JPH09197327A - 光偏向走査装置 - Google Patents

光偏向走査装置

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JPH09197327A
JPH09197327A JP2054996A JP2054996A JPH09197327A JP H09197327 A JPH09197327 A JP H09197327A JP 2054996 A JP2054996 A JP 2054996A JP 2054996 A JP2054996 A JP 2054996A JP H09197327 A JPH09197327 A JP H09197327A
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JP
Japan
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lens
cylindrical lens
cylindrical
imaging lens
scanning
Prior art date
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Pending
Application number
JP2054996A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Hori
浩文 堀
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンドリカルレンズの組み付けを簡単にす
るとともにシリンドリカルレンズと結像レンズの相対位
置の変化を防ぐ。 【解決手段】 光源10から発生されたレーザ光はシリ
ンドリカルレンズ11によって回転多面鏡12の反射面
に線状に集光され、結像レンズ13によって感光体に結
像される。結像レンズ13は、シリンドリカルレンズ1
1を組み付ける台座15と一体成形されたプラスチック
レンズである。シリンドリカルレンズ11と結像レンズ
13の母線11a,13aを一致させるための段差等を
筐体14の底壁14aに設ける必要がないうえに、シリ
ンドリカルレンズ11の組み付けが簡単で、筐体14の
熱歪によってシリンドリカルレンズ11と結像レンズ1
3の相対位置が変化するおそれもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る光偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5の(a)は、レーザビームプリンタ
やレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いる一般的
な光偏向走査装置E0 を説明するもので、これは、レー
ザ光を発生する光源50と、発生されたレーザ光を平行
化するコリメータレンズ50aと、平行化されたレーザ
光を回転多面鏡52の反射面に線状に集光するシリンド
リカルレンズ51と、回転多面鏡52の反射光すなわち
走査光L0 を図示しない回転ドラム上の感光体に結像さ
せる結像レンズ53を有し、前記感光体に結像する走査
光L0 は、回転多面鏡52の回転によるY軸方向の主走
査と回転ドラムの回転によるZ軸方向の副走査によって
静電潜像を形成する。この静電潜像は、公知の電子写真
プロセスによって顕像化され、用紙に印刷される。
【0003】結像レンズ53は、回転ドラム上に結像す
る走査光L0 の走査速度を均一化し点像の歪を補正する
いわゆるfθ機能を有する。また、回転ドラム上の感光
体と回転多面鏡52は、結像レンズ53に対して副走査
方向(Z軸方向)における共役関係になるように配設さ
れる。これは、回転多面鏡52の回転軸の傾き(面倒
れ)によって走査光L0 のZ軸方向の位置ずれすなわち
走査線の傾きや曲がりが発生するのを回避するためであ
る。
【0004】シリンドリカルレンズ51や回転多面鏡5
2や結像レンズ53は筐体54の底壁54aに個別に組
み付けられ、また、光源50はコリメータレンズ50a
とユニット化されて前記筐体54の側壁に固定される。
【0005】なお、走査光L0 は、その走査面(XY平
面)の一端において走査開始信号検出ミラー55によっ
て分離されて走査開始信号検出器56に導入され、その
出力に基づいて光源50が書き込み変調を開始する。こ
のようにして、前記静電潜像の書き込み開始位置を制御
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のようにシリンドリカルレンズ5
1と結像レンズ53を個別に筐体54の底壁54aに組
み付けるものであるため、シリンドリカルレンズ51と
結像レンズ53のそれぞれの母線を厳密に一致させた状
態で組み付けるためには、図5の(b)に示すように、
筐体54の底壁54aに段差54bを設けて、シリンド
リカルレンズ51と結像レンズ53を個別に支持する基
準面をそれぞれ高精度で仕上げ加工することが要求さ
れ、このために光偏向走査装置の製造コストが著しく上
昇する。加えて、環境温度の変化等のために筐体54に
熱歪が発生すると、前述のようにシリンドリカルレンズ
51と結像レンズ53を組み付けた筐体54の底壁54
aの肉厚が異なるために、両レンズの母線51a,53
aが不一致となる。その結果、感光体に結像する点像
(ドット)のサイドローブが高くなりしかも長径が斜め
方向に伸長し、このために、画質が劣化する等のトラブ
ルを発生する。
【0007】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであり、筐体等の加工コス
トを大幅に低減できるうえにシリンドリカルレンズの組
み付けが簡単であり、環境温度の変化等によってシリン
ドリカルレンズと結像レンズの相対位置が著しく変動す
るおそれもない高性能でしかも安価な光偏向走査装置を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光偏向走査装置は、光ビームを回転多面鏡
に集光するシリンドリカルレンズと、前記光ビームの光
路に沿って前記回転多面鏡の下流側に配設された結像レ
ンズと、これを支持する筐体を有し、前記シリンドリカ
ルレンズを支持する支持手段が前記結像レンズと一体で
あることを特徴とする。
【0009】シリンドリカルレンズが、支持手段に当接
される支持部を有するとよい。
【0010】支持手段が案内溝を有し、シリンドリカル
レンズを保持するレンズホルダが前記案内溝に保持され
ていてもよい。
【0011】シリンドリカルレンズが支持手段と一体で
あってもよい。
【0012】
【作用】シリンドリカルレンズを支持する支持手段が結
像レンズと一体であるから、シリンドリカルレンズと結
像レンズをそれぞれ組み付けるための基準面を筐体に個
別に設けたり、シリンドリカルレンズと結像レンズの母
線を一致させるための段差等を設ける必要もない。
【0013】その結果、シリンドリカルレンズの組み付
けを簡略化するとともに筐体の加工コストを大幅に低減
できる。加えて、環境温度が変化したときにシリンドリ
カルレンズと結像レンズの母線が不一致になる等のトラ
ブルも回避できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0015】図1は一実施例による光偏向走査装置E1
を示すもので、これは、光ビームであるレーザ光を発生
する光源10と、発生されたレーザ光を平行化するコリ
メータレンズ10aと、平行化されたレーザ光を回転多
面鏡12の反射面に線状に集光するシリンドリカルレン
ズ11と、回転多面鏡12の反射光すなわち走査光を図
示しない回転ドラム上の感光体に結像させる結像レンズ
13を有し、前記感光体に結像する走査光は、回転多面
鏡12の回転によるY軸方向の主走査と回転ドラムの回
転によるZ軸方向の副走査によって静電潜像を形成す
る。この静電潜像は、公知の電子写真プロセスによって
顕像化され、用紙に印刷される。
【0016】結像レンズ13は、回転ドラム上に結像す
る走査光の走査速度を均一化し点像の歪を補正するいわ
ゆるfθ機能を有する。また、回転ドラム上の感光体と
回転多面鏡12は、結像レンズ13に対して副走査(Z
軸方向)における共役関係になるように配設される。こ
れは、回転多面鏡12の回転軸の傾き(面倒れ)によっ
て走査光のZ軸方向の位置ずれいわゆる走査線の傾きや
曲がりが発生するのを回避するためである。
【0017】回転多面鏡12や結像レンズ13は筐体1
4の底壁14aに組み付けられ、また、光源10はコリ
メータレンズ10aとユニット化されて筐体14の側壁
に固定される。
【0018】なお、前記走査光は、その走査面(XY平
面)の一端において図示しない走査開始信号検出ミラー
によって分離されて走査開始信号検出器に導入され、そ
の出力に基づいて光源10が書き込み変調を開始する。
このようにして、前記静電潜像の書き込み開始位置を制
御する。
【0019】結像レンズ13は、シリンドリカルレンズ
11を支持する支持手段である台座15と一体成形され
たプラスチックレンズであり、図1の(b)に示すよう
に、台座15の高さすなわち肉厚を適切に設定すること
で、シリンドリカルレンズ11と結像レンズ13のそれ
ぞれの母線11a,13aを互に一致させることができ
る。
【0020】筐体14に対するシリンドリカルレンズ1
1と結像レンズ13の組み付けに際しては、結像レンズ
13を筐体14の底壁14aに固定したうえで、台座1
5にシリンドリカルレンズ11を載置し、光軸方向へ移
動させて回転多面鏡12に対する焦点合わせを行なった
のちに、接着等の公知の方法でシリンドリカルレンズ1
1を台座15上に固定する。
【0021】シリンドリカルレンズ11を結像レンズ1
3と一体である台座15に載せるだけで両レンズの母線
11a,13aを互に一致させることができるため、シ
リンドリカルレンズ11のための基準面を筐体14の底
壁14aに設ける必要がない。
【0022】従って、シリンドリカルレンズ11と結像
レンズ13のためにそれぞれ個別に筐体14の底壁14
aに高精度の基準面を必要とする場合に比べて、筐体1
4の底壁14aの加工コストが大幅に低減され、かつ、
筐体14の熱歪等によってシリンドリカルレンズ11と
結像レンズ13の相対位置が変化して両者の母線11
a,13aの不一致を招く等のトラブルも回避できる。
【0023】図2は第1の変形例を示すもので、これ
は、シリンドリカルレンズ21の底部に平板状の支持部
22を一体的に設け、該支持部22を、結像レンズ23
と一体である台座25に当接してシリンドリカルレンズ
21の焦点合わせを行なったうえで、台座25上にシリ
ンドリカルレンズ21を固定する。平板状の支持部22
によってシリンドリカルレンズ21と台座25の接触面
積が増大するため、シリンドリカルレンズ21が傾き難
く、安定して組み付けることができるという利点を有す
る。
【0024】図3は第2の変形例を示すもので、これ
は、結像レンズ33と一体である台座35にV形の案内
溝35aを設けるとともに、シリンドリカルレンズ31
を円筒状のレンズホルダ36と一体成形し、レンズホル
ダ36を案内溝35aに沿って移動させることでシリン
ドリカルレンズ31の焦点合わせを行なうように構成し
たものである。レンズホルダ36はシリンドリカルレン
ズ31の母線31aと平行にのびる一対の突出部36a
を有し、図示しない回転多面鏡に対するシリンドリカル
レンズ31の焦点合わせを完了し、かつ、シリンドリカ
ルレンズ31と結像レンズ33の母線31a,33aが
厳密に一致するようにレンズホルダ36の回転位置を調
節したうえで、各突出部36aを台座35に接着する。
【0025】シリンドリカルレンズの台座が平板状であ
れば、両レンズの母線を一致させるために台座の表面に
高い平面度が必要であるが、本変形例は案内溝に対して
レンズホルダを回転させることで両レンズの母線を一致
させるものであるため、台座の平面度を高くする必要が
ないという利点がある。
【0026】なお、感光体に結像する点像のスポット径
が比較的大きくてシリンドリカルレンズの焦点合わせを
必要としない場合には、図4に示すように、シリンドリ
カルレンズ41とこれを保持するレンズホルダ46と結
像レンズ43を一体的に成形することもできる。この場
合には、光偏向走査装置の組立部品点数や組立工程数が
大幅に低減される。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0028】シリンドリカルレンズの組み付けを簡単に
するとともに筐体等の加工コストを低減し、かつ、環境
温度の変化等のためにシリンドリカルレンズと結像レン
ズの相対位置が著しく変動する等のトラブルも回避でき
る。これによって、高性能でしかも安価である光偏向走
査装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による光偏向走査装置を示すもので、
(a)はその全体を示す模式斜視図、(b)はシリンド
リカルレンズと結像レンズの一部分を示す部分断面図で
ある。
【図2】第1の変形例を示すもので、(a)はシリンド
リカルレンズと結像レンズの一部分を示す部分断面図、
(b)はシリンドリカルレンズのみを示す斜視図であ
る。
【図3】第2の変形例を示すもので、(a)はシリンド
リカルレンズと結像レンズの一部分を示す模式部分斜視
図、(b)は(a)の断面図である。
【図4】第3の変形例を示す部分斜視図である。
【図5】一従来例を示すもので、(a)はその全体を示
す模式平面図、(b)はシリンドリカルレンズと結像レ
ンズの一部分を示す部分断面図である。
【符号の説明】
11,21,31,41 シリンドリカルレンズ 12 回転多面鏡 13,23,33,43 結像レンズ 14 筐体 15,25,35 台座 36,46 レンズホルダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを回転多面鏡に集光するシリン
    ドリカルレンズと、前記光ビームの光路に沿って前記回
    転多面鏡の下流側に配設された結像レンズと、これを支
    持する筐体を有し、前記シリンドリカルレンズを支持す
    る支持手段が前記結像レンズと一体であることを特徴と
    する光偏向走査装置。
  2. 【請求項2】 シリンドリカルレンズが、支持手段に当
    接される支持部を有することを特徴とする請求項1記載
    の光偏向走査装置。
  3. 【請求項3】 支持手段が案内溝を有し、シリンドリカ
    ルレンズを保持するレンズホルダが前記案内溝に保持さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の光偏向走査装
    置。
  4. 【請求項4】 シリンドリカルレンズが支持手段と一体
    であることを特徴とする請求項1記載の光偏向走査装
    置。
  5. 【請求項5】 結像レンズがプラスチックレンズである
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載の
    光偏向走査装置。
JP2054996A 1996-01-11 1996-01-11 光偏向走査装置 Pending JPH09197327A (ja)

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JP2054996A JPH09197327A (ja) 1996-01-11 1996-01-11 光偏向走査装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272173A (ja) * 2006-03-08 2007-10-18 Toshiba Corp 光走査装置、画像形成装置及び光走査装置用光学部品
CN110986684A (zh) * 2019-12-17 2020-04-10 速得尔科技(北京)有限公司 一种光幕靶框体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272173A (ja) * 2006-03-08 2007-10-18 Toshiba Corp 光走査装置、画像形成装置及び光走査装置用光学部品
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