JPH0644042Y2 - さし込みプラグ - Google Patents
さし込みプラグInfo
- Publication number
- JPH0644042Y2 JPH0644042Y2 JP1643089U JP1643089U JPH0644042Y2 JP H0644042 Y2 JPH0644042 Y2 JP H0644042Y2 JP 1643089 U JP1643089 U JP 1643089U JP 1643089 U JP1643089 U JP 1643089U JP H0644042 Y2 JPH0644042 Y2 JP H0644042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- terminal fitting
- shaft
- spring piece
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
本考案は、コンセントに差し込んで使用するさし込みプ
ラグに関するものである。
ラグに関するものである。
従来よりこの種のさし込みプラグとして、第３図および
第４図に示すように、一対の栓刃12を備えた栓刃ブロッ
ク10と、電線１が接続される端子金具21を備えるととも
に栓刃12の並ぶ方向に沿った回動軸14の回りで回動自在
となるように栓刃ブロック10を保持する支持体20とを備
え、端子金具21に対して栓刃12を回動自在に結合したも
のが知られている（特開昭61-128481号公報参照）。 回動軸14は、第５図に示すように、かしめピン14aとさ
らばね14bとを組み合わせて形成される。栓刃12と端子
金具21との結合は、かしめピン14aによりなされるので
あり、かしめピン14aの先端部をかしめることにより抜
け止めされる。また、さらばね14bは、栓刃12と端子金
具21とを圧接させるようにばね力を作用させ、栓刃12と
端子金具21との間の電気的な接触抵抗が増加しないよう
にしている。
第４図に示すように、一対の栓刃12を備えた栓刃ブロッ
ク10と、電線１が接続される端子金具21を備えるととも
に栓刃12の並ぶ方向に沿った回動軸14の回りで回動自在
となるように栓刃ブロック10を保持する支持体20とを備
え、端子金具21に対して栓刃12を回動自在に結合したも
のが知られている（特開昭61-128481号公報参照）。 回動軸14は、第５図に示すように、かしめピン14aとさ
らばね14bとを組み合わせて形成される。栓刃12と端子
金具21との結合は、かしめピン14aによりなされるので
あり、かしめピン14aの先端部をかしめることにより抜
け止めされる。また、さらばね14bは、栓刃12と端子金
具21とを圧接させるようにばね力を作用させ、栓刃12と
端子金具21との間の電気的な接触抵抗が増加しないよう
にしている。
上記構成では、回動軸14としてかしめピン14aとさらば
ね14bとが必要であり、部品点数が多くなるという問題
があり、その結果、組立時の作業効率も悪いという問題
がある。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、か
しめピンやさらばねを不要として部品点数を削減し、か
つ組立時の作業性を向上させたさし込みプラグを提供し
ようとするものである。
ね14bとが必要であり、部品点数が多くなるという問題
があり、その結果、組立時の作業効率も悪いという問題
がある。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、か
しめピンやさらばねを不要として部品点数を削減し、か
つ組立時の作業性を向上させたさし込みプラグを提供し
ようとするものである。
本考案では、上記目的を達成するために、回動軸を栓刃
と端子金具とのいずれか一方に一体に突設し、この回動
軸を他方に形成された軸孔に挿通するとともに先端部を
かしめることによって抜け止めをし、軸孔の周部に軸孔
の軸方向に弾性を有するばね片を一体に設け、ばね片の
要所に回動軸を設けた部材に当接する突起を設けている
のである。
と端子金具とのいずれか一方に一体に突設し、この回動
軸を他方に形成された軸孔に挿通するとともに先端部を
かしめることによって抜け止めをし、軸孔の周部に軸孔
の軸方向に弾性を有するばね片を一体に設け、ばね片の
要所に回動軸を設けた部材に当接する突起を設けている
のである。
上記構成によれば、栓刃と端子金具とのいずれか一方に
回動軸が一体に突設されるとともに、他方にばね片が設
けられるから、栓刃と端子金具とを結合する回動軸、お
よび栓刃と端子金具とが圧接するようにばね力を作用さ
せるばね片として他部品を用いる必要がないのであり、
結果的に、部品点数が削減されるのである。また、部品
点数が削減されるから、部品の散逸が防止されるととも
に組立工数も削減され、組立時の作業効率が向上するの
である。
回動軸が一体に突設されるとともに、他方にばね片が設
けられるから、栓刃と端子金具とを結合する回動軸、お
よび栓刃と端子金具とが圧接するようにばね力を作用さ
せるばね片として他部品を用いる必要がないのであり、
結果的に、部品点数が削減されるのである。また、部品
点数が削減されるから、部品の散逸が防止されるととも
に組立工数も削減され、組立時の作業効率が向上するの
である。
基本構成は、「従来の技術」の項で説明した構成と同様
であって、第３図および第４図に示すように、一対の栓
刃12を熱硬化性合成樹脂のような絶縁材料よりなる可動
体11により保持した栓刃ブロック10と、栓刃ブロック10
を回動自在に保持する支持体20と、支持体20の周囲を覆
う熱可塑性合成樹脂よりなる外殼体30とにより形成され
る。栓刃ブロック10は、支持体20に保持された端子金具
21に対して栓刃12を回動自在に結合することにより、支
持体20に対して両栓刃12が並ぶ方向に沿って回動中心の
回りに回動自在となる。また、端子金具21の一部は支持
体20から露出し、この露出部位には圧着端子となった端
子部21aが形成され、端子部21aを電線１に対してかしめ
ることにより、電線１が端子部21aに接続される。この
ように端子部21aに電線１が接続された状態で、支持体2
0および端子部21aを覆う形で外殼体30が装着される。 第１図および第２図に示すように、栓刃12には端子金具
21に向かって回動軸14が一体に突設されている。一方、
端子金具21には、回動軸14が挿入される軸孔25が穿孔さ
れており、この軸孔25の周囲には略Ｕ形のスリット22が
形成されている。したがって、スリット22よりも外周側
は端子部21の厚み方向において可撓なばね片23として作
用する。また、ばね片23の先端部において栓刃12との対
向面には突起24が設けられる。 この構成では、栓刃12と端子金具21との結合にあたっ
て、回動軸14を軸孔25に挿通して回動軸14の先端部をか
しめれば、栓刃12と端子金具21とを抜け止めして結合で
き、このとき、第２図に示すように、突起24の先端は栓
刃12に当接する。すなわち、突起24はばね片23のばね力
により栓刃12に対して圧接するから、栓刃12と端子金具
21との接触圧を高めて接触抵抗の増加を防止できるので
ある。 上記実施例では、栓刃12に回動軸14を設け、端子金具21
にばね片23を設けているが、逆にしても同等の効果が得
られるのはもちろんのことである。
であって、第３図および第４図に示すように、一対の栓
刃12を熱硬化性合成樹脂のような絶縁材料よりなる可動
体11により保持した栓刃ブロック10と、栓刃ブロック10
を回動自在に保持する支持体20と、支持体20の周囲を覆
う熱可塑性合成樹脂よりなる外殼体30とにより形成され
る。栓刃ブロック10は、支持体20に保持された端子金具
21に対して栓刃12を回動自在に結合することにより、支
持体20に対して両栓刃12が並ぶ方向に沿って回動中心の
回りに回動自在となる。また、端子金具21の一部は支持
体20から露出し、この露出部位には圧着端子となった端
子部21aが形成され、端子部21aを電線１に対してかしめ
ることにより、電線１が端子部21aに接続される。この
ように端子部21aに電線１が接続された状態で、支持体2
0および端子部21aを覆う形で外殼体30が装着される。 第１図および第２図に示すように、栓刃12には端子金具
21に向かって回動軸14が一体に突設されている。一方、
端子金具21には、回動軸14が挿入される軸孔25が穿孔さ
れており、この軸孔25の周囲には略Ｕ形のスリット22が
形成されている。したがって、スリット22よりも外周側
は端子部21の厚み方向において可撓なばね片23として作
用する。また、ばね片23の先端部において栓刃12との対
向面には突起24が設けられる。 この構成では、栓刃12と端子金具21との結合にあたっ
て、回動軸14を軸孔25に挿通して回動軸14の先端部をか
しめれば、栓刃12と端子金具21とを抜け止めして結合で
き、このとき、第２図に示すように、突起24の先端は栓
刃12に当接する。すなわち、突起24はばね片23のばね力
により栓刃12に対して圧接するから、栓刃12と端子金具
21との接触圧を高めて接触抵抗の増加を防止できるので
ある。 上記実施例では、栓刃12に回動軸14を設け、端子金具21
にばね片23を設けているが、逆にしても同等の効果が得
られるのはもちろんのことである。
本考案は上述のように、回動軸を栓刃と端子金具とのい
ずれか一方に一体に突設し、この回動軸を他方に形成さ
れた軸孔に挿通するとともに先端部をかしめることによ
って抜け止めをし、軸孔の周部に軸孔の軸方向に弾性を
有するばね片を一体に設け、ばね片の要所に回動軸を設
けた部材に当接する突起を設けているものであり、栓刃
と端子金具とのいずれか一方に回動軸が一体に突設され
るとともに、他方にばね片が設けられるから、栓刃と端
子金具とを結合する回動軸、および栓刃と端子金具とが
圧接するようにばね力を作用させるばね片として他部品
を用いる必要がないのであり、結果的に、部品点数が削
減されるという利点がある。また、部品点数が削減され
るから、部品の散逸が防止されるとともに組立工数も削
減され、組立時の作業効率が向上するという効果を奏す
るのである。
ずれか一方に一体に突設し、この回動軸を他方に形成さ
れた軸孔に挿通するとともに先端部をかしめることによ
って抜け止めをし、軸孔の周部に軸孔の軸方向に弾性を
有するばね片を一体に設け、ばね片の要所に回動軸を設
けた部材に当接する突起を設けているものであり、栓刃
と端子金具とのいずれか一方に回動軸が一体に突設され
るとともに、他方にばね片が設けられるから、栓刃と端
子金具とを結合する回動軸、および栓刃と端子金具とが
圧接するようにばね力を作用させるばね片として他部品
を用いる必要がないのであり、結果的に、部品点数が削
減されるという利点がある。また、部品点数が削減され
るから、部品の散逸が防止されるとともに組立工数も削
減され、組立時の作業効率が向上するという効果を奏す
るのである。
第１図（ａ）は本考案の実施例の要部分解斜視図、第１
図（ｂ）は同上の要部斜視図、第２図は同上の要部断面
図、第３図は本考案に係るさし込みプラグを示す分解斜
視図、第４図は同上の斜視図、第５図（ａ）（ｂ）は従
来の回動軸を示す分解斜視図と斜視図である。 10……栓刃ブロック、11……可動体、12……栓刃、14…
…回動軸、20……支持体、21……端子金具、23……ばね
片、24……突起、25……軸孔。
図（ｂ）は同上の要部斜視図、第２図は同上の要部断面
図、第３図は本考案に係るさし込みプラグを示す分解斜
視図、第４図は同上の斜視図、第５図（ａ）（ｂ）は従
来の回動軸を示す分解斜視図と斜視図である。 10……栓刃ブロック、11……可動体、12……栓刃、14…
…回動軸、20……支持体、21……端子金具、23……ばね
片、24……突起、25……軸孔。
Claims (1)
- 【請求項１】一対の栓刃が突設された栓刃ブロックと、
各栓刃にそれぞれ電気的に接続される一対の端子金具を
備え栓刃の並ぶ方向に沿った回動軸の回りで回動自在と
なるように栓刃ブロックを保持する支持体とを具備し、
上記回動軸は栓刃と端子金具とのいずれか一方に一体に
突設されていて他方に形成された軸孔に挿通されるとと
もに先端部がかしめられ、上記軸孔の周部には軸孔の軸
方向に弾性を有するばね片が一体に設けられ、ばね片の
要所には回動軸を設けた部材に当接する突起が設けられ
て成るさし込みプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1643089U JPH0644042Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | さし込みプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1643089U JPH0644042Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | さし込みプラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02108259U JPH02108259U (ja) | 1990-08-28 |
| JPH0644042Y2 true JPH0644042Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31229361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1643089U Expired - Lifetime JPH0644042Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | さし込みプラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644042Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP1643089U patent/JPH0644042Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02108259U (ja) | 1990-08-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |