JPS59197009A - 光走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 こノ発明は、レーザビームプリンタ、複写機あるいはビ
デオ、ディスクなどに用いるに適した回転多面鏡を有す
る情報記録装置に関するものである。

コンピュータなどの端末機器としてのプリンタ、電子写
真複写機などにおいて、近来レーザビームを使用した露
光用光学系が使用されるようになっておシ、この種の光
学系は、信号変調されたレーザビームを回転する多面鏡
に投射し、その反射鏡面の回転による反射光の振れを利
用して、感光体を走査して画像信号に対応する露光、を
あたえるように構成しであるのが普通である。そして、
前記の多面鏡を回転させる手段として、モータのロータ
と一体の回転軸に多面鏡を取着した構成のものがひろ＜
　ｓ”Ｊ用されている。

第１図はこのようなモータをレーザビームプリンタの光
束走査機構に用いた場合における要部の概略を示すもの
であって、レーザビーム）Ｕから投影される信号変調さ
れたレーザビームは、モータＭの回転軸に取着されたポ
リゴンミラーＰＭの鏡面によって振られ、この光束はレ
ンズ系りを経て、光導電層をもうけた回転感光ドラムＤ
の表面を走査して潜像は、たとえば周昶の電子写真複写
手段と同様の画像形成手段でシート状材に転写固定され
てコピーが得られる。ものとする。

このような構成のものにおいては、ビームの全党路長に
対して、多面鏡の鏡面７ｊ＝ら結像点たる感光体表面に
至る距離が犬である場合が多く、このために鏡面の傾き
による理論光路からの実際の光路のずれが画像特性に大
きく影響をあたえるために、モータの回転軸の方向、−
振動の状態あるいはこの軸に取着された多面鏡の軸への
取り伺は状態を良好に維持する必要がある。そしてこの
ことはコンピュータ等の性能の向上につれて、多面鏡を
より高速に回転することが要請されているために益々重
要となっている。

第５図Ａおよび第５図Ｂはこのような、回転軸への回転
多面鏡の取シ付は手段についての公知の例を示すもので
あって、第５図Ａに示すものは、図示しないモータのロ
ータ側に取着された回転軸１０の一方を延長してこの部
分にフランジ１０ａをもうけ、このフランジに多面鏡２
０を載置し、７ランジ１０ａと多面鏡上部に配した押え
板６０との間に多面鏡２０を挟持して、ねじ４０で全体
を固定しである。また第５図Ｂには、回軸１０に、ボス
部２０ａを一体にもうけた多面鏡２０を嵌挿した後、ボ
ス部に螺着したねじ５０を回転軸を押圧締着して多面鏡
を固定したものを示しである。

上記のような構成から直ちに理解できるように、第５図
Ａに示すようなものは、多面鏡の取着態様はフランジ２
０ａの状態に大きく左右され、フランジ表面の回転軸の
軸線に対する角度、千面件を精密に維持しなければなら
ないので所望の精度で加工することは厄介である。また
泥５図Ｂに示すものは、加工は比較的容易であるが、こ
のものは多面鏡の傾きがセット用のねじ５０に影響され
ることになり、多面鏡が全体として傾斜したり、あるい
はねじの先端が硬度の高い回転軸と当接して潰れるおそ
れがあシ、このだめに締何けトルクによって多面鏡が捩
られたり、ねじの磨　先端の状態によってねじの回転軸
に対する収り利は関係に変化が生じ、これが多面鏡の傾
きに影響するなどの欠陥を捷ぬかれなかった。

本発明は以上のような公知の、回転軸に対する多面鏡の
取り付は機構に生ずる欠点にがんがみてなされたもので
あって、回転軸に取り伺けた多面鏡の傾きを微調整可能
として、組立て後に傾きを調整することによってつねに
正確なビーム走賢を可能ならしめる回転多面鏡装置を提
供することを目的とするものである。

仲）発明の構成 添付図面第２図は本発明の実施例を示し、モータＭのロ
ータの回転軸１の一方を外方に延長し、この部分に多面
鏡２を固定しである基本構成は、公知の回転多面鏡装置
と同様である。

このようなものにおいて、図示の実施例においては、回
転軸１の適所にフランジ１ｄを形成するとともにその外
端には多面鏡とほぼひとしい大きさをそなえた板体１ａ
を固着し、前記フランジ１ｄ上にコイルスプリング４を
配設して、多面鏡２をこのスプリング上部に当接配置す
るとともに、前記板体１ａに適数配した調整ねじ乙の先
端を多面鏡に当接せしめてなるものである。なお調整ね
じ６は６ケ以上のそれを円周方向に配置するのが好適で
ある。

以上のような構成をそなえているから、これにビームを
投射し、多面鏡の鏡面からの反射光束の状態によってね
じ６を進退させて所定の方向に反射光束を進行させるよ
うに調整することができる。

第６図は本発明の他の実施例を示すものであって、多面
鏡２を回転軸に取着する要部のみを示しである。このも
の辱あっては回転軸１に、夫々適数の調整ねじ６，６・
・・をもうけた２個の板体１ｂ、１．ｃを平行に配置す
るとともに、その間に多面鏡２を配してその両面に調整
ねじ３を接離させることによって多面鏡の傾きを制御す
るものである。

このものは、多面鏡の上下両面を剛体たるねじ３で支持
するために多面鏡をきわめて強固に保持することができ
る。

第４図は本発明のさらに他の実施例を示すものであって
、回転軸１の端部に２個の板体１ｂ、１ｃを取着すると
ともに、板体１ｃにはゴムその他適宜の弾性材５を添設
してこれに多面鏡２を載置し、板体１ｂに取り付けた調
整ねし６，６・・・にょって多面鏡の傾きを調整するも
のである。

このように構成することによって、モーノイ１ｔｉｌが
らの振動を弾性材５が吸収するので、多面鏡の回転を安
定させることができる。

なお、以上本発明をプリンタなどに用いる回転多面鏡装
置について説述したが、本発明がこれに限定されるもの
ではなく、たとえばビームを建前させる表面探傷装置な
どにも適用できることは自明である。

（・う発明の詳細 な説明したように、本発明は、モータの回転軸に多面鏡
を固着するにあたって、両者を直接に強固に接触固定す
ることなく、調整可能としであるから、各部材の加工精
度をあまシ高める必要がなく、加工、組立てが容易でコ
ストダウンに資するところが犬であり、またモータある
いは回転多面鏡を含む装置の他の個所の状態が原因とな
ってビームにむらが生ずるような場合にも多面鏡を調整
することによって装置の機能を維持することが可能であ
って修理、保守がきわめて容易となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はレーザビームプリンタのスキャナ機構を示す概
略斜視図、 第２図は本発明Ｏ実施例を示す一部切截側面図、第３図
、第４図は本発明の他の実施例を示す要部側面図、 第５図Ａ、Ｂは公九装置を例示する要部の一部切截側面
図である。 １．１０・・回転軸、２，２０・・多面鏡、６・・調整
ねし、４・・コイルスプリング、５・・弾性材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 モータ等の駆動源の回転軸にビーム走査用多面鏡を取り
   付け、 前記多面鏡の前記回転軸に対する軸線方向位置ならびに
   両者の回転軸線間の角度を調整自在とした光走交装置。