JP2000352466A - 操作部の防滴防塵構造 - Google Patents

操作部の防滴防塵構造

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JP2000352466A
JP2000352466A JP11165546A JP16554699A JP2000352466A JP 2000352466 A JP2000352466 A JP 2000352466A JP 11165546 A JP11165546 A JP 11165546A JP 16554699 A JP16554699 A JP 16554699A JP 2000352466 A JP2000352466 A JP 2000352466A
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Shintaro Oshima
慎太郎 大嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転式ダイヤルの操作感を損なわず、コスト
も抑えられる安定な防滴・防塵構造を提供する。 【解決手段】 外装カバー1と、この外装カバー1に形
成された開口穴1aに回転可能に軸支持され且つ操作面
の少なくとも一部が外観に露出するように配置された操
作部材2と、その操作部材2の回転軸部2aを外装カバ
ーの開口穴に挿入する方向とは反対面から固定する固定
部材3と、操作部材2の回転軸外周で且つ外装カバー1
と固定部材2との間に、リング状の弾性のあるシール材
4と、そのシール材4と略同一径の平ワッシャ5とを有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器操作部の防滴
防塵構造に関し、詳しくは、カメラ機器等の回転式操作
部および押し釦操作部の防滴防塵構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より野外で使用されるカメラ機器等
にあっては、撮影のためにカメラを操作する回転式及び
押し釦式操作部の構造には防滴防塵構造が必要である。
【0003】カメラ機器の回転式操作部の防滴防塵構造
の参照例としては、例えば、実公平7−20735号に
開示されている、回転ハンドル部の防水・防塵用のOリ
ングの密閉機構自体は参照できるものである。
【0004】図6はその回転ハンドル部の防水・防塵構
造の断面図であり、図中、101はテフロンワッシャ、
102はOリング、103は平ワッシャ、110は筐体
カバー、110aは構造内面、111は合焦操作ハンド
ル、112は合焦駆動軸、113は軸周面、114はカ
ム溝、115はピン、116はガイド筒、116aはガ
イド溝、117はレンズ筒、118は軸受、119は開
口、Lは合焦レンズ、OLは対物レンズである。
【0005】合焦操作ハンドル111と合焦駆動軸11
2は一体的に固定され、軸受118によって回転可能に
支持され、一方、筐体カバー110と合焦駆動軸112
との間にテフロンワッシャ101、Oリング102、平
ワッシャ103が配置されている。
【0006】以上のように構成された従来の回転ハンド
ル部の防滴・防塵構造は、合焦駆動軸112と筐体カバ
ー110との隙間は、押圧されたOリング102及びテ
フロンワッシャ101、平ワッシャ103によって完全
に密封することにより、防滴防塵の効果を得ている。
【0007】又、合焦のために合焦操作ハンドル111
を介して合焦駆動軸112を回転させると、合焦駆動軸
112と一緒にOリング102及び、テフロンワッシャ
101、平ワッシャ103が回転するが、テフロンワッ
シャ101は表面が低摩擦係数材からなることから、筐
体カバー110との間の摩擦係数は極めて小さく、小さ
な回転力によって合焦操作ハンドル111を回転させる
ことができる効果を得ている。
【0008】また、その他のカメラ機器の操作部材等の
防滴・防塵構造としては、図7に示す押し釦式スイッチ
の防滴・防塵構造の図のような、構造のものがある。図
7において、301は外装カバー、302は例えばゴム
のような弾性のあるシール部材であり、303はシール
部材302により完全に覆う形に構成された押し釦であ
り、304は外装カバー301の裏側からシール材30
2の一部を挟み込むように固定された圧着板で、305
は押し釦303が押されることにより、パターン基板
(図示していない)との導通を果たす導電スイッチゴム
である。この場合の押し釦式スイッチの防滴・防塵動作
については、シール材302が押し釦303を完全に覆
い、且つ、外装カバー301との隙間もシール材302
が密閉することにより防滴・防塵効果を得ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、図6の、回転式ダイヤル操作部の防滴
・防塵構造では、Oリング102及びテフロンワッシャ
101、平ワッシャ103が筐体カバー110と合焦駆
動軸112との間に配置されているため、Oリング10
2が軸方向に押し潰され弾性力の反作用により合焦駆動
軸112は筐体カバー110に対して浮き上がり、且
つ、その間には隙間が発生する。そのため、一体的に固
定された合焦操作ハンドル111と合焦駆動軸112
を、Oリング102を押し潰す軸方向の力が加えられた
状態で回転操作を行うと、Oリング102に弾性変形が
発生し、操作時の回転トルクが一定とならず操作感が損
なわれるという問題があった。
【0010】また、Oリング102の弾性変形を発生し
にくくするために、Oリング102の材料の硬度を高め
てしまうと、全体の回転トルクも高くなってしまい操作
感が損なわれるという問題があった。
【0011】また、Oリング102の弾性変形を発生し
にくくするために、合焦駆動軸112と筐体カバー11
0に発生する隙間を一定量以下に押さえることは、テフ
ロンワッシャ101や平ワッシャ103の厚みを変える
ことにより可能ではあるが、各部品の寸法バラツキを考
慮すると、個々に調整を行う必要が発生したり、若しく
は、高精度の部品が必要となり、製造コストが上がると
いう問題があった。
【0012】次に、図7の押し釦式スイッチの防滴・防
塵構造の場合には、シール材302の操作部が外観側に
大きく露出する構成であるために、シール材302の材
料にゴムやエラストマーといった弾性力に富んだ材料を
使用した場合、シール材302の表面にゴミが付着しや
すくなって外観状好ましくなく、釦操作時にシール材3
02を直接指先や爪などで押すためにシール材302自
体が破損しやすく、対策として強度を増すためにシール
材302の肉厚を厚くしたり、材料の硬さを増してしま
うと、スイッチの押し圧力が高くなってしまったり、ス
イッチ押し込み時のクリック感を大きく損なってしまう
という問題があった。
【0013】更に、押し操作時以外の通常時、外装カバ
ー301の穴の先端開口部と密着しているシール材30
2の先端周囲部が、押し操作によって軸中心側へ倒れ変
形が発生し、外装カバーとシール材の間に隙間が発生し
て防滴・防塵性能が低下してしまい、シール材302が
変形する際に発生する撓み力の影響によりスイッチの押
し圧力が高くなってしまったり、スイッチ押し込み時の
クリック感が損なわれたりするという問題があった。
【0014】更に、シール材302の材料にゴムやエラ
ストマーと言った弾力性に富んだ材料を使用した場合、
その材料自体の特性上の形状安定性、摺動性、機械的強
度が劣るため、外装カバー301へシール材302を組
み込む作業の際、シール材302がずれてしまったり、
破損してしまったりするという問題があった。
【0015】更に、シール材302の一部は外装カバー
301と圧着板304との間で挟みこまれるように固定
されているが、外装カバー301、圧着板304の各部
品の寸法バラツキ、および変形によりシール材302を
完全に加圧密着することができないという問題があっ
た。
【0016】そこで、本発明は、以上の問題点を改善し
て、回転式ダイヤルおよび押し釦式スイッチ等の操作部
の操作感を損なわずに、コストが抑えられ耐久性と信頼
性に優れた操作部の防滴・防塵構造を提供することを目
的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、外装カバ
ーと、前記外装カバーに形成された開口穴に回転可能に
軸支持され且つ操作面の少なくとも一部が外観に露出す
るように配置された操作部材と、前記操作部材の回転軸
部を前記外装カバーの開口穴に挿入する方向とは反対面
から固定する固定部材と、前記操作部材の回転軸外周で
且つ前記外装カバーと前記固定部材との間に、リング状
の弾性のあるシール材と、前記シール材と略同一径の平
ワッシャとを有することを特徴とする操作部の防滴・防
塵構造にある。
【0018】この構成によれば、回転式ダイヤルの防滴
・防塵構造で、シール材は外装カバーと固定部材との間
に配置されているため、シール材が軸方向に押し潰され
る弾性力の反作用により、操作部材と外装カバーとの間
の隙間の発生が抑制されるので、操作部材の操作面を軸
方向に押し込む力が加えられた状態で回転操作を行って
も、シール材が弾性変形することはなく、従って操作時
の回転トルクも安定化できる。
【0019】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項2に記載のように、外装カバーと、操作面
の少なくとも一部が外観に露出するように配置された操
作部材と、前記外装カバーに形成された開口穴に回転可
能に軸支持され且つ前記操作部材とは反対面から固定す
る固定部材と、前記固定部材の回転軸外周で且つ前記外
装カバーと前記固定部材との間に、リング状の弾性のあ
るシール材と、前記シール材と略同一径の平ワッシャと
を有することを特徴とする操作部の防滴防塵構造にあ
る。
【0020】この構成によれば、外装カバーの開口穴に
固定部材の回転軸を軸支持する形態の回転式ダイヤルの
防滴・防塵構造において、シール材は外装カバーと固定
部材との間に配置されているため、シール材が軸方向に
押し潰される弾性力の反作用により、操作部材と外装カ
バーとの間の隙間の発生が抑制されるので、回転操作に
よってシール材が弾性変形することはなく、操作時の回
転トルクも安定化できる。
【0021】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項3に記載のように、前記外装カバ
ーの外観側で、前記操作部材の回転軸と直交した突当て
面と、前記突当て面に対向した前記操作部材の突当て部
が摺動可能に密着していることを特徴とする請求項1又
は2に記載の操作部の防滴防塵構造にある。
【0022】この構成によれば、操作部材と外装カバー
の一部が密着していることで、回転軸部への水、埃等の
侵入が抑制されるので、回転式ダイヤル機構の防滴・防
塵性能が向上する。
【0023】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項4に記載のように、前記シール材
は前記平ワッシャと前記固定部材との間に配置され、且
つ前記シール材と前記平ワッシャと前記固定部材とは、
前記操作部材と一体に回転することを特徴とする請求項
1又は2記載の操作部の防滴防塵構造にある。
【0024】この構成によれば、回転式ダイヤルの防滴
・防塵構造で、外装カバーとシール材の間には平ワッシ
ャが介入し、シール材と平ワッシャと固定部材とは操作
部材と一体で回転することで、シール材と他の部品が直
接摺動することがなく、シール材にゴム、エラストマー
等の摺動性、機械強度に劣る材料を使用しても、シール
材の摩耗、耐久性の低下を抑え、操作部材の回転操作力
も低くできる。
【0025】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項5に記載のように、前記操作部材
の軸外周部の一部に凹部を形成し、対応する平ワッシャ
の一部に凸部を形成して前記凹部と凸部を嵌合させるこ
とを特徴とする請求項4記載の操作部の防滴防塵構造に
ある。
【0026】この構成によれば、回転式ダイヤルの防滴
・防塵構造で、シール材と平ワッシャと固定部材を操作
部材と一体で回転させることができる。
【0027】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項6に記載のように、外装カバーと、前記外
装カバーの所定位置に配置された穴より突出し押し操作
によって動作する押し釦と、前記押し釦を軸支持し且つ
外装カバーの裏側に固定される圧着板と、前記外装カバ
ーと前記圧着板との間で挟み込んで加圧され且つ前記押
し釦の軸外周部に圧入固定される鍔部を有する弾性のあ
るシール材とを有することを特徴とする操作部の防滴防
塵構造にある。
【0028】この構成によれば、押し釦式スイッチの防
滴・防塵構造で、操作部表面へのシール材の露出は最小
限となるため、シール材の材料にゴム、エラストマー等
の弾性力に富んだ材料を使用した場合でも、ゴミの付着
は軽減されスイッチの操作感も改善され、シール材の耐
久性を高めることができる。
【0029】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項7に記載のように、前記押し釦に
圧入固定される前記シール材の周辺部に略U字溝形状の
たるみ部を有することを特徴とする請求項6記載の操作
部の防滴防塵構造にある。
【0030】この構成によれば、押し釦式スイッチの防
滴・防塵構造で、シール材のU字溝形状のたるみ部のみ
で押し釦の変位量(ストローク)に対し変形追従(吸
収)するので、外装カバーとシール材との密着性を高め
て、スイッチの操作感を改善できる。
【0031】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項8に記載のように、前記外装カバ
ーの穴形状と、前記穴に挿入される前記シール材の嵌合
部の形状の、それぞれ少なくとも一部がテーパー形状で
あることを特徴とする請求項6記載の操作部の防滴防塵
構造にある。
【0032】この構成によれば、押し釦式スイッチの防
滴・防塵構造で、外装カバーの穴にシール材の釦周囲の
嵌合部を挿入する際に、それぞれのテーパー形状がガイ
ドの役割を果たすこととなり、シール材のズレ又は破損
等の発生を防止することができる。
【0033】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項9に記載のように、前記外装カバ
ーと前記圧着板に挟まれる前記シール材の一部が連続的
な凸形状を有することを特徴とする請求項6記載の操作
部の防滴防塵構造にある。
【0034】この構成によれば、押し釦式スイッチの防
滴・防塵構造で、外装カバーと圧着板の各部品の寸法バ
ラツキ、変形が生じた場合でも確実にシール材が外装カ
バーと圧着板の間を加圧密閉して、防滴・防塵性能の信
頼性を高めることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る操作部の防滴・
防塵構造の断面図である。図1において、1は外装カバ
ーであり、図の右側が装置の外観側(つまりカメラ外
部)となる。2は外装カバー1の外観側に取付けられた
操作部材、3は操作部材2の回転軸部の端部2eに取付
けられた固定部材、4は例えばゴムやエラストマーのよ
うな弾性のある材料からなるリング状のシール材、5は
シール材4と略同一径の平ワッシャ、6は固定部材3を
操作部材2に固定するための固定ビスである。
【0036】つぎに動作について説明する。操作部材2
の回転軸2aは外装カバー1の開口穴1aの外観側から
嵌合挿入され、操作部材2の操作面2bはその全体が外
観に露出しており、操作面2bのどの部分を使っても操
作部材2を回転させることが可能である。平ワッシャ5
はシール材4と略同一径のリング形状の部品であり、シ
ール材4は弾性のある材料からなるOリングである。平
ワッシャ5は外装カバー1の外観側とは反対側から、操
作部材2の軸外周部2dに挿入され、同様にシール材4
は操作部材2の軸外周部2dに軽圧入される。固定部材
3はシール材4の外形よりも大きな金属製の板部材であ
り、回転軸2aの端部2eに突当たる状態となるように
固定ビス6によって固着されている。これによって、シ
ール材4は固定部材3と摺動面1dとの間で所定量だけ
押し潰されるように構成されている。
【0037】このような、本実施の形態によれば、シー
ル材4が軸方向に押し潰される弾性力の反作用により、
操作部材2と外装カバー1との間の隙間の発生が抑えら
れるので、カメラ機器等の各種回転式ダイヤル機構の安
定した防滴・防塵構造が得られる。
【0038】又、操作部材2の操作面2bを外観側から
軸方向に押力を加えても、シール材4が弾性変形するこ
とはなく、操作時の回転トルクも安定する。
【0039】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図を参照して説明する。図2は本
発明の第2の実施の形態に係る操作部の防滴・防塵構造
の断面図である。図2において、第2の実施の形態は操
作部材12側から回止めする例であり、11は外装カバ
ーで図の右側が装置の外観側となる。12は外装カバー
11の外観側に取付けた操作部材、13は外装カバー1
1の外観側とは反対側から取付けられ操作部材12の端
部に取付ける固定部材、14は例えばゴムやエラストマ
ーのような弾性のある材料からなるリング状のシール
材、15はシール材14と略同一径の平ワッシャ、16
は固定部材13を操作部材12に固定するための固定ビ
スである。
【0040】つぎに動作について説明する。操作部材1
2の操作面12bは、その全体が外観に露出していて操
作面12bのどの部分を使っても操作部材12を回転さ
せることが可能である。固定部材13の回転軸13aは
外装カバー11の開口穴11aの外観側とは反対側から
嵌合挿入される。シール材14は弾性のある材料からな
るOリングであり、平ワッシャ15はシール材14と略
同一径のリング形状の部品である。
【0041】シール材14は固定部材13の軸外周部1
3dに軽圧入され、同様に平ワッシャ15も固定部材1
3の軸外周部13dに挿入され、いずれも外装カバー1
1の外観側とは反対側に配置される。固定部材13はシ
ール材14の外形よりも大きい段部を有する部材であ
り、軸端部13eが操作部材12の突当て部12cに、
突当たる状態となるように固定ビス16によって固着さ
れて、外装カバー面11cと操作部材面12cが密着す
る。又、シール材14は固定部材13と摺動面11dと
の間で、所定量だけ押し潰されるように構成されてい
る。
【0042】このような、第2の実施の形態によれば、
同様にシール材14が軸方向に押し潰される弾性力の反
作用により、操作部材12と外装カバー11との間の隙
間の発生が抑えられ、且つ、操作部材と外装カバーの一
部が密着していることで、カメラ機器等の回転式ダイヤ
ル機構の改善された、安定した防滴・防塵構造が得られ
る。
【0043】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について図を参照して説明する。図3は本
発明の第3の実施の形態に係る操作部の防滴・防塵構造
の断面図である。図3において、21は外装カバーで、
図の右側が外観側となる。22は外装カバー21の外観
側に取付けられた操作部材、23は操作部材22の回転
軸部の端部22eに取付けられた固定部材、24は例え
ばゴムやエラストマーのような弾性のある材料からなる
リング状のシール材、25はシール材24と略同一径の
平ワッシャ、26は固定部材23を操作部材22に固定
する固定ビスである。
【0044】つぎに動作について説明する。操作部材2
2の回転軸22aは、外装カバー21の開口穴21aの
外観側から嵌合挿入され、操作部材22の操作面22b
はその全体が外観に露出していて、操作面22bのどの
部分を使っても、操作部材22を回転させることが可能
である。平ワッシャ25はシール材24と略同一径のリ
ング形状の部品であり、軸外周部22dの一部にある凹
部22fに対し、平ワッシャ25の一部対応部分にも形
成された凸部25fとを嵌合してシール材24、平ワッ
シャ25、固定部材23と操作部材22とが一体に回転
するように構成している。
【0045】シール材24は弾性のある材料からなるO
リングである。平ワッシャ25は外装カバー21の外観
側とは反対側から、操作部材22の軸外周部22dに挿
入され、同様にシール材24は操作部材22の軸外周部
22dに軽圧入される。又、固定部材23はシール材2
4の外形よりも大きな金属製の板部材であり、回転軸2
2aの端部22eに突当たる状態となるように固定ビス
26によって固着されている。これによってシール材2
4は固定部材23と摺動面21dとの間で、所定量だけ
押し潰されて安定した密封効果が得られる。
【0046】このように第3の実施の形態によれば、シ
ール材24、平ワッシャ25、固定部材23、操作部材
22が一体に回転するので、シール材24は他の部品と
は直接摺動しなくなり、防滴・防塵性能が向上する。従
って、シール材に摺動性、機械的強度が劣る材料を使用
しても、シール材の摩耗、耐久性の低下を抑えることが
可能になり、カメラ機器等の回転式ダイヤル機構の安定
した防滴・防塵構造が得られる。
【0047】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態について図を参照して説明する。図4は本
発明の第4の実施の形態に係る操作部の防滴・防塵構造
の断面図である。図4において、以上図1〜3まではカ
メラの回転式ダイヤル機構について説明したが、図4以
降は押し釦式スイッチの防滴・防塵構造に関するもので
ある。31は外装カバー、32はゴムやエラストマー等
からなるシール材であり、33は通常外装カバー31よ
り突出した状態にある押し釦で、ポリカーボネートやA
BSといった熱可塑性樹脂材又は金属材等の材質であ
る。34は外装カバー31の裏側からシール材32の一
部を挟み込むように固定された圧着板であり、且つ、押
し釦33の軸支持と導電性シリコーンゴムスイッチ35
の保持部材の機能も兼ねている。
【0048】35は押し釦33が押されることにより、
パターン基板(図示していない)との導通を果たす導電
性シリコーンゴムスイッチ、36は圧着板4を外装カバ
ー31に裏側から固定するための固定ビスである。
【0049】次に動作について説明する。図4に示すよ
うに、シール材32の操作部寄り鍔部32aがあり、こ
の鍔部32aが押し釦33の操作面より内側で、且つ、
外周部に設けられた溝部33aにはまり込むようになっ
ている。鍔部32aの厚み寸法は、溝部33aの幅寸法
より僅かに大きな寸法となるように設定されていて、
又、鍔部32aの穴寸法は溝部33aの径寸法より僅か
に小さな寸法となるように設定されている。
【0050】シール材32はゴムやエラストマーといっ
た弾性復元力のある材料を使用することにより、シール
材32の穴に押し釦33を圧入し、図4に示す状態とし
て、シール材32と押し釦33とはほぼ一体的に固定さ
れることになる。一方、シール材32は外装カバー31
の内側で、且つ、外装カバー31の穴を完全にふさぐ形
で鍔部32bがある。鍔部32bは外装カバー31の穴
周囲の押さえ部31bと、圧着板34の押え部34bの
間に挟み込まれる状態となる。
【0051】このように、第4の実施の形態によれば、
押し釦(操作部)33表面へのシール材32の露出は最
小限となり、ゴミの付着、シール材の破損は低減され、
押し釦式スイッチの操作感が改善されて、シール材の耐
久性も高められた、カメラ機器等の押し釦式スイッチ機
構における安定した防滴・防塵構造が得られる。
【0052】なお、ここでは電気的スイッチ部を導電性
シリコーンゴムスイッチとしているが、これに限定され
ず、金属性ダイヤフラムを用いたタクトスイッチ等を用
いてもよい。
【0053】(第5の実施の形態)以下、本発明の第5
の実施の形態について図を参照して説明する。図5は本
発明の第5の実施の形態に係る操作部の防滴・防塵構造
の断面図である。図5において、41は外装カバー、4
2はゴムやエラストマーのような弾性のある材料からな
るシール材であり、43は通常外装カバー41から突出
した押し釦で、材質はポリカーボネート、ABS等の樹
脂か又は金属等である。44は圧着板で、押し釦43の
軸支持と導電性シリコーンゴムスイッチ45の保持機能
を兼ねている。45は導電性シリコーンゴムスイッチ、
46は圧着板44を外装カバー41に裏側から固定する
ための固定ビスである。
【0054】つぎに動作について説明する。図5に示す
ように、シール材42の操作部寄りに鍔部42aがあ
り、この鍔部42aが押し釦43の操作面より内側で、
且つ、外周部に設けられた溝部43aにはまり込むよう
になっている。シール材42はゴムやエラストマーとい
った弾性部材を用いて、シール材42の穴に押し釦43
を圧入し、図5の状態にすることによって、シール材4
2と押し釦43とは、ほぼ一体的に固定されることにな
る。
【0055】又、シール材42の鍔部42aの外側部に
はたるみ部42bがあり、このたるみ部42bの形状は
略U字形状をなしている。押し釦43が押されると鍔部
42aは溝部43aと略一体的に移動し、それに伴いた
るみ部42bはU字形状となっている部分だけで追従し
て変形し、押し釦43の上下ストロークを吸収する。
【0056】又、外装カバー41とシール材42の穴テ
ーパー部41cと、シールテーパー部42cは、それぞ
れ外装カバー41の内側から外観側(図の上方向)に向
かって徐々に穴径方向に細くなるテーパー形状を成して
いて、外装カバー41の穴テーパー部41cに対し、シ
ール材42のシールテーパー部42cは挿入する際のガ
イドの役割を果たしている。
【0057】一方、シール材42には外装カバー41の
内側で、且つ、外装カバー41の穴を完全に塞ぐ形で成
る鍔部42dの一部に、凸形状部42eがある。この凸
形状部42eの平面形状は、外装カバー41の開口穴の
形状より大きく、且つ、穴周囲の押え部41dの形状よ
り小さなものであり、又、断面形状は連続した突起形状
である。実際の組込み状態で凸形状部42eは外装カバ
ー41の穴周囲の押え部41dと、圧着板44の押え部
44dの間で加圧状態になるので、凸形状部42eは押
し潰されて密閉状態を形成する。
【0058】このような、第5の実施の形態によれば、
カメラ機器等の押し釦式スイッチの防滴・防塵構造で、
操作部表面へのシール材42の露出は最小限とすること
が可能となった。
【0059】また、シール材42のU字溝形状のたるみ
部42bのみで、押し釦43の変位量に対し変形追従し
て押し釦のストロークを吸収できる。
【0060】また、外装カバー41の穴にシール材42
の釦周囲の嵌合部を挿入する際に、それぞれのテーパー
形状がガイドの役割を果たすことができる。
【0061】また、凸形状部12eが、外装カバー41
と圧着板44の間を確実に密閉し、シールド効果を高め
ることができる。
【0062】なお、ここまでは電気的スイッチ部を導電
性シリコーンゴムスイッチとしているが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、金属性ダイヤフラムを用い
たタクトスイッチ等を使用してもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は2に
記載の発明によれば、操作部材の操作面のどの部分で回
転操作を行っても、シール材が弾性変形することはな
く、操作時の回転トルクが安定する。
【0064】また、操作部材のガタ付きもなくなるので
操作感の品位、防滴・防塵の性能も向上する。
【0065】更に、高精度の部品を必要とせず、個々に
調整の必要がないので製造コストが下げられる、等の効
果がある。
【0066】また、請求項3に記載の発明によれば、操
作部材と外装カバーの一部が密着していることで、回転
軸部への水や埃等の侵入が抑制されるので防滴・防塵性
能が向上する。
【0067】また、シール材に低硬度の材料を使用し
て、作動力を抑える設定とした場合でも、操作部材と外
装カバーの一部が密着していることで全体の防滴・防塵
性能の低下を防ぐ、等の効果がある。
【0068】また、請求項4又は5に記載の発明によれ
ば、シール材と他の部品とは直接摺動しないようにし
て、シール材にゴム、エラストマーと言った摺動性、機
械的強度が劣る材料を使用しても、シール材の摩耗耐久
性の低下を抑えることが可能になり、操作部材の回転操
作力も低減させる効果がある。
【0069】また、請求項6に記載の発明によれば、操
作部表面へのシール材の露出は最小限となるため、カメ
ラ機器等の押し釦式スイッチの操作部表面へのゴミの付
着も軽減され、釦操作時にシール材を直接指先または爪
などで押すことがないので、シール材の耐久性を高める
ことになると同時に、シール材の強度を増す必要がない
ので押し釦式スイッチの操作感が改善される効果があ
る。
【0070】また、請求項7に記載の発明によれば、シ
ール材のU字溝形状の部分のみで、押し釦の変位量に対
し変形追従するので、押し操作時以外の通常時外装カバ
ーの穴の先端開口部と密着しているシール材の先端周辺
部が押し操作時に、軸中心側へ倒れて変形することがな
くなり、外装カバーとシール材との密着性を更に高め、
押し操作時に発生するシール材の撓み力も軽減すること
ができるので、押し釦式スイッチの操作感を更に改善す
る効果がある。
【0071】また、請求項8に記載の発明によれば、外
装カバーの穴にシール材の釦周囲の嵌合部を挿入する際
に、それぞれのテーパー形状がガイドの役割を果たすこ
ととなり、シール材にゴム、エラストマーといった形状
安定性、摺動性、機械的強度が劣る材料を使用した場合
でも、シール材のずれ、破損等の発生を防止する効果が
ある。
【0072】また、請求項9に記載の発明によれば、外
装カバー、圧着板の各部品の寸法のバラツキおよび変形
が生じた場合でも、シール材の一部が連続的な凸形状を
なすことで、シール材が外装カバーと圧着板の間を確実
に密閉するので、防滴・防塵性能の信頼性を高める効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る操作部の防滴
・防塵構造の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る操作部の防滴
・防塵構造の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る操作部の防滴
・防塵構造の断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る操作部の防滴
・防塵構造の断面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る操作部の防滴
・防塵構造の断面図である。
【図6】従来の防滴・防塵構造の断面図である。
【図7】従来の他の防滴・防塵構造の断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41 外装カバー 2,12,22 操作部材 3,13,23 固定部材 4,14,24,32,42 シール材 5,15,25 平ワッシャ 6,16,26,36,46 固定ビス 33,43 押し釦 34,44 圧着板 35,45 シリコーンゴムスイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装カバーと、前記外装カバーに形成さ
    れた開口穴に回転可能に軸支持され且つ操作面の少なく
    とも一部が外観に露出するように配置された操作部材
    と、前記操作部材の回転軸部を前記外装カバーの開口穴
    に挿入する方向とは反対面から固定する固定部材と、前
    記操作部材の回転軸外周で且つ前記外装カバーと前記固
    定部材との間に、リング状の弾性のあるシール材と、前
    記シール材と略同一径の平ワッシャとを有することを特
    徴とする操作部の防滴防塵構造。
  2. 【請求項2】 外装カバーと、操作面の少なくとも一部
    が外観に露出するように配置された操作部材と、前記外
    装カバーに形成された開口穴に回転可能に軸支持され且
    つ前記操作部材とは反対面から固定する固定部材と、前
    記固定部材の回転軸外周で且つ前記外装カバーと前記固
    定部材との間に、リング状の弾性のあるシール材と、前
    記シール材と略同一径の平ワッシャとを有することを特
    徴とする操作部の防滴防塵構造。
  3. 【請求項3】 前記外装カバーの外観側で、前記操作部
    材の回転軸と直交した突当て面と、前記突当て面に対向
    した前記操作部材の突当て部が摺動可能に密着している
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の操作部の防滴防
    塵構造。
  4. 【請求項4】 前記シール材は前記平ワッシャと前記固
    定部材との間に配置され、且つ前記シール材と前記平ワ
    ッシャと前記固定部材とは、前記操作部材と一体に回転
    することを特徴とする請求項1又は2記載の操作部の防
    滴防塵構造。
  5. 【請求項5】 前記操作部材の軸外周部の一部に凹部を
    形成し、対応する平ワッシャの一部に凸部を形成して前
    記凹部と凸部を嵌合することを特徴とする請求項4記載
    の操作部の防滴防塵構造。
  6. 【請求項6】 外装カバーと、前記外装カバーの所定位
    置に配置された穴より突出し押し操作によって動作する
    押し釦と、前記押し釦を軸支持し且つ外装カバーの裏側
    に固定される圧着板と、前記外装カバーと前記圧着板と
    の間で挟み込んで加圧され且つ前記押し釦の軸外周部に
    圧入固定される鍔部を有する弾性のあるシール材とを有
    することを特徴とする操作部の防滴防塵構造。
  7. 【請求項7】 前記押し釦に圧入固定される前記シール
    材の周辺部に略U字溝形状のたるみ部を有することを特
    徴とする請求項6記載の操作部の防滴防塵構造。
  8. 【請求項8】 前記外装カバーの穴形状と、前記穴に挿
    入される前記シール材の嵌合部の形状の、それぞれ少な
    くとも一部がテーパー形状であることを特徴とする請求
    項6記載の操作部の防滴防塵構造。
  9. 【請求項9】 前記外装カバーと前記圧着板に挟まれる
    前記シール材の一部が連続的な凸形状を有することを特
    徴とする請求項6記載の操作部の防滴防塵構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211970A (ja) * 2006-01-12 2007-08-23 Denso Corp 回転部のシール構造およびそれを用いた空調装置
JP2007286084A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Nec Corp カメラ一体型携帯端末機器
CN101957174A (zh) * 2010-04-18 2011-01-26 苏州佳世达光电有限公司 具有抗尘结构的光学感应装置、滤光装置及投影机

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