JPH0718142Y2 - さし込みプラグ - Google Patents

さし込みプラグ

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JPH0718142Y2
JPH0718142Y2 JP1643189U JP1643189U JPH0718142Y2 JP H0718142 Y2 JPH0718142 Y2 JP H0718142Y2 JP 1643189 U JP1643189 U JP 1643189U JP 1643189 U JP1643189 U JP 1643189U JP H0718142 Y2 JPH0718142 Y2 JP H0718142Y2
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JP
Japan
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fitting
terminal
blade
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pair
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Expired - Lifetime
Application number
JP1643189U
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English (en)
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JPH02108261U (ja
Inventor
秀樹 横山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、コンセントに差し込んで使用するさし込みプ
ラグに関するものである。
【従来の技術】
従来より、この種のさし込みプラグとして、第4図およ
び第5図に示すように、一対の栓刃12を備えた栓刃ブロ
ック10と、電線1が接続される端子金具21を備えるとと
もに栓刃12の並ぶ方向に沿った回動軸14の回りで回動自
在となるように栓刃ブロック10を保持する支持体20とを
備え、端子金具21に対して栓刃12を回動自在に結合した
ものが提供されている。 支持体20は、端子金具21を保持するために、一対の半割
体20a,20bを組み合わせて形成されており、両半割体20
a,20bは、孔41にかしめピン42を挿通してかしめピン42
をかしめることにより結合されている(特開昭61−1284
81号公報参照)。
【考案が解決しようとする課題】 上記構成では、両半割体20a,20bを結合するために、別
部品としてかしめピン42が必要であり、しかも、かしめ
ピン42をかしめる工程が必要であるから、組立作業に手
間がかかるという問題がある。また、端子金具21を、両
半割体20a,20bの間に挟んでいるのみであるから、支持
体20内で端子金具21ががたつきやすいという問題もあ
る。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、か
しめピンを用いずに両半割体が結合できるようにして組
立作業を容易にするとともに、両半割体を端子金具によ
って結合することにより、支持体に対する端子金具のが
たつきを防止したさし込みプラグを提供しようとするも
のである。
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、一対の栓刃が
突設された栓刃ブロックと、各栓刃にそれぞれ電気的に
接続される一対の端子金具を備え栓刃の並ぶ方向に沿っ
た回動軸の回りで回動自在となるように栓刃ブロックを
保持する支持体とを設け、端子金具を挟み込む形で保持
する一対の半割体を組み合わせて支持体を形成し、両半
割体にそれぞれ設けられた嵌合孔に圧入される嵌合片を
各端子金具にそれぞれ突設し、嵌合片の先端部を基部側
よりも一旦広幅になった後に先端に向かって幅を狭める
矢尻状に形成し、各半割体の嵌合孔への嵌合片の圧入に
よって端子金具を介して両半割体を結合しているのであ
る。
【作用】
上記構成によれば、端子金具に設けた矢尻状の嵌合片を
両半割体に設けた嵌合孔に圧入することによって端子金
具を挟み込むように保持する両半割体を結合するから、
別部品としてのかしめピンが不要になり、部品点数が削
減されるとともにかしめ工程が不要になるのである。ま
た、端子金具に設けた嵌合片を両半割体に設けた嵌合孔
に圧入しているから、支持体と端子金具とが結合され
て、端子金具の支持体に対するがたつきが防止できるの
である。
【実施例】
第1図ないし第3図に示すように、可動体11の両側部に
それぞれ栓刃12の基部が保持された栓刃ブロック10と、
栓刃ブロック10を回動自在に保持する支持体20と、支持
体20の周囲を覆う外殻体30とを備えている。 栓刃ブロック10の可動体11は、合成樹脂のような絶縁材
料により、前面側が平面となり後面側が弧状となる形状
に形成されている。可動体11の両側部には凹所13が形成
されており、この凹所13内に栓刃12の基部が嵌合する。
また、凹所13の周囲の要所には切欠溝13aが形成されて
おり、切欠溝13aの両側部が栓刃12の基部の両側部に形
成された切欠12aに嵌合することにより、可動体11に対
する栓刃12のがたつきが防止されている。栓刃12におい
て可動体11の側面に対応する部位には、回動軸14が打ち
出されている。回動軸14は、大径の主軸14aの中央部に
止めピン14bが突設された形状に形成され、主軸14aは支
持体20に設けられた端子金具21に係合する。 栓刃ブロック10は、合成樹脂のような絶縁材料で形成さ
れた支持体20の前部に設けた収納凹部22内に配設され
る。また、収納凹部22は、前方および上下両方向に開放
されている。ところで、支持体20は、両半割体20a,20b
の間に端子金具21の一部を保持するように形成される。
端子金具21の前端部は収納凹部22の内周面に露出し、端
子金具21の後端部は支持体20の後面から突出する。端子
金具21において収納凹部22の内側で露出している部位に
は、栓刃ブロック10の回動軸14における主軸14aに嵌合
する軸孔25が形成されており、軸孔25の周部には可動体
11とは反対側に突出する環状の突条25aが形成されてい
る。この突条25aには、ばね座金26の周部が当接し、回
動軸14に突設された止めピン14bがばね座金26にかしめ
固定される。すなわち、ばね座金26と栓刃12の基部との
間に端子金具21が挟持された形で、端子金具21に対して
栓刃12が回動自在に保持されるのである。ばね座金26
は、中央部が止めピン14bにより栓刃12に固定され、周
部が端子金具21の突条25aに弾接するから、端子金具21
は栓刃12に対して押し付けられる。その結果、栓刃12と
端子金具21との間には適度の摩擦力が作用し、端子金具
21に対して栓刃12を任意の位置で停止させることができ
るのである。一方、支持体20の後面から突出する端子金
具21の後端部には圧着端子となった端子部21aが形成さ
れている。したがって、端子部21aを電線1に対してか
しめることにより、電線1が端子部21aに接続されるの
である。 各端子金具21における前後の中間部と前端部とには、そ
れぞれ上下一対の嵌合片27が突設されている。各嵌合片
27は先端部が基部側よりも一旦広幅になった後に先端に
向かって幅を狭める矢尻状に形成され、上下各半割体20
a,20bに形成された嵌合孔28内に圧入される。このよう
に、嵌合孔28に嵌合片27を圧入することにより、端子金
具21が両半割体20a,20bに固定されるから、両半割体20
a,20bは端子金具21を介して結合されることになるので
ある。また、両半割体20a,20bと端子金具21とが結合さ
れることにより、端子金具21が両半割体20a,20bに固定
されるから、端子金具21の支持体20に対するがたつきが
防止されるのである。さらに、各端子金具21には可動体
11と一体に形成された栓刃12が回動自在に結合されるか
ら、支持体20に対して栓刃ブロック10を回動自在に結合
することができるのである。 栓刃ブロック10と支持体20との組立過程をまとめると次
のようになる。まず、第2図(a)に示すように、栓刃
12と端子金具21とを回動自在に結合し、第2図(b)の
ように、可動体11を栓刃12に装着して端子金具21と栓刃
ブロック10とを結合する。次に、第2図(c)に示すよ
うに、下の半割体20bの嵌合孔28に端子金具21の嵌合片2
7を圧入する。さらに、第2図(d)のように、端子金
具21の嵌合片27を上の半割体20aの嵌合孔28に圧入すれ
ば、両半割体20a,20bが端子金具21を介して結合される
のである。こうして、支持体20に対して栓刃ブロック10
を回動自在に結合することができるのである。この状態
で、端子金具21の後端部に設けた端子部21aが支持体20
の後方に突出しているから、この端子部21aに電線1を
接続する。その後、第3図に示すように、支持体20およ
び電線1の接続部を塩化ビニル等で形成された外殻体30
により被覆すれば、製品が完成するのである。
【考案の効果】
本考案は上述のように、一対の栓刃が突設された栓刃ブ
ロックと、各栓刃にそれぞれ電気的に接続される一対の
端子金具を備え栓刃の並ぶ方向に沿った回動軸の回りで
回動自在となるように栓刃ブロックを保持する支持体と
を設け、端子金具を挟み込む形で保持する一対の半割体
を組み合わせて支持体を形成し、両半割体にそれぞれ設
けられた嵌合孔に圧入される嵌合片を各端子金具にそれ
ぞれ突設し、嵌合片の先端部を基部側よりも一旦広幅に
なった後に先端に向かって幅を狭める矢尻状に形成し、
各半割体の嵌合孔への嵌合片の圧入によって端子金具を
介して両半割体を結合しているものであり、端子金具に
設けた嵌合片を両半割体に設けた嵌合孔に圧入すること
によって両半割体を結合するから、別部品としてのかし
めピンが不要になり、部品点数が削減されるとともにか
しめ工程が不要になるという利点がある。また、端子金
具に設けた嵌合片を両半割体に設けた嵌合孔に圧入して
いるから、支持体と端子金具とが結合されて、端子金具
の支持体に対するがたつきが防止できるという効果を奏
するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部分解斜視図、第2図
は同上の栓刃ブロックと支持体との組立順序を示す工程
図、第3図は同上の外観斜視図、第4図は従来例を示す
斜視図、第5図は同上の要部分解斜視図である。 10…栓刃ブロック、12…栓刃、14…回動軸、20…支持
体、20a,20b…半割体、21…端子金具、27…嵌合片、28
…嵌合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の栓刃が突設された栓刃ブロックと、
    各栓刃にそれぞれ電気的に接続される一対の端子金具を
    備え栓刃の並ぶ方向に沿った回動軸の回りで回動自在と
    なるように栓刃ブロックを保持する支持体とを具備し、
    上記支持体は端子金具を挟み込む形で保持する一対の半
    割体を組み合わせて形成され、両半割体にそれぞれ設け
    られた嵌合孔に圧入される嵌合片が各端子金具に突設さ
    れ、嵌合片の先端部は基部側よりも一旦広幅になった後
    に先端に向かって幅を狭める矢尻状に形成され、各半割
    体の嵌合孔への嵌合片の圧入によって端子金具を介して
    両半割体が結合されて成るさし込みプラグ。
JP1643189U 1989-02-15 1989-02-15 さし込みプラグ Expired - Lifetime JPH0718142Y2 (ja)

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JPH02108261U JPH02108261U (ja) 1990-08-28
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