JPH05264904A - 照明光学系および該照明光学系を用いた投写型画像表示装置 - Google Patents

照明光学系および該照明光学系を用いた投写型画像表示装置

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JPH05264904A
JPH05264904A JP4062293A JP6229392A JPH05264904A JP H05264904 A JPH05264904 A JP H05264904A JP 4062293 A JP4062293 A JP 4062293A JP 6229392 A JP6229392 A JP 6229392A JP H05264904 A JPH05264904 A JP H05264904A
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light
reflector
emitted
optical system
light source
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Kazumi Kimura
一己 木村
Hideaki Mitsutake
英明 光武
Jiyunko Aragaki
純子 新嘉喜
Kotaro Yano
光太郎 矢野
Shigeru Kawasaki
茂 川崎
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Canon Inc
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    • G03B21/20Lamp housings
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源から発した光を有効利用して、被照明領
域外を照明する光を大幅になくし、光利用効率の優れた
投射型画像表示装置を提供する。 【構成】 光源と、リフレクタを備えた照明系に於て、
光源からリフレクタを介さずに被照明領域外に向かって
照射する光を光源側に戻すほぼ球形の円形リフレクタを
配置する。また、前記リフレクタを介して被照明領域外
を照明する光を光源側に戻す平面ミラー又はほぼ球形の
サブリフレクタを配置する。サブリフレクタは光源近傍
に設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明光学系及び該照明
光学系を有する投写型画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の照明光学系は、光源用ランプの周
囲にリフレクタを設けて前記光源用ランプから3次元的
に広がる光をある特定の方向へ向ける構成となってい
る。
【0003】リフレクタの形状としては楕円面形状のも
のや、放物面形状のものなどが知られており、光源用ラ
ンプが点状の場合は光軸に回転対称のものが、また、光
源用ランプが柱状の場合は筒状のものが用いられてい
る。
【0004】楕円面リフレクタを用いた照明光学系とし
ては、例えば図21に示すように、光軸Pに回転対称の
楕円面リフレクタ500の、二つの焦点O5 ,O’5
うち、被照明体(不図示)から遠い方の第1の焦点O5
上に点状の光源用ランプ501を配置し、さらに、出射
光を平行光束に変換するための、前記二つの焦点O5
O’5 のうち他方の第2の焦点O’4 位置に焦点をもつ
凹レンズ502を、前記出射光の光路上に配置したもの
がある。
【0005】この照明光学系の場合、光源用ランプ50
1から発せられて楕円面リフレクタ500で反射した光
は前記第2の焦点O’5 に対する集束光となる。この集
束光は、つづいて前記凹レンズ502に入射し、平行光
束に変換されて照明光とし被照明体方向へ出射する。
【0006】次に、従来の照明光学系を用いた場合投写
型画像表示装置について図22を参照して説明する。
【0007】この投写型画像表示装置は、光源用ランプ
901の周囲に放物面リフレクタ902を配してなる照
明光学系と、画像形成手段である矩形の液晶デバイス9
03とを備え、光源用ランプ901が発する光源光を、
放物面リフレクタ902で反射して照明光として液晶デ
バイス903へ照射する構成となっている。
【0008】上述のような、放物面リフレクタ902を
備えた照明光学系から出射された照明光は液晶デバイス
903を充分照明可能な円形断面(照明領域904)を
有する光束となる。このような円形断面の光束を、液晶
デバイス903の照明光とした場合、該液晶デバイス9
03が矩形であるため、前記照明領域904の斜線部は
液晶デバイス903に照射されない光となる。
【0009】このように、照明光学系から出射された照
明光束の断面形状と画像形成手段等の被照明体の形状が
異なる場合、照明光束のうち、前記被照明体に照射され
ない光が生じ、それらの光はフレア・ゴースト等の原因
となるので、絞り等を設けることによって、前記照明光
束の形状を被照明体に一致させたり、装置本体内側を黒
色にして不要光を吸収する構成としていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の照明光学系の場合、楕円リフレクタで反射されな
い光は、前記第2の焦点に対する集束光とならず、照明
光とし利用されない光となり光利用率が低下するという
問題点がある。
【0011】また、前記照明光学系を投写型画像表示装
置に適用した場合、上述のような照明光として利用され
ない光は、フレア、ゴースト等の原因となり鮮明な画像
表示を行なえないという問題点がある。
【0012】また、上述した従来の投写型画像表示装置
では、被照明体に照射されない光、すなわち、絞りに照
射される光あるいは装置本体内側で吸収される光は、損
失光となるため光利用率の低下の原因となるとともに、
前記吸収される光は熱に変換されるため冷却手段等が必
要となり装置の大型化およびコスト高につながるという
問題点がある。
【0013】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたもので、光利用効率が高く、投写画像
の高輝度化を可能にし、かつ小型の照明光学系および該
照明光学系を用いた投写型画像表示装置を提供すること
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、楕円リフレク
タの、二つの焦点のうち被照明体から遠い方の第1の焦
点上に光源用ランプを配置した照明光学系において、前
記二つの焦点間距離と長さが等しい半径の弧状断面を有
する円形リフレクタを、その中心が前記二つの焦点のう
ち他方の第2の焦点に一致するように前記楕円リフレク
タに対向して配置するとともに、該円形リフレクタの中
心部に開口を形成したものである。
【0015】また、本発明は、放物面リフレクタの焦点
に光源を配置した照明光学系において、前記放物面リフ
レクタで反射して出射する出射光の光路上に、被照明領
域の形状と略等しい形状の開口を形成した出射光反射平
面ミラーが、前記出射光の光軸に対して垂直に配置され
ているものである。
【0016】また、本発明は、楕円リフレクタの二つの
焦点のうち少なくとも一方に光源を配置するとともに、
前記楕円リフレクタで反射して出射する出射光を平行光
に変換する光学素子を備えた照明光学系において、平行
光に変換された出射光の光路上に、被照明領域の形状と
略等しい形状の開口を形成した出射光反射平面ミラー
が、前記出射光の光軸に対して垂直に配置されているも
のである。
【0017】また、本発明は光源と、該光源の背面側に
中心位置が在り、被照明領域より大きな開口を備えたリ
フレクタと、前記光源から出射して前記リフレクタを介
して被照明領域外に進もうとする光を、当該光路中、前
記リフレクタの手前で前記光源へ向けるサブリフレクタ
を設けている。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は本発明の照明光学系の一実施例を示
す断面図である。
【0020】本実施例の照明光学系は、光軸Pに対して
回転対称の楕円リフレクタ100の、第1、第2の二つ
の焦点O1 、O’1 のうち、不図示の被照明体から遠い
方の焦点である第1の焦点O1 上に点状の光源用ランプ
101を配し、さらに、出射光路上に円形リフレクタ1
02を配置したものである。
【0021】前記円形リフレクタ102は、半径が前記
第1、第2の二つの焦点O1 ,O’1 間距離の長さと等
しい球面の一部からなる反射面を有するものであり、該
反射面の中心位置には開口103が形成されている。
【0022】この円形リフレクタ102は開口103
を、前記楕円リフレクタ100の第2の焦点O’1 位置
に一致させて、光軸Pに対して対称となるように配置さ
れている。
【0023】また、円形リフレクタ102の大きさは、
上述のように光軸P上に配置した状態で、前記第1の焦
点O1 から円形リフレクタ102の周縁102A,10
2B(光軸Pに対して対称となる周縁部)に対する角度
が、前記第1の焦点O1 から楕円リフレクタ100の周
縁100A,100B(同様に光軸Pに対して対称とな
る周縁部)に対する角度と等しくなっている。
【0024】ここで、本実施例の照明光学系における光
の出射光路について説明する。
【0025】まず、光源用ランプ101から発せられて
楕円リフレクタ100の反射点100aで反射した光P
a は第2の焦点O’1 に対して集光するため、円形リフ
レクタ102の開口103を通って出射する。
【0026】このように、光源用ランプ101から発せ
られた後、楕円リフレクタ100で反射する光は、光源
用ランプ101が前記第1の焦点O1 上に配置されてい
るため、全てが前記第2の焦点O’1 に対して、集光す
ることになり、円形リフレクタ102の開口103を通
って出射することになる。
【0027】一方、光源用ランプ101から、楕円リフ
レクタ100で反射せずに直接出射方向へ向かった光P
b は、円形リフレクタ102の反射点102bで反射し
て再び光源用ランプ101へ戻る。これは円形リフレク
タ102が、前記第1、第2の焦点O1 ,O’1 間距離
の長さと等しい半径の球面の一部からなるためであり、
直接円形リフレクタ102に向かって反射する光は全て
光源用ランプ101へ戻る光となる。光源用ランプ10
1へ戻った光Pb は該光源用ランプ101を透過し、前
記光Pa と同様に、楕円リフレクタ100の反射点10
0bで反射して第2の焦点O1 に集光し、開口103を
通って出射する。
【0028】このような、直接出射方向へ向かった光
は、従来、照明光とし使用しない光であったが、本実施
例のように、円形リフレクタ102を設けて反射させる
ことにより、照明光として利用できるものとなる。ま
た、本実施例の円形リフレクタ102は、前述したよう
に、その周縁102A,102Bに対する第1の焦点O
1からの角度が、楕円リフレクタ100の周縁100
A,100Bに対する第1の焦点O1 からの角度と、等
しい大きさとなっているので、光源用ランプ101から
楕円リフレクタ100の周縁に向かって発せられた光も
円形リフレクタ102にて反射させることができる。
【0029】しかし、前記光源用ランプ101は、実際
には有限の大きさを持つため、円形リフレクタ102
は、楕円リフレクタ100の周縁100A,100Bに
対する第1の焦点O1 からの角度に比べて、大きい角度
で形成することが望ましい。さらに、本実施例のよう
に、円形リフレクタ102を、その開口103を前記第
2の焦点O’1 に一致させて配置することで、前記開口
103をより小さいものにすることができ、楕円リフレ
クタ100で反射して前記第2の焦点O’1 に集光する
光のみを、光軸Pを中心にして一定の角度範囲で発散す
る光束として出射させることが可能となる。
【0030】本実施例において、被照明体がコリメート
性の高い照明光を要する場合、前記開口103を通って
出射した光を、凸レンズ等の光学素子を用いてコリメー
ト光に変換すればよい。
【0031】次に、本発明の照明光学系の他の実施例に
ついて図2を参照して説明する。
【0032】図2は本実施例の照明光学系を示す断面図
である。
【0033】本実施例の照明光学系は、円形リフレク2
02を楕円リフレクタ200に密着して取付けたもので
ある。
【0034】本実施例の照明光学系も、光源用ランプ2
01は、光軸Pに対して回転対称の楕円リフレクタ20
0の第1、第2の二つの焦点O2 ,O’2 のうち不図示
の被照明体から遠い方の第1の焦点O2 上に配置されて
いる。
【0035】また、円形リフレクタ202も、前述の実
施例と同様に、半径が前記第1、第2の二つの焦点O
2 ,O’2 間距離の長さと等しい球面の一部からなる反
射面を有するもので、その中心位置に開口203が形成
されている。そして、円形リフレクタ202の大きさ
は、該円形リフレクタ202を、前記開口203を前記
第2の焦点O’2 に一致するように光軸Pに対して対称
に配置した際に、その周縁が前記楕円リフレクタ202
の周縁と一致するものとなっている。
【0036】上述のような構成の照明光学系において
も、光源用ランプ201から発せられる光は、その後、
楕円リフレクタ200で反射する光Pc と、楕円リフレ
クタ200で反射せず直接円形リフレクタ202方向へ
向かう光Pd とに分けられる。
【0037】前記光Pc は、楕円リフレクタ200の反
射点200cで反射した後、前記第2の焦点O’2 に集
光して円形リフレクタ202の開口203を通って出射
する。
【0038】一方、光Pd は、円形リフレクタ202の
反射点202dで反射して光源用ランプ方向へ戻り、該
光源用ランプ201を透過した後、楕円リフレクタ20
0の反射点200dで反射する。その後、光Pdは第2
の焦点O’2 に集光して、前記光Pc と同様に開口20
3を通って出射する。
【0039】本実施例の場合、円形リフレクタ202が
楕円リフレクタ200に密着した構成となっているの
で、開口203以外から光が損なわれることがなくな
る。一方、本実施例の場合、楕円リフレクタ200内部
が密封状態に近い状態となり温度上昇が考えられるの
で、楕円リフレクタおよび円形リフレクタをコールドミ
ラーで構成する等放熱効果を高める必要がある。
【0040】次に、本発明の投写型画像表示装置の実施
例について説明する。
【0041】まず、図3を参照して本実施例について説
明する。
【0042】本実施例の投写型画像表示装置は、照明光
学系300が発する照明光を、凸レンズ405で平行光
束に変換して、画像形成手段である液晶デバイス307
に照射し、それによって液晶デバイス307から出射す
る画像光を投写レンズ309を通してスクリーン(不図
示)上へ拡大投写する構成となっている。
【0043】本実施例の照明光学系300は、前述の図
1に示した照明光学系と同様に、光軸Pに対して回転対
称の楕円リフレクタ302の、第1、第2の二つの焦点
3,O’3 のうち、被照明体である液晶デバイス30
7から遠い方の第1の焦点O3 上に光源用ランプ301
を配置し、さらに出射光路上に円形リフレクタ102を
配置したものである。
【0044】円形リフレクタ102は、半径が前記第
1、第2の焦点間距離の長さと等しい球面の一部からな
る反射面を有するものであり、その反射面の中心位置に
は開口304が形成されている。この円形リフレクタ1
02は、前記開口304が前記第2の焦点O’3 に一致
するようにして、光軸Pに対して対称に配置されてい
る。また、円形リフレクタ102の大きさは、上述のよ
うに光軸P上に配置した状態で、前記第1の焦点O3
ら円形リフレクタ102の周縁102A,102B(光
軸Pに対して対称となる周縁部)に対する角度が、前記
第1の焦点O3 から、楕円リフレクタ302の周縁30
2A,302B(同様に光軸Pに対して対称となる周縁
部)に対する角度と等しくなっている。
【0045】液晶デバイス307は、画像情報に応じて
画素毎に照明光に変調を与える。また、この液晶デバイ
ス307の、入射側と出射側には、それぞれ偏光子とし
ての偏光板306と検光子としての偏光板308が配置
されている。偏光子としての偏光板306は、照明光学
系300から出射される、二つの直線偏光光を含んだ自
然光の照明光から片方の直線偏光光を取出すためのもの
である。検光子としての偏光板308は液晶デバイス3
07の出射光から、変調の有無により画像光を取出すた
めのものである。
【0046】上述したような構成の照明光学系300に
おいては、光源用ランプ301から発せられた光が、楕
円リフレクタ302による1回の反射あるいは、円形リ
フレクタ102および楕円リフレクタ302による2回
の反射の後、円形リフレクタ102の開口304を通っ
て出射する。この出射光は、光軸Pに対して一定の角度
範囲内で発散する発散光として出射し、つづいて凸レン
ズ405を通過することで平行光束に変換されて液晶デ
バイス307の照明光となる。この照明光は、液晶デバ
イス307に照射される以前に偏光板306を通過し、
該照明光に含まれている二つの直線偏光光のうち、一方
の直線偏光光のみが前記液晶デバイス307に照射され
ることになる。
【0047】このようにして、照明光が液晶デバイス3
07に照射されることによって、該液晶デバイス307
からは、画像信号に応じて変調された光と、変調されて
いない光とが出射される。液晶デバイス307から出射
した光は、つづいて、偏光板308に入射し、そこで、
前記変調された光と変調されていない光のうち、画像を
示す方の光が透過する。そして、前記偏光板308を透
過した光が画像光として投写レンズ309を通して不図
示のスクリーン上へ拡大投写される。
【0048】本実施例においては、照明光学系300か
ら出射する発散光を平行光(コリメート光)に変換する
ために凸レンズ405を用いているが、一般に、前記照
明光は、投写レンズ309の瞳位置に結像するケーラー
照明とした方が利用率が良くなるので、そのように凸レ
ンズ405のパワーを調整してもよい。また、同様なパ
ワーのフレネルレンズを使用してもよい。
【0049】本実施例では、画像形成手段として1個の
液晶デバイスを備えた単色画像表示用の装置を示した
が、赤、緑、青の各色画像形成用の3個の液晶デバイス
を備えたカラー画像表示用の装置についても同様に考え
ることができる。
【0050】ここで、上述のような、カラー画像表示用
の投写型画像表示装置について図4を参照して説明す
る。
【0051】本実施例の投写型画像表示装置は、前述の
図1に示した照明光学系と同様な構成の照明光学系40
0から発せられる白色光の発散光を凸レンズ405を通
して平行光に変換するとともに、偏光変換モジュール4
06で偏光面の揃った偏光光に変換し、その後、該偏光
光を、第1および第2のダイクロイックミラー(以下、
「DM」と称す。)407,408とλ/2板409と
全反射ミラー410とで赤、緑、青の各色光(以下、そ
れぞれR光、G光、B光と称す。)に分離する。そし
て、分離されたR光、G光、B光により該各色光に対応
する第1ないし第3の液晶デバイス(以下、「LCD」
と称す。)411,412,413をそれぞれ照射し、
さらに、各LCD411,412,413をそれぞれ透
過した各色画像光B光、R光を、後述するように、投写
レンズ417側に配設された第3のDM416と偏光ビ
ームスプリッタ(以下、「BS」と称す。)414,4
15とによって合成し、投写レンズ419を通して図示
しないスクリーンへ拡大投写する構成となっている。
【0052】照明光学系400は、前述と同様に、光軸
に対して回転対称の楕円リフレクタ402の第1の焦点
4 上に光源用ランプ401を配したものである。さら
に、その出射光路上に、半径が第1、第2の焦点O4
O’4 間距離の長さと等しい球面の一部からなる、反射
面の中心位置に開口404を形成した円形リフレクタ1
02を、前記開口404を前記第2の焦点O’4 に一致
させて、前記光軸に対して対称となるように配置してい
る。
【0053】凸レンズ405は、前記照明光学系400
から円形リフレクタ102の開口404を通って出射す
る光が、一定の角度範囲内で発散する発散光となるの
で、その発散光を、前記各LCD411,412,41
3に対する照射用の平行光束に変換するためのものであ
る。
【0054】偏光変換モジュール406は、特開昭61
−90584、特開昭63−197913に開示されて
いるものと同等なものでよく、本実施例では出射光の偏
光面がその出射先に位置する第1のDM407に対して
P偏光となるように設定されている。
【0055】各LCD411,412,413はそれぞ
れ赤色画像、緑色画像、青色画像を形成する同一形状の
透過型のものであり、各色画像用の原色映像信号により
画素毎に照明光を変調する。この変調は、入射光に対し
て出射光の偏光面を90°回転させるものである。
【0056】第1のDM407はG光およびB光透過、
R光反射、第2のDM408はB光透過、R光およびG
光反射、また、第3のDM416はR光およびG光透
過、B光反射、という特性をそれぞれ有している。
【0057】次に、本実施例の動作について説明する。
【0058】照明光学系400からは、一定の角度範囲
内で発散する発散光が出射し、その出射光は凸レンズ4
05を通過することで平行光束に変換される。平行光束
に変換された出射光は、偏光変換モジュール406によ
ってP偏光の偏光光PW に変換されて出射される。この
偏光光PW はその出射先に位置する第1のDM407に
入射し、この第1のDM407において、反射するR光
成分PR と透過するG光成分およびB光成分の光成分
(PG +PB )とに分離される。第1のDM407にて
反射したR光成分PR はその反射先に位置するλ/2板
409へ向かい、透過した光成分(PG +PB )はその
反射先に位置する第2のDM408へ向かう。第1のD
M407を透過した光成分(PG +PB )は、第2のD
M408において、反射するG光成分PG と透過するB
光成分PB とに分離される。ここで反射したG光成分P
G は緑色画像用の第2のLCD412の照明光となり、
透過したB光成分PB は青色画像用の第3のLCD41
3の照明光となる。
【0059】一方、前述の第1のDM407で反射して
λ/2板409へ向かったR光成分PR は、該λ/2板
409を透過することにより、その偏光面が90°回転
してS偏光のR光成分SR に変換される。その後、全反
射ミラー410で反射されて赤色画像用の第1のLCD
411の照明光となる。この第1のLCD411におい
ては、原色映像信号の明部に対応する画素を透過するR
光成分SR について、その偏光面を90°回転させてP
偏光のR光成分PR とし、また、暗部に対応する画素を
透過するR光成分SR については偏光面の回転を行なわ
ないでS偏光のR光成分SR として、それぞれ出射す
る。ここで出射したR光成分PR とR光成分SR は、そ
の出射先に位置するBS414に向かい、R光成分PR
はこのBS414を透過するが、R光成分SR はBS4
14で反射されて投写光路から外される。すなわち、こ
のBS414は第1のLCD411に対して検光子とし
て機能していることになる。そのため、第1のLCD4
11は検光子としての偏光フィルタを有していない構成
となっている。
【0060】また、第2のDM408で反射されたG光
成分PG を照明光とする緑色画像用の第2のLCD41
2では、原色映像信号の明部に対応する画素を透過する
G光成分PG についてはその偏光面を90°回転させて
S偏光のG光成分SG とし、暗部に対応する画素を透過
するG光成分PG については偏光面を回転させないでP
偏光のG光成分PG として、それぞれ出射する。ここで
出射したG光成分SGとG光成分PG はその出射先に位
置するBS414に向かい、G光成分PG はこのBS4
15を透過して投写光路から外される。G光成分SG
は、BS414で反射し、前述の第1のLCD411か
ら出射して該BS414を透過するR光成分PR と合成
されて光成分(PR +PG )として出射される。すなわ
ち、BS414は第2のLCD412の検光子としても
機能しており、さらに、R光成分PR とG光成分SG
色合成をも行なうことになる。したがって、この第2の
LCD412も前述の第1のLCD411と同様に検光
子としての偏光フィルタを有していない構成となってい
る。
【0061】一方、前述の第2のDM408を透過した
B光成分PB を照明光とする青色画像用の第3のLCD
413では、前述の第2のLCD412の場合と同様
に、原色映像信号の明部に対応する画素を透過するB光
成分PB がその偏光面を90°回転させてS偏光のB光
成分SB となって出射し、暗部に対応する画素を透過す
るB光成分PB の偏光面の回転を受けないでP偏光のB
光成分PB として出射する。
【0062】第3のLCD413から出射したB光成分
B およびB光成分SB は、それらの出射先に位置する
BS415に向かい、そのBS415において、反射す
るB光成分SB と透過するB光成分PB とに分離され
る。ここで反射したB光成分SB はその反射先に位置す
る第3のDM416へ向かうが、透過したB光成分PB
は投写光路から外される。すなわち、このBS416は
前述のBS414と同様に第3のLCD413の検光子
としても機能しており、そのため、第3のLCD413
は前述の第1および第2のLCD411,412と同様
に検光子としての偏光フィルタを有していない構成とな
っている。
【0063】前述のBS415で反射されたB光成分S
B は、第3のDM416において反射するとともに、前
述のBS414から光成分(PR +SG )と合成されて
合成光(SB +SG +PR )となって投写レンズ417
へ向かって出射され、該投写レンズ417を通して図示
しないスクリーンへ拡大投写される。
【0064】本実施例の投写型画像表示装置によれば、
画像の暗部に対応する光は投写光路外へ放出されるとと
もに、LCDにおいて検光子としての偏光フィルタを用
いていないので、LCDの昇温がほとんど発生しない。
さらに、検光子としてのBS(本実施例ではBS41
4)が色合成を兼ねているため、投写レンズとLCDと
の間の光学系が複雑化することがない。
【0065】また、前述した、投写型画像表示装置の図
3の実施例において、偏光子および検光子として偏光板
を使用したが、上述の図4の実施例のように偏光ビーム
スプリッタを用いることもできる。この場合、液晶デバ
イスの照明光として使用しない他方の直線偏光光と液晶
デバイスから出射した光のうち画像光以外の光などの不
要光が光路外に導かれるので、該不要光の光学素子への
照射による装置内の温度上昇が抑えられる。
【0066】図5は本発明の照明光学系の他の実施例を
示す断面図である。
【0067】本実施例の照明光学系は、光軸Pに対して
回転対称の放物面リフレクタ2の焦点Oに点状に光源
用ランプ101を配置し、さらに、前記放物面リフレク
タ2にて反射して出射する出射光の光路上に、その光軸
Pに対して垂直に、出射光反射平面ミラーを形成する第
1および第2の二つの平面ミラー104A,104Bを
配置したものである。
【0068】光源用ランプ101は、透明透過性のガラ
スからなる外壁を有するメタルハライドランプ等を用い
る。
【0069】放物面リフレクタ2は、前述のように光軸
Pに対して回転対称であり、この放物面リフレクタ2で
反射する、光源用ランプ101から発せられた出射光
は、照明領域が光軸Pに垂直な面に対して円形の平行光
束となる。
【0070】前記第1および第2の二つの平面ミラー1
04A,104Bは共にL字形状のものであり、該第
1,第2の平面ミラー104A,104Bを光源用ラン
プ101側から第2,第1平面ミラー104B,104
Aの順に配置して、図6に示すような四角形状の開口1
03を形成している。
【0071】本実施例の照明光学系では、前記光源用ラ
ンプ101から発せられて、放物面リフレクタ2で反射
した平行光束は、前記開口103を通過することで、照
明領域が光軸Pに垂直な面に対して前記開口103の形
状に応じた形状(四角形状)となる。
【0072】ここで、光源用ランプ101が発した光の
光路について説明する。
【0073】まず、光源用ランプ101から発せられた
光Pは、放物面リフレクタ2の反射点aで反射し、
光軸Pに対して平行な光として第1平面ミラー104A
に達する。この第1平面ミラー104Aにおいて、光P
は反射点Aにて垂直に反射し、出射時の光路と同様
な光路を経て光源用ランプ101へ戻る。該光源用ラン
プ101は、前述したように、透明透過性の外壁を有し
ているため、光Pは光源用ランプ101を透過し、放
物面リフレクタ2の反射点bで反射した後、前記開口
104を通って出射する。
【0074】上述の光Pは、光源用ランプ101から
光軸Pに対して垂直に発せられた光であり、第1平面ミ
ラー104Aあるいは第2平面ミラー104Bで反射す
ると、往路と同じ反射光路を経ることになる。そのた
め、第1平面ミラー104Aの端部Aと光軸Pとの距
離Lと、第2平面ミラー104Bの端部Bと光軸と
の距離Lとが共に焦点Oと放物面リフレクタ2の反
射点a(b)との距離L(L)より小さい場
合、前記光Pは開口103から出射できないものとな
る。
【0075】今、図5において、焦点Oを原点として、
光軸Pをx軸、該光軸Pに垂直なa−bをy軸と
し、焦点距離(O−Oの距離)をfとすると、放物
面リフレクタ2の反射面は、 x=y/4f−f で表わされる。このとき、前記反射点a,bの座標
はa=(O,2f)、b=(O,−2f)となるの
で、前述した距離LあるいはLの少なくとも一方
が、 L(L)≧2・f を満足すれば、反射点a,bで反射した光を含む全
ての光が、開口103を通って出射すると考えられる。
【0076】本実施例においては、距離L、第2平面
ミラー104Bの端部Bと光軸Pとの距離Lが上述
の条件を満たしたものである。
【0077】また、光Pの場合は、光源用ランプ10
1から発せられた後、放物面リフレクタ102の反射点
で反射して第1平面ミラー104Aに向かう。この
場合、光軸Pと反射点aとの距離が前記反射点a
光軸Pとの距離より長いので、前記光Pは第1平面ミ
ラー104Aの反射点Aで反射することとなり、前述
のように往路と同じ光路を経て光源用ランプ101へ戻
る。その後、光Pは光源用ランプ101を透過して放
物面リフレクタ2の反射点bで反射して第2平面ミラ
ー104B方向へ向かう。このとき、前記反射点b
光軸Pとの距離は、前記反射点bと光軸Pとの距離よ
り短くなっているので、前記光Pは第2平面ミラー1
04Bに入射することなく開口104を通って出射す
る。
【0078】光Pについても、同様に考えることがで
き、光源用ランプ101から発せられた後、放物面リフ
レクタ2(反射点b)→第2平面ミラー104B(反
射点B)→放物面リフレクタ2(反射点b)→光源
用ランプ101→放物面リフレクタ2(反射点a)と
いう光路を経て開口103から出射する。
【0079】このようにして、開口103を通って出射
する照明光束は、照明領域が光軸Pに垂直な面に対して
四角形状の照明光となる。
【0080】図7は、本発明の照明光学系の他の実施例
を示す断面図である。
【0081】本実施例の照明光学系は、光軸Pについて
回転対称の楕円リフレクタ302の、二つの焦点O
のうち一方の第1の焦点O上にメタルハライドラ
ンプ等の点状の光源用ランプ301を配置したものであ
る。また、光源用ランプ301から発せられる楕円リフ
レクタ302にて反射して出射する出射光の光路上の、
前記光源用ランプ301と第2の焦点Oとの間に、前
記出射光を平行光に変換するための凹レンズ305を配
し、さらに、前記第2の焦点O上に、前記出射光の光
軸Pに対して垂直に、開口304が形成された出射光反
射平面ミラーである平面ミラー303を配置している。
【0082】平面ミラー303に形成されている開口3
04は、被照明領域に応じた形状をしたものであり、本
実施例では、開口304の中心を前記光軸Pに一致する
ようにして、平面ミラー303を配置している。
【0083】ここで、出射光の光路について説明する。
【0084】まず、光Pは、光源用ランプ301から
光軸Pに対して垂直に発せられた光であり、楕円リフレ
クタ302の反射点aで反射した後、凹レンズ305
にて光軸Pに平行な光に変換される。このとき、光P
と光軸Pとの距離は該光軸Pと前記開口304の端部A
との距離より短いので、光Pは前記平面ミラー30
3の開口304を通って出射する。
【0085】光Pも、同様に、楕円リフレクタ302
の反射点aで反射した後、凹レンズ305にて光軸P
に平行な光に変換される。このとき、平行光となった光
は、前記光軸Pとの間の距離が前記光Pの場合よ
り短くなっているので、該光Pと同様に前記開口30
4を通って出射する。
【0086】光Pも、同様に、光源用ランプ301か
ら発せられた後、楕円リフレクタ302の端縁側の反射
点aで反射されて凹レンズ305にて光軸Pに平行な
光に変換されるが、光Pと光軸Pとの距離が該光軸P
に前記開口304の端部Aとの距離より長くなってい
るので、平面ミラー303に入射する。そして、光P
は、平面ミラー303の反射点Aで反射し、往路と同
様な光路(反射点A→凹レンズ305→反射点a
を経て光源用ランプ301へ戻る。その後、光Pは光
源用ランプ301を通過し、楕円リフレクタ302の反
射点bで反射して再び凹レンズ305へ入射する。こ
のとき、光Pは再び光軸Pに平行な光となるが、ここ
では、光軸Pとの距離が該光軸Pと開口304の端部A
との距離より短くなっているので、平面ミラー303
の開口304を通って出射することになる。
【0087】本実施例の照明光学系では、平面ミラー3
03を第2の焦点O上に配置したが、出射光を平行光
に変換した後、すなわち、凹レンズ305の後段であれ
ば構わず、コンパクト化を図るため凹レンズ305と平
面ミラー303を密着させてもよい。また、よりコンパ
クト化を図るために、凹レンズ305を、その外径を大
きくして楕円リフレクタ302に接するようにして配置
しても同様な効果を得ることができる。
【0088】次に、本発明の照明光学系の他の実施例に
ついて図8を参照して説明する。
【0089】前述した図7の実施例では凹レンズを第2
の焦点と第1の焦点との間に配置して出射光を平行光に
変換したが、本実施例では、凸レンズ405を第2の焦
点Oの反光源用ランプ側に配して出射光を平行光に変
換する。
【0090】本実施例の照明光学系は、前記図7の実施
例と同様に楕円リフレクタ402の一方の第1の焦点O
上に光源用ランプ401が配されており、さらに、上
述したように、出射光の光路上に、第2の焦点Oの反
光源用ランプ側に、前記出射光を平行光に変換するため
の凸レンズ405が配置されている。また、該凸レンズ
405の反光源用ランプ側に、被照明領域に応じた形状
の開口404が形成された、出射光反射平面ミラーであ
る平面ミラー403が固着されている。
【0091】本実施例の出射光の光路について説明す
る。
【0092】まず、光Pは、光源用ランプ401から
光軸Pに対して垂直に発せられた光であり、楕円リフレ
クタ402の反射点aで反射して第2の焦点Oに収
束する。その後、光Pは発散光になって凸レンズ40
5に入射して光軸Pに平行な光に変換される。このと
き、光Pと光軸Pとの距離は該光軸Pと前記開口40
4の端部Bとの距離より短いので、光Pは前記開口
404を通って出射する。
【0093】光Pの場合も同様に、楕円リフレクタ4
02(反射点a)で反射して第2の焦点Oに収束し
た後、凸レンズ405にて光軸Pに平行な光に変換され
る。この光Pも、光軸Pとの距離が前記光Pの場合
より短くなっているため、前記開口404を通って出射
する。
【0094】光Pは、楕円リフレクタ402(反射点
)で反射して第2の焦点Oに収束した後、凸レン
ズ405にて光軸Pに平行な光に変換される。このと
き、光Pの光軸Pとの距離は、該光軸Pと前記開口4
04の端部Bとの距離より長いため、光Pは、平面
ミラー403の反射点Bにて反射されて、往路と同様
な光路(反射点B→凸レンズ505→第2の焦点O
→反射点a)を経て光源用ランプ401へ戻る。光P
は光源用ランプ401を通過して楕円リフレクタ40
2の反射点bで反射し、再び、第2の焦点Oに収束
した後、光軸Pに平行な光に変換される。このとき、光
の光軸Pとの距離は、該光軸Pと前記開口404の
端部Aとの距離より短くなっているので、光Pは前
記開口404を通って出射する。
【0095】つづいて、本発明の照明光学系の他の実施
例について図9を参照して説明する。
【0096】本実施例の照明光学系は、前述した図7の
実施例の場合と同様に第1の焦点Oに配置された光源
用ランプ501から発せられ、楕円リフレクタ502で
反射して第2の焦点Oに収束する出射光を凹レンズ5
05で平行光に変換するものであるが、前記第2の焦点
の反光源用ランプ側に、出射光反射平面ミラーを形
成する第1および第2の2枚の平面ミラー503A,5
03Bを配置して、前述と同様な開口504を形成した
構成となっている。
【0097】本実施例の第1および第2の平面ミラー5
03A,503Bは共にL字型に形成されたもので、光
源用ランプ501側から順に配置されている。この第1
および第2の平面ミラー503A,503Bは、前述の
図5の実施例の第1および第2の平面ミラー104A,
104B(図6参照)と同様に、それらを組合わせるこ
とによって、被照明領域に応じた形状の開口504を形
成する。
【0098】本実施例の出射光の光路について説明す
る。
【0099】まず、光源用ランプ501から光軸Pに対
して垂直に発せられた光Pは、楕円リフレクタ501
(反射点a)で反射した後、凹レンズ505で光軸P
に平行な光に変換されて前記開口504から出射する。
【0100】光Pも同様に、楕円リフレクタ502
(反射点a)で反射した後、凹レンズ505で光軸P
に平行な光に変換され、前記開口504を通って出射す
る。
【0101】光Pの場合は、凹レンズ505で光軸P
に平行な光に変換されたとき、該光軸Pとの距離が、該
光軸Pと前記開口504の端部Aとの距離より長いた
め、第1平面ミラー503A(反射点A)にて反射
し、往路と同様な光路(反射点A→凹レンズ505→
反射点a)を経て光源用ランプ501へ戻る。その
後、光Pは、光源用ランプ501を透過し、楕円リフ
レクタ502(反射点b)で反射して再び凹レンズ5
05にて光軸Pに平行な光に変換される。このとき、光
と光軸Pの距離は、該光軸Pと前記開口504の端
部Bとの距離より短くなっているので、光Pは開口
504を通って出射することになる。
【0102】上述したように各実施例において、照明光
学系から出射する照明光は、その照明領域が、光軸Pに
垂直に配置した平面ミラーにて形成した開口によって決
まるので、該開口を、前記照明系によって照明しようと
する領域に対応した形状にすることにより、前記照明光
が被照明領域のみに照射されることになり光損失が無く
なって光利用率の向上を図ることができる。
【0103】また、各実施例では、四角形状の開口を1
枚あるいは2枚の平面ミラー3で構成した場合を例にし
て説明したが、それに限定されるものではなく、円形、
多角形等の被照明域に対応した形状の開口を形成するも
のであれば、それ以上の枚数の平面ミラーを用いてもよ
い。例えば、カメラの絞りに用いられる羽と同じ構成の
ものを適用して、被照明域に応じて開度を調整してもよ
い。
【0104】さらに、開口を複数の平面ミラーで形成し
た場合、各平面ミラーそれぞれを移動させるための駆動
手段を設けることで任意の大きさの開口に設定できるよ
うにしてもよい。
【0105】前述の各実施例で用いた光源用ランプとし
ては、透明透過性のガラスからなる外壁を有するものの
他に、拡散性のガラスからなる外壁を有するものがあ
る。拡散性の外壁を有する光源用ランプを用いた場合、
光源用ランプに光が入射する際ガラス表面にて3次元的
に拡散し、その拡散光が2次光源光となるが、その反射
光路等は、同じ様に考えることができる。また、光源用
ランプとしては、点状のもののみならず柱状のものも用
いることができ、その場合、各リフレクタを筒状に形成
することで同様に考えることができる。
【0106】放物面あるいは楕円リフレクタとしては、
アルミ板のプレス加工等による金属性のものが安価であ
るが、より高反射率を求めるならば、金属薄膜等合金コ
ーティングすることも考えられる。さらに、発熱対策と
して、熱線を透過させるコールドミラーを用いて前記リ
フレクタを構成することも考えられる。
【0107】次に、本発明の投写型画像表示装置の実施
例について説明する。
【0108】図10は本発明の投写型画像表示装置の実
施例を示す斜視図である。
【0109】本実施例の投写型画像表示装置は、前述の
図1に示した、光源用ランプ101、放物面リフレクタ
2および第1,第2平面ミラー104A,104Bから
なる照明光学系と、該照明光学系が発する照明光が照射
されて画像光を出射する、画像形成手段である透過型の
液晶デバイス601とを備え、該液晶デバイス601か
ら出射する画像光を不図示の投写レンズによって拡大投
写する構成となっている。また、本実施例において、第
1および第2の平面ミラー104A,104Bによる開
口103は、液晶デバイス601の被照明領域に応じた
形状に形成されている。
【0110】前記照明光学系の光源用ランプ101から
発せられた光は、放物面リフレクタ2で反射して平行光
となる。この平行光は、つづいて、第1および第2の平
面ミラー104A,104Bに照射されるが、このとき
の照明領域は円形の照明領域600となっている。この
第1および第2の平面ミラー104A,104Bに照射
された光のうち、開口103を通った光は、その照明領
域が前記液晶デバイス601の被照明領域に応じた形状
の照明光となって液晶デバイス601に照射される。
【0111】一方、第1および第2の平面ミラー104
A,104Bの開口103を通過しなかった光は、前述
のように、第1の平面ミラー104Aあるいは第2の平
面ミラー104Bにて反射して往路と同様な光路を経て
光源用ランプ方向へ戻り、再度、放物面リフレクタ2に
て反射されて第1および第2の平面ミラー104A,1
04B方向へ向う。最初に開口103を通過しなかった
場合より光軸P寄りに光路を経ているので、前記第1お
よび第2の平面ミラー104A,104Bに再入射する
光は開口103を通って液晶デバイス601に照射され
ることになる。
【0112】図11は本発明の投写型画像表示装置の他
の実施例を示す斜視図である。
【0113】本実施例の投写型画像表示装置は、前述の
図7に示した、光源用ランプ301、楕円リフレクタ3
02および開口304が形成された平面ミラー303か
らなる照明光学系と、画像形成手段である透過型の液晶
デバイス701とを備え、該液晶デバイス701から出
射する画像光を不図示の投写レンズを通して拡大投写す
る構成となっている。また、本実施例の場合、平面ミラ
ー303の開口304は、液晶デバイス701の被照明
領域に応じた形状となっている。
【0114】前記照明光学系の光源用ランプ701から
発せられた光は、楕円リフレクタ302で反射した後、
凹レンズ305を通って平行光となる。この平行光は、
つづいて、平面ミラー303に照射され、その照明領域
は円形の照明領域700となっている。この平面ミラー
303に照射された光のうち開口304を通った光は、
その照明領域が液晶デバイス701の被照明領域に応じ
た形状の照明光となって液晶デバイス701に照射され
る。
【0115】一方、平面ミラー303の開口304を通
過しなかった光は、前述のように、平面ミラー303で
照射されて、往路と同様な光路を経て光源用ランプ方向
へ戻り、再度、楕円リフレクタ302にて反射されて、
平面ミラー303方向へ向う。このとき、最初に開口3
04を通過しなかった場合より光軸P寄りに光路を経て
いるので、前記平面ミラー303に再入射する光は開口
304を通って液晶デバイス701に照射されることに
なる。
【0116】上述した、投写型画像表示装置の各実施例
においては、画像形成手段である液晶デバイスと光源用
ランプとの間に、前述したような開口を形成した平面ミ
ラーを配置したが、前記液晶デバイスを光源用ランプと
平面ミラーとの間に配置する構成にしても同様な効果を
得ることができる。
【0117】また、上記実施例では、画像形成手段とし
て1個の液晶デバイスを備えた単色画像表示用の装置を
示したが、赤、緑、青の各色画像形成用の3個の液晶デ
バイスを備えたカラー画像表示用の装置についても同様
に考えることができる。
【0118】ここで、上述のような、カラー画像表示用
の投写型画像表示装置について図12を参照して説明す
る。
【0119】図12は本発明の投写型画像表示装置の他
の実施例を示す図である。
【0120】本実施例の投写型画像表示装置は、前述の
図1に示した照明光学系と同様な構成の照明光学系80
1から発せられる白色光を偏光変換モジュール802で
偏光面の揃った偏光光に変換し、その後、該偏光光は、
第1および第2のダイクロイックミラー(以下、「D
M」と称す。)803,804とλ/2板807と全反
射ミラー808とで赤、緑、青の各色光(以下、それぞ
れR光、G光、B光と称す。)に分離する。そして、分
離されたR光、G光、B光により該各色光に対応する第
1ないし第3の液晶デバイス(以下、「LCD」と称
す。)809,811,805をそれぞれ照射し、さら
に、各LCD809,811,805をそれぞれ透過し
た各色画像光B光、G光、R光を、後述するように、投
写レンズ813側に配設された第3のDM812と偏光
ビームスプリッタ(以下、「BS」と称す。)806,
810とによって合成した投写レンズ813を通して図
示しないスクリーンへ拡大投写する構成となっている。
【0121】照明光学系801は、前述の第1実施例の
場合と同様に、光軸に対して回転対称の放物面リフレク
タ2の焦点上に光源用ランプ101を配し、さらに、そ
の出射光路上に、その光軸に対して垂直に出射光反射平
面ミラーを形成する第1,第2平面ミラー104A,1
04Bを配置したものである。
【0122】本実施例においては、被照明体が前記LC
D809,811,805であるので、第1,第2平面
ミラー104A,104Bによって、前記LCD80
9,811,805の被照明領域の形状に応じた開口1
03を形成している。
【0123】偏光変換モジュール802は、特開昭61
−90584、特開昭63−197913に開示されて
いるものと同等なものでよく、本実施例では出射光の偏
光面がその出射先に位置する第1のDM803に対して
P偏光となるように設定されている。
【0124】各LCD809,811,805はそれぞ
れ赤色画像、緑色画像、青色画像を形成する同一形状の
透過型のものであり、各色画像用の原色映像信号により
画素毎に照明光を変調する。この変調は、入射光に対し
て出射光の偏光面を90°回転させるものである。
【0125】第1のDM803はG光およびB光透過、
R光反射、第2のDM804はB光透過、R光およびG
光反射、また、第3のDM812はR光およびG光透
過、B光反射、という特性をぞれぞれ有している。
【0126】次に、本実施例の動作について説明する。
【0127】照明光学系801から出射する光束はその
照明領域が前記各LCD809,811,805の被照
明領域に応じた形状の白色光として発せられ、その白色
光は偏光変換モジュール802によってP偏光の偏光白
色光Pに変換されて出射される。この偏光白色光P
はその出射先に位置する第1のDM803に入射し、こ
の第1のDM803において、反射するR光成分P
透過するG光成分およびB光成分の光成分(P
)とに分離される。第1のDM803にて、反射し
たR光成分Pはその反射先に位置するλ/2板807
へ向かい、透過した光成分(P+P)はその反射先
に位置する第2のDM804へ向かう。第1のDM80
3を透過した光成分(P+P)は、第2のDM80
4において、反射するG光成分Pと透過するB光成分
とに分離される。ここで反射したG光成分Pは緑
色画像用の第2のLCD811の照明光となり、透過し
たB光成分Pは青色画像用の第3のLCD805の照
明光となる。
【0128】一方、前述の第1のDM803で反射して
λ/2板807へ向かったR光成分Pは、該λ/2板
807を透過することにより、その偏光面が90°回転
してS偏光のR光成分Sに変換される。その後、全反
射ミラー808で反射されて赤色画像用の第1のLCD
809の照明光となる。この第1のLCD809におい
ては、原色映像信号の明部に対応する画素を透過するR
光成分Sについて、その偏光面を90°回転させてP
偏光のR光成分Pとし、また、暗部に対応する画素を
透過するR光成分Sについては偏光面の回転を行なわ
ないでS偏光のR光成分Sとして、それぞれ出射す
る。ここで出射したR光成分PとR光成分Sは、そ
の出射先に位置するBS810に向かい、R光成分P
はこのBS810を透過するが、R光成分SはBS8
10で反射されて投写光路から外される。すなわち、こ
のBS810は第1のLCD809に対して検光子とし
て機能していることになる。そのため、第1のLCD8
09は検光子としての偏光フィルタを有していない構成
となっている。
【0129】また、第2のDM804で反射されたG光
成分Pを照明光とする緑色画像用の第2のLCD81
1では、原色映像信号の明部に対応する画素を透過する
G光成分Pについてはその偏光面を90°回転させて
S偏光のG光成分Sとし、明部に対応する画素を透過
するG光成分Pについては偏光面を回転させないでP
偏光のG光成分Pとして、それぞれ出射する。ここで
出射したG光成分SとG光成分Pはその出射先に位
置するBS810に向かい、G光成分PはこのBS8
10を透過して投写光路から外される。G光成分S
は、BS810で反射し、前述の第1のLCD809
から出射して該BS810を透過するR光成分Pと合
成されて光成分(P+S)として出射される。すな
わち、BS810は第2のLCD811の検光子として
も機能しており、さらに、R光成分PとG光成分S
の色合成をも行なうことになる。したがって、この第2
のLCD811も前述の第1のLCD809と同様に検
光子としての偏光フィルタを有していない構成となって
いる。
【0130】一方、前述の第2のDM804を透過した
B光成分Pを照明光とする青色画像用の第3のLCD
805では、前述の第2のLCD811の場合と同様
に、原色映像信号の明部に対応する画素を透過するB光
成分Pがその偏光面を90°回転されてS偏光のB光
成分Sとなって出射し、暗部に対応する画素を透過す
るB光成分Pは偏光面の回転を受けないでP偏光のB
光成分Pとして出射する。
【0131】第3のLCD805から出射したB光成分
およびB光成分Sのそれらの出射先に位置するB
S806に向かい、そのBS806において、反射する
B光成分Sと透過するB光成分Pとに分離される。
ここで反射したB光成分Sはその反射先に位置する第
3のDM804へ向かうが、透過したB光成分Pは投
写光路から外される。すなわち、このBS806は前述
のBS810と同様に第3のLCD805の検光子とし
ても機能しており、そのため、第3のLCD805は前
述の第1および第2のLCD809,811と同様に検
光子としての偏光フィルタを有していない構成となって
いる。
【0132】前述のBS806で反射されたB光成分S
は、第3のDM812において反射するとともに、前
述のBS810から光成分(P+S)と合成されて
合成光(S+S+P)となって投写レンズ813
へ向って出射され、該投写レンズ813を通して図示し
ないスクリーンへ拡大投写される。
【0133】本実施例の投写型画像表示装置によれば、
画像の暗部に対応する光は投写光路外へ放出されるとと
もに、LCDにおいて検光子としての偏光フィルタを用
いていないので、LCDの昇温がほとんど発生しない。
さらに、検光子としてのBS(本実施例ではBS81
0)が色合成を兼ねているため、投写レンズとLCDの
間の光学系が複雑化することはない。
【0134】また、本実施例の投写型画像表示装置では
放物面リフレクタ2を備えた照明光学系を用いた場合を
示したが、楕円リフレクタを備えた照明光学系について
も同様に考えることができる。
【0135】なお、前述した照明光学系および投写型画
像表示装置の各実施例において、光源用ランプの発光部
が完全な点光源であれば、平面ミラーで形成する開口
を、被照明領域と同じ形状にすることができるが、実際
には、前記発光部は有限の大きさを持ち、照明光として
完全な平行光束を得難いため、前記開口と被照明領域と
の形状には若干の差異が生じる場合がある。したがっ
て、それらを考慮して、被照明領域に応じた形状の開口
を形成すれば、光利用効率をより向上させることが可能
となる。
【0136】図13の他の本発明の実施例を示す。図中
1は光源、2は放物面リフレクタ、3はサブリフレクタ
であるところの球面リフレクタ、4は被照明体、本実施
例では液晶ライトバルブ(以下、LCDと記す)、L1
〜L6は光束を示している。
【0137】リフレクタ2の焦点位置に光源1が配置さ
れている。球面リフレクタ3は光源1が曲率中心となる
様に置かれ、光源1側の面が鏡面となっている。リフレ
クタ3の周端部3’はLCD4の周端部4’に達する光
束L5、L6によって切り取られている。つまり、リフレ
クタ3は光束L1のようにリフレクタ2で反射されずに
直接出射する光束及び、光束L2のようにリフレクタ2
で反射され略平行光束として全面に出射するがLCD4
の外を照明する光束を、ほぼ垂直反射させ、光源1へ集
光する。そしてそれらの光束はあたかも光源1から発し
た光のように振る舞い、リフレクタ2で反射し、LCD
4を照明する。
【0138】リフレクタ2の底部2’は通常光源1の保
持部材1’の固定部分となり、リフレクタの機能を持た
ないが、光源1から発する光束のうち底部2’へ進む光
束は保持部材1’があるため微量であり、殆ど問題とな
らない。
【0139】球面リフレクタ3の半径は小さいほどよ
い。これはリフレクタ2によって前面に出射する光束を
リフレクタ3が遮光してしまうからである。例えば光源
1が完全な点光源の場合、リフレクタ3で遮光された結
果全く照明されない領域ができる。実際には光源1は有
限径を持っているので非平行光の影響などによって殆ど
まんべんなく照明される様になるがリフレクタ3が余り
に大きいと照明光束の光軸近傍が暗くなる可能性があ
る。
【0140】本実施例ではリフレクタ3として球面リフ
レクタを用いたが、光軸近傍に於ては反射機能を持たさ
ず、中抜けにし直接被照明領域を照明するようにしても
本発明の主旨は外れない。
【0141】他の実施例を図14〜16を用いて説明す
る。
【0142】本実施例では被照明領域が矩形であるよう
な場合について扱い、前記球面リフレクタ3の形状を規
定する。
【0143】図14はLCD4と放物リフレクタ2が明
示された斜視図である。a、b、cは矩形であるLCD
の角端を示す。図中矢印で示す光束はLCD4の周端部
ab及びbcに向かう平行光束である。これらの光束を
逆にたどるとリフレクタ2で反射してリフレクタ3(不
図示)の周端部(図13の3’に相当)をかすめて光源
1に達している。
【0144】この様子をリフレクタ2を取り除いて図1
5に示す。LCD4の角端aに達する平行光束のリフレ
クタ2での反射点をa’、同様に角端b、cに対応する
反射点b’、c’を定める。弧a’b’及び弧b’c’
はリフレクタ2上にあり、LCD4の周端部ab、bc
に達する平行光束のリフレクタ2上での反射点の軌跡で
ある。oは放物リフレクタ2の焦点であり、光源1の設
置位置である。LCD4の周端部に達する平行光束は例
えば焦点oと弧a’b’で定められる円錐面状を進行し
て、リフレクタ2上の弧a’b’(これが放物形状であ
ることを後で述べる)で反射し、平面abb’a’上を
進行してLCD4の周端部abに達する。
【0145】図16(a)は図15の光源1近傍の拡大
図である。光源1の設置位置oの近傍にある球面リフレ
クタ3の周端部は図16(a)に示すように、例えば焦
点oと弧a’b’によって形成される円錐面によって切
り取られた曲線3’である。本実施例に於てLCD4の
周端部は、矩形つまり長辺と短辺の2種類、4本の直線
によって形成されているのでリフレクタ3の周端部は4
つの曲線によって切り取られることになる。図16
(b)に図16(a)で説明したような曲線3’て切り
取った球面リフレクタ3の形状を示す。
【0146】曲線3’を数値的に示せば次のようにな
る。図17のように焦点oを原点にしてx軸、y軸、ま
た紙面に垂直にz軸をとり、z軸は紙面手前方向をマイ
ナスとする。LCD4の角端a、bの座標をa(t、
A、B)、b(t、A、−B)とすると、LCD4は−
A≦y≦A、−B≦z≦Bに広がることになる。リフレ
クタ2の焦点距離をF、リフレクタ3の半径をRとす
る。リフレクタ2の形状は x=(y2+z2)/4F−F ・・・1式 リフレクタ3の形状は x2+y2+z2=R2 ・・・2式 で表せる。このとき図15で示した平面abb’a’は
y=Aで示せる。平面abb’a’と放物リフレクタ2
の交線である弧a’b’は x=z2/4F+(A2/4F−F)、−B≦z≦B ・・・3式 となる。この式はx軸とz軸に於て放物線であることを
示している。
【0147】−B≦z≦Bの範囲の3式で表される点z
=z0と原点oを結ぶ直線は x/x0=y/y0=z/z0 ・・・4式 ただし、 x0=z0 2/4F+(A2/4F+F) y0=A で示される。求めたい曲線3’は2式と4式の交線であ
るので2式と4式を連立方程式として解くと、 x=k(z0+A−4F2)/4F y=kA z=kz0 ただし、 k=R[1/{(z0 2+A2−4F2)/4F+A2+z0
2}]1/2 −B≦z0≦B となる。上式で表される点の軌跡が曲線3’となる。
【0148】他の実施例を図18に示す。前述した実施
例と同様の機能を有する部材には同符号を付した。
【0149】本実施例はサブリフレクタとしてリフレク
タ3の代わりに反射膜3aを光源1の管球部表面に蒸着
してある。また、反射膜3aの反射面に於ては光源から
の光の主な反射が正反射であるようにし、核酸成分が少
ない膜とする。ただし、反射膜3aは多少光を吸収し光
源1の保温を行うものとする。放物面リフレクタ2の焦
点距離をf’としてその焦点位置に光源1の発光部中心
がくるように光源1を配置する。
【0150】図18に於ては光源1から発した光のうち
リフレクタ2に直接補足される光束の立体角を2π、そ
れ以外の光束(とりこみ立体角2π)は全て反射膜3a
に補足される。このようにすることによって出射開口6
の径を同じとした場合、従来は光源1からの光をより多
くリフレクタ2で取りこめるように、リフレクタ2の焦
点距離を小さくせざるを得なかったが、本実施例の場合
光源から前方に向けて発する光は全て反射膜3aによっ
てリフレクタ2へ向けられるのでリフレクタ2の焦点距
離を小さくしなくてすむ。このことは光源1から発した
光がリフレクタ2で反射され出射する時の拡がり角αが
従来例に比べて小さくなり出射光の平行性が良くなると
いう効果につながる。
【0151】また、本実施例は放物面リフレクタ2の奥
行きを焦点距離f’と同等にすることができるので、光
源とリフレクタの組み合わせを大変コンパクトに構成で
きる。
【0152】他の実施例を図19に示す。本実施例の図
18の応用例であり、被照明領域が矩形であるような場
合について扱う。反射膜3aの形状規定は図14〜図1
6で示した実施例と同様であるので省略する。
【0153】本実施例は両金口(両側電極)タイプのメ
タルハライドランプであり、バルブ管の表面形状が準球
面上に仕上げられている。101はガラス石英製等のバ
ルブ管であり、102はセラミック製の保持用具材であ
る。103は電源用の電極、104は放電発光用の電
極、105はガラス石英製等でできており、バルブ管1
01及び電極103、104の保持部である。
【0154】3aは本発明の準球面の反射膜であり、内
側が鏡面になっている。反射膜3aは前述した実施例に
於て示した曲線3’にて切り取られるリフレクタ3と相
似形状をなしている。
【0155】反射膜3aの内側鏡面は完全反射面である
ことが理想である。しかし反射面が電極104間のアー
ク放電によって発光する発光部近傍である事、また、発
光部は実際には有限な径を持つことから反射膜3aの内
側鏡面が拡散性を有していても、この場合の拡散光束は
発光部近傍から発する2次光源とみなすことができる。
このため反射膜3aの材質は、表面が白色で吸収性の少
ないセラミック等を用いてもよい。
【0156】その他反射膜3aの材料としては、耐熱性
の強い金属の単層或いは多層膜とし、紫外或いは赤外光
を吸収する特性のある膜を用いてもよい。本材料を用い
る事によって光源1から発せられる可視光は全て反射
し、可視光以外の光を吸収することで熱を発生させ、保
温膜としての役割を果す事を可能とする。
【0157】メタルハライドランプでは放電の安定を目
的として、バルブ管を保温する光吸収体をバルブ管表面
に設ける事があるが、このような役目を上述したような
反射膜3aは兼ねている。
【0158】図20に本発明の照明光学系を用いた投写
表示装置の概略構成図を示す。ハロゲンランプ、メタル
ハライドランプなどからなる光源1と、不図示の光源1
近傍のリフレクタ3または管球面上の反射膜3aと、光
源1から発せられる光束を反射するリフレクタ2の組み
合わせは本発明の照明光学系を構成する。さらに光源1
から直接またはリフレクタ2を介して入射される光束の
熱線を吸収または反射する熱線カットフィルタ9と、該
熱線が除去された光束を直線偏光光に変換する偏光板5
と該直線偏光光を画像信号に応じて変調するLCD7
と、該変調された直線偏光光のうちその透過軸方向の成
分のみを透過する偏光板8と、該透過した直線偏光光を
不図示のスクリーンに拡大投影する投写レンズ10とを
有する。
【0159】尚、本発明は以上の実施例に限定されるも
のではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の構
成が可能であることはいうまでもない。光源に関しては
メタルハライドランプに限らず、キセノンやハロゲンラ
ンプなども適用できる。
【0160】投写表示装置に於て一般にカラー表示する
場合には、他の実施例と同様、照明光学系とLCDの間
に色分解光学系を設け、照明光をRGBに分解した後、
RGB別に用意されたLCDを照明する方式がとられ
る。色分解光学系にはダイクロイックミラー、ダイクロ
イックプリズム等が用いられる。LCDと投写レンズの
間に色合成光学系を設けても良いが、RGBを合成せず
に各々に対応した投写レンズで投影してもよい。
【0161】図13〜図20の各実施例ではリフレクタ
2として回転対称放物面のリフレクタを用いて略平行を
得ているが、回転対称楕円面のリフレクタとレンズを組
み合わせて略平行光を得る手段としてもよい。この場合
のレンズは凸凹レンズのどちらでもよく、凸レンズの場
合は回転楕円面の2つの焦点よりLCD側に配置し、凹
レンズの場合は2焦点の間に配置する。また、フレネル
レンズを用いてもよい。光源は2つの焦点のうちLCD
から遠い方の焦点に配置するのが一般的である。
【0162】照明光が投写レンズ10の瞳をケラれるこ
となく通過できるようにLCD4近傍に凸レンズを配置
してもよい。
【0163】照明光学系によって照明されるLCD4は
通常前後に夫々偏光子、検光子と呼ばれる偏光板を有す
るが、偏光板の代わりに偏光ビームスプリッタや、偏光
子として特開平3−191318に示されるような偏光
変換系を用いてもよい。
【0164】図13〜図20の各実施例に於てリフレク
タ3が完全な球面であると、光源1から発した光のうち
光軸近傍の光束はリフレクタ3の光軸近傍で反射し、光
源1を透過してリフレクタ2の底部2’近傍で反射する
事になるが、先に述べたように、リフレクタ2の底部
2’近傍で反射能力が無かったり、具材1に当たった
り、仮にリフレクタ2で反射しても再びリフレクタ3に
当たったりして有効な光束とはならない事がある。
【0165】この問題を回避する方法として、1.リフ
レクタ3の曲線中心を光源1からずらす、2.リフレク
タ3の形状を非球面化する、等が考えられる。2.につ
いては軸上近傍の曲率を変化させると効果的である。
【0166】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記のような効果を奏する。
【0167】本発明の照明光学系によれば、光源用ラン
プから発せられた光のうち楕円リフレクタで反射せずに
直接出射方向へ向かう光、すなわち第2の焦点に集光し
ない光も、円形リフレクタで反射した後、前記第2の焦
点へ集光するので、光源用ランプから発せられた光の利
用率が大幅に向上する。
【0168】本発明の照明光学系によれば、出射光反射
平面ミラーに形成されている開口を通過した出射光が照
明光となるので、前記開口を被照明領域に応じた形状に
形成することで、前記照明光を前記被照明領域のみに照
射することが可能となり、光の損失を低減することがで
きる。
【0169】出射光反射平面ミラーで反射した出射光も
再度、放物面リフレクタあるいは楕円リフレクタにて反
射して前記出射光反射平面ミラーへ向かい、そのとき前
記開口を通過して照明光となるので、光源から発せられ
た出射光のほとんどを照明光として利用することができ
る。また、それによって、装置内での光損失が無くなり
発熱を防止することができるので、冷却手段が不要とな
って小型化、低価格化が可能となる。
【0170】また、複数の異なる被照明領域に対し、出
射光反射平面ミラーを取替えることで対処することが可
能となるので、複数の照明光学系を備える必要がなく経
済的に有利である。特に、出射光反射平面ミラーを複数
の平面ミラーで構成し、それらを組合わせて開口を形成
した場合、前記複数の平面ミラーを移動させることで前
記開口の形状を設定することが可能となるので、形状の
異なる被照明体に対しても柔軟に対応できる。
【0171】また、図13〜図20に示した本発明の照
明光学系は、被照明体を照明する光のリフレクタ及びサ
ブリフレクタでの反射回数を最大2回までに押えること
ができるので、光利用効率を更に高めることができる。
さらに被照明体の形状に対応させてサブリフレクタの形
状を規定する事によって不必要な領域を照明せずにすむ
ので、更なる照明効率アップが望める。
【0172】本発明の投写型画像表示装置によれば照明
光学系の光源用ランプから発せられた光のほぼ全てが画
像形成手段の照明光となるので、投写画像の高輝度化が
図れるとともに、利用されない光によって発生すると考
えられるフレア、ゴースト等が防止され、より鮮明な画
像表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明光学系の実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の照明光学系の他の実施例を示す断面図
である。
【図3】本発明の投写型画像表示装置の実施例を示す断
面図である。
【図4】本発明の投写型画像表示装置の他の実施例を示
す断面図である。
【図5】本発明の照明光学系の実施例を示す断面図であ
る。
【図6】出射光反射平面ミラーの一例を示す平面図であ
る。
【図7】本発明の照明光学系の他の実施例を示す断面図
である。
【図8】本発明の照明光学系の他の実施例を示す断面図
である。
【図9】本発明の照明光学系の他の実施例を示す断面図
である。
【図10】本発明の投写型画像表示装置の他の実施例を
示す斜視図である。
【図11】本発明の投写型画像表示装置の他の実施例を
示す斜視図である。
【図12】本発明の投写型画像表示装置の他の実施例を
示す斜視図である。
【図13】本発明の照明光学系の他の実施例の概略構成
図である。
【図14】本発明の照明光学系の他の実施例の作用説明
図である。
【図15】本発明の照明光学系の他の実施例の作用説明
図である。
【図16】本発明の照明光学系の他の実施例の要部構成
図である。
【図17】本発明の照明光学系の他の実施例の断面図で
ある。
【図18】本発明の照明光学系の他の実施例の要部構成
図である。
【図19】本発明の照明光学系の他の実施例の要部構成
図である。
【図20】本発明の投写表示装置の概略構成図である。
【図21】従来の照明光学系の一例を示す断面図であ
る。
【図22】従来の照明光学系を用いた投写型画像表示装
置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,101,201,301,401,501 光源 2 放物面リフレクタ 100,200,302,402,502 楕円リフレ
クタ 102,202 円形リフレクタ 104,303,403,503 平面ミラー 103,203,304,404,504 開口 3 サブリフレクタ 3a 反射膜 105,600,700 照明領域 300,400,801 照明光学系 305,405 凹レンズ 405 凸レンズ 4,7,307,411,412,413,601,7
01,805,809,811 液晶ライトバルブ 5,8,306,308 偏光板 9 熱線カットフィルタ 10,309,417,813 投写レンズ 406,802 偏光変換モジュール 407,408,416,803,804,812 ダ
イクロイックミラー 409,807 λ/2板 414,415,806,810 偏光ビームスプリッ
タ 410,808 全反射ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 光太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 川崎 茂 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楕円リフレクタの、二つの焦点のうち被
    照明体から遠い方の第1の焦点上に光源用ランプを配置
    した照明光学系において、 前記二つの焦点間距離と長さが等しい半径の弧状断面を
    有する円形リフレクタを、その中心が前記二つの焦点の
    うち他方の第2の焦点に一致するように前記楕円リフレ
    クタに対向して配置するとともに、該円形リフレクタの
    中心部に開口を形成したことを特徴とする照明光学系。
  2. 【請求項2】 楕円リフレクタの、二つの焦点のうち被
    照明体から遠い方の第1の焦点上に光源用ランプを配置
    した照明光学系と、該照明光学系の出射光を平行光束の
    照明光に変換する光学素子と、前記照明光が照射されて
    画像光を出射する液晶デバイスからなる画像形成手段
    と、前記画像光を拡大投写する投写レンズとを有する投
    写型画像表示装置において、 前記照明光学系に、前記二つの焦点間距離と長さが等し
    い半径の弧状断面を有する円形リフレクタを、その中心
    が前記二つの焦点のうち他方の第2の焦点に一致するよ
    うに前記楕円リフレクタに対向して配置するとともに、
    該円形リフレクタの中心部に開口を形成したことを特徴
    とする投写型画像表示装置。
  3. 【請求項3】 画像形成手段が、光の三原色毎の画像を
    形成する三つの液晶デバイスを備え、 照明光学系が発する照明光を前記三原色に分離して、対
    応する前記液晶デバイスへ照射する分離光学系と、 前記三つの液晶デバイスそれぞれが出射する各色画像光
    を合成する合成光学系とを有することを特徴とする請求
    項2記載の投写型画像表示装置。
  4. 【請求項4】 放物面リフレクタの焦点に光源を配置し
    た照明光学系において、 前記放物面リフレクタで反射して出射する出射光の光路
    上に、被照明領域の形状と略等しい形状の開口を形成し
    た出射光反射平面ミラーが、前記出射光の光軸に対して
    垂直に配置されていることを特徴とする照明光学系。
  5. 【請求項5】 楕円リフレクタの二つの焦点のうち少な
    くとも一方に光源を配置するとともに、前記楕円リフレ
    クタで反射して出射する出射光を平行光に変換する光学
    素子を備えた照明光学系において、 平行光に変換された出射光の光路上に、被照明領域の形
    状と略等しい形状の開口を形成した出射光反射平面ミラ
    ーが、前記出射光の光軸に対して垂直に配置されている
    ことを特徴とする照明光学系。
  6. 【請求項6】 出射光反射平面ミラーが、複数の平面ミ
    ラーからなり、該複数の平面ミラーを組合わせて被照明
    領域の形状と略等しい形状の開口を形成したことを特徴
    とする請求項4または5記載の照明光学系。
  7. 【請求項7】 出射光反射平面ミラーを形成する複数の
    平面ミラーが移動可能に組合わされており、該複数の平
    面ミラーそれぞれを個別に移動させる駆動手段を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の照明光学系。
  8. 【請求項8】 出射光反射平面ミラーを形成する複数の
    平面ミラーが移動可能に組合わされており、該複数の平
    面ミラーを連動して移動させる駆動手段を有することを
    特徴とする請求項6記載の照明光学系。
  9. 【請求項9】 放物面リフレクタの焦点に光源を配置し
    た照明光学系と、該照明光学系が発する出射光が出射さ
    れて画像光を出射する液晶デバイスからなる画像形成手
    段と、前記画像光を拡大投写する投写レンズとを備えた
    投写型画像表示装置において、 前記照明光学系の、放物面リフレクタで反射して出射す
    る出射光の光路上に、前記液晶デバイスの被照明領域の
    形状と略等しい形状の開口を形成した出射光反射平面ミ
    ラーが、前記出射光の光軸に対して垂直に配置されてい
    ることを特徴とする投写型画像表示装置。
  10. 【請求項10】 楕円リフレクタの二つの焦点のうち少
    なくとも一方に光源を配置するとともに、前記楕円リフ
    レクタで反射して出射する出射光を平行光に変換する光
    学素子を備えた照明光学系と、該照明光学系が発する出
    射光が照射されて画像光を出射する液晶デバイスからな
    る画像形成手段と、前記画像光を拡大投写する投写レン
    ズとを備えた投写型画像表示装置において、 前記照明光学系の、光学素子で平行光に変換された出射
    光の光路上に、前記液晶デバイスの被照明領域の形状と
    略等しい形状の開口を形成した出射光反射平面ミラー
    が、前記出射光の光軸に対して垂直に配置されているこ
    とを特徴とする投写型画像表示装置。
  11. 【請求項11】 出射光反射平面ミラーが、複数の平面
    ミラーからなり、該複数の平面ミラーを組合わせて被照
    明領域の形状が略等しい形状の開口を形成したことを特
    徴とする請求項9あるいは10記載の投写型画像表示装
    置。
  12. 【請求項12】 出射光反射平面ミラーを形成する複数
    の平面ミラーが移動可能に組合わされており、該複数の
    平面ミラーそれぞれを個別に移動させる駆動手段を有す
    ることを特徴とする請求項11記載の投写型画像表示装
    置。
  13. 【請求項13】 出射光反射平面ミラーを形成する複数
    の平面ミラーが移動可能に組合わされており、該複数の
    平面ミラーを連動して移動させる駆動手段を有すること
    を特徴とする請求項11記載の投写型画像表示装置。
  14. 【請求項14】 画像形成手段が、光の三原色毎の画像
    を形成する3つの液晶デバイスを備え、 照明光学系が発する照明光を、前記三原色に分離して対
    応する前記液晶デバイスへ照射する分離光学系と、前記
    3つの液晶デバイスそれぞれが出射する各色画像光を合
    成する合成光学系とを有することを特徴とする請求項
    9、10、11、12あるいは13記載の投写型画像表
    示装置。
  15. 【請求項15】 光源と、該光源の背面側に中心位置が
    在り、被照明領域より大きな開口を備えたリフレクタ
    と、前記光源から出射して前記リフレクタを介して被照
    明領域外に進もうとする光を、当該光路中、前記リフレ
    クタの手前に前記光源へ向けるサブリフレクタを設けた
    ことを特徴とする照明光学系。
  16. 【請求項16】 前記サブリフレクタは、前記光源から
    発する光のうち前記被照明領域外へ直接向かう光を光源
    へ向けることを特徴とする請求項15記載の照明光学
    系。
  17. 【請求項17】 前記サブリフレクタは前記光源の発光
    管表面に設けられていることを特徴とする請求項15又
    は16記載の照明光学系。
  18. 【請求項18】 照明光学系と、該照明光学系からの光
    を変調する事により画像を形成する画像形成手段と、該
    画像形成手段により形成された画像光を投影する投影手
    段とを有する投写型画像表示装置に於て、前記照明光学
    系は、光源と、該光源の背面側に中心位置が在り、被照
    明領域より大きな開口を備えたリフレクタと、前記光源
    から出射して前記リフレクタを介して被照明領域外に進
    もうとする光を、当該光路中、前記リフレクタの手前で
    前記光源へサブリフレクタを設けたことを特徴とする投
    写型画像表示装置。
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