JPH05265698A - 情報処理装置 - Google Patents
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- JPH05265698A JPH05265698A JP6212592A JP6212592A JPH05265698A JP H05265698 A JPH05265698 A JP H05265698A JP 6212592 A JP6212592 A JP 6212592A JP 6212592 A JP6212592 A JP 6212592A JP H05265698 A JPH05265698 A JP H05265698A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、非同期データ転送において高速で
データを外部装置へシリアル転送可能な情報処理装置を
提供する。 【構成】 データ転送バスの所定の最大転送ビット幅の
1/N(Nは整数)の所定ビット幅で前記データ転送バ
スからデータを受信し記憶する手段と、この記憶手段か
ら前記所定ビット幅でパラレルにデータを順次受信し格
納するバッファ手段と、このバッファ手段から前記所定
ビット幅毎にデータを受信し、パラレル−シリアル変換
する手段とを備え、非同期データ転送においてバッファ
手段にデータを格納する時間を大幅に短縮でき、このた
め高速で外部へデータの転送が可能となる。
データを外部装置へシリアル転送可能な情報処理装置を
提供する。 【構成】 データ転送バスの所定の最大転送ビット幅の
1/N(Nは整数)の所定ビット幅で前記データ転送バ
スからデータを受信し記憶する手段と、この記憶手段か
ら前記所定ビット幅でパラレルにデータを順次受信し格
納するバッファ手段と、このバッファ手段から前記所定
ビット幅毎にデータを受信し、パラレル−シリアル変換
する手段とを備え、非同期データ転送においてバッファ
手段にデータを格納する時間を大幅に短縮でき、このた
め高速で外部へデータの転送が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速でデータを外部装
置へシリアル転送可能な情報処理装置に関する。
置へシリアル転送可能な情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置、例えば画像情報機器、文
書作成装置等の画像情報処理装置は、印刷装置、表示装
置(CRT)等の外部出力装置に非同期で画像データを
シリアル転送しなければならない。このために、画像情
報処理装置は、一般に外部出力装置と接続するためにイ
ンタフェース回路を備えている。このインタフェース回
路は、画像情報機器等の内部の画像データ転送バスのデ
ータ転送速度や転送ビット幅がその画像データを受信す
る外部出力装置のデータ転送速度や転送ビット幅と異な
ることから、受信側のものと一致するように画像データ
のデータ転送速度と転送ビット幅の変換を行っている。
このインタフェース回路では送信側と受信側とのデータ
転送速度の違いを吸収するためにラインバッファが用い
られている。この時に、ラインバッファへ書込まれる画
像データのデータ幅は、予めラインバッファの有するデ
ータ幅に揃える、いわゆる「データのパッキング処理」
によって画像情報機器等の内部で変換されることが多
い。また、このインタフェース回路では、パラレル画像
データを1ビット幅のシリアル画像データに変換するた
めに、ラインバッファから読出したパラレル画像データ
をシフトレジスタに書込み、シフトレジスタ内のパラレ
ル画像データを同期クロックに同期させて順次シフトさ
せ出力し、1ビット幅の画像データを得ている。
書作成装置等の画像情報処理装置は、印刷装置、表示装
置(CRT)等の外部出力装置に非同期で画像データを
シリアル転送しなければならない。このために、画像情
報処理装置は、一般に外部出力装置と接続するためにイ
ンタフェース回路を備えている。このインタフェース回
路は、画像情報機器等の内部の画像データ転送バスのデ
ータ転送速度や転送ビット幅がその画像データを受信す
る外部出力装置のデータ転送速度や転送ビット幅と異な
ることから、受信側のものと一致するように画像データ
のデータ転送速度と転送ビット幅の変換を行っている。
このインタフェース回路では送信側と受信側とのデータ
転送速度の違いを吸収するためにラインバッファが用い
られている。この時に、ラインバッファへ書込まれる画
像データのデータ幅は、予めラインバッファの有するデ
ータ幅に揃える、いわゆる「データのパッキング処理」
によって画像情報機器等の内部で変換されることが多
い。また、このインタフェース回路では、パラレル画像
データを1ビット幅のシリアル画像データに変換するた
めに、ラインバッファから読出したパラレル画像データ
をシフトレジスタに書込み、シフトレジスタ内のパラレ
ル画像データを同期クロックに同期させて順次シフトさ
せ出力し、1ビット幅の画像データを得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、インタフェー
ス回路内のラインバッファにデータを書込む際のデータ
のパッキング処理のために、データのラインバッファへ
の書込みに時間がかかってしまう。このため、ラインバ
ッファへのデータの書込み頻度よりもラインバッファか
らのデータの読出し頻度が多くなると、データ転送中に
ラインバッファ内のデータが空になってしまいデータを
外部出力装置へ高速に転送できない状態が発生するとい
う問題があった。
ス回路内のラインバッファにデータを書込む際のデータ
のパッキング処理のために、データのラインバッファへ
の書込みに時間がかかってしまう。このため、ラインバ
ッファへのデータの書込み頻度よりもラインバッファか
らのデータの読出し頻度が多くなると、データ転送中に
ラインバッファ内のデータが空になってしまいデータを
外部出力装置へ高速に転送できない状態が発生するとい
う問題があった。
【0004】本発明は、上記問題を解決すべく成された
ものであり、非同期データ転送において高速でデータを
外部出力装置へシリアル転送可能な情報処理装置を提供
することを目的とする。
ものであり、非同期データ転送において高速でデータを
外部出力装置へシリアル転送可能な情報処理装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、データ転送バスの所定の最大転送ビット
幅の1/N(Nは整数)の所定ビット幅で前記データ転
送バスからデータを受信し記憶する手段と、この記憶手
段から前記所定ビット幅でパラレルにデータを順次受信
し格納するバッファ手段と、このバッファ手段から前記
所定ビット幅毎にデータを受信し、パラレル−シリアル
変換する手段と、を具備している。
決するために、データ転送バスの所定の最大転送ビット
幅の1/N(Nは整数)の所定ビット幅で前記データ転
送バスからデータを受信し記憶する手段と、この記憶手
段から前記所定ビット幅でパラレルにデータを順次受信
し格納するバッファ手段と、このバッファ手段から前記
所定ビット幅毎にデータを受信し、パラレル−シリアル
変換する手段と、を具備している。
【0006】更に、本発明は、データの所定の最大転送
ビット幅を有し、非同期でデータ転送を行なうデータ転
送バスと、前記所定の最大転送ビット幅の1/N(Nは
整数)の所定データ幅を有するN個のレジスタを有し、
前記データ転送バスからのデータを記憶する前置レジス
タと、前記N個のレジスタの前記所定データ幅と同じ入
力データ幅で前記前置レジスタからデータをN回受信す
るラインバッファと、前記ラインバッファから前記所定
データ幅でデータを受信し、パラレル−シリアル変換し
外部へ出力するシフトレジスタとを具備している。
ビット幅を有し、非同期でデータ転送を行なうデータ転
送バスと、前記所定の最大転送ビット幅の1/N(Nは
整数)の所定データ幅を有するN個のレジスタを有し、
前記データ転送バスからのデータを記憶する前置レジス
タと、前記N個のレジスタの前記所定データ幅と同じ入
力データ幅で前記前置レジスタからデータをN回受信す
るラインバッファと、前記ラインバッファから前記所定
データ幅でデータを受信し、パラレル−シリアル変換し
外部へ出力するシフトレジスタとを具備している。
【0007】
【作用】本発明では、ラインバッファのデータ幅はデー
タ転送バスの最大ビット幅の1/N(Nは整数)の所定
ビット幅に設定されている。データは、データ転送バス
から所定ビット幅を有するN個の前置レジスタに順次取
り込まれる。前置レジスタのデータはそのアドレスに応
じて各前置レジスタ毎にパラレルにラインバッファに書
込まれる。ラインバッファ中のデータはこの前置レジス
タの所定ビット幅と同じ入力データ幅で読み出されてシ
フトレジスタに所定ビット幅でパラレルにN回書込まれ
る。シフトレジスタはクロック信号に同期して1ビット
幅ずつデータをシフトしてシリアルデータとして出力す
る。シフト数はデータの有効データ幅に応じて決まる。
シフトレジスタは、データのシフトが終了するとまたラ
インバッファからデータを取り込み、同様にシフト動作
を行なう。以後、データの転送が完了するまでこのサイ
クルが繰り返えされる。
タ転送バスの最大ビット幅の1/N(Nは整数)の所定
ビット幅に設定されている。データは、データ転送バス
から所定ビット幅を有するN個の前置レジスタに順次取
り込まれる。前置レジスタのデータはそのアドレスに応
じて各前置レジスタ毎にパラレルにラインバッファに書
込まれる。ラインバッファ中のデータはこの前置レジス
タの所定ビット幅と同じ入力データ幅で読み出されてシ
フトレジスタに所定ビット幅でパラレルにN回書込まれ
る。シフトレジスタはクロック信号に同期して1ビット
幅ずつデータをシフトしてシリアルデータとして出力す
る。シフト数はデータの有効データ幅に応じて決まる。
シフトレジスタは、データのシフトが終了するとまたラ
インバッファからデータを取り込み、同様にシフト動作
を行なう。以後、データの転送が完了するまでこのサイ
クルが繰り返えされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の情報処理装置の概略構成を
示すブロック図である。図1には情報処理装置の1例と
して、画像情報機器(又は文書作成装置)の一部が示さ
れ、データとして画像データが処理されている。また、
図1では外部出力装置としてプリンタ6を用い、インタ
フェース回路としてプリンタインタフェース5を例にと
り説明するが、本発明は他の外部出力装置及びインタフ
ェース回路にも同様に適用可能である。CPU1はメモ
リ(図示せず)を有しており、バス9に接続されてい
る。画像メモリ4及びプリンタインタフェース5がバス
9に接続されており、キーボード3もキーボードインタ
フェース2を介してバス9に接続されている。画像メモ
リ4及びプリンタインタフェース5は画像データ転送バ
ス8にも接続されている。この画像データ転送バス8は
画像データの所定の最大転送ビット幅を有し、非同期で
所定のデータ転送速度でデータ転送を行なう。画像メモ
リ4には、例えばラスタ演算部(図示せず)や文字描画
のためのフォントデータが格納されている。プリンタ6
が外部出力装置としてプリンタインタフェース5に接続
されている。プリンタ6は画像データ転送バス8のもの
とは異なるデータ転送速度及び転送ビット幅を有してい
る。プリンタインタフェース5はプリンタ6に画像デー
タを転送するために、データ転送速度の変換及びデータ
の転送ビット幅の変換を行なう。つまり、インタフェー
ス回路であるプリンタインタフェース5は非同期にデー
タ転送を行なうために画像データをパラレルデータから
シリアルデータに変換し、プリンタ6へシリアル転送す
る。
示すブロック図である。図1には情報処理装置の1例と
して、画像情報機器(又は文書作成装置)の一部が示さ
れ、データとして画像データが処理されている。また、
図1では外部出力装置としてプリンタ6を用い、インタ
フェース回路としてプリンタインタフェース5を例にと
り説明するが、本発明は他の外部出力装置及びインタフ
ェース回路にも同様に適用可能である。CPU1はメモ
リ(図示せず)を有しており、バス9に接続されてい
る。画像メモリ4及びプリンタインタフェース5がバス
9に接続されており、キーボード3もキーボードインタ
フェース2を介してバス9に接続されている。画像メモ
リ4及びプリンタインタフェース5は画像データ転送バ
ス8にも接続されている。この画像データ転送バス8は
画像データの所定の最大転送ビット幅を有し、非同期で
所定のデータ転送速度でデータ転送を行なう。画像メモ
リ4には、例えばラスタ演算部(図示せず)や文字描画
のためのフォントデータが格納されている。プリンタ6
が外部出力装置としてプリンタインタフェース5に接続
されている。プリンタ6は画像データ転送バス8のもの
とは異なるデータ転送速度及び転送ビット幅を有してい
る。プリンタインタフェース5はプリンタ6に画像デー
タを転送するために、データ転送速度の変換及びデータ
の転送ビット幅の変換を行なう。つまり、インタフェー
ス回路であるプリンタインタフェース5は非同期にデー
タ転送を行なうために画像データをパラレルデータから
シリアルデータに変換し、プリンタ6へシリアル転送す
る。
【0010】オペレータがキーボード3により命令を入
力すると、CPU1がこの命令に従って画像メモリ4、
文書等に図形を描画する。画像メモリ4に書かれた文書
は画像データ転送バス8を経由してプリンタインタフェ
ース5に転送される。プリンタインタフェース5は画像
データを所定のフォーマットに変換してプリンタ6に出
力する。
力すると、CPU1がこの命令に従って画像メモリ4、
文書等に図形を描画する。画像メモリ4に書かれた文書
は画像データ転送バス8を経由してプリンタインタフェ
ース5に転送される。プリンタインタフェース5は画像
データを所定のフォーマットに変換してプリンタ6に出
力する。
【0011】図2は図1のプリンタインタフェース5の
一実施例の構成を示すブロック図である。画像データ転
送バス8には、転送バスインタフェース11を介して間
引き回路12が接続されている。この間引き回路12
は、受信した画像データから一定の間隔で主走査方向に
ついてデータを抜き取り、画像データを間引く回路であ
る。この間引き回路12には前置レジスタ13を介して
ラインバッファ14が接続されている。前置レジスタ1
3は、この実施例では、画像データ転送バス8の所定の
最大転送ビット幅の1/2の所定のビット幅を有する2
個のレジスタ、すなわちMSB側のハイワードレジスタ
13aとLSB側のローワードレジスタ13bとによっ
て構成されている。一般には、前置レジスタ13の各レ
ジスタのビット幅は画像データ転送バス8の所定の最大
転送ビット幅の1/N(Nは整数)に設定され、N個の
レジスタが並列に接続される。間引き回路12から前置
レジスタ13へは、後述するように、有効データビット
幅と不定データビット幅とから成る所定のビット幅のデ
ータがレジスタの個数に応じた回数、この実施例では2
回だけ送られ各レジスタに格納される。ラインバッファ
14のビット幅も画像データ転送バス8の所定の最大転
送ビット幅の1/Nに設定されている。ラインバッファ
14の出力端はシフトレジスタ15の入力端に接続され
ている。シフトレジスタ15へには2個のシフトカウン
タ、つまりハイワードシフトカウンタ17及びローワー
ドシフトカウンタ16が接続されている。シフトレジス
タ15は画像データをパラレル−シリアル変換する。シ
フトレジスタ15の出力端はプリンタインタフェース部
18を介してプリンタ6に接続されている。
一実施例の構成を示すブロック図である。画像データ転
送バス8には、転送バスインタフェース11を介して間
引き回路12が接続されている。この間引き回路12
は、受信した画像データから一定の間隔で主走査方向に
ついてデータを抜き取り、画像データを間引く回路であ
る。この間引き回路12には前置レジスタ13を介して
ラインバッファ14が接続されている。前置レジスタ1
3は、この実施例では、画像データ転送バス8の所定の
最大転送ビット幅の1/2の所定のビット幅を有する2
個のレジスタ、すなわちMSB側のハイワードレジスタ
13aとLSB側のローワードレジスタ13bとによっ
て構成されている。一般には、前置レジスタ13の各レ
ジスタのビット幅は画像データ転送バス8の所定の最大
転送ビット幅の1/N(Nは整数)に設定され、N個の
レジスタが並列に接続される。間引き回路12から前置
レジスタ13へは、後述するように、有効データビット
幅と不定データビット幅とから成る所定のビット幅のデ
ータがレジスタの個数に応じた回数、この実施例では2
回だけ送られ各レジスタに格納される。ラインバッファ
14のビット幅も画像データ転送バス8の所定の最大転
送ビット幅の1/Nに設定されている。ラインバッファ
14の出力端はシフトレジスタ15の入力端に接続され
ている。シフトレジスタ15へには2個のシフトカウン
タ、つまりハイワードシフトカウンタ17及びローワー
ドシフトカウンタ16が接続されている。シフトレジス
タ15は画像データをパラレル−シリアル変換する。シ
フトレジスタ15の出力端はプリンタインタフェース部
18を介してプリンタ6に接続されている。
【0012】次に、本発明におけるインタフェース回路
の動作について図2のプリンタインタフェース5を例に
詳細に説明する。まず、プリンタインタフェース5によ
り間引き印刷を行なう場合であって、有効データ幅が偶
数ビット、例えば24ビットの場合について説明する。
32ビットのビット幅を有する画像データ転送バス8か
ら転送バスインタフェース11が画像データを受け取
り、32ビットの画像データを間引き回路12に送る。
間引き回路12は受け取った32ビットの画像データを
16ビットから32ビットの範囲でデータビット幅を変
換する機能を有しており、例えば有効データ幅を24ビ
ットに変換するものとする。間引き回路12から前置レ
ジスタ13へは、有効データ12ビットと不定データ4
ビットから成る16ビットのデータが2回に分けて送ら
れる。間引き回路12から出力された32ビットのデー
タは、まず1回目の16ビットのデータが前置レジスタ
13のMSB側のハイワードレジスタ13aに書き込ま
れ、次に、2回目の16ビットのデータがLSB側のロ
ーワードレジスタ13bに書き込まれる。前置レジスタ
13からラインバッファ14へも16ビットデータが、
2回に分けてパラレルに書き込まれる。つまり、図3に
示すように、前置レジスタのローワードレジスタ13b
から有効データ幅12ビットに不定データ4ビットを付
加したLSB側の16ビットデータがラインバッファ1
4にそのまま書き込まれ、次に、ハイワードレジスタ1
3aから同様にMSB側の16ビットデータがそのアド
レスをカウントアップしてラインバッファ14に書き込
まれる。表1,表2は有効データ幅とラインバッファ1
4へのデータの書込みビット幅との対応を示している。
の動作について図2のプリンタインタフェース5を例に
詳細に説明する。まず、プリンタインタフェース5によ
り間引き印刷を行なう場合であって、有効データ幅が偶
数ビット、例えば24ビットの場合について説明する。
32ビットのビット幅を有する画像データ転送バス8か
ら転送バスインタフェース11が画像データを受け取
り、32ビットの画像データを間引き回路12に送る。
間引き回路12は受け取った32ビットの画像データを
16ビットから32ビットの範囲でデータビット幅を変
換する機能を有しており、例えば有効データ幅を24ビ
ットに変換するものとする。間引き回路12から前置レ
ジスタ13へは、有効データ12ビットと不定データ4
ビットから成る16ビットのデータが2回に分けて送ら
れる。間引き回路12から出力された32ビットのデー
タは、まず1回目の16ビットのデータが前置レジスタ
13のMSB側のハイワードレジスタ13aに書き込ま
れ、次に、2回目の16ビットのデータがLSB側のロ
ーワードレジスタ13bに書き込まれる。前置レジスタ
13からラインバッファ14へも16ビットデータが、
2回に分けてパラレルに書き込まれる。つまり、図3に
示すように、前置レジスタのローワードレジスタ13b
から有効データ幅12ビットに不定データ4ビットを付
加したLSB側の16ビットデータがラインバッファ1
4にそのまま書き込まれ、次に、ハイワードレジスタ1
3aから同様にMSB側の16ビットデータがそのアド
レスをカウントアップしてラインバッファ14に書き込
まれる。表1,表2は有効データ幅とラインバッファ1
4へのデータの書込みビット幅との対応を示している。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】次に、ラインバッファ14中の画像データ
は16ビット毎に読み出されシフトレジスタ15に書き
込まれる。シフトレジスタ15は、1対のシフトカウン
タ16,17によって書き込みが制御される。シフトカ
ウンタ16はローワード側のデータをカウントし、シフ
トカウンタ17はハイワード側のデータをカウントす
る。シフトレジスタ15にLSB側の16ビットデータ
が入力されると、12ビットの有効幅すなわち0ビット
から11ビットまで12ビットのパラレルデータが1ビ
ットに変換され、つまりシリアルデータに変換されてプ
リンタインタフェース部18に転送される。この間、M
SB側の16ビットデータはシフトレジスタ15の手前
に設けられている前置バッファ(図示せず)内でシフト
レジスタ15への書き込みのために待機している。LS
B側の16ビットデータの処理がシフトレジスタ15内
で完了すると、続いてMSB側の16ビットデータの処
理が同様に開始される。シフトレジスタ15のシフト数
は16ビットまで任意に設定可能である。この例では、
有効ビット幅が24ビットに設定されているので、ロー
ワードシフトカウンタ16及びハイワードシフトカウン
タ17は夫々12ビットの有効幅を有している。従っ
て、シフトレジスタ15は0ビットから11ビットまで
連続してシフト動作を行ない、12ビット目にラインバ
ッファ14から再度データをパラレルに読み込む。この
サイクルを繰り返して12ビットのパラレルデータが1
ビットのシリアルデータに変換される。
は16ビット毎に読み出されシフトレジスタ15に書き
込まれる。シフトレジスタ15は、1対のシフトカウン
タ16,17によって書き込みが制御される。シフトカ
ウンタ16はローワード側のデータをカウントし、シフ
トカウンタ17はハイワード側のデータをカウントす
る。シフトレジスタ15にLSB側の16ビットデータ
が入力されると、12ビットの有効幅すなわち0ビット
から11ビットまで12ビットのパラレルデータが1ビ
ットに変換され、つまりシリアルデータに変換されてプ
リンタインタフェース部18に転送される。この間、M
SB側の16ビットデータはシフトレジスタ15の手前
に設けられている前置バッファ(図示せず)内でシフト
レジスタ15への書き込みのために待機している。LS
B側の16ビットデータの処理がシフトレジスタ15内
で完了すると、続いてMSB側の16ビットデータの処
理が同様に開始される。シフトレジスタ15のシフト数
は16ビットまで任意に設定可能である。この例では、
有効ビット幅が24ビットに設定されているので、ロー
ワードシフトカウンタ16及びハイワードシフトカウン
タ17は夫々12ビットの有効幅を有している。従っ
て、シフトレジスタ15は0ビットから11ビットまで
連続してシフト動作を行ない、12ビット目にラインバ
ッファ14から再度データをパラレルに読み込む。この
サイクルを繰り返して12ビットのパラレルデータが1
ビットのシリアルデータに変換される。
【0016】次に、有効データ幅が奇数ビット、例えば
25ビットの場合について説明する。例えば、間引き回
路12が有効データ幅を32ビットから25ビットに変
換する場合について説明する。この場合には、表1に示
すように、LSB側データが12ビットの有効幅を持ち
4ビットの不定データを付加され、MSB側データが1
3ビットの有効幅を持ち3ビットの不定データを付加さ
れる。16ビットデータが前置レジスタ13からライン
バッファ14へ2回書込まれる。MSB側の16ビット
データは前述したようにそのアドレスをカウントアップ
してラインバッファ14に書き込まれる。ローワードシ
フトカウンタ16は11ビットカウントし、ハイワード
シフトカウンタ17は12ビットカウントする。この他
の動作は前述と同様に行なわれる。
25ビットの場合について説明する。例えば、間引き回
路12が有効データ幅を32ビットから25ビットに変
換する場合について説明する。この場合には、表1に示
すように、LSB側データが12ビットの有効幅を持ち
4ビットの不定データを付加され、MSB側データが1
3ビットの有効幅を持ち3ビットの不定データを付加さ
れる。16ビットデータが前置レジスタ13からライン
バッファ14へ2回書込まれる。MSB側の16ビット
データは前述したようにそのアドレスをカウントアップ
してラインバッファ14に書き込まれる。ローワードシ
フトカウンタ16は11ビットカウントし、ハイワード
シフトカウンタ17は12ビットカウントする。この他
の動作は前述と同様に行なわれる。
【0017】以上、画像データを外部出力装置へ転送す
る場合について説明したが、本発明は画像データに限ら
ず、他のデータの外部装置への転送にも同様に適用可能
である。
る場合について説明したが、本発明は画像データに限ら
ず、他のデータの外部装置への転送にも同様に適用可能
である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報処理装置のインタフェース回路内のラインバッファ
にデータを書き込む時間がほとんどかからず、従来に比
べて書き込み時間を大幅に短縮可能である。このため、
ラインバッファへのデータの書き込み頻度が読み出し頻
度より多くなり、外部出力装置へのデータの転送中にラ
インバッファのデータが空になることがない。従って、
パラレルデータからシリアルデータへの変換が効率化さ
れ、高速のデータのシリアル転送が可能となる。
情報処理装置のインタフェース回路内のラインバッファ
にデータを書き込む時間がほとんどかからず、従来に比
べて書き込み時間を大幅に短縮可能である。このため、
ラインバッファへのデータの書き込み頻度が読み出し頻
度より多くなり、外部出力装置へのデータの転送中にラ
インバッファのデータが空になることがない。従って、
パラレルデータからシリアルデータへの変換が効率化さ
れ、高速のデータのシリアル転送が可能となる。
【図1】本発明の情報処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】図1のインタフェースの一実施例の構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】有効データ幅と不定データ幅とを例示する説明
図。
図。
1 CPU 2 キーボードインタフェース 3 キーボード 4 画像メモリ 5 プリンタインタフェース 6 プリンタ 8 画像データ転送バス 9 バス
Claims (2)
- 【請求項1】 データ転送バスの所定の最大転送ビット
幅の1/N(Nは整数)の所定ビット幅で前記データ転
送バスからデータを受信し記憶する手段と、 この記憶手段から前記所定ビット幅でパラレルにデータ
を順次受信し格納するバッファ手段と、 このバッファ手段から前記所定ビット幅毎にデータを受
信し、パラレル−シリアル変換する手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 データの所定の最大転送ビット幅を有
し、非同期でデータ転送を行なうデータ転送バスと、 前記所定の最大転送ビット幅の1/N(Nは整数)の所
定データ幅を有するN個のレジスタを有し、前記データ
転送バスからのデータを記憶する前置レジスタと、 前記N個のレジスタの前記所定データ幅と同じ入力デー
タ幅で前記前置レジスタからデータをN回受信するライ
ンバッファと、 前記ラインバッファから前記所定データ幅でデータを受
信し、パラレル−シリアル変換し外部へ出力するシフト
レジスタと、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6212592A JPH05265698A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6212592A JPH05265698A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05265698A true JPH05265698A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13191039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6212592A Pending JPH05265698A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05265698A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100421567B1 (ko) * | 1998-12-18 | 2004-04-17 | 서창전기통신 주식회사 | 원격 검침 계량기의 데이타 수신 방법_ |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP6212592A patent/JPH05265698A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100421567B1 (ko) * | 1998-12-18 | 2004-04-17 | 서창전기통신 주식회사 | 원격 검침 계량기의 데이타 수신 방법_ |
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