JPH05256316A - 光偏向装置 - Google Patents

光偏向装置

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JPH05256316A
JPH05256316A JP4087509A JP8750992A JPH05256316A JP H05256316 A JPH05256316 A JP H05256316A JP 4087509 A JP4087509 A JP 4087509A JP 8750992 A JP8750992 A JP 8750992A JP H05256316 A JPH05256316 A JP H05256316A
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JP
Japan
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ball bearing
polygon mirror
rotary
generated
rotary polygon
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JP4087509A
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Inventor
Masanori Seto
政則 瀬戸
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/54Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
    • F16C19/56Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction in which the rolling bodies of one bearing differ in diameter from those of another
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
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    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/121Mechanical drive devices for polygonal mirrors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 回転多面鏡を高速で回転させた場合でもうな
り音の発生を効果的に防止することが可能な光偏向装置
を提供することを目的とする。 【構成】 回転多面鏡3の回転軸6を、複数の玉軸受部
材10,11によって回転可能に支持し、複数の玉軸受
部材10,11として、その回転に伴って発生する振動
の周波数が互いに異なるものを使用するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザープリンタや
デジタル複写機等の画像記録装置に使用され、ビーム発
生器から出射されるレーザービームを回転多面鏡によっ
て偏向させる光偏向装置に関し、特に回転多面鏡の回転
駆動系が発生する音の騒音化を低減可能な光偏向装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光偏向装置としては、例
えば、次に示すようなものがある。この光偏向装置は、
半導体レーザーから出射されたレーザービームを、集光
レンズ群を介して回転多面鏡に照射すると共に、この回
転多面鏡に照射されたレーザービームを、当該回転多面
鏡の鏡面によって反射させ偏向することにより、結像レ
ンズを介して感光体ドラムの軸方向に沿って走査露光す
るように構成したものである。
【0003】ところで、上記回転多面鏡は、駆動モータ
の回転軸に直接取付けられており、駆動モータによって
回転駆動されるようになっている。その際、上記駆動モ
ータの回転軸は、例えば、軸受としての玉軸受によって
回転自在に支持されるように構成されている。
【0004】しかし、上記回転多面鏡の回転軸を支持す
る玉軸受は、回転軸の回転に伴って振動を発生すること
が知られている(振動工学ハンドブック;PP973〜
986)。この玉軸受に発生する振動の原因としては、
軸受のばねが関与するもの、軸受の制作に関するもの、
軸受の取扱不良によるものなどが挙げられる。これらの
振動の発生原因についてさらに検討すると、上記軸受の
ばねが関与する振動としては、転動体の通過による振
動、軸受のばね特性に起因する振動、回転軸の危険速度
に関する振動などがある。また、軸受の制作に関する振
動としては、仕上げ面のうねりによる振動や、保持器の
振動などがある。さらに、軸受の取扱不良による振動と
しては、きずによる振動やごみによる振動などがある。
【0005】このように、回転多面鏡の回転軸を支持す
る玉軸受に発生する振動は、人間の耳に聞こえる可聴周
波数帯でも生じ、この可聴周波数帯で生じる音響的振動
は、光偏向装置においてある程度騒音の原因となるもの
の、この音響的振動は、高速回転時に定常的に発生する
ものであるため、2,000回転/分程度の低速回転時
や単独で用いられる場合は、それ自体ではそれ程問題と
ならない。
【0006】しかし、上記回転多面鏡の回転軸を支持す
る玉軸受は、高速回転で使用されると共に、同一のもの
を複数組み合わせて使用されるため、各玉軸受が可聴周
波数帯で生じる音響的振動は、図9に示すように、周波
数が同じで位相のみが異なったものとなる。そのため、
複数の玉軸受が発生する音響的振動は、互いに干渉して
うなり音を生じ、このうなり音は、その振幅が時間的に
変化するものであって、人間の耳に耳触りな騒音となる
という問題点があった。特に、レーザープリンタ等の画
像記録装置は、このようなうなり音に伴い、回転多面鏡
にて走査するレーザービームが振動するため記録画像に
悪い影響が出る。また、通常、オフィス等において机上
に設置して使用されるものであるため、この画像記録装
置が発生するうなり音は、たとえ、その音量が小さくて
も人間の耳に耳触りな騒音となるという問題点があっ
た。
【0007】そこで、かかる回転軸を支持する複数の軸
受がうなり音を発生するのを防止可能な技術としては、
例えば、特開昭61−151881号公報や特開昭64
−74316号公報に示すものが既に提案されている。
【0008】特開昭61−151881号公報に開示さ
れたものは、磁気デイスク装置に関する技術であるが、
この磁気デイスク装置は、磁気デイスクと磁気ヘッドを
搭載した磁気デイスク装置において、磁気ヘッドを磁気
デイスクに位置決めするロータリ型アクチュエータの軸
受系にニードルベアリングと玉軸受を併用するように構
成することによって、複数の軸受が発生する音響的振動
の周波数を異ならせ、うなり音が発生するのを防止する
ことができる。
【0009】また、特開昭64−74316号公報に開
示されたデイスクタイプ記憶装置は、スピンドルとこれ
を回転可能に支持する少なくとも1ケの転がり軸受けよ
り成るスピンドル組立体を有するデイスクタイプ記憶装
置において、上記転がり軸受の転動体の数が、上記転が
り軸受の外軸又は内軸軌道の直径と該転動体のピッチ円
直径の比のほぼ偶数倍であるように構成することによっ
て、回転非同期分の振動を低減することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記提案に係
る従来技術の場合には、前者の磁気デイスク装置はうな
り音の発生をある程度防止することができるものの、軸
受部材としてニードルベアリングを使用しているため、
回転多面鏡を2万回転近い高速で回転させる光偏向装置
には適用するのが困難であるという問題点を有してい
る。また、後者のデイスクタイプ記憶装置の場合には、
回転非同期分の振動を低減することができるものの、う
なり音の発生を効果的に防止することができないという
問題点を有している。
【0011】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、回転多面鏡を高速で回転させた場合でもうなり
音の発生を効果的に防止することが可能な光偏向装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
この発明に係る光偏向装置では、ビーム発生器から出射
されるレーザービームを回転多面鏡によって偏向させる
光偏向装置において、上記回転多面鏡の回転軸を、複数
の玉軸受部材によって回転可能に支持し、当該複数の玉
軸受部材として、その回転に伴って発生する振動の周波
数が互いに異なるものを使用することによって達成され
る。
【0013】
【作用】この発明においては、回転多面鏡の回転軸を、
複数の玉軸受部材によって回転可能に支持し、当該複数
の玉軸受部材として、その回転に伴って発生する振動の
周波数が互いに異なるものを使用するように構成されて
いるので、各玉軸受部材が発生する音響的振動は、互い
に周波数が異なるため、互いに干渉してうなり音を発生
するのを防止することができる。
【0014】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0015】図2はこの発明に係る光偏向装置の一実施
例を適用し得る画像記録装置を示すものである。
【0016】図において、1はビーム発生器としての半
導体レーザーを示すものであり、この半導体レーザー1
から出射されたレーザービームLBは、集光レンズ群2
を介して回転多面鏡3に照射される。この集光レンズ群
2は、半導体レーザー1から拡散するように出射される
レーザービームLBを、集光するとともに平行光化する
ためのものである。
【0017】また、上記回転多面鏡3は、次に述べるよ
うに、駆動モータによって所定の回転数で矢印方向に回
転駆動される。この回転多面鏡3は、平面形状が正多角
形状に形成されており、各側面3’がすべて鏡面となっ
ている。上記回転多面鏡3に照射されたレーザービーム
LBは、当該回転多面鏡3の鏡面3’によって反射さ
れ、結像レンズ4を介して感光体ドラム5上に結像され
る。その際、上記回転多面鏡3の鏡面3’は、当該回転
多面鏡3の回転動作に伴って移動するため、この鏡面
3’によって反射されるレーザービームLBは、回転多
面鏡3の回転動作に伴って感光体ドラム5の表面に軸方
向(主走査方向)に沿って走査される。
【0018】なお、上記感光体ドラム5の表面は、図示
しない帯電器によって予め一様に帯電された後、上記の
如くレーザービームLBが画像情報に応じて走査露光さ
れ、静電潜像が形成される。そして、この感光体ドラム
5の表面に形成された静電潜像は、既知の電子写真プロ
セスによって可視像化されて記録用紙上に転写定着さ
れ、画像の記録が行われるようになっている。
【0019】ところで、この実施例では、回転多面鏡の
回転軸を、複数の玉軸受部材によって回転可能に支持
し、当該複数の玉軸受部材として、その回転に伴って発
生する振動の周波数が互いに異なるものを使用するよう
に構成されている。
【0020】すなわち、上記回転多面鏡3は、図1に示
すように、回転軸6の上端部に嵌合状態に取付けられて
いるとともに、当該回転軸6の上端部にネジ7止めされ
た止めバネ8によって押圧固定されている。また、上記
回転多面鏡3の回転軸6は、モータハウジング9に取付
けられた2個の玉軸受10、11によって回転自在に軸
支されている。これらの2個の玉軸受10、11のう
ち、上側の玉軸受10は、モータハウジング9の凹所1
2に嵌合状態あるいは接着により固定されている。ま
た、下側の玉軸受11は、モータハウジング9の凹所1
3に、玉軸受10、11に予圧をかけるウエーブワッシ
ャ14を介して嵌合状態に固定されているとともに、そ
の下端部は、回転軸6の下端部に一体的に形成されたフ
ランジ部6aによって固定されている。
【0021】さらに、上記回転多面鏡3の下端部には、
下向きに凹形状に形成されたフレームからなる回転体1
5が一体的に取付けられており、この回転体15には、
その内部外周に駆動モータ16の一部を構成するマグネ
ット17が固着されている。また、上記モータハウジン
グ9には、駆動モータ16の一部を構成するステータ1
8が固着されている。
【0022】そして、上記回転多面鏡3は、駆動モータ
16のステータ18に通電して、駆動モータ16のマグ
ネット17が固着された回転体15を所定の回転速度で
回転させることにより、この回転体15に固着された回
転多面鏡3を回転駆動するようになっている。その際、
上記回転多面鏡3は、回転軸6によって軸支されてお
り、この回転軸6は、モータハウジング9に取付られた
2個の玉軸受10、11によって回転自在に支持されて
いる。
【0023】上記玉軸受10、11は、図3に示すよう
に、内レース20、21と、外レース22、23と、こ
れらの内レース20、21と外レース22、23との間
に回転自在に介装された転動体としての玉24、25
と、これらの玉24、25を保持する図示しない保持器
とから構成されている。また、これらの玉軸受10、1
1は、図4に示すように、玉24、25に対して内レー
ス20、21と外レース22、23が接触角φで接触す
るように予圧が加えられている。さらに、上記玉軸受1
0、11は、玉24、25の直径Bdと、ピッチ径P
d、Pd’がそれぞれ異なるように設定されており、玉
軸受10の方が玉軸受11よりも玉24、25の直径B
d及びピッチ径Pd、Pd’が共に小さく設定されてい
る。
【0024】このように構成される玉軸受10、11
は、前述したように、回転軸6の回転に伴って振動を発
生することが知られている。これらの玉軸受10、11
に発生する振動の原因としては、軸受のばねが関与する
もの、軸受の制作に関するもの、軸受の取扱不良による
ものなどが挙げられる。そのうち、主要なものとして
は、例えば、内レース20、21と外レース22、23
の欠陥に起因する振動がある。この内レース20、21
と外レース22、23の欠陥に起因する振動の周波数
は、次の式で与えられることが理論的に明らかにされて
いる(横河フューレットパッカード社刊行:アプリケー
ション243−1「振動解析による回転機械の有効的な
メンテナンス」)。
【0025】外レース22、23の欠陥に起因する振動
の周波数fOO =(n/2)・(rpm/60)・{1−(Bd/Pd)cosφ} 内レース20、21の欠陥に起因する振動の周波数fII =(n’/2)・(rpm/60)・{1+(Bd’/Pd’)cosφ}
【0026】ここで、n、n’は玉24、25の数、r
pmは回転数、Bd、Bd’は玉24、25の直径、P
d、Pd’はピッチ径(図3)、φは接触角をそれぞれ
示している。
【0027】ところで、回転軸6を軸支する2個の玉軸
受10、11は、上述したように、玉24、25の直径
Bdと、ピッチ径Pd、Pd’がそれぞれ異なるように
設定されており、玉軸受10の方が玉軸受11よりも玉
24、25の直径Bd及びピッチ径Pd、Pd’が共に
小さく設定されている。そのため、上記玉軸受10、1
1が発生する外レース22、23及び内レース20、2
1の欠陥に起因する振動の周波数fO 、fI は、図5
(a)、(b)に示すように、互いに異なった周波数と
なる。したがって、これらの玉軸受10、11が発生す
る音響的振動は、互いに重ね合わされた場合でも、図5
(c)に示すように、両者の音響的振動を単に重ね合わ
せたものとなり、うなり音が発生することはない。
【0028】このように、回転多面鏡3の回転軸6を、
2個の玉軸受10、11によって回転可能に支持し、当
該2個の玉軸受10、11として、その回転に伴って発
生する振動の周波数fO 、fI が互いに異なるものを使
用するように構成されているので、各玉軸受10、11
が発生する音響的振動は、互いに周波数が異なるため、
互いに干渉してうなり音を発生するのを防止することが
できる。
【0029】そのため、上記光偏向装置を適用したレー
ザープリンタ等の画像記録装置を、オフィスの机上など
に設置して使用した場合でも、この画像記録装置がうな
り音を発生することがないので、従来のようにうなり音
がたとえその音量が小さくても人間の耳に耳触りな騒音
となるということがなく、画像記録装置が発生する音が
オフィスの作業環境を低下させるのを防止することがで
きる。
【0030】本発明者は、この発明に係る実施例の効果
を確認するため、図1に示すような光偏向装置を試作
し、この光偏向装置が発生する騒音のレベルの時間的な
変化を測定する実験を行った。
【0031】図6及び図7はこの実験の結果を示すもの
であり、この実施例では、図6から明らかなように、騒
音レベルが常に一定(変動が2dBA以内)であって、
騒音レベルの時間的な変動すなわちうなり音が発生して
いないことがわかる。これに対して、従来の同一の玉軸
受を使用した場合には、図7に示すように、騒音レベル
が時間的に変動し(15dBA程度変動)、うなり音が
発生していることがわかる。
【0032】また、前記複数の玉軸受部材としては、例
えば、その玉軸受部材を構成する玉の直径を異ならせる
ことによって、玉軸受部材の回転に伴って発生する振動
の周波数を互いに異ならせたものが用いられる。
【0033】さらに、前記複数の玉軸受部材としては、
例えば、その玉軸受部材を構成する玉の数を異ならせる
ことによって、玉軸受部材の回転に伴って発生する振動
の周波数を互いに異ならせたものが用いられる。
【0034】また、前記複数の玉軸受部材としては、例
えば、その玉軸受部材を構成する玉の直径及び玉の数を
異ならせることによって、玉軸受部材の回転に伴って発
生する振動の周波数を互いに異ならせたものが用いられ
る。
【0035】その際、玉軸受部材の玉数を変える場合
は、外径が同じで、取扱が楽になるという効果を有す
る。また、玉軸受部材の玉径又は玉軸受部材の大きさを
変えると、剛性を強くすることができる。
【0036】図8はこの発明の他の実施例を示すもので
あり、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付して
説明すると、この実施例では、回転多面鏡を回転駆動す
るための構成及び玉軸受の構成が異なっている。
【0037】すなわち、この実施例では、回転多面鏡3
を回転させるための回転体15が回転軸6の下端部に取
付られており、この回転体15の内側外周に駆動モータ
16の一部を構成するマグネット17が固着されてい
る。また、上記回転軸6を回転自在に軸支する2個の玉
軸受10、11は、内レース20、21の内径及び外レ
ース22、23の外径がそれぞれ等しく設定されてお
り、玉24、25の直径が互いに異なるように設定され
ている。なお、下側の玉軸受11は、コイルスプリング
30によって予圧が加えられるようになっている。
【0038】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
一であるのでその説明を省略する。
【0039】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、回転多面鏡を高速で回転させた場合でもうな
り音の発生を効果的に防止することが可能な光偏向装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る光偏向装置の一実施例
を示す断面図である。
【図2】 図2はこの発明に係る光偏向装置を適用し得
る画像記録装置を示す構成図である。
【図3】 図3(a)、(b)は玉軸受をそれぞれ示す
正面構成図である。
【図4】 図4は玉軸受の接触角を示す説明図である。
【図5】 図5は玉軸受が発生する振動の状態をそれぞ
れ示す波形図である。
【図6】 図6はこの実施例の実験結果を示すグラフで
ある。
【図7】 図7は従来例の実験結果を示すグラフであ
る。
【図8】 図8はこの発明に係る光偏向装置の他の実施
例を示す片側断面図である。
【図9】 図9は従来の装置における振動の状態をそれ
ぞれ示す波形図である。
【符号の説明】
3…回転多面鏡、6…回転軸、10、11…玉軸受、1
6…駆動モータ、20、21…内レース、22、23…
外レース、24、25…玉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーム発生器から出射されるレーザービ
    ームを回転多面鏡によって偏向させる光偏向装置におい
    て、上記回転多面鏡の回転軸を、複数の玉軸受部材によ
    って回転可能に支持し、当該複数の玉軸受部材として、
    その回転に伴って発生する振動の周波数が互いに異なる
    ものを使用したことを特徴とする光偏向装置。
JP4087509A 1992-03-12 1992-03-12 光偏向装置 Pending JPH05256316A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087509A JPH05256316A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 光偏向装置
US08/029,546 US5463490A (en) 1992-03-12 1993-03-11 Light beam deflecting device
US08/518,720 US5687016A (en) 1992-03-12 1995-08-24 Light beam deflecting device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087509A JPH05256316A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 光偏向装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05256316A true JPH05256316A (ja) 1993-10-05

Family

ID=13916958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4087509A Pending JPH05256316A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 光偏向装置

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US (2) US5463490A (ja)
JP (1) JPH05256316A (ja)

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