JPH06332790A - メモリ空間制御方法及びメモリ装置 - Google Patents

メモリ空間制御方法及びメモリ装置

Info

Publication number
JPH06332790A
JPH06332790A JP5116159A JP11615993A JPH06332790A JP H06332790 A JPH06332790 A JP H06332790A JP 5116159 A JP5116159 A JP 5116159A JP 11615993 A JP11615993 A JP 11615993A JP H06332790 A JPH06332790 A JP H06332790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
address
data
memory device
data transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5116159A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Yamamoto
博征 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSEI DENSHI JAPAN KK
Original Assignee
SANSEI DENSHI JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANSEI DENSHI JAPAN KK filed Critical SANSEI DENSHI JAPAN KK
Priority to JP5116159A priority Critical patent/JPH06332790A/ja
Priority to KR1019940010821A priority patent/KR970008189B1/ko
Publication of JPH06332790A publication Critical patent/JPH06332790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、メモリ空間内でのデータ転
送の高速化を、簡単な構成とわずかなソフトウェアの変
更により達成するメモリ空間制御方法及びメモリ装置を
提供することにある。また、本発明のメモリ装置の応用
例を示す。 【構成】 前記複数のメモリ装置(20)の相互間でデ
ータ転送を行う場合に、データ転送を行う前記相互のメ
モリ装置をアクセスするアドレスの差をオフセットアド
レスレジスタ(23)に記憶し、該アドレスの差で一方
のメモリ装置(20)のアドレスを加算器(22)によ
る加算で補正しながら、メモリアレイ(25)とデータ
転送を行い、前記相互間のデータ転送のそれぞれを1回
のメモリアクセスタイムで行うことを特徴とする。オフ
セットアドレスレジスタ(23)が複数ある場合には、
レジスタ選択レジスタ(24)により選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のメモリ装置から
なるメモリ空間を有するシステムにおけるメモリ空間制
御方法及びそれを実現するメモリ装置に関し、またダイ
レクトメモリアクセスによるデータ転送を行うシステム
のメモリ空間制御方法及びそれを実現するメモリ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】既存のメモリ空間内でのデータ転送は、
転送元の領域からデータを読み出すメモリアクセスと、
転送先の領域にデータを書き込むメモリアクセスとを必
要とする。従って、大量のデータ転送、例えばグラフィ
ックソフトウェア等においてシステムメモリからVRA
Mにデータを転送する場合等では、ダイレクトメモリア
クセス(以下、DMA)により行うが、各転送毎に2回
のメモリアクセスタイムを必要とするため、応答速度が
遅くなる。
【0003】これを解決する1つの方法として、リード
とライトを異なるバスを介して行い、ダイレクト・メモ
リ・アクセスコントローラ(DMAC)内にバッファを
は設けることにより、転送速度の短縮を図る手法があ
る。しかし、この方法では、2種類のバスが必要とな
り、実用的ではない。
【0004】一方、マルチタスクを実行するシステム等
で、システム(CPU)内に複数の相対アドレスレジス
タを設けて、アプリケーション・プログラムを相対アド
レスで迅速に切り換える汎用性のあるシステムも考えら
れている。しかし、これは汎用性を考慮したものであっ
て、メモリアクセスタイムの低減を目的としたものでは
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
欠点を除去し、メモリ空間内でのデータ転送の高速化
を、簡単な構成とわずかなソフトウェアの変更により達
成するメモリ空間制御方法及びメモリ装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のメモリ装置は、メモリセルと、アドレスを
変更するためのデータを記憶する記憶手段と、アドレス
と該データとを演算する演算手段とを備え、該データと
外部よりのアドレスとを演算して、前記メモリ装置内の
メモリセルへの実アドレスとすることを特徴とする。
【0007】また、メモリセルと、アドレスを変更する
ためのデータを記憶する複数の記憶手段と、該複数の記
憶手段を選択する選択データを記憶する選択データ記憶
手段と、該選択データに基づいて、前記複数の記憶手段
の1つを選択する選択手段と、アドレスと前記選択され
たデータとを演算する演算手段とを備え、前記選択され
たデータと外部よりのアドレスとを演算して、前記メモ
リ装置内のメモリセルへの実アドレスとすることを特徴
とする。
【0008】また、本発明のメモリ空間制御方法は、複
数のメモリ装置からなるメモリ空間を制御するメモリ空
間制御方法であって、前記複数のメモリ装置の相互間で
データ転送を行う場合に、データ転送を行う前記相互の
メモリ装置をアクセスするアドレスの差をオフセットア
ドレスとして記憶し、該オフセットアドレスの差で一方
のメモリ装置のアドレスを補正しながらデータ転送を行
い、前記相互間のデータ転送のそれぞれを1回のメモリ
アクセスタイムで行うことを特徴とする。
【0009】ここで、前記データ転送はダイレクトメモ
リアクセスで行なわれることを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従って、本発明の実施例を
説明する。
【0011】図1は本実施例のメモリシステムの構成を
示すブロック図である。
【0012】本実施例のメモリ装置20は、システムバ
スとつながるアドレス入力回路(またはメモリ装置内で
アドレスを発生するアドレスカウンタ)21と、メモリ
アレイ25と、少なくとも1つのオフセットアドレスレ
ジスタ23を含み、オフセットアドレスレジスタ23が
複数の場合に、これを選択するレジスタ選択レジスタ2
4及び選択回路26と、選択されたオフセットアドレス
レジスタの内容とシステムバスからのアドレス(絶対ア
ドレス)とを演算して、メモリアレイ25へ実アドレス
として出力する演算器22とから成る。また、オフセッ
トアドレスレジスタ23が1つの場合には、レジスタ選
択レジスタ24は必要としない。
【0013】ここで、オフセットアドレスレジスタ23
は汎用性を考えるとRAMで構成して書換え可能である
ことが好ましいが、予め特定の用途に使用される場合は
ROMで構成してもよい。オフセットアドレスレジスタ
23やレジスタ選択レジスタ24の書換えは、I/Oマ
ップドI/OでもメモリマップドI/Oでも良い。
【0014】図2は、本実施例のメモリ装置20の2枚
(20a,20b)の間でDMAによるデータ転送を行
うシステムの構成を示す図である。メモリ装置A(20
a)とB(20b)とがDMAコントローラ40に共通
のシステムバスを介して接続されている。尚、図示しな
いが、制御バスは各メモリ装置に独立に接続されてい
る。
【0015】次に、図4に従って、本実施例のメモリ間
転送の手順の一例を示す。
【0016】まず、ステップS41では、データ転送元
と転送先とのアドレスの差を計算する(予め、その差が
自明である場合は省略)。ステップS42で、本実施例
のメモリ装置B20bのオフセットアドレスレジスタ2
3にオフセットアドレスを設定する。ステップS43,
S44で、メモリ装置A20aの転送データのアドレス
によって、メモリ装置A20aへのリードとメモリ装置
B20bへのライト要求をかけると、図1のメモリアク
セスタイムで、メモリ装置A20aからメモリ装置B2
0bへの転送が完了する。すなわち、従来のほぼ半分の
時間でデータ転送が実行される。尚、加算器22を減算
器に変更し、メモリ装置20側にオフセットアドレスを
設定することも可能であることは自明である。
【0017】このようにすると、例えばメモリ装置A
(20a)の斜線部からメモリ装置B(20b)の斜線
部へのデータ転送が、従来のほぼ半分の時間で行なわれ
る。この構成の場合には、ステップS42でのオフセッ
トアドレスの設定は、一方のメモリ装置に対して行なわ
れてもよいし、両方のメモリ装置への設定の組み合わせ
で行ってもよい。また、オフセットの割当てを適切に選
ぶことにより、更に種々の用途が考えられる。
【0018】図5は両方のメモリ装置への設定の手順の
一例を示すフローチャートである。この場合、システム
起動時に各オフセットアドレスレジスタ23が適切にセ
ットされているとする。
【0019】まず、ステップS61で転送元に基づいて
分岐し、ステップS62で目標のメモリボード20のレ
ジスタ選択レジスタ24をセットする。ステップS63
で転送先に基づいて分岐し、ステップS64で目標のメ
モリボード20のレジスタ選択レジスタ24をセットす
る。そして、ステップS65,S66でデータ転送を実
行する。
【0020】図3は本実施例のメモリ装置20をバンク
メモリとして使用した例を示す図である。メモリ空間5
0の斜線部でバンク切換をする場合に、本実施例のメモ
リ装置20を使用することにより、従来のシステムソフ
トウェアでの制御やシステムとメモリとの間に余分なハ
ードウェアを設けることなく、簡単にバンク切換が可能
となる。
【0021】以上、本実施例のメモリ装置を使用した数
例を説明したが、他の種々の利用法も考えられる。以下
に、本実施例のメモリ装置20の使用による効果をまと
めて示す。
【0022】(1)メモリ対メモリのDMAの場合、シ
ステムからのメモリアドレスを仮想的に一致させること
によって、高速なデータ転送が可能となる。
【0023】(2)RAMバンク方式が簡易に実現でき
るようになる。
【0024】(3)マルチタスクシステムにおいて、各
タスク(プロセスあるいはシェルと呼ぶシステムもあ
る)のコントロールブロックあるいはデータエリアのチ
ェンジは、タスクチェンジ時にプログラム制御で行なっ
ていたが、本実施例のメモリ装置を使用することによ
り、高速なタスクスイッチングが可能となる。つまり、
各タスクのコントロールブロック、あるいはデータエリ
アの先頭アドレスをオフセットアドレスレジスタ各々設
定し、レジスタ選択レジスタの設定によってタスクスイ
ッチングが実現可能となる。
【0025】(4)FIFOメモリ、LIFOメモリ、
デジタルディレイライン等で、これらをバッファメモリ
として利用して読み出し順番を変更したいときに、簡易
に実現することができる。
【0026】(5)サイズの異なるメモリを用いる場
合、メモリの存在しないアドレス空間がメモリサイズの
差だけ存在していたが、簡易に連続したアドレス空間を
実現できる。
【0027】(6)セグメント方式のアクセス方法で
は、疑似的なセグメントアドレスアクセス方式が可能と
なり、かつ、セグメントアドレスレジスタ数はメモリ装
置の数に比例するので、ソフトウェアの軽減と高速化が
可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明により、メモリ空間内でのデータ
転送の高速化を、簡単な構成とわずかなソフトウェアの
変更により達成するメモリ空間制御方法及びメモリ装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のメモリ装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施例のメモリ装置を複数使ったDMAの例
を示すブロック図である。
【図3】本実施例のメモリ装置のバンク切換に使用する
例を示す図である。
【図4】本実施例のデータ転送の手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本実施例のデータ転送の手順の他例を示すフロ
ーチャートである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルと、 アドレスを変更するためのデータを記憶する記憶手段
    と、 アドレスと該データとを演算する演算手段とを備え、 該データと外部よりのアドレスとを演算して、前記メモ
    リ装置内のメモリセルへの実アドレスとすることを特徴
    とするメモリ装置。
  2. 【請求項2】 メモリセルと、 アドレスを変更するためのデータを記憶する複数の記憶
    手段と、 該複数の記憶手段を選択する選択データを記憶する選択
    データ記憶手段と、 該選択データに基づいて、前記複数の記憶手段の1つを
    選択する選択手段と、 アドレスと前記選択されたデータとを演算する演算手段
    とを備え、 前記選択されたデータと外部よりのアドレスとを演算し
    て、前記メモリ装置内のメモリセルへの実アドレスとす
    ることを特徴とするメモリ装置。
  3. 【請求項3】 複数のメモリ装置からなるメモリ空間を
    制御するメモリ空間制御方法であって、 前記複数のメモリ装置の相互間でデータ転送を行う場合
    に、データ転送を行う前記相互のメモリ装置をアクセス
    するアドレスの差をオフセットアドレスとして記憶し、 該オフセットアドレスの差で一方のメモリ装置のアドレ
    スを補正しながらデータ転送を行い、 前記相互間のデータ転送のそれぞれを1回のメモリアク
    セスタイムで行うことを特徴とするメモリ空間制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記データ転送はダイレクトメモリアク
    セスで行なわれることを特徴とする請求項3記載のメモ
    リ空間制御方法。
JP5116159A 1993-05-18 1993-05-18 メモリ空間制御方法及びメモリ装置 Pending JPH06332790A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5116159A JPH06332790A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 メモリ空間制御方法及びメモリ装置
KR1019940010821A KR970008189B1 (ko) 1993-05-18 1994-05-17 메모리 공간 제어방법 및 메모리 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5116159A JPH06332790A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 メモリ空間制御方法及びメモリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332790A true JPH06332790A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14680241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5116159A Pending JPH06332790A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 メモリ空間制御方法及びメモリ装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH06332790A (ja)
KR (1) KR970008189B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6763401B2 (en) 2002-04-22 2004-07-13 Fujitsu Limited Direct memory access controller
JP2021073770A (ja) * 2012-11-06 2021-05-13 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6763401B2 (en) 2002-04-22 2004-07-13 Fujitsu Limited Direct memory access controller
JP2021073770A (ja) * 2012-11-06 2021-05-13 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR970008189B1 (ko) 1997-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960035270A (ko) 순서에 따르지 않고 판독 및 기입 명령을 실행하는 메모리 제어기
JP2007018222A (ja) メモリアクセス制御回路
JPH06332790A (ja) メモリ空間制御方法及びメモリ装置
US20020099880A1 (en) Direct memory accessing
JP3699003B2 (ja) データ処理装置および方法
JPS6382530A (ja) 半導体記憶装置
JPH0468453A (ja) データ転送装置
JP3442972B2 (ja) 情報処理装置および書き換え可能型不揮発性メモリの書き換え方法
JP2699482B2 (ja) データ転送制御装置
JPS6177965A (ja) 画像処理装置
JPH02190968A (ja) ベクトル処理装置
JP3786182B2 (ja) ベクトルロード処理方式及びベクトルロード処理方法
JPH0333951A (ja) マイクロコンピュータシステム
JPH01140272A (ja) 画像処理装置
JP2000076841A (ja) Fifo回路及びマルチプロセッサシステム
JPH04333951A (ja) プロセッサのダイレクトメモリアクセス制御装置
JPS62186344A (ja) アドレス・マツプド・レジスタ
JP2009026269A (ja) データ処理装置
JPH0934780A (ja) データ処理装置および方法
JPH0261749A (ja) データ転送装置
JPS60253083A (ja) 記憶装置制御方式
JPH03269650A (ja) バッファ記憶装置
JPH0348549B2 (ja)
JPS63101936A (ja) マイクロプログラム実行制御方式
JPH09212488A (ja) ベクトル処理装置用アクセス制御装置