JP2738336B2 - レーザ走査光学ユニットおよびレーザ走査光学ユニットによる感光体へのレーザ光照射方法 - Google Patents

レーザ走査光学ユニットおよびレーザ走査光学ユニットによる感光体へのレーザ光照射方法

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JP2738336B2
JP2738336B2 JP7096467A JP9646795A JP2738336B2 JP 2738336 B2 JP2738336 B2 JP 2738336B2 JP 7096467 A JP7096467 A JP 7096467A JP 9646795 A JP9646795 A JP 9646795A JP 2738336 B2 JP2738336 B2 JP 2738336B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ走査光学ユニッ
トに関し、特に電子写真印刷装置に組み込まれるレーザ
走査光学ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ走査光学ユニットは、図7
に示すように、発光部11と、トロイダルレンズ12
と、ポリゴンミラー13と、ポリゴンモータ14と、f
θレンズ15と、反射ミラー16と、同期センサ17
と、これら各部品を搭載し固定したシャーシ18とから
構成されている。
【0003】発光部11から出射した平行なレーザ光
は、トロイダルレンズ12でシャーシ面に対して垂直方
向に集束され、ポリゴンモータ14により回転されてい
るポリゴンミラー3により反射され、2つのfθレンズ
5により集束され、反射ミラー6により向きを変え、感
光ドラム(図示せず)の上に焦点を結ぶ。ここで、感光
体ドラム上の書き出し位置を決めるため、書き出し方向
にあるレーザ光の一部は同期センサ9に入射し、この出
力が同期信号になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のレーザ走査
光学ユニットでは、反射ミラーが他の部品といっしょに
1つのシャーシに固定されているので、ユニットからレ
ーザ光が平行に出射する直入射タイプと、ユニットから
レーザ光が垂直に出射する反射タイプを実現するには、
それぞれ別のシャーシを作らなければならないという不
都合があった。
【0005】本発明の目的は、直入射タイプにも反射タ
イプにも適用できるレーザ走査光学ユニットを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、レーザ光を
出射する発光部と、発光部からのレーザ光を反射し走査
するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーにより反射した
レーザ光を像面で集束させるfθレンズと、集束したレ
ーザ光を反射し向きを変える反射ミラーとを含み、その
反射ミラーは他の光学部品とは別のシャーシに固定さ
れ、分割又は移動可能であるレーザ走査ユニットが得ら
れる。レーザ走査光学ユニットによる感光体へのレーザ
光照射方法においては、感光体が、fθレンズからのレ
ーザ光の出射方向に配置されるときには、反射ミラーを
取り付けたシャーシを前記結合手段により他の光学部品
を取り付けたシャーシから分離することによってfθレ
ンズで集光したレーザ光を真っ直ぐに感光体上に照射
し、感光体が前記fθレンズからのレーザ光を反射ミラ
ーで反射することにより照射される位置にあるときに
は、反射ミラーを取り付けたシャーシを結合手段によっ
て他の光学部品を取り付けたシャーシに結合したままで
反射ミラーからの反射レーザ光を感光体上に照射するこ
とを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施例のレーザ走査
光学ユニットの平面図、図2は図1のAA断面図であ
る。図において、半導体レーザとコリメータレンズを一
体化した発光部1と、トロイダルレンズ2と、ポリゴン
ミラー3と、ポリゴンモータ4と、2つのfθレンズ5
と、同期センサ9とが第1のシャーシ7に固定され、反
射ミラー6が第2のシャーシ8に固定されている。第2
のシャーシ8には結合突出部81が設けられ、その結合
突出部81が第1のシャーシ7の上に配置された後、ネ
ジ20によって第1のシャーシ7に結合する。結合時に
は、図2に示すように、第1と第2のシャーシ7、8の
それぞれの底面は同一平面上にある。
【0009】発光部1から出射した平行レーザ光は、ト
ロイダルレンズ2によって第1のシャーシ7の底面に垂
直方向に集束されポリゴンミラー3に入射する。ポリゴ
ンミラー3は、ポリゴンモータ4の回転軸に固定されて
回転する。この回転によって、レーザ光が走査される。
ポリゴンミラー3で反射したレーザ光は、2つのfθレ
ンズ5のレンズ作用を受けてから反射ミラー6を反射し
て感光体ドラム10(図2)に照射される。fθレンズ
5は、従来から用いられているもので、図2に示すよう
に支持台5aと5bに支持される。
【0010】本実施例を反射タイプのレーザ走査光学ユ
ニットとして使用する場合、第2のシャーシ8を第1の
シャーシ7にネジ20で結合する。この場合、図2に示
すように反射ミラー6を反射したレーザ光は、シャーシ
8の上の感光体ドラム10に照射される。
【0011】本実施例を直入射タイプのレーザ走査光学
ユニットとして使用する場合、第2のシャーシ8を第1
のシャーシ7から取り外す。この場合、図3に示すよう
にfθレンズ5を出射したレーザ光は、真っ直ぐに感光
体ドラム10Bに向けて照射される。
【0012】反射タイプと直入射タイプのどちらで使用
するかは、感光体ドラムとの位置関係によって決められ
る。
【0013】本実施例では、第1のシャーシ7と第2の
シャーシ8との結合にネジを使用したが、ネジではない
他の結合手段によって結合しても良い。例えば、第1の
シャーシ7に、結合突出部81を挿入する結合受け部を
設けて結合しても良い。この場合、ネジ止めの必要がな
く、取付、取り外しが簡単になる。反射ミラー6は、第
2のシャーシ8に完全に固定されず、レーザ光の反射角
度を可変できるよう反射面の向きを変える調節機構を設
けても良い。
【0014】図4は本発明の第2の実施例を示す平面
図、図5はBB断面図である。図において、図1と同じ
符号の部品は、第1の実施例と同一である。本実施例の
特徴は、第2のシャーシ85がモータ30によって回転
することである。本実施例は感光体ドラム10と10B
の二つが配置され、両方とも使用したい場合に有効であ
る。複数の感光体ドラムを収容したカラー電子写真装置
に適用でき、ポリゴンミラー、fθレンズを共通に使用
したい場合に特に有効である。
【0015】第2のシャーシ85には、モータ30に結
合する回転軸86が固定され、反射タイプのレーザ走査
光学ユニットとして使用する場合、すなわち、感光体ド
ラム10に照射する場合、モータ30を回転させず図5
に示すように元の状態を保つ。直入射タイプのレーザ走
査光学ユニットとして使用する場合、すなわち、感光体
ドラム10Bに照射する場合、モータ30を回転させる
ことで第2のシャーシ85を回転させ、図6に示すよう
に第2のシャーシ85をレーザ光路上から除外する。
【0016】第2の実施例では、第2のシャーシ85が
fθレンズ5からのレーザ光を遮らないようにすれば、
モータ30による回転移動でなくても、平行移動で第2
のシャーシ85を移動しても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シャーシ
を分割可能な構成にすることにより、1つのレーザ走査
光学ユニットで直入射タイプと反射タイプの2つのタイ
プに使用することができるので、全体として部品の点数
が低減できるという効果を有する。
【0018】また、反射ミラーを載せた第2のシャーシ
を回転又は平行移動することによって、直入射タイプと
反射タイプのどちらかのタイプ又はその両方を切り替え
て使用することができ、2つの感光ドラムを備えた電子
写真印刷装置に特に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のレーザ光学ユニットを
示す平面図である。
【図2】図1のレーザ光学ユニットのAA断面図であ
る。
【図3】図1のレーザ光学ユニットを直入射タイプとし
て使用した場合の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例のレーザ光学ユニットを
示す平面図である。
【図5】図4のレーザ光学ユニットのBB断面図であ
る。
【図6】図4のレーザ光学ユニットを直入射タイプとし
て使用した場合の断面図である。
【図7】従来のレーザ光学ユニットを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 発光部 2 トロイダルレンズ 3 ポリゴンミラー 5 fθレンズ 6 反射ミラー 7 第1のシャーシ 8 第2のシャーシ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を出射する発光部と、前記発光
    部からのレーザ光を反射し走査するポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーにより反射したレーザ光を像面で集
    光させるfθレンズと、前記fθレンズで集光したレー
    ザ光を反射し向きを変える反射ミラーとを含み、前記反
    射ミラーは他の光学部品とは別のシャーシに取り付けら
    れ、さらに、前記反射ミラーを取り付けたシャーシを分
    離可能とする結合手段を設けたレーザ走査光学ユニット
    による感光体へのレーザ光照射方法において、 前記感光体が、前記fθレンズからのレーザ光の出射方
    向に配置されるときには、前記反射ミラーを取り付けた
    シャーシを前記結合手段により前記他の光学部品を取り
    付けたシャーシから分離することによって前記fθレン
    ズで集光したレーザ光を真っ直ぐに前記感光体上に照射
    し、 前記感光体が前記fθレンズからのレーザ光を前記反射
    ミラーで反射することにより照射される位置にあるとき
    には、前記反射ミラーを取り付けたシャーシを前記結合
    手段によって前記他の光学部品を取り付けたシャーシに
    結合したままで前記反射ミラーからの反射レーザ光を前
    記感光体上に照射することを特徴とするレーザ走査光学
    ユニットによる感光体へのレーザ光照射方法
  2. 【請求項2】 レーザ光を出射する発光部と、前記発光
    部からのレーザ光を反射し走査するポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーにより反射したレーザ光を像面で集
    光させるfθレンズと、前記fθレンズで集光したレー
    ザ光を反射し向きを変える反射ミラーとを含み、前記反
    射ミラーは他の光学部品とは別のシャーシに取り付けら
    れ、さらに、前記反射ミラーを取り付けたシャーシを移
    動する移動手段を設けたことを特徴とするレーザ走査光
    学ユニット。
  3. 【請求項3】 前記結合手段は、前記反射ミラーを取り
    付けたシャーシの一部を前記他の光学部品を取り付けた
    シャーシにネジ止めするネジ止め機構からなることを特
    徴とする請求項1に記載されたレーザ走査光学ユニット
    による感光体へのレーザ光照射方法
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、前記反射ミラーを取り
    付けたシャーシを回転移動する回転移動機構からなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載されたレーザ走査光学ユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 前記移動手段は、前記反射ミラーを取り
    付けたシャーシを平行移動する平行移動機構からなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載されたレーザ走査光学ユ
    ニット。
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