JPH05257862A - 割込み処理回路 - Google Patents
割込み処理回路Info
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- JPH05257862A JPH05257862A JP8820592A JP8820592A JPH05257862A JP H05257862 A JPH05257862 A JP H05257862A JP 8820592 A JP8820592 A JP 8820592A JP 8820592 A JP8820592 A JP 8820592A JP H05257862 A JPH05257862 A JP H05257862A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はCPUに対する複数の割込み要求を
処理する割込み処理回路に関するものであり、複数の同
時発生的な割込み要求に対してもそれらを確実に処理で
き、また種々の装置への適用において汎用性のあるよう
にすることを目的とする。 【構成】 複数の割込み要求にそれぞれ対応する複数の
割込みベクトル情報が格納された割込みベクトル格納用
メモリ12と、割込み要求が入力されるとその割込み要
求に対応する割込みベクトル情報が格納されている該割
込みベクトル格納用メモリ12のアドレスを生成してベ
クトル格納用メモリ12にアドレス入力させるエンコー
ダ11と、エンコーダ11からのアドレスによって割込
みベクトル格納用メモリ12から読み出された割込みベ
クトル情報を蓄積して中央処理装置14に渡すFIFO
メモリ13とを備えたものである。
処理する割込み処理回路に関するものであり、複数の同
時発生的な割込み要求に対してもそれらを確実に処理で
き、また種々の装置への適用において汎用性のあるよう
にすることを目的とする。 【構成】 複数の割込み要求にそれぞれ対応する複数の
割込みベクトル情報が格納された割込みベクトル格納用
メモリ12と、割込み要求が入力されるとその割込み要
求に対応する割込みベクトル情報が格納されている該割
込みベクトル格納用メモリ12のアドレスを生成してベ
クトル格納用メモリ12にアドレス入力させるエンコー
ダ11と、エンコーダ11からのアドレスによって割込
みベクトル格納用メモリ12から読み出された割込みベ
クトル情報を蓄積して中央処理装置14に渡すFIFO
メモリ13とを備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCPUに対する複数の割
込み要求を処理する割込み処理回路に関するものであ
る。
込み要求を処理する割込み処理回路に関するものであ
る。
【0002】CPU(中央処理装置)と外部回路との間
で割込みベクトルの受渡しを行うCPU搭載型の制御回
路においては、CPUが割込み処理中に別の割込み要求
が発生するなどの複数の割込み要求の発生に対しても確
実にその割込み要求を処理できる割込み処理回路が必要
である。また、かかる割込み処理回路を種々の装置構成
や機能に対して汎用的に使用できることが必要である。
で割込みベクトルの受渡しを行うCPU搭載型の制御回
路においては、CPUが割込み処理中に別の割込み要求
が発生するなどの複数の割込み要求の発生に対しても確
実にその割込み要求を処理できる割込み処理回路が必要
である。また、かかる割込み処理回路を種々の装置構成
や機能に対して汎用的に使用できることが必要である。
【0003】
【従来の技術】CPUに対する割込み要求を処理する割
込み処理回路の一従来例が図4に示される。図4におい
て、5はエンコーダであり、このエンコーダ5はCPU
に対する各種の割込み要求#1〜#nが入力されてい
て、それらの割込み要求に対して優先順位を判断しつつ
割込みベクトルを発生し出力する回路である。
込み処理回路の一従来例が図4に示される。図4におい
て、5はエンコーダであり、このエンコーダ5はCPU
に対する各種の割込み要求#1〜#nが入力されてい
て、それらの割込み要求に対して優先順位を判断しつつ
割込みベクトルを発生し出力する回路である。
【0004】6はバッファレジスタであり、このバッフ
ァレジスタ6はエンコーダ5から出力された割込みベク
トルを一時的に保存するものであり、この割込みベクト
ルはCPUの割込みアクノレジサイクル(割込み要求の
入力に対してCPUがそれを受け付けるためのサイク
ル)時にCPU4に受け渡される。
ァレジスタ6はエンコーダ5から出力された割込みベク
トルを一時的に保存するものであり、この割込みベクト
ルはCPUの割込みアクノレジサイクル(割込み要求の
入力に対してCPUがそれを受け付けるためのサイク
ル)時にCPU4に受け渡される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の割込み処理回路
では、割込み要求が発生してからそれに対する割込みア
クノレジサイクルが発生する前に、他の割込み要求が発
生すると、バッファレジスタ6の内容が変わってしま
い、もとの割込み要求が無視されてしまうことがある。
では、割込み要求が発生してからそれに対する割込みア
クノレジサイクルが発生する前に、他の割込み要求が発
生すると、バッファレジスタ6の内容が変わってしま
い、もとの割込み要求が無視されてしまうことがある。
【0006】例えば、CPU4が割込み要求#1を処理
中の時に、次の割込み要求#2が発生したものとする。
この時にはCPU4は割込み要求#1をまだ処理中であ
るので、それが終了するまで割込み要求#2に対しては
割込みアクノレジサイクルを発生できない。よってこの
割込み要求#2の割込みベクトルはバッファレジスタ6
に待たされる。ところが、この割込み要求#2に続いて
更に他の割込み要求#3が発生すると、この割込み要求
#3の割込みベクトルがバッファレジスタ6に書き込ま
れ、従前の割込み要求#2の割込みベクトルはCPU4
に受け渡されることなく廃棄されてしまう。この結果、
割込み要求#2は実行されることなく無視されてしまう
という問題が生じる。
中の時に、次の割込み要求#2が発生したものとする。
この時にはCPU4は割込み要求#1をまだ処理中であ
るので、それが終了するまで割込み要求#2に対しては
割込みアクノレジサイクルを発生できない。よってこの
割込み要求#2の割込みベクトルはバッファレジスタ6
に待たされる。ところが、この割込み要求#2に続いて
更に他の割込み要求#3が発生すると、この割込み要求
#3の割込みベクトルがバッファレジスタ6に書き込ま
れ、従前の割込み要求#2の割込みベクトルはCPU4
に受け渡されることなく廃棄されてしまう。この結果、
割込み要求#2は実行されることなく無視されてしまう
という問題が生じる。
【0007】また、割込み要求の数や種類は装置構成や
機能により様々である。このため、割込み処理回路を種
々の装置に使用する場合、その装置の構成や機能に応じ
て割込みベクトルの内容を変更しなければならないが、
そのためには、割込みベクトルを発生するエンコーダの
回路構成をその適用装置の構成や機能に応じて変更しな
ければならない。よって従来の割込み処理回路は汎用性
が低く、各装置対応にハードウェアを作らなければなら
ないため、コストアップとなり、また設計・製造にも時
間がかかるという問題がある。
機能により様々である。このため、割込み処理回路を種
々の装置に使用する場合、その装置の構成や機能に応じ
て割込みベクトルの内容を変更しなければならないが、
そのためには、割込みベクトルを発生するエンコーダの
回路構成をその適用装置の構成や機能に応じて変更しな
ければならない。よって従来の割込み処理回路は汎用性
が低く、各装置対応にハードウェアを作らなければなら
ないため、コストアップとなり、また設計・製造にも時
間がかかるという問題がある。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、複数の同時発生的な
割込み要求に対してもそれらを確実に処理でき、また種
々の装置への適用において汎用性のある割込み処理回路
を提供することにある。
であり、その目的とするところは、複数の同時発生的な
割込み要求に対してもそれらを確実に処理でき、また種
々の装置への適用において汎用性のある割込み処理回路
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。本発明の割込み処理回路は、一つの形態
として、図1の〔A〕に示されるように、複数の割込み
要求にそれぞれ対応する複数の割込みベクトル情報が格
納された割込みベクトル格納用メモリ12と、割込み要
求が入力されるとその割込み要求に対応する割込みベク
トル情報が格納されている該割込みベクトル格納用メモ
リ12のアドレスを生成してベクトル格納用メモリ12
にアドレス入力させるエンコーダ11と、エンコーダ1
1からのアドレスによって割込みベクトル格納用メモリ
12から読み出された割込みベクトル情報を蓄積して中
央処理装置14に渡すFIFOメモリ13とを備えたも
のである。
説明図である。本発明の割込み処理回路は、一つの形態
として、図1の〔A〕に示されるように、複数の割込み
要求にそれぞれ対応する複数の割込みベクトル情報が格
納された割込みベクトル格納用メモリ12と、割込み要
求が入力されるとその割込み要求に対応する割込みベク
トル情報が格納されている該割込みベクトル格納用メモ
リ12のアドレスを生成してベクトル格納用メモリ12
にアドレス入力させるエンコーダ11と、エンコーダ1
1からのアドレスによって割込みベクトル格納用メモリ
12から読み出された割込みベクトル情報を蓄積して中
央処理装置14に渡すFIFOメモリ13とを備えたも
のである。
【0010】また本発明の割込み処理回路は、他の形態
として、図1の〔B〕に示されるように、複数の割込み
要求にそれぞれ対応する複数の割込みベクトル情報が格
納された割込みベクトル格納用メモリ12と、割込み要
求が入力されるとその割込み要求に対応する割込みベク
トル情報が格納されている割込みベクトル格納用メモリ
12のアドレスを生成し出力するエンコーダ11と、エ
ンコーダ11からのアドレスを蓄積して逐次に割込みベ
クトル格納用メモリ12にアドレス入力させるFIFO
メモリ13とを備え、FIFOメモリ13からのアドレ
スによって割込みベクトル格納用メモリ12から読み出
された割込みベクトル情報を中央処理装置14に渡すよ
うに構成されたものである。
として、図1の〔B〕に示されるように、複数の割込み
要求にそれぞれ対応する複数の割込みベクトル情報が格
納された割込みベクトル格納用メモリ12と、割込み要
求が入力されるとその割込み要求に対応する割込みベク
トル情報が格納されている割込みベクトル格納用メモリ
12のアドレスを生成し出力するエンコーダ11と、エ
ンコーダ11からのアドレスを蓄積して逐次に割込みベ
クトル格納用メモリ12にアドレス入力させるFIFO
メモリ13とを備え、FIFOメモリ13からのアドレ
スによって割込みベクトル格納用メモリ12から読み出
された割込みベクトル情報を中央処理装置14に渡すよ
うに構成されたものである。
【0011】
【作用】前者の形態の割込み処理回路では、割込み要求
が発生すると、エンコーダ11によってその割込み要求
に対応した割込みベクトル格納用メモリ12のアドレス
が発生され、そのアドレスによって割込みベクトル格納
用メモリ12からその割込み要求に対応した割込みベク
トル情報が読み出されて、それがFIFOメモリ13に
格納される。このFIFOメモリ13に格納された割込
みベクトル情報は、その割込み要求に対するCPU14
の割込みアクノレジサイクルで読み出されてCPU14
に渡される。
が発生すると、エンコーダ11によってその割込み要求
に対応した割込みベクトル格納用メモリ12のアドレス
が発生され、そのアドレスによって割込みベクトル格納
用メモリ12からその割込み要求に対応した割込みベク
トル情報が読み出されて、それがFIFOメモリ13に
格納される。このFIFOメモリ13に格納された割込
みベクトル情報は、その割込み要求に対するCPU14
の割込みアクノレジサイクルで読み出されてCPU14
に渡される。
【0012】一方、この割込みアクノレジサイクルが発
生される前に、次の割込み要求が発生した場合、その割
込み要求に対する割込みベクトル格納用メモリ12のア
ドレスがエンコーダ11で発生され、そのアドレスによ
り割込みベクトル格納用メモリ12から読み出された割
込みベクトル情報はFIFOメモリ13に格納される。
よって前の割込みベクトル情報を消去することなく新た
に入力された割込みベクトル情報も蓄積することができ
る。
生される前に、次の割込み要求が発生した場合、その割
込み要求に対する割込みベクトル格納用メモリ12のア
ドレスがエンコーダ11で発生され、そのアドレスによ
り割込みベクトル格納用メモリ12から読み出された割
込みベクトル情報はFIFOメモリ13に格納される。
よって前の割込みベクトル情報を消去することなく新た
に入力された割込みベクトル情報も蓄積することができ
る。
【0013】やがて前の割込み要求に対する割込みアク
ノリジサイクルが発生されたら、FIFOメモリ13か
ら前の割込みベクトル情報を読み出してCPU14に渡
す。このような処理をすることにより、割込み要求が複
数同時的に発生してもそれら全ての割込み要求に対して
答えることができる。
ノリジサイクルが発生されたら、FIFOメモリ13か
ら前の割込みベクトル情報を読み出してCPU14に渡
す。このような処理をすることにより、割込み要求が複
数同時的に発生してもそれら全ての割込み要求に対して
答えることができる。
【0014】また、後者の形態の割込み処理回路では、
エンコーダ11からの割込みベクトル格納用メモリ12
のアドレスは一旦、FIFOメモリ13に蓄積され、C
PU14からの割込みアクノレジサイクルが発生する毎
に逐次に読み出されて割込みベクトル格納用メモリ12
にアドレス入力され、割込みベクトル格納用メモリ12
からそのアドレスに対応した割込みベクトル情報が読み
出されてCPU14に渡される。
エンコーダ11からの割込みベクトル格納用メモリ12
のアドレスは一旦、FIFOメモリ13に蓄積され、C
PU14からの割込みアクノレジサイクルが発生する毎
に逐次に読み出されて割込みベクトル格納用メモリ12
にアドレス入力され、割込みベクトル格納用メモリ12
からそのアドレスに対応した割込みベクトル情報が読み
出されてCPU14に渡される。
【0015】そして割込み要求が複数同時発生した場合
には、FIFOメモリ13にその割込み要求に対応する
割込みベクトル格納用メモリ12のアドレス情報が逐次
に蓄積される。
には、FIFOメモリ13にその割込み要求に対応する
割込みベクトル格納用メモリ12のアドレス情報が逐次
に蓄積される。
【0016】この本発明の割込み処理回路では、割込み
ベクトル格納用メモリ12の内容を書き換えるだけで、
適用装置の構成や機能の変更に対応することができる。
ベクトル格納用メモリ12の内容を書き換えるだけで、
適用装置の構成や機能の変更に対応することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2には本発明の一実施例としての割込み処理回
路が示される。図2において、2はROM(読出し専用
メモリ)であり、このROM2には複数の割込み要求#
1〜#nにそれぞれ対応する割込みベクトル(または割
込みベクトル番号)が格納されている。1はエンコーダ
であり、このエンコーダ1は入力された割込み要求に対
して、その割込み要求に対応する割込みベクトルが格納
されているROM2のアドレスを生成して、そのアドレ
スをROM2のアドレス端子に入力させる。
する。図2には本発明の一実施例としての割込み処理回
路が示される。図2において、2はROM(読出し専用
メモリ)であり、このROM2には複数の割込み要求#
1〜#nにそれぞれ対応する割込みベクトル(または割
込みベクトル番号)が格納されている。1はエンコーダ
であり、このエンコーダ1は入力された割込み要求に対
して、その割込み要求に対応する割込みベクトルが格納
されているROM2のアドレスを生成して、そのアドレ
スをROM2のアドレス端子に入力させる。
【0018】3はFIFO(First In First Out:先入
れ先出し) メモリであり、ROM2から読み出された割
込みベクトルをその発生した順番に保存し、CPU4か
らの割込みアクノレジサイクルでその蓄積した割込みベ
クトルを先入れ先出し方式で逐次にCPU4に受け渡す
ものである。このFIFOメモリ3は割込み要求が複数
同時的に発生した場合でも、それらが順番に処理される
までの間、それらの割込みベクトルを蓄積できるだけの
メモリ容量を持っている。
れ先出し) メモリであり、ROM2から読み出された割
込みベクトルをその発生した順番に保存し、CPU4か
らの割込みアクノレジサイクルでその蓄積した割込みベ
クトルを先入れ先出し方式で逐次にCPU4に受け渡す
ものである。このFIFOメモリ3は割込み要求が複数
同時的に発生した場合でも、それらが順番に処理される
までの間、それらの割込みベクトルを蓄積できるだけの
メモリ容量を持っている。
【0019】この実施例回路では、割込み要求が発生す
ると、エンコーダ1によってその割込み要求に対応した
ROM2のアドレスが発生され、そのアドレスによって
ROM2からその割込み要求に対応した割込みベクトル
が読み出されて、それがFIFOメモリ3に格納され
る。このFIFOメモリ3に格納された割込みベクトル
は、通常、その割込み要求に対するCPU4の割込みア
クノレジサイクルで読み出されてCPU4に渡される。
ると、エンコーダ1によってその割込み要求に対応した
ROM2のアドレスが発生され、そのアドレスによって
ROM2からその割込み要求に対応した割込みベクトル
が読み出されて、それがFIFOメモリ3に格納され
る。このFIFOメモリ3に格納された割込みベクトル
は、通常、その割込み要求に対するCPU4の割込みア
クノレジサイクルで読み出されてCPU4に渡される。
【0020】一方、この割込みアクノレジサイクルが発
生される前に、次の割込み要求が発生した場合、その割
込み要求に対するROM2のアドレスがエンコーダ1で
発生され、そのアドレスによりROM2から読み出され
た割込みベクトルはFIFOメモリ3に格納されるが、
FIFOメモリ3は十分なメモリ容量を持っているの
で、前の割込みベクトルを消去することなく新たに入力
された割込みベクトルも蓄積することができる。やがて
前の割込み要求に対する割込みアクノリジサイクルが発
生されたら、FIFOメモリ3から前の割込みベクトル
を読み出してCPU4に渡す。このような処理をするこ
とにより、割込み要求が複数同時的に発生してもそれら
全ての割込み要求に対して答えることができる。
生される前に、次の割込み要求が発生した場合、その割
込み要求に対するROM2のアドレスがエンコーダ1で
発生され、そのアドレスによりROM2から読み出され
た割込みベクトルはFIFOメモリ3に格納されるが、
FIFOメモリ3は十分なメモリ容量を持っているの
で、前の割込みベクトルを消去することなく新たに入力
された割込みベクトルも蓄積することができる。やがて
前の割込み要求に対する割込みアクノリジサイクルが発
生されたら、FIFOメモリ3から前の割込みベクトル
を読み出してCPU4に渡す。このような処理をするこ
とにより、割込み要求が複数同時的に発生してもそれら
全ての割込み要求に対して答えることができる。
【0021】また、この実施例の割込み処理回路によれ
ば、それを適用する装置が変わって割込みベクトルの変
更が要求された場合でも、ROM2の内容を書き換える
だけでよく、ハードウェアの変更は必要ないので、種々
の装置に対して汎用性がある。
ば、それを適用する装置が変わって割込みベクトルの変
更が要求された場合でも、ROM2の内容を書き換える
だけでよく、ハードウェアの変更は必要ないので、種々
の装置に対して汎用性がある。
【0022】図3には本発明の他の実施例としての割込
み処理回路が示される。図3中、図2と同様な機能の回
路に対しては同じ参照番号を付してある。この実施例が
前述の実施例と相違する点は、ROM2とFIFOメモ
リ3の位置が前後に入れ換えてあることである。
み処理回路が示される。図3中、図2と同様な機能の回
路に対しては同じ参照番号を付してある。この実施例が
前述の実施例と相違する点は、ROM2とFIFOメモ
リ3の位置が前後に入れ換えてあることである。
【0023】すなわち、この実施例では、エンコーダ1
からのROM2のアドレスは一旦、FIFOメモリ3に
蓄積され、CPU4からの割込みアクノレジサイクルが
発生する毎に逐次に読み出されてROM2にアドレス入
力され、ROM2からそのアドレスに対応した割込みベ
クトルが読み出されてCPU4に渡されるようになって
いる。
からのROM2のアドレスは一旦、FIFOメモリ3に
蓄積され、CPU4からの割込みアクノレジサイクルが
発生する毎に逐次に読み出されてROM2にアドレス入
力され、ROM2からそのアドレスに対応した割込みベ
クトルが読み出されてCPU4に渡されるようになって
いる。
【0024】このように、割込み要求が複数同時発生し
た場合には、前述の実施例ではFIFOメモリ3にその
割込み要求に対応する割込みベクトル情報が蓄積される
のに対して、本実施例では、FIFOメモリ3にその割
込み要求に対応するROM2のアドレス情報が蓄積され
る。
た場合には、前述の実施例ではFIFOメモリ3にその
割込み要求に対応する割込みベクトル情報が蓄積される
のに対して、本実施例では、FIFOメモリ3にその割
込み要求に対応するROM2のアドレス情報が蓄積され
る。
【0025】なお、この実施例においても、ROM2の
内容を書き換えるだけで、適用装置の構成や機能の変更
に対応することができる。
内容を書き換えるだけで、適用装置の構成や機能の変更
に対応することができる。
【0026】本発明の実施にあたっては、種々の変形形
態が可能である。例えば上述の実施例では、割込みベク
トルを格納するメモリとしてROMを用いたが、本発明
はこれに限られるものではなく、EPROM、EEPR
OM等は勿論のこと、不揮発性のRAM等を用いてもよ
い。
態が可能である。例えば上述の実施例では、割込みベク
トルを格納するメモリとしてROMを用いたが、本発明
はこれに限られるものではなく、EPROM、EEPR
OM等は勿論のこと、不揮発性のRAM等を用いてもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、複数の同時発生的な割込み要求に対してもそれらを
確実に処理できる。また適用装置の構成や機能に変更に
対しても割込みベクトル格納用メモリの内容を書き換え
るだけで対応できるので、汎用性が高い。
ば、複数の同時発生的な割込み要求に対してもそれらを
確実に処理できる。また適用装置の構成や機能に変更に
対しても割込みベクトル格納用メモリの内容を書き換え
るだけで対応できるので、汎用性が高い。
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としての割込み処理回路を示
す図である。
す図である。
【図3】本発明の他の実施例としての割込み処理回路を
示す図である。
示す図である。
【図4】割込み処理回路の従来例を示す図である。
1 エンコーダ 2 ROM 3 FIFOメモリ 4 CPU 5 エンコーダ 6 バッファレジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の割込み要求にそれぞれ対応する複
数の割込みベクトル情報が格納された割込みベクトル格
納用メモリ(12)と、 割込み要求が入力されるとその割込み要求に対応する割
込みベクトル情報が格納されている該割込みベクトル格
納用メモリのアドレスを生成して該ベクトル格納用メモ
リにアドレス入力させるエンコーダ(11)と、 該エンコーダからのアドレスによって該割込みベクトル
格納用メモリから読み出された割込みベクトル情報を蓄
積して中央処理装置(14)に渡すFIFOメモリ(1
3)とを備えた割込み処理回路。 - 【請求項2】 複数の割込み要求にそれぞれ対応する複
数の割込みベクトル情報が格納された割込みベクトル格
納用メモリ(12)と、 割込み要求が入力されるとその割込み要求に対応する割
込みベクトル情報が格納されている該割込みベクトル格
納用メモリのアドレスを生成し出力するエンコーダ(1
1)と、 該エンコーダからのアドレスを蓄積して逐次に該割込み
ベクトル格納用メモリにアドレス入力させるFIFOメ
モリ(13)とを備え、該FIFOメモリからのアドレ
スによって該割込みベクトル格納用メモリから読み出さ
れた割込みベクトル情報を中央処理装置(14)に渡す
ように構成された割込み処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8820592A JPH05257862A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 割込み処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8820592A JPH05257862A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 割込み処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05257862A true JPH05257862A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13936404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8820592A Withdrawn JPH05257862A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 割込み処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05257862A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016021123A (ja) * | 2014-07-14 | 2016-02-04 | 株式会社デンソー | マイクロコンピュータ |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP8820592A patent/JPH05257862A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016021123A (ja) * | 2014-07-14 | 2016-02-04 | 株式会社デンソー | マイクロコンピュータ |
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