JPH05265146A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法およびこれに用いる自動現像機 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法およびこれに用いる自動現像機Info
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- JPH05265146A JPH05265146A JP4095813A JP9581392A JPH05265146A JP H05265146 A JPH05265146 A JP H05265146A JP 4095813 A JP4095813 A JP 4095813A JP 9581392 A JP9581392 A JP 9581392A JP H05265146 A JPH05265146 A JP H05265146A
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Abstract
の向上した乾燥を行なう迅速処理において、乾燥ムラの
発生を防止する。 【構成】 乾燥部14の連続するローラ42間の距離を
L(mm)、連続する温風吐出手段の温風吐出手段48の
吐出口53間の距離をP(mm)、ローラ42を駆動伝達
する駆動シャフトが1回転する毎に、感光材料Sが搬送
される距離をM(mm)としたとき、下記式(1)または
(2)で表わされる関係のうち少なくとも一つが成立す
るように、ローラ42および/または温風吐出口手段4
8を配置する。 式(1) k1 M+0.5<L<(k1 +1)M+0.
5 (k1 =0, 1〜8の整数) 式(2) k2 M+0.5<P<(k2 +1)M+0.
5 (k2 =0, 1〜8の整数)
Description
材料(以下、「感光材料」あるいは「感材」と略するこ
ともある。)の処理方法およびこれに用いる自動現像機
(以下、「自動機」と略すことがある。)に関する。
料の処理はほとんど自動現像機を用いて行なわれるよう
になってきた。自現機には種々のものがあるが、本発明
が対象とするものは、少なくとも現像、定着、水洗、乾
燥の機能を備えた自現機である。
性が要求されるようになってきた。例えばグラフィック
アーツ感材、Xレイ感材、スキャナー感材、CRT画像
記録用感材などの処理においては迅速処理の必要性がま
すます高くなっている。
処理に使用した処理液(現像液や定着液)の廃液を少し
でも減らすことが求められている。この廃液を減少させ
るには、感光材料の処理のたびに補充される補充液量を
減少させることが必要になる。
の補充液量を減少させるほど、定着工程における定着性
能が低下し、未露光部のハロゲン化銀が充分に脱銀され
なかったり、感材中に処理液のチオ硫酸塩が多く残留し
て、画像の保存性が低下しやすくなる。また感材に添加
されている増感色素が充分に溶出しなくなり、処理後の
感材に不要な着色(残色)を残すことになる。
アルデヒド系の硬膜剤を用いた現像液と、アルミニウム
塩系の硬膜剤を用いた定着液が組み合わせて使用されて
いる(例えば特開平1−158439号公報参照)。ア
ルミニウム塩系の硬膜剤はpHが低いほど硬膜効果が強い
ため、従来は定着液のpHを4.0から4.5程度に維持
するように定着液およびその補充液のpHが設定され、ま
た補充量も管理されている。
亜硫酸ガスや酢酸ガスの発生による臭気が激しく、自現
機およびその周辺の機器を腐食させることがある。また
自現機が特別の部屋でなく普通の室内に設置されること
が多くなってきている現状に作業環境としてもそぐわな
い。
ランニング平衡液のpHが4.6以上となるような定着液
を用いて処理する旨を提案している(特開平3−168
741号等)。
問題は改善されるものの、定着液による硬膜作用が低下
するため、今度は乾燥負荷が大きくなり、乾燥不良が生
じやすくなる。
勿論のこと、濃縮液から実際に処理として使えるよう使
用液に調液する時においても、これらの処理液は複数パ
ーツから構成されるよりも1パートから構成される方が
有利である。1パートの構成にすれば単に希釈するだけ
ですむので自現機に内蔵させる自動調液システムも可能
である(例えば、富士写真フイルム(株)製、FCR−
7000システムのCR−LP−414)。
は、ジアルデヒド系硬膜剤はアルカリ液中での安定性が
低いために使えない。定着液の濃縮液も1パート構成と
するには、チオ硫酸塩の安定性上、pH4.6以上でなけ
ればならない。従って、処理中の硬膜に負うことは困難
か、または全く皆無なのでその分、感材の元々の硬膜度
を強くするしかないことになる。
上は良い方向であるが、迅速処理時には、現像、定着、
水洗共、遅れて不充分である。
ときには上記の処理システム上の特長はでるものの乾燥
負荷が大きくなり、乾燥不良が生じやすくなる。
望まれているが、定着液の補充液量が少なくなると、前
浴から持ち込まれる現像液の比率が高くなるため、上記
の処理システムにおいては定着液のpHがますます高くな
り、これによっても乾燥負荷が大きくなる。
処理工程時間(Dry to Dry処理時間)を、従
来の90秒から45秒にすることも多くなっている。従
って、乾燥時間を短縮する必要があり、乾燥能力を大き
くする必要がある。
図ることが望まれている。これに対処するために乾燥ゾ
ーンを長くすることが考えられるが、このようにするこ
とは自現機の大型化につながることになり、また自現機
のコストの面からも好ましくない。
るために、乾燥部のヒータ容量や送風量を増大する方法
があり、エネルギー的に限度があるとはいえ、ある程度
は可能である。
特開平1−118840号に記載されているようよう
に、遠赤外線ヒータを用いる方法がある。
号や特開平3−265855号に記載されているよう
に、感材表面に温風を吹き付ける温風吐出手段を設ける
方法がある。この方法では、温風吐出手段の形状や感材
との距離等に工夫をこらして乾燥能力の向上を図ること
ができる。
の向上は、ある程度、図ることができるものの、従来の
90秒処理ではそれほど問題にはならないが、60秒処
理とか45秒処理において急速に乾燥しようとすると乾
燥ムラが生じてしまう。
が高いことから、一定の周期、間隔で起こり、乾燥の強
弱が画像の反射濃度ムラとなって現れる。
は、特に定着液のpHを上げて調液作業や作業環境等を良
好にするとともに、迅速処理を可能とし、乾燥能力が向
上した乾燥においても乾燥ムラの発生を防止することが
できるハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供する
ことにある。
動現像機を提供することにある。
〜(12)の構成によって達成される。
料を、アルカリ性現像液で現像処理する現像部、pH4.
6以上の定着液で定着処理する定着部、水洗処理する水
洗部および/または安定化処理する安定化部、ならびに
乾燥する乾燥部を有する自動現像機を用いて処理するハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法において、前記自動
現像機の乾燥部が、ハロゲン化銀写真感光材料の搬送路
を形成する複数の搬送ローラと、この搬送路を移動する
ハロゲン化銀写真感光材料の表面に対して温風を吐出し
て吹き付ける複数の温風吐出手段を有し、前記乾燥部の
連続する搬送ローラ間の距離をL(mm)、連続する温風
吐出手段の温風吐出口手段の温風吐出口間の距離をP
(mm)、前記搬送ローラを駆動伝達する駆動シャフトが
1回転する毎にハロゲン化銀写真感光材料が搬送される
距離をM(mm)としたとき、前記乾燥部を、次式(1)
または(2)で表わされる関係のうち少なくとも一つが
成立するように、搬送ローラおよび/または温風吐出手
段を配置することを特徴とするハロゲン化銀感光材料の
処理方法。 式(1) k1 M+0.5<L<(k1 +1)M−0.5 (ここで、k1 は0または1〜8の整数を表わす。) 式(2) k2 M+0.5<P<(k2 +1)M−0.5 (ここで、k2 は0または1〜8の整数を表わす。)
の歯車が、1歯動く毎に前記ハロゲン化銀写真感光材料
が搬送される距離をN(mm)としたとき、次式(3)で
表わされる関係が成立するように搬送ローラを配置する
上記(1)に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法。 式(3) k3 N+0.5<L<(k3 +1)N−0.5 (ここで、k3 は1〜20の整数を表わす。)
温風吐出手段から吹きつけられる温風の方向が、ハロゲ
ン化銀写真感光材料の進行方向とは逆である上記(1)
または(2)に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。
風吐出手段の温風吐出口との距離が1〜15mmである上
記(1)ないし(3)のいずれかに記載のハロゲン化銀
写真感光材料の処理方法。
として遠赤外線ヒータを用いる上記(1)ないし(4)
のいずれかに記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法。
がヒートローラである上記(1)ないし(5)のいずれ
かに記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
である上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理方法。
は使用液型定着液を用いたものである上記(1)ないし
(7)のいずれかに記載のハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法。
し、かつ前記ハロゲン化銀写真感光材料の膨潤率が25
0%以下である上記(1)ないし(8)のいずれかに記
載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
有しないものであって、かつ前記ハロゲン化銀写真感光
材料の膨潤率が200%以下である上記(1)ないし
(8)のいずれかに記載のハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法。
ゲン化銀写真感光材料1m2に対して0.05〜0.6リ
ットルの割合である上記(1)ないし(10)のいずれ
かに記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
れかに記載のハロゲン化銀感光材料の処理方法に用いる
自動現像機。
昇することによる調液作業の容易化および作業環境の改
善などのため、定着液における硬膜作用を弱めたものと
している。
荷が増大するので、本発明では、感光材料を搬送ローラ
によって搬送しながら、温風吐出手段から吐出された温
風を感材表面に吹き付けて乾燥する方法(特開平1−1
23236号、特開平3−265855号等)を採用し
ている。これにより乾燥能力の向上を図ることができ
る。
ローラを駆動伝達する駆動シャフトが完全に均一な回転
をしないために、搬送ローラが1回転する間の駆動ムラ
に応じて、感材に周期的な乾燥ムラが生じるという問題
があったが、本発明では前記式(1)に基づいて搬送ロ
ーラ間の距離L(mm)を設定することによって、これを
防止することができる。すなわち、L(mm)を、搬送ロ
ーラが1回転する毎に感材が搬送される距離M(mm)の
整数倍とならないように設定するものである。
ムラがあることに起因して、温風吐出手段から吐出され
る温風の吹き付けが感材表面において、均一にならない
ため、これによっても、感材に周期的な乾燥ムラが生じ
るという問題があったが、本発明では前記式(2)に基
づいて温風吐出手段間の距離P(mm)を設定することに
よって、これを防止することができる。すなわち、P
(mm)をM(mm)の整数倍とならないように設定するも
のである。
を伝達する歯車の噛み合わせにおける回転速度にムラが
あることに起因しても、感材に周期的な乾燥ムラが生じ
るという問題があったが、本発明では前記式(3)に基
づいて、L(mm)を設定することによってこれを防止す
ることができる。すなわち、L(mm)を、歯車1歯で感
材が進む距離N(mm)の整数倍とならないように設定す
るものである。
たは(2)の関係が少なくとも1つ、好ましくは両方が
成立するようにすることによって、さらには、これに加
えて前記式(3)の関係が成立するようにすることによ
って、乾燥ムラを防止することができる。
に説明する。
動現像機の一構成例が図1に示される。
Sに現像→定着→水洗→乾燥の各処理を施すものであ
り、その処理工程に従って、現像部11、定着部12、
水洗部13および乾燥部14を有する。
像槽18、定着部12には定着液200を満たした定着
槽20、水洗部13には水洗水Wを満たした水洗槽22
がそれぞれ設置されている。
機体10内部へと搬送されてきた感光材料Sは、挿入ロ
ーラ16に案内され、現像槽18、定着槽20、水洗槽
22を経て、乾燥部14へと至るようになっている。現
像槽18、定着槽20および水洗槽22内には複数の案
内ローラ26によって構成されるラック28が収容さ
れ、感光材料Sはこのラック28により各槽の液面から
底部へと浸漬され反転されて再度液面へと案内される。
び定着槽20と水洗槽22との間にはそれぞれクロスオ
ーバーローラ30が配設され、感光材料Sは順次隣接す
る槽へと案内されて、現像、定着、水洗の各処理が施さ
れる。また、水洗槽22と乾燥部14との間にも複数の
ローラ対32が配設され、水洗処理された感光材料Sを
搬送口36を介して乾燥部14の乾燥部本体14A内部
へ案内している。なお、これらのローラ対32は感光材
料Sに付着した水分の一部をスクイズする作用も有して
いる。
は、乾燥部本体14Aに回転可能に支持された複数の搬
送ローラであるローラ42が千鳥状に配置されており、
これらのローラ42により感光材料Sの搬送路が形成さ
れている。これらのローラ42は駆動手段の駆動力が伝
達されて回転し、乾燥部本体14A内に送り困れた感光
材料Sを図1下方へ搬送している。乾燥部本体14A下
部には、ローラ42と同径の2個の案内ローラ44と、
ローラ42よりも大径の案内ローラ46とが配置されて
いる。ローラ44、46の各々は乾燥部本体14Aに回
転可能に支持されており、駆動手段の駆動力が伝達さ
れ、乾燥部本体14A下部に案内された感光材料Sを反
転し、機体10外側に取り付けられた感材受箱40へ搬
送口38を介して搬出している(図1参照)。
裏面にローラ42が接触している状態を想定したとき、
感光材料Sの表面のある一に接触しているローラ42の
軸心と、そのローラ42に隣り合い、感光材料Sの裏面
に位置するローラ42の軸心とで形成される面が感光材
料Sに対して垂直にならないように、ローラ42が交互
に配置されている状態をいう。
材料Sの搬送路を形成しているローラ42の一部が示さ
れている。ローラ42は、ローラ42間の距離をL(m
m)としたとき、式(1)で表わされる関係が成立する
ように配置されている。
1回転する毎に感光材料Sが搬送される距離であり、k
1 は0または1〜8の整数を表わす。
ーラ42の軸心間の距離をいうものとする。
送が全くムラがなくスムーズに行なえれば、乾燥ムラは
生じない。しかし実際には搬送するための駆動シャフト
が1回転する間には微小時間でみれば回転速度にムラが
あり、その駆動によって搬送される感材が乾燥部にある
搬送ローラ上に極微小時間、停ったようになる。その、
結果、乾燥風によって熱くなったローラ上で感材のその
部分だけ強く乾燥されることになる。
がM(mm)の整数倍となったときには、図3(a)に示
すように、搬送ローラと感材との接触巾をX(mm)(接
触角θに相当)とし、あるX(mm)部分で例えば余分に
熱が与えられるとすると、ローラ接触毎に繰り返され、
感材のある部分だけ乾燥されるようになるからである。
特に、この現象は乾燥能力の大きい乾燥を行なった場合
に顕著である。なお、Xは通常1〜3mm程度であり、θ
は5〜15°程度である。
このM(mm)の整数倍の関係からはずすような距離にす
ればよい。このズレの最低距離が0.5mmである。これ
だけずれていれば何本かのローラを通過する内に次第に
どこも同じように乾燥され乾燥ムラがなくなる[図3
(b)参照]。
制限はないが、上記範囲の値とするのは乾燥時間や搬送
路のパス長によって制限されるためであり、好ましくは
0または1〜6とするのがよい。
て、k1 とk1 +1のk1 は同じ値にして求める。
が、4個以上、好ましくは6〜30個とすればよい。あ
まり少なすぎると乾燥を充分に行なうことができず、ま
た乾燥ムラの相殺も不可能となるからである。
すべて同一であってもよいし、異なるものとしてもよい
が、乾燥工程中に感光材料Sのどの部分にも均一に熱ま
たは熱風が当たるように考慮する必要がある。
で求めたL同士の組合せとしても、異なるk1 で求めた
Lを組み合せてもよく、特に制限はない。ただし、乾燥
部14の搬送路のパス長がLを同一とした場合に比べて
あまり長くならないような組合せとすることが好まし
い。また、式(1)の関係を満たすLをまず決定し、か
つ式(1)の関係を満たす範囲内で、例えば、ローラ4
2が感光材料Sの乾燥に影響を及ぼす範囲の長さ(乾燥
部における実乾燥パス長)をY(mm)としたとき、実乾
燥部の後半部を含む、2Y/3以上の乾燥工程でLを変
更する組合せとしてもよい(本出願人による特願平2−
401172号参照)。
m、好ましくは10〜60mm程度、Mは1.5〜30m
m、好ましくは2〜20mm程度の範囲とする。
は15〜30mm、さらに好ましくは18〜25mmとすれ
ばよい。
42の近傍には、感光材料Sの搬送路を挟んで温風吐出
手段としてスリットパイプ48が各々3個づつ配設され
ている。これらのスリットパイプ48は長手方向を感光
材料Sの幅方向に沿って配置されており、スリットパイ
プ48の長手方向の寸法は、感光材料Sの幅方向の寸法
より長くされている。各々のスリットパイプ48には、
長手方向の一端側に開口部48Bが設けられており、後
述するファン60およびヒータによって発生された温風
が供給されるようになっている。
風吐出部50がフィルムSの搬送路側へ突出して形成さ
れ、スリットパイプ48の長手方向に沿って延長されて
いる。これらの温風吐出部50は内部が中空とされスリ
ットパイプ48の内部と連通されている。温風吐出口
(ノズル)53は温風吐出部50の幅方向の一端側に偏
倚されて設けられており、これらの温風吐出部50の先
端の幅方向の他端側は、円弧状に形成され、円弧状部5
0Aとされている。さらに、スリットパイプ48は、長
手方向の開口部48Bが設けられている端部から他端部
にかけて、幅方向の寸法(図2に示す左右方向)が徐々
に小さくされている。
3間の距離をP(mm)としたとき、式(2)で表わされ
る関係が成立するように配置されている。
は0または1〜8の整数を表わす。
リットパイプ48の吐風吐出口(ノズル)53中心間の
距離をいうものとする。
は、前記式(1)の場合と同様の理由による。ただし、
この関係においては、スリットパイプ48の温風吐出口
53から出る温風の接触部位での乾燥の強弱を是正しよ
うとするものである。
に、好ましくは、 式(2−a) k2 M+0.7≦P≦(k2 +1)M−0.7 の関係が成立することであり、さらに好ましくは、 式(2−b) k2 M+1≦P≦(k2 +1)M−1 の関係が成立することである。
式(1)のk1 と同様の理由により、k2 は0または1
〜6とすることが好ましい。
て、k2 とk2 +1のk2 は同じ値にして求める。
吹き出される温風は、図2に示すように、矢印A方向
へ、感光材料Sの巾方向にそってほぼ均一に吐出され
る。
方向に、温風を吐出させているが、本発明ではこれに限
定されることはなく、搬送方向と同方向あるいは垂直方
向、さらにはこれらの方向を交互に用いたものとするこ
とができる(特開平1−123236号、同3−265
855号、特願平2−401172号等参照)。
させる上では、図示のように、温風の吐出方向は、感材
の搬送方向と反対とすることが好ましい。
度(α)は、1°〜60°、好ましくは2°〜30°、
さらに好ましくは2°〜20°とすればよい。
c とすればよく、送風量は6〜15m3/分、好ましくは
8〜12m3/分、さらに好ましくは9〜11m3/分とす
ればよい。また、温風の温度は40〜80℃、好ましく
は45〜75℃、さらに好ましくは50〜70℃とすれ
ばよい。
P(mm)はすべて同一であってもよいが、異なるものと
してもよい。
で求めたP同士の組合せとしても、異なるk2 で求めた
Pを組み合わせてもよく、前記Lの場合に準じる。
2に示すように、ローラ42と感光材料Sとの接触部位
の中心部付近とする方が、接触部位に滞留しやすい水分
の蒸発を促進する上で好ましい。従って、通常、LとP
とはほぼ等しいものとなる。すなわち、k1 とk 2とは
同じ値にして求められる。
ではなく、例えば温風吐出口53は、上記接触部位付近
に必ずしも位置させる必要はない。
に適合するPとを別個独立に選択して設定するものとし
てもよい。すなわち、k1 とk2 とを異なる値にして求
めてもよい。
2個となっているが、4個以上、好ましくは6〜30個
とすればよい。あまり少なくなりすぎると、乾燥を十分
に行なうことができず、また乾燥ムラの相殺も不可能と
なるからである。
3と感光材料Sとの距離は1〜15mm、好ましくは2〜
10mmとするのがよい。
って同一であっても傾斜がついて異なるものであっても
よいが、図4に示すように、温風の供給源8に近い方に
おいて感光材料Sとの距離が大きく、離れるに従って小
さくなるような傾斜を有するものとする方が好ましい。
感材巾方向での均一な乾燥を行なうことができるからで
ある。そして、この距離は上記範囲で変化させることが
好ましい。
(ノズル)53のノズル巾は1〜5mm、好ましくは2〜
4mmとするのがよい。
風吐出部50の間に、感光材料Sの搬送路側から反対側
へ連通する排出孔54が設けられている。この排出孔5
4は、基部48A の長手方向に沿って延長されて形成さ
れ、感光材料Sの搬送路近傍の空気を図2矢印B方向へ
排出可能とされている。
くは10〜60mm程度の範囲のものとする。
(2)のいずれかを満足するものであればよいが、好ま
しくは両方の関係を満足するものとすればよい。
は、自現機1内の駆動部を通して駆動されるものであ
り、図5にはこれを説明する概略構成図が示されてい
る。
0の駆動は、駆動モータ歯車71、チェーン72および
駆動軸歯車73を介し、駆動シャフト74に伝達され、
さらに乾燥部用のハスバギア75に伝達される。そし
て、ハスバギア75の駆動は駆動シャフト76を介して
歯車77、79に伝達さ、これによりローラ42は回転
駆動される。
ローラと同様に駆動シャフト74からローラ42を動か
すまでに駆動伝達する歯車77、79の噛み合わせ時に
おいても、微小時間で見たとき回転速度にムラがある。
より任意の歯車、例えば歯車79の1歯が動く毎に感光
材料Sが搬送される距離N(mm)としたとき、式(3)
の関係が成立するように、ローラ42を配置することが
好ましい。
記式(1)の場合の理由に準じ、ローラ間距離Lが、歯
車1歯で感材が進む距離N(mm)の整数倍とならないよ
うにするためである。
式(1)、(2)のk1 、k2 の場合と同様の理由によ
り、k3 は1〜18であることが好ましい。
て、k3 とk3 +1のk3 は同じ値にして求める。
(1)により設定されたLと矛盾を生じないものとする
必要があり、本発明では式(1)の関係がまず優先す
る。
ましくは2〜6mm程度である。
Aの下部には排気口56が設けられており、この排気口
56にはリターンダクト58の一端が接続されている。
リターンダクト58の他端は、ファン60の吸気側に接
続されている。また、リターンダクト58の中間部に
は、機体10と連通する吸気ダクト62が接続されてい
る。
14A内の高湿度空気を排出する排気ダクト61が設け
られている。温風吐出口53を介して感光材料Sに吹き
付けられた温風は、スリットパイプ48の排出孔54を
介して排気され、乾燥部本体14A下部へ案内され、排
気ダクト61を介して機体10外部へ排出される。ま
た、乾燥部本体14A下部に案内された温風は、排気口
56およびリターンダクト58を介してファン60の吸
気側へ案内される。一方、機体10外の空気は、吸気口
62を介してファン60の吸気側へ案内される。
気は、リターンダクト58の流路断面積と吸気ダクト6
2の流路断面積との比によって、乾燥部本体14Aから
流れ込む空気の割合が約80%、機体10外部から流れ
込む空気の割合が約20%とされている。
は、図示しないヒータが配置されるヒータボックス64
の一端が取り付けられている。このヒータボックス64
は中央部で直角に屈曲されている。ファン60の吸気側
へ案内された空気は、ファン60によって排気側から空
気流として送り出され、ヒータボックス64内の図示し
ないヒータによって加熱されて温風とされてヒータボッ
クス64から送り出される。
6が取り付けられている。ダクト66の側面は、乾燥部
本体14Aの側面に感光材料Sの搬送方向に沿って取り
付けられており、図1に示すように配置されたスリット
パイプ48の開口部48Bに対応して図示しない開口が
設けられている。これによって、ダクト66と各スリッ
トパイプ48とは連接されており、ヒータボックス64
から送り出される温風は、各スリットパイプ48へ供給
される。また、図6に示すように、ダクト66の流路断
面積はダクト66の長手方向、即ち、感光材料Sの搬送
方向に沿って徐々に小さくされており、これによって、
ダクト66から分岐される各スリットパイプ48へ供給
される温風の単位時間当たりの流量はほぼ均一とされて
いる。
上を図るために、図1における乾燥部14の前方に、図
7に示すように、遠赤外線ヒータによる乾燥を行なうプ
レ乾燥部90を設け、本発明による乾燥を行なう前に遠
赤外線ヒータによる乾燥を行なってもよい。
材料Sを搬送するローラ95およびガイド板96を備
え、ガイド板96の近傍には、遠赤外線ヒータ91と、
これに対向する形で反射板92とが設置されている。そ
して、さらに、空気を吸気ないし排気するファン93が
設置されている。
成のものに限らず、スクイズの後半で行なうようにして
も、また乾燥部の前半で行なうようにしてもよい。
は、特開平3−264959号、同3−265854
号、同3−265855号等に記載されている。
に、図8に示すように、スクイズローラ32の一部ある
いはこれに加えて乾燥部14のローラ42の一部をヒー
トローラ32Hあるいはヒートローラ42Hにかえて使
用するものとしてもよい。
イズローラ32において、後半の4個のローラを交互に
ヒートローラ32Hとプレスローラ32Pとし、乾燥部
14のローラ42を交互にヒートローラ42Hとプレス
ローラ42Pとする構成のものが示されている。
(32H)は、ローラ内部にニクロム線ヒータ、ハロゲ
ンランプ等の加熱源を有するものであっても、また自己
発熱型のヒートローラであってもよい。例えば、図9に
示すように、アルミニウム等の金属製の円筒で形成され
たローラ401内部にヒータ405を配設した構成など
であってよい。このときのヒートローラ42H(32
H)の表面温度は50〜150℃とすればよい。
おいても、図1に示すものに限らず、種々のものであっ
てよい。
および定着槽20と水洗槽22との間のクロスオーバー
ローラ30付近に洗浄水を満たしたリンス槽を設置する
ものとしてもよい。この場合、リンス槽をクロスオーバ
ーローラ30の下方に設置し、ローラの一部がリンス槽
内の洗浄水に浸漬するようにし、洗浄水をリンス槽内に
補充する方式とすることが好ましい。
理槽間で前浴からの処理液の持ち込みを防止することが
できるとともに、リンス槽内の洗浄水でクロスオーバー
ローラ30が洗浄されるため、メンテナンスが容易とな
る。特に、リンス槽の設置は、アルミニウム塩硬膜剤を
含有する定着液を用いたときに有効である。
るものであっても、含有しないものであってもよく、特
に制限はない。
は2剤または1剤構成の濃縮液をつくることができる。
膨潤率が、特開昭58−11193号の定義に従って、
180%以上、特に200%以上のときは、この感光材
料の処理方法に用いる現像液は、ジアルデヒド系硬膜剤
を含むアルカリ性現像液であることが好ましい。
は、ジアルデヒド類またはその重亜硫酸塩付加物が好ま
しい。
ヒド、α−メチルグルタールアルデヒド、β−メチルグ
ルタールアルデヒド、マレインジアルデヒド、サクシン
ジアルデヒド、メトキシサクシンジアルデヒド、メチル
サクシンジアルデヒド、α−メトキシ−β−ブトキシグ
ルタールアルデヒド、α−n−ブトキシサクシンジアル
デヒド、α,α−ジメトキシサクシンジアルデヒド、β
−イソプロピルサクシンジアルデヒド、α,α−ジエチ
ルサクシンジアルデヒド、ブチルマレインジアルデヒ
ド、またはこれらの重亜硫酸塩付加物等がある。
は、現像液1リットル当たり1〜20g 、特に2〜15
g であるのが好ましい。
pHは、9〜13、特に9.5〜12までの範囲であるこ
とが好ましい。
れ、具体的には、通常の水溶性無機アルカリ金属塩(例
えば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム等)を
用いることができる。
59号に記載のホウ酸、特開昭60−93433号に記
載の糖類(例えばサッカロース)、オキシム類(例えば
アセトオキシム)、フェノール類(例えば5−スルホサ
リチル酸)、第三リン酸塩(例えばナトリウム塩、カリ
ウム塩)、炭酸塩などを用いてもよい。
ンニング平衡液のpHが4.6以上、好ましくは4.6〜
6.0、特に好ましくは4.7〜5.5の間の値になる
ようにコントロールされたものである。
は、現像機の定着タンクの容量の約2倍の補充液が補充
されたあとの定着タンク中の液のpHをいう。
剤を含有しても含有しないものであってもよい。
用いるとき、感光材料の膨潤百分率は250%以下、さ
らには100%〜250%、好ましくは120%〜23
0%、さらに好ましくは150%〜230%とするのが
よい。
定着液を用いるとき、感光材料の膨潤百分率は200%
以下、好ましくは180%以下とするのがよい。
減少し、作業環境および機器の腐食も少なくなる。
ために、本発明における感光材料は乾燥負荷が増大する
が、本発明では、前述のような乾燥方法を採用している
ために、効率の良い乾燥を行なうことができ、乾燥不良
は生じることはなく、かつ乾燥ムラを生じることはな
い。
性)の定着タンクへのキャリーオーバー分を補償するた
めに、ランニング平衡液のpHよりも低く設定する必要が
ある。しかし、さほどに低いpHにする必要はなく、通常
4.5〜5.2の範囲が適当である。
とから、定着液の補充液のキットをチオ硫酸塩を主とし
て含むパートとアルミニウム塩系の硬膜剤を主として含
むパートに分離する必要がなくなり、一剤構成のキット
にすることができる。
収納された補充液は、一剤構成であるため、単に水で希
釈する操作で足り、調液作業の簡易化につながる。ま
た、濃縮液としてではなく、使用液型定着液としてキッ
トを調製する場合もあるが、一剤構成とすることがで
き、調液作業が簡易になる。
は、感光材料1m2当たり、0.05〜0.6リットル、
好ましくは0.05〜0.5リットル、さらに好ましく
は0.1〜0.4リットルとするのがよく、このような
補充液量を減少させた処理において、本発明を適用する
ことが好ましい。
しく、現像から乾燥までを20〜90秒、さらには20
〜70秒、特には20〜60秒、さらに特には20〜5
0秒とした処理とすることが好ましい。
には特別な制限はないが、ジヒドロシキベンゼン類を含
むことが好ましく、ジヒドロキシベンゼン類と1−フェ
ニル−3−ピラゾリドン類の組合せ、またはジヒドロキ
シベンゼン類とp−アミノフェノール類との組合せが好
ましい。
像主薬としてはハイドロキノン、クロロハイドロキノ
ン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイドロキノ
ン、2,3−ジクロロハイドロキノン、2,5−ジクロ
ロハイドロキノン、2,3−ジブロムハイドロキノン、
2,5−ジメチルハイドロキノンなどがあるが、特にハ
イドロキノンが好ましい。
像主薬としては、N−メチル−p−アミノフェノール、
p−アミノフェノール、N−(β−ヒドロキシエチル)
−p−アミノフェノール、N−(4−ヒドロキシフェニ
ル)グリシン、2−メチル−2−p−アミノフェノー
ル、p−ベンジルアミノフェノール等があるが、なかで
もN−メチル−p−アミノフェノールが好ましい。
リドン系現像主薬としては1−フェニル−3−ピラゾリ
ドン、1−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリ
ドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチ
ル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジヒド
ロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−5−
メチル−3−ピラゾリドン、1−p−アミノフェニル−
4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−p−トリル
−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリド
ンなどがある。
3−352929号、本出願人による平成4年2月20
日付特許願(整理番号4P25)に記載のレダクトン類
を現像主薬として用いてもよい。
1.2モル/リットルの量で用いられるのが好ましい。
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、
亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫
酸カリウムなどがある。亜硫酸塩は0.2モル/リット
ル以上特に0.4モル/リットル以上用いられる。ま
た、上限は2.5モル/リットルとするのが望ましい。
れる添加剤としては、アミノポリカルボン酸、アミノホ
スホン酸、ホスホン酸類などのキレート剤:臭化ナトリ
ウム、臭化カリウムのような現像抑制剤:エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ジメチルホルムアミドのような有機溶剤:1−フェ
ニル−5−メルカプトテトラゾール、2−メルカプトベ
ンツイミダゾール等のメルカプト系化合物、5−ニトロ
インダゾール等のインダゾール系化合物、5−メチルベ
ンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系化合物など
のカブリ防止剤を含んでもよく、Research Disclosure
第176巻、No.17643、第XXI 項(1978年、12月号)に
記載された現像促進剤や、さらに必要に応じて色調剤、
界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤などを含んでもよい。
例えば特開昭56−24347号や特願平1−1877
00号記載の化合物を用いることができる。
244号記載のアルカノールアミンなどのアミノ化合物
を用いることができる。
ランニング平衡液のpHが4.6以上のものであり、定着
剤としてチオ硫酸塩を含む水溶液である。定着剤として
はチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムなどがあ
るが、定着速度の点からチオ硫酸アンモニウムが特に好
ましい。定着剤の使用量は適宜変えることができ、一般
には約0.1〜約6モル/リットルである。
作用する水溶性アルミニウム塩を含有させてもよく、そ
の例としては塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、カ
リ明ばんなどがある。好ましい添加量は0.01〜0.
2モル/リットル、さらに好ましくは0.03〜0.0
8モル/リットルである。
酸あるいはそれらの誘導体を単独でまたは2種以上組み
合わせて使用することができる。これらの化合物は定着
液1l につき0.005モル以上含むのが有効で、特に
0.01〜0.03モル/リットルが特に有効である。
硫酸塩、重亜硫酸塩)、pH緩衝剤(例えば、酢酸、クエ
ン酸、硼酸)、pH調整剤(例えば、硫酸)、キレート剤
を含むことができる。ここでpH緩衝剤は、現像液のpHが
高いので10〜60g/リットル、より好ましくは18〜25
g/リットル程度用いる。定着液には感光材料から増感色素が
溶出するのを促進する化合物を添加することもできる。
この働きをする化合物としては、EP341637号、
特開昭64−4739号、同64−15734号に記載
されている化合物が挙げられる。これらの化合物は、特
に定着液の補充量を少なくしたとき(補充量を少なくす
ると、定着液中のヨウドイオンの量が増加するが、ラン
ニング平衡液のヨウドイオンの濃度が0.6ミリモル/
リットル以上になったとき)に特に有効な作用を示す。
料1m2当たり0.05〜0.6リットルが好ましい。特
に0.05〜0.5リットル、さらには0.1〜0.4
リットルが好ましい。
のpHが通常より高い場合には、定着液中には通常より高
濃度のpH緩衝剤(酢酸、ホウ酸など)を用いることが好
ましい。定着液中のpH緩衝剤の濃度は通常0.3モル/
リットル程度であるが、本発明では0.5モル/リット
ル以上、特に0.5〜0.8モル/リットル程度が好ま
しい。また、現像液のキャリーオーバーの影響を少なく
するために、現像と定着の間にリンス浴または酸性の浴
を設けてもよい。
料1m2当たり3リットル以下の補充量(0も含む。すな
わちため水水洗)の水洗水または安定化液で処理するこ
ともできる。すなわち、節水処理が可能となるのみなら
ず、自現機設置の配管を不要とすることもできる。な
お、図示例では水洗水で処理するものとしているが、安
定化液による処理であってもよい。
を採用しているが、水洗水の補充量を少なくする方法と
して、古くより知られている多段向流方式(例えば2
段、3段)を本発明に適用することもでき、定着後の感
光材料は段々と清浄な方向、つまり定着液で汚れていな
い水洗水の方に順次接触していくので、効率のよい水洗
が可能になる。
は、水洗水または安定化液の防黴手段を施すことが好ま
しい。
63939号に記載された紫外線照射法、同60−26
3940号に記載された磁場を用いる方法、宋宮功編著
「オゾン利用処理技術」公害対策技術同友会発行(19
89年)に記載されているようなオゾンを吹き込む方
法、特願平1−309915号、特願平2−20863
8号に記載されている方法、特開昭61−131632
号に記載されているイオン交換樹脂を用いて純水にする
方法、特開昭62−115154号、同62−1539
52号、同62−220951号、同62−20953
2号に記載の防菌剤を用いる方法を用いることができ
る。
riteria" Photo. Sci. & Eng., Vol. 9, No. 6(1965)、
M. W. Beach, "MicrobiologicalGrowths in Motion-Pic
tureProcessing" SMPTE Journal Vol. 85, (1976)、 R.
O. Deegan, "Photo Processing Wash Water Biocides"
J. Imaging Tech 10, No. 6 (1984) および特開昭57
−8542号、同57−58143号、同58−105
145号、同57−132146号、同58−1863
1号、同57−97530号、同57−157244号
などに記載されている防菌剤、防黴剤、界面活性剤など
を併用することもできる。
T. Kreiman 著、J. Image. Tech 10,(6) 242頁(1984)に
記載されたイソチアゾリン系化合物、Research Disclos
ure第205巻、No. 20526(1981年5月号)
に記載されたイソチアゾリン系化合物、同第228巻、
No. 22845(1983年4月号)に記載されたイソ
チアゾリン系化合物、特開昭62−209532号に記
載された化合物、特願平1−91533号に記載された
銀イオン放出剤などを防菌剤(Microbiocide)として併用
することもできる。
共出版(昭和57)、「防菌防黴技術ハンドブック」日
本防菌防黴学会・博報堂(昭和61)に記載されている
ような化合物を含んでもよい。
するときには特開昭63−18350号に記載のスクイ
ズローラ洗浄槽を設けることがより好ましい。また、特
開昭63−143548号のような水洗工程の構成をと
ることも好ましい。
浴に防黴手段を施した水を処理に応じて補充することに
よって生ずる水洗または安定化浴からのオーバーフロー
液の一部または全部は特開昭60−235133号に記
載されているようにその前の処理工程である定着能を有
する処理液に利用することもできる。
料は、上記の少なくとも現像、定着、水洗(または安定
化)および乾燥の工程を含む自動現像機で処理されると
き、現像から乾燥までの工程を、前述のように、90秒
以内で完了させること、すなわち、感光材料の先端が現
像液に浸漬され始める時点から、定着、水洗(または安
定化)工程を経て乾燥されて、同先端が乾燥ゾーンを出
てくるまでの時間(いわゆるDry to Dryの時間)が90
秒以内であること、特に70秒以内であることが好まし
い。より好ましくは、このDry to Dryの時間が60秒以
内であり、さらには50秒以内である。
「現像時間」とは、前述のように処理する感光材料の先
端が自現機の現像タンク液に浸漬してから次の定着液に
浸漬するまでの時間、「定着時間」とは定着タンク液に
浸漬してから次の水洗タンク液(安定液)に浸漬するま
での時間「水洗時間」とは、水洗タンク液に浸漬してい
る時間をいう。
℃、好ましくは40〜80℃の熱風が吹きつけられる乾
燥ゾーンが、前述のように、本発明における自現機には
設置されており、その乾燥ゾーンに入っている時間をい
う。
達成するためには、現像時間が30秒以内、好ましくは
25秒以内で可能だからであるが、その現像温度は25
〜50℃が好ましく、30〜40℃がより好ましい。
0〜50℃で5〜20秒が好ましく、30〜40℃で5
〜15秒がより好ましい。この範囲内で十分な定着がで
き、残色を生じない程度に増感色素を溶出させることが
できる。
0℃で4〜20秒が好ましくは、15〜40℃で4〜1
5秒がより好ましい。
(または安定化)された感光材料は、図示例のように、
水洗水をしぼり切る、すなわちスクイズローラを経て乾
燥される。乾燥は前述のように約40〜80℃で行なわ
れ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられるが、
通常は約5〜30秒でよい。
to Dryで前述のように90秒以下の現像処理をするとき
には、迅速処理特有の現像ムラを防止するために特開昭
63−151943号明細書に記載されているようなゴ
ム材質のローラを現像タンク出口のローラに適用するこ
とや、特開昭63−151944号明細書に記載されて
いるように現像液タンク内の現像液攪拌のための吐出流
速を10m/分以上にすることや、さらには特開昭63−
264758号明細書に記載されているように、少なく
とも現像処理中は待機中より強い攪拌をすることがより
好ましい。さらには本発明のような迅速処理のために
は、特に定着液タンクのローラの構成は、定着速度を速
めるために、図示例のように対向ローラであることがよ
り好ましい。対向ローラで構成することによって、ロー
ラの本数を少なくでき、処理タンクを小さくできる。す
なわち自現機をよりコンパクトにすることが可能とな
る。
としては、特に限定はなく、一般に黒白感光材料が主と
して用いられる。この他、カラー感光材料も用いること
ができる。特に医療画像のレーザープリンター用写真材
料や印刷用スキャナー感材並びに、図示例のような医療
用直接撮影用X−レイ感材、医療用間接撮影X−レイ感
材、CRT画像記録用感材などに用いることができる。
本発明は特に銀画像を観察する黒白感光材料の処理に適
している。
いられるその他の各種添加剤に関しては特に制限はな
く、例えば特開平2−68539号公報の以下の該当箇
所に記載のものを用いることができる。
する。
エーテルOH(CH2)2S(CH 2)2S(CH2)2OHの5%水溶液2.5
mlを添加し、66℃に保った溶液中へ、攪拌しながら硝
酸銀8.33g の水溶液と臭化カリウム5.94g およ
び沃化カリウム0.726g を含む水溶液をダブルジェ
ット法により45秒かけて添加した。
ち、硝酸銀8.33g を含む水溶液を24分かけて添加
し、その後化1の構造の二酸化チオ尿素を0.1mg添加
した。
50%硝酸アンモニウム水溶液10mlを添加して20分
間物理熟成したのち、1Nの硫酸240mlを添加して中
和した。
と臭化カリウムおよび沃化カリウムを含む水溶液を、電
位pAg8.2に保ちながらコントロールダブルジェッ
ト法で40分かけて添加した。この時の流量は添加終了
時の流量が添加開始時の流量9倍になるように加速し
た。
液15mlを添加し、さらに1%の沃化カリウム水溶液4
5mlを30秒かけて添加した。
より可溶性塩類を除去したのち、40℃に昇温してゼラ
チン76g とプロキセル76mgおよびフェノキシエタノ
ール760mgを添加し、水酸化ナトリウムと臭化カリウ
ムにより乳剤のpHを6.50に、pAgを8.20に調
整した。
キシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデ
ン186mgを添加し、その10分後に化2の増感色素を
520mg添加した。
99.5%がアスペクト比3以上の粒子からなり、アス
ペクト比2以上すべての粒子についての平均の投影面積
直径は1.48μm 、標準偏差25.6%、粒子の厚み
の平均は0.195μm で、アスペクト比は7.6、ト
ータルヨウド含量は全銀量に対して1.2モル%であっ
た。
品を下記の量添加して塗布液とした。 ・ポリマーラテックス (ポリ(エチルアクリレート/メタクリル酸):共重合比97/3)25.0g ・硬膜剤(1,2−ビス(ビニルスルホニアセトアミド)エタン 3.0g ・2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4−ジ エルアミノ−1,3,5−トリアジン 80mg ・ポリアクリル酸ナトリウム (平均分子量 4.1万) 4.0 g ・ポリスチレンスルホン酸カリウム (平均分子量 60万) 1.0 g ・ポリアクリルアミド (平均分子量 4.5万) 24 g
タレートベースの両面に下記の塗布量の下塗層を設けた
ベースを準備した。 ・ゼラチン 84mg/m2 ・化3のポリマー 60mg/m2 ・化4の染料 17mg/m2
の支持体の両面に塗布した。塗布銀量は片面当たり1.
85g/m2であった。表面保護層は各成分が下記の塗布量
になるように調製した。
料を作製した。
た。この容器はパートA、B、Cの各容器が容器自身に
よって一つに連結されているものである。
填した。
て、現像液1リットルに対して、臭化カリウム3.7g,と
酢酸3.6gを含む水溶液20mlを入れた。上記容器に
入った処理液剤を逆さにして自現機の側面に装着されて
いる処理液ストックタンクの穿孔刃にさしこんでキャッ
プ部分を打ち破り充填した。
で自現機の現像タンク、定着タンクに、それぞれ自現機
に設置されている定量ポンプを使って満たした。
れる毎にも、この割合で、処理剤原液と水とを混合して
自現機のタンクに補充した。
間のみ3リットル/分とした。
アミン・四酢酸・二水塩60g とグルタールアルデヒド
20g とを含む水溶液を、1時間に約5mlの割合で自現
機の稼働中、待機中に関係なく終始添加し(この添加は
15分間に1分間、1時間に4回に分けて、パルスポン
プを使用して行った。)、水あかの発生を防止した。
図2の構成に準じた。
記の割合に混合した各処理液を用い、上記の工程時間
で、四切サイズ(10×12インチ)1枚当たり現像液
は25ml、定着液も25ml補充しながら処理した。
ある。 駆動シャフトの回転:350回転/分 乾燥部の搬送ローラ径:20mm 乾燥部の搬送ローラ材質:押し出し成形のフェノール樹
脂 駆動シャフト1回転でのフィルム搬送距離M:8mm 乾燥部駆動シャフトの歯車の歯数:16歯 上記歯車1歯動く毎のフィルム搬送距離N:4mm 温風温度:50〜70℃ 送風量:9〜11m3/min スリットパイプノズルのノズル巾:2.5mm 温風のノズル吐出風速:12〜15m/sec 温風のノズルからの吹き出し角度α:約5° ノズルとフィルムとの距離(図4参照):最小3mm〜最
大7mm ローラとフィルムとの接触巾X:約2mm(θ≒10°)
で14×14inchサイズの上記フィルムを連続30枚処
理後、続いて白灯にさらしたフィルムを3枚処理してフ
ィルム表面に生ずる反射濃度ムラを観察評価した。この
とき、駆動シャフトと各ラックとの駆動伝達のハスバギ
アの径、乾燥部のローラ駆動シャフトの歯車の歯数、お
よび駆動モーターの回転数を調節して、表2に示すよう
な結果を得た。
評価は以下のように行った。 A:全く見られない。 B:ほとんど見られない。 C:時々ムラが見られるが実用的に許容な範囲である。 D:規則的周期のムラが見られる。 E:はっきりと規則的周期のムラが出る。
(2)、(3)の各々において、k1、k2 、k3 の値
を表中の値として設定したものであり、以下においても
同様である。
燥ムラの発生はいずれも実用レベルであった。
し、実施例1と同様の操作によって表3に示す条件と
し、ムラの評価を行った。結果を表3に示す。
5mm 乾燥部駆動シャフトの歯車の歯数:30歯 上記歯車1歯動く毎のフィルム搬送距離N:2.5mm
に加温された容器に塩化ナトリウム5g 、臭化カリウム
0.3g 、および化7の化合物[I]を46mg入れた
後、80g の硝酸銀を含む水溶液400mlと、臭化カリ
ウム40g および塩化ナトリウム8g を含む水溶液41
5mlとをダブルジェット法により約25分かけて添加
し、その後80g の硝酸銀を含む水溶液400mlと、臭
化カリウム40g 、塩化ナトリウム8g 、およびヘキサ
クロロイリジウム(III )酸カリウム(10-7モル/モ
ル銀)を含む水溶液415mlとをダブルジェット法によ
り添加して、ハロゲン化銀粒子を調製した。
加え、pH6.5、pAg 8.5に合わせた。
ウム2mgと塩化金酸3.4mgを加えて化学増感を施し、
60分後に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3
a,7−テトラザインデン250mgと化8の化合物[II
I ]1.8g とを添加した後、急冷固化させた(乳剤
A)。
示す方法で添加剤を加え乳剤塗布液とした。
て塗布液とした。
てバック層塗布液とした。
て塗布液とした。
ともに、青色着色されたポリエチレンテレフタレート支
持体の一方の側に、バック層のゼラチン塗布量が2g/
m2、バック層の表面保護層のゼラチン塗布量が1g/m2と
なるように塗布した。これに続いて支持体の反対の側に
前述の乳剤塗布液と表面保護層塗布液とを、塗布Ag量
が2.2g/m2でかつ表面保護層のゼラチン塗布量が1g/
m2となるように塗布した塗布試料を得た。
バック面側で150%、乳剤面側で160%であった。
って塗布後7日放置し、室温で780nmの半導体レーザ
ー(富士写真フィルム(株)製 FCR700 Las
erImage Printer タイプ CR−LP
414)を用いてスキャニング露光を行い、下記現像
液、定着液の各補充液を補充しながら処理した。
クには以下のように処理液を満たした。
水600mlおよび臭化カリウム2g と酢酸1.8g とを
含む水溶液10mlの割合で加えてpHを10.50とした
現像液定着タンク:上記定着液濃縮液250mlおよび水
750mlの割合で加えてpH4.45とした定着液水洗タ
ンク:水道水
(25.7cm×36.4cm)8枚処理される毎に、現像
タンクに上記現像液濃縮液80mlと水120ml(pH1
0.7に調整)、定着タンクに上記定着液濃縮液50ml
と水150mlを補充した。また、水洗水は処理中、毎分
5リットルの割合で補充した。さらに水洗タンクには水
アカ防止剤として、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム二水塩60g およびブルタールアルデヒド20g を1
リットル中に含む水溶液を、水洗タンクに水が満たされ
ている限り6ml/時間の割合で4回/時間に分けて添加
した。
おりである。
し、以下の仕様とした。実施例1におけるものの変更点
のみを主に示す。
P:34mm 乾燥風温度:60℃ 乾燥風量:11m3/min
の1つに32歯のものを用い、1歯動く毎のフィルム搬
送距離N:1.96mm
ろ、ムラの発生は全くみられなかった。
ように遠赤外線ヒータによる乾燥を併用した乾燥とした
ところ、乾燥ムラに関しては同等の良好な結果が得られ
た。また、実施例1、3に比べて乾燥時間を20%程度
短縮しても乾燥不良は生じなかった。
ようにヒートローラを用いるものとしたところ、乾燥ム
ラではこれに同等の良好な結果が得られた。また、実施
例1、3に比べて乾燥時間を50%程度短縮しても乾燥
不良は生じなかった。なお、ヒートローラの表面温度は
100℃程度とした。
理において、乾燥能力の向上した乾燥を行っても乾燥ム
ラの発生がない。また、調液作業や作業環境等を良好に
することができ、迅速処理が可能となる。
図である。
である。
説明するための模式図である。
図である。
構成図である。
構成図である。
る。
Claims (12)
- 【請求項1】 露光されたハロゲン化銀写真感光材料
を、アルカリ性現像液で現像処理する現像部、pH4.6
以上の定着液で定着処理する定着部、水洗処理する水洗
部および/または安定化処理する安定化部、ならびに乾
燥する乾燥部を有する自動現像機を用いて処理するハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理方法において、 前記自動現像機の乾燥部が、ハロゲン化銀写真感光材料
の搬送路を形成する複数の搬送ローラと、この搬送路を
移動するハロゲン化銀写真感光材料の表面に対して温風
を吐出して吹き付ける複数の温風吐出手段を有し、 前記乾燥部の連続する搬送ローラ間の距離をL(mm)、
連続する温風吐出手段の温風吐出口手段の温風吐出口間
の距離をP(mm)、 前記搬送ローラを駆動伝達する駆動シャフトが1回転す
る毎にハロゲン化銀写真感光材料が搬送される距離をM
(mm)としたとき、 前記乾燥部を、次式(1)または(2)で表わされる関
係のうち少なくとも一つが成立するように、搬送ローラ
および/または温風吐出手段を配置することを特徴とす
るハロゲン化銀感光材料の処理方法。 式(1) k1 M+0.5<L<(k1 +1)M−0.5 (ここで、k1 は0または1〜8の整数を表わす。) 式(2) k2 M+0.5<P<(k2 +1)M−0.5 (ここで、k2 は0または1〜8の整数を表わす。) - 【請求項2】 前記搬送ローラを駆動伝達する任意の歯
車が、1歯動く毎に前記ハロゲン化銀写真感光材料が搬
送される距離をN(mm)としたとき、 次式(3)で表わされる関係が成立するように搬送ロー
ラを配置する請求項1に記載のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法。 式(3) k3 N+0.5<L<(k3 +1)N−0.5 (ここで、k3 は1〜20の整数を表わす。) - 【請求項3】 前記ハロゲン化銀写真感光材料に、温風
吐出手段から吹きつけられる温風の方向が、ハロゲン化
銀写真感光材料の進行方向とは逆である請求項1または
2に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項4】 前記ハロゲン化銀写真感光材料と温風吐
出手段の温風吐出口との距離が1〜15mmである請求項
1ないし3のいずれかに記載のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法。 - 【請求項5】 前記乾燥部に用いるヒータ源の一つとし
て遠赤外線ヒータを用いる請求項1ないし4のいずれか
に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項6】 前記乾燥部の搬送ローラの1個以上がヒ
ートローラである請求項1ないし5のいずれかに記載の
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項7】 全処理工程時間が20秒から90秒であ
る請求項1ないし6のいずれかに記載のハロゲン化銀写
真感光材料の処理方法。 - 【請求項8】 前記定着液は1剤構成の濃縮液または使
用液型定着液を用いたものである請求項1ないし7のい
ずれかに記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項9】 前記定着液はアルミニウム塩を含有し、
かつ前記ハロゲン化銀写真感光材料の膨潤率が250%
以下である請求項1ないし8のいずれかに記載のハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項10】 前記定着液はアルミニウム塩を含有し
ないものであって、かつ前記ハロゲン化銀写真感光材料
の膨潤率が200%以下である請求項1ないし8のいず
れかに記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項11】 前記定着液の補充液量が前記ハロゲン
化銀写真感光材料1m2に対して0.05〜0.6リット
ルの割合である請求項1ないし10のいずれかに記載の
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
のハロゲン化銀感光材料の処理方法に用いる自動現像
機。
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1993
- 1993-03-23 US US08/035,399 patent/US5300405A/en not_active Expired - Lifetime
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