JPH06118378A - 投写用光源装置 - Google Patents

投写用光源装置

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JPH06118378A
JPH06118378A JP4292278A JP29227892A JPH06118378A JP H06118378 A JPH06118378 A JP H06118378A JP 4292278 A JP4292278 A JP 4292278A JP 29227892 A JP29227892 A JP 29227892A JP H06118378 A JPH06118378 A JP H06118378A
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JP
Japan
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light
reflecting mirror
projection
light emitting
liquid crystal
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Pending
Application number
JP4292278A
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English (en)
Inventor
Motoo Sugawara
元雄 菅原
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 投写用光源装置における光の利用率を向上さ
せ、かつ被投写体(例えば液晶ライトバルブ)の照射面
上の光量分布のムラを減少させること。 【構成】 発光源10からの光を反射鏡50で反射し光
軸13にほぼ平行な光51、51として液晶ライトバル
ブ26に照射するものにおいて、反射鏡50の開口端面
52を発光源10を通る光軸13に垂直な面54とほぼ
一致させ、反射鏡50の開口端の外周側にリング状の補
助反射鏡(例えば球面鏡)56を設ける。この補助反射
鏡56の外周縁端面を反射鏡50の開口端面52とほぼ
同一面に形成し、かつ発光源10から液晶ライトバルブ
26側に出力して液晶ライトバルブ26外に照射する光
を、反射鏡50側に戻して反射させ、斜線部53、53
で示すように、液晶ライトバルブ26の照射面の全面に
ほぼ一様に照射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光源から出力した光
を反射鏡で反射して被投写体(例えば液晶ライトバル
ブ)に照射することによって、被投写体の映像をスクリ
ーンなどに投写する投写装置(例えば液晶プロジェク
タ)に用いられる光源装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の投写用光源装置は図2に
示すように構成されていた。すなわち、発光源(例えば
メタルハライドランプ)10からの光を反射鏡12で平
行光(投写光)14にして出力する光源16を形成して
いた。そして、この光源16から出力した平行光14
を、コ−ルドミラ−18およびコ−ルドフィルタ20を
介してダイクロイックミラ−22、24に導いてR、
G、Bの3原色光に分解し、ついで被投写体としての
R、G、B用の液晶ライトバルブ26、28、30で光
強度を変調し、ダイクロイックミラ−32、34によっ
て色合成し、投写レンズ36によってスクリ−ン上に投
写する。25、27、29は集光レンズ、38、40は
光を所定方向に案内するミラ−である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示した従来の投写用光源装置では、発光源10から出力
した光のうち、直接液晶ライトバルブ26(28、30
も同様、以下省略)側に向かう光の大部分が液晶ライト
バルブ26を照射せずに無駄となるので、光の利用率が
良くないという問題点があった。このような問題点を解
決するため、本出願人は図3に示すような投写用光源装
置を既に提案した。
【0004】すなわち、反射鏡12の開口端の外周側に
リング状の補助球面鏡42を設け、この補助球面鏡42
で直接液晶ライトバルブ26側に向かう光を反射鏡12
側に戻して液晶ライトバルブ26に照射し、もって従来
液晶ライトバルブ26を照射していなかった光の大部分
を液晶ライトバルブ26に照射することによって、光の
利用率を向上させるようにした。11は発光源10の発
光中心、13は光軸、15、15は発光源10の電極を
表わす。
【0005】なお、発光源10の電極15、15によっ
て液晶ライトバルブ26の照射面の中央部に影ができな
いようにするために、発光源10の発光中心11を反射
鏡12の焦点位置より若干外側に配置して、反射鏡12
からの反射光21、21を光軸13と平行となるよりか
若干光軸13側に集光させるようにしている。
【0006】しかしながら、図3に示した提案例では、
反射鏡12の開口端面44が、発光源10を通る光軸4
4に垂直な面46と一致せず液晶ライトバルブ26側に
ずれていたので、補助球面鏡42から反射鏡12に戻る
光が反射鏡12の中央部分に集中し、その反射光が、斜
線部48、48で示したように、液晶ライトバルブ26
の照射面の中央部近くに集中し、液晶ライトバルブ26
の照射面上の光量分布にムラが生じるという若干の問題
点があった、
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、光の利用率を向上させることができ、しかも、被投
写体(例えば液晶ライトバルブ)の照射面上の光量分布
のムラを減少させることのできる投写用光源装置を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による投写用光源
装置は、光軸に沿って反射鏡、発光源および被投写体を
配置し、前記発光源から出力した光を前記反射鏡で反射
して前記被投写体に照射するようにした投写用光源装置
において、前記反射鏡は、その開口端面が前記発光源を
通る前記光軸にほぼ垂直な面と一致し、かつ前記発光源
から前記反射鏡側に出力した光を反射し前記光軸にほぼ
平行な光として前記被投写体に照射する形状に形成さ
れ、前記反射鏡の開口端の外周側にほぼリング状の補助
反射鏡を設け、この補助反射鏡は、その内周縁が前記反
射鏡から前記被投写体に照射する光を透過させる開口形
状に形成され、外周縁端面が前記反射鏡の開口端面とほ
ぼ同一平面上に形成され、かつ前記発光源から前記被投
写体側に出力して前記被投写体外を照射する光を、前記
反射鏡を介して前記被投写体に照射させる形状に形成さ
れてなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】発光源から反射鏡側に出力した光は、反射鏡で
反射し、光軸にほぼ平行な光となって被投写体に照射す
る。発光源から被投写体側に出力した光のうち直接被投
写体を照射しない光は、リング状の補助反射鏡で反射し
て一旦反射鏡側に戻り、ついで反射鏡によって被投写体
に照射する。このとき、補助反射鏡の内周縁が反射鏡か
ら被投写体に照射する光を透過させる開口形状に形成さ
れ、外周縁端面が発光源を通る光軸にほぼ垂直な面と一
致するように形成されているので、補助反射鏡で反射し
た光は反射鏡のほぼ全面に入射し、その反射光は被投写
体の照射面をほぼ一様に照射する。
【0010】
【実施例】以下、本発明による投写用光源装置の一実施
例を図1を用いて説明する。図1において、図2、図3
と同一部分は同一符号とする。図1において、10は発
光源(例えばメタルハライドランプ)、26(28、3
0も同様であり、以下省略する。)は被投写体の一例と
しての液晶ライトバルブである。前記発光源10の一側
には、その発光中心11を通る光軸13に沿って放物面
鏡に形成された反射鏡50が設けられている。前記発光
源10の発光中心11は前記反射鏡50の焦点位置より
若干外側に配置されている。
【0011】例えば、反射鏡50の反射面中心から液晶
ライトバルブ26までの距離が400mm、反射鏡50
の焦点距離が13mmのときは、発光源10の発光中心
11を焦点距離より0.4mm外側の反射面中心から1
3.4mmの位置に配置する。前記反射鏡50は、その
開口端面52が前記発光源10の発光中心11を通る前
記光軸13に垂直な面54とほぼ一致するような形状に
形成されている。
【0012】前記発光源10の他側には、その発光中心
11を通る光軸13に沿って被投写体の一例としての液
晶ライトバルブ26が設けられている。前記反射鏡50
の開口端の外周側には、リング状の補助反射鏡56が設
けられている。
【0013】前記補助反射鏡56は、前記発光源10の
発光中心11を球面中心とする半径rの球面鏡の一部を
リング状に切り取った形状に形成され、その内周縁が前
記反射鏡50から前記液晶ライトバルブ26に照射する
光を透過させる開口形状に形成され、その外周縁端面が
前記反射鏡50の開口端面52とほぼ同一平面上に位置
するように形成されている。前記半径rは、前記発光源
10から前記液晶ライトバルブ26側に出力する光のう
ちの、電極15、15で遮られない光の大部分を前記反
射鏡50側に戻すことができる範囲で可能な限り小さく
形成することが望ましい。
【0014】前記発光源10と前記液晶ライトバルブ2
6の間には、図2に示した従来例と同様に、コ−ルドミ
ラ−18、コ−ルドフィルタ20、およびダイクロイッ
クミラ−22、24(図示省略)等が設けられ、液晶ラ
イトバルブ26で変調された光が投写レンズ36に至る
までの構成は図2に示した従来例の構成と同様なので説
明を省略する。
【0015】つぎに、前記実施例の作用を説明する。発
光源10から反射鏡50側に出力した光は、反射鏡50
のほぼ全面で反射し、補助反射鏡56の内周側開口部を
透過した後、光軸13にほぼ平行であるが若干光軸13
側に集光した光51、51となって液晶ライトバルブ2
6に照射する。このとき、反射鏡50で反射した光51
は、図示を省略したコ−ルドミラ−18およびコ−ルド
フィルタ20を透過した後、図示を省略したダイクロイ
ックミラ−22、24によってR、G、Bに色分解し、
ついで図示を省略した集光レンズ25、27、29を透
過した後、液晶ライトバルブ26(28、30)に照射
するのは従来例と同様である。
【0016】発光源10から液晶ライトバルブ26側に
出力した光のうち直接液晶ライトバルブ26に照射しな
い光は、補助反射鏡56で反射して一旦反射鏡50側に
戻り、ついで反射鏡50によって液晶ライトバルブ26
に照射する。このとき、補助反射鏡56で反射した光
は、発光源10から直接反射鏡50側に出力する光5
1、51とほぼ同様に、反射鏡50のほぼ全面に入射す
るので、その反射光は、斜線部53、53で示すよう
に、液晶ライトバルブ26の照射面をほぼ一様に照射す
る。
【0017】前記実施例では、反射鏡を放物面鏡で形成
し、その焦点位置の若干外側に発光源の発光中心を配置
して、発光源から直接反射鏡に入力した光と補助反射鏡
を介して反射鏡に入力した光とを、反射鏡で光軸に平行
よりか若干集光するように反射させて、発光源の電極が
被投写体の照射面に影とならないようにしたが、本発明
はこれに限るものでない。例えば、発光源の電極構造な
ど(例えば透明体)によっては、反射鏡を放物面鏡で形
成し、その焦点位置に発光源の発光中心を配置して、発
光源から直接反射鏡に入力した光と補助反射鏡を介して
反射鏡に入力した光とを、反射鏡で光軸に平行な光とな
るように反射させるようにしてもよい。
【0018】前記実施例では、反射鏡を放物面鏡で形成
したが、本発明はこれに限るものでなく、その開口端面
が発光源を通る光軸に垂直な面とほぼ一致し、かつ発光
源から反射鏡側に出力した光を反射し光軸にほぼ平行な
光として被投写体に照射する形状に形成されたものであ
ればよい。例えば、楕円放物面鏡や離心率の大きな楕円
面鏡で形成するようにしてもよい。
【0019】前記実施例では、反射鏡の開口端の外周側
に設けられたリング状の補助反射鏡は、リング状の球面
鏡で形成したが、本発明はこれに限るものでなく、その
内周縁が反射鏡から被投写体に照射する光を透過させる
開口形状に形成され、外周縁端面が反射鏡の開口端面と
ほぼ同一平面上に形成され、かつ発光源から被投写体側
に出力して被投写体外を照射する光を、反射鏡を介して
被投写体に照射する形状に形成されたものであればよ
い。例えば、楕円面鏡の一部をリング状に切り取った形
状のリング状の楕円面鏡によって、リング状の補助反射
鏡を形成するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明による投写用光源装置は、上記の
ように、発光源から被投写体側に出力した光のうち直接
被投写体に照射しない光を、リング状の補助反射鏡によ
り反射鏡を介して被投写体に照射するようにしたので、
光の利用率(すなわち被投写体に照射した光量の発光源
から出力した光量に対する割合)を向上させることがで
きる。したがって、発光源の明るさが同一の従来例と比
較したときは、表示を明るくすることができ、表示の明
るさを同一とした従来例と比較したときは、発光源の明
るさを小さくすることができ、消費電力の減少および発
熱量の減少を図ることができる。
【0021】しかも、補助反射鏡の内周縁が反射鏡から
被投写体に照射する光を透過させる開口形状に形成さ
れ、外周縁端面が発光源を通る光軸にほぼ垂直な面と一
致するように形成されているので、補助反射鏡で反射し
た光は反射鏡のほぼ全面に入射し、その反射光は被投写
体の照射面をほぼ一様に照射する。このため、被投写体
の照射面の光量分布のムラを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投写用光源装置の一実施例を示す
概略構成図である。
【図2】従来例の投写用光源装置を用いた投写装置の概
略構成図である。
【図3】本出願人が既に提案した投写用光源装置の概略
構成図である。
【符号の説明】
10…発光源、 11…発光源10の発光中心、13…
光軸、 15…発光源10の電極、26、28、30…
液晶ライトバルブ(被投写体の一例)、50…反射鏡
(例えば放物面鏡)、 52…反射鏡50の開口端面、
53…発光源10から出力した光が補助反射鏡56およ
び反射鏡50を介して液晶ライトバルブ26に照射する
光路、54…発光源10の発光中心11を通る光軸13
に垂直な面、56…補助反射鏡(例えばリング状の球面
鏡)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光軸に沿って反射鏡、発光源および被投写
    体を配置し、前記発光源から出力した光を前記反射鏡で
    反射して前記被投写体に照射するようにした投写用光源
    装置において、前記反射鏡は、その開口端面が前記発光
    源を通る前記光軸に垂直な面とほぼ一致し、かつ前記発
    光源から前記反射鏡側に出力した光を反射し前記光軸に
    ほぼ平行な光として前記被投写体に照射する形状に形成
    され、前記反射鏡の開口端の外周側にほぼリング状の補
    助反射鏡を設け、この補助反射鏡は、その内周縁が前記
    反射鏡から前記被投写体に照射する光を透過させる開口
    形状に形成され、外周縁端面が前記反射鏡の開口端面と
    ほぼ同一平面上に形成され、かつ前記発光源から前記被
    投写体側に出力して前記被投写体外を照射する光を、前
    記反射鏡を介して前記被投写体に照射する形状に形成さ
    れてなることを特徴とする投写用光源装置。
  2. 【請求項2】反射鏡は、発光源がほぼ焦点位置となるよ
    うに配置された放物面鏡としてなり、補助反射鏡は、前
    記発光源がほぼ球面中心位置となるように配置されたリ
    ング状の球面鏡としてなる請求項1記載の投写用光源装
    置。
JP4292278A 1992-10-06 1992-10-06 投写用光源装置 Pending JPH06118378A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833341A (en) * 1992-03-18 1998-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Illuminating optical system and projector utilizing the same

Cited By (1)

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