JP3142452B2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JP3142452B2
JP3142452B2 JP06328947A JP32894794A JP3142452B2 JP 3142452 B2 JP3142452 B2 JP 3142452B2 JP 06328947 A JP06328947 A JP 06328947A JP 32894794 A JP32894794 A JP 32894794A JP 3142452 B2 JP3142452 B2 JP 3142452B2
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昌也 坂田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッドに係り、カセ
ットストリーマに使用する、ワイドライト/ナロウリー
ドのシングルギャップフェライト磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の1例になるワイドライト
/ナロウリードのシングルギャップフェライト磁気ヘッ
ド10を示す。磁気ヘッド10は、リードコア11と、
フォーク状のサイドコア12と、ライトコア13と、サ
イドコア−ライトコア用バックバー14と、リードコア
ーライトコア用バックバー15と、ライトコイル16,
17と、リードコイル18とよりなる。
【0003】バックバー15は、高さ位置H2 に位置し
ている。バックバー14は、上記の高さ位置H2 よりも
高い位置H1 に位置している。コア11,12,13及
びバックバー14,15は、共にフェライト製である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の磁気ヘッド10
は、以下に挙げる問題を有している。 製造コストが
高い。コア11,13の高さ寸法はh1 ,コア12の高
さ寸法はh2 であり、h1 ≠h2 であり、高さが不揃い
である。このため、材料取りの効率が悪く、その分磁気
ヘッドの製造コストが高くなっていた。
【0005】 記録特性が良くない。磁気テープ上の
一のトラック20は、ライトコア13とリードコア11
との間のギャップ部21-1によって形成される主トラッ
ク部分20-1と、ライトコア13とサイドコア12との
間のギャップ部21-2,21-3によって、上記主トラッ
ク部分20-1の両側に形成されるサイドトラック部分2
-2,20-3とよりなる。
【0006】主トラック部分20-1は、コア13−バッ
クバー15−コア11−磁気テープ(図示せず)−コア
13よりなる磁気回路Aによって形成される。サイドト
ラック部分20-2,20-3は、コア13−バックバー1
4−コア12−磁気テープ(図示せず)−コア13より
なる磁気回路Bによって形成される。磁気回路Aの磁路
長さlA ,磁気回路Bの磁路長さlB とする。
【0007】ここで、コア11,13とコア12とは、
高さが不揃いであるため、磁路長lA と磁路長lB との
間で、比較的大きい差が生じている。なおlA >lB
ある。よって、磁気回路Aの磁気抵抗が磁気回路Bの磁
気抵抗より大きく、その差は比較的大きい。このため、
同じ一のトラック20の内、主トラック部分20-1は、
サイドトラック部分20-2,20-3に比べて、記録効率
が低くなっていた。
【0008】即ち、同一トラック上で、記録効率に差が
できていた。この結果、記録特性が良くなかった。そこ
で、本発明は、上記課題を解決した磁気ヘッドを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、リー
ドコアと、サイドギャップ部を介して該リードコアの両
側に配されたサイドコアと、リード・ライトギャップ部
を介して上記リードコア及びサイドコアに対向して配さ
れたライトコアとを有し、記録媒体のトラックに対して
情報の書き込み又は読み出しを行なう磁気ヘッドにおい
て、上記サイドコアは、上記サイドギャップ部を介して
上記リードコアに接合される頂部部分と、本体部分と
有し、且つ、上記リード・ライトギャップ部のギャップ
長方向であって上記トラックの幅に直交する方向である
第1の方向上の寸法に関し、該頂部部分が該本体部分よ
り小さい寸法形状を有するように構成したこものであ
る。
【0010】
【作用】請求項の発明において、サイドコアの形状
を、頂部部分の寸法を本体部分の寸法より小さくした構
成は、頂部部分の磁気抵抗を増やすように作用すると共
に、サイドコアとリードコアとが接合される部分の面積
が小さくなるように作用し、且つ、バックバーとサイド
コアとが接合される部分の面積は減らさないように作用
する。
【0011】
【実施例】図1及び図2(A)乃至(C)は、本発明の
一実施例になるワイドライト/ナロウリードのシングル
ギャップフェライト磁気ヘッド30を示す。磁気ヘッド
30は、リードコア31と、フォーク状のサイドコア3
2と、ライトコア33と、サイドコア−ライトコア用バ
ックバー34と、リードコア−ライトコア用バックバー
35と、ライトコイル36と、リードコイル37とを有
する。
【0012】この磁気ヘッド30は、カセットストリー
マに使用される。コア31,32,33及びバックバー
34,35は共にフェライト製である。38はガラス部
である。39はリード・ライトギャップ部であり、リー
ドコア31とライトコア33との間のギャップ部39-1
と、サイドコア32とライトコア33との間のギャップ
部39-2,39-3とよりなる。
【0013】磁気テープ上の一のトラック20は、ギャ
ップ部39-1によって形成される主トラック部分20-1
と、ギャップ部39-2,39-3によって形成されるサイ
ドトラック部分20-2,20-3とよりなる。W1 が書き
込みトラック幅であり、W2 が読み出しトラック幅であ
る。上記のバックバー34は、磁気ヘッド30の対向す
る側面40,41のうち、一の側面40に固定してあ
り、別のバックバー35は、反対側の側面41に固定し
てある。
【0014】バックバー35のうち、サイドコア32に
対向する個所には、切欠35aが形成してある。これに
より、バックバー35はサイドコア32に対して離れて
おり、両者は磁気的に絶縁されている。バックバー34
とバックバー35は、同じ高さH10に位置している。リ
ードコア31,サイドコア32,ライトコア33の下端
は、共に、バックバー34,35の個所が、終端となっ
ている。
【0015】このため、リードコア31,サイドコア3
2,ライトコア33は互いに等しい高さ寸法h10(図2
(B)参照)を有し、高さ寸法が揃っている。これによ
り、磁気ヘッド30は、以下に挙げる二つの特長を有す
る。 製造コストが安い。図3に示すように、コアブ
ランクの材料取りの効率が良いからである。製造工程に
ついては、後述する。
【0016】 記録特性が良い。主トラック部分20
-1を形成するための磁気回路A-1(コア33−バックバ
ー35−コア31−磁気テープ(図示せず)−コア3
3)の磁路長lA-1 と、サイドトラック部分20-2,2
-3を形成するための磁気回路B-1(コア33−バック
バー34−コア32−磁気テープ(図示せず)−コア3
3)の磁路長lB-1 とは、略等しい。このため磁気回路
-1の磁気抵抗と、磁気回路B-1の磁気抵抗とは略等し
い。よって、主トラック部分20-1及びサイドトラック
部分20-2,20-3には、情報は、同じ効率で記録され
る。
【0017】従って、情報のトラック20の全幅に亘っ
て等しい効率で記録される。次に、サイドコア32の形
状等について説明する。サイドコア32は、図1中、下
側寄りの部分である本体部分32aと、ギャップ部39
-2,39-3を形成する頂部部分32bとよりなる。頂部
部分32bのリード・ライトギャップ部39のギャップ
長方向(X1 ,X2 方向)上の寸法aは、本体部分32
bの同じ方向上の寸法bの約1/2と小さい。
【0018】サイドコア32が上記の形状を有している
ため、磁気ヘッド30は、以下に挙げる三つの特長を有
する。 サイドトラック部分20-2,20-3への情報
の記録効率が良い。磁気回路B-1内を通る磁束が受ける
抵抗は、コア32の本体部分32aを通った後、頂部部
分32bへ入ったときに急激に増える。
【0019】このため、磁束はギャップ部39-2,39
-3の部分に効率良く洩漏する。この結果、サイドトラッ
ク部分20-2,20-3への情報の記録が効率良く行われ
る。また、サイドコア32の本体部分32bのX1 ,X
2 方向の寸法bは大きいため、サイドコア32のうち、
バックバー34と密着する部分(図2(B)中、ハッチ
ングを付して示す)53の面積S2 は、比較的広い。
【0020】従って、磁気回路B-1は、安定したものと
なっている。このことによっても、サイドトラック部分
20-2,20-3への情報の記録が効率良く行われる。
読み出し時にオフトラックが生じたときのノイズを低
くしうる。読み出し時にオフトラックが生ずると、ギャ
ップ部39-2(又は39-3)が、読み出すべきトラック
の隣りのトラックの磁束を拾ってしまう。この磁束の一
部が図2(A)中、符号50で示すように、サイドコア
32から、サイドコア32とリードコア31との間のサ
イドギャップ部51(ギャップ長は約6μm である)を
通って、リードコア31内に流れ、これがノイズとなっ
てしまう。
【0021】本実施例においては、頂部部分32bのX
1 ,X2 方向上の寸法aが小さく定めてあるため、サイ
ドコア32がリードコア31と接合している部分(図2
(B)中、ハッチングを付して示す)52の面積S1
従来の場合より狭い。よって、サイドコア32とリード
コア31との間の磁気抵抗は従来の場合より高く、その
分、リードコア31内へ流れ込む磁束50の量は少なく
抑えられる。
【0022】この結果、読み出し時にオフトラックが生
じたときに発生するノイズが抑制される。 組立中の
破損が起きにくい。サイドコア32のうち、細い部分
は、頂部近傍だけに限られ、本体部分32bは幅広であ
る。
【0023】このため、全体を細幅とした場合に比べ
て、破損は格段に発生しにくい。次に、上記の磁気ヘッ
ド30の製造方法について、図3,図4,図5を参照し
て説明する。図3(A)はライトコアブランク60,同
図(D)はサイドコアブランク61,同図(G)はリー
ドコアブランク62を示す。
【0024】各ブランク60,61,62は、共に高さ
寸法がh20であり、等しく、高さが揃っている。従っ
て、フェライトブロックから磁気ヘッド30の素材であ
るブランク60,61,62を切り出す材料取りは、無
駄となる部分を発生させずに、効率良くなされる。この
点よりして、磁気ヘッド30の製造コストは安価であ
る。
【0025】各ブランク60,62については、同図
(B),(H)に示すように舟型加工を行ない、同図
(C),(I)に示すように、トラック加工を行って、
ブランク60-1,62-1を得る。ブランク61について
は、同図(E)に示すように、頂部を加工して薄くし、
頂部側にトラック加工を行って、同図(F)に示すブラ
ンク61-1を得る。
【0026】次に、ブランク60-1,62-1とをガラス
融着し、上面をラップ加工して、同図(J)に示すブラ
ンク組立体63を得る。ブランク組立体63はサイドギ
ャップ部51を有する。次に、ブランク組立体63とブ
ランク60-1とをガラス融着し、上面を加工して、同図
(K)に示すブランク組立体64を得る。
【0027】ブランク組立体64はギャップ部51及び
ギャップ部39を有する。次に、図3(K)中、破線で
示すように、カッタを底部側から切り込んで、溝を形成
するフォーミング加工を行ない、同図(L)示すフォー
ミング加工済ブランク組立体65を得る。次に、この組
立体65をスライスし、上面をラップ加工して、同図
(M)に示すコア主要組立体66を得る。
【0028】コア主要組立体66は、リードコア31
と、サイドコア32と、ライトコア38とを有する。次
いで、図4(A)に示すように、コア主要組立体66を
挟み込むように、コア主要組立体66に、非磁性セラミ
ック製のスペーサ67及びフェライト製のスライダ68
を接着する。
【0029】次いで、ライトコア33にライトコイル3
6を嵌合させ、リードコア31にリードコイル37を嵌
合させる。更には、バックバー34,35を、コア主要
組立体66の両側の側面の同じ高さ位置に接着する。こ
れによって、図4(B),(C)に示す。磁気ヘッド組
立体69を得る。
【0030】図4(C)は、図4(B)の磁気ヘッド組
立体69を底面側からみた図である。次に、磁気ヘッド
組立体69に、図5に示すように、フェライト製シール
ド(図示せず)及び亜鉛ダイキャスト製ホルダ70を取
り付け、更にフレキシブルケーブル71及び銅板製のシ
ールドカバー72を取り付け、頂面を研摩する。
【0031】これによって、図5に示すワイドライト/
ナロウリードのシングルギャップフェライト磁気ヘッド
装置73(30)が完成する。この磁気ヘッド装置70
(30)は、カセットスリーマに組込まれる。図6は、
本発明の第2実施例になる磁気ヘッド30Aを示す。こ
の磁気ヘッド30Aにおいては、バックバー34及び3
5が、コア31,32,33の底面42に接着してあ
る。これ以外は、図1に示す磁気ヘッド30と同じ構成
である。
【0032】図7は本発明の第3実施例になる磁気ヘッ
ド30Bを示す。この磁気ヘッド30Bは、一のバック
バー34をコア31等の側面40に接着し、別のバック
バー35をコア31等の底面42に接着してなる構成を
有する。図8は、本発明の第4実施例になる磁気ヘッド
30Cを示す。この磁気ヘッド30Cは、上記図7の磁
気ヘッド30Bとは逆に、一のバックバー35をコア3
1等の側面41に接着し、別のバックバー34をコア3
2,33の底面42に接着してなる構成を有する。
【0033】上記の磁気ヘッド30A,30B,30C
は、図1に示す磁気ヘッド30と同じ効果を有する。ま
た、本発明は上記実施例になるシングルトラックの磁気
ヘッドに限らず、マルチトラックの構造の磁気ヘッドと
しても実現出来る。また、請求項1の発明は、上記実施
例に限らず、センダスト製のコアよりなる磁気ヘッドに
も適用出来る。この磁気ヘッドは、コ字形のセンダスト
製のリードコアとコ字形のセンダスト製のライトコアと
を相対向させ、二つのセンダスト製のサイドコアを、リ
ードコアの両側に設けた構造であって、上記の二つのサ
イドコアを、頂部部分のリード・ライトギャップ部のギ
ャップ長方向上の寸法が、本体部分の上記リード・ライ
トギャップ部のギャップ長方向上の寸法より小さい形状
(図2(B)に示す形状)を有する構造を有する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、リードコアと、サイドギャップ部を介して該リード
コアの両側に配されたサイドコアと、リード・ライトギ
ャップ部を介して上記リードコア及びサイドコアに対向
して配されたライトコアとを有し、記録媒体のトラック
に対して情報の書き込み又は読み出しを行なう磁気ヘッ
ドにおいて、上記サイドコアは、上記サイドギャップ部
を介して上記リードコアに接合される頂部部分と、本体
部分とを有し、且つ、上記リード・ライトギャップ部の
ギャップ長方向であって上記トラックの幅に直交する方
向である第1の方向上の寸法に関し、該頂部部分が該本
体部分より小さい寸法形状を有する構成としたものであ
るため、サイドコアの形状を、頂部部分の寸法を本体部
分の寸法より小さくした構成は、頂部部分の磁気抵抗を
増やすように作用すると共に、サイドコアとリードコア
とが接合される部分の面積が小さくなるように作用し、
且つ、バックバーとサイドコアとが接合される部分の面
積は減らさないように作用し、よって、以下に挙げる効
果を有する。
【0035】 ライト時の頂部部分の磁気抵抗が増え
ているため、ライト時において、磁束がリード・ライト
ギャップ部より効率良く漏洩するようにすることが出
来、よって、従来に比べて記録特性の向上を図ることが
出来る。 サイドコアとリードコアとの間の磁気抵抗
が大きいため、リード時において、サイドコアよりリー
ドコアへ流れ込む磁束の量が制限され、よって、オフト
ラックが発生したときに、再生しているトラックに隣接
するトラックをリードした情報がノイズとなることを極
力抑えることが出来る。即ち、オフトラックに伴うノイ
ズの混入を抑えることが出来る。
【0036】 サイドコアとバックバーとの接合の面
積は大きいため、磁気回路を安定とし得る。 サイド
コアのうち、寸法形状が小さいのは、頂部部分に限られ
ているため、サイドコア全体を細身の寸法形状とした場
合に比べて、サイドコアの機械的強度を劣なうことがな
く、欠けが発生する危険を少なく出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる磁気ヘッドの斜視図
である。
【図2】図1の磁気ヘッドを示す図である。
【図3】図1の磁気ヘッドの製造工程のうちコア主要組
立体を製造するまでの工程を説明する図である。
【図4】図3に続く、製造工程を示す図である。
【図5】完成した磁気ヘッド装置を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例になる磁気ヘッドの斜視図
である。
【図7】本発明の第3実施例になる磁気ヘッドの斜視図
である。
【図8】本発明の第4実施例になる磁気ヘッドの斜視図
である。
【図9】従来の磁気ヘッドの1例を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 トラック 20-1 主トラック部分 20-2,20-3 サイドトラック部分 30,30A,30B,30C 磁気ヘッド 31 リードコア 32 サイドコア 32a 本体部分 32b 頂部部分 33 ライトコア 34 サイドコア−ライトコア用バックバー 35 リードコア−ライトコア用バックバー 35a 切欠 36 ライトコイル 37 リードコイル 38 ガラス部 39 リード・ライトギャップ部 39-1,39-2,39-3 ギャップ部 40,41 側面 42 底面 50 磁束 51 サイドギャップ部 52 サイドコアとリードコアとが密着している部分 53 バックバーとサイドコアとが密着している部分 60 ライトコアブランク 61 サイドコアブランク 62 リードコアブランク 63 ブランク組立体 64 ブランク組立体 65 フォーミング加工済ブランク組立体 66 コア主要組立体 67 スペーサ 68 スライダ 69 磁気ヘッド組立体 70 ホルダ 71 フレキシブルケーブル 72 シールドカバー 73 磁気ヘッド装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−25140(JP,A) 実開 昭56−174117(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードコアと、 サイドギャップ部を介して該リードコアの両側に配され
    たサイドコアと、 リード・ライトギャップ部を介して上記リードコア及び
    サイドコアに対向して配されたライトコアとを有し、記
    録媒体のトラックに対して情報の書き込み又は読み出し
    を行なう磁気ヘッドにおいて、 上記サイドコアは、上記サイドギャップ部を介して上記
    リードコアに接合される頂部部分と、本体部分とを有
    し、且つ、上記リード・ライトギャップ部のギャップ長
    方向であって上記トラックの幅に直交する方向である第
    1の方向上の寸法に関し、該頂部部分が該本体部分より
    小さい寸法形状を有するように構成したことを特徴とす
    る磁気ヘッド。
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