JPH0526514B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0526514B2 JPH0526514B2 JP12573384A JP12573384A JPH0526514B2 JP H0526514 B2 JPH0526514 B2 JP H0526514B2 JP 12573384 A JP12573384 A JP 12573384A JP 12573384 A JP12573384 A JP 12573384A JP H0526514 B2 JPH0526514 B2 JP H0526514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser
- plate
- spring
- presser plate
- bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 20
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 15
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N maribavir Chemical compound CC(C)NC1=NC2=CC(Cl)=C(Cl)C=C2N1[C@H]1O[C@@H](CO)[C@H](O)[C@@H]1O KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、針板上において生地を長手方向に
移送させるとともに幅方向に横振りさせながら、
針板を貫通して上下動する複数の縫針により線模
様をキルトするようにしたキルテイングマシンに
係り、特にその布押え装置に関するものである。
移送させるとともに幅方向に横振りさせながら、
針板を貫通して上下動する複数の縫針により線模
様をキルトするようにしたキルテイングマシンに
係り、特にその布押え装置に関するものである。
(従来技術)
従来のこの種のキルテイングマシンにおいて
は、圧縮ばね等により押えばねがフレーム上の固
定掛止部と布押え板との間に介装され、その布押
え板に対し下方への布押え圧力が付与されるよう
になつていた。ところが、この布押え板は機台運
転時に下方の作用位置と上方の不作用位置との間
で昇降動作されるため、前記の従来構成では布押
え板が上方の不作用位置から下方の作用位置に下
降されるにつれて、押えばねが伸長してその付勢
力が徐々に弱くなり、下方の作用位置において布
押え板に十分な押え圧力が付与されないという欠
陥があつた。又、この従来構成においては、布押
え板が上方の不作用位置に上昇されたとき、押え
ばねが最も圧縮されて布押え板に作用する付勢力
が最大になるため、機台停止状態で布押え板を上
方の不作用位置に配置して、縫針に対する糸通し
作業やその他の点検保守作業を行つているとき、
布押え板が押えばねの強い付勢力にて下降される
という欠陥があつた。
は、圧縮ばね等により押えばねがフレーム上の固
定掛止部と布押え板との間に介装され、その布押
え板に対し下方への布押え圧力が付与されるよう
になつていた。ところが、この布押え板は機台運
転時に下方の作用位置と上方の不作用位置との間
で昇降動作されるため、前記の従来構成では布押
え板が上方の不作用位置から下方の作用位置に下
降されるにつれて、押えばねが伸長してその付勢
力が徐々に弱くなり、下方の作用位置において布
押え板に十分な押え圧力が付与されないという欠
陥があつた。又、この従来構成においては、布押
え板が上方の不作用位置に上昇されたとき、押え
ばねが最も圧縮されて布押え板に作用する付勢力
が最大になるため、機台停止状態で布押え板を上
方の不作用位置に配置して、縫針に対する糸通し
作業やその他の点検保守作業を行つているとき、
布押え板が押えばねの強い付勢力にて下降される
という欠陥があつた。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は、前記のような従来の技術における
欠陥を解消し、布押え板が下方の作用位置に下降
されたときには、押えばねの付勢力が最大になつ
て布押え板に対し十分な布押え圧力を付与するこ
とができ、布押え板が上方の不作用位置に上昇さ
れたときには、押えばねの付勢力が軽減されて、
この状態で布押え板が下降されるおそれもなく、
縫針に対する糸通し作業やその他の点検保守作業
等を安心して行うことができるキルテイングマシ
ンの布押え装置を提供しようとするものである。
欠陥を解消し、布押え板が下方の作用位置に下降
されたときには、押えばねの付勢力が最大になつ
て布押え板に対し十分な布押え圧力を付与するこ
とができ、布押え板が上方の不作用位置に上昇さ
れたときには、押えばねの付勢力が軽減されて、
この状態で布押え板が下降されるおそれもなく、
縫針に対する糸通し作業やその他の点検保守作業
等を安心して行うことができるキルテイングマシ
ンの布押え装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明は前記の問題点を解決するために、針
板上にて昇降可能に配置された布押え板と、その
布押え板を下方に向つて付勢するための押えばね
と、布押え板が上昇されたとき押えばねの付勢力
を軽減させるための軽減手段とを備えたものであ
る。
板上にて昇降可能に配置された布押え板と、その
布押え板を下方に向つて付勢するための押えばね
と、布押え板が上昇されたとき押えばねの付勢力
を軽減させるための軽減手段とを備えたものであ
る。
(実施例)
以下、第2図に示すように、この実施例を図面
に従つて詳細に説明する。さて、第2図に示すよ
うに、この実施例のキルテイングマシンにおいて
は、フレーム1上に支持枠2が配設固定されると
ともに、可動軸3が左右方向へ移動可能に支持さ
れている。その可動軸3の前端下部には表生地4
a及びウエブ4b等よりなる生地4を配給するた
めの配給ローラー5が回転可能に支持されるとと
もに、中央部上面には生地4を長手方向に移送す
るための複数個のフイードローラー6が回転可能
に支持され、後端上部には生地4を巻取るための
巻取りローラーが回転可能に支持されている。
に従つて詳細に説明する。さて、第2図に示すよ
うに、この実施例のキルテイングマシンにおいて
は、フレーム1上に支持枠2が配設固定されると
ともに、可動軸3が左右方向へ移動可能に支持さ
れている。その可動軸3の前端下部には表生地4
a及びウエブ4b等よりなる生地4を配給するた
めの配給ローラー5が回転可能に支持されるとと
もに、中央部上面には生地4を長手方向に移送す
るための複数個のフイードローラー6が回転可能
に支持され、後端上部には生地4を巻取るための
巻取りローラーが回転可能に支持されている。
第1図に示すように前記フレーム1上の支持枠
2には従動プーリ9及び手動操作用のハンドル1
0が取付けられている。フレーム1の左側部には
モーター11が設けられ、そのモーター軸上の駆
動プーリ12と前記従動プーリ9との間にはベル
ト13が掛装されている。そして、前記モーター
11の回転に伴ない、駆動プーリー12、ベルト
13及び従動プーリ9を介して主軸8が一方向に
回転駆動されるとともに、モーター11の停止状
態においては、ハンドル10の操作により主軸8
を適宜回転させ得るようになつている。
2には従動プーリ9及び手動操作用のハンドル1
0が取付けられている。フレーム1の左側部には
モーター11が設けられ、そのモーター軸上の駆
動プーリ12と前記従動プーリ9との間にはベル
ト13が掛装されている。そして、前記モーター
11の回転に伴ない、駆動プーリー12、ベルト
13及び従動プーリ9を介して主軸8が一方向に
回転駆動されるとともに、モーター11の停止状
態においては、ハンドル10の操作により主軸8
を適宜回転させ得るようになつている。
前記主軸8の左側寄りには偏心カムよりなる送
り制御カム14が取付けられ、そのカム作用によ
りカム従動体、回転レバー、連結ロツド等よりな
る伝達機構(図示しない)を介して前記フイード
ローラ6が間欠的に回転されて、生地4が長手方
向へ移送されるようになつている。送り制御カム
14の左側近傍においてフレーム1上には減速歯
車機構15が設けられている。その減速歯車機構
15の後面には主軸8の回転に基づき減速回転さ
れるほぼハート形の横振制御カム16が着脱可能
に取付けられ、そのカム作用によりカム従動体、
回転レバー、連結ロツド等よりなる伝達機構(図
示しない)を介して前記フイードローラ6を支持
する可動枠3が横方向に往復移動されて、生地4
が幅方向へ横振りされるようになつている。
り制御カム14が取付けられ、そのカム作用によ
りカム従動体、回転レバー、連結ロツド等よりな
る伝達機構(図示しない)を介して前記フイード
ローラ6が間欠的に回転されて、生地4が長手方
向へ移送されるようになつている。送り制御カム
14の左側近傍においてフレーム1上には減速歯
車機構15が設けられている。その減速歯車機構
15の後面には主軸8の回転に基づき減速回転さ
れるほぼハート形の横振制御カム16が着脱可能
に取付けられ、そのカム作用によりカム従動体、
回転レバー、連結ロツド等よりなる伝達機構(図
示しない)を介して前記フイードローラ6を支持
する可動枠3が横方向に往復移動されて、生地4
が幅方向へ横振りされるようになつている。
第1図、第4図に示すように前記フレーム1上
には水平に延びる針板17が配設固定されてい
る。その針板17の上方において左右方向に延び
るようにフレーム1の支持枠2には揺動軸18が
回転可能に支持され、その左端には揺動レバー1
9が取付けられている。その揺動レバー19に対
応して前記主軸8上には偏心カムよりなる縫針作
動制御カム20が固定され、その外周にはリング
状のカム従動体21が嵌挿されている。そのカム
従動体21と前記揺動レバー19との間には伸縮
調節可能な連結ロツド22及び接手23が設けら
れ、前記縫針作動制御カム20のカム作用により
カム従動体21、連結ロツド22、接手23及び
揺動レバー19を介して揺動軸18が所定の角度
範囲で往復回動されるようになつている。
には水平に延びる針板17が配設固定されてい
る。その針板17の上方において左右方向に延び
るようにフレーム1の支持枠2には揺動軸18が
回転可能に支持され、その左端には揺動レバー1
9が取付けられている。その揺動レバー19に対
応して前記主軸8上には偏心カムよりなる縫針作
動制御カム20が固定され、その外周にはリング
状のカム従動体21が嵌挿されている。そのカム
従動体21と前記揺動レバー19との間には伸縮
調節可能な連結ロツド22及び接手23が設けら
れ、前記縫針作動制御カム20のカム作用により
カム従動体21、連結ロツド22、接手23及び
揺動レバー19を介して揺動軸18が所定の角度
範囲で往復回動されるようになつている。
第1,3,4図に示すように針板17の上方に
おいてフレーム1の支持枠2には複数本の針棒2
4(一本のみ図示)が支持アーム25Aを介して
上下動可能に支持されている。各針棒24の下端
には前後一対の針取付板26が取付ブロツク27
を介して架設して支持され、それらの前面には多
数の縫針28が左右方向へ取付けられている。各
針棒24の左側近傍において揺動軸18は揺動ア
ーム29が取付けられ、その揺動アーム29の先
端と前記取付ブロツク27との間には上下一対の
接手30,31を介して伸縮調節可能な連結ロツ
ド32が設けられている。そして、前記主軸8の
回転に伴い縫針作動制御カム20のカム作用によ
り、縫針28が第5図に示すような作動特性曲線
C1にて上下動され、前記のように長手方向へ移
送されるとともに幅方向へ横振りされる生地4に
対し、針板17の下方に設けられた(図示しな
い)シヤツトルとの協動作用にて、例えば第3図
に示すようなジグザグ状等の線模様がキルトされ
るようになつている。
おいてフレーム1の支持枠2には複数本の針棒2
4(一本のみ図示)が支持アーム25Aを介して
上下動可能に支持されている。各針棒24の下端
には前後一対の針取付板26が取付ブロツク27
を介して架設して支持され、それらの前面には多
数の縫針28が左右方向へ取付けられている。各
針棒24の左側近傍において揺動軸18は揺動ア
ーム29が取付けられ、その揺動アーム29の先
端と前記取付ブロツク27との間には上下一対の
接手30,31を介して伸縮調節可能な連結ロツ
ド32が設けられている。そして、前記主軸8の
回転に伴い縫針作動制御カム20のカム作用によ
り、縫針28が第5図に示すような作動特性曲線
C1にて上下動され、前記のように長手方向へ移
送されるとともに幅方向へ横振りされる生地4に
対し、針板17の下方に設けられた(図示しな
い)シヤツトルとの協動作用にて、例えば第3図
に示すようなジグザグ状等の線模様がキルトされ
るようになつている。
前記各針棒24の右側近傍においてフレーム1
の支持枠2には複数本の押え棒33(1本のみ図
示)が支持アーム25Bを介して昇降可能に支持
されている。前記針板17の上方において左右方
向に延びるように各押え棒33の下端には布押え
板34が取付ブロツク35を介して架設支持さ
れ、その前後両側縁に沿つて縫針28用の貫通孔
34aが形成されている。押え棒33の右側近傍
において揺動軸18には押え板昇降制御カム36
が取付けられ、その上部外周面には押え棒33の
上端に設けられたカム従動ローラ37が接触係合
している。そして、従動軸18の回動に伴い押え
板昇降制御カム36のカム作用により、布押え板
34が第5図に示すような作動特性曲線C2にて
昇降され、第1,4図に示すように針板17から
上方に離間した上方の不作用位置と、第6,7図
に示すように針板17に接近してその針板17と
の間で生地4を挟持する下方の作用位置とに配置
されるようになつている。
の支持枠2には複数本の押え棒33(1本のみ図
示)が支持アーム25Bを介して昇降可能に支持
されている。前記針板17の上方において左右方
向に延びるように各押え棒33の下端には布押え
板34が取付ブロツク35を介して架設支持さ
れ、その前後両側縁に沿つて縫針28用の貫通孔
34aが形成されている。押え棒33の右側近傍
において揺動軸18には押え板昇降制御カム36
が取付けられ、その上部外周面には押え棒33の
上端に設けられたカム従動ローラ37が接触係合
している。そして、従動軸18の回動に伴い押え
板昇降制御カム36のカム作用により、布押え板
34が第5図に示すような作動特性曲線C2にて
昇降され、第1,4図に示すように針板17から
上方に離間した上方の不作用位置と、第6,7図
に示すように針板17に接近してその針板17と
の間で生地4を挟持する下方の作用位置とに配置
されるようになつている。
前記各押え棒33は布押え板34に下方への押
え圧力を付与するための圧縮ばねよりなる押えば
ね38が嵌挿され、その下端が押え棒33上に固
定されたばね掛止片39にて掛止保持されるとと
もに、上端が押え棒33に上下動可能に遊嵌され
た係合片40に接触係合している。又、前記針棒
24のほぼ中央部には軽減手段を構成する掛止体
41が右方に向かつて突出固定され、その先端二
叉部を前記係合片40に係合させて、押えばね3
8の上端を変移可能に掛止保持するようになつて
いる。そして、第1,4図に示すように布押え板
34が上方の不作用位置に上昇されたときには、
針棒24の上方移動に伴う掛止体41の上動によ
り押えばね38が伸長してその付勢力が軽減さ
れ、又、第6,7図に示すように布押え板34が
下方の作用位置に下降されたときには、針棒24
の下方移動に伴う掛止体41の下動により押えば
ね38が圧縮されてその付勢力が増大しるように
なつている。
え圧力を付与するための圧縮ばねよりなる押えば
ね38が嵌挿され、その下端が押え棒33上に固
定されたばね掛止片39にて掛止保持されるとと
もに、上端が押え棒33に上下動可能に遊嵌され
た係合片40に接触係合している。又、前記針棒
24のほぼ中央部には軽減手段を構成する掛止体
41が右方に向かつて突出固定され、その先端二
叉部を前記係合片40に係合させて、押えばね3
8の上端を変移可能に掛止保持するようになつて
いる。そして、第1,4図に示すように布押え板
34が上方の不作用位置に上昇されたときには、
針棒24の上方移動に伴う掛止体41の上動によ
り押えばね38が伸長してその付勢力が軽減さ
れ、又、第6,7図に示すように布押え板34が
下方の作用位置に下降されたときには、針棒24
の下方移動に伴う掛止体41の下動により押えば
ね38が圧縮されてその付勢力が増大しるように
なつている。
従つて、このキルテイングマシンの運転時にお
いて、第6,7図に示すように押え板昇降制御カ
ム36のカム作用により布押え板34が下方の作
用位置に下降されたときには、押えばね38の付
勢力が最大になつて布押え板34に対し十分な布
押え圧力が付与され、この状態で布押え板34と
針板17との間に生地4を確実に挟持して、その
生地4に対し例えば第3図に示すようなジグザグ
状等の線模様を正確にキルトすることができる。
又、このキルテイングマシンの停止状態で、前記
ハンドル10により主軸8を回転させて布押え板
34を第1,4図に示す上方の不作用位置に上昇
させた場合には、押えばね38の付勢力が軽減さ
れて最小になる。そのために、この状態で布押え
板34が下降されるおそれもなく、縫針28に対
する糸通し作業やその他の点検保持作業等を安心
して行うことができる。
いて、第6,7図に示すように押え板昇降制御カ
ム36のカム作用により布押え板34が下方の作
用位置に下降されたときには、押えばね38の付
勢力が最大になつて布押え板34に対し十分な布
押え圧力が付与され、この状態で布押え板34と
針板17との間に生地4を確実に挟持して、その
生地4に対し例えば第3図に示すようなジグザグ
状等の線模様を正確にキルトすることができる。
又、このキルテイングマシンの停止状態で、前記
ハンドル10により主軸8を回転させて布押え板
34を第1,4図に示す上方の不作用位置に上昇
させた場合には、押えばね38の付勢力が軽減さ
れて最小になる。そのために、この状態で布押え
板34が下降されるおそれもなく、縫針28に対
する糸通し作業やその他の点検保持作業等を安心
して行うことができる。
なお、この発明は前記実施例のはかに、例えば
軽減手段の構成等を任意に変更して具体化するこ
とも可能である。
軽減手段の構成等を任意に変更して具体化するこ
とも可能である。
(発明の効果)
以上詳述したようにこの発明は、布押え板が下
方の作用位置に下降されたときには、押えばねの
付勢力が最大になつて布押え板に対し十分な布押
え圧力を付与することができ、布押え板が上方の
不作用位置に上昇されたときには、押えばねの付
勢力が軽減されて、この状態で布押え板が下降さ
れるおそれもなく、縫針に対する糸通し作業やそ
の他の点検保守作業等を安心して行うことができ
るという優れた効果を奏する。
方の作用位置に下降されたときには、押えばねの
付勢力が最大になつて布押え板に対し十分な布押
え圧力を付与することができ、布押え板が上方の
不作用位置に上昇されたときには、押えばねの付
勢力が軽減されて、この状態で布押え板が下降さ
れるおそれもなく、縫針に対する糸通し作業やそ
の他の点検保守作業等を安心して行うことができ
るという優れた効果を奏する。
第1図はこの発明を具体化したキルテイングマ
シンの主要部を示す部分正面図、第2図はそのキ
ルテイングマシンのほぼ全体を縮小して示す部分
側面図、第3図は第1図のA−A線における部分
拡大断面図、第4図は第1図のB−B線における
部分断面図、第5図は縫針及び布押え板の作動特
性曲線を示すグラフ、第6図及び第7図は第1図
及び第4図に相当して動作状態を示す部分断面図
である。 1……フレーム、4……生地、8……主軸、1
4……送り制御カム、16……横振り制御カム、
17……針板、20……縫針作動制御カム、24
……針棒、26……針取付板、28……縫針、3
3……押え棒、34……布押え板、36……押え
板昇降制御カム、38……押えばね、41……軽
減手段を構成する掛止体。
シンの主要部を示す部分正面図、第2図はそのキ
ルテイングマシンのほぼ全体を縮小して示す部分
側面図、第3図は第1図のA−A線における部分
拡大断面図、第4図は第1図のB−B線における
部分断面図、第5図は縫針及び布押え板の作動特
性曲線を示すグラフ、第6図及び第7図は第1図
及び第4図に相当して動作状態を示す部分断面図
である。 1……フレーム、4……生地、8……主軸、1
4……送り制御カム、16……横振り制御カム、
17……針板、20……縫針作動制御カム、24
……針棒、26……針取付板、28……縫針、3
3……押え棒、34……布押え板、36……押え
板昇降制御カム、38……押えばね、41……軽
減手段を構成する掛止体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 針板上において生地を長手方向に移送させる
とともに幅方向に横振りさせながら、針板を貫通
して上下動する複数の縫針により線模様をキルト
するようにしたキルテイングマシンにおいて、前
記針板上にて昇降可能に配置された布押え板と、
その布押え板を下方に向つて付勢するための押え
ばねと、布押え板が上昇されたとき、押えばねの
付勢力を軽減させるための軽減手段とを備えたこ
とを特徴とするキルテイングマシンの布押え装
置。 2 前記縫針は針棒を介してフレームに上下動可
能に支持されるとともに、布押え板は押え棒を介
してフレームに昇降可能に支持され、前記押えば
ねは押え棒に嵌挿された圧縮ばねにより構成され
ているとともに、前記軽減手段はその圧縮ばねの
上端を変移可能に掛止保持するように針棒上に突
設された掛止体によつて構成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載のキルテイ
ングマシンの布押え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12573384A JPS615877A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | キルテイングマシンの布押え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12573384A JPS615877A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | キルテイングマシンの布押え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615877A JPS615877A (ja) | 1986-01-11 |
JPH0526514B2 true JPH0526514B2 (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=14917440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12573384A Granted JPS615877A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | キルテイングマシンの布押え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615877A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107881662A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-04-06 | 苏州红恩新材料科技有限公司 | 一种缝制纤维模块的缝制设备 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH691388A5 (de) * | 1994-12-14 | 2001-07-13 | Gateway Textiles Ltd | Anpressvorrichtung für Mehrnadel-Steppmaschine. |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP12573384A patent/JPS615877A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107881662A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-04-06 | 苏州红恩新材料科技有限公司 | 一种缝制纤维模块的缝制设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615877A (ja) | 1986-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5920226Y2 (ja) | 定形縫い目を形成するための縫製機械 | |
JP3670029B2 (ja) | ミシンの送り機構 | |
JP2001334087A (ja) | ミシンの生地押え装置 | |
JPH0321666B2 (ja) | ||
JPH0526514B2 (ja) | ||
JP2003079983A (ja) | ミシンの生地押え装置 | |
JP4353564B2 (ja) | ベルトループ供給装置 | |
JP2935734B2 (ja) | ローラトラバース式刺繍機 | |
CN104652045A (zh) | 一种缝纫机 | |
TWM250948U (en) | Fabric guide device for a sewing machine | |
JPS6329512Y2 (ja) | ||
JP2501068Y2 (ja) | ポケット形成ミシンの布ガイド板装置 | |
JPH022283Y2 (ja) | ||
JPH0414064U (ja) | ||
JPH0240937Y2 (ja) | ||
JPH02135Y2 (ja) | ||
JPH0720661Y2 (ja) | 配向機 | |
US2869492A (en) | Feeding and guiding mechanism for sewing machines | |
US1837468A (en) | Sewing machine feeding mechanism | |
JPS5921733Y2 (ja) | ミシンの布送りロ−ラ− | |
JPS6033906Y2 (ja) | 移動ミシン | |
JPH0698239B2 (ja) | ズボンのタツク押え装置 | |
JPH0240048Y2 (ja) | ||
JPS6324869Y2 (ja) | ||
JPS5925350Y2 (ja) | ミシンの布押え具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |