JPH0523721U - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JPH0523721U
JPH0523721U JP7089091U JP7089091U JPH0523721U JP H0523721 U JPH0523721 U JP H0523721U JP 7089091 U JP7089091 U JP 7089091U JP 7089091 U JP7089091 U JP 7089091U JP H0523721 U JPH0523721 U JP H0523721U
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JP
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locking
wall
protector
end surface
side wall
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JP7089091U
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一郎 安江
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋体を確実にプロテクタ本体に保持すること
が出来るプロテクタを提供する。 【構成】 本考案のプロテクタ33は、係止壁15の下
端面15a及び側面を覆うように側壁11の外周から突
設された保護壁35と、係止壁15に形成されて保護壁
35と側壁11との間に挿入される挿入部37とを備え
たことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線束が収容されるプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5には、実開平1−96716号公報で提案されたプロテクタ1が示されて いる。同図においてプロテクタ1は、プロテクタ本体3と、このプロテクタ本体 3を閉止する蓋体5と、この蓋体5をプロテクタ本体3に保持する係止手段7と で構成されている。なお、図1にはプロテクタ1の一部分を示した。
【0003】 上記プロテクタ本体3は、底部9と、この底部9の両側から同方向に屈曲形成 された一対の側壁11とで構成されている。また、蓋体5は、側壁11間を覆う 閉止部13と、この閉止部13の両側から同方向に屈曲形成されて側壁11の両 側に係止される一対の係止壁15とで構成されている。さらに、係止手段7は、 係止壁15及び閉止部13に形成された係止穴17と、側壁11に形成されて係 止穴17に係止される斜面19aを有する係止突起19とで構成されている。
【0004】 上記プロテクタ1に図示しない電線を収容する場合には、底部9上に電線を載 置した後、蓋体5の閉止部13で側壁11間を閉止する。そして、図6に示す如 く係止穴17内に係止突起19を挿入して、蓋体5をプロテクタ本体3に保持す る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図7に示す如く、電線を収容したプロテクタ1が車両に取り付けら れる場合、ボディ上の床面29から係止壁15の下端面15aまでの距離L1 が短いと、床面29上に異物(床面29が屈曲した凸部あるいは、床面29上に 固定されている部材等)21が係止壁15の下端面15aに当接し、係止壁15 が押し上げられて、係止突起19が係止穴17から外れてしまうという問題があ る。
【0006】 そこで、図8に示す如く実開平2−97819号公報で、係止穴24を有する 可撓性係止アーム26の下端面26aの下部に側壁23から保護部材25を突設 させたプロテクタ27が提案されている。このプロテクタ27によれば、保護部 材25により、床面29上の異物21により可撓性係止アーム26が押し上げら れることがなくなり、不用意に係止穴24から係止突起19が外れないようにな っている。
【0007】 しかしながら、このプロテクタ27では、保護突起25と可撓性係止アーム2 6の下端面との間に隙間31があるので、この隙間31に異物が挿入し、プロテ クタ27を移動させる際に、異物により可撓性係止アーム26が押し上げられて 、係止穴24から係止突起19が不用意に外れる恐れがある。従って、蓋体をプ ロテクタ本体に確実に保持することが出来なかった。
【0008】 そこで本考案は、蓋体を確実にプロテクタ本体に保持することが出来るプロテ クタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、係止壁の下端面及び側端面を覆う保護壁 を、側壁の外周から突設したことを特徴としている。
【0010】
【作用】
本考案によれば、例えば車両の床上にプロテクタを取り付ける場合、異物が床 上にあっても、この異物は、保護壁により係止壁の下端面の下部に入り込むこと がなく、また、下端面の下部に側面側から挿入することがない。これにより、係 止穴から係止突起が不用意に外れることがないので、蓋体をプロテクタ本体に確 実に保持することが出来る。
【0011】
【実施例】
次に本考案に係るプロテクタの実施例について説明する。なお図5に示す従来 のプロテクタ1と同構成部分については図面に同符号を付して重複した説明を省 略する。
【0012】 図1に示す如く、本実施例のプロテクタ33のプロテクタ本体3の側壁11の 底部側からは、略L字状の保護壁35が係止突起19を挟んで両側に突設されて いる。これらの保護壁35は、係止壁15の下端面15aを覆うと共に係止壁1 5の側面を覆うようになっている。
【0013】 一方、蓋体5の係止壁15の下部は、図1及び図2に示す如く、下方に向けて 突出しており、保護壁35と側壁11との間に挿入される挿入部37となってい る。また、挿入部37の長さL2は、保護壁35全体の長さL3より若干短く 設定されている。
【0014】 蓋体5で側壁11間を閉止するには、挿入部37を係止突起19の斜面19a に当接させて蓋体5をプロテクタ本体3に向けて押圧し、係止壁15を傾斜面1 9aに沿って移動させて強制的に撓ませる。さらに蓋体5をプロテクタ本体3に 向けて押圧すると、係止壁15は係止突起19を乗り越えて、図2に示す如く、 係止突起19が係止穴17に挿入され、保護壁35と側壁11との間に挿入され る。これにより、蓋体5は、プロテクタ本体3に保持される。
【0015】 上記の状態から、例えば車両のボディにプロテクタ33を取り付ける場合、床 面29上に異物21があっても、図3に示す如く、係止壁15の下端面15aの 下部に保護壁35があるので、係止壁15に不用意に力が付与されることがなく 、係止穴17から係止突起19が外れることがない。
【0016】 また、係止壁15の側面も保護壁35により覆われているので、係止壁15の 下端面15aと床面29との隙間に異物が挿入されることがなく、係止壁15に 不用意に力が付与されることがない。従って、係止穴17から係止突起19が外 れることがない。
【0017】 また、係止壁15の撓みが、保護壁35により規制されるので、蓋体5のプロ テクタ本体3への保持力を向上させることが出来る。
【0018】 なお、本実施例では、保護壁35を係止突起19の両側に形成したが、これに 限定されるものではなく、保護壁35の数、位置については、係止壁15の下端 面15aが覆われる位置であればいずれの位置でも良い。
【0019】 また、本実施例では、係止突起19がプロテクタ本体3に形成され、係止穴1 7が蓋体5に形成されたプロテクタに本考案を適用したが、係止突起19が蓋体 5に形成され、プロテクタ本体3に係止穴17が形成されたプロテクタにも本考 案を適用することが出来る。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るプロテクタによれば、係止壁の下端面及び側 端面を覆うように側壁の外周から突設された保護壁と、係止壁に形成されて保護 壁と側壁との間に挿入される挿入部とを備えたので、蓋体を確実にプロテクタ本 体に保持することが出来るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプロテクタの実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1のII-II線に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】図1のIII-III線に沿って切断した断面図であ
る。
【図4】係止壁に設けた挿入部を示す正面図である。
【図5】従来のプロテクタを示す斜視図である。
【図6】図5のVI-VI線に沿って切断した断面図であ
る。
【図7】図5のVII-VII線に沿って切断した断面図であ
る。
【図8】従来の他のプロテクタを示す斜視図である。
【符号の説明】
3 プロテクタ本体 5 蓋体 7 係止手段 9 底部 11 一対の側壁 15 係止壁 15a 下端面 15b 側面 33 プロテクタ 35 保護壁 37 挿入部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部とこの底部の両側から同方向に屈曲
    形成された一対の側壁とからなるプロテクタ本体と、前
    記側壁間を覆う閉止部とこの閉止部の両側から同方向に
    屈曲形成されて前記側壁の両側に係止される一対の係止
    壁とからなる蓋体と、前記側壁及び係止壁のいずれか一
    方に形成された係止穴と他方に形成されて前記係止穴に
    係止される係止突起とからなる係止手段とを備えたプロ
    テクタにおいて、前記係止壁の下端面及び側端面を覆う
    ように前記側壁の外周から突設された保護壁と、前記係
    止壁に形成されて前記保護壁と前記側壁との間に挿入さ
    れる挿入部とを備えたことを特徴とするプロテクタ。
JP1991070890U 1991-09-04 1991-09-04 プロテクタ Expired - Fee Related JP2533146Y2 (ja)

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JPH0523721U true JPH0523721U (ja) 1993-03-26
JP2533146Y2 JP2533146Y2 (ja) 1997-04-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020174830A1 (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 住友電装株式会社 ケーブルガイドおよびワイヤハーネス装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317510U (ja) * 1986-07-18 1988-02-05
JPH0196716U (ja) * 1987-12-17 1989-06-27

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JP2533146Y2 (ja) 1997-04-23

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