JPH11202252A - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
- Publication number
- JPH11202252A JPH11202252A JP2138098A JP2138098A JPH11202252A JP H11202252 A JPH11202252 A JP H11202252A JP 2138098 A JP2138098 A JP 2138098A JP 2138098 A JP2138098 A JP 2138098A JP H11202252 A JPH11202252 A JP H11202252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polygon mirror
- optical box
- rotary polygon
- wall
- scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、回転している回転多面鏡まわりの空
気の乱れを少なくして、空気の乱れから生じる騒音を低
減し、また、光学箱内壁の剛性を上げることのできる走
査光学装置を提供することを目的としている。 【解決手段】本発明は、レーザ発光手段と、回転多面鏡
と、該回転多面鏡を回転駆動するモータと、前記回転多
面鏡によって所定の走査方向に走査された走査光を感光
体に結像させる光学系とを備え、これらを光学箱内部に
収納してなる走査光学装置において、前記光学箱の回転
多面鏡収納部付近における該光学箱内壁の少なくとも一
ヶ所以上を、偏向器の偏向反射面で偏向された光束が経
時的に形成する光線束面である偏向面に対して平行な面
を、前記回転多面鏡に沿ってＲ形状に形成したことを特
徴とするものである。
気の乱れを少なくして、空気の乱れから生じる騒音を低
減し、また、光学箱内壁の剛性を上げることのできる走
査光学装置を提供することを目的としている。 【解決手段】本発明は、レーザ発光手段と、回転多面鏡
と、該回転多面鏡を回転駆動するモータと、前記回転多
面鏡によって所定の走査方向に走査された走査光を感光
体に結像させる光学系とを備え、これらを光学箱内部に
収納してなる走査光学装置において、前記光学箱の回転
多面鏡収納部付近における該光学箱内壁の少なくとも一
ヶ所以上を、偏向器の偏向反射面で偏向された光束が経
時的に形成する光線束面である偏向面に対して平行な面
を、前記回転多面鏡に沿ってＲ形状に形成したことを特
徴とするものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタ、レーザファクシミリ等に使用される走査光学装置
に関するものである。
ンタ、レーザファクシミリ等に使用される走査光学装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】レーザビームプリンタ、レーザファクシ
ミリ等で使用されている走査光学装置においては、感光
体を偏向器により偏向された光束で走査し、静電潜像を
形成する。この静電潜像は現像装置によってトナー像に
顕像化され、このトナー像が記録紙に転写され、この後
前記トナー像の転写後の記録紙に定着装置によってトナ
ーが加熱定着されることによってプリントが行われる。
図３は、レーザビームプリンタにおいて用いられ、感光
体を光束によって走査するための従来の走査光学装置の
構成を説明する平面図であり、偏向面（偏向器の偏向反
射面で偏向された光束が経時的に形成する光線束面）で
の機能を説明するための図である。図４はＦθレンズの
光軸を含み偏向面に直交する断面内での機能を説明する
ための図である。
ミリ等で使用されている走査光学装置においては、感光
体を偏向器により偏向された光束で走査し、静電潜像を
形成する。この静電潜像は現像装置によってトナー像に
顕像化され、このトナー像が記録紙に転写され、この後
前記トナー像の転写後の記録紙に定着装置によってトナ
ーが加熱定着されることによってプリントが行われる。
図３は、レーザビームプリンタにおいて用いられ、感光
体を光束によって走査するための従来の走査光学装置の
構成を説明する平面図であり、偏向面（偏向器の偏向反
射面で偏向された光束が経時的に形成する光線束面）で
の機能を説明するための図である。図４はＦθレンズの
光軸を含み偏向面に直交する断面内での機能を説明する
ための図である。
【０００３】走査光学装置は、射出成形されたスキャナ
本体（光学箱）１０内に収納され、図３にはその蓋体１
０１を取り除いた平面図が示されている。走査光学装置
は、半導体レーザ装置１、前記半導体レーザ装置１から
発生する光束を平行光束にするコリメータレンズ２、前
記コリメータレンズ２からの平行光束を線状に集光する
シリンドリカルレンズ３、前記シリンドリカルレンズ３
によって集光されて出来る光束の線像の近傍に偏向反射
面４ａを有する回転多面鏡４、前記回転多面鏡４を回転
駆動するモータ５、Ｆθレンズ１１、光束の向きを感光
体の方向に変えるための反射鏡８等を含んで構成されて
いる。偏向反射面４ａにおいて偏向反射された光束は、
Ｆθレンズ１１、反射鏡８を介して光学箱１０のレーザ
ビームの出射する開口部を通過し、感光体９を照射す
る。光学箱１０は、光学系配置にしたがって走査光学装
置を収納する形状となっている。回転多面鏡４、モータ
５付近の光学箱内壁の形状に関しては、回転多面鏡４、
モータ５を特に考慮した形状にはなっておらずシンプル
な形状となっている。
本体（光学箱）１０内に収納され、図３にはその蓋体１
０１を取り除いた平面図が示されている。走査光学装置
は、半導体レーザ装置１、前記半導体レーザ装置１から
発生する光束を平行光束にするコリメータレンズ２、前
記コリメータレンズ２からの平行光束を線状に集光する
シリンドリカルレンズ３、前記シリンドリカルレンズ３
によって集光されて出来る光束の線像の近傍に偏向反射
面４ａを有する回転多面鏡４、前記回転多面鏡４を回転
駆動するモータ５、Ｆθレンズ１１、光束の向きを感光
体の方向に変えるための反射鏡８等を含んで構成されて
いる。偏向反射面４ａにおいて偏向反射された光束は、
Ｆθレンズ１１、反射鏡８を介して光学箱１０のレーザ
ビームの出射する開口部を通過し、感光体９を照射す
る。光学箱１０は、光学系配置にしたがって走査光学装
置を収納する形状となっている。回転多面鏡４、モータ
５付近の光学箱内壁の形状に関しては、回転多面鏡４、
モータ５を特に考慮した形状にはなっておらずシンプル
な形状となっている。
【０００４】Ｆθレンズ１１は、偏向反射面４ａにおい
て反射される光束が感光体上においてスポットを形成す
るように集光され、また前記スポットの走査速度が等速
に保たれるように設計されている。このようなＦθレン
ズ１１の特性を得るために、該Ｆθレンズ１１は球面レ
ンズ６とトーリックレンズ７の２つのレンズで構成され
ている。回転多面鏡４の回転によって、感光体９におい
ては光束による主走査が行われ、また感光体がその円筒
の軸線まわりに回転駆動することによって副走査が行わ
れる。このようにして感光体の表面には静電潜像が形成
される。感光体９の周辺には、感光体の表面を一様に帯
電するためのコロナ放電器、感光体の表面に形成される
静電潜像をトナー像に顕像化するするための現像装置、
前記トナー像を記録紙に転写する転写用コロナ放電器
（いずれも不図示）等が配置されており、これらの働き
によって半導体レーザ装置１が発生する光束に対応する
記録情報が記録紙にプリントされる。
て反射される光束が感光体上においてスポットを形成す
るように集光され、また前記スポットの走査速度が等速
に保たれるように設計されている。このようなＦθレン
ズ１１の特性を得るために、該Ｆθレンズ１１は球面レ
ンズ６とトーリックレンズ７の２つのレンズで構成され
ている。回転多面鏡４の回転によって、感光体９におい
ては光束による主走査が行われ、また感光体がその円筒
の軸線まわりに回転駆動することによって副走査が行わ
れる。このようにして感光体の表面には静電潜像が形成
される。感光体９の周辺には、感光体の表面を一様に帯
電するためのコロナ放電器、感光体の表面に形成される
静電潜像をトナー像に顕像化するするための現像装置、
前記トナー像を記録紙に転写する転写用コロナ放電器
（いずれも不図示）等が配置されており、これらの働き
によって半導体レーザ装置１が発生する光束に対応する
記録情報が記録紙にプリントされる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このようなレーザビー
ムプリンタにおいて、近年、ＦＡＸ等が高性能化し、そ
れに伴って走査光学装置も高速化が要求されてきてい
る。高速化の為には、回転多面鏡を高速回転させる必要
が有るが、回転多面鏡が高速回転すると、光学箱にはよ
り大きな振動と騒音が生じる。光学箱が振動するとそれ
に取り付けられている半導体レーザ装置、Ｆθレンズ、
反射鏡にも振動が伝わり、主走査方向の画像の乱れやピ
ッチむらとなる。また、回転多面鏡が高速に回転する
と、まわりの空気を撹件することによって回転多面鏡近
傍は高速な空気の流れを生じるが、一方では光学箱内壁
隅に空気が滞留するなどの空気の乱れが生じ、騒音の原
因となっている。
ムプリンタにおいて、近年、ＦＡＸ等が高性能化し、そ
れに伴って走査光学装置も高速化が要求されてきてい
る。高速化の為には、回転多面鏡を高速回転させる必要
が有るが、回転多面鏡が高速回転すると、光学箱にはよ
り大きな振動と騒音が生じる。光学箱が振動するとそれ
に取り付けられている半導体レーザ装置、Ｆθレンズ、
反射鏡にも振動が伝わり、主走査方向の画像の乱れやピ
ッチむらとなる。また、回転多面鏡が高速に回転する
と、まわりの空気を撹件することによって回転多面鏡近
傍は高速な空気の流れを生じるが、一方では光学箱内壁
隅に空気が滞留するなどの空気の乱れが生じ、騒音の原
因となっている。
【０００６】そこで、本発明は、上記従来のものにおけ
る課題を解決し、回転している回転多面鏡まわりの空気
の乱れを少なくして、空気の乱れから生じる騒音を低減
し、また、光学箱内壁の剛性を上げることのできる走査
光学装置を提供することにある。
る課題を解決し、回転している回転多面鏡まわりの空気
の乱れを少なくして、空気の乱れから生じる騒音を低減
し、また、光学箱内壁の剛性を上げることのできる走査
光学装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、走査光学装置をつぎのように構成したこと
を特徴としている。すなわち、本発明の走査光学装置
は、レーザ発光手段と、回転多面鏡と、該回転多面鏡を
回転駆動するモータと、前記回転多面鏡によって所定の
走査方向に走査された走査光を感光体に結像させる光学
系とを備え、これらを光学箱内部に収納してなる走査光
学装置において、前記光学箱の回転多面鏡収納部付近に
おける該光学箱内壁の少なくとも一ヶ所以上を、偏向器
の偏向反射面で偏向された光束が経時的に形成する光線
束面である偏向面に対して平行な面を、前記回転多面鏡
に沿ってＲ形状に形成したことを特徴としている。ま
た、本発明の走査光学装置は、前記光学箱内壁が、前記
回転多面鏡から、前記回転多面鏡の回転数が約２０，０
００ｒｐｍまでのものにおいては３ｍｍ以上、回転数が
約３０，０００ｒｐｍのものにおいては５ｍｍ以上の位
置に設置されていることを特徴としている。また、本発
明の走査光学装置は、前記光学箱内壁がＲ形状に形成さ
れている位置は、前記Ｒ形状の中心線が前記回転多面鏡
の中心を通る位置であることを特徴としている。
決するため、走査光学装置をつぎのように構成したこと
を特徴としている。すなわち、本発明の走査光学装置
は、レーザ発光手段と、回転多面鏡と、該回転多面鏡を
回転駆動するモータと、前記回転多面鏡によって所定の
走査方向に走査された走査光を感光体に結像させる光学
系とを備え、これらを光学箱内部に収納してなる走査光
学装置において、前記光学箱の回転多面鏡収納部付近に
おける該光学箱内壁の少なくとも一ヶ所以上を、偏向器
の偏向反射面で偏向された光束が経時的に形成する光線
束面である偏向面に対して平行な面を、前記回転多面鏡
に沿ってＲ形状に形成したことを特徴としている。ま
た、本発明の走査光学装置は、前記光学箱内壁が、前記
回転多面鏡から、前記回転多面鏡の回転数が約２０，０
００ｒｐｍまでのものにおいては３ｍｍ以上、回転数が
約３０，０００ｒｐｍのものにおいては５ｍｍ以上の位
置に設置されていることを特徴としている。また、本発
明の走査光学装置は、前記光学箱内壁がＲ形状に形成さ
れている位置は、前記Ｒ形状の中心線が前記回転多面鏡
の中心を通る位置であることを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の走査光学装置は、上記し
たように、回転多面鏡付近の光学箱内壁の少なくとも一
ヶ所以上を回転多面鏡に沿う様にＲ形状にすることによ
り、光学箱内壁隅部が回転多面鏡に沿うようにＲ形状と
なるため、回転する回転多面鏡まわりの空気の乱れを少
なくすることができる。したがって、これによって、空
気の乱れから生じる騒音を低減することができる。ま
た、光学箱内壁を梁と見なすと、結果的にＲ形状の光学
箱内壁は従来の真直梁の形状から平等強さの梁の形状に
なっており、したがって、これによって光学箱内壁の剛
性を上げることができ、振動および騒音を更に低減する
ことができる。
たように、回転多面鏡付近の光学箱内壁の少なくとも一
ヶ所以上を回転多面鏡に沿う様にＲ形状にすることによ
り、光学箱内壁隅部が回転多面鏡に沿うようにＲ形状と
なるため、回転する回転多面鏡まわりの空気の乱れを少
なくすることができる。したがって、これによって、空
気の乱れから生じる騒音を低減することができる。ま
た、光学箱内壁を梁と見なすと、結果的にＲ形状の光学
箱内壁は従来の真直梁の形状から平等強さの梁の形状に
なっており、したがって、これによって光学箱内壁の剛
性を上げることができ、振動および騒音を更に低減する
ことができる。
【０００９】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。 ［実施例１］図１は、本発明の実施例１を示す平面図で
ある。なお、従来例と同一機能の部品については説明を
省略する。光学箱１０において、回転多面鏡４近傍の一
ヶ所の光学箱内壁１０ａを、図１上面から見て回転多面
鏡４に沿うようなＲ形状にする。光学箱内壁がＲ形状に
成形されている位置は、Ｒ形状の中心線が回転多面鏡の
中心を通る位置である。回転多面鏡４と光学箱内壁１０
ａの距離は、回転多面鏡４の回転によって攪拌された空
気が光学箱内壁１０ａに衝突することによって騒音が生
じるため所定の距離が必要である。空気の衝突音が目立
たないようにするためには、回転多面鏡４と光学箱内壁
１０ａの距離に関して、回転多面鏡４の回転数が約２
０，０００ｒｐｍまでは３ｍｍ以上、約３０，０００ｒ
ｐｍで回転しているときは、５ｍｍ以上は必要であるこ
とが実験で明らかになっている。したがって、回転多面
鏡４の回転数に応じて、回転多面鏡４と光学箱内壁１０
ａの距離が上記のようになるように光学箱内壁１０ａを
設置する。
ある。なお、従来例と同一機能の部品については説明を
省略する。光学箱１０において、回転多面鏡４近傍の一
ヶ所の光学箱内壁１０ａを、図１上面から見て回転多面
鏡４に沿うようなＲ形状にする。光学箱内壁がＲ形状に
成形されている位置は、Ｒ形状の中心線が回転多面鏡の
中心を通る位置である。回転多面鏡４と光学箱内壁１０
ａの距離は、回転多面鏡４の回転によって攪拌された空
気が光学箱内壁１０ａに衝突することによって騒音が生
じるため所定の距離が必要である。空気の衝突音が目立
たないようにするためには、回転多面鏡４と光学箱内壁
１０ａの距離に関して、回転多面鏡４の回転数が約２
０，０００ｒｐｍまでは３ｍｍ以上、約３０，０００ｒ
ｐｍで回転しているときは、５ｍｍ以上は必要であるこ
とが実験で明らかになっている。したがって、回転多面
鏡４の回転数に応じて、回転多面鏡４と光学箱内壁１０
ａの距離が上記のようになるように光学箱内壁１０ａを
設置する。
【００１０】このような構成により、従来では回転多面
鏡４がまわりの空気を高速に攪拌することによって回転
多面鏡４近傍は高速な空気の流れを生じるが、一方では
光学箱内壁隅に空気が滞留するなどの空気の乱れが生じ
ていたが、光学箱内壁１０ａの隅部が回転多面鏡４に沿
うようなＲ形状となっているため空気が滞留するなどの
空気の乱れが少なくなる。
鏡４がまわりの空気を高速に攪拌することによって回転
多面鏡４近傍は高速な空気の流れを生じるが、一方では
光学箱内壁隅に空気が滞留するなどの空気の乱れが生じ
ていたが、光学箱内壁１０ａの隅部が回転多面鏡４に沿
うようなＲ形状となっているため空気が滞留するなどの
空気の乱れが少なくなる。
【００１１】［実施例２］図２は、本発明の実施例２を
示す平面図で、光学箱１０における回転多面鏡４付近の
少なくとも一ヶ所以上の光学箱内壁１０ａ〜１０ｃを、
図２上面から見て、例えば複数箇所、回転多面鏡４に沿
う様なＲ形状にする。回転多面鏡４と光学箱内壁１０ａ
〜１０ｃの距離は、実施例１で上述したように光学箱内
壁１０ａ〜１０ｃへの空気の衝突音が目立たないように
回転多面鏡４の回転数に応じて所定の間隔を設ける。こ
のような構成によっても光学箱内壁１０ａ〜１０ｃの各
々の光学箱内壁隅が回転多面鏡４に沿うようなＲ形状と
なっているため、実施例１と同様な作用効果を得ること
ができる。
示す平面図で、光学箱１０における回転多面鏡４付近の
少なくとも一ヶ所以上の光学箱内壁１０ａ〜１０ｃを、
図２上面から見て、例えば複数箇所、回転多面鏡４に沿
う様なＲ形状にする。回転多面鏡４と光学箱内壁１０ａ
〜１０ｃの距離は、実施例１で上述したように光学箱内
壁１０ａ〜１０ｃへの空気の衝突音が目立たないように
回転多面鏡４の回転数に応じて所定の間隔を設ける。こ
のような構成によっても光学箱内壁１０ａ〜１０ｃの各
々の光学箱内壁隅が回転多面鏡４に沿うようなＲ形状と
なっているため、実施例１と同様な作用効果を得ること
ができる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転多面鏡付近の光学箱内壁の少なくとも一ヶ所以上を
回転多面鏡に沿う様にＲ形状にすることにより、回転す
る回転多面鏡まわりの空気の乱れを少なくすることがで
き、空気の乱れから生じる騒音を低減することができ
る。また、本発明においては、光学箱内壁のＲ形状分に
よって、光学箱内壁の剛性を上げることができ、振動お
よび騒音を更に低減することができる。
回転多面鏡付近の光学箱内壁の少なくとも一ヶ所以上を
回転多面鏡に沿う様にＲ形状にすることにより、回転す
る回転多面鏡まわりの空気の乱れを少なくすることがで
き、空気の乱れから生じる騒音を低減することができ
る。また、本発明においては、光学箱内壁のＲ形状分に
よって、光学箱内壁の剛性を上げることができ、振動お
よび騒音を更に低減することができる。
【図１】本発明の実施例１の拡大平面説明図。
【図２】本発明の実施例２の拡大平面説明図。
【図３】従来例の構成を説明する平面図。
【図４】従来例の断面説明図。
１：半導体レーザ装置 ４：回転多面鏡 ５：回転多面鏡を回転駆動するモータ ８：反射鏡 １０ａ〜１０ｃ：光学箱内壁
Claims (3)
- 【請求項１】レーザ発光手段と、回転多面鏡と、該回転
多面鏡を回転駆動するモータと、前記回転多面鏡によっ
て所定の走査方向に走査された走査光を感光体に結像さ
せる光学系とを備え、これらを光学箱内部に収納してな
る走査光学装置において、 前記光学箱の回転多面鏡収納部付近における該光学箱内
壁の少なくとも一ヶ所以上を、偏向器の偏向反射面で偏
向された光束が経時的に形成する光線束面である偏向面
に対して平行な面を、前記回転多面鏡に沿ってＲ形状に
形成したことを特徴とする走査光学装置。 - 【請求項２】前記光学箱内壁は、前記回転多面鏡から、
前記回転多面鏡の回転数が約２０，０００ｒｐｍまでの
ものにおいては３ｍｍ以上、回転数が約３０，０００ｒ
ｐｍのものにおいては５ｍｍ以上の位置に設置されてい
ることを特徴とする請求項１に記載の走査光学装置。 - 【請求項３】前記光学箱内壁がＲ形状に形成されている
位置は、前記Ｒ形状の中心線が前記回転多面鏡の中心を
通る位置であることを特徴とする請求項１または請求項
２に記載の走査光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2138098A JPH11202252A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2138098A JPH11202252A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 走査光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11202252A true JPH11202252A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=12053495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2138098A Pending JPH11202252A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 走査光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11202252A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006153989A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| US8456726B2 (en) | 2010-03-08 | 2013-06-04 | Ricoh Company, Ltd. | Light scanning device, and image forming apparatus having the same |
| EP2679847A1 (en) | 2012-06-28 | 2014-01-01 | Ricoh Company, Ltd. | Compact laser scanner with means to reduce vibration caused by eccentric axes |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP2138098A patent/JPH11202252A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006153989A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| JP4529659B2 (ja) * | 2004-11-25 | 2010-08-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 光走査装置及び画像形成装置 |
| US8456726B2 (en) | 2010-03-08 | 2013-06-04 | Ricoh Company, Ltd. | Light scanning device, and image forming apparatus having the same |
| EP2679847A1 (en) | 2012-06-28 | 2014-01-01 | Ricoh Company, Ltd. | Compact laser scanner with means to reduce vibration caused by eccentric axes |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6214153B2 (ja) | 走査光学装置及び画像形成装置 | |
| JP3472142B2 (ja) | 光偏向走査装置 | |
| US6414777B1 (en) | Optical deflection/scanning apparatus | |
| JPH11202252A (ja) | 走査光学装置 | |
| JP2005221749A (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
| JP4223175B2 (ja) | 光走査装置 | |
| JP4701593B2 (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
| JP3432054B2 (ja) | 光走査光学装置 | |
| JPH1152267A (ja) | 光偏向走査装置およびこれを搭載する画像形成装置 | |
| JP3408083B2 (ja) | 偏向走査装置 | |
| JP2001264666A (ja) | レーザ書込み装置 | |
| JPH11202238A (ja) | 走査光学装置 | |
| JPH1152269A (ja) | 偏向走査装置 | |
| JP2002267989A (ja) | 光偏向走査装置 | |
| JP2004205786A (ja) | 走査光学装置 | |
| JPH11202245A (ja) | 走査光学装置 | |
| JP4346729B2 (ja) | 光走査装置 | |
| JP3311506B2 (ja) | 光走査装置及び光書込装置 | |
| JPH09211369A (ja) | 偏向走査装置 | |
| JPH1123995A (ja) | 偏向走査装置 | |
| JPH10246864A (ja) | 光偏向走査装置 | |
| JPH11183827A (ja) | 光偏向走査装置 | |
| JP2000292734A (ja) | 走査光学装置 | |
| JPH10301050A (ja) | 偏向走査装置およびこれを搭載する画像形成装置 | |
| JPH11142769A (ja) | 走査光学装置 |