JPH05250309A - バス・アダプタ装置 - Google Patents

バス・アダプタ装置

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Publication number
JPH05250309A
JPH05250309A JP4693192A JP4693192A JPH05250309A JP H05250309 A JPH05250309 A JP H05250309A JP 4693192 A JP4693192 A JP 4693192A JP 4693192 A JP4693192 A JP 4693192A JP H05250309 A JPH05250309 A JP H05250309A
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JP
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data
bus
request
command
address
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JP4693192A
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Akiyuki Satou
明行 佐藤
Itsuo Shibata
五雄 柴田
Kaoru Abe
薫 阿部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビット幅の異なる16ビットバス2と32ビ
ットバス7を効率的に接続し、32ビットバス7のトラ
フィックを低減させる。 【構成】 16ビットバス2にはプロセッサ3や主メモ
リ4が接続され、32ビットバス7には、拡張メモリ8
が接続される。16ビットバス2は1サイクルで、アド
レス・データを転送し、32ビットバス7はコマンドに
よって数サイクルのシーケンスでデータを転送する。バ
ッファ・コントロール回路11は、16ビットバス2か
ら入力されるリクエスト及びアドレスを監視し、同一リ
クエストが連続するアドレスに対して出された場合に、
この複数のリクエストをリクエスト・レジスタ6内に蓄
積し、1つのリクエストとして32ビットバス7に出力
する。反対に、バッファ・コントロール回路11は32
ビットバス7からの32ビット幅のデータを、レスポン
ス・レジスタ9に入力し、このデータを16ビットバス
2に合わせて分割し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、2種類の
バスを持つバス・アダプタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のバス・アダプタ装置とそ
れにより接続されているバス及びバスへの接続装置を示
す図である。図において21はバス・アダプタ装置、2
は1回のメモリ・アクセスで16ビットのデータを転送
する16ビットバス、3は16ビットバス2に接続した
プロセッサ、4は16ビットバス2に接続した主メモリ
である。5はプロセッサ3からのリクエストを保持する
リクエスト・バッファであり、22は転送するパケット
形式を作るためのリクエスト・レジスタである。また、
22aはリクエスト・レジスタ22内のコマンドがセッ
トされるコマンドエリア、22bはリクエスト・レジス
タ22内のアドレスかデータがセットされるアドレス・
データエリアである。7はパケット転送をする32ビッ
トバスであり、8は32ビットバス7に接続された拡張
メモリまたは複数のプロセッサからアクセスされる拡張
メモリである。23は32ビットバス7からのパケット
を受けるレスポンス・レジスタであり、23aはレスポ
ンス・レジスタ23内の、コマンドがセットされるコマ
ンドエリア、23bはレスポンス・レジスタ23内のデ
ータがセットされるデータエリアであり、10は16ビ
ットバス2へのレスポンスを保持するレスポンス・バッ
ファであり、24はリクエスト・バッファ5、リクエス
ト・レジスタ22、レスポンス・レジスタ23、レスポ
ンス・バッファ10を制御するバッファ・コントロール
回路である。また、図3、図5、図7、図10は従来の
バス・アダプタ装置の動作を示すタイミング・チャート
である。16ビットバス2にはプロセッサ3や主メモリ
4が接続され、32ビットバス7には、拡張メモリ8ま
たは複数のプロセッサからアクセスされるコモン・メモ
リ8が接続される。16ビットバス2は1サイクルでア
ドレス・データを転送し、32ビットバス7はコマンド
によって数サイクルのシーケンスでデータを転送する。
【0003】次に従来の主メモリ4から、拡張メモリ8
にデータ転送する場合について、図3をもとに説明す
る。プロセッサ3が主メモリ4から転送するデータを1
6ビットバス2を通して取出す(図3のADDRES
S’1000’,’1004’によりDATA’AAA
A’,’BBBB’が出力される)。プロセッサ3は取
出したデータをバス・アダプタ装置21に転送する(図
3のADDRESS’4000’,’40004’,D
ATA’AAAA’,’BBBB’を出力する)。バス
・アダプタ装置21はこのデータを順にリクエスト・バ
ッファ5に取込み、その後、バッファ・コントロール回
路24によりリクエスト・パケット・コマンドと共に、
そのデータを順にリクエスト・レジスタ22にセットす
る。セットをした後、32ビットバス7を通して、拡張
メモリ8にデータ転送をする。この例では、データ’A
AAA’のためにコマンドとアドレスが出力され、さら
にデータ’BBBB’のためにコマンドとアドレスがそ
れぞれ出力される(図3のバス7DATA’コマンド’
〜’BB’)。
【0004】次に、従来の拡張メモリ8から、主メモリ
4にデータを転送する場合について、図5をもとに説明
する。プロセッサ3がバス・アダプタ装置21にメモリ
・アクセス・リクエストをすると(図5のADDRES
S’4000’,’4004’)、そのリクエストをリ
クエスト・バッファ5に取込み、その後、バッファ・コ
ントロール回路24によりリクエスト・パケット・コマ
ンドと共に、そのリクエストをリクエスト・レジスタ2
2にセットする。セットをした後、32ビットバス7を
通して、拡張メモリ8にメモリ・アクセス・リクエスト
をする(図5のバス7DATA’コマンド’〜’0
4’)。拡張メモリ8は、リクエストされたアドレスに
相当するデータを32ビットバス7を通してバス・アダ
プタ装置21に転送する(図5のバス7DATA’コマ
ンド’〜’BB’)。バス・アダプタ装置21はそのデ
ータをレスポンス・レジスタ23にセットした後、バッ
ファ・コントロール回路24により、レスポンス・パケ
ット・コマンドを確認後、データをレスポンス・バッフ
ァ10にセットし、16ビットバス2を通してプロセッ
サ3にデータを転送する(図5のDATA’AAA
A’、及び、図示していない’BBBB’)。その後プ
ロセッサ3は主メモリ4の所定のアドレスにデータを転
送する。
【0005】次に、従来の主メモリ4から拡張メモリ8
へのデータ転送の場合について説明する。特にこの場合
は、主メモリ4から拡張メモリ8の連続するアドレスへ
データ転送をする場合について説明する。プロセッサ3
が主メモリ4から転送するデータを16ビットバス2を
通して取出す。この例では、アドレス4000から連続
してデータ’AAAA’,’BBBB’,’CCC
C’,’DDDD’を拡張メモリへ転送する場合を示し
ている。プロセッサ3はこの取出したデータをバス・ア
ダプタ装置21に転送する。バス・アダプタ装置21は
このデータを順にリクエスト・バッファ5に取込み、そ
の後バッファ・コントロール回路24により、リクエス
ト・パケット・コマンドと共にそのデータを順にリクエ
スト・レジスタ22にセットする。セットした後32ビ
ットバス7を通して、拡張メモリにデータを転送する。
この場合は、データ’AAAA’及び、データ’BBB
B’及び、データ’CCCC’及び、データ’DDD
D’のためにそれぞれコマンドとアドレスが出力され
る。
【0006】次に、従来の拡張メモリ8から主メモリ4
にデータを転送する場合について図10をもとに説明す
る。この場合は、拡張メモリ8の連続するアドレスから
データを転送する場合を説明する。この場合は拡張メモ
リ8のアドレス’4000’から連続してデータを主メ
モリ4に転送する場合を説明する。プロセッサ3がバス
・アダプタ装置21にメモリ・アクセス・リクエストを
すると、そのリクエストをリクエスト・バッファ5に取
込み、その後バッファ・コントロール回路24によりリ
クエスト・パケット・コマンドと共にそのリクエストを
リクエスト・レジスタ22にセットする。セットした
後、32ビットバス7を通して拡張メモリ8にメモリ・
アクセス・リクエストを出力する。この例ではアドレ
ス’4000’及び、アドレス’4004’及び’40
08’及び’400C’の4つの連続するアドレスに対
して、それぞれコマンドが出力されている。拡張メモリ
8はリクエストされたアドレスに相当するデータを、3
2ビットバス7を通してバス・アダプタ装置21に転送
する。図10においては、リクエストされたアドレスに
相当するデータを図示していないが、図面右側において
夫々のアドレスに対応したデータがバス・アダプタ装置
21に入力されることになる。その後の動作は、図5で
説明した従来の拡張メモリから主メモリへのデータ転送
の場合と同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のバス・アダプタ
装置では、バス2で発生したリクエストの数だけ32ビ
ットバス7でもリクエストが発生してしまい、32ビッ
トバス7の性能を利用できないという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、異なるアクセス幅を持つ
2種類のバスを結合するバス・アダプタ装置において、
両方のバスの性能を最大限に発揮できるバス・アダプタ
装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るバス・ア
ダプタ装置は、異なるアクセス幅である第1と第2のバ
スを結合し、第1のバスから第2のバスへの変換と、第
2のバスから第1のバスへの変換動作を行なうバス・ア
ダプタ装置において、連続するアドレスへのデータアク
セスに対応したデータ転送制御手段を備えていることを
特徴としたバス・アダプタ装置であり、たとえば、16
ビットバスからのリクエスト・モード、アドレスをチェ
ックすることにより、連続するリクエストが同一で、し
かも連続するアドレスに対するものであるとき32ビッ
トバスに出力するパケットの形式、パケット・コマンド
の生成を通常のものとは異なるようにして、32ビット
バス7へデータ転送をする。また、32ビットバス7か
らのデータが連続するアドレスからのものである場合
に、16ビットバス2へのデータ転送を通常のものとは
異なるようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、データ転送制御手段が連
続するアドレスへのデータアクセスに対応してデータの
転送方法を変更する。例えば、16ビットバスから32
ビットバスへの場合には、連続する同一のリクエスト・
モードが連続するアドレスに対してなされた場合に、2
つ分のリクエスト・モードを1つにして、32ビットバ
スに対してリクエストを送信することが出来る。或い
は、32ビットバスから16ビットバスに対してデータ
を転送する場合には、メモリ・アクセス・リクエストが
連続するアドレスの場合になされた場合に、1つのコマ
ンドでそのメモリ・アクセス・リクエストをするととも
に32ビットの幅で取出されたデータを16ビット幅の
データに変換して、16ビットバスにデータを出力す
る。
【0011】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例について説明する。図1
において、1はバス・アダプタ装置、2は1回のメモリ
・アクセスで16ビットのデータ転送する16ビットバ
ス、3は16ビットバス2に接続したプロセッサ、4は
16バスビット2に接続した主メモリである。5はプロ
セッサ3からのリクエストを保持するリクエスト・バッ
ファ、6は転送するパケット形式を作るためのリクエス
ト・レジスタである。7はパケット転送をする32ビッ
トバスであり、8は32ビットバス7に接続した拡張メ
モリである。9は32ビットバス7からのパケットを受
けるレスポン・レジスタであり、10は16ビットバス
2へのレスポンス・データを保持するレスポンス・バッ
ファ、11はリクエスト・バッファ5、リクエスト・レ
ジスタ6、レスポンス・レジスタ9、レスポンス・バッ
ファ10を制御するバッファ・コントロール回路であ
る。
【0012】また、22aはリクエスト・レジスタ6内
のコマンドがセットされるコマンドエリア、22bはリ
クエスト・レジスタ6内のアドレス、或いはデータがセ
ットされるアドレス・データエリア、22cは同じくリ
クエスト・レジスタ6内のデータがセットされるデータ
エリアである。また、23aはレスポンス・レジスタ9
内のコマンドがセットされるコマンドエリア、23bは
同じくレスポンス・レジスタ9内のデータがセットされ
るデータエリアである。
【0013】特に、この図において、特徴があるのは従
来のリクエスト・レジスタがコマンドエリア22aと、
アドレス・データエリア22bのみで構成されていたの
に対し、図1の場合にはコマンドエリア22aとアドレ
ス・データエリア22bに加えてアドレス・データエリ
ア22bと同サイズのデータエリア22cが加えられた
点である。また、レスポンス・レジスタ9のデータエリ
ア23bについては、従来のデータエリア23bに対し
て、たとえば、2倍以上のサイズを持つデータエリア2
3bが備わっている点である。
【0014】また、図4はこの実施例のバス・アダプタ
装置の動作を示すタイミングチャートである。主メモリ
4から、拡張メモリ8にデータ転送する場合をこの図4
を用いて説明する。プロセッサ3が、主メモリ4から転
送するデータを16ビットバス2を通して取出す(図4
のADDRESS’1000’,’1004’とDAT
A’AAAA’,’BBBB’)。プロセッサ3は取出
したデータをバス・アダプタ装置1に転送する(図4の
ADDRESS’4000’,DATA’AAA
A’)。バス・アダプタ装置1はそのデータをリクエス
ト・バッファ5に取込む。さらに、プロセッサ3からそ
れに続くデータがバス・アダプタ装置1に転送され(図
4のADDRESS’4004’、DATA’BBB
B’)、このデータをリクエスト・バッファ5にセット
する。
【0015】ここで、バッファ・コントロール回路11
は、16ビットバス2からのリクエスト・モード及びア
ドレスをチェックすることにより、このリクエスト・モ
ードが同一でしかも連続するアドレスからのデータ転送
であるかどうかをチェックする。もし、この前後する2
つのリクエスト・モードが異なる場合、あるいは同一リ
クエスト・モードであっても、アドレスが連続しないよ
うな場合には、従来と同じようにそれぞれのリクエスト
に対してコマンドと、アドレスと、データからなるパケ
ットを生成して、32ビットバス7へデータを転送す
る。
【0016】しかし、この実施例によるバッファ・コン
トロール回路11においてはリクエスト・モードが同一
で、かつ連続するアドレスに対してのアクセスである場
合には、この前後する2つのリクエストを1つにまとめ
るように動作する。すなわち、図4の場合においてはデ
ータ’AAAA’と、データ’BBBB’をアドレス’
4000’以降に連続して転送する場合であるので、バ
ッファ・コントロール回路11はコマンドエリア22a
に対しては、連続するアドレスに対するデータ転送であ
ることを示すコマンドをセットし、次にアドレス・デー
タエリア22bに対しては、アドレス’4000’をセ
ットする。またデータエリア22cに対しては、デー
タ’AAAA’と、’BBBB’をセットして、これら
を1つのパケットとして32ビットバス7へ送出する。
【0017】このように、32ビットバス7での転送に
適したようにリクエスト・モード、アドレス、データが
そろった場合に、バッファ・コントロール回路11はリ
クエスト・パケット・コマンドと共に、アドレスとデー
タをリクエスト・レジスタ6をセットし、その後、32
ビットバス7を通して、拡張メモリ8に転送する(図4
のバス7DATA’コマンド’〜’BB’)。
【0018】実施例2.次に、拡張メモリ8から主メモ
リ4にデータ転送する場合について、図6を用いて説明
する。プロセッサ3がバス・アダプタ装置1にメモリ・
アクセス・リクエストをする(図6のADDRESS’
4000’)。バス・アダプタ装置1はそのリクエスト
をリクエスト・バッファ5に取込む。さらにプロセッサ
3からそれに続くメモリ・アクセス・リクエストが出力
され(図6のADDRESS’4004’)、リクエス
ト・バッファ5にセットされると、バッファ・コントロ
ール回路11によりリクエスト・パケット・コマンドと
共にリクエスト・レジスタ6にセットされ、32ビット
バス7を通して拡張メモリ8に転送する(図6のバス7
DATA’コマンド’〜’00’)。
【0019】すなわち、従来は夫々のアドレス’400
0’,’4004’に対して、リクエスト・パケット・
コマンドが出力されていたのに対して、この図6におい
てはコマンドエリア22aに対しては連続するアドレス
に対するメモリ・アクセス・リクエストであることを示
すコマンドがセットされ、アドレス・データエリア22
bに対してはその連続するアドレスのスタート・アドレ
スである’4000’がセットされるのみで、1つのリ
クエスト・パケット・コマンドにより連続するアドレス
へのデータアクセスであることを、32ビットバス7を
介して拡張メモリに転送することが可能となる。拡張メ
モリ8は受けたコマンド・アドレスに相当するデータ
を、レスポンス・コマンドと共に32ビットバス7に出
力する(図6のバス7DATA’コマンド’〜’B
B’)。
【0020】従来は、レスポンス・コマンドと共に32
ビットバス7に出力されるデータは、16ビット単位で
あったのに対して、図6に示すレスポンスのデータは、
コマンドに対して’AAAA’及び、’BBBB’とい
うデータが連続して出力されることになり、32ビット
バス7が有効に活用されることになる。
【0021】バス・アダプタ装置1では、バス7に出力
されたデータをレスポンス・レジスタ9のデータエリア
23bにセットした後、バッファ・コントロール回路1
1により、16ビットバス2からのリクエストに合った
データ形式にしてレスポンス・バッファ10にセットす
る。その後バス2にデータを出力し、それをプロセッサ
3が受取る。
【0022】実施例3.次に、連続アドレスであること
を示すパケット・コマンドを生成する場合の動作につい
て、図8、図11を用いて説明する。図8は、この実施
例3による主メモリから拡張メモリへのデータ転送の動
作を説明する図であり、特に拡張メモリの連続するアド
レスへのデータ転送の動作を示すものである。また、図
11は同じく実施例3による拡張メモリから主メモリへ
のデータ転送の動作を示す図であり、特に拡張メモリの
連続アドレスからデータを転送する場合を示した図であ
る。
【0023】まず最初に図8を用いて、主メモリから拡
張メモリの連続するアドレスへのデータ転送の場合につ
いて説明する。16ビットバス7への最初のリクエスト
・パケットは、従来の場合と同一である(図8のバス7
DATA’コマンド’〜’AA’)。2回目以降はパケ
ット・コマンドを連続アドレスであることを示すパケッ
ト・コマンドとし、アドレス情報は出力しない(図8の
バス7DATA’コマンド’〜’BB’)。このよう
に、連続アドレスであることを示すパケット・コマンド
を送出することにより、従来においてコマンドと、アド
レスと、データを1組にして出力していた場合に比べ
て、アドレスを省略することができ、データの伝送効率
が良くなる。
【0024】次に図11を用いて、拡張メモリの連続す
るアドレスから主メモリへデータをを転送する場合につ
いて説明する。図11はアドレス’4000’から連続
したアドレスにあるデータを、拡張メモリから主メモリ
へ転送する場合の動作を説明した図であり、16ビット
バス7への最初のリクエスト・パケットは従来の場合と
同一である(図11のバス7DATA’コマンド’〜’
00’)。この最初のリクエスト・パケットに対して拡
張メモリ8は、レスポンス・パケットとして32ビット
バス7に対して、レスポンス・コマンドとともにデー
タ’AAAA’を返送する。バス・アダプタ装置1はこ
のレスポンス・パケットを入力し、レスポンス・レジス
タ9にセットするとともにバス・コントロール回路11
は、このデータ’AAAA’をレスポンス・バッファ1
0にセットし、その後このデータを16ビットバス2に
出力する。
【0025】一方、バッファ・コントロール回路11
は、データ’AAAA’の次のデータをリクエストする
ために、アドレス’4002’の次に連続するアドレス
にあるデータをリクエストするコマンドを出力する。こ
のコマンドに対して拡張メモリは、データ’AAAA’
が記憶されている次のアドレス、すなわち’4004’
にあるデータ’BBBB’をレスポンス・コマンドとと
もに返送する。以下の動作は同様なので省略するが、こ
こで特徴となるのは最初のリクエスト・パケットのみが
アドレス’4000’を有し、2回目、3回目、4回目
のリクエスト・パケットにおいては、単にコマンドが前
回のリクエストに対して連続したアドレスのデータを要
求することを示している点である。すなわち、アドレス
をともなわないコマンドのみが、バス・アダプタ装置か
ら拡張メモリ8に対して出力されている点である。この
ことにより、アドレスを出力することがなくなり、バス
を効率よく使用することが可能になる。
【0026】実施例4.バス7に適したデータ長にし
て、連続アドレスであることを示すパケット・コマンド
を生成する場合の動作について、図9、図12を用いて
説明する。図9は、この実施例による主メモリから拡張
メモリへのデータ転送の動作を示す図で、特に、32ビ
ットバス7に最適なデータ長で、拡張メモリの連続する
アドレスへデータを転送する場合の動作を示している。
また図12は、拡張メモリから主メモリへのデータ転送
の動作を示している図であり、特に32ビットバス7に
最適なデータ長で、拡張メモリの連続するアドレスから
データを転送する場合を示している。
【0027】まず図9を用いて、最適なデータ長で拡張
メモリの連続するアドレスへデータを転送する場合につ
いて説明する。 16ビットバス7への最初のリクエス
ト・パケットは、実施例1の場合と同一である(図9の
バス7DATA’コマンド’〜’BB’)。2回目以降
はバッファ・コントロール回路11が32ビットバス7
に適したデータ長になることと、連続アドレスであるこ
とチェックしながら、パケットの生成をする(図9のバ
ス7DATA’コマンド’〜’DD’)。
【0028】図9に示した例では、アドレス’400
0’から連続して4つのデータを拡張メモリへ書き込む
場合の例を示しているが、最初のリクエスト・パケット
はコマンドとアドレス’4000’とデータ’AAA
A’がまずリクエスト・レジスタ6のコマンドエリア2
2aとアドレス・データエリア22bと、データエリア
22cにセットされることになる。そして、2番目のア
ドレス’4004’及び、データ’BBBB’を入力す
るまで32ビットバス7にそのパケットを出力すること
を控え、このアドレス’4004’及び、データ’BB
BB’が、16ビットバス2からリクエスト・バッファ
7を経由して入力されてきた場合に、バッファ・コント
ロール回路11は、そのデータ’BBBB’をさらにデ
ータエリア22cに加えることにより、データ長が32
ビットになる。このように、データ長が32ビットにな
ったことにより、バッファ・コントロール回路11は、
32ビットバス7に適したデータ長に達したことを判断
し、このパケットを最初のパケットとして32ビットバ
ス7に出力する。その後、バッファ・コントロール回路
11は、アドレス’4008’と’400c’に対する
データ’CCCC’及び、’DDDD’の入力を待っ
て、第1回目のリクエスト・パケットに指定されたアド
レスに連続するアドレスへこれらのデータ、つまり’C
CCC’及び、’DDDD’を転送することを命令する
コマンドを形成して、このリクエスト・パケットを32
ビットバス7に出力する。このように、バッファ・コン
トロール回路11がリクエスト・レジスタ6に持つデー
タが32ビットバス7のビット幅、つまり32ビットに
なるまでデータを蓄えることにより、実施例3で説明し
た場合に比べて連続アドレスを示すコマンドを出力する
回数が少なくなり、さらに、バスを有効に利用すること
が可能になる。
【0029】次に、図12を用いて、連続拡張メモリの
連続アドレスから最適なデータ長で、データを転送する
場合について説明する。16ビットバス7への最初のリ
クエスト・パケットは、実施例2の場合と同一である。
すなわち、この例では、拡張メモリのアドレス’400
0’から連続したデータを主メモリに転送する場合に、
32ビットバス7においてはリクエスト・パケットがコ
マンド’4000’として生成され、出力される。2回
目、これに対して拡張メモリ8は、レスポンス・パケッ
トとしてレスポンス・コマンドとともにデータ’AAA
A’及び、データ’BBBB’を共に、32ビットバス
7を介してバス・アダプタ装置1に返送する。実施例3
においては、レスポンス・パケットは、16ビットのデ
ータを返送するために用いられていたが、図12に示す
ように実施例4の場合には、32ビットのデータを1つ
のレスポンス・パケットとして返送することができ、こ
のように32ビットバス7に適したデータ長(32ビッ
ト)に適合するようにレスポンス・パケットを生成する
ことにより、レスポンス・パケットの数自身を減らすこ
とができるとともに、連続アドレスを示すコマンドの出
力回数も減らすことができ、32ビットバス7の効率よ
い使用が可能となる。
【0030】以上のように、上記実施例1においては、
バッファ・コントロール回路11が32ビットバス7に
適合したパケット形式を生成できる場合を説明した。
【0031】また実施例2においては、バッファ・コン
トロール回路が32ビットバス7のパケットから16ビ
ットバス2に対して必要な回数に分けて、パケット・デ
ータを分割して取出す場合を説明した。
【0032】また実施例3においては、連続するアドレ
スに対するデータの転送において、2回目以降のコマン
ドは前回のコマンドで使用したアドレスの連続する場所
を示すコマンドを用いることにより、2回目以降のアド
レスを省略することが出来る様な例を説明した。
【0033】さらに、実施例4においては、拡張メモリ
8が連続したアドレスのデータを、同時に1つのパケッ
ト内で受取れる、或いはレスポンス・パケットとして生
成する場合を示し、32ビットバス7に合ったパケット
形式にして、連続アドレスのパケット・コマンドを生成
する場合を説明した。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によればアドレ
スが連続するリクエストに対してアドレスの出力を省略
したり、バスの転送に適したデータ長に変換するように
したため、バスを有効利用できるとともに、バスの性能
を十分に引出すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるバス・アダプタ装置
と接続バスを示すブロック図である。
【図2】従来のバス・アダプタ装置と接続バスを示すブ
ロック図である。
【図3】従来のバス・アダプタ装置の動作を示すタイミ
ングチャート図である。
【図4】一実施例によるバス・アダプタ装置の動作を示
すタイミングチャート図である。
【図5】従来のバス・アダプタ装置の動作を示すタイミ
ングチャート図である。
【図6】一実施例によるバス・アダプタ装置の動作を示
すタイミングチャート図である。
【図7】従来のバス・アダプタ装置の動作を示すタイミ
ングチャート図である。
【図8】一実施例によるバス・アダプタ装置の動作を示
すタイミングチャート図である。
【図9】一実施例によるバス・アダプタ装置の動作を示
すタイミングチャート図である。
【図10】従来のバス・アダプタ装置の動作を示すタイ
ミングチャート図である。
【図11】一実施例によるバス・アダプタ装置の動作を
示すタイミングチャート図である。
【図12】一実施例によるバス・アダプタ装置の動作を
示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 バス・アダプタ装置 2 バス 3 プロセッサ 4 主メモリ 5 リクエスト・バッファ 6 リクエスト・レジスタ 7 バス 8 拡張メモリ(コモン・メモリ) 9 レスポンス・レジスタ 10 レスポンス・バッファ 11 バッファ・コントロール回路 21 バス・アダプタ装置 22 リクエスト・レジスタ 23 レスポンス・レジスタ 24 バッファ・コントロール回路
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】次に従来の主メモリ4から、拡張メモリ8
にデータ転送する場合について、図3をもとに説明す
る。プロセッサ3が主メモリ4から転送するデータを1
6ビットバス2を通して取出す(図3のADDRES
S’1000’,’1002’によりDATA’AAA
A’,’BBBB’が出力される)。プロセッサ3は取
出したデータをバス・アダプタ装置21に転送する(図
3のADDRESS’4000’,’4002’,DA
TA’AAAA’,’BBBB’を出力する)。バス・
アダプタ装置21はこのデータを順にリクエスト・バッ
ファ5に取込み、その後、バッファ・コントロール回路
24によりリクエスト・パケット・コマンドと共に、そ
のデータを順にリクエスト・レジスタ22にセットす
る。セットをした後、32ビットバス7を通して、拡張
メモリ8にデータ転送をする。この例では、データ’A
AAA’のためにコマンドとアドレスが出力され、さら
にデータ’BBBB’のためにコマンドとアドレスがそ
れぞれ出力される(図3のバス7DATA’コマンド’
〜’BBBB’)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】次に、従来の拡張メモリ8から、主メモリ
4にデータを転送する場合について、図5をもとに説明
する。プロセッサ3がバス・アダプタ装置21にメモリ
・アクセス・リクエストをすると(図5のADDRES
S’4000’,’4002’)、そのリクエストをリ
クエスト・バッファ5に取込み、その後、バッファ・コ
ントロール回路24によりリクエスト・パケット・コマ
ンドと共に、そのリクエストをリクエスト・レジスタ2
2にセットする。セットをした後、32ビットバス7を
通して、拡張メモリ8にメモリ・アクセス・リクエスト
をする(図5のバス7DATA’コマンド’〜’400
’)。拡張メモリ8は、リクエストされたアドレスに
相当するデータを32ビットバス7を通してバス・アダ
プタ装置21に転送する(図5のバス7DATA’コマ
ンド’〜’BBBB’)。バス・アダプタ装置21はそ
のデータをレスポンス・レジスタ23にセットした後、
バッファ・コントロール回路24により、レスポンス・
パケット・コマンドを確認後、データをレスポンス・バ
ッファ10にセットし、16ビットバス2を通してプロ
セッサ3にデータを転送する(図5のDATA’AAA
A’、及び’BBBB’)。その後プロセッサ3は主メ
モリ4の所定のアドレスにデータを転送する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】次に、従来の主メモリ4から拡張メモリ8
へのデータ転送の場合について図7をもとに説明する。
特にこの場合は、主メモリ4から拡張メモリ8の連続す
るアドレスへデータ転送をする場合について説明する。
プロセッサ3が主メモリ4から転送するデータを16ビ
ットバス2を通して取出す。この例では、アドレス40
00から連続してデータ’AAAA’,’BBB
B’,’CCCC’,’DDDD’を拡張メモリへ転送
する場合を示している。プロセッサ3はこの取出したデ
ータをバス・アダプタ装置21に転送する。バス・アダ
プタ装置21はこのデータを順にリクエスト・バッファ
5に取込み、その後バッファ・コントロール回路24に
より、リクエスト・パケット・コマンドと共にそのデー
タを順にリクエスト・レジスタ22にセットする。セッ
トした後32ビットバス7を通して、拡張メモリにデー
タを転送する。この場合は、データ’AAAA’及び、
データ’BBBB’及び、データ’CCCC’及び、デ
ータ’DDDD’のためにそれぞれコマンドとアドレス
が出力される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に、従来の拡張メモリ8から主メモリ4
にデータを転送する場合について図10をもとに説明す
る。この場合は、拡張メモリ8の連続するアドレスから
データを転送する場合を説明する。この場合は拡張メモ
リ8のアドレス’4000’から連続してデータを主メ
モリ4に転送する場合を説明する。プロセッサ3がバス
・アダプタ装置21にメモリ・アクセス・リクエストを
すると、そのリクエストをリクエスト・バッファ5に取
込み、その後バッファ・コントロール回路24によりリ
クエスト・パケット・コマンドと共にそのリクエストを
リクエスト・レジスタ22にセットする。セットした
後、32ビットバス7を通して拡張メモリ8にメモリ・
アクセス・リクエストを出力する。この例ではアドレ
ス’4000’及び、アドレス’4002’及び’40
04’及び’4006’の4つの連続するアドレスに対
して、それぞれコマンドが出力されている。拡張メモリ
8はリクエストされたアドレスに相当するデータを、3
2ビットバス7を通してバス・アダプタ装置21に転送
する。図10においては、バス7DATA’コマンド’
〜’コマンド’及び、それに続くリクエストされたアド
レスに相当するデータを図示していないが、図面右側に
おいて夫々のアドレスに対応したデータがバス・アダプ
タ装置21に入力されることになる。その後の動作は、
図5で説明した従来の拡張メモリから主メモリへのデー
タ転送の場合と同様である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、図4はこの実施例のバス・アダプタ
装置の動作を示すタイミングチャートである。主メモリ
4から、拡張メモリ8にデータ転送する場合をこの図4
を用いて説明する。プロセッサ3が、主メモリ4から転
送するデータを16ビットバス2を通して取出す(図4
のADDRESS’1000’,’1004’とDAT
A’AAAA’,’BBBB’)。プロセッサ3は取出
したデータをバス・アダプタ装置1に転送する(図4の
ADDRESS’4000’,DATA’AAA
A’)。バス・アダプタ装置1はそのデータをリクエス
ト・バッファ5に取込む。さらに、プロセッサ3からそ
れに続くデータがバス・アダプタ装置1に転送され(図
4のADDRESS’4002’、DATA’BBB
B’)、このデータをリクエスト・バッファ5にセット
する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このように、32ビットバス7での転送に
適したようにリクエスト・モード、アドレス、データが
そろった場合に、バッファ・コントロール回路11はリ
クエスト・パケット・コマンドと共に、アドレスとデー
タをリクエスト・レジスタ6をセットし、その後、32
ビットバス7を通して、拡張メモリ8に転送する(図4
のバス7DATA’コマンド’〜’AA〜BB’)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】実施例2.次に、拡張メモリ8から主メモ
リ4にデータ転送する場合について、図6を用いて説明
する。プロセッサ3がバス・アダプタ装置1にメモリ・
アクセス・リクエストをする(図6のADDRESS’
4000’)。バス・アダプタ装置1はそのリクエスト
をリクエスト・バッファ5に取込む。さらにプロセッサ
3からそれに続くメモリ・アクセス・リクエストが出力
され(図6のADDRESS’4002’)、リクエス
ト・バッファ5にセットされると、バッファ・コントロ
ール回路11によりリクエスト・パケット・コマンドと
共にリクエスト・レジスタ6にセットされ、32ビット
バス7を通して拡張メモリ8に転送する(図6のバス7
DATA’コマンド’〜’4000’)。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】すなわち、従来は夫々のアドレス’400
0’,’4004’に対して、リクエスト・パケット・
コマンドが出力されていたのに対して、この図6におい
てはコマンドエリア22aに対しては連続するアドレス
に対するメモリ・アクセス・リクエストであることを示
すコマンドがセットされ、アドレス・データエリア22
bに対してはその連続するアドレスのスタート・アドレ
スである’4000’がセットされるのみで、1つのリ
クエスト・パケット・コマンドにより連続するアドレス
へのデータアクセスであることを、32ビットバス7を
介して拡張メモリに転送することが可能となる。拡張メ
モリ8は受けたコマンド・アドレスに相当するデータ
を、レスポンス・コマンドと共に32ビットバス7に出
力する(図6のバス7DATA’コマンド’〜’AA〜
BB’)。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】従来は、レスポンス・コマンドと共に32
ビットバス7に出力されるデータは、16ビット単位で
あったのに対して、図6に示すレスポンスのデータは、
コマンドに対して’AAAABBBB’というデータが
一度に出力されることになり、32ビットバス7が有効
に活用されることになる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】まず最初に図8を用いて、主メモリから拡
張メモリの連続するアドレスへのデータ転送の場合につ
いて説明する。16ビットバス7への最初のリクエスト
・パケットは、従来の場合と同一である(図8のバス7
DATA’コマンド’〜’AAAA’)。2回目以降は
パケット・コマンドを連続アドレスであることを示すパ
ケット・コマンドとし、アドレス情報は出力しない(図
8のバス7DATA’コマンド’〜’BBBB’)。こ
のように、連続アドレスであることを示すパケット・コ
マンドを送出することにより、従来においてコマンド
と、アドレスと、データを1組にして出力していた場合
に比べて、アドレスを省略することができ、データの伝
送効率が良くなる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次に図11を用いて、拡張メモリの連続す
るアドレスから主メモリへデータをを転送する場合につ
いて説明する。図11はアドレス’4000’から連続
したアドレスにあるデータを、拡張メモリから主メモリ
へ転送する場合の動作を説明した図であり、16ビット
バス7への最初のリクエスト・パケットは従来の場合と
同一である(図11のバス7DATA’コマンド’〜’
4000’)。この最初のリクエスト・パケットに対し
て拡張メモリ8は、レスポンス・パケットとして32ビ
ットバス7に対して、レスポンス・コマンドとともにデ
ータ’AAAA’を返送する。バス・アダプタ装置1は
このレスポンス・パケットを入力し、レスポンス・レジ
スタ9にセットするとともにバス・コントロール回路1
1は、このデータ’AAAA’をレスポンス・バッファ
10にセットし、その後このデータを16ビットバス2
に出力する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】一方、バッファ・コントロール回路11
は、データ’AAAA’の次のデータをリクエストする
ために、アドレス’4000’の次に連続するアドレス
にあるデータをリクエストするコマンドを出力する。
降3回目、4回目の場合も同様にコマンド出力する。こ
れらのコマンドに対して拡張メモリは、データ’AAA
A’が記憶されている次のアドレス、すなわち’400
’にあるデータ’BBBB’をレスポンス・コマンド
とともに返送する。以下の動作は同様なので省略する
が、ここで特徴となるのは最初のリクエスト・パケット
のみがアドレス’4000’を有し、2回目、3回目、
4回目のリクエスト・パケットにおいては、単にコマン
ドが前回のリクエストに対して連続したアドレスのデー
タを要求することを示している点である。すなわち、ア
ドレスをともなわないコマンドのみが、バス・アダプタ
装置から拡張メモリ8に対して出力されている点であ
る。このことにより、アドレスを出力することがなくな
り、バスを効率よく使用することが可能になる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】まず図9を用いて、最適なデータ長で拡張
メモリの連続するアドレスへデータを転送する場合につ
いて説明する。 16ビットバス7への最初のリクエス
ト・パケットは、実施例1の場合と同一である(図9の
バス7DATA’コマンド’〜’AA〜BB’)。2回
目以降はバッファ・コントロール回路11が32ビット
バス7に適したデータ長になることと、連続アドレスで
あることチェックしながら、パケットの生成をする(図
9のバス7DATA’コマンド’〜’CC〜DD’)。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図9に示した例では、アドレス’400
0’から連続して4つのデータを拡張メモリへ書き込む
場合の例を示しているが、最初のリクエスト・パケット
はコマンドとアドレス’4000’とデータ’AAA
A’がまずリクエスト・レジスタ6のコマンドエリア2
2aとアドレス・データエリア22bと、データエリア
22cにセットされることになる。そして、2番目のア
ドレス’4002’及び、データ’BBBB’を入力す
るまで32ビットバス7にそのパケットを出力すること
を控え、このアドレス’4002’及び、データ’BB
BB’が、16ビットバス2からリクエスト・バッファ
7を経由して入力されてきた場合に、バッファ・コント
ロール回路11は、そのデータ’BBBB’をさらにデ
ータエリア22cに加えることにより、データ長が32
ビットになる。このように、データ長が32ビットにな
ったことにより、バッファ・コントロール回路11は、
32ビットバス7に適したデータ長に達したことを判断
し、このパケットを最初のパケットとして32ビットバ
ス7に出力する。その後、バッファ・コントロール回路
11は、アドレス’4004’と’4006’に対する
データ’CCCC’及び、’DDDD’の入力を待っ
て、第1回目のリクエスト・パケットに指定されたアド
レスに連続するアドレスへこれらのデータ、つまり’C
CCC’及び、’DDDD’を転送することを命令する
コマンドを形成して、このリクエスト・パケットを32
ビットバス7に出力する。このように、バッファ・コン
トロール回路11がリクエスト・レジスタ6に持つデー
タが32ビットバス7のビット幅、つまり32ビットに
なるまでデータを蓄えることにより、実施例3で説明し
た場合に比べて連続アドレスを示すコマンドを出力する
回数が少なくなり、さらに、バスを有効に利用すること
が可能になる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるアクセス幅である第1と第2のバ
    スを結合し、第1のバスから第2のバスへの変換と、第
    2のバスから第1のバスへの変換動作を行なうバス・ア
    ダプタ装置において、連続するアドレスへのデータアク
    セスに対応したデータ転送制御手段を備えていることを
    特徴としたバス・アダプタ装置。
JP4693192A 1992-03-04 1992-03-04 バス・アダプタ装置 Pending JPH05250309A (ja)

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JP4693192A JPH05250309A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 バス・アダプタ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185677A (ja) * 1997-09-11 1999-03-30 Nec Corp バス・インターフェース・ユニット
US7337260B2 (en) * 2002-04-02 2008-02-26 Nec Electronics Corporation Bus system and information processing system including bus system
JP2019520629A (ja) * 2016-05-03 2019-07-18 マイクロン テクノロジー,インク. 複数のパーティションを有するメモリデバイスにおけるメモリアクセス技法

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Effective date: 20020702