JPH0865459A - 光源装置 - Google Patents
光源装置Info
- Publication number
- JPH0865459A JPH0865459A JP6214202A JP21420294A JPH0865459A JP H0865459 A JPH0865459 A JP H0865459A JP 6214202 A JP6214202 A JP 6214202A JP 21420294 A JP21420294 A JP 21420294A JP H0865459 A JPH0865459 A JP H0865459A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み付けや取りはずしが簡単な光源装置。
【構成】 鏡筒３は一端に半導体レーザとその駆動回路
を搭載した回路基板１ａを保持し、他端にはコリメータ
レンズを内蔵するレンズホルダ２ａが装着される。鏡筒
３の円筒面には一対の環状の座面４ａ，４ｂが設けら
れ、これらは鏡筒３の中心軸と同軸に高精度の仕上げを
施されている。鏡筒３の各座面４ａ，４ｂを筐体Ｈ1 と
一体である支持体５の支持部材５ａ，５ｂの円弧状の当
接面５ｃ，５ｄに当接し、弾性部材６によって鏡筒３を
支持体５に付勢する。
を搭載した回路基板１ａを保持し、他端にはコリメータ
レンズを内蔵するレンズホルダ２ａが装着される。鏡筒
３の円筒面には一対の環状の座面４ａ，４ｂが設けら
れ、これらは鏡筒３の中心軸と同軸に高精度の仕上げを
施されている。鏡筒３の各座面４ａ，４ｂを筐体Ｈ1 と
一体である支持体５の支持部材５ａ，５ｂの円弧状の当
接面５ｃ，５ｄに当接し、弾性部材６によって鏡筒３を
支持体５に付勢する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリンタ
やレーザファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置
に用いられる光偏向装置等の光源装置に関するものであ
る。
やレーザファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置
に用いられる光偏向装置等の光源装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】レーザビームプリンタやレーザファクシ
ミリ等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる光偏
向走査装置は、図６に示すように、半導体レーザおよび
コリメータレンズを有する光源ユニットＥ0 、回転多面
鏡Ｒおよび結像レンズＦ等を備えており、光源ユニット
Ｅ0 の半導体レーザから発生されたレーザ光Ｌはコリメ
ータレンズによって平行化され、シリンドリカルレンズ
Ｃによって回転多面鏡Ｒの反射面に線状に集光され、そ
の反射光は結像レンズＦおよび折返しミラーＭを経て図
示しない回転ドラム上の感光体に結像する。感光体に結
像するレーザ光は、回転多面鏡Ｒの回転による主走査と
回転ドラムの回転による副走査によって静電潜像を形成
する。また、回転多面鏡Ｒの反射光の一部は検出ミラー
Ｂによって走査開始信号検出器Ｄに導入され、走査開始
信号として光源ユニットＥ0 の半導体レーザに送信さ
れ、半導体レーザはこれを受けて書込み変調を開始す
る。なお、光源ユニットＥ0 、回転多面鏡Ｒ、結像レン
ズＦ、検出ミラーＢ等は筐体Ｈ0に支持され、筐体Ｈ0
の上部開口は図示しないふたによって閉塞される。
ミリ等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる光偏
向走査装置は、図６に示すように、半導体レーザおよび
コリメータレンズを有する光源ユニットＥ0 、回転多面
鏡Ｒおよび結像レンズＦ等を備えており、光源ユニット
Ｅ0 の半導体レーザから発生されたレーザ光Ｌはコリメ
ータレンズによって平行化され、シリンドリカルレンズ
Ｃによって回転多面鏡Ｒの反射面に線状に集光され、そ
の反射光は結像レンズＦおよび折返しミラーＭを経て図
示しない回転ドラム上の感光体に結像する。感光体に結
像するレーザ光は、回転多面鏡Ｒの回転による主走査と
回転ドラムの回転による副走査によって静電潜像を形成
する。また、回転多面鏡Ｒの反射光の一部は検出ミラー
Ｂによって走査開始信号検出器Ｄに導入され、走査開始
信号として光源ユニットＥ0 の半導体レーザに送信さ
れ、半導体レーザはこれを受けて書込み変調を開始す
る。なお、光源ユニットＥ0 、回転多面鏡Ｒ、結像レン
ズＦ、検出ミラーＢ等は筐体Ｈ0に支持され、筐体Ｈ0
の上部開口は図示しないふたによって閉塞される。
【０００３】光源ユニットＥ0 は、図５に示すように、
半導体レーザ１０１、これを駆動する駆動回路を搭載し
た回路基板１０１ａおよびコリメータレンズ１０２を鏡
筒１０３に一体化したもので、鏡筒１０３のフランジ部
１０３ａを筐体Ｈ0 の側壁にビス止め等によって組み付
けるのが一般的である。なお、半導体レーザ１０１は鏡
筒１０３の穴１０３ｂに圧入することで鏡筒１０３と一
体化され、コリメータレンズ１０２は半導体レーザ１０
１に対するピント合わせを行なったうえで接着剤等によ
って鏡筒１０３の筒状部分１０３ｃの内面に固定され
る。
半導体レーザ１０１、これを駆動する駆動回路を搭載し
た回路基板１０１ａおよびコリメータレンズ１０２を鏡
筒１０３に一体化したもので、鏡筒１０３のフランジ部
１０３ａを筐体Ｈ0 の側壁にビス止め等によって組み付
けるのが一般的である。なお、半導体レーザ１０１は鏡
筒１０３の穴１０３ｂに圧入することで鏡筒１０３と一
体化され、コリメータレンズ１０２は半導体レーザ１０
１に対するピント合わせを行なったうえで接着剤等によ
って鏡筒１０３の筒状部分１０３ｃの内面に固定され
る。
【０００４】近年では、光源ユニットのより一層の小型
化や低コスト化が望まれており、このために、半導体レ
ーザやコリメータレンズを保持する鏡筒にアルミや亜鉛
などのダイカストあるいは高剛性のプラスチック成形品
を用いることで鏡筒の製造コストを低減するとともに、
筐体に対する光源ユニットのビス止めも、セルフタップ
ねじを用いることが多くなっている。
化や低コスト化が望まれており、このために、半導体レ
ーザやコリメータレンズを保持する鏡筒にアルミや亜鉛
などのダイカストあるいは高剛性のプラスチック成形品
を用いることで鏡筒の製造コストを低減するとともに、
筐体に対する光源ユニットのビス止めも、セルフタップ
ねじを用いることが多くなっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように、光源ユニットを筐体の
側壁にビス止めするものであるため、光源ユニットと筐
体の接触面すなわち光源ユニットの鏡筒のフランジ部の
表面とこれを当接する筐体の側壁の表面の双方を広範囲
にわたって高い表面精度で仕上げる必要があり、高度の
表面仕上げ工程のために製造コストが著しく上昇す
る。。また、この表面仕上げが不充分であり、光源ユニ
ットと筐体の接触面にわずかでも凹凸があると、光源ユ
ニットから発生されるレーザ光の光軸方向がずれて回転
多面鏡に対する入射角や入射位置が大きく変化するおそ
れがある。すなわち、部品が高コストであるうえに光源
ユニットの光軸位置を適正に管理することが難しい。
の技術によれば、前述のように、光源ユニットを筐体の
側壁にビス止めするものであるため、光源ユニットと筐
体の接触面すなわち光源ユニットの鏡筒のフランジ部の
表面とこれを当接する筐体の側壁の表面の双方を広範囲
にわたって高い表面精度で仕上げる必要があり、高度の
表面仕上げ工程のために製造コストが著しく上昇す
る。。また、この表面仕上げが不充分であり、光源ユニ
ットと筐体の接触面にわずかでも凹凸があると、光源ユ
ニットから発生されるレーザ光の光軸方向がずれて回転
多面鏡に対する入射角や入射位置が大きく変化するおそ
れがある。すなわち、部品が高コストであるうえに光源
ユニットの光軸位置を適正に管理することが難しい。
【０００６】加えて、セルフタップねじを用いて光源ユ
ニットを筐体にねじ止めした場合は、光源ユニットを交
換するときに筐体のねじ穴を再使用するのが困難である
という未解決の課題がある。すなわち、筐体のねじ穴を
再使用するためにはセルフタップねじの径を大きくした
り、噛み合い長さを長くする等の対策が必要であり、装
置全体の大型化を避けることができない。
ニットを筐体にねじ止めした場合は、光源ユニットを交
換するときに筐体のねじ穴を再使用するのが困難である
という未解決の課題がある。すなわち、筐体のねじ穴を
再使用するためにはセルフタップねじの径を大きくした
り、噛み合い長さを長くする等の対策が必要であり、装
置全体の大型化を避けることができない。
【０００７】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであって、部品が低コスト
であるうえに組み付けや取りはずしが極めて簡単で、光
軸位置の管理も容易である光源装置を提供することを目
的とするものである。
の課題に鑑みてなされたものであって、部品が低コスト
であるうえに組み付けや取りはずしが極めて簡単で、光
軸位置の管理も容易である光源装置を提供することを目
的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光源装置は、照明光を発生する光源と、こ
れを保持する光源保持部材と、前記照明光を平行化する
コリメータレンズと、前記光源保持部材を前記照明光の
光軸に沿って摺動自在に支持する支持手段と、前記光源
保持部材を前記支持手段に付勢する付勢手段を有するこ
とを特徴とする。
め、本発明の光源装置は、照明光を発生する光源と、こ
れを保持する光源保持部材と、前記照明光を平行化する
コリメータレンズと、前記光源保持部材を前記照明光の
光軸に沿って摺動自在に支持する支持手段と、前記光源
保持部材を前記支持手段に付勢する付勢手段を有するこ
とを特徴とする。
【０００９】光源保持部材が、それぞれ照明光の光軸と
同軸である少なくとも一対の座面を有し、支持手段が、
前記光源保持部材の各座面に当接される当接面を有する
とよい。
同軸である少なくとも一対の座面を有し、支持手段が、
前記光源保持部材の各座面に当接される当接面を有する
とよい。
【００１０】
【作用】上記装置によれば、光源を保持する光源保持部
材を付勢手段によって支持手段に付勢することでこれに
固定する。ビス等を必要としないために組み付けや取り
はずしが簡単であり、また、取りはずすときに支持手段
を傷つけるおそれがないためにリサイクルも容易であ
る。
材を付勢手段によって支持手段に付勢することでこれに
固定する。ビス等を必要としないために組み付けや取り
はずしが簡単であり、また、取りはずすときに支持手段
を傷つけるおそれがないためにリサイクルも容易であ
る。
【００１１】光源保持部材が、それぞれ照明光の光軸と
同軸である少なくとも一対の座面を有し、支持手段が、
前記光源保持部材の各座面に当接される当接面を有すれ
ば、限られた面積の座面や当接面に高精度の加工を施す
だけでよい。すなわち、広い面積に仕上げ加工を必要と
せず、部品が高価になるおそれもない。
同軸である少なくとも一対の座面を有し、支持手段が、
前記光源保持部材の各座面に当接される当接面を有すれ
ば、限られた面積の座面や当接面に高精度の加工を施す
だけでよい。すなわち、広い面積に仕上げ加工を必要と
せず、部品が高価になるおそれもない。
【００１２】さらに、支持手段が光源保持部材を照明光
の光軸に沿って摺動自在に支持するものであるため、照
明光の光軸位置を適正に管理できるという利点もある。
の光軸に沿って摺動自在に支持するものであるため、照
明光の光軸位置を適正に管理できるという利点もある。
【００１３】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【００１４】図１は一実施例による光源装置である光源
ユニットＥ1 を示すもので、これは、光源である半導体
レーザ１と該半導体レーザ１から発生される照明光であ
るレーザ光を平行化するコリメータレンズ２を有し、コ
リメータレンズ２はレンズホルダ２ａに支持され、レン
ズホルダ２ａは、半導体レーザ１およびその駆動回路を
搭載した回路基板１ａとともに光源保持部材である鏡筒
３に固着されている。なお、半導体レーザ１は鏡筒３の
一端３ａの内径拡大部３ｂに圧入され、半導体レーザ１
の光軸が鏡筒３の中心軸と一致するように組み付けられ
る。レンズホルダ２ａは半導体レーザ１に対するコリメ
ータレンズ２のピント合わせを完了したうえで、鏡筒３
の他端３ｃに接着剤等によって固定される。
ユニットＥ1 を示すもので、これは、光源である半導体
レーザ１と該半導体レーザ１から発生される照明光であ
るレーザ光を平行化するコリメータレンズ２を有し、コ
リメータレンズ２はレンズホルダ２ａに支持され、レン
ズホルダ２ａは、半導体レーザ１およびその駆動回路を
搭載した回路基板１ａとともに光源保持部材である鏡筒
３に固着されている。なお、半導体レーザ１は鏡筒３の
一端３ａの内径拡大部３ｂに圧入され、半導体レーザ１
の光軸が鏡筒３の中心軸と一致するように組み付けられ
る。レンズホルダ２ａは半導体レーザ１に対するコリメ
ータレンズ２のピント合わせを完了したうえで、鏡筒３
の他端３ｃに接着剤等によって固定される。
【００１５】鏡筒３は、その円筒面３ｄに、軸方向に所
定の間隔で配設された一対の環状の座面４ａ，４ｂを有
し、各座面４ａ，４ｂは、所定の幅で、鏡筒３の中心軸
に対して同軸になるように高い表面精度で仕上げられて
いる。
定の間隔で配設された一対の環状の座面４ａ，４ｂを有
し、各座面４ａ，４ｂは、所定の幅で、鏡筒３の中心軸
に対して同軸になるように高い表面精度で仕上げられて
いる。
【００１６】図１の光源ユニットＥ1 を光偏向装置等に
組み付けるに際しては、図２に示すように、光偏向装置
等の筐体Ｈ1 の底面と一体的に設けられた支持手段であ
る支持体５の一対の支持部材５ａ，５ｂのそれぞれの円
弧状の当接面５ｃ，５ｄに鏡筒３の座面４ａ，４ｂをそ
れぞれ当接し、付勢手段である弾性部材６によって鏡筒
３を支持体５に付勢する。弾性部材６はその一端を筐体
Ｈ1 の側壁あるいは隔壁またはその他の立ち上がり部と
一体的に結合されており、支持体５に光源ユニットＥ1
を装着するときには、図示上向きにはね上げた形状に弾
性変形させる。
組み付けるに際しては、図２に示すように、光偏向装置
等の筐体Ｈ1 の底面と一体的に設けられた支持手段であ
る支持体５の一対の支持部材５ａ，５ｂのそれぞれの円
弧状の当接面５ｃ，５ｄに鏡筒３の座面４ａ，４ｂをそ
れぞれ当接し、付勢手段である弾性部材６によって鏡筒
３を支持体５に付勢する。弾性部材６はその一端を筐体
Ｈ1 の側壁あるいは隔壁またはその他の立ち上がり部と
一体的に結合されており、支持体５に光源ユニットＥ1
を装着するときには、図示上向きにはね上げた形状に弾
性変形させる。
【００１７】光源ユニットＥ1 を組み付けた光偏向装置
は、光源ユニットＥ1 のレーザ光を図示しない回転多面
鏡に照射し、その反射光を結像レンズ系を経て回転ドラ
ムの感光体に結像させるもので、支持体５の各支持部材
５ａ，５ｂの当接面５ｃ，５ｄは、回転多面鏡に向かう
レーザ光の所定の光路に対して同軸になるように高い表
面精度で仕上げられている。
は、光源ユニットＥ1 のレーザ光を図示しない回転多面
鏡に照射し、その反射光を結像レンズ系を経て回転ドラ
ムの感光体に結像させるもので、支持体５の各支持部材
５ａ，５ｂの当接面５ｃ，５ｄは、回転多面鏡に向かう
レーザ光の所定の光路に対して同軸になるように高い表
面精度で仕上げられている。
【００１８】なお、支持体５の両支持部材５ａ，５ｂの
間の間隔は、光源ユニットＥ1 を安定して支持するため
に、光源ユニットＥ1 の設置スペースの許す範囲ででき
るだけ大きくするのが望ましい。
間の間隔は、光源ユニットＥ1 を安定して支持するため
に、光源ユニットＥ1 の設置スペースの許す範囲ででき
るだけ大きくするのが望ましい。
【００１９】本実施例によれば、光源ユニットの鏡筒の
中心軸と同軸である一対の座面を支持体に当接するもの
であるため、鏡筒の中心軸に対して同軸になるように座
面を仕上げる工程や支持体の各支持部材の当接面を所定
の中心軸に対して同軸になるように仕上げる工程は、従
来例のように筐体と鏡筒の接触面をこれらの中心軸に対
して垂直になるように仕上げる工程に比べて加工が簡単
で高精度化が容易である。加えて、鏡筒の座面の間隔を
できるだけ大きくする一方で座面の幅を小さくすること
で表面仕上げ工程に要する時間を大きく削減できる。そ
の結果、部品の製造コストを大幅に低減し、光偏向装置
等の低価格化を大きく促進できる。
中心軸と同軸である一対の座面を支持体に当接するもの
であるため、鏡筒の中心軸に対して同軸になるように座
面を仕上げる工程や支持体の各支持部材の当接面を所定
の中心軸に対して同軸になるように仕上げる工程は、従
来例のように筐体と鏡筒の接触面をこれらの中心軸に対
して垂直になるように仕上げる工程に比べて加工が簡単
で高精度化が容易である。加えて、鏡筒の座面の間隔を
できるだけ大きくする一方で座面の幅を小さくすること
で表面仕上げ工程に要する時間を大きく削減できる。そ
の結果、部品の製造コストを大幅に低減し、光偏向装置
等の低価格化を大きく促進できる。
【００２０】また、弾性部材を用いて鏡筒を支持体に付
勢するだけでビス止めの必要がないため、光源ユニット
の組付工程や光源ユニットの交換が極めて簡単で筐体を
傷つけるおそれもない。
勢するだけでビス止めの必要がないため、光源ユニット
の組付工程や光源ユニットの交換が極めて簡単で筐体を
傷つけるおそれもない。
【００２１】さらに、支持体の各支持部材の当接面が予
め回転多面鏡に向かうレーザ光の所定の光路に対して同
軸になるように高い表面精度で仕上げられているため、
光源ユニットを筐体に組み付けるときに改めて光源ユニ
ットの光軸合わせを行なう必要もないという利点を有す
る。
め回転多面鏡に向かうレーザ光の所定の光路に対して同
軸になるように高い表面精度で仕上げられているため、
光源ユニットを筐体に組み付けるときに改めて光源ユニ
ットの光軸合わせを行なう必要もないという利点を有す
る。
【００２２】なお、支持体の全体形状が図２に示すよう
に箱形であれば、各支持部材の肉厚が小さくても充分な
強度を得ることができる。加えて、回転多面鏡の回転駆
動部の振動が光源ユニットに伝わるのを防ぎ、かつ、周
囲の温度変化に伴う熱歪による精度低下を防ぐうえでも
極めて有効である。
に箱形であれば、各支持部材の肉厚が小さくても充分な
強度を得ることができる。加えて、回転多面鏡の回転駆
動部の振動が光源ユニットに伝わるのを防ぎ、かつ、周
囲の温度変化に伴う熱歪による精度低下を防ぐうえでも
極めて有効である。
【００２３】図３は一変形例を示すもので、これは、本
実施例の円弧状の当接面を有する支持体５の替わりに、
それぞれＬ形当接面１５ｃ，１５ｄを有する一対の支持
部材１５ａ，１５ｂからなる支持体１５を用いたもので
ある。各支持部材１５ａ，１５ｂの当接面１５ｃ，１５
ｄがＬ形であって一端が図示横向きに解放されているた
め、光源ユニットＥ1 の着脱が容易であるという利点を
有する。
実施例の円弧状の当接面を有する支持体５の替わりに、
それぞれＬ形当接面１５ｃ，１５ｄを有する一対の支持
部材１５ａ，１５ｂからなる支持体１５を用いたもので
ある。各支持部材１５ａ，１５ｂの当接面１５ｃ，１５
ｄがＬ形であって一端が図示横向きに解放されているた
め、光源ユニットＥ1 の着脱が容易であるという利点を
有する。
【００２４】図４は、図３の変形例においてさらに弾性
部材６の替わりに筐体Ｈ1 と別体であるバネ１６を設
け、該バネ１６を筐体Ｈ1 と支持体１５のそれぞれに一
体的に設けられたバネ保持部１６ａ，１６ｂに対して着
脱自在に取り付けたものである。この場合は、光源ユニ
ットＥ1 の取り付けや交換を行なうときにバネ１６を取
りはずせば、光源ユニットＥ1 の着脱がさらに一層容易
であるという利点がある。
部材６の替わりに筐体Ｈ1 と別体であるバネ１６を設
け、該バネ１６を筐体Ｈ1 と支持体１５のそれぞれに一
体的に設けられたバネ保持部１６ａ，１６ｂに対して着
脱自在に取り付けたものである。この場合は、光源ユニ
ットＥ1 の取り付けや交換を行なうときにバネ１６を取
りはずせば、光源ユニットＥ1 の着脱がさらに一層容易
であるという利点がある。
【００２５】加えて、バネ１６の両端がバネ保持部１６
ａ、１６ｂによって堅固に保持されるため、光源ユニッ
トＥ1 を極めて安定した状態で組み付けることができる
という長所もある。
ａ、１６ｂによって堅固に保持されるため、光源ユニッ
トＥ1 を極めて安定した状態で組み付けることができる
という長所もある。
【００２６】なお、本変形例は、光源ユニットＥ1 の鏡
筒３に一対の座面４ａ，４ｂを設ける替わりに、同様の
鏡筒１３に表面が精度よく仕上げられた圧延パイプを用
いることで、座面を仕上げる工程を省略したものであ
る。これによって、光偏向装置の低コスト化をより一層
促進できる。
筒３に一対の座面４ａ，４ｂを設ける替わりに、同様の
鏡筒１３に表面が精度よく仕上げられた圧延パイプを用
いることで、座面を仕上げる工程を省略したものであ
る。これによって、光偏向装置の低コスト化をより一層
促進できる。
【００２７】また、筐体と一体である支持体の各支持部
材の当接面の形状は、上記の円弧状やＬ形に限らず、Ｖ
形溝等でもよいし、さらに、支持部材の数も一対に限る
ことなく、必要な数だけ設けることができることはいう
までもない。
材の当接面の形状は、上記の円弧状やＬ形に限らず、Ｖ
形溝等でもよいし、さらに、支持部材の数も一対に限る
ことなく、必要な数だけ設けることができることはいう
までもない。
【００２８】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
で、次に記載するような効果を奏する。
【００２９】部品が低コストであるうえに組み付けや取
りはずしが極めて簡単で光軸位置の管理も容易である光
源装置を実現できる。このような光源装置を光偏向装置
等に用いれば、レーザビームプリンタ等の高性能化と低
価格化を大きく促進できる。
りはずしが極めて簡単で光軸位置の管理も容易である光
源装置を実現できる。このような光源装置を光偏向装置
等に用いれば、レーザビームプリンタ等の高性能化と低
価格化を大きく促進できる。
【図１】一実施例による光源ユニットを示す断面図であ
る。
る。
【図２】図１の光源ユニットを筐体に組み付けた状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図３】第１の変形例を示す斜視図である。
【図４】第２の変形例を示す斜視図である。
【図５】従来例による光源装置を示す断面図である。
【図６】光偏向装置の全体を示す斜視図である。
１ 半導体レーザ １ａ 回路基板 ２ コリメータレンズ ３，１３ 鏡筒 ４ａ，４ｂ 座面 ５，１５ 支持体 ５ａ，５ｂ，１５ａ，１５ｂ 支持部材 ６ 弾性部材 １６ バネ １６ａ，１６ｂ バネ保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎川 静 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 照明光を発生する光源と、これを保持す
る光源保持部材と、前記照明光を平行化するコリメータ
レンズと、前記光源保持部材を前記照明光の光軸に沿っ
て摺動自在に支持する支持手段と、前記光源保持部材を
前記支持手段に付勢する付勢手段を有する光源装置。 - 【請求項２】 光源が半導体レーザであることを特徴と
する請求項１記載の光源装置。 - 【請求項３】 光源保持部材が、それぞれ照明光の光軸
と同軸である少なくとも一対の座面を有し、支持手段
が、前記光源保持部材の各座面に当接される当接面を有
することを特徴とする請求項１または２記載の光源装
置。 - 【請求項４】 当接面が円弧状の当接面であることを特
徴とする請求項３記載の光源装置。 - 【請求項５】 当接面がＬ形当接面であることを特徴と
する請求項３記載の光源装置。 - 【請求項６】 付勢手段が支持手段から分離自在である
ことを特徴とする請求項１ないし５いずれか１項記載の
光源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214202A JPH0865459A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214202A JPH0865459A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 光源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865459A true JPH0865459A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16651926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6214202A Pending JPH0865459A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865459A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002182141A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Ricoh Co Ltd | マルチビーム走査装置 |
| KR100481522B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2005-04-07 | 삼성전자주식회사 | 렌즈 고정구조 |
| JP2008111915A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Kyocera Mita Corp | 光走査装置 |
| KR100924025B1 (ko) * | 2002-12-31 | 2009-10-27 | 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 직하형 백라이트의 전극 고정구조 |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP6214202A patent/JPH0865459A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002182141A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Ricoh Co Ltd | マルチビーム走査装置 |
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| KR100924025B1 (ko) * | 2002-12-31 | 2009-10-27 | 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 직하형 백라이트의 전극 고정구조 |
| JP2008111915A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Kyocera Mita Corp | 光走査装置 |
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