JPH0526262A - 粘性流体継手 - Google Patents

粘性流体継手

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JPH0526262A
JPH0526262A JP3178479A JP17847991A JPH0526262A JP H0526262 A JPH0526262 A JP H0526262A JP 3178479 A JP3178479 A JP 3178479A JP 17847991 A JP17847991 A JP 17847991A JP H0526262 A JPH0526262 A JP H0526262A
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
    • F16D35/02Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
    • F16D35/021Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves
    • F16D35/026Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves actuated by a plurality of valves; the valves being actuated by a combination of mechanisms covered by more than one of groups F16D35/022 - F16D35/025

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、入力部材の高速回転時に出力部材
の回転数を制限できるようにすることを目的とする。 【構成】 粘性流体継手のロータ内部に遠心力に応じて
開閉するバイパス手段を配設する。このバイパス手段
は、入力部材がある高い回転数Npに達するとバイパス
通路を開くように作用し、ラビリンス機構に供給される
粘性流体量を制限する。従つて、本発明の粘性流体継手
を自動車エンジンに適用した場合、エンジン回転数が高
く、即ち自動車の車速が高く走行風が十分に期待できる
場合には、フアン回転数を低下させてエンジンの損失馬
力やフアン騒音を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘性流体継手に関する
もので、例えば自動車エンジンの出力軸と冷却ファンと
を接続する粘性流体継手として利用される。
【0002】
【従来の技術】粘性流体継手の従来技術として、例えば
特公昭59−28778号公報に開示されたものがあ
る。
【0003】この従来技術を図6に基づいて説明する
と、粘性流体継手70の入力部材71は図示しない自動
車エンジン等のクランク軸と間接的に接続され、外周部
にファン72を固設された出力部材73がベアリング7
4を介して回転自在に支承されている。
【0004】出力部材73の内部空間75は区画部材7
6によつて作動空間77と貯蔵空間78に区画されてい
る。区画部材76には、作動空間77と貯蔵空間78と
を連通する連通孔79が形成され、この連通孔79は開
閉部材80によつて開閉自在とされている。ここで、開
閉部材80はロツド81を介してバイメタル82により
駆動される。尚、内部空間75には適量の粘性流体が封
入されている。
【0005】伝達部材83は入力部材71の一端に固設
されると共に、作動空間77の内部に位置している。こ
こで、伝達部材83及び粘性流体を介して入力部材71
から出力部材73へのトルク伝達が行われる。尚、伝達
部材83は内部空間84及び連通孔85を有している。
【0006】出力部材73の内周面と伝達部材83の外
周面との間には、伝達部材83から出力部材73へのト
ルク伝達を行う伝達機構部86が形成される。また、出
力部材73に配設されたポンプ突起87及びポンプ通路
88により作動空間77から貯蔵空間78へと粘性流体
が回収される。
【0007】伝達部材83の内部空間84側内壁面に
は、連通孔85を遠心力により開閉する遠心バルブ手段
89が配設される。これを図7に基づいて説明すると、
板状バルブ90は支点91を中心に回動自在に配設さ
れ、スプリング92により通常時は連通孔85を開くよ
うに付勢されている。
【0008】以上の構成を有する粘性流体継手70にお
いて、粘性流体継手70はバイメタル82の感応温度に
よつて連通孔79の開度を決定し、即ち、先の感応温度
が低いときには連通孔79の開度は小さく、高い時には
連通孔79の開度は大きい。
【0009】ここで、粘性流体が貯蔵空間78から連通
孔79・内部空間84・連通孔85を介して伝達機構部
86へと流れ込む粘性流体量によつて伝達機構部86で
のトルク伝達量が決まり、連通孔79の開度が大きいほ
ど伝達機構部86に流れ込んだ粘性流体はポンプ突起8
7及びポンプ通路88によつて貯蔵空間78へと回収さ
れる。尚、前述の伝達機構部86でのトルク伝達量が大
きいほど、出力部材73の回転数が高くなりファン72
の回転数も高くなる。
【0010】また、自動車エンジンの高速回転時には自
動車の車速も高く、ラジエターに供給される走行風量も
多いのでファン72回転数は低く抑えたほうが騒音上・
燃費上の観点から望ましい。従つて、自動車エンジンの
高速回転時、即ち、入力部材71・伝達部材83の高速
回転時には遠心バルブ手段89の板状バルブ90が、ス
プリング92の付勢力に抗して回動し連通孔85を閉鎖
する。従つて、貯蔵空間78から伝達機構部86への粘
性流体の供給が制限され、伝達機構部86でのトルク伝
達量が小さくなることでファン72回転数が制限され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術の粘性流体継手70では、バイメタル82の感応温度
が高く、入力部材71の回転数が高い時には、板状バル
ブ90が連通孔85を閉じる。このとき、連通孔79は
開かれたままなので伝達部材74の内部空間84内に粘
性流体の殆どがたまつてしまう。この後、バイメタル8
2の感応温度が低くなると連通孔79は閉じられてい
き、次に入力部材71・伝達部材74の回転数が下がる
と連通孔85が開かれるので、内部空間84内に溜まつ
た大量の粘性流体が伝達機構部86へと流れ込み、出力
部材73・ファン72の回転数を増大させてしまう。し
かし、このときバイメタル82の感応温度は低くなつて
おり、ファン72の要求回転数は低いのでファン72は
無駄に高速で回転することとなる。このことは、前述の
とおり騒音上問題となると共に、自動車エンジンの損失
馬力が大きくなるので燃費上も問題となる。
【0012】そこで、本発明では、粘性流体継手の入力
部材の高速回転時に出力部材の回転数を制限できるよう
にすることを、その技術的課題とする。
【0013】
【発明の構成】
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の技術的
課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、入
力部材と、入力部材に支承手段を介して回転自在に支承
される出力部材と、出力部材の内部空間を作動空間と貯
蔵空間とに区画する区画部材と、区画部材に形成された
少なくとも1つの連通孔と、連通孔の開閉を行う開閉手
段と、内部空間内に封入される粘性流体と、入力部材の
一端に固設されると共に作動空間内に配置され、粘性流
体を介して入力部材から出力部材へとトルクの伝達を行
う伝達部材と、出力部材の内側面及び伝達部材の外側面
とに形成された伝達機構と、伝達部材の外周部及び区画
部材の外周部に形成されるポンプ手段とを有する粘性流
体継手において、入力部材の高速回転時に、貯蔵空間か
ら連通孔を介して作動空間内に流入した粘性流体を伝達
機構を迂回してポンプ手段に直接供給するようにしたバ
イパス手段を、伝達部材内部に配設したことである。
【0015】
【作用】上述した本発明の技術的手段によれば、入力部
材の高速回転時にはバイパス手段の作用により伝達機構
への粘性流体供給量が制限され、余剰粘性流体は直接ポ
ンプ手段に供給されることで直ちに貯蔵空間への戻され
る。従つて、作動空間内には余剰粘性流体が存在せず、
入力部材から出力部材への不要なトルク伝達が生じな
い。
【0016】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について添付図面に基づいて説明する。
【0017】図1に示す本発明第1実施例の粘性流体継
手10では、図示しない自動車エンジンのクランク軸と
間接的に接続される入力軸(入力部材)11に、カバー
12及びケース13よりなる出力部材14がベアリング
(支承手段)15を介して回転自在に支承されている。
尚、カバー12とケース13とは適宜数のボルト16に
より一体とされ、その外周部には図示しないファンが適
宜数のボルト17により固設されている。また、カバー
12とケース13との間にはシール部材28が配設され
ている。
【0018】出力部材14の内部空間18には適量の粘
性流体(例えばシリコンオイル等)が封入され、内部空
間18は区画板(区画部材)19により作動空間20と
貯蔵空間21とに区画される。この区画板19には第1
・第2連通孔22・23が夫々穿設され、作動空間20
と貯蔵空間21とを連通させている。(尚、第1・第2
連通孔22・23は図1において夫々1つずつ示されて
いるが複数であつてもよい)この第1・第2連通孔22
・23はバルブ部材24により開閉されるもので、バル
ブ部材24の回動中心にはロツド25の一端が固設され
ている。このロツド25はカバー12にベアリング26
を介して回転自在に支承され、その他端には感温部材
(例えばスパイラル状バイメタル)27の中心端が固設
されている。また、感温部材27の外周端はカバー12
に固設されている。そして、これらのバルブ部材24、
ロツド25及び感温部材27により開閉手段29が構成
される。
【0019】作動空間20内には入力軸11の一端に固
設されたロータ(伝達部材)30が配設され、ロータ3
0には貫通孔31,伝達機構32,ポンプ手段33及び
バイパス手段34が形成されている。
【0020】貫通孔31はロータ30をその軸方向に貫
通するもので、前述の第2連通孔23と重合可能に形成
されている。伝達機構32はロータ30の図示左側面と
区画板19の図示右側面との間に形成されたラビリンス
機構32aと、ロータ30の図示右側面とケース13の
図示左側面との間に形成されたラビリンス機構32bと
からなる。ポンプ手段33は、区画板19の最外周部に
形成されたポンプ孔33a、区画板33aに一体的に且
つロータ30の回転方向におけるポンプ孔33aの下流
側に形成されたポンプ突起33b、及びロータ30の外
周部に形成されたヘリカルスプライン33cにより構成
される。
【0021】バイパス手段34については図2に基づい
て説明する。ここで、バイパス手段34は1つのみしか
図示しないが、複数配設されてもよいことは勿論であ
る。
【0022】ロータ30の内部には、その径方向に延在
する溝35が形成されると共に、作動空間20内のラビ
リンス機構32b側と溝35とを連通するバイパス通路
36、及び作動空間20内のラビリンス機構32a側と
溝35とを連通するバイパス通路37が形成されてい
る。溝35内には、その内部を軸方向に摺動可能に配設
されると共にバイパス通路38aを有する開閉部材38
が配設され、スプリング(スプリング手段)39により
開閉部材38がバイパス通路36とバイパス通路37と
の連通を妨げるように付勢されている。
【0023】以上の構成を有する粘性流体継手10の作
用について、以下に説明する。
【0024】前述の自動車エンジンは水冷式であり、図
示しないラジエタにて冷却水を冷却するようになつてい
る。そして、ラジエタの下流側に本実施例の粘性流体継
手10及びフアンが配置されている。
【0025】エンジンが始動されると、それに伴つて入
力軸11及びロータ30が回転する。このとき、作動空
間20内にある粘性流体はポンプ手段33の作用によ
り、その多くが貯蔵空間21に回収される。このとき、
自動車エンジンは十分に暖まつておらずその水温も低
い。従つて、ラジエタを通過する空気温度は低いため、
この空気温度を感知する感温部材27の作用により、バ
ルブ部材24は第1・第2連通孔22・23を共に閉鎖
する。しかし、作動空間20内には全く粘性流体が存在
しなくなつた訳ではないので、図5に示すOFF時のよ
うな関係で入力軸11の入力回転数Npが出力部材14
に出力回転数Nfとして伝達され、出力部材14に固設
されたフアンを回転させる。
【0026】自動車エンジンが少しずつ暖まつてくると
冷却水温が上昇するため、ラジエタを通過する空気温度
も上昇していき、感温部材27の作用によりバルブ部材
24はまず第1連通孔22のみを開く。すると、貯蔵空
間21内の粘性流体は第1連通孔22を介して作動空間
20内のラビリンス機構22aに供給される。従つて、
ロータ30の回転はこのラビリンス機構22a内に存在
する粘性流体を介して区画板19、即ち、出力部材14
に伝達される。このとき、図5に示すMiD時のような
関係で入力軸11の入力回転数Npが出力部材14に出
力回転数Nfとして伝達される。尚、ラビリンス機構2
2aに流入した粘性流体は遠心力により作動空間20内
の最外周部へと流れていき、ポンプ手段33の作用によ
り貯蔵空間21へと回収されていく。即ち、粘性流体は
貯蔵空間21〜第1連通孔22〜ラビリンス機構22a
〜ポンプ手段33〜貯蔵空間21と還流している。
【0027】この後、自動車エンジンが十分に暖まる
と、ラジエタを通過する空気温度もより上昇し、感温部
材27の作用によりバルブ部材24は第1連通孔22に
加えて第2連通孔23も開く。すると、貯蔵空間21内
の粘性流体は第1連通孔22を介して作動空間20内の
ラビリンス機構22aに供給されると共に、第2連通孔
23及び貫通孔31を介して作動空間20内のラビリン
ス機構22bに供給される。従つて、ロータ30の回転
はこのラビリンス機構22a,22b内に存在する粘性
流体を介して出力部材14に伝達される。このとき、図
5に示すON時のような関係で入力軸11の入力回転数
Npが出力部材14に出力回転数Nfとして伝達され
る。このときも同様に、粘性流体は貯蔵空間21と作動
空間20との間を還流している。
【0028】ところで、自動車エンジンの回転数が高い
ときには、一般に自動車の車速も高いことが多い。ここ
で、車速が高ければラジエタに多くの走行風が供給され
るので出力部材14に固設されたフアンは高速で回転す
る必要がない。そこで、入力軸11及びロータ30の入
力回転数Npが図5に示すNp1を超えると、バイパス
手段34が作用する。
【0029】即ち、スプリング39の付勢力は、入力軸
11及びロータ30の回転数NpがNp1以下の時に開
閉部材38が受ける遠心力よりも大きく設定され、入力
軸11及びロータ30の回転数NpがNp1を超えると
開閉部材38が受ける遠心力によりスプリングは縮小
し、図3の状態に移行する。このとき、貫通孔31を介
して作動空間20内のラビリンス機構32b側に流入し
た粘性流体の多くは、バイパス通路36,バイパス通路
38a及びバイパス通路37を介して作動空間20内の
最外周部へと矢印40のように流れ、ポンプ手段33の
作用により貯蔵空間21へと回収される。このバイパス
手段34が作用すると、出力部材14の出力回転数Nf
は図5に示すNf1程度にまで低下する。
【0030】この後、入力軸11及びロータ30の回転
数NpがNp1以下にまで低下すると、再び開閉部材3
8はバイパス通路36とバイパス通路37との連通を断
つ。
【0031】図4に本発明第2実施例の粘性流体継手5
0を示すが、第1実施例と同一の部分については同一の
符号・番号を付すことにより説明を省略する。
【0032】ロータ30内に形成された溝35にはバイ
パス通路51aを有する開閉部材51が摺動自在に配設
され、スプリング39により付勢されている。溝35と
共にロータ30にはバイパス通路52,53が形成され
ている。また、ロータ30はフランジ部54を有してお
り、この部分にまでラビリンス機構を形成することが可
能である。尚、本実施例では第1実施例におけるヘリカ
ルスプライン33cが図において省略されているが、形
成されていてもよいことはもちろんである。
【0033】以上の構成において、第1実施例と同様に
入力軸11及びロータ30の入力回転数NpがNp1を
超えると、開閉部材51はスプリング39の付勢力に抗
して図示下方へと移動し、バイパス通路36とバイパス
通路53をバイパス通路51a,バイパス通路52及び
溝35を介して連通する。他の作用については第1実施
例と同一であり説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】以上に示した様に本発明では、入力部材
の高速回転時にはバイパス手段の作用により伝達機構へ
の粘性流体供給量が制限され、余剰粘性流体は直接ポン
プ手段に供給されることで直ちに貯蔵空間への戻され
る。従つて、入力部材から出力部材への不要なトルク伝
達量が制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の粘性流体継手10の断面図
を示す。
【図2】図1における低速回転域での要部拡大断面図を
示す。
【図3】図1における高速回転域での要部拡大断面図を
示す。
【図4】本発明第2実施例の要部拡大断面図を示す。
【図5】図1における特性図を示す。
【図6】従来技術の粘性流体継手70の断面図を示す。
【図7】図6における高速回転域での要部拡大正面図を
示す。
【符号の説明】
10 粘性流体継手、 11 入力部材、 15 ベアリング(支承手段)、 14 出力部材、 18 内部空間、 20 作動空間、 21 貯蔵空間、 19 区画板(区画部材)、 22 第1連通孔(連通孔)、 23 第2連通孔(連通孔)、 29 開閉手段、 30 伝達部材、 32 伝達機構、 33 ポンプ手段、 34 バイパス手段、 36,37,38a,51a,52,53 バイパス通
路、 38,51 開閉部材、 39 スプリング手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部材と、 該入力部材に支承手段を介して回転自在に支承される出
    力部材と、 該出力部材の内部空間を作動空間と貯蔵空間とに区画す
    る区画部材と、 該区画部材に形成された少なくとも1つの連通孔と、 該連通孔の開閉を行う開閉手段と、 前記内部空間内に封入される粘性流体と、 前記入力部材の一端に固設されると共に前記作動空間内
    に配置され、前記粘性流体を介して前記入力部材から前
    記出力部材へとトルクの伝達を行う伝達部材と、 前記出力部材の内側面及び該伝達部材の外側面とに形成
    された伝達機構と、 前記伝達部材の外周部及び前記区画部材の外周部に形成
    されるポンプ手段とを有する粘性流体継手において、 前記入力部材の高速回転時に、前記貯蔵空間から前記連
    通孔を介して前記作動空間内に流入した粘性流体を前記
    伝達機構を迂回して前記ポンプ手段に直接供給するよう
    にしたバイパス手段を、前記伝達部材内部に配設したこ
    とを特徴とする粘性流体継手。
  2. 【請求項2】 前記バイパス手段は、 前記伝達部材の径方向に形成されたバイパス通路と、 該バイパス通路を開閉する開閉部材と、 該開閉部材を閉方向に付勢するスプリング手段とからな
    ることを特徴とする請求項(1)記載の粘性流体継手装
    置。
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