JPH0720661Y2 - 配向機 - Google Patents

配向機

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JPH0720661Y2
JPH0720661Y2 JP1989088219U JP8821989U JPH0720661Y2 JP H0720661 Y2 JPH0720661 Y2 JP H0720661Y2 JP 1989088219 U JP1989088219 U JP 1989088219U JP 8821989 U JP8821989 U JP 8821989U JP H0720661 Y2 JPH0720661 Y2 JP H0720661Y2
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JP
Japan
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orientation
roll
fixed frame
alignment
workpiece
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Application number
JP1989088219U
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JPH0329826U (ja
Inventor
松男 内田
Original Assignee
株式会社精工舎
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、液晶パネルの基板などに配向処理を施すため
の配向機に関するものである。
[従来の技術] 第3図を参照して従来の配向機について説明する。
固定フレーム11の下方に、一定間隔をおいて、移動台12
が設けられている。移動台12は図示しない駆動手段によ
って、水平方向(第3図の紙面を直交する方向)に移動
可能である。移動台12の上面には被加工物13が載置され
ている。
固定フレーム11と移動台12との間隙には、支持板14が設
けられている。支持板14の中央に形成された軸部14aは
固定フレーム11の孔部11aを貫通して上方へ突出してお
り、図示しない駆動手段によって上下に移動可能であ
る。
支持板14には、配向ロール15の両端が回転自在に支持さ
れている。配向ロール15の外周には合成ゴムなどにより
形成された弾性体15aが被覆されている。そして配向ロ
ール15の外周には配向布16が掛け回されている。
以上のような構成である従来の配向機によって配向処理
を施す際は、支持板14を下げて、配向ロール15の外周の
配向布16を被加工物13に圧接させる。そして、この状態
で移動台12を前後に繰り返し往復させることにより、配
向布16によって被加工物13の上面がラビングされる。
[解決しようとする課題] 上記従来の構成によると、支持板14によって配向ロール
15を被加工物13側に押圧する際に、力は配向ロール15の
両端部のみに加わるため、配向ロール15の中央部が撓み
を生じる。配向ロール15が撓むと、配向ロール15の両端
付近においては圧力が大きく、中央部においては圧力が
小さくなり、均一な配向処理が行なえなくなる。
そこで本考案の目的は、均一な配向処理が行なえる配向
機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る配向機は、固定フレームに対し水平方向に
移動可能であり被加工物が載置される移動台と、固定フ
レームの下方で上下方向に移動可能であり固定フレーム
に対し弾性的に懸架されている支持板と、支持板に両端
が回転自在に支持されている配向ロールと、上下方向に
移動可能であり配向ロールの中間部を被加工物側に押圧
する押え板とを具備している。押え板は、配向ロールの
中間部外周面に当接して押圧する円弧状の凹面からなる
押圧面を有している。
[作用] 本考案に係る配向機によると、配向ロールの中間部が押
え板により押圧されている。従って、配向ロールの中間
部の撓みが規制され、配向ロールの全長に亘って均一な
配向が行なえる。
[実施例] 第1,2図を参照して本考案の一実施例について説明す
る。
固定フレーム1の下方に、一定間隔をおいて、移動台2
が設けられている。移動台2は図示しない駆動手段によ
って、水平方向(第1図の紙面を直交する方向)に移動
可能である。移動台2の上面には被加工物3が載置され
る。
固定フレーム1と移動台2との間隙には、支持板4が設
けられている。支持板4の端部には複数の支持軸4aが設
けられており、固定フレーム1の孔部1aを貫通して上方
へ突出している。支持軸4aの突出端部にはばね7が巻回
され、これによって支持板4は固定フレーム1に対し弾
性的に懸架されている。
支持板4には、配向ロール5の両端が回転自在に支持さ
れている。配向ロール5は、軸芯5aとその外周を被覆し
ている合成ゴムなどの弾性体5bとにより構成されてい
る。そして配向ロール5の外周にはエンドレスの配向布
6が巻回されている。
配向ロール5の上方には押え板8が設けられている。押
え板8は、固定フレーム1の上方に突出するように中央
部に設けられた軸部8aと、配向ロール5を押圧する押圧
面8bとから構成されている。第2図に示すように押圧面
8bは略円弧状の凹面に形成されており、配向ロール5に
対する接触面積が大きくなっている。押え板8の軸部8a
は図示しない駆動手段により下方へ押圧されて、押圧面
8bにより配向ロール5を被加工物3側に押圧するもので
ある。
以上のような構成の配向機によって配向処理を行なう場
合、支持板4を下げ、配向ロール5の中央部を被加工物
3側に押圧し、配向ロール5の外周に巻回された配向布
6を被加工物3の上面に圧接させる。そして、この状態
で移動台2を前後に(第2図の左右方向に)繰り返し往
復させることにより、配向布6によって被加工物3の上
面がラビングされる。
このとき、配向ロール5は、中間部が押え板8により被
加工物3側に押圧されるため、配向ロール5の中間部が
撓むことはない。
また、押え板8の押圧面8bが略円弧状の凹面に形成さ
れ、配向ロール5に対する接触面が大きいため、配向時
の配向布6の移動やずれを抑えることができる。
なお、配向処理を繰り返して配向布6に目ずまりが生じ
たときは、配向ロール5を回転させて配向布6を移動さ
せ、配向布6の未使用部分を被加工物3に接触させて配
向処理を行なう。
[効果] 以上のように本考案に係る配向機によると、配向ロール
の長手方向の撓みを規制して、その全長に亘って均一な
圧力をもって被加工物に接するため、液晶パネル基板の
均一な配向処理が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図、第2図は
その側面断面図、第3図は従来の配向機を示す正面断面
図である。 1……固定フレーム、2……移動台、3……被加工物、
4……支持板、5……配向ロール、8……抑え板、8b…
…押圧面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定フレームに対し水平方向に移動可能で
    あり、被加工物が載置される移動台と、 上記固定フレームの下方で上下方向に移動可能であり、
    上記固定フレームに対し弾性的に懸架されている支持板
    と、 上記支持板に両端が回転自在に支持されている配向ロー
    ルと、 上下方向に移動可能であり、上記配向ロールの中間部を
    上記被加工物側に押圧する押え板と を具備しており、 上記押え板は、上記配向ロールの中間部外周面に当接し
    て押圧する円弧状の凹面からなる押圧面を有している ことを特徴とする配向機。
JP1989088219U 1989-07-27 1989-07-27 配向機 Expired - Lifetime JPH0720661Y2 (ja)

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JP1989088219U JPH0720661Y2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 配向機

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JP1989088219U JPH0720661Y2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 配向機

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JPH0329826U JPH0329826U (ja) 1991-03-25
JPH0720661Y2 true JPH0720661Y2 (ja) 1995-05-15

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JPS548751Y2 (ja) * 1972-10-30 1979-04-21
JPS6274223U (ja) * 1985-10-29 1987-05-12
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