JPH0524307A - ヘツド支持機構 - Google Patents

ヘツド支持機構

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Publication number
JPH0524307A
JPH0524307A JP18718591A JP18718591A JPH0524307A JP H0524307 A JPH0524307 A JP H0524307A JP 18718591 A JP18718591 A JP 18718591A JP 18718591 A JP18718591 A JP 18718591A JP H0524307 A JPH0524307 A JP H0524307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
heating element
head
support arm
platen
Prior art date
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Pending
Application number
JP18718591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokazu Arakawa
智計 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP18718591A priority Critical patent/JPH0524307A/ja
Publication of JPH0524307A publication Critical patent/JPH0524307A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回動自在な支持アームでサーマルヘッドをプ
ラテンに接離自在に支持したヘッド支持機構において、
サーマルヘッドの発熱素子とプラテンとの位置精度を簡
易な構造で向上させる。 【構成】 サーマルヘッド15の発熱素子18の表面と
支持アーム19の回動中心の軸心とを同一平面上に位置
させ、サーマルヘッド15の発熱素子18が表面と直交
する方向に移動してプラテン25の表面に垂直に接離す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタや感
熱孔版形成機などに利用されるヘッド支持機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ヘッド支持機構の一般的な構造を図4に
基づいて説明する。まず、このヘッド支持機構1では、
絶縁基板2の表面3に発熱素子4をライン状に連設した
サーマルヘッド5が、支持軸6で末端部が軸支されて回
動自在な支持アーム7の下面に取付けられることで、前
記サーマルヘッド5の発熱素子4がプラテンローラ8の
周面に接離自在となっている。
【0003】なお、このようなヘッド支持機構1では、
発熱素子4とプラテンローラ8との位置精度を良好にす
るため、一般的に支持アーム7とプラテンローラ8とが
一個の本体フレーム(図示せず)に共通に連結された構造
となっている。また、上述のようなヘッド支持機構1で
は、実際にはプラテンローラ8の周面にサーマルヘッド
5の発熱素子4を押圧保持するため、例えば、前記支持
アーム7を上方から押圧するスプリングや、このスプリ
ングを保持する回動自在な押圧板などで形成された押圧
手段(図示せず)が設けられている。
【0004】このような構成において、このヘッド支持
機構1は、例えば、サーマルプリンタの一部として利用
される。この場合、プラテンローラ8の回転に同期して
サーマルヘッド5の発熱素子4が選択的に駆動されるこ
とで、プラテンローラ8の周面上を搬送される感熱紙
(図示せず)の表面に熱走査でドットマトリクスの画像が
形成されることになる。
【0005】そして、例えば、上述のような印刷中に感
熱紙にジャムが発生すると、押圧手段を解除して支持ア
ーム7を回動させ、サーマルヘッド5をプラテンローラ
8から離反させてジャムの処理作業を行なうことにな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したヘッド支持機
構1では、回動自在な支持アーム7でサーマルヘッド5
をプラテンローラ8に接離自在に支持することで、ジャ
ムの処理作業や感熱紙のセット等を容易にしている。
【0007】しかし、上述したヘッド支持機構1では、
前述のように支持アーム7の回動中心とサーマルヘッド
5の発熱素子4との位置が考慮されていないので、支持
アーム7が回動するとサーマルヘッド5の発熱素子4は
表面と直交する方向と平行な方向とに移動することにな
る。つまり、上述したヘッド支持機構1では、このサー
マルヘッド5の発熱素子4はプラテンローラ8の周面に
平行に変位しつつ接離することになるので、サーマルヘ
ッド5の発熱素子4とプラテンローラ8との位置精度が
低下しがちであり、サーマルプリンタの印刷品質や感熱
孔版形成機の製版性能を悪化させている。
【0008】
【課題を解決するための手段】プラテンを本体フレーム
に取付け、この本体フレームに末端部が軸支されて回動
自在な支持アームを設け、この支持アームの先端部に発
熱素子がライン状に連設されたサーマルヘッドを取付
け、このサーマルヘッドの発熱素子をプラテンの表面に
押圧保持する押圧手段を設けたヘッド支持機構におい
て、サーマルヘッドの発熱素子の表面と支持アームの回
動中心の軸心とを同一平面上に位置させた。
【0009】
【作用】サーマルヘッドの発熱素子の表面と支持アーム
の回動中心の軸心とが同一平面上に位置することで、回
動自在な支持アームに支持されたサーマルヘッドの発熱
素子は、その表面と直交する方向に移動してプラテンの
表面に垂直に接離する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図3に基づいて
説明する。なお、本実施例のヘッド支持機構9は、図1
及び図2に例示するように、サーマルプリンタの一つで
あるカッタプリンタ10内に一体に組込まれている。
【0011】まず、このカッタプリンタ10では、図1
(b)に例示するように、用紙挿入口11に連通する位置
に配置された一対のガイド板12,13が本体フレーム
14に取付けられており、これらのガイド板12,13
によって形成された用紙搬送路が前記ヘッド支持機構9
に連通している。
【0012】ここで、このヘッド支持機構9では、サー
マルヘッド15は絶縁基板16の表面17に発熱素子1
8をライン状に連設した構造となっており、図3に例示
するように、このような構造のサーマルヘッド15が先
端部に取付けられた支持アーム19と、この支持アーム
19にスプリング20を介して対向する押圧アーム21
とが、一個の支持軸22で前記本体フレーム14に回動
自在に軸支されている。ここで、このヘッド支持機構9
では、前記支持アーム19は外側部の略中央にL字型の
係合部23が突設されると共に、この係合部23が係合
する開口溝24が前記押圧アーム21の両側部の略中央
に形成されており、これらの部位23,24の係合で前
記アーム19,21はスプリング20の弾発力に抗して
連結されている。
【0013】そして、このヘッド支持機構9では、各支
持アーム19は末端側の略半分が下方に曲折された形状
となっており、図1に例示したように、その回動中心で
ある前記支持軸22の軸心が、前記サーマルヘッド15
の発熱素子18の表面17と同一平面上に位置するよう
になっている。
【0014】さらに、このカッタプリンタ10では、前
記本体フレーム14には内側部にプラテンローラ25が
回転自在に軸支されると共に外側部にストッパアーム2
6が回動自在に軸支されており、このストッパアーム2
6が前記押圧アーム21の両側部に突設された係合ピン
27に係合することで、図2に例示したように、前記サ
ーマルヘッド15の発熱素子18が前記プラテンローラ
25の周面にスプリング20の弾発力で押圧保持される
ようになっている。そこで、このカッタプリンタ10で
は、上記部材20,21,26,27等で押圧手段が形
成されている。
【0015】そして、このカッタプリンタ10では、上
述のように押圧保持されるサーマルヘッド15とプラテ
ンローラ25との間に位置する用紙搬送路上にロータリ
ーカッタ28が配置されている。
【0016】このような構成において、このカッタプリ
ンタ10では、用紙挿入口11から用紙搬送路に連続紙
(図示せず)を挿入すると、この連続紙はプラテンローラ
25の回転に従ってサーマルヘッド15下を順次搬送さ
れる際に所定の画像印刷が行なわれ、用紙搬送路からロ
ータリーカッタ28に搬送されて所定長さに切断され
る。
【0017】ここで、このカッタプリンタ10では、上
述のように連続紙をロータリーカッタ28で切断するの
で、この切断された連続紙の前縁部がロータリーカッタ
28の挿入部に衝突するなどして用紙搬送路内でジャム
が発生することがある。そこで、このような場合は、ス
トッパアーム26を回動させて係合ピン27を解放し、
押圧アーム21と共に支持アーム19を上方に回動させ
てサーマルヘッド15をプラテンローラ25から離反さ
せることでジャムの処理作業を実行する。そして、この
ジャムの処理作業が完了すると、押圧アーム21と共に
支持アーム19を上方に回動させて係合ピン27をスト
ッパアーム26で位置保持することで、二個のアーム1
9,21間に位置するスプリング20の弾発力でサーマ
ルヘッド15がプラテンローラ25の周面上に押圧保持
された状態となる。
【0018】ここで、このヘッド支持機構9では、前述
のように支持アーム19の回動中心である支持軸22の
軸心が、サーマルヘッド15の発熱素子18の表面17
と同一平面上に位置しているので、このサーマルヘッド
15の発熱素子18は常に表面17と直交する方向に移
動することになる。従って、このサーマルヘッド15の
発熱素子18はプラテンローラ25の周面に垂直に接離
して周面方向には変位しないので、接離自在なサーマル
ヘッド15の発熱素子18とプラテンローラ25との位
置精度が良好である。
【0019】さらに、このヘッド支持機構9では、上述
のようにサーマルヘッド15を変位自在に支持する支持
アーム19と、この支持アーム19をスプリング20で
押圧保持する押圧アーム21とが、係合部23と開口溝
24との係合で連結されているので、サーマルヘッド1
5をプラテンローラ25に接離させる際に支持アーム1
9と押圧アーム21とを個別に操作する必要がなく、ス
プリング20を喪失することもないので作業性が良好で
ある。
【0020】しかも、このヘッド支持機構9では、上述
のように本体フレーム14に支持アーム19や押圧アー
ム21を組付ける際、これらのアーム19,21間にス
プリング20を挿入する必要があるが、これらのアーム
19,21は係合部23と開口溝24との係合でスプリ
ング20の弾発力に抗して連結することができるので、
その組付けが極めて容易で機器の生産性向上に寄与する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように、プラテンを本体
フレームに取付け、この本体フレームに末端部が軸支さ
れて回動自在な支持アームを設け、この支持アームの先
端部に発熱素子がライン状に連設されたサーマルヘッド
を取付け、このサーマルヘッドの発熱素子をプラテンの
表面に押圧保持する押圧手段を設けたヘッド支持機構に
おいて、サーマルヘッドの発熱素子の表面と支持アーム
の回動中心の軸心とを同一平面上に位置させたことによ
り、回動自在な支持アームに支持されたサーマルヘッド
の発熱素子は、その表面と直交する方向に移動してプラ
テンの表面に垂直に接離するので、接離自在なサーマル
ヘッドの発熱素子とプラテンとの位置精度が良好である
等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】斜視図である。
【図3】要部の分解斜視図である。
【図4】従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
9 ヘッド支持機構 14 本体フレーム 15 サーマルヘッド 17 表面 18 発熱素子 19 支持アーム 20,21,26,27 押圧手段 25 プラテン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プラテンを本体フレームに取付け、この
    本体フレームに末端部が軸支されて回動自在な支持アー
    ムを設け、この支持アームの先端部に発熱素子がライン
    状に連設されたサーマルヘッドを取付け、このサーマル
    ヘッドの発熱素子を前記プラテンの表面に押圧保持する
    押圧手段を設けたヘッド支持機構において、前記サーマ
    ルヘッドの発熱素子の表面と前記支持アームの回動中心
    の軸心とを同一平面上に位置させたことを特徴とするヘ
    ッド支持機構。
JP18718591A 1991-07-26 1991-07-26 ヘツド支持機構 Pending JPH0524307A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18718591A JPH0524307A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ヘツド支持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18718591A JPH0524307A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ヘツド支持機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0524307A true JPH0524307A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16201602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18718591A Pending JPH0524307A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ヘツド支持機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6457647B1 (en) * 1993-11-16 2002-10-01 Canon Kabushiki Kaisha Memory card adaptor to facilitate upgrades and the like
US6758614B2 (en) 2001-11-16 2004-07-06 Seiko Epson Corporation Printer unit and printing apparatus incorporating the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02245343A (ja) * 1989-03-17 1990-10-01 Sharp Corp 熱記録装置
JPH03190773A (ja) * 1989-12-20 1991-08-20 Seiko Instr Inc 記録装置

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