JP3442759B2 - ボール通過センサ - Google Patents

ボール通過センサ

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JP3442759B2
JP3442759B2 JP2001359509A JP2001359509A JP3442759B2 JP 3442759 B2 JP3442759 B2 JP 3442759B2 JP 2001359509 A JP2001359509 A JP 2001359509A JP 2001359509 A JP2001359509 A JP 2001359509A JP 3442759 B2 JP3442759 B2 JP 3442759B2
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亀久善 西川
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株式会社サガミ電子工業
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばパチンコ玉
などのようなボールの通過を検出するボール通過センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図13はこの種のボール通過センサの従
来構成の一例として、本出願人が先に、実願平11−1
0028号にて提案したパチンコ玉検出センサの構成を
示したものである。図において、1はケース、2はケー
ス1に設けられたパチンコ玉の通過口、3はケース1に
立設された軸で、この軸3にレバー4が、その挿通孔5
が挿通されて回動自在に取り付けられている。
【0003】レバー4は挿通孔5が形成されている回動
板部4aと、その回動板部4aの後側縁上端部に突設さ
れた押圧突起4bと、回動板部4aから斜め前方に延長
突出された腕部4cとを有するものとされ、腕部4cの
先端には直角方向に突出されたパチンコ玉の受け部4d
が設けられている。受け部4dは通過口2内に臨むよう
に位置されており、この受け部4dの先端にはテーパ面
4eが形成されている。一方、ケース1の通過口2と反
対側の側縁部(後側縁部)には可動端子6と固定端子7
が配置されており、可動端子6は板ばね材よりなるもの
とされて可動接片8が一体に形成されている。
【0004】可動接片8は可動端子6から通過口2側
(前方側)へ導出された後、折り曲げられてその板面が
押圧突起4bと当接し、かつその先端が固定端子7の前
方に位置するように形成されており、先端には可動接点
8aが設けられている。なお、固定端子7には可動接点
8aと対向する位置に固定接点7aが設けられている。
上記のような構成を有するパチンコ玉検出センサにおい
ては、パチンコ玉が通過口2を通過する際、レバー4の
テーパ面4eにパチンコ玉が当たり、レバー4はパチン
コ玉の重量により回動方向の力を受けて回動する。この
レバー4の回動により、押圧突起4bは可動接片8を、
その弾性偏倚力に抗して押圧し、この押圧により可動接
点8aが固定接点7aと接触して導通する。
【0005】従って、可動接点8aと固定接点7aとが
導通し、つまり接点がオンとなったことによって、パチ
ンコ玉の通過を検出することができる。なお、パチンコ
玉が通過口2を通過してしまうと、可動接片8は元の状
態に弾性復帰し、これにより可動接点8aと固定接点7
aとが離間すると共に、レバー4も元の位置に復帰す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなパチンコ玉検出センサにおいては、パチンコ玉を1
個1個確実に検出すると共に、誤検出しないといった高
い信頼性が要求され、また優れた耐久性が要求される。
しかるに、図13に示したような構成とされた従来のパ
チンコ玉検出センサ(ボール通過センサ)では、レバー
4がケース1に一体形成された軸3に軸支されて回動す
る構造となっており、レバー4の回動に伴い、レバー4
と軸3とが摺接し、つまり互いにこすれ合うものとなっ
ている。
【0007】これらレバー4及び軸3は共に樹脂製とさ
れ、レバー4が繰り返し回動することにより、互いの摺
接面が摩耗し、またその摩耗粉の発生によって面荒れ等
が発生したり、滑らかな回動が阻害されるといった状況
が発生することから、耐久性において充分な性能を有す
るとは言えないものとなっていた。この発明の目的はこ
の問題に鑑み、レバーの軸支持構造を廃止して上記のよ
うな問題の発生を解消し、耐久性を向上させたボール通
過センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、ボールが通過する通過口を一半部に有するケース
と、そのケースの他半部側に収容され、一端が固定さ
れ、他端が上記通過口に向って偏倚された板ばねよりな
る可動接片と、基部と、その基部から分岐されて延長さ
れた長尺腕部と短尺腕部とを有し、可動接片の上記一端
寄りに設けられた穴に基部の一方の側面に突設された軸
部が挿通され、長尺腕部の先端が上記通過口内に臨み、
短尺腕部の先端が可動接片の上記他端寄りに当接された
レバーと、上記基部の他方の側面と当接配置されて上記
軸部の上記穴からの抜けを阻止する背当てと、可動接片
の上記他端部に設けられた可動接点と対向する固定接点
とを具備し、上記通過口を通過するボールによりレバー
が変位し、その変位により可動接片がその偏倚力に抗し
て押圧されて可動接点が固定接点と接触導通する構成と
される。
【0009】請求項2の発明によれば、ボールが通過す
る通過口を一半部に有するケースと、そのケースの他半
部側に収容され、一端が固定され、他端が上記通過口に
向って偏倚された板ばねよりなる可動接片と、基部と、
その基部から分岐されて延長された長尺腕部と短尺腕部
とを有し、可動接片の上記他端寄りに設けられた穴に短
尺腕部の先端に突設された軸部が挿通され、長尺腕部の
先端が上記通過口内に臨み、基部が可動接片の上記一端
側に位置されたレバーと、上記基部の上記通過口側の側
面と当接配置されて上記軸部の上記穴からの抜けを阻止
する背当てと、可動接片の上記他端部に設けられた可動
接点と対向する固定接点とを具備し、上記通過口を通過
するボールによりレバーが変位し、その変位により可動
接片がその偏倚力に抗して押圧されて可動接点が固定接
点と接触導通する構成とされる。
【0010】請求項3の発明によれば、ボールが通過す
る通過口を一半部に有するケースと、そのケースの他半
部側に収容され、一端が固定され、他端が上記通過口に
向って偏倚された板ばねよりなる可動接片と、基部と、
その基部から分岐されて延長された長尺腕部と短尺腕部
とを有し、可動接片の上記一端寄りに基部が連結固定さ
れ、長尺腕部の先端が上記通過口内に臨み、短尺腕部の
先端が可動接片の上記他端寄りに当接されたレバーと、
可動接片の上記他端部に設けられた可動接点と対向する
固定接点とを具備し、上記通過口を通過するボールによ
りレバーが変位し、その変位により可動接片がその偏倚
力に抗して押圧されて可動接点が固定接点と接触導通す
る構成とされる。
【0011】請求項4の発明によれば、ボールが通過す
る通過口を一半部に有するケースと、そのケースの他半
部側に収容され、一端が固定され、他端が上記通過口に
向って偏倚された板ばねよりなる可動接片と、基部と、
その基部から分岐されて延長された長尺腕部と短尺腕部
とを有し、可動接片の上記他端寄りに短尺腕部の先端が
連結固定され、長尺腕部の先端が上記通過口内に臨み、
基部が可動接片の上記一端側に位置されたレバーと、可
動接片の上記他端部に設けられた可動接点と対向する固
定接点とを具備し、上記通過口を通過するボールにより
レバーが変位し、その変位により可動接片がその偏倚力
に抗して押圧されて可動接点が固定接点と接触導通する
構成とされる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例の構成を示したものであり、この例ではボール通過セ
ンサはケース10とレバー20と可動接片30と電極板
40,50とカバー60とによって構成されている。な
お、図1はカバー60を外した状態を示している。図2
乃至7は各構成部品の形状を示したものであり、まず、
これら図2乃至7を参照して各部品の構造について説明
する。
【0013】ケース10は図2に示すように略直方体形
状をなすものとされて樹脂製とされ、その一半部にはボ
ール(この例ではパチンコ玉)が通過する通過口11が
設けられている。ケース10の他半部側には収納空間1
2が形成されており、この収納空間12の内部底面には
通過口11側に2本の段付き軸13a,13bが突設さ
れ、他方、ケース10の短辺をなす側壁10a側に2つ
の突起14a,14bが突設されている。側壁10aの
中央部分は切り欠かれており、この部分から収納空間1
2に対して相手方コネクタが挿入されるコネクタ挿入部
15が形成されている。なお、コネクタ挿入部15を挟
む側壁10a上には一対の軸16が突設されており、ま
た収納空間12を囲むケース10の長辺に位置する両側
壁10b,10cの互いの外側面にはそれぞれ一対の係
止突起17が設けられている。これら係止突起17、軸
16及び段付き軸13a,13bはカバー60の取り付
けに使用される。
【0014】レバー20は図3に示したような形状とさ
れ、基部21と、その基部21から分岐されて延長形成
された長尺腕部22と短尺腕部23とを有するものとさ
れる。長尺腕部22の先端には図13に示した従来のレ
バー4と同様に、外向きに直角方向に突出されたパチン
コ玉の受け部24が設けられ、さらにその受け部24の
先端にはテーパ面24aが形成されている。短尺腕部2
3の先端には図に示したように柱状をなす押圧部25が
形成されており、また基部21の短尺腕部23が突出す
る側の側面には突部26が形成され、さらにその先端に
軸部27が突出形成されている。レバー20は樹脂製と
される。
【0015】可動接片30は図4に示したように、薄い
板ばね材に所要の曲げ加工及び打抜き加工が施されて形
成されている。可動接片30の一端側(基端側)には取
り付け固定用の固定部31が設けられており、この固定
部31には前述したケース10の突起14bに挿通され
る穴32が形成されている。一方、可動接片30の他端
側(遊端側)の両側縁には三角形状に突出された一対の
可動接点33が形成されており、また可動接片30の長
手方向中心線上には図4Bに示したように、基端側から
順次、長円穴34、穴(丸穴)35、長円穴36及び長
円切欠き37が形成されている。なお、図4Bは図4A
に示したように基端側に所要の曲げ加工が施されている
可動接片30を一平面上に位置するように展開した(伸
ばした)状態を示している。
【0016】電極板40は図5に示したように、固定接
点41と端子42とを具備するものとされ、固定接点4
1は方形板部43の一辺から垂直に立ち上げられて形成
されている。端子42は方形板部43の、固定接点41
が位置する辺と隣接する辺から導出された後、垂直に立
ち上げられ、先端が折り返されてなる延長部44の先に
形成されており、固定接点41と反対方向に突出するよ
うに形成されている。なお、方形板部43には穴45が
設けられている。もう一方の電極板50は図6に示した
ような形状とされ、穴51が形成されている板部52
と、その一辺から垂直に立ち上げられた板部53と、反
対側の辺から図5に示した電極板40と同様、延長部5
4を介して設けられた端子55とを有する。なお、板部
53には図に示したように切り起こし片56が形成され
ている。
【0017】カバー60は図7に示したような形状とさ
れ、ケース10の収納空間12を蓋すると共に、ケース
10のコネクタ挿入部15と組み合わされてコネクタ挿
入口を構成するものとされる。図中、61はコネクタ挿
入部を示す。カバー60にはケース10の2本の段付き
軸13a,13b及び2本の軸16の位置と対応して、
穴62及び63がそれぞれ2つ形成されており、これら
穴62,63にはそれぞれ天面側にザグリが設けられて
いる。また、カバー60の対向2辺にはケース10に設
けられている係止突起17の位置と対応して係止片64
が突設されており、これら係止片64には係止突起17
と係合する係止窓65が形成されている。なお、カバー
60は例えば透明な樹脂製とされる。
【0018】次に、各部の組み立てについて説明する。
ケース10の突起14bに穴32を一致させて、まず可
動接片30をケース10の収納空間12に収容し、さら
にその突起14bに穴51を嵌合させて電極板50を組
み込む。電極板50の端子55は図1に示したようにコ
ネクタ挿入部15に位置するものとなる。一方、電極板
40はその穴45を突起14aに嵌合させてケース10
に組み込む。電極板40の端子42は電極板50の端子
55と同様、コネクタ挿入部15に位置するものとな
る。
【0019】次に、レバー20を取り付ける。レバー2
0の取り付けは可動接片30をその弾性偏倚力に抗して
押圧して、その遊端が電極板40に設けられている固定
接点41に近接する方向に押し曲げた状態で、軸部27
を可動接片30の穴35に挿通させ、基部21が図1に
示したように可動接片30と段付き軸13bとの間に位
置するように収納空間12に収納することによって行わ
れる。上記のようにレバー20を取り付けることによ
り、レバー20はその軸部27によって可動接片30に
位置決めされる。また、可動接片30は遊端が通過口1
1に向って弾性偏倚された状態となり、レバー20の短
尺腕部23の先端の押圧部25は可動接片30と当接
し、長尺腕部22の先端の受け部24はケース10に設
けられている開口18を介して通過口11内に臨むもの
となる。
【0020】また、可動接片30の弾性偏倚力により、
基部21の、突部26及び軸部27が設けられている側
面と反対側の側面は段付き軸13bの周面と当接し、つ
まり基部21は段付き軸13bと可動接片30とによっ
て挟持された状態となり、これにより可動接片30の穴
35からの軸部27の抜けが阻止されるものとなってい
る。カバー60を取り付けるための段付き軸13bは上
述したように、この例では基部21の背当てとして機能
する。なお、長尺腕部22の通過口11側の側面はケー
ス10の突き当て面19に突き当たった状態となる。
【0021】カバー60の取り付けは図1には示してい
ないが、ケース10の収納空間12を蓋するように、ケ
ース10の上から押し込んで被せることによって行わ
れ、4つの係止片64はそれぞれケース10の係止突起
17に係止され、これによりカバー60がケース10に
固定される。なお、穴62及び63よりそれぞれ突出す
る段付き軸13a,13b及び軸16の先端は例えば熱
かしめされる。図8は上記のような構成とされたボール
通過センサにおいて、通過口11を通過するパチンコ玉
(ボール)70によりレバー20及び可動接片30が変
位する様子を示したものである。
【0022】レバー20はそのテーパ面24aにパチン
コ玉70が当たることにより、受け部24が通過口11
から引っ込む方向の力を受け、これによりレバー20は
二点鎖線で示したように変位し、可動接片30はレバー
20の押圧部25によって押圧されて二点鎖線で示した
ようにたわみ、その可動接点33が固定接点41と接触
して導通するものとなる。一方、パチンコ玉70が通過
口11を通過してしまうと、可動接片30は元の状態に
弾性復帰し、可動接点33と固定接点41とが離間する
と共に、レバー20も元の位置に復帰する。
【0023】このように、この例によれば図13に示し
た従来のパチンコ玉検出センサと同様、パチンコ玉70
の通過に伴い、レバー20が変位して接点がオンとな
り、それによりパチンコ玉70の通過を検出することが
できるものとなっているものの、レバー20は直接可動
接片30に取り付けられた構造となっており、つまり従
来のように軸支持構造ではないため、その点で従来のよ
うな摺動摩耗に起因する問題は発生せず、耐久性に優れ
たものとなる。なお、この例のように可動接片30の遊
端に可動接点33を2つ突出形成し、2点接触構造とす
ることにより、接触信頼性を向上させることができる。
【0024】また、パチンコ玉(ボール)70の受け部
24を長尺腕部22の先端に設け、可動接片30の押圧
部25を短尺腕部23の先端に設けることにより、テコ
の原理により受け部24で受けた力に対し、押圧部25
で可動接片30を押す力を増大できるものとなってい
る。従って、可動接片30を確実に押圧することができ
ると共に、パチンコ玉70の通過時にパチンコ玉70か
らレバー20に伝える力(作用させる力)が小さくてす
むため、例えば玉詰まりが発生するといった問題も解消
することができる。
【0025】なお、レバー20の基部21の形状は矩形
状とされ、その側面の平面が段付き軸13bと当接する
ものとなっているが、例えば図9に示したように基部2
1の端部側を円形状とし、この円形部の周面の曲面が段
付き軸13bの周面と当接する構造としてもよい。上述
した例ではレバー20はその基部21に突設された軸部
27が可動接片30の基端寄りに挿通位置決めされ、短
尺腕部23の先端の押圧部25が可動接片30の遊端寄
りに当接された構造となっており、またレバー20の外
れ(抜け)防止の背当て(この例では段付き軸13b)
を必要とするものとなっているが、レバー20の構造は
これに限らず、図10乃至12に示したような構造とし
てもよい。なお、図10乃至12において、図1と対応
する部分には同一符号を付してある。
【0026】図10はレバー20の可動接片30に対す
る連結位置決めのための軸部27を基部21ではなく、
短尺腕部23の先端の押圧部25に設けたものであり、
可動接片30の遊端寄りに設けた穴(図では見えない)
にこの軸部27を挿通させることにより、可動接片30
に対し、レバー20を位置決めするものとなっている。
なお、基部21は可動接片30の基端側に位置され、図
1と同様、その通過口11側の側面が段付き軸13bと
当接され、これにより軸部27の穴からの抜けが阻止さ
れるものとなっている。
【0027】図11は基部21の側面に設けられた突部
26の先端にかしめ部28を設け、このかしめ部28を
可動接片30の穴35に挿通して熱かしめすることによ
り、基部21を可動接片30に連結固定する構造とした
ものであり、この例ではレバー20は可動接片30から
外れないため、基部21の通過口11側の側面に背当て
を配置する必要はなくなる。図12は短尺腕部23の先
端の押圧部25にかしめ部28を設け、このかしめ部2
8を可動接片30の穴(図では見えない)に挿通して熱
かしめすることにより、押圧部25を可動接片30に連
結固定する構造としたものであり、この例も図11と同
様、背当ては不要となり、また基部21は図に示したよ
うに、短かくすることもできる。
【0028】レバー20をこれら図10乃至12に示し
たような構造としても、パチンコ玉(ボール)の通過に
伴い、レバー20は図1及び8に示したレバー20と同
様に変位して可動接片30を押圧し、接点オンによりパ
チンコ玉の通過を検出することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
ボールが通過口を通過することによって動作する(変位
する)レバーは従来のように軸支持構造とされて回動動
作するものと異なり、直接可動接片に連結されて可動接
片を押圧する構造となっており、よって従来の軸支持構
造のように繰り返し回動によって軸支持部が摺動摩耗
し、それにより耐久性が損なわれるといった問題は発生
せず、その点で耐久性に優れたボール通過センサを得る
ことができる。
【0030】なお、請求項1及び2の発明では、レバー
はその軸部を単に可動接片の穴に挿通させるだけで組み
込めるため、組み立てを簡易に行うことができる。一
方、請求項3及び4の発明ではレバーは可動接片に連結
固定されるため、レバーの外れ(抜け)を防止する背当
てを不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す平面図。
【図2】Aは図1におけるケースの平面図、Bはその正
面図、Cはその側面図。
【図3】Aは図1におけるレバーの平面図、Bはその正
面図、Cはその側面図。
【図4】Aは図1における可動接片の正面図、Bはその
展開した底面図、Cはその側面図。
【図5】Aは図1における電極板40の平面図、Bはそ
の正面図、Cはその側面図。
【図6】Aは図1における電極板50の平面図、Bはそ
の正面図、Cはその側面図。
【図7】図1においてケースに被せられるカバーの形状
を示す図、Aは平面図、Bは正面図、Cは底面図、Dは
側面図。
【図8】図1に示した実施例の動作を説明するための
図。
【図9】レバーの基部の形状を変えた例を説明するため
の図。
【図10】請求項2の発明の実施例を説明するための
図。
【図11】請求項3の発明の実施例を説明するための
図。
【図12】請求項4の発明の実施例を説明するための
図。
【図13】従来提案されているボール通過センサの構成
を示す平面図。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールが通過する通過口を一半部に有す
    るケースと、 そのケースの他半部側に収容され、一端が固定され、他
    端が上記通過口に向って偏倚された板ばねよりなる可動
    接片と、 基部と、その基部から分岐されて延長された長尺腕部と
    短尺腕部とを有し、上記可動接片の上記一端寄りに設け
    られた穴に基部の一方の側面に突設された軸部が挿通さ
    れ、長尺腕部の先端が上記通過口内に臨み、短尺腕部の
    先端が上記可動接片の上記他端寄りに当接されたレバー
    と、 上記基部の他方の側面と当接配置されて上記軸部の上記
    穴からの抜けを阻止する背当てと、 上記可動接片の上記他端部に設けられた可動接点と対向
    する固定接点とを具備し、 上記通過口を通過するボールにより上記レバーが変位
    し、その変位により上記可動接片がその偏倚力に抗して
    押圧されて上記可動接点が上記固定接点と接触導通する
    構成とされていることを特徴とするボール通過センサ。
  2. 【請求項2】 ボールが通過する通過口を一半部に有す
    るケースと、 そのケースの他半部側に収容され、一端が固定され、他
    端が上記通過口に向って偏倚された板ばねよりなる可動
    接片と、 基部と、その基部から分岐されて延長された長尺腕部と
    短尺腕部とを有し、上記可動接片の上記他端寄りに設け
    られた穴に短尺腕部の先端に突設された軸部が挿通さ
    れ、長尺腕部の先端が上記通過口内に臨み、基部が上記
    可動接片の上記一端側に位置されたレバーと、 上記基部の上記通過口側の側面と当接配置されて上記軸
    部の上記穴からの抜けを阻止する背当てと、 上記可動接片の上記他端部に設けられた可動接点と対向
    する固定接点とを具備し、 上記通過口を通過するボールにより上記レバーが変位
    し、その変位により上記可動接片がその偏倚力に抗して
    押圧されて上記可動接点が上記固定接点と接触導通する
    構成とされていることを特徴とするボール通過センサ。
  3. 【請求項3】 ボールが通過する通過口を一半部に有す
    るケースと、 そのケースの他半部側に収容され、一端が固定され、他
    端が上記通過口に向って偏倚された板ばねよりなる可動
    接片と、 基部と、その基部から分岐されて延長された長尺腕部と
    短尺腕部とを有し、上記可動接片の上記一端寄りに基部
    が連結固定され、長尺腕部の先端が上記通過口内に臨
    み、短尺腕部の先端が上記可動接片の上記他端寄りに当
    接されたレバーと、 上記可動接片の上記他端部に設けられた可動接点と対向
    する固定接点とを具備し、 上記通過口を通過するボールにより上記レバーが変位
    し、その変位により上記可動接片がその偏倚力に抗して
    押圧されて上記可動接点が上記固定接点と接触導通する
    構成とされていることを特徴とするボール通過センサ。
  4. 【請求項4】 ボールが通過する通過口を一半部に有す
    るケースと、 そのケースの他半部側に収容され、一端が固定され、他
    端が上記通過口に向って偏倚された板ばねよりなる可動
    接片と、 基部と、その基部から分岐されて延長された長尺腕部と
    短尺腕部とを有し、上記可動接片の上記他端寄りに短尺
    腕部の先端が連結固定され、長尺腕部の先端が上記通過
    口内に臨み、基部が上記可動接片の上記一端側に位置さ
    れたレバーと、 上記可動接片の上記他端部に設けられた可動接点と対向
    する固定接点とを具備し、 上記通過口を通過するボールにより上記レバーが変位
    し、その変位により上記可動接片がその偏倚力に抗して
    押圧されて上記可動接点が上記固定接点と接触導通する
    構成とされていることを特徴とするボール通過センサ。
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