な作業性が得られる。尚、本実施例で はリブ9a,9bは円環状としたが、表裏対称であればどの様な形状としてもよ い。
【0014】 図5に拡大して示すように、ハウジング3の開口段部3dには環状突起3eが 形成されている。また、カバー13の周縁部にも環状突起13aが形成されてい る。尚、この環状突起13aの外周縁部は傾斜面に形成されている。
【0015】 而して、シール部材9がハウジング3の開口段部3dに配置され、その上にカ バー13が配置された後、ハウジング3の開口端部に形成された爪部3fが折曲 され、この爪3eと開口段部3dの間にカバー13とシール部材9の周縁部が挟 持される。このとき、シール部材9の周縁部は環状突起3eとカバー13の環状 突起13aによって圧縮され、その弾性力によって十分なシール性が確保される 。同時に、リブ9aがカバー13に当接しリブ9bが基板10に当接しており、 ハウジング3の段部3gに支持された基板10に対し、シール部材9がリブ9a ,9b部分の弾性力によって押接しているので、基板10は安定した状態で保持 される。
【0016】 以上の構成になる本実施例のスロットルポジションセンサ1によれば、図示し ないスロットルバルブに連動してレバー5が駆動され、シャフト2が軸受4内で 回動する。このシャフト2の回動に応じ、先ず可動接点21が導体11a,11 bから離脱し、導通状態にあった導体11a,11b間が開放する。これにより ターミナル7cの所定電圧信号が消失し、アイドル状態が解除されたことが検出 される。同時に、可動接点22が抵抗体12a及び導体12b上を摺動し、シャ フト2の回転角度に応じてターミナル7a,7b間の抵抗値が変化する。而して 、ターミナル7bからシャフト2の回転角度に比例した電圧信号、即ちスロット ル開度信号が出力される。
【0017】 尚、上記実施例は、可動接点21,22と抵抗体12a等との摺動作用によっ てスロットル開度及びアイドル位置を検出するものであるが、例えば特開平2− 298815号公報に記載の磁気抵抗素子を用いたスロットルポジションセンサ にも適用し得る。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成されているので以下に記載の効果を奏する。 即ち、本考案のスロットルポジションセンサによれば、ハウジングとカバーと の間には、表裏面の各々の同一部分に同一形状のリブが立設されたシール部材が 介装されるように構成されているので、シール部材の誤組付が生ずることはなく 十分なシール性を確保することができる。しかも表裏面のリブによって基板が押 接されるので、安定した状態で基板を保持することができる。また、上記シール 部材は容易に製造することができるので、従来に比しコストダウンとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のスロットルポジションセン
サの縦断面図である。
【図2】本考案の一実施例のスロットルポジションセン
サにおける基板及びターミナルの平面図である。
【図3】本考案の一実施例におけるシール部材の断面図
である。
【図4】本考案の一実施例におけるシール部材の平面図
である。
【図5】本考案の一実施例におけるシール部材の組付状
態を示す拡大断面図である。
【図6】従来のシール部材の平面図である。
【図7】従来のシール部材の断面図である。
【図8】従来のシール部材の底面図である。
【符号の説明】
1 スロットルポジションセンサ 2 シャフト 3 ハウジング 3d 開口段部 3f 爪部 9 シール部材 9a,9b リブ 10 基板 11a,11b 導体 12a 抵抗体 12b 導体 13 カバー 20 ロータ(回転体)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口段部を有するハウジングと、該ハウ
    ジングに回動自在に支持するシャフトと、該シャフトの
    先端部に設け前記ハウジング内に収容する回転体と、前
    記ハウジング内に収容し前記回転体に対し所定距離を隔
    てて支持する基板と、前記ハウジングの開口段部に周縁
    部を固定するカバーと、該カバーと前記基板との間に介
    装し前記基板を押接すると共に前記ハウジングの開口段
    部と前記カバーとの間に挟持するシール部材を備えたス
    ロットルポジションセンサにおいて、前記シール部材
    が、表裏面の各々の同一部分に同一形状のリブを立設し
    た弾性を有する板体であって、前記リブを介して前記基
    板を押接すると共に、前記板体の周縁部を前記ハウジン
    グの開口段部と前記カバーとの間に挟持するようにした
    ことを特徴とするスロットルポジションセンサ。
JP3117191U 1991-04-05 1991-04-05 スロットルポジションセンサ Expired - Lifetime JP2545795Y2 (ja)

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