JPH0524308A - ヘツド支持機構 - Google Patents

ヘツド支持機構

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JPH0524308A
JPH0524308A JP18718691A JP18718691A JPH0524308A JP H0524308 A JPH0524308 A JP H0524308A JP 18718691 A JP18718691 A JP 18718691A JP 18718691 A JP18718691 A JP 18718691A JP H0524308 A JPH0524308 A JP H0524308A
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Tomokazu Arakawa
智計 荒川
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラテンにサーマルヘッドを接離自在に押圧
保持するヘッド支持機構の生産性を向上させる。 【構成】 本体フレーム14に同軸に軸支された支持ア
ーム19と押圧アーム21との対向部に弾性部材20を
設け、この弾発力に抗して互いに係脱自在に係合する連
結機構23,24を支持アーム19と押圧アーム21と
の両側部に形成し、これらのアーム19,21は連結機
構23,24の係合で弾性部材20の弾発力に抗して連
結した状態で本体フレーム14に組付けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタや感
熱孔版形成機などに利用されるヘッド支持機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ヘッド支持機構の一般的な構造を図4に
基づいて説明する。まず、このヘッド支持機構1では、
絶縁基板2の表面3に発熱素子4をライン状に連設した
サーマルヘッド5が、支持軸6で末端部が軸支されて回
動自在な支持アーム7の下面に取付けられることで、前
記サーマルヘッド5の発熱素子4がプラテンローラ8の
周面に接離自在となっている。
【0003】なお、このようなヘッド支持機構1では、
発熱素子4とプラテンローラ8との位置精度を良好にす
るため、一般的に支持アーム7とプラテンローラ8とが
一個の本体フレーム(図示せず)に共通に連結された構造
となっている。また、上述のようなヘッド支持機構1で
は、実際にはプラテンローラ8の周面にサーマルヘッド
5の発熱素子4を押圧保持するため、例えば、前記支持
アーム7を上方から押圧する弾性部材であるスプリング
や、このスプリングを保持する回動自在な押圧板などが
設けられている。
【0004】このような構成において、このヘッド支持
機構1は、例えば、サーマルプリンタの一部として利用
される。この場合、プラテンローラ8の回転に同期して
サーマルヘッド5の発熱素子4が選択的に駆動されるこ
とで、プラテンローラ8の周面上を搬送される感熱紙
(図示せず)の表面に熱走査でドットマトリクスの画像が
形成されることになる。
【0005】そして、例えば、上述のような印刷中に感
熱紙にジャムが発生すると、押圧手段を解除して支持ア
ーム7を回動させ、サーマルヘッド5をプラテンローラ
8から離反させてジャムの処理作業を行なうことにな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなヘッド
支持機構1では、スプリングや押圧板等からなる押圧手
段で回動自在な支持アーム7を押圧することで、サーマ
ルヘッド5をプラテンローラ8の周面に押圧保持するよ
うになっている。
【0007】しかし、このようなヘッド支持機構1で
は、支持アーム7を本体フレームに組付ける際に、この
支持アーム7上にスプリングの弾発力に抗して押圧板な
どを配置する必要があり、その組立て作業が煩雑で機器
の生産性が低下している。
【0008】
【課題を解決するための手段】少なくともプラテンが取
付けられた本体フレームに支持軸を取付け、この支持軸
が末端部に連結されて本体フレームに回動自在に軸支さ
れる支持アームを設け、この支持アームの先端部に取付
けられてプラテンに接離自在に当接するサーマルヘッド
を設け、支持軸に末端部が連結されて本体フレームに回
動自在に軸支される押圧アームをサーマルヘッドとは逆
側から支持アームに対向配置し、この支持アームと押圧
アームとの対向部の少なくとも一方に弾性部材を設け、
この弾性部材の弾発力に抗して互いに係脱自在に係合す
る連結機構を支持アームと押圧アームとの両側部に形成
した。
【0009】
【作用】弾性部材の弾発力に抗して互いに係脱自在に係
合する連結機構を支持アームと押圧アームとの両側部に
形成したことで、本体フレームに支持アームや押圧アー
ムを組付ける際、これらのアームは連結機構の係合で弾
性部材の弾発力に抗して連結してから本体フレームに組
付けることができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図3に基づいて
説明する。なお、本実施例のヘッド支持機構9は、図1
及び図2に例示するように、サーマルプリンタの一つで
あるカッタプリンタ10内に一体に組込まれている。
【0011】まず、このカッタプリンタ10では、図1
(b)に例示するように、用紙挿入口11に連通する位置
に配置された一対のガイド板12,13が本体フレーム
14に取付けられており、これらのガイド板12,13
によって形成された用紙搬送路が前記ヘッド支持機構9
に連通している。
【0012】ここで、このヘッド支持機構9では、サー
マルヘッド15は絶縁基板16の表面17に発熱素子1
8をライン状に連設した構造となっており、図3に例示
するように、このような構造のサーマルヘッド15が先
端部に取付けられた支持アーム19と、この支持アーム
19に弾性部材であるスプリング20を介して対向する
押圧アーム21とが、一個の支持軸22で前記本体フレ
ーム14に回動自在に軸支されている。ここで、このヘ
ッド支持機構9では、前記支持アーム19は外側部の略
中央にL字型の係合部23が突設されると共に、この係
合部23が係合する開口溝24が前記押圧アーム21の
両側部の略中央に形成されており、これらの部位23,
24からなる連結機構の係脱自在な係合で前記アーム1
9,21はスプリング20の弾発力に抗して連結されて
いる。
【0013】そして、このヘッド支持機構9では、各支
持アーム19は末端側の略半分が下方に曲折された形状
となっており、図1に例示したように、その回動中心で
ある前記支持軸22の軸心が、前記サーマルヘッド15
の発熱素子18の表面17と同一平面上に位置するよう
になっている。
【0014】さらに、このカッタプリンタ10では、前
記本体フレーム14には内側部にプラテンローラ25が
回転自在に軸支されると共に外側部にストッパアーム2
6が回動自在に軸支されており、このストッパアーム2
6が前記押圧アーム21の両側部に突設された係合ピン
27に係合することで、図2に例示したように、前記サ
ーマルヘッド15の発熱素子18が前記プラテンローラ
25の周面にスプリング20の弾発力で押圧保持される
ようになっている。
【0015】そして、このカッタプリンタ10では、上
述のように押圧保持されるサーマルヘッド15とプラテ
ンローラ25との間に位置する用紙搬送路上にロータリ
ーカッタ28が配置されている。
【0016】このような構成において、このカッタプリ
ンタ10では、用紙挿入口11から用紙搬送路に連続紙
(図示せず)を挿入すると、この連続紙はプラテンローラ
25の回転に従ってサーマルヘッド15下を順次搬送さ
れる際に所定の画像印刷が行なわれ、用紙搬送路からロ
ータリーカッタ28に搬送されて所定長さに切断され
る。
【0017】ここで、このカッタプリンタ10では、上
述のように連続紙をロータリーカッタ28で切断するの
で、この切断された連続紙の前縁部がロータリーカッタ
28の挿入部に衝突するなどして用紙搬送路内でジャム
が発生することがある。そこで、このような場合は、ス
トッパアーム26を回動させて係合ピン27を解放し、
押圧アーム21と共に支持アーム19を上方に回動させ
てサーマルヘッド15をプラテンローラ25から離反さ
せることでジャムの処理作業を実行する。そして、この
ジャムの処理作業が完了すると、押圧アーム21と共に
支持アーム19を上方に回動させて係合ピン27をスト
ッパアーム26で位置保持することで、二個のアーム1
9,21間に位置するスプリング20の弾発力でサーマ
ルヘッド15がプラテンローラ25の周面上に押圧保持
された状態となる。
【0018】ここで、このヘッド支持機構9では、前述
のように支持アーム19の回動中心である支持軸22の
軸心が、サーマルヘッド15の発熱素子18の表面17
と同一平面上に位置しているので、このサーマルヘッド
15の発熱素子18は常に表面17と直交する方向に移
動することになる。従って、このサーマルヘッド15の
発熱素子18はプラテンローラ25の周面に垂直に接離
して周面方向には変位しないので、接離自在なサーマル
ヘッド15の発熱素子18とプラテンローラ25との位
置精度が良好である。
【0019】さらに、このヘッド支持機構9では、上述
のようにサーマルヘッド15を変位自在に支持する支持
アーム19と、この支持アーム19をスプリング20で
押圧保持する押圧アーム21とが、係合部23と開口溝
24との係合で連結されているので、サーマルヘッド1
5をプラテンローラ25に接離させる際に支持アーム1
9と押圧アーム21とを個別に操作する必要がなく、ス
プリング20がなくなるようなこともないので作業性が
良好である。
【0020】しかも、このヘッド支持機構9では、上述
のように本体フレーム14に支持アーム19や押圧アー
ム21を組付ける際、これらのアーム19,21間にス
プリング20を挿入する必要があるが、これらのアーム
19,21は係合部23と開口溝24との係合でスプリ
ング20の弾発力に抗して連結した状態で本体フレーム
14に組付けることができるので、その組付けが極めて
容易で機器の生産性向上に寄与することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように、少なくともプラ
テンが取付けられた本体フレームに支持軸を取付け、こ
の支持軸が末端部に連結されて本体フレームに回動自在
に軸支される支持アームを設け、この支持アームの先端
部に取付けられてプラテンに接離自在に当接するサーマ
ルヘッドを設け、支持軸に末端部が連結されて本体フレ
ームに回動自在に軸支される押圧アームをサーマルヘッ
ドとは逆側から支持アームに対向配置し、この支持アー
ムと押圧アームとの対向部の少なくとも一方に弾性部材
を設け、この弾性部材の弾発力に抗して互いに係脱自在
に係合する連結機構を支持アームと押圧アームとの両側
部に形成したことにより、本体フレームに支持アームや
押圧アームを組付ける際、これらのアームは連結機構の
係合で弾性部材の弾発力に抗して連結した状態で本体フ
レームに組付けることができるので、その組付けが極め
て容易で機器の生産性向上に寄与することができる等の
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】斜視図である。
【図3】要部の分解斜視図である。
【図4】従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
9 ヘッド支持機構 14 本体フレーム 15 サーマルヘッド 19 支持アーム 20 弾性部材 21 押圧アーム 22 支持軸 23,24 連結機構 25 プラテン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくともプラテンが取付けられた本体
    フレームに支持軸を取付け、この支持軸が末端部に連結
    されて前記本体フレームに回動自在に軸支される支持ア
    ームを設け、この支持アームの先端部に取付けられて前
    記プラテンに接離自在に当接するサーマルヘッドを設
    け、前記支持軸に末端部が連結されて前記本体フレーム
    に回動自在に軸支される押圧アームを前記サーマルヘッ
    ドとは逆側から前記支持アームに対向配置し、この支持
    アームと前記押圧アームとの対向部の少なくとも一方に
    弾性部材を設け、この弾性部材の弾発力に抗して互いに
    係脱自在に係合する連結機構を前記支持アームと前記押
    圧アームとの両側部に形成したことを特徴とするヘッド
    支持機構。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56143056U (ja) * 1980-03-28 1981-10-28
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JPH0195347U (ja) * 1987-12-17 1989-06-23
JPH0464873A (ja) * 1990-07-02 1992-02-28 Kawaju Reinetsu Kogyo Kk 冷凍機・冷温水機の冷却水伝熱管の汚れ検知方法
JPH0547654U (ja) * 1991-11-29 1993-06-25 黒田精工株式会社 電磁弁駆動回路

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