JPH05262864A - 芳香族ポリエステルの製造法 - Google Patents

芳香族ポリエステルの製造法

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JPH05262864A
JPH05262864A JP4051086A JP5108692A JPH05262864A JP H05262864 A JPH05262864 A JP H05262864A JP 4051086 A JP4051086 A JP 4051086A JP 5108692 A JP5108692 A JP 5108692A JP H05262864 A JPH05262864 A JP H05262864A
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naphthalene
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polycarbonate
alkyl
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Bertti Corrado
ベルティ コルラド
Pirati Francesco
ピラティ フランチェスコ
Bonora Virna
ボノラ ヴィルナ
Fiorini Maurizio
フィオリーニ マウリッツィオ
Italo Borghi
ボルギー イタロ
Leonardo Fiore
フィオーレ レオナルド
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
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    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
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Abstract

(57)【要約】 〔構成〕 エステル化又はエステル交換触媒の存在下に
於て少なくとも1種の芳香族二酸のジアルキルエステル
と芳香族ポリカーボネート及び(又は)芳香族ジアルキ
ルジカーボーネートとを反応させることからなる、優れ
た物理的及び機械的性質並びに耐溶剤性をなする芳香族
ポリエステルの製造法。 〔効果〕 本発明の方法により、入手容易な原料から、
溶剤を用いることなく、かつ複雑な操作を行うことな
く、容易に、優れた特性の芳香族ポリエステルが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は芳香族ポリエステルの製
造方法に関する。特に、本発明は、優れた物理的及び機
械的性質並びに耐溶剤性を有する芳香族ポリエステルの
製造方法に関する。
【技術的背景】完全芳香族ポリエステルは、その優れた
機械的及び熱的性質のために高い技術的関心のある重合
体である。これらの重合体の物理的及び機械的特性はそ
の巨大分子中に含まれる高い数の芳香族環に由来する。
本発明の方法によって得られる芳香族ポリエステルは、
事実、芳香族基とエステル基との交互配列を特徴として
いる。かかる生成物は、例えば、170℃より高いガラ
ス転移温度、2,300MPaより高い引張りモジュラ
ス、67Mpaより高い曲げ抵抗及び優れた溶剤及び油
に対する抵抗のような優れた特性の組み合わせを示す。
これらの生成物は、押出し、射出成形、紡糸、造膜等の
ような多数の産業技術に利用される。典型的に、芳香族
ポリエステルは芳香族二酸から誘導される部分とジフェ
ノールから誘導される部分とからなる。芳香族二酸とジ
フェノールとは互いに容易には反応せず、たとえ起こっ
たとしても、充分に高い分子量を有する重合体はほとん
ど得られないことが一般的に知られている。この理由の
ため、芳香族ポリエステルの合成は2種の単量体の一方
の反応性誘導体を製造する第1工程を含み、この反応性
誘導体を次に他方の単量体と重縮合させる。“Comp
rehensive Polymer Scienc
e”(Vol.5、317頁1987)中に報告されて
いることによれば、芳香族ポリエステルの合成のための
主要な工業的関心のある方法は、合成に関与する2成分
中の一方がアシルジクロリドであるか、又はジアリール
ジカルボキシレートであるか、又はジフェノールジアセ
テートであるかによって3つに分けられる。アシルジク
ロリドからの合成は二酸の最初の塩素化及び次の例えば
界面重合法によるジクロリドのジフェノールとの反応を
含む。この方法は、低温で行われるけれども、ジクロリ
ドの合成及び精製のために複雑な操作が所要であり、そ
の上、重合体の合成に多量の溶剤を必要とする。さら
に、得られた重合体の溶液を精製するため及びかかる溶
液からのポリエステルの回収のために複雑な操作が所要
である。それぞれが例えば米国特許第3,395,11
9号及び第3,317,464号に記載されているジア
リールジカルボキシレートから又はジフェノールジアセ
テートから出発する方法は高温に於ける溶融状態での重
縮合を含む。両方法共に揮発性縮合精製物(フェノール
又は酢酸)の除去に基づいておりかつ2工程で行われ、
第1工程ではオリゴマーの生成が起こるが、より激烈な
温度(300〜350℃)及び圧力(0.1Torr)
条件下で行われる次の工程で重合体が得られる。本出願
人は、今回、出発生成物が容易に入手可能である新規の
芳香族ポリエステルの製造方法を発見した。本発明によ
れば、芳香族ポリエステルの製造方法は、エステル化又
はエステル交換触媒の存在下に於いて少なくとも1種の
芳香族二酸のジアルキルエステルを少なくとも1種の芳
香族ポリカーボネート及び(又は)芳香族ジアルキルジ
カーボネートと反応させることからなる。本発明の目的
を形成する方法は、好ましくは異なる温度に於ける2工
程で行われる。第1工程に於いて、芳香族カーボネート
及び(又は)芳香族ポリカーボネートを芳香族ジカルボ
ン酸のアルキルエステルと混合し、かつ混合物をエステ
ル交換触媒の存在下で200〜300℃の範囲の温度に
加熱する。エステル交換で生成されるジアルキルカーボ
ネートの一部は留去される。第2工程に於いて、温度を
280〜350℃まで上げ、真空(0.05〜0.5T
orr)下でジアルキルカーボネートの残留部分を除去
して高分子量芳香族ポリエステルの生成を生ずる。合成
工程中、エステル基とカーボネート基との間で下記のエ
ステル交換反応 (上記反応式中、はオリゴマー又はポリカーボネート
重合体の場合に少なくとも2以上で500までであり、
は50〜500の範囲であり、Dはジフェノールの芳
香族残基であり、A及びBは後で本明細書内で定義され
る)が起こる。すべてのエステル交換反応について知ら
れているように、本発明の方法中でも、反応系は平衡に
なる傾向があり、平衡はジアルキルカーボネートの除去
によって高分子量芳香族ポリエステルの定量的生成に向
かって移動する。従来技術から知られているどんな芳香
族ポリカーボネートでも、本発明の方法では、単独で、
あるいは他のポリカーボネートと混合して利用すること
ができる。ポリカーボネートとしては、特に一般式I 〔上記一般式I中、及びは1から500までの範囲
であることができ、は(ryrz)が500より未
満であることを条件として0より高い任意の整数である
ことができ、D及びDは、互いに同じか又は異な
り、ジフェノールの芳香族残基を示す〕に対応する重合
体又は共重合体を用いることができる。芳香族残基D、
又はDの例には、オルトー、メター、パラーフェ
ニレン、ジフェニレン、2,6−ナフタレン、2,8−
ナフタレン、1,5−ナフタレン、1,4−ナフタレ
ン、又は
【化3】 〔上記式中、各Xは互いに独立にF、Cl、Brのよう
なハロゲンであるかあるいはC−Cアルキルである
ことができ、pは0又は1〜4の範囲の整数であり、R
はO、SO、S、−CO−、又は
【化4】 (上記式中、R及びRは、互いに同じか又は異な
り、H又はC−Cアルキルであることができ、qは
1〜6である)である〕が含まれる。本発明に用いられ
るポリカーボネートの中で、好ましいものはビスフェノ
ールAに基づくポリカーボネートであり、その例はGe
neral Electric CompanyのLE
XAN、BayerのMAKROLON又はMonte
dipeのSINVETの商標で市販されている生成物
である。本明細書中及び特許請求の範囲中で用いられる
“芳香族ジアルキルジカーボネート”とは、一般式(I
I) A−O−CO−O−D−O−CO−O−A(II) (上記一般式II中、Dは前に定義されたものと同じで
あり、AはC−Cアルキルであることができる。)
を有する化合物を意味する。すべてのカルボキシル基が
脂肪族アルキル基でエステル化されているどんな芳香族
二酸も本発明の方法に用いることができる。特に、本発
明に単独で又は組みあわせて用いることができるジアル
キルジカルボキシレートは、すべて、下記一般式(II
I) A−O−CO−B−CO−O−A (III) (上記式III中、AはC−Cアルキルであり、B
−、−又はp−フェニレン、2,6−ナフタレ
ン、2,8−ナフタレン、1,5−ナフタレン、1,4
−ナフタレン、オキシジフェニレン、ジフェニレンなど
であることができる)を有する芳香族ジカルボン酸の誘
導体であることができる。ジアルキルジカルボキシレー
トの中で、個々のあるいは互いの混合物のいずれかのイ
ソフタル酸又はテレフタル酸の誘導体が好ましい。本発
明の方法に用いられる触媒は、例えばTi又はZテトラ
アルコキシド、好ましくはチタンテトライソプロポキシ
ド又はテトラ−n−ブトキシドのようなエステル化又は
エステル交換方法のために知られている触媒である。触
媒は、方法の開始時に、芳香族ポリカーボネート及び
(又は)ジアルキルジカーボネートに対して計算して
0.1〜5.0重量%、好ましくは0.5〜3重量%の
範囲の量で、反応混合物へ添加される。本発明の方法で
は、ポリカーボネート(又は対応する芳香族ジアルキル
ジカーボネート又はオリゴマー状ポリカーボネート又は
これらの混合物)を、芳香族二酸のジエステルとの混合
物で、あるいはそれとは別個に供給することができる。
2成分間の比とはそれぞれの芳香族残基(ジフェノール
と二酸)間のモル比を意味する。2成分は、互いに化学
量論比(モル比=1)で、あるいは好ましくは0%から
100%まで変わり得る芳香族二酸のジアルキルエステ
ルの過剰で、さらにより好ましくは10%〜50%過剰
で供給され得る。もしジアルキルジカルボキシレートの
過剰が用いられるならば、未反応部分は方法の最終工程
中で高真空下で蒸留される。本発明の方法の第1工程は
200°〜300℃、好ましくは260゜〜290℃の
温度で行われる。本発明の方法の第2工程は、0.5t
orrに等しか又はそれより低い値へ圧力をしだいに低
下させながら280°〜350℃の範囲の温度で行われ
る。本発明の方法によって得られる芳香族ポリエステル
は分子量の関数である内部粘度を特徴とする。この測定
は、0.5g/dlの重合体を含むフェノール/テトラ
クロロエタン(60/40重量比)又はクロロホルム溶
液で30℃に於いて行われる。芳香族ポリエステルの構
造は、当業者に知られている方法論に従ってIR及び
HNMR分光分析によって確認される。以下、本発明
の説明のために実施例を示すが、これらの実施例は決し
て本発明の特許請求の範囲の限定と考えられるべきでは
ない。
【実施例1】244gのポリ(4,4′−イソプロピリ
デンジフェニレンカーボネート)、268gのテレフタ
ル酸ジメチル及び1.14gの触媒Ti(OBu)
蒸留塔及びそれぞれ流水及び液体窒素で冷却された2つ
の冷却器を装備したステンレス鋼製重合反応器中へ導入
した。この反応混合物を、撹拌しながら、窒素雰囲気中
で280℃まで加熱し、この温度に60分間保った。次
にジメチルカーボネートの蒸留を開始し、120分間で
47mlのジメチルカーボネートを集めた。蒸留終了
後、反応器内部温度を298℃まで上げた。真空(0.
4torr)を生成させ、温度を310℃にした。次
に、すべての希発性物質の除去を30分間行い、30分
間で温度を徐々に340℃まで上げた。重合を停止し、
生成した重合体を集め、キャラクタリゼーションを行っ
た。得られた重合体とポリ(4,4′−イソプロピリデ
ンジフェニルエーテルテレフタレート)からなり、内部
粘度はフェノール/テトラクロロエタン中0.96dl
/gであった。
【実施例2】実施例1と類似の条件下及び同じ時間操作
し、但し反応器中へ244gのポリ(4,4′−イソプ
ロピリデンジフェニルエーテルカーボネート)、134
gのテレフタル酸ジメチル、134gのイソフタル酸ジ
メチル及び1.34gの触媒〔Ti(OBu)〕を導
入して芳香族ポリエステルを得た。第1反応工程で、2
6mlのジメチルカーボネートを捕集した。反応終了後
に得られた生成物はポリ(4,4′−イソプロピリデン
ジフェニレンイソフタレート)とポリ(4,4′−イソ
プロピリデンジフェニレンテレフタレート)との統計的
重合体からなり、内部粘度はクロロホルム中0.96d
l/gであった。
【実施例3】フラスコ中へ、1.076gの4,4′−
イソプロピリデンジフェニレンジメチルジカーボネー
ト、0.675gのテレフタル酸ジメチルエステル及び
0.03gの触媒Ti(OBu)を導入した。次に混
合物を撹拌しながら、不治性雰囲気中で加熱し、温度を
徐徐に280℃まで上げ、280℃で50分間保った。
300mgのジメチルカーボネートを蒸留した。次に真
空(0.1torr)を生成させ、温度を300℃に
し、60分間保った。この時間の後、生成した重合体を
集め、キャラクタリゼーションを行った。その結果、重
合体はポリ(4,4′−イソプロピリデンジフェニレン
テレフタート)からなり、内部粘度はフェノール/テト
ラクロロエタン中0.90dl/gであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランチェスコ ピラティ イタリア 40127 ボローニャ ヴィア エスト ガレオッティ 12 (72)発明者 ヴィルナ ボノラ イタリア 40139 ボローニャ ヴィア ピ ボナフェーデ 21 (72)発明者 マウリッツィオ フィオリーニ イタリア 40053 ボローニャ バッツァ ーノヴィア パンツァネスカ 3 (72)発明者 イタロ ボルギー イタリア 44100 フェルラーラ ヴィア アルディギエリ 49 (72)発明者 レオナルド フィオーレ イタリア 20151 ミラン ヴィア デ レメーヌ 46

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の芳香族二酸をエステル
    化触媒又はエステル変換触媒の存在下に於いて少なくと
    も1種のポリカーボネート及び(又は)芳香族ジアルキ
    ルジカーボネートと反応させることからなる芳香族ポリ
    エステルの製造法。
  2. 【請求項2】 2工程で行われ、第1工程は200〜3
    00℃で行われるが第2工程は真空下280〜350℃
    で行われることを特徴とする請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】 ポリカーボネートが下記の一般式I 〔上記一般式I中、及びは1から500までの範囲
    であることができ、は(ryrz)が500より低
    いことを条件として0より高い整数であることができ、
    及びDはおのおのが他と同じか又は異なり、ジフ
    ェノールの芳香族基を示す〕を有する請求項1又は2記
    載の製造法。
  4. 【請求項4】 芳香族ジアルキルジカーボネートが下記
    の一般式II A−O−CO−O−D−O−CO−O−A(II) (上記一般式II中、Dはジフェノールの芳香族基を示
    し、AはC−Cアルキルを示す。)を有する請求項
    1又は2記載の製造法。
  5. 【請求項5】 フェノール性基D、D又はDがオル
    トー、メター、パラーフェニレン、ジフェニレン、2,
    6−ナフタレン、2,8−ナフタレン、1,5−ナフタ
    レン、1,4−ナフタレン、及び 【化1】 〔上記式中、各Xは互いに無関係にF、Cl、Bのよ
    うなハロゲン又はC−Cアルキルであることがで
    き、pは0又は1〜4の整数であり、かつRはO、SO
    、S、−CO−、又は 【化2】 (上記式中、R及びRは、互いに他と同じか又は異
    なり、H又はC−Cアルキルであることができ、か
    つqは1〜6の範囲の値を有することができる)であ
    る〕から選ばれる請求項3又は4記載の製造法。
  6. 【請求項6】 D、D又はDがビスフェノール−A
    である請求項5記載の製造法。
  7. 【請求項7】 芳香族二酸のジアルキルエステルが下記
    一般式III A−O−CO−B−CO−O−A (III) (上記式III中、AはC−Cアルキルであり、B
    はメター,オルト又はパラーフェニレン、2,6−ナフ
    タレン、2,8−ナフタレン、1,5−ナフタレン、
    1,4−ナフタレン、オキシジフェニレン及びジフェニ
    レンから選ばれる)を有するジアルキルカルボキシレー
    トである前記請求項のいずれかに記載の製造法。
  8. 【請求項8】 ジアルキルジカルボキシレートがイソ−
    又はテレフタル酸の誘導体である請求項7記載の製造
    法。
  9. 【請求項9】 エステル化又はエステル交換触媒が、ポ
    リカーボネート及び(又は)芳香族ジアルキルジカーボ
    ネートに対して計算して0.1〜5.0重量%の量の、
    Ti又はZrテトラアルコキシド、好ましくはチタニウ
    ムテトライソプロポキシド又はテトラ−n−ブトキシド
    から選ばれる前記請求項のいずれかに記載の製造法。
  10. 【請求項10】 芳香族二酸ジアルキルエステルがポリ
    カーボネート及び(又は)芳香族ジアルキルジカーポネ
    ートの化学量論量に関して100%まで過剰、好ましく
    は10〜50%過剰で存在する前記請求項のいずれかに
    記載の製造法。
  11. 【請求項11】 前記請求項のいずれかに記載の製造法
    で得られる、一般式 (上記一般式中、は50〜500の範囲であり、Dは
    ジフェノールの芳香族基であり且つBはメター、オルト
    ー又はパラーフェニレン、2,6−ナフタレン、2,8
    −ナフタレン、1,5−ナフタレン、1,4−ナフタレ
    ン、オキシジフェニレン及びジフェニレンから選ばれ
    る)を有する芳香族ポリエステル。
JP4051086A 1991-01-25 1992-01-24 芳香族ポリエステルの製造法 Pending JPH05262864A (ja)

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IT000189A/91 1991-01-25

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AT (1) ATE153354T1 (ja)
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DE (1) DE69219798T2 (ja)
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