JPS6326806Y2 - - Google Patents

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JPS6326806Y2
JPS6326806Y2 JP12364682U JP12364682U JPS6326806Y2 JP S6326806 Y2 JPS6326806 Y2 JP S6326806Y2 JP 12364682 U JP12364682 U JP 12364682U JP 12364682 U JP12364682 U JP 12364682U JP S6326806 Y2 JPS6326806 Y2 JP S6326806Y2
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JP
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polygon mirror
rotating
rotating polygon
rotating shaft
mirror
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JP12364682U
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JPS5927523U (ja
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多面鏡の定方向、定速回転を行なう事
によりレーザ光を或る領域に対し走査させるレー
ザ偏向装置に関するものである。
情報処理技術の飛躍的な増大により、コンピユ
ーター、ワードプロセツサー等の文字出力、或は
画像出力の高速かつ高画質な記録に対する需要が
次第に増している。一般に、対象とされる画像を
高速度で形成する方式に走査方式があるが上記の
要求を満足させ、かつノンインパクトな記録方式
として走査方式に期待が持たれ、その媒体として
レーザが広く用いられる様になつている。この方
式を電子写真方式に転用しこの機能を高めたレー
ザビームプリンター(LBP)等はこの一例であ
る。
デジタル信号からプリントを得る画像記録装置
(LBP、デジタルコピア等)に於ける光学系とし
ては一般的には第1図に示す様なレーザ走査光学
系が用いられている。
この光学系はデジタル信号により発光、停止を
行うレーザユニツト17とこのレーザ光を外周に
感光体を層持する感光ドラム14の軸15の軸方
向に偏光、走査する回転軸2を中心に回転する回
転多面鏡(ポリゴン)1、及びレンズ系16から
成り、レーザ走査光により感光体上に描かれた潜
像は一般に知られているカールソン法、PIP法等
の電子写真機のプロセスに従い、現像、転写、定
着が行われ複写が成される。
この様な機構に於いてレーザの走査を行なうに
際して光偏素子は当然不可欠な存在であり、レー
ザの走査角として或る程度以上の角度が要求され
る事を考慮に入れれば機械的な偏向素子が最も有
効な手法であると言える。
このメカニカルな光偏向素子の中でも、より高
速化を可能ならしめる方式として広く用いられて
いる方式が、側面に少なくとも二面のミラーを持
ち、回転により光の走査を行なう多角柱状の形状
をした回転多面鏡であり多くの場合走査後のレー
ザを目標位置に結像させる為の光学系を持つ。
この様な光学系に於いて、多くの場合光偏向素
子のミラー面より結像点に至るまでの距離が長
い。かつ先述の如き高品位の画像を実現させるべ
く高密度の画像を高精度で形成させねばならず走
査線の走査位置精度にかなり高い精度が要求され
る事を考え合わせると、理想光軸に対する走査光
路の傾きにはかなり高精度である必要が生じる。
従つて光偏素子の各ミラー面の回転中心軸に対す
る傾きは極めて高精度におさめねばならない。こ
の拘束を緩和する目的で倒れ補正光学系を用いて
ミラー面の傾きに対する補正光学系後の光路の傾
きを数十分の一に減少させるという手法を用いる
のは広く行なわれているが、この倒れ補正光学系
を設けた状態に於いてさえ尚、各ミラー面の傾き
をかなり高精度におさめねばならない。
第2図は従来例の縦断面図であつて回転軸2に
嵌入する回転多面鏡1、押え板3、フランジ4を
当接させこれらを等配した複数の小ねじ4aにて
固定したもので、フランジ4は回転軸2に圧入又
は接着固定されている。従つて高精度の要求を満
たす為回転多面鏡1の外周1aのミラー面を超高
精度で加工し、更にこれを回転軸2に取り付ける
際に第2図の様にこれまた超高精度に仕上げたフ
ランジ4を介して小ねじ4aにより取り付けると
いう構成をせざるを得ない状態である。この様な
方式に於いては、部品点数が増える。組立ての
際、各ねじ穴の穴位置合わせ、数本のねじ締付等
工程が多い他、各小ねじ間の締付トルクのバラツ
キが回転多面鏡1の面の倒れを変化させる。及び
嵌合ガタによる偏心等の問題を抱えている。
第3図は他の従来例の縦断面図である。回転多
面鏡1にはボス1eを設け、ボス1eの中心孔が
回転軸2に静合嵌入し、ボス1eの半径方向のめ
ねじ小ねじ5をねじ込んで小ねじ5により回転軸
2に設けた凹部2bを押圧し、回転軸2に回転多
面鏡1を取付けたものである。
第3図の方法によれば上記の第2図の構成によ
り生じる加工、組立ての労力の無駄がねじ穴を設
け止めねじのみで回転多面鏡1を回転軸2に取り
付けるという簡便な構成によりなくなる。この方
式は加工、組立て共に前記フランジ方式に比較し
てかなり簡単化されており、かつ信頼性も非常に
高い方式であつたが、この方式に於いては、小ね
じ5を締め付ける際、小ねじ5の締め付け力によ
り回転多面鏡中心軸が回転中心軸に対し、大きく
傾くという現象が生じ必要な精度を満たす事が出
来なかつた。
従つて上記小ねじ5による回転多面鏡取り付け
法に匹敵する程の構成の簡便さを持ちかつ精度的
にはフランジを用いた取付け法と同等の性能を実
現する様な取付け法が強く求められていた。
本考案は上記2例の従来の取り付け法に見られ
た欠点を除去し、両者の利点を生かす事により、
簡便で高精度を満たす事の出来る取り付け法を得
ることを目的とするものである。
上記目的を達成する本考案は一定方向定速回転
によりビーム光を走査する光偏光装置に於いて、
内径部にねじ部を有する回転多面鏡と、回転多面
鏡と係合するねじ部を有する回転軸と、この回転
軸に固定され、回転多面鏡の片側端面に当接する
フランジを備え、回転多面鏡とフランジの当接し
ない側で回転多面鏡のねじ部と回転軸のねじ部が
係合し、回転多面鏡とフランジの当接する側では
回転多面鏡と回転軸は非係合であることを特徴と
するものである。
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。第4図は本考案の実施例の縦断面図である。
回転多面鏡1は外周1aに回転軸2と同心的に且
つ回転軸2に平行した幾何学的精度の要求せられ
る複数の平鏡面を持ち中心孔は回転軸2の先端の
ねじ2aに嵌入するめねじ1bとめねじ1bに続
いてぬすみ孔1cを備えており、軸方向の端面1
dは前記外周1aの平鏡面と正確に直角な平面に
仕上げられている。回転軸2は回転多面鏡1の端
面1dと接触するフランジ6を備える。フランジ
6は中心孔を設けて回転軸2に第4図の如く圧入
するか、もしくは第4図の如く接着剤を回転軸2
とフランジ6の中心孔間に塗つて固着するか或は
第5図に縦断面図で示すようにフランジ6にボス
6aを設けてボス6aの半径方向に刻設しためね
じに止めねじ7をねじ込み固定した上、回転多面
鏡1の端面1dと接触する上面を回転軸2に対し
てふれのないように且つ平面度も良好なように高
精度に仕上げられている。
回転多面鏡1は内面に設けられためねじ1bを
回転軸2のねじ2aにねじ込む事によりフランジ
6と接触する。前記めねじ1bのねじ部長さを適
当に短く選択する事で回転多面鏡1はフランジ6
上面の精度に従つて取り付けられる。従つて回転
多面鏡1のミラー面の回転軸2に対する傾きはフ
ランジ6の上面、回転多面鏡端面1dの精度、及
び回転多面鏡1の端面1dに対する各ミラー面の
傾き精度によつて規定される。
従つて、ミラー面の傾き精度を決定する要素は
基本的に第1図におけるフランジ型取り付法と等
価である。取り付けの簡便さに関して考察すると
前記フランジ型取り付け方に於いては、第1図に
よつて明確な様に3種の部材に関し、各々の穴の
位置を合わせねばならないし、また締め付ける小
ねじの数も通常では少なくとも3個以上用いら
れ、さらに各小ねじの締め付けトルクのバラつき
も管理されなくてはならない。
これに対し、本考案に依る取付け法に於いて
は、位置決めは不要であり、専用の工具を用いれ
ば、1本のネジを締め付けるのとほぼ同等の組立
工程で処理できる。また回転軸2及び多面鏡のね
じ2a,1bのねじの精度及びねじ1bの回転多
面鏡1の中心位置、ねじ2aの回転軸2の中心位
置等の加工精度を上げることでねじ山の斜面によ
つて嵌合ガタがある場合に比較して組み上り精度
がよく偏心を押えることが出来る。回転多面鏡の
材質としては切削性の良さからアルミニウム等の
軟らかい材料が広く用いられているがこの材質を
前出の第4図の構成に適用すると組立時の摺動に
より、フランジ6との接触面が摩耗する。従つて
軟らかい材質を用いる際には何らかの対策が必要
である。
第6図は縦断面図で示す第1図の実施の態様を
示す図面である。回転多面鏡1をリング状ミラー
部材10と該ミラー部材10の内径に圧入された
硬質材例えば鉄材で作られたスリーブ9に分けて
ある。スリーブ9には第4図と同様ねじ1b、ぬ
すみ孔1cを設け、端面1dは高精度に加工す
る。かくすることにより、回転多面鏡1の端面1
dの組立時の摺動摩耗は解消する。
第7図はガラス等をミラー部材10に用いる場
合の実施例の縦断面図である。ミラー部材10は
リング状で外周1aに複数の平鏡面が形成せら
れ、ミラー部材10の内径にボス8を一体的に構
成する。ボス8とミラー部材10の一体化はボス
8をガラス溶解的に鋳込み、後にミラー部材10
を仕上げてもよいし、図に示すようにボス8にフ
ランジ8aを設けてミラー部材10をボス8に嵌
入し、回転軸2にゆるく嵌入する押え板12をミ
ラー部材10に当接し、押え板12の小ねじ孔を
挿通して小ねじ13をボス8にねじ込み取付けて
もよい。ボス8の内径側は第4図と同様めねじ1
bとぬすみ孔1cを設けめねじ1bを回転軸2の
ねじ2aにねじ込んだものである。この実施例で
はボス8の端面1dを第4図の端面と同様高精度
に仕上げる。
以上述べてきた如く、本考案により回転軸端に
ねじを備え回転軸にフランジを備えて、ねじのあ
る側のフランジ面を回転多面鏡の端面に当接し、
回転多面鏡は回転軸のねじにねじ込むように内径
にねじを備えたから、回転多面鏡の取り付けが、
ねじ類によるものに匹敵する程簡単になり、取付
け精度に於ても、フランジを用いたものと等価な
精度を得る事が可能となつた。尚、又回転多面鏡
のめねじ1bを可及的に短くすることにより、ね
じの弾性変形、塑性変形により軸方向推力の中心
が回転軸の中心と一致し、回転多面鏡は平均して
フランジ面に圧せられ正確に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーザ走査光学系の説明図、第2図、
第3図は従来例を示すもので、第2図はフランジ
を用いて回転多面鏡を取り付ける方式の縦断面
図、第3図はセツトビスを用いて回転多面鏡を取
り付ける方式の縦断面図、第4図〜第7図は本考
案による回転多面鏡取付実施例の縦断面図であ
る。 1……回転多面鏡、1b……ねじ、1c……ぬ
すみ孔、1d……端面、2……回転軸、2a……
ねじ、6……フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定方向定速回転によりビーム光を走査する光
    偏向装置に於いて、内径部にねじ部を有する回転
    多面鏡と、回転多面鏡と係合するねじ部を有する
    回転軸と、この回転軸に固定され、回転多面鏡の
    片側端面に当接するフランジを備え、回転多面鏡
    とフランジの当接しない側で回転多面鏡のねじ部
    と回転軸のねじ部が係合し、回転多面鏡とフラン
    ジの当接する側では回転多面鏡と回転軸は非係合
    であることを特徴とする光偏向装置。
JP12364682U 1982-08-13 1982-08-13 光偏向装置 Granted JPS5927523U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12364682U JPS5927523U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 光偏向装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12364682U JPS5927523U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 光偏向装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5927523U JPS5927523U (ja) 1984-02-21
JPS6326806Y2 true JPS6326806Y2 (ja) 1988-07-20

Family

ID=30282167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12364682U Granted JPS5927523U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 光偏向装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5927523U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11249303B2 (en) 2019-07-30 2022-02-15 Canon Kabushiki Kaisha Rotary polygon mirror, light deflecting unit, and optical scanning apparatus including light deflecting unit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11249303B2 (en) 2019-07-30 2022-02-15 Canon Kabushiki Kaisha Rotary polygon mirror, light deflecting unit, and optical scanning apparatus including light deflecting unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5927523U (ja) 1984-02-21

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