JP2586838Y2 - スロットルポジションセンサ - Google Patents
スロットルポジションセンサInfo
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- JP2586838Y2 JP2586838Y2 JP1991031189U JP3118991U JP2586838Y2 JP 2586838 Y2 JP2586838 Y2 JP 2586838Y2 JP 1991031189 U JP1991031189 U JP 1991031189U JP 3118991 U JP3118991 U JP 3118991U JP 2586838 Y2 JP2586838 Y2 JP 2586838Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- position sensor
- throttle position
- connector terminal
- housing
- shaft
- Prior art date
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Description
スロットルポジションセンサに関し、特に基板の検出回
路とコネクタ端子とを接続端子を介して接続するスロッ
トルポジションセンサに係る。
関においては、スロットルポジションセンサが装着され
ており、その出力信号が燃料噴射制御等に供される。こ
のスロットルポジションセンサはスロットルバルブシャ
フトに連結され、通常、スロットルバルブ開度(以下、
スロットル開度という)に応じて変化するスロットル開
度信号と、アイドル域か出力域かによりオンオフするア
イドル信号が出力される。
おいては、検出回路が付着された基板とハウジングに支
持されたコネクタ端子を有し、コネクタ端子と基板の検
出回路とが接続端子を介して接続されている。これらコ
ネクタ端子と接続端子との接続部は、両端子の板面が衝
合した状態で抵抗溶接によって接合されている。
ットルポジションセンサにおいては、コネクタ端子と接
続端子の接合時に、両端子の接合面にズレが生じ、ある
いは何れかの端子が曲がると位置決めが困難となり、溶
接作業に支障が生ずる。そのまま溶接すれば接合部の引
張り強度が不十分となるおそれがある。
とを確実に接合し、コネクタ端子と基板の検出回路との
間を接続端子を介して安定した接続状態とするスロット
ルポジションセンサを提供することを目的とする。
め、本考案は、ハウジングに回動自在に支持するシャフ
トと、該シャフトの先端部に設け前記ハウジング内に収
容する回転体と、該回転体に対して所定距離を隔てて前
記ハウジングに支持し板面に検出回路を付着した基板
と、前記ハウジングに支持したコネクタ端子を備え、前
記基板の検出回路と前記コネクタ端子とを接続端子を介
して接続したスロットルポジションセンサにおいて、前
記接続端子の前記コネクタ端子との接続部に一対の対向
する係止片を設けて平面視コ字状に形成し、該係止片間
に前記コネクタ端子の端部を保持し抵抗溶接によって接
合することとしたものである。
においては、平面視コ字状の接続端子の一対の係止片間
にコネクタ端子の端部が保持され抵抗溶接によって接合
される。これにより、接続端子とコネクタ端子は確実に
接合され、安定した接合状態が維持される。而して、上
記スロットルポジションセンサを内燃機関に装着し、ス
ロットルバルブに連動してシャフトが回転すると、回転
体が基板に対して相対的に回転する。この相対的な回転
に応じ基板の検出回路からシャフトの回転に応じた信号
が出力される。
する。図1及び図2は本考案の一実施例に係るスロット
ルポジションセンサ1を示すもので、図示しないスロッ
トルボデーに装着され、シャフト2が図示しないスロッ
トルシャフトに連動して回動するように支持されてい
る。即ち、スロットルポジションセンサ1は隣接する二
つの凹部3a,3bを有する合成樹脂製のハウジング3
を備え、これら凹部3a,3b間の隔壁3cに、軸受4
を介してシャフト2が回動自在に支持されている。
の凹部3a内に収容されたレバー5が固着されており、
レバー5は図示しないスロットルシャフトに連結されて
いる。ハウジング3とレバー5との間にはリターンスプ
リング6が介装されており、レバー5が所定の初期位置
方向に付勢されている。従って、図示しないスロットル
バルブの開作動に伴い、スロットルシャフトに連動する
レバー5がリターンスプリング6の付勢力に抗して駆動
され、シャフト2が回動するように構成されている。
b内に配設されている。この基板10の図1の下側の板
面には、図2に示すように導体11a,11b、抵抗体
12a、及び導体12bから成る検出回路が印刷されて
いる。基板10には接続端子70乃至73が装着されて
おり、接続端子70,73間に抵抗体12aが接続さ
れ、接続端子71は導体12bに接続され、接続端子7
2は導体11bに接続されている。また、接続端子73
は導体11aにも接続されている。そして、接続端子7
0乃至73は夫々コネクタ端子7a乃至7dに接続され
ている。コネクタ端子7a乃至7dはL字状の金めっき
端子で、図1に示すようにハウジング3内に埋設されて
おり、側方に延出してハウジング3と一体にコネクタ8
が形成されている。
き端子で図3及び図4に示すように構成されている。以
下、代表して接続端子70について説明する。接続端子
70には、基板10の検出回路を構成する導体に半田接
合される基板接続部70aと、これに対向し基板10を
挟持する把持部70b,70cが折曲形成されている。
そして、連結部70dを介してコネクタ端子7aとの接
続部70eが形成されている。接続部70eは両側に一
対の係止片70f,70gが形成され、平面視コ字状に
形成されている。
後、係止片70f,70gの間に、コネクタ端子7aの
一端部が配置される。このようにコネクタ端子7aが係
止片70f,70gに保持された状態で接続端子70の
接続部70eに抵抗溶接によって接合される。而して、
接続端子70とコネクタ端子7aとの間は常に安定した
接合状態に維持され、所定の引張り強度が確保される。
尚、係止片70f,70gの形状は図4に示すものに限
らず、コネクタ端子7aの端部を保持し得る形状であれ
ばどのような形状であってもよい。
案にいう回転体たる円錐台状のロータ20が設けられ、
ハウジング3の他方の凹部3b内に収容されている。ロ
ータ20の頂面には、図2に示すような二又ブラシの可
動接点21,22が固着されている。可動接点21は一
方のブラシが導体11aに押接し他方のブラシが導体1
1bに押接するように配置され、可動接点22は一方の
ブラシが抵抗体12aに押接し他方のブラシが導体12
bに押接するように配置されている。而して、抵抗体1
2aと導体12bが可動接点22を介して導通し、導体
11aと導体11bが可動接点21を介して導通し得る
ように構成されている。
3の凹部3b内に収容されており、この凹部3bはゴム
製のシール部材9を介して合成樹脂製のカバー13によ
り密閉されている。
ジションセンサ1においては、コネクタ端子7aは図示
しない電源に接続され、コネクタ端子7dは接地され
る。これによりコネクタ端子7a,7d及び接続端子7
0,73を介して抵抗体12aに所定の電圧が印加され
る。そして、導体12bに接続された接続端子71を介
して、コネクタ端子7bからスロットル開度に応じた電
圧信号が出力される。また、コネクタ端子7cからは導
体11bが導体11aと導通状態にあるときに所定電圧
のアイドル信号が出力される。
してレバー5が駆動され、シャフト2が軸受4内で回動
する。このシャフト2の回動に応じ、先ず可動接点21
が導体11a,11bから離脱し、導通状態にあった導
体11a,11b間が開放する。これによりコネクタ端
子7cの所定電圧信号が消失し、アイドル状態が解除さ
れたことが検出される。同時に、可動接点22が抵抗体
12a及び導体12b上を摺動し、シャフト2の回転角
度に応じてコネクタ端子7a,7b間の抵抗値が変化す
る。而して、コネクタ端子7bからシャフト2の回転角
度に比例した電圧信号、即ちスロットル開度信号が出力
される。
ては、前述のように接続端子70乃至73とコネクタ端
子7a乃至7dが確実に溶接接合されているので、常に
安定した接続状態に維持され、良好な信頼性が得られ
る。尚、上記実施例は、可動接点21,22と抵抗体1
2a等との摺動作用によってスロットル開度及びアイド
ル位置を検出するものであるが、例えば特開平2−29
8815号公報に記載の磁気抵抗素子を用いたスロット
ルポジションセンサにも適用し得る。
で以下に記載の効果を奏する。即ち、本考案のスロット
ルポジションセンサによれば、平面視コ字状の接続端子
の一対の係止片間にコネクタ端子の端部が保持され抵抗
溶接によって接合されるので、コネクタ端子と接続端子
を容易且つ確実に溶接することができ、従来に比し信頼
性が向上する。
サの縦断面図である。
サにおける基板及びコネクタ端子の平面図である。
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに回動自在に支持するシャフ
トと、該シャフトの先端部に設け前記ハウジング内に収
容する回転体と、該回転体に対して所定距離を隔てて前
記ハウジングに支持し板面に検出回路を付着した基板
と、前記ハウジングに支持したコネクタ端子を備え、前
記基板の検出回路と前記コネクタ端子とを接続端子を介
して接続したスロットルポジションセンサにおいて、前
記接続端子の前記コネクタ端子との接続部に一対の対向
する係止片を設けて平面視コ字状に形成し、該係止片間
に前記コネクタ端子の端部を保持し抵抗溶接によって接
合したことを特徴とするスロットルポジションセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031189U JP2586838Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | スロットルポジションセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031189U JP2586838Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | スロットルポジションセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119343U JPH04119343U (ja) | 1992-10-26 |
JP2586838Y2 true JP2586838Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=31914553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991031189U Expired - Lifetime JP2586838Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | スロットルポジションセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586838Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020174532A (ja) * | 2020-07-30 | 2020-10-22 | ミネベアミツミ株式会社 | 接続端子が電気的に接続されたロータリ型の抵抗式ポジションセンサー、回転装置及びその回転装置を備える空調システムを有する車両 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5897387B2 (ja) * | 2012-04-19 | 2016-03-30 | 愛三工業株式会社 | 回転検出装置の製造方法 |
JP7057083B2 (ja) * | 2017-09-13 | 2022-04-19 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0199006U (ja) * | 1987-12-24 | 1989-07-03 |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP1991031189U patent/JP2586838Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020174532A (ja) * | 2020-07-30 | 2020-10-22 | ミネベアミツミ株式会社 | 接続端子が電気的に接続されたロータリ型の抵抗式ポジションセンサー、回転装置及びその回転装置を備える空調システムを有する車両 |
JP7132288B2 (ja) | 2020-07-30 | 2022-09-06 | ミネベアミツミ株式会社 | 接続端子が電気的に接続されたロータリ型の抵抗式ポジションセンサー、回転装置及びその回転装置を備える空調システムを有する車両 |
Also Published As
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---|---|
JPH04119343U (ja) | 1992-10-26 |
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