JPH05242415A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH05242415A JPH05242415A JP3992692A JP3992692A JPH05242415A JP H05242415 A JPH05242415 A JP H05242415A JP 3992692 A JP3992692 A JP 3992692A JP 3992692 A JP3992692 A JP 3992692A JP H05242415 A JPH05242415 A JP H05242415A
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- magnetic
- core
- front core
- magnetic head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ギャップを形成した磁気コアを磁気記録
媒体に対し摺動接触させて情報の記録、再生、または消
去を行なう磁気ヘッドにおいて、うず電流損失を低減す
る。 【構成】 磁気コアを構成するフロントコア１の磁気ギ
ャップＧ１、Ｇ２近傍以外の部分を部分的に分割するス
リット５を形成した。このスリット５によりフロントコ
ア１内でうず電流が流れにくくなり、うず電流損失を低
減できる。
媒体に対し摺動接触させて情報の記録、再生、または消
去を行なう磁気ヘッドにおいて、うず電流損失を低減す
る。 【構成】 磁気コアを構成するフロントコア１の磁気ギ
ャップＧ１、Ｇ２近傍以外の部分を部分的に分割するス
リット５を形成した。このスリット５によりフロントコ
ア１内でうず電流が流れにくくなり、うず電流損失を低
減できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ギャップを形成し
た磁気コアを磁気記録媒体に対し摺動接触させて情報の
記録、再生、または消去を行なう磁気ヘッド及びその製
造方法に関するものである。
た磁気コアを磁気記録媒体に対し摺動接触させて情報の
記録、再生、または消去を行なう磁気ヘッド及びその製
造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、消去用の磁気ヘッドで特にメタル
テープなどの高保磁力媒体に用いられるものとして、磁
気コアの磁気記録媒体に摺動接触するフロント部を高飽
和磁束密度の金属材料から形成し、バック部をフェライ
トから形成した複合型と呼ばれる構造が採用されてい
る。この複合型磁気ヘッドの従来の構造を図４により説
明する。図４の（ａ）は同磁気ヘッドの媒体摺動面を示
し、（ｂ）は正面を示し、（ｃ）は側面を示している。
テープなどの高保磁力媒体に用いられるものとして、磁
気コアの磁気記録媒体に摺動接触するフロント部を高飽
和磁束密度の金属材料から形成し、バック部をフェライ
トから形成した複合型と呼ばれる構造が採用されてい
る。この複合型磁気ヘッドの従来の構造を図４により説
明する。図４の（ａ）は同磁気ヘッドの媒体摺動面を示
し、（ｂ）は正面を示し、（ｃ）は側面を示している。
【０００３】図４において符号１は不図示の磁気記録媒
体に摺動接触するフロントコアであり、高飽和磁束密度
の金属材料からなり、２つの消去用磁気ギャップＧ１、
Ｇ２が形成され、下部が３分されている。フロントコア
１のトラック幅方向に隣接して非磁性ブロック４が設け
られている。そしてフロントコア１と非磁性ブロック４
はバックコア３上に固着されている。バックコア３はフ
ェライトから断面がＥ字形に形成され、中央部にコイル
２が巻装されている。
体に摺動接触するフロントコアであり、高飽和磁束密度
の金属材料からなり、２つの消去用磁気ギャップＧ１、
Ｇ２が形成され、下部が３分されている。フロントコア
１のトラック幅方向に隣接して非磁性ブロック４が設け
られている。そしてフロントコア１と非磁性ブロック４
はバックコア３上に固着されている。バックコア３はフ
ェライトから断面がＥ字形に形成され、中央部にコイル
２が巻装されている。
【０００４】このような構造で消去時にはコイル２に高
周波電流が印加されることにより、磁気ギャップＧ１、
Ｇ２に高周波磁束が発生し、フロントコア１に摺動接触
する不図示の媒体の記録情報を消去できる。
周波電流が印加されることにより、磁気ギャップＧ１、
Ｇ２に高周波磁束が発生し、フロントコア１に摺動接触
する不図示の媒体の記録情報を消去できる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例では、フロントコア１の固有抵抗が低いため消去時
にフロントコア１内に生じるうず電流によるうず電流損
失が大きく、それによる発熱も大きいため、磁気記録媒
体にダメージを与えるなどの問題が生じていた。
来例では、フロントコア１の固有抵抗が低いため消去時
にフロントコア１内に生じるうず電流によるうず電流損
失が大きく、それによる発熱も大きいため、磁気記録媒
体にダメージを与えるなどの問題が生じていた。
【０００６】そこで本発明の課題は、この種の磁気ヘッ
ドにおいてうず電流損失を低減できる構造、及びその構
造の磁気ヘッドを安価に製造できる製造方法を提供する
ことにある。
ドにおいてうず電流損失を低減できる構造、及びその構
造の磁気ヘッドを安価に製造できる製造方法を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の磁気ヘッドによれば、磁気コアの磁気ギャ
ップ近傍以外の部分を部分的に分割して磁気コア内でう
ず電流を流れにくくするためのスリットを磁気コアに形
成した構造を採用した。
め、本発明の磁気ヘッドによれば、磁気コアの磁気ギャ
ップ近傍以外の部分を部分的に分割して磁気コア内でう
ず電流を流れにくくするためのスリットを磁気コアに形
成した構造を採用した。
【０００８】また本発明による磁気ヘッドの製造方法に
よれば、磁気ヘッドの磁気コアを構成するフロントコア
を形成する工程として、高飽和磁束密度の金属ブロック
材に対し、上記うず電流を流れにくくするためのスリッ
トを所定深さ、所定間隔で平行に加工する工程と、該工
程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁気ギ
ャップを形成するためのギャップ溝を前記スリットより
深い所定深さで加工する工程と、該工程後に前記スリッ
トとギャップ溝にガラスを充填し溶着する工程と、該工
程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁気記
録媒体摺動面に相当する面を加工した後、前記金属ブロ
ック材を所定トラック幅に切断してフロントコアを得る
工程を有する構成を採用した。
よれば、磁気ヘッドの磁気コアを構成するフロントコア
を形成する工程として、高飽和磁束密度の金属ブロック
材に対し、上記うず電流を流れにくくするためのスリッ
トを所定深さ、所定間隔で平行に加工する工程と、該工
程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁気ギ
ャップを形成するためのギャップ溝を前記スリットより
深い所定深さで加工する工程と、該工程後に前記スリッ
トとギャップ溝にガラスを充填し溶着する工程と、該工
程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁気記
録媒体摺動面に相当する面を加工した後、前記金属ブロ
ック材を所定トラック幅に切断してフロントコアを得る
工程を有する構成を採用した。
【０００９】
【作用】本発明の磁気ヘッドの構造によれば、上記スリ
ットにより磁気コア内でうず電流が流れにくくなり、う
ず電流損失を低減できる。
ットにより磁気コア内でうず電流が流れにくくなり、う
ず電流損失を低減できる。
【００１０】また本発明の磁気ヘッドの製造方法によれ
ば、１個の金属ブロック材から上記スリットを有したフ
ロントコアを一度に多数個形成できる。
ば、１個の金属ブロック材から上記スリットを有したフ
ロントコアを一度に多数個形成できる。
【００１１】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。なお、ここでは先述した消去用の複合型磁気ヘッド
を例示しており、実施例の図において従来例の図４中と
共通ないし対応する部分には共通の符号を付し、共通部
分の説明は省略する。
る。なお、ここでは先述した消去用の複合型磁気ヘッド
を例示しており、実施例の図において従来例の図４中と
共通ないし対応する部分には共通の符号を付し、共通部
分の説明は省略する。
【００１２】［第１実施例］図１は本発明の第１実施例
による複合型磁気ヘッドの構造を示しており、（ａ）は
同磁気ヘッドの媒体摺動面を示し、（ｂ）は正面を示
し、（ｃ）は側面を示している。
による複合型磁気ヘッドの構造を示しており、（ａ）は
同磁気ヘッドの媒体摺動面を示し、（ｂ）は正面を示
し、（ｃ）は側面を示している。
【００１３】この図１（ａ）〜（ｃ）に示すように、本
実施例の磁気ヘッドではフロントコア１にスリット５を
形成してある。このスリット５は、フロントコア１にお
いてうず電流が流れにくくなるように、フロントコア１
の磁気ギャップＧ１、Ｇ２近傍以外の部分を部分的に分
割するものである。ここではスリット５は３本形成し、
図１（ｂ）、（ｃ）中でフロントコア１の下端から磁気
ギャップＧ１、Ｇ２の下まで、即ち円弧状に湾曲した媒
体摺動面（上面）の頂上部より少し下までの深さで形成
し、磁気ギャップＧ１、Ｇ２に対し垂直な媒体摺動方向
に対し僅かな角度θだけ傾斜した方向に平行にフロント
コア１全体を横断するように形成してある。なおスリッ
ト５に非磁性材を充填してもよい。本実施例の磁気ヘッ
ドのスリット５以外の構造は先述の従来例と共通とす
る。
実施例の磁気ヘッドではフロントコア１にスリット５を
形成してある。このスリット５は、フロントコア１にお
いてうず電流が流れにくくなるように、フロントコア１
の磁気ギャップＧ１、Ｇ２近傍以外の部分を部分的に分
割するものである。ここではスリット５は３本形成し、
図１（ｂ）、（ｃ）中でフロントコア１の下端から磁気
ギャップＧ１、Ｇ２の下まで、即ち円弧状に湾曲した媒
体摺動面（上面）の頂上部より少し下までの深さで形成
し、磁気ギャップＧ１、Ｇ２に対し垂直な媒体摺動方向
に対し僅かな角度θだけ傾斜した方向に平行にフロント
コア１全体を横断するように形成してある。なおスリッ
ト５に非磁性材を充填してもよい。本実施例の磁気ヘッ
ドのスリット５以外の構造は先述の従来例と共通とす
る。
【００１４】このような構造によれば、消去時にコイル
２に高周波電流を流すとバックコア３に磁束が発生し、
フロントコア１に磁束が流れ、フロントコア１内にうず
電流が流れるが、スリット５によるフロントコア１の部
分的分割によってうず電流が流れにくいので、従来より
うず電流損失が小さく、それによる発熱も抑えることが
できる。
２に高周波電流を流すとバックコア３に磁束が発生し、
フロントコア１に磁束が流れ、フロントコア１内にうず
電流が流れるが、スリット５によるフロントコア１の部
分的分割によってうず電流が流れにくいので、従来より
うず電流損失が小さく、それによる発熱も抑えることが
できる。
【００１５】なお、フロントコア１において媒体摺動面
の磁気ギャップＧ１、Ｇ２近傍部分はスリット５により
分割されていないため、全コア幅で均一な消去が可能で
あり、支障はない。
の磁気ギャップＧ１、Ｇ２近傍部分はスリット５により
分割されていないため、全コア幅で均一な消去が可能で
あり、支障はない。
【００１６】次に本実施例の磁気ヘッドの製造方法を説
明するが、新規であるのはフロントコア１の形成工程だ
けであるので、その工程だけ図２により説明する。
明するが、新規であるのはフロントコア１の形成工程だ
けであるので、その工程だけ図２により説明する。
【００１７】図２の（ａ）において符号１１はフロント
コア１を複数個形成するための高飽和磁束密度の金属ブ
ロック材であり直方形に形成する。まず、この金属ブロ
ック材１１に対しフロントコア１の図１（ｂ）中下面側
（コイル２側）の形状に対応する溝１２、１３を金属ブ
ロック材１１の長手方向（フロントコア１のトラック幅
方向に相当する方向）に平行に加工する。
コア１を複数個形成するための高飽和磁束密度の金属ブ
ロック材であり直方形に形成する。まず、この金属ブロ
ック材１１に対しフロントコア１の図１（ｂ）中下面側
（コイル２側）の形状に対応する溝１２、１３を金属ブ
ロック材１１の長手方向（フロントコア１のトラック幅
方向に相当する方向）に平行に加工する。
【００１８】次に図２の（ｂ）と（ｂ’）に示すよう
に、金属ブロック材１１に対し先述のスリット５を金属
ブロック材１１の長手方向に直交する方向に対し角度θ
だけ傾斜した方向に平行に所定間隔で所定深さに形成す
る。
に、金属ブロック材１１に対し先述のスリット５を金属
ブロック材１１の長手方向に直交する方向に対し角度θ
だけ傾斜した方向に平行に所定間隔で所定深さに形成す
る。
【００１９】次に（ｃ）に示すように、溝１２、１３の
底部に磁気ギャップＧ１、Ｇ２を形成するためのギャッ
プ溝１４、１５をスリット５より深い所定深さに加工す
る。
底部に磁気ギャップＧ１、Ｇ２を形成するためのギャッ
プ溝１４、１５をスリット５より深い所定深さに加工す
る。
【００２０】次に（ｄ）に示すように、ガラス１６を溝
１２、１３、ギャップ溝１４、１５およびスリット５に
充填し、溶着する。
１２、１３、ギャップ溝１４、１５およびスリット５に
充填し、溶着する。
【００２１】次に金属ブロック材１１の（ｄ）中の下面
を、フロントコア１の媒体摺動面に相当する面として、
（ｄ）中に一点鎖線でしめす円弧形状に湾曲した形状に
加工し、しかる後に金属ブロック材１１をフロントコア
１のトラック幅で切断して（ｅ）及び（ｅ’）に示すフ
ロントコア１が完成する。
を、フロントコア１の媒体摺動面に相当する面として、
（ｄ）中に一点鎖線でしめす円弧形状に湾曲した形状に
加工し、しかる後に金属ブロック材１１をフロントコア
１のトラック幅で切断して（ｅ）及び（ｅ’）に示すフ
ロントコア１が完成する。
【００２２】このようにして１個の金属ブロック材１１
から１度に多数個のフロントコア１を形成でき、本実施
例の複合型磁気ヘッドを安価に製造することができる。
なお上記の工程中でスリット５の加工は通常の切削の他
にレーザー照射などでも行なえる。
から１度に多数個のフロントコア１を形成でき、本実施
例の複合型磁気ヘッドを安価に製造することができる。
なお上記の工程中でスリット５の加工は通常の切削の他
にレーザー照射などでも行なえる。
【００２３】［第２実施例］次に図３の（ａ）、（ｂ）
は第２実施例による複合型磁気ヘッドのフロントコア１
の構造を示している。この場合、フロントコア１のスリ
ット５は第１実施例のようにフロントコア１の媒体摺動
方向の全コア幅に渡って形成されているのではなく、左
右に分かれ、フロントコア１の図中右端から右側の磁気
ギャップＧ１の右側近傍までと、左端から左側の磁気ギ
ャップＧ２の左側近傍までに形成されている。またスリ
ット５は図中左右方向の媒体摺動方向に平行に形成され
ている。このような構造によっても同様にうず電流損失
を低減できる。
は第２実施例による複合型磁気ヘッドのフロントコア１
の構造を示している。この場合、フロントコア１のスリ
ット５は第１実施例のようにフロントコア１の媒体摺動
方向の全コア幅に渡って形成されているのではなく、左
右に分かれ、フロントコア１の図中右端から右側の磁気
ギャップＧ１の右側近傍までと、左端から左側の磁気ギ
ャップＧ２の左側近傍までに形成されている。またスリ
ット５は図中左右方向の媒体摺動方向に平行に形成され
ている。このような構造によっても同様にうず電流損失
を低減できる。
【００２４】このようにスリット５の方向や形態などは
特に限定するものではなく、数も限定されないことも勿
論である。なお、上記のようにスリット５を形成する構
造は特に消去用複合型磁気ヘッドに好適であるが、複合
型に限らず、また記録再生用磁気ヘッドに適用すること
も考えられる。
特に限定するものではなく、数も限定されないことも勿
論である。なお、上記のようにスリット５を形成する構
造は特に消去用複合型磁気ヘッドに好適であるが、複合
型に限らず、また記録再生用磁気ヘッドに適用すること
も考えられる。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の磁気ヘッドによれば、磁気コアの磁気ギャップ近傍以
外の部分を部分的に分割して磁気コア内でうず電流を流
れにくくするためのスリットを磁気コアに形成した構造
を採用したので、磁気コア内でうず電流を流れにくくし
てうず電流損失を低減し、それによる発熱を抑えること
ができる。
の磁気ヘッドによれば、磁気コアの磁気ギャップ近傍以
外の部分を部分的に分割して磁気コア内でうず電流を流
れにくくするためのスリットを磁気コアに形成した構造
を採用したので、磁気コア内でうず電流を流れにくくし
てうず電流損失を低減し、それによる発熱を抑えること
ができる。
【００２６】また本発明による磁気ヘッドの製造方法に
よれば、磁気ヘッドの磁気コアを構成するフロントコア
を形成する工程として、高飽和磁束密度の金属ブロック
材に対し、上記うず電流を流れにくくするためのスリッ
トを所定深さ、所定間隔で平行に加工する工程と、該工
程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁気ギ
ャップを形成するためのギャップ溝を前記スリットより
深い所定深さで加工する工程と、該工程後に前記スリッ
トとギャップ溝にガラスを充填し溶着する工程と、該工
程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁気記
録媒体摺動面に相当する面を加工した後、前記金属ブロ
ック材を所定トラック幅に切断してフロントコアを得る
工程を有する構成を採用したので、１個の金属ブロック
材から上記スリットを有したフロントコアを一度に多数
個形成でき、本発明の構造を有する磁気ヘッドを安価に
製造できる。
よれば、磁気ヘッドの磁気コアを構成するフロントコア
を形成する工程として、高飽和磁束密度の金属ブロック
材に対し、上記うず電流を流れにくくするためのスリッ
トを所定深さ、所定間隔で平行に加工する工程と、該工
程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁気ギ
ャップを形成するためのギャップ溝を前記スリットより
深い所定深さで加工する工程と、該工程後に前記スリッ
トとギャップ溝にガラスを充填し溶着する工程と、該工
程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁気記
録媒体摺動面に相当する面を加工した後、前記金属ブロ
ック材を所定トラック幅に切断してフロントコアを得る
工程を有する構成を採用したので、１個の金属ブロック
材から上記スリットを有したフロントコアを一度に多数
個形成でき、本発明の構造を有する磁気ヘッドを安価に
製造できる。
【図１】本発明の第１実施例による消去用複合型磁気ヘ
ッドの構造を示す上面図、正面図、及び側面図である。
ッドの構造を示す上面図、正面図、及び側面図である。
【図２】同磁気ヘッドのフロントコアの製造工程の説明
図である。
図である。
【図３】第２実施例の磁気ヘッドのフロントコアの構造
を示す上面図と側面図である。
を示す上面図と側面図である。
【図４】従来の消去用複合型磁気ヘッドの構造を示す上
面図、正面図、及び側面図である。
面図、正面図、及び側面図である。
１ フロントコア ２ コイル ３ バックコア ４ 非磁性ブロック ５ スリット １１ 金属ブロック材 １２、１３ 溝 １４、１５ ギャップ溝 １６ ガラス Ｇ１、Ｇ２ 磁気ギャップ
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気ギャップを形成した磁気コアを磁気
記録媒体に対し摺動接触させて情報の記録、再生、また
は消去を行なう磁気ヘッドにおいて、磁気コアの磁気ギ
ャップ近傍以外の部分を部分的に分割して磁気コア内で
うず電流を流れにくくするためのスリットを磁気コアに
形成したことを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項２】 磁気ヘッドの磁気コアを構成するフロン
トコアを形成する工程として、 高飽和磁束密度の金属ブロック材に対し、フロントコア
の磁気ギャップ近傍以外の部分を部分的に分割してフロ
ントコア内でうず電流を流れにくくするための所定深さ
のスリットを所定間隔で平行に加工する工程と、 該工程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁
気ギャップを形成するためのギャップ溝を前記スリット
より深い所定深さで加工する工程と、 該工程後に前記スリットとギャップ溝にガラスを充填し
溶着する工程と、 該工程後に前記金属ブロック材に対しフロントコアの磁
気記録媒体摺動面に相当する面を加工した後、前記金属
ブロック材を所定トラック幅に切断してフロントコアを
得る工程を有することを特徴とする磁気ヘッドの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3992692A JPH05242415A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3992692A JPH05242415A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05242415A true JPH05242415A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12566545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3992692A Pending JPH05242415A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05242415A (ja) |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP3992692A patent/JPH05242415A/ja active Pending
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