JP3027957B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3027957B2
JP3027957B2 JP9123888A JP12388897A JP3027957B2 JP 3027957 B2 JP3027957 B2 JP 3027957B2 JP 9123888 A JP9123888 A JP 9123888A JP 12388897 A JP12388897 A JP 12388897A JP 3027957 B2 JP3027957 B2 JP 3027957B2
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reed switch
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尚 澤田
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車には種々の油圧システムが組み込
まれているが、これら油圧によって作動する機構が常に
正規の状態を維持するためには、システム中の圧油量が
一定レベル以上にあることを監視している必要がある。
従来、リザーバ本体の一部にリードスイッチを付設し、
リザーバ本体に内蔵されたフロートが所定レベルまで低
下したときに、フロートの磁力によってリードスイッチ
がオンになることで、圧油量の低下を検出するようにし
たものが知られている。ここで使用されたリードスイッ
チはコネクタ内に組み込まれており、その構造は図4に
示すようになっている。
【0003】リードスイッチ30は、一方側に開口する
筒状に形成されたコネクタハウジング31の奥部に収容
されている。このリードスイッチ30は下方に配された
支持部材32によって全体が支持されるとともに、支持
部材32は相手側コネクタ(図示しない)との接続のた
めの一対のターミナル片33(図4では片側のみが示さ
れている)も同時に支持するようになっており、そして
両ターミナル片33はリードスイッチ30から延出され
た電極34と接続されている。また、両ターミナル片3
3の先端側は、シール用のゴムブッシュ35に差し込ま
れることによってそれぞれ支持されている。さらに、ゴ
ムブッシュ35はその抜け止めのために、抜け止めブッ
シュ38によって押さえられており、抜け止めブッシュ
38自体はコネクタハウジング31の開口側において係
止爪36を切り欠き孔37に係合させることによって固
定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造のコネクタではリードスイッチ30および両ターミ
ナル片33の組み込み時において一体化させるための支
持部材32、さらには抜け止めのための抜け止めブッシ
ュ38が必要であるなど、構成部品が多く、内部構造を
複雑なものとしている。また、このように構成部品が多
くなると組み込み作業が当然に困難になり、作業性を低
下させる。
【0005】そこで、例えば支持部材32を廃してター
ミナル片33によって直接リードスイッチ30を支持す
るようにすることも考えられないではない。しかし、こ
のようにすると、各別のターミナル片33によってリー
ドスイッチ30を支持しなければならないことになり、
コネクタハウジングへの組付け作業を容易に行うことは
できない。
【0006】本発明は上記した問題点に鑑みて開発工夫
されたものであり、その目的とするところは構成の簡素
化と組み付け作業性の向上が期待できるコネクタを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、コネクタハウジングへ組み込ま
れる電気部品にターミナルが接続されてなるコネクタで
あって、前記ターミナル同士は、これらターミナルの終
端部同士を連結し前記電気部品の電極を支持する受け片
が形成された幅広の連結片と、この連結片より先端側に
おいて前記コネクタハウジングに対する正規の組み付け
状態となる前の状態で破断可能に連結する接続箇所とに
よって連結されていることを特徴とするものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、ター
ミナル同士は連結片とその前方に架設された接続箇所と
の少なくとも二箇所で橋絡されているため、一体化され
ている状態での形状を安定化させることができ、このこ
とによって取り扱い性の向上が期待できる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面にしたがって詳細に説明する。図1は本例コネ
クタをリザーバ本体1に装着した状態を示しており、そ
の内部には永久磁石2を備えたフロート3がレベルセン
サとして収納されている。また、リザーバ本体1の底面
にはコネクタ4が付設されており、その内部には上記フ
ロート3(永久磁石2)の昇降によってオン・オフする
リードスイッチ5が組み込まれている。すなわち、リザ
ーバ本体1の底面にはコネクタ4の取付けのための取付
け筒部6が形成されており、この取付け筒部6は図1に
おける左右方向へ開口してコネクタ4を差し込み可能と
しているとともに、一部には装着孔7が形成されてコネ
クタ4の係止爪8(後述)が係合するようになってい
る。
【0018】コネクタ4は熱可塑性樹脂材よりなるコネ
クタハウジング9を有し、同ハウジング9は奥部に断面
楕円形状のリードスイッチ収納部10が形成されてい
る。一方、手前側にはこれと同軸でかつ収納部10より
若干拡開した角筒状のフード部11が形成され、フード
部11の前面は相手側コネクタ26に対する差し込み口
12となって開口している。このフード部11は上記し
た取付け筒部6にほぼ隙間なく挿入できるように形成さ
れ、またその外面の一部には係止爪8が突出形成されて
いる。さらに、フード部11側面において差し込み口1
2寄りの位置には係止孔13が貫通しており、相手側コ
ネクタ26との接続時において相手側コネクタ26に形
成された弾性爪27が弾性的に係合して両コネクタ4の
接続状態を保持する。一方、リードスイッチ5は次のよ
うにしてプレート14上に支持され、かつホルダー15
と一体化された状態で、コネクタハウジング9の収納部
10内に組み込まれる。
【0019】リードスイッチ5はその接点部分がガラス
チューブ16によって密封されており、ガラスチューブ
16の両端からは一対の電極17a,17bが突出して
いる。そして、両電極部分がプレート14から二股状に
起立形成された一対の受け片18a,18bの脚間に嵌
め込まれた後、半田付けされることによって、リードス
イッチ5全体の支持がなされている。プレート14は導
電製の金属板によって枠状に形成されるとともに、その
一端側には一対のターミナル19が突出している。プレ
ート14はホルダー15によって一体化される前の状態
では、一枚の板材であるが、一体化された後は図2に示
すようにA,B両箇所が切断されてプレート14の短絡
状態が解消される。このようにする理由は、両ターミナ
ル19が個別に切り離されているよりは、一体物となっ
ていた方が半田付け作業等、取扱いの便宜によるもので
ある。
【0020】ホルダー15は熱可塑性樹脂材料により形
成され、ここには上記両ターミナル19が圧入される一
対の差し込みスリット20が並列して貫通している。ホ
ルダー15はリードスイッチ5、プレート14と一体化
された状態で収納部10におけるフード部11との境界
部分に嵌め込まれる。そして、ホルダー15の嵌合状態
において、コネクタハウジング9全体は例えば周知の超
音波溶接装置に仕掛けられ、ホルダー15とハウジング
9との接合面を全周に沿って溶融され、かくしてホルダ
ー15の固定がなされる。
【0021】なお、21はホルダー15の差し込み深さ
位置を規定するためのストッパ縁であり、収納部10の
内壁面において長さ方向に沿ってかつ放射位置に複数箇
所、突出形成されている。
【0022】一方、ゴムブッシュ22は全体が略角筒状
に形成され、フード部11の奥部においてターミナル1
9周りを取り囲むようにして密着状態で嵌合されてい
る。このゴムブッシュ22は相手側コネクタ26の外周
面に密着してターミナル19への水等の侵入を防止する
役割を果たすものである。また、ゴムブッシュ22の開
口縁には一対の突片23が対称位置に突出形成されてい
る。両突片23は図3におけるフード部11の上下両面
に対向して開口する係止溝24に係合可能となってお
り、これによってゴムブッシュ22自体の抜けが規制さ
れている。
【0023】次に、リードスイッチ5等をコネクタハウ
ジング9内に組み込む作業例を説明すると、まず、プレ
ート14の両ターミナル19をホルダー15の差し込み
スリット20にそれぞれ圧入する。但し、このときには
プレート14は図2におけるA,B両箇所が切断される
前の状態にある(図3参照)。次に、リードスイッチ5
の両電極17a,17bをプレート14の受け片18
a,18bに差し込み、半田付けを行っておく。こうし
て、ホルダー15によってリードスイッチ5、および切
り離されたプレート14とを一体化した後、プレート1
4の上記両箇所を切断する。
【0024】そして、この状態のままでリードスイッチ
5側からコネクタハウジング9へ差し込み、ホルダー1
5がストッパ縁21に突き当たるまで収納部10へ押し
込む。この後、コネクタハウジング9を超音波溶接機に
仕掛け、ホルダー15と収納部10との接合面に対して
超音波による振動を付与すると接合面が溶融するため、
ホルダー15が収納部10の内壁面に固定される。かく
して、リードスイッチ5は収納部10内に安定した姿勢
で封入される。ホルダー15の固定作業の後、ゴムブッ
シュ22を嵌め入れ、両突片23を対応する係止溝24
にそれぞれ係合させる。これによって、ゴムブッシュ2
2が固定され、コネクタハウジング9に対する組み込み
作業が完了する。その後、コネクタハウジング9はリザ
ーバ本体1の取付け筒部6に挿入され係止爪8が装着孔
7に係合すれば、コネクタ4がリザーバ本体1に装着さ
れる。
【0025】以上のように、本実施形態によれば、リー
ドスイッチがプレートに直接支持されるようにしたた
め、従来のような支持のための部材がなく、またホルダ
ーの溶着によってリードスイッチ等に対する抜け止めの
ための専用部材も省略できたため、内部構造の簡素化が
図られている。また、従来に比較して構成部品点数が減
少したため、その分作業工数とコストの低減が期待でき
る。さらに、樹脂製のホルダー15にリードスイッチ5
部分を一体化させているため、ゴムブッシュと共に挿入
する従来に比較してコネクタハウジング9への挿入作業
を容易に行うことができる。
【0026】なお、本実施形態ではリードスイッチ用の
コネクタを例示したが、コネクタ内に収容するものはこ
れに限らず、種々の電気部品に応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】リザーバ本体への装着状態を示す側断面図
【図2】コネクタの平断面図
【図3】コネクタの分解斜視図
【図4】従来のコネクタの側断面図
【符号の説明】
4…コネクタ 5…リードスイッチ(電気部品) 9…コネクタハウジング 14…プレート 15…ホルダー 19…ターミナル 22…ゴムブッシュ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/66 - 13/719 B60T 17/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングへ組み込まれる電気
    部品にターミナルが接続されてなるコネクタであって、 前記ターミナル同士は、これらターミナルの終端部同士
    を連結し前記電気部品の電極を支持する受け片が形成さ
    れた幅広の連結片と、この連結片より先端側において前
    記コネクタハウジングに対する正規の組み付け状態とな
    る前の状態で破断可能に連結する接続箇所とによって連
    結されていることを特徴とするコネクタ。
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