JPH05259287A - 集積回路の電源配線布設方法 - Google Patents

集積回路の電源配線布設方法

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JPH05259287A JP4051179A JP5117992A JPH05259287A JP H05259287 A JPH05259287 A JP H05259287A JP 4051179 A JP4051179 A JP 4051179A JP 5117992 A JP5117992 A JP 5117992A JP H05259287 A JPH05259287 A JP H05259287A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源配線に必要な面積を小さくエレクトロマイ
グレーションによる配線劣化を防止するとともに、信頼
性が高く面積効率のよいレイアウトを短時間で実現する
ことにある。 【構成】所望のLSI論理を構成する各機能ブロックの
消費電力計算用テストベクトルD2による消費電力計算
ステップS1と、LSIのフロアプランの実行ステップ
S2と、このフロアプランにて配置された機能ブロック
に消費電力計算ステップS1からの計算値を対応させた
チップ面の消費電力値分布における屋根位置抽出ステッ
プS4とを含む。これらのステップを経た後、電源布設
ルートの決定や電源配線回路網の作成を行って電源配線
電流を計算することにより、電源配線幅の決定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路の電源配線布設
方法に関し、特に種々の機能ブロックを有する集積回路
装置のチップ内部領域の電源配線布設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路装置のチップ内の電源配
線の布設は、人手が介入する場合を除き、例えばゲート
アレイのように予め人手によって設定された位置で配線
幅を固定し、品種自動設計を行う時には、単に信号線の
布設禁止領域としてしか扱わない方法や、或いはスタン
ダードセルの品種設計のようにLSIを構成する個々の
ブロック内に作りつけの電源配線を持たせ、ポリセル状
にそれらを連接させるなど、ブロックを配置した時に自
動的にそれらが継がるようにした方法などがある。
【0003】図8はかかる従来の一例を説明するための
電源配線布設処理における機能ブロック配置ステップの
出力データイメージを表わす図である。図8に示すよう
に、この機能ブロック配置においては、前述した従来の
後者の方法を適用しており、LSIチップ1内に内部機
能領域を取り囲む周囲電源配線10と、ポリセル状機能
ブロック領域内電源配線11と、ROMやRAMのマク
ロブロック外周部電源配線12A,2Bと、布設ルート
が固定された電源配線21と、ボンディングパッド23
から周囲電源配線10へ接続される引込み電源配線22
とが作りつけの電源配線として用意される。
【0004】いずれの場合にも、配線布設ルートをLS
Iチップ1の全体にわたって何らかのバランスを考慮
し、決定するというには至っていない。また、配線幅に
ついても、CMOS系の場合は配線を流れる電流が動作
周波数に依存することもあって、人手で選択したルート
(電源回路網)について人手で電流値を求め、それに基
づいて人手で配線幅を決定或いはチェックする方法が採
られている。逆に言えば、特に人手で着目していない部
分は予め作り付けで設定された電源配線幅のままであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、デバイステク
ノロジーの親展に伴いトータルチップの集積度および動
作周波数が飛躍的にあがるので、消費電力が増加してく
る。この結果、エレクトロマイグレーションをチップ内
部電源配線の布設位置毎に考慮する必要が生じてきてい
る。一般に、LSIチップ内の消費電力分布は最高周波
数で動作する区域、すなわち面積当り消費電力の最も大
きい区域からほとんど動作せず消費電力を無視できる区
域まであるが、最高動作周波数の向上に伴って消費電力
最大区域の消費電力が上昇しているため、電源配線に流
れる電流の最大値も上昇し続けている。
【0006】例えば、ゲートアレイのように位置/幅共
に作り付けで対応する場合、カバーしなければならない
電流最大値の増加で線幅も太くなる。また、同時に従来
通り電流がほぼ0の部分もある。この結果、後者の部分
に対して従来以上に過大な線幅を設定することになり、
チップの面積効率を損うことになる。逆に、線幅をカバ
ーする電流レンジが生じうる最大値以下であると、それ
を越える部分で上述したエレクトロマイグレーションに
よる配線劣化が著しくなり、所望の信頼性水準が達成で
きなくなる。
【0007】さらに、こうした過大或いは不足を最適化
調整するにもそれを人手でLSI全般に渡ってコントロ
ールするには、近年のLSIの規模が大きすぎてほとん
ど不可能に近い。このため、現実には例えば動作周波数
の高いブロックの集中配置を人手により避けて行うと
か、或いはその部分の電源配線幅を太くするなどのケー
スバイケースの人手による調整が行われているが、これ
らは前述した規模の問題でチップトータルの状況を掌握
して行っている処置ではない。しかも、思い違いや見落
しなどの人為ミスが生ずる可能性があり、その上人手が
介入するために、設計時間が増加するなどの別の問題も
生じる。
【0008】要するに、従来の集積回路の電源配線布設
方法では、規模の問題故にLSI全体の電源配線布設を
バランスをとって行うべく自動処理に委ねることを考え
ると、既に行われている配線性(及び一部性能)を考慮
した機能ブロックの自動配置配線処理に加えて、LSI
全体を考慮した電源布設ルートの決定及び布設をどうい
う考え方に基づき且つどのような手順で行うかが考慮さ
れていないという欠点がある。
【0009】本発明の目的は、かかる電源配線に必要な
面積を小さく、エレクトロマイグレーションによる配線
劣化を防止するとともに、信頼性が高く面積効率のよい
レイアウトを短時間で実現することのできる集積回路の
電源配線布設方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の集積回路の電源
配線布設方法は、所望のLSI論理を構成する各機能ブ
ロックの消費電力計算用テストベクトルによる消費電力
計算ステップと、前記LSIのフロアプランの実行ステ
ップと、前記フロアプランにて配置された前記機能ブロ
ックに前記消費電力計算ステップからの計算値を対応さ
せたチップ面の消費電力値分布における屋根位置の抽出
ステップとを含んで構成される。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を説明するための
電源配線布設処理フロー図である。図1に示すように、
本実施例はLSI回路接続データD1と消費電力計算用
テストベクトルD2とを有し、このデータD1はLSI
機能を構成する機能ブロックとそれらの相互の接続の関
係を表わし、またデータD2はLSIの消費電力を計算
することを目的に作製されたLSIへの入力信号変化の
セットである。特に、データD2は消費電力が動作周波
数に依存するCMOS回路では実動作周波数を考慮した
入力信号変化の時間周期も考慮される。
【0012】まず、データD1に基づき機能ブロック配
置(フロアプラン)ステップS2で機能ブロックのチッ
プ上への配置を行う。この時信号線の布設は行わず、単
に信号線の接続関係を見ながら後の信号線布設がチップ
全体として高密度で行えるように機能ブロックの相対位
置を考慮しておく。特に、動作速度マージンが厳しいバ
スは接続配線容量を小さくするように機能ブロック相互
を近づけて配置することもこの段階で行われる。一方、
各機能ブロック消費電力計算ステップS1ではデータD
2をデータD1に与えることで消費電力の計算を行う
が、本実施例ではチップ全体の消費電力を求めるのでは
なく、データD2によって信号変化が所定の信号タイミ
ングで与えられる各機能ブロックの消費電力を計算す
る。次に、チップ上消費電力分布データ生成ステップS
3では、先の機能ブロック配置ステップS2の結果の上
にステップS1の結果をかぶせることにより、LSIチ
ップ平面のイメージで消費電力分布データが得られる。
【0013】図2は図1におけるフロアプランステップ
の出力データイメージを表わす図である。図2に示すよ
うに、このフロアプランステップS2の出力データにお
いて、LSIチップ1は内部機能領域2と、ポリセル列
を形成する機能ブロック配列領域3と、ROMブロック
4およびRAMブロック5とを有する。尚、周辺部に形
成する入出力バッファやパッド配置領域6の具体的ブロ
ックについては省略している。また、ポリセル列を構成
する機能ブロック配列領域3では、必ずしも機能ブロッ
ク相互にすき間なく配列されている訳ではない。
【0014】図3は図1におけるチップ上消費電力分布
データ生成ステップの出力データイメージを表わす図で
ある。図3に示すように、このデータは前述した図2に
対応して消費電力の分布を描いており、電力の大きさP
1〜P5を表わす。内部領域2内の等高線(等電力線)
7はその境界線であり、P1が最も消費電力の小さい領
域、P5が最も高い領域である。
【0015】ここで、図1に戻ると、ステップS3のデ
ータから消費電力分布“屋根”データ抽出ステップS4
で“屋根”データが抽出される。すなわち、前述した図
3の等電力線7のデータから同一等高線の“屋根”デー
タを得るにあたっては、一定方向に電力分布の変化の勾
配(grad)をたどって行き、その勾配がたどる方向
に対してその値が正から負に転じるポイントを求め、そ
れらを結べばよい。次に、電源配線引込み口決定ステッ
プS5では、LSIチップ1の内部機能領域(図2,図
3)2の外周部から内部に電源配線を引き込むポイント
を決定する。尚、このポイントは内部機能領域2の外側
の状況により人為的に決定する必要がある場合もある。
この決定を自動で行うには、次の電源配線布設ルートの
決定ステップS6とのバランスをとる必要がある。それ
は、前述した“屋根”線が一般にランダムな曲線(折れ
線)であるのに対し、電源配線の布設ルートはX,Y方
向に直交する形で行われるので、“屋根”線に対してそ
れを代表するなるべく折れ曲り点の少ないX,Y方向の
直交線を定める必要があるからである。そのようにし
て、ステップS6で電源布設ルートを決定した時、その
ルートと内部機能領域2の外周とぶつかる点を電源引込
み口とする。ここで、上述した“屋根”線を代表する直
交線の定め方としては、例えばX,Y各方向に前記代表
直交線の折れ曲り点までの最少距離を定め、それでラン
ダムな曲線の平均的位置をなぞる方法がある。
【0016】図4は図1における電源配線布設ルート決
定ステップの出力データイメージを表わす図である。図
4に示すように、このステップS6における出力データ
は前述した図3に加え、電源配線引込み口8と電源配線
布設ルート9とが付加される。本実施例では、“屋根”
線を基に人為的に定め、特に電源引込み点8を内部機能
領域2の外周のうちの上辺および下辺のみに限定してい
る。これは図示していない電源パッドがLSIチップ1
の上辺および下辺に置かれているためである。しかる
に、本実施例では電源配線布設ルート9以外にも前述し
たフロアプランステップS2で決定した際に己ずと定ま
る電源ラインが既に存在している。それは、前述した図
2の内部機能領域2の外周に沿ってその領域をとり囲む
ように布設された電源ラインと、ポリセル状機能ブロッ
ク配列領域3内に予め設置された電源配線が隣接ブロッ
クと互いに継がってポリセル列全域に渡って貫通する電
源ラインとマクロブロック4,5の外周部をとり囲む電
源ラインとである。これら3種類の電源ラインはフロア
プラン終了と同時にその電源布設位置も定まっている。
【0017】ここで再び図1に戻るが、電源配線布設ル
ートの決定ステップS6が終了すると、電源配線回路網
作成ステップS7で回路網の作成が行われる。これを以
下に図5および図6を参照して説明する。
【0018】図5は図1における電源配線回路網作成ス
テップの出力データイメージを表わす図である。図5に
示すように、前述した3種類の電源ラインは周囲電源配
線10と機能ブロック領域内電源配線11とマクロブロ
ック外周部電源ライン12A,12Bとであるが、これ
らの他に電源配線布設ルートの設定ステップS6で決定
した電源ライン13が加わり、内部機能領域2の総電源
回路網を作成する。尚、電源ラインは1本の線でしか表
していないが、具体的には互いにほぼ隣接するGNDと
VDDとの2種の電源ラインで構成されている。また、
電源ライン12Aの領域で配線13の互いの接続がカッ
トされているが、これはROMブロック4上を電源配線
(この場合、第2層配線)が貫通できないためである。
【0019】図6は図5における点線枠部の拡大図であ
る。図6に示すように、各種機能ブロック14〜18は
ポリセル列上第1層VDD配線V1Pおよびポリセル列
上第1層GND配線G1Pを備えており、機能ブロック
非配置領域19は機能ブロックが何も置かれていない。
この領域19には、電源配線V1P,G1Pのみを持っ
た“エンプティ・ブロック”が置かれ、第1層電源配線
V1P,G1Pの左右の接続をはたしている。これらの
電源配線V1P,G1Pの他に、ポリセル列上にない第
1層VDD配線V1および第1層GND配線G1が同層
上にある。また、第1層電源配線V1P,G1Pは接続
用開孔設置領域20を介して第2層VDD配線V2,G
ND配線G2と接続される。同様に、第1層配線V1,
G1も第2層配線G2,G2に開孔設置領域20を介し
て接続される。この電源配線電流計算ステップS8に於
ては、次の電源配線幅の決定ステップS9で決まる電源
配線幅に電源配線抵抗が依存するため、高い精度で見る
と電源配線電流計算ステップS8とステップS9との間
を何度も回さなければならないが、CMOS回路では機
能ブロックのインピーダンスが電源配線インピーダンス
に比べて非常に高いので、通常最終的な配線幅決定値を
用いなくても電流計算は可能である。回路網作成ステッ
プS7で電源配線回路網のブランチ(枝)毎の電流が得
られるので、当該電流値を用い、特に配線幅の決定ステ
ップS9でエレクトロマイグレーションを考慮した配線
幅の決定を行う。次に、電源配線幅が非常に幅広くなっ
たときに機能ブロック配置を変更しなければならない場
合は、フロアプランデータの調整ステップS10と消費
電力分布再計算ステップS11とを行って再度配線幅の
決定を行う。
【0020】このようにして、本実施例では機能ブロッ
クの配置と電源配線布設とが行われる。しかる後、機能
ブロック間信号線の配線ステップS12に示すように、
従来から行われている機能ブロック間信号配線の接続布
設が行われる。
【0021】図7は本発明の他の実施例を説明するため
の図4と同様の電源配線敷設ルート決定ステップの出力
データイメージを表わす図である。図7に示すように、
本実施例は前述した一実施例の如く、機能ブロックの配
置で己ずと決る電源配線と、追加布設された電源配線と
の混合ではなく、電源配線布設ルート9を手順に従って
布設された電源配線のみで形成している。更に、本実施
例は電源配線ブランチの電流値および配線幅の再計算時
に電源回路網全体に影響が生じないようにするため、ル
ープを形成せず、全面ツリー(木)状の電源回路網を構
成している。特に、本実施例では機能ブロック配置ステ
ップ(図1のS2)前に多機能ブロック消費電力計算ス
テップ(図1のS1)を行い、その電力の大きいものは
出来るだけ内部機能領域2の外周部に配置するよう配慮
を施している。この理由は高消費電力(電流)ゾーンを
で現供給点(本実施例では引込口8の外側にある電源パ
ッド:但し図示省略)から見て早く通過した方が電源配
線布設面積が小さくなるからである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集積回路
の電源配線布設方法は、チップの主要面積を占める内部
機能領域全域で電力分布の“屋根”線に対応した電源配
線布設ルートを決定しているので、電源配線に必要な面
積の総量を作り付け配線の場合に比して小さくできる上
に、内部機能領域全域で電源回路網の電流計算を行って
いるので、エレクトロマイグレーションに伴う配線メタ
ルの劣化の度合いを全面にわたり確実にコントロールす
ることができ高い信頼性を備えた製品を供給することが
できるという効果がある。また、本発明の電源配線布設
方法は、各種の処理を行うほとんどのステップを自動化
することが可能であるので、信頼性が高く面積効率の良
いレイアウトを短時間で且つ少ない工数で実現できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための電源配線布
設処理フローである。
【図2】図1におけるフロアプランステップの出力デー
タイメージを表わす図である。
【図3】図1におけるチップ上消費電力分布データ生成
ステップの出力データイメージを表わす図である。
【図4】図1における電源配線布設ルート決定ステップ
の出力データイメージを表わす図である。
【図5】図1における電源配線回路網作成ステップの出
力データイメージを表わすである。
【図6】図5における点線枠部の拡大図である。
【図7】本発明の他の実施例を説明するための図4と同
様の電源配線布設ルート決定ステップの出力データイメ
ージを表わす図である。
【図8】従来の一例を説明するための電源配線布設処理
における機能ブロック配置ステップの出力データイメー
ジを表わす図である。
【符号の説明】
S1 各機能ブロックの消費電力計算ステップ S2 機能ブロック配置(フロアプラン)ステップ S3 チップ上消費電力分布データ生成ステップ S4 消費電力分布“屋根”データ抽出ステップ S5 電源配線引込み口決定ステップ S6 電源配線布設ルート決定ステップ S7 電源配線回路網作成ステップ S8 電源配線電流計算ステップ S9 電源配線幅決定ステップ S10 フロアプランデータ調整ステップ S11 消費電力分布再計算ステップ S12 機能ブロック間信号線の配線ステップ 1 LSIチップ 2 内部機能領域 3 機能ブロック配列領域 4 ROMブロック 5 RAMブロック 6 入出力バッファ及びバット配置領域 7 内部機能領域の等電力線 8 電源配線引込み口 9 電源配線布設ルート 10 周囲電源配線 11 機能ブロック領域内電源配線 12A,12B マクロブロック外周部電源ライン 13 電源ライン 14〜18 機能ブロック 19 機能ブロック非配置領域 20 接続用開孔設置領域 P1〜P5 電力の大きさ(Pi+1>Pi) V1,V2 VDD配線 G1,G2 GND配線 V1P ポリセル列上VDD配線 G1P ポリセル列上GND配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のLSI論理を構成する各機能ブロ
    ックの消費電力計算用テストベクトルによる消費電力計
    算ステップと、前記LSIのフロアプランの実行ステッ
    プと、前記フロアプランにて配置された前記機能ブロッ
    クに前記消費電力計算ステップからの計算値を対応させ
    たチップ面の消費電力値分布における屋根位置の抽出ス
    テップとを含むことを特徴とする集積回路の電源配線布
    設方法。
  2. 【請求項2】 所望のLSI論理を構成する各機能ブロ
    ックの消費電力計算用テストベクトルによる消費電力計
    算ステップと、前記LSIのフロアプランの実行ステッ
    プと、前記フロアプランにて配置された前記機能ブロッ
    クに前記消費電力計算ステップからの計算値を対応させ
    たチップ面の消費電力値分布における尾根位置の抽出ス
    テップと、前記フロアプラン実施区域の外周部での電源
    配線引込み口の決定ステップと、前記消費電力値分布の
    尾根データに基づく前記電源配線引込み口から前記フロ
    アプラン実施区域内への電源配線布設ルートの決定ステ
    ップと、前記布設ルート及び前記機能ブロックの消費電
    力値に基づく電源配線のブランチ電流の計算ステップ
    と、前記電流値に基づく電源配線ブランチの配線幅の決
    定ステップとを含むことを特徴とする集積回路の電源配
    線布設方法。
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