JPH05231174A - エンジン取付け部品の電気配線方法 - Google Patents
エンジン取付け部品の電気配線方法Info
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- JPH05231174A JPH05231174A JP4039298A JP3929892A JPH05231174A JP H05231174 A JPH05231174 A JP H05231174A JP 4039298 A JP4039298 A JP 4039298A JP 3929892 A JP3929892 A JP 3929892A JP H05231174 A JPH05231174 A JP H05231174A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/02—Contact members
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- H01R13/113—Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、自動車等のガソリンエンジンのエ
ンジン上部に取付ける取付け部品の電気配線方法におい
て、前記取付け部品の受電コネクタとワイヤハーネスの
給電コネクタの接続が簡単に実施出来る電気配線方法を
提供することを目的とする。 【構成】 取り付け部品たるイグニッションコイル
(1)は、エンジン本体(2)上部のシリンダヘッド
(2a)の各気筒上部にビス(図示せず)にて螺着され
るとともに、イグニッションコイル(1)の上部には、
接触端子(1c1 )を上向きに形成された受電コネクタ
(1c)が形成されている。シリンダヘッドカバー3の
裏面の一方の端部に、外方に受電コネクタ4aが形成さ
れたイグナイタ4が装着され、雌型端子金具5aを内蔵
されたコネクタハウジング5bを有する給電コネクタ5
が、前記イグニッションコイル(1)の接触端子(1c
1 )に対応する位置に立設され、該雌型端子金具5aと
イグナイタ4の所定の接続箇所が所定の回路パターンの
導体6にて接続されている。
ンジン上部に取付ける取付け部品の電気配線方法におい
て、前記取付け部品の受電コネクタとワイヤハーネスの
給電コネクタの接続が簡単に実施出来る電気配線方法を
提供することを目的とする。 【構成】 取り付け部品たるイグニッションコイル
(1)は、エンジン本体(2)上部のシリンダヘッド
(2a)の各気筒上部にビス(図示せず)にて螺着され
るとともに、イグニッションコイル(1)の上部には、
接触端子(1c1 )を上向きに形成された受電コネクタ
(1c)が形成されている。シリンダヘッドカバー3の
裏面の一方の端部に、外方に受電コネクタ4aが形成さ
れたイグナイタ4が装着され、雌型端子金具5aを内蔵
されたコネクタハウジング5bを有する給電コネクタ5
が、前記イグニッションコイル(1)の接触端子(1c
1 )に対応する位置に立設され、該雌型端子金具5aと
イグナイタ4の所定の接続箇所が所定の回路パターンの
導体6にて接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のガソリンエ
ンジンのエンジン上部に取付ける取付け部品の電気配線
方法に関するものである。
ンジンのエンジン上部に取付ける取付け部品の電気配線
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は第1従来例のエンジン取付け部品
の電気配線方法の分解斜視図である。図9において、イ
グニッションコイルaは、エンジン本体b上部のシリン
ダヘッドcの各気筒上部に取付けられるとともに、該イ
グニッションコイルaの下部には各気筒に取付けられた
点火プラグdに接続され、上部の横向きのコネクタa 1
はイグナイタeに接続されたコネクタe1 に接続されて
いる。
の電気配線方法の分解斜視図である。図9において、イ
グニッションコイルaは、エンジン本体b上部のシリン
ダヘッドcの各気筒上部に取付けられるとともに、該イ
グニッションコイルaの下部には各気筒に取付けられた
点火プラグdに接続され、上部の横向きのコネクタa 1
はイグナイタeに接続されたコネクタe1 に接続されて
いる。
【0003】前記イグナイタeと前記コネクタe1 とを
結んだワイヤハーネスfは、ビスg 1 でシリンダヘッド
cへ取付けられたシリンダヘッドカバーgで保護されて
いる。第1従来例は、上記のように構成されているので
使用時において、シリンダヘッドcに取付けられた、各
イグニッションコイルaの横向きのコネクタa1 にそれ
ぞれ対応するワイヤハーネスfのコネクタe1 を接続し
た後、シリンダヘッドカバーgをビスg1 でシリンダヘ
ッドcに螺着してシリンダヘッドカバーgで保護してい
る。
結んだワイヤハーネスfは、ビスg 1 でシリンダヘッド
cへ取付けられたシリンダヘッドカバーgで保護されて
いる。第1従来例は、上記のように構成されているので
使用時において、シリンダヘッドcに取付けられた、各
イグニッションコイルaの横向きのコネクタa1 にそれ
ぞれ対応するワイヤハーネスfのコネクタe1 を接続し
た後、シリンダヘッドカバーgをビスg1 でシリンダヘ
ッドcに螺着してシリンダヘッドカバーgで保護してい
る。
【0004】従って、一々ワイヤハーネスfのコネクタ
e1 を、それぞれのイグニッションコイルaの横向きの
コネクタa1 に接続する手間を要する。図10(A)は
第2従来例のエンジン取付け部品のインジェクタの電気
配線方法の分解斜視図である。
e1 を、それぞれのイグニッションコイルaの横向きの
コネクタa1 に接続する手間を要する。図10(A)は
第2従来例のエンジン取付け部品のインジェクタの電気
配線方法の分解斜視図である。
【0005】図10(A)において、インジェクタh
は、エンジン本体b′上部のシリンダヘッドc′の各気
筒の横に取付けられたインテイクマニホールドjに取り
付けられ、該インジェクタhの上部には、該インジェク
タhに給電するコネクタh1 が設けられるとともに、該
コネクタh1 には先端にコネクタk1 を設けたワイヤハ
ーネスkがプロテクタmの中を挿通して接続されている
(図10(B)参照)。
は、エンジン本体b′上部のシリンダヘッドc′の各気
筒の横に取付けられたインテイクマニホールドjに取り
付けられ、該インジェクタhの上部には、該インジェク
タhに給電するコネクタh1 が設けられるとともに、該
コネクタh1 には先端にコネクタk1 を設けたワイヤハ
ーネスkがプロテクタmの中を挿通して接続されている
(図10(B)参照)。
【0006】第2従来例は、上記のように構成されてい
るので使用時において、エンジン本体b′上部のシリン
ダヘッドc′の各気筒の横に取付けられたインテイクマ
ニホールドjに取り付けられたインジェクタhに設けら
れたコネクタh1 に、ワイヤハーネスkをプロテクタm
に挿通した後、コネクタk1 がそれぞれ接続される。
るので使用時において、エンジン本体b′上部のシリン
ダヘッドc′の各気筒の横に取付けられたインテイクマ
ニホールドjに取り付けられたインジェクタhに設けら
れたコネクタh1 に、ワイヤハーネスkをプロテクタm
に挿通した後、コネクタk1 がそれぞれ接続される。
【0007】従って、ワイヤハーネスk及びコネクタk
1 を一々プロテクタmに挿通してそれぞれのインジェク
タhのコネクタh1 と接続する手間を要する。
1 を一々プロテクタmに挿通してそれぞれのインジェク
タhのコネクタh1 と接続する手間を要する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
鑑み、自動車等のガソリンエンジンのエンジン上部に取
付ける取付け部品の電気配線方法において、前記取付け
部品の受電コネクタとワイヤハーネスの給電コネクタの
接続が簡単に実施出来る電気配線方法を提供することを
目的とする。
鑑み、自動車等のガソリンエンジンのエンジン上部に取
付ける取付け部品の電気配線方法において、前記取付け
部品の受電コネクタとワイヤハーネスの給電コネクタの
接続が簡単に実施出来る電気配線方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、エンジン上部にイグニッションコイル
及びインジェクタ等の取付け部品を各気筒毎に独立して
設けるとともに、該取付け部品に要する信号等をワイヤ
ハーネスでそれぞれ分配している構造において、 エン
ジン上部に配設された前記取付け部品のそれぞれの受電
コネクタと対向して、シリンダヘッドカバー裏にそれぞ
れの給電コネクタを一体に形成するとともに、該給電コ
ネクタへの給電回路及び該給電回路への受電コネクタを
シリンダヘッドカバーに一体に設けた電気配線方法を採
用した。
めに、本発明は、エンジン上部にイグニッションコイル
及びインジェクタ等の取付け部品を各気筒毎に独立して
設けるとともに、該取付け部品に要する信号等をワイヤ
ハーネスでそれぞれ分配している構造において、 エン
ジン上部に配設された前記取付け部品のそれぞれの受電
コネクタと対向して、シリンダヘッドカバー裏にそれぞ
れの給電コネクタを一体に形成するとともに、該給電コ
ネクタへの給電回路及び該給電回路への受電コネクタを
シリンダヘッドカバーに一体に設けた電気配線方法を採
用した。
【0010】
【作用】エンジン上部にイグニッションコイル及びイン
ジェクタ等の取付け部品を各気筒毎に独立して設けると
ともに、該取付け部品に要する信号等をワイヤハーネス
でそれぞれ分配している構造において、エンジン上部に
配設された前記取付け部品のそれぞれの受電コネクタと
対向して、シリンダヘッドカバー裏にそれぞれの給電コ
ネクタを形成し、該給電コネクタへの給電回路及び該給
電回路への受電コネクタをもシリンダヘッドカバー裏に
一体に設けた。
ジェクタ等の取付け部品を各気筒毎に独立して設けると
ともに、該取付け部品に要する信号等をワイヤハーネス
でそれぞれ分配している構造において、エンジン上部に
配設された前記取付け部品のそれぞれの受電コネクタと
対向して、シリンダヘッドカバー裏にそれぞれの給電コ
ネクタを形成し、該給電コネクタへの給電回路及び該給
電回路への受電コネクタをもシリンダヘッドカバー裏に
一体に設けた。
【0011】従って、シリンダヘッドカバーをビスでシ
リンダヘッドに取付ける際、このシリンダヘッドの取付
け作業と同時に付随的に、前記取付け部品に対するそれ
ぞれの給電コネクタが該給電コネクタと対向する前記取
付け部品のコネクタと嵌合して電気的に接続される。従
って、外部からの該シリンダヘッドカバーの給電回路へ
の電気的接続は、該給電回路への受電コネクタただ一か
所の電気的接続のみでエンジン上部の取付け部品全部に
対する電気的接続は完了する。
リンダヘッドに取付ける際、このシリンダヘッドの取付
け作業と同時に付随的に、前記取付け部品に対するそれ
ぞれの給電コネクタが該給電コネクタと対向する前記取
付け部品のコネクタと嵌合して電気的に接続される。従
って、外部からの該シリンダヘッドカバーの給電回路へ
の電気的接続は、該給電回路への受電コネクタただ一か
所の電気的接続のみでエンジン上部の取付け部品全部に
対する電気的接続は完了する。
【0012】
【実施例】図1は本発明による第1実施例の分解斜視図
である。図1において、エンジン上部の取り付け部品た
る、イグニッションコイル1は、エンジン本体2上部の
シリンダヘッド2aの各気筒上部に挿通孔1bにビス
(図示せず)を挿通して螺着されるとともに、点火プラ
グ1aのスパーク部は各気筒内面に露出し、イグニッシ
ョンコイル1の上部には、接触端子1c1 を上向きに形
成された受電コネクタ1cが形成されている。
である。図1において、エンジン上部の取り付け部品た
る、イグニッションコイル1は、エンジン本体2上部の
シリンダヘッド2aの各気筒上部に挿通孔1bにビス
(図示せず)を挿通して螺着されるとともに、点火プラ
グ1aのスパーク部は各気筒内面に露出し、イグニッシ
ョンコイル1の上部には、接触端子1c1 を上向きに形
成された受電コネクタ1cが形成されている。
【0013】図2(A)において、例えばポリブチレン
テレフタレートからなるシリンダヘッドカバー3の裏面
の一方の端部に、外方に受電コネクタ4aが形成された
イグナイタ4が装着され、雌型端子金具5aを内蔵され
た例えばポリブチレンテレフタレートからなるコネクタ
ハウジング5bを有する給電コネクタ5が、前記イグニ
ッションコイル1の接触端子1c1 に対応する位置に立
設され、該雌型端子金具5aとイグナイタ4の所定の接
続箇所がブスバー等の所定の回路パターンの導体6にて
図2(B)に示すように接続されている。
テレフタレートからなるシリンダヘッドカバー3の裏面
の一方の端部に、外方に受電コネクタ4aが形成された
イグナイタ4が装着され、雌型端子金具5aを内蔵され
た例えばポリブチレンテレフタレートからなるコネクタ
ハウジング5bを有する給電コネクタ5が、前記イグニ
ッションコイル1の接触端子1c1 に対応する位置に立
設され、該雌型端子金具5aとイグナイタ4の所定の接
続箇所がブスバー等の所定の回路パターンの導体6にて
図2(B)に示すように接続されている。
【0014】図2(A)のA−A線における縦断面図で
ある図2(B)において、コネクタハウジング5bの底
が開放された一対の凹部5b1 ,5b1 に挿入された雌
型端子金具5aの一対の電気接触片5a1 ,5a1 の一
方の折り返し間隙5a1 ′は、前記回路パターンの導体
6のタブ状接触片6aの受入れ間隙を構成するととも
に、該一対の電気接触片5a1 ,5a1 間の接触間隙5
a1 ″は、前記イグニッションコイル1の接触端子1c
1 の受入れ間隙を構成し、雌型端子金具5aの基板部5
a2 と該導体6とは接着されている(図3,図5参
照)。
ある図2(B)において、コネクタハウジング5bの底
が開放された一対の凹部5b1 ,5b1 に挿入された雌
型端子金具5aの一対の電気接触片5a1 ,5a1 の一
方の折り返し間隙5a1 ′は、前記回路パターンの導体
6のタブ状接触片6aの受入れ間隙を構成するととも
に、該一対の電気接触片5a1 ,5a1 間の接触間隙5
a1 ″は、前記イグニッションコイル1の接触端子1c
1 の受入れ間隙を構成し、雌型端子金具5aの基板部5
a2 と該導体6とは接着されている(図3,図5参
照)。
【0015】図4は、本発明による点火系統の配線図を
示し、シリンダヘッドカバー3(1点鎖線)に取付けら
れたイグナイタ4から導出された導体6は、エンジン本
体2のそれぞれの気筒上部に取り付けられたイグニッシ
ョンコイル1に、2点鎖線で示すコネクタハウジング5
bに接続された受電コネクタ1cにより電気的に接続さ
れ、更に点火プラグ1aに接続されている。
示し、シリンダヘッドカバー3(1点鎖線)に取付けら
れたイグナイタ4から導出された導体6は、エンジン本
体2のそれぞれの気筒上部に取り付けられたイグニッシ
ョンコイル1に、2点鎖線で示すコネクタハウジング5
bに接続された受電コネクタ1cにより電気的に接続さ
れ、更に点火プラグ1aに接続されている。
【0016】本発明による第1実施例は上記のように構
成されているので、シリンダヘッドカバー3を作製する
には、図5(A)に示すように雌型端子金具5aの一対
の電気接触片5a1 ,5a1 を互いに内方に向けて折り
曲げて接触間隙5a1 ″を形成するとともに、一方の電
気接触片5a1 の折り返し間隙5a1 ′は前記ように回
路パターンの導体6のタブ状接触片6aの受入れ間隙を
構成する。
成されているので、シリンダヘッドカバー3を作製する
には、図5(A)に示すように雌型端子金具5aの一対
の電気接触片5a1 ,5a1 を互いに内方に向けて折り
曲げて接触間隙5a1 ″を形成するとともに、一方の電
気接触片5a1 の折り返し間隙5a1 ′は前記ように回
路パターンの導体6のタブ状接触片6aの受入れ間隙を
構成する。
【0017】次いで、コネクタハウジング5bの一対の
凹部5b1 ,5b1 に、雌型端子金具5aの一対の電気
接触片5a1 ,5a1 を基板部5a2 がコネクタハウジ
ング5bの基板部5b′に当接するまで挿入する。次い
で、図5(B)に示すように、図示しないフイルム状基
板上又は単独に所定のパターンに形成された導体6のタ
ブ状接触片6aを、前記雌型端子金具5aの一方の折り
返し間隙5a1 ′に挿入し、図5(C)に示すように、
導体6と前記雌型端子金具5aの基板部5a2 とを半田
付け又はレーザー照射L等で溶着する。
凹部5b1 ,5b1 に、雌型端子金具5aの一対の電気
接触片5a1 ,5a1 を基板部5a2 がコネクタハウジ
ング5bの基板部5b′に当接するまで挿入する。次い
で、図5(B)に示すように、図示しないフイルム状基
板上又は単独に所定のパターンに形成された導体6のタ
ブ状接触片6aを、前記雌型端子金具5aの一方の折り
返し間隙5a1 ′に挿入し、図5(C)に示すように、
導体6と前記雌型端子金具5aの基板部5a2 とを半田
付け又はレーザー照射L等で溶着する。
【0018】次いで、図6(A)に示すように、例えば
ポリブチレンテレフタレートからなる裏蓋7を導体6の
一対のタブ状接触片6a,6aの裏側にセットし、所定
の金型で前記雌型端子金具5a及び導体6をセットした
組み立て品と一体に二重成形してシリンダヘッドカバー
3を製作する(図6(B)参照)。
ポリブチレンテレフタレートからなる裏蓋7を導体6の
一対のタブ状接触片6a,6aの裏側にセットし、所定
の金型で前記雌型端子金具5a及び導体6をセットした
組み立て品と一体に二重成形してシリンダヘッドカバー
3を製作する(図6(B)参照)。
【0019】次いで、図2(A)に示すように、シリン
ダヘッドカバー3の裏の一方の端部にイグナイタ4を装
着して、前記導体6の他方の端部の図示しないタブ状接
触片を該イグナイタ4の図示しない給電コネクタに挿入
して接続する。次いで、図1に示すように、エンジン本
体2上部の各気筒上部にイグニッションコイル1を取付
けられたシリンダヘッド2aにシリンダヘッドカバー3
をビス3aで取り付ける。
ダヘッドカバー3の裏の一方の端部にイグナイタ4を装
着して、前記導体6の他方の端部の図示しないタブ状接
触片を該イグナイタ4の図示しない給電コネクタに挿入
して接続する。次いで、図1に示すように、エンジン本
体2上部の各気筒上部にイグニッションコイル1を取付
けられたシリンダヘッド2aにシリンダヘッドカバー3
をビス3aで取り付ける。
【0020】この際、図3に示すように、シリンダヘッ
ドカバー3のコネクタハウジング5bが対応するイグニ
ッションコイル1の直上に位置させてシリンダヘッドカ
バー3を下方へ押し下げる。この時、イグニッションコ
イル1の接触端子1c1 は、コネクタハウジング5b内
の雌型端子金具5aの接触間隙5a1 ″に挿入されて、
電気的に雌型端子金具5aとイグニッションコイル1は
それぞれ接続される。
ドカバー3のコネクタハウジング5bが対応するイグニ
ッションコイル1の直上に位置させてシリンダヘッドカ
バー3を下方へ押し下げる。この時、イグニッションコ
イル1の接触端子1c1 は、コネクタハウジング5b内
の雌型端子金具5aの接触間隙5a1 ″に挿入されて、
電気的に雌型端子金具5aとイグニッションコイル1は
それぞれ接続される。
【0021】最後に、ビス3aで該ビス3aの締め代分
だけ確実にシリンダヘッドカバー3をシリンダヘッド2
aに取り付けることにより更に前記接触端子1c1 と雌
型端子金具5aとの電気的接続は確実になり、、イグナ
イタ4の受電コネクタ4aに所定のコネクタKを接続し
て組み立てを終了し、図4に示すような電気的配線が完
了する。
だけ確実にシリンダヘッドカバー3をシリンダヘッド2
aに取り付けることにより更に前記接触端子1c1 と雌
型端子金具5aとの電気的接続は確実になり、、イグナ
イタ4の受電コネクタ4aに所定のコネクタKを接続し
て組み立てを終了し、図4に示すような電気的配線が完
了する。
【0022】従って、本発明による第1実施例において
は、各イグニッションコイル1に対する各コネクタの接
続を個々に実施する必要はなく、シリンダヘッドカバー
3の通常の取付け過程において、自動的に一括して接続
され極めて効率的である。図7は、本発明による第2実
施例の分解斜視図である。
は、各イグニッションコイル1に対する各コネクタの接
続を個々に実施する必要はなく、シリンダヘッドカバー
3の通常の取付け過程において、自動的に一括して接続
され極めて効率的である。図7は、本発明による第2実
施例の分解斜視図である。
【0023】図7において、エンジン上部の取り付け部
品たる、下部に点火プラグ(図示せず)が装着されたイ
グニッションコイル1′は、エンジン本体2′上部のシ
リンダヘッド2a′の各気筒上部に挿通孔(図示せず)
にビス(図示せず)を挿通して螺着されるとともに、該
点火プラグ1a′のスパーク部(図示せず)は各気筒内
面に露出し、イグニッションコイル1′の上部には、接
触端子1c1 ′を上向きに形成された受電コネクタ1
c′が形成されている。
品たる、下部に点火プラグ(図示せず)が装着されたイ
グニッションコイル1′は、エンジン本体2′上部のシ
リンダヘッド2a′の各気筒上部に挿通孔(図示せず)
にビス(図示せず)を挿通して螺着されるとともに、該
点火プラグ1a′のスパーク部(図示せず)は各気筒内
面に露出し、イグニッションコイル1′の上部には、接
触端子1c1 ′を上向きに形成された受電コネクタ1
c′が形成されている。
【0024】エンジン本体2′上部のシリンダヘッド2
a′の前記イグニッションコイル1′と対向する側に、
エンジン上部の取り付け部品たる、接触端子8aを上向
きに形成された受電コネクタ8を有するインジェクタ9
が各気筒のインテイクマニホールド(図示せず)に装着
されている。
a′の前記イグニッションコイル1′と対向する側に、
エンジン上部の取り付け部品たる、接触端子8aを上向
きに形成された受電コネクタ8を有するインジェクタ9
が各気筒のインテイクマニホールド(図示せず)に装着
されている。
【0025】シリンダヘッドカバー3′の裏面には、前
記イグニッションコイル1′に対応する位置に、前記イ
グニッションコイル1′の接触端子1c1 ′用挿通孔5
c′を形成された集合コネクタハウジング5b′が形成
されるとともに、該集合コネクタハウジング5b′内の
雌型端子金具(図示せず)と該シリンダヘッドカバー
3′の裏面の一端に装着されたイグナイタ4′の受電コ
ネクタ(図示せず)間には所定のパターンにより導体
6′が接続されている。
記イグニッションコイル1′に対応する位置に、前記イ
グニッションコイル1′の接触端子1c1 ′用挿通孔5
c′を形成された集合コネクタハウジング5b′が形成
されるとともに、該集合コネクタハウジング5b′内の
雌型端子金具(図示せず)と該シリンダヘッドカバー
3′の裏面の一端に装着されたイグナイタ4′の受電コ
ネクタ(図示せず)間には所定のパターンにより導体
6′が接続されている。
【0026】シリンダヘッドカバー3′の一方の側端に
は、前記インジェクタ9の受電コネクタ8の接触端子8
aと対応する位置に、該接触端子8a用挿通孔10aが
形成された集合コネクタハウジング10が形成されると
ともに、該集合コネクタハウジング10内の雌型端子金
具(図示せず)と該シリンダヘッドカバー3′の裏面の
一端に装着されたイグナイタ4′の給電コネクタ(図示
せず)間には所定のパターンにより導体6′が接続され
ている。
は、前記インジェクタ9の受電コネクタ8の接触端子8
aと対応する位置に、該接触端子8a用挿通孔10aが
形成された集合コネクタハウジング10が形成されると
ともに、該集合コネクタハウジング10内の雌型端子金
具(図示せず)と該シリンダヘッドカバー3′の裏面の
一端に装着されたイグナイタ4′の給電コネクタ(図示
せず)間には所定のパターンにより導体6′が接続され
ている。
【0027】例えばポリブチレンテレフタレートからな
るシリンダヘッドカバー3′の裏面の一方の端部に、外
方に受電コネクタ4a′が形成されたイグナイタ4′が
装着され、該受電コネクタ4a′の内部には前記イグナ
イタ4′自体への接続端子金具(図示せず)の他、前記
インジェクタ9のコネクタ8の接触端子8aと接続され
た導体6′と接続される接続端子金具(図示せず)も併
設されている。
るシリンダヘッドカバー3′の裏面の一方の端部に、外
方に受電コネクタ4a′が形成されたイグナイタ4′が
装着され、該受電コネクタ4a′の内部には前記イグナ
イタ4′自体への接続端子金具(図示せず)の他、前記
インジェクタ9のコネクタ8の接触端子8aと接続され
た導体6′と接続される接続端子金具(図示せず)も併
設されている。
【0028】図8は、本発明による第2実施例のシリン
ダヘッドカバー3′の配線図を示し、シリンダヘッドカ
バー3′(1点鎖線)に取付けられたイグナイタ4′の
受電コネクタ4a′から導出された導体6′は、エンジ
ン本体2′のそれぞれの気筒上部に取り付けられたイグ
ニッションコイル1′に、2点鎖線で示す集合コネクタ
ハウジング5b′に接続された受電コネクタ1c′によ
り電気的に接続され、更に点火プラグ1a′に接続さ
れ、更に受電コネクタ4a′から導出された他の導体
6′は、集合コネクタハウジング10に接続された受電
コネクタ8に電気的に接続されインジェクタ9に接続さ
れている。
ダヘッドカバー3′の配線図を示し、シリンダヘッドカ
バー3′(1点鎖線)に取付けられたイグナイタ4′の
受電コネクタ4a′から導出された導体6′は、エンジ
ン本体2′のそれぞれの気筒上部に取り付けられたイグ
ニッションコイル1′に、2点鎖線で示す集合コネクタ
ハウジング5b′に接続された受電コネクタ1c′によ
り電気的に接続され、更に点火プラグ1a′に接続さ
れ、更に受電コネクタ4a′から導出された他の導体
6′は、集合コネクタハウジング10に接続された受電
コネクタ8に電気的に接続されインジェクタ9に接続さ
れている。
【0029】上記のように、本発明による第2実施例は
イグニッションコイル1′へのコネクタハウジングが集
合コネクタハウジング5b′に形成された点及び、イン
ジェクタ9の受電コネクタ8用集合コネクタハウジング
10がシリンダヘッドカバー3′裏面に併設された点以
外は第1実施例と構成及び製作方法は同様であるので説
明は省略する。
イグニッションコイル1′へのコネクタハウジングが集
合コネクタハウジング5b′に形成された点及び、イン
ジェクタ9の受電コネクタ8用集合コネクタハウジング
10がシリンダヘッドカバー3′裏面に併設された点以
外は第1実施例と構成及び製作方法は同様であるので説
明は省略する。
【0030】従って、本発明による第2実施例において
は、各イグニッションコイル1′及びインジェクタ9に
対する各コネクタの接続を個々に実施する必要はなく、
シリンダヘッドカバー3′の通常の取付け過程におい
て、自動的に一括して電気的に接続され極めて効率的で
ある。
は、各イグニッションコイル1′及びインジェクタ9に
対する各コネクタの接続を個々に実施する必要はなく、
シリンダヘッドカバー3′の通常の取付け過程におい
て、自動的に一括して電気的に接続され極めて効率的で
ある。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記したように、自動車等のガ
ソリンエンジンのエンジン上部に取付ける取付け部品の
電気配線方法において、該取付け部品の受電コネクタの
接触端子を上方に立設するとともに、シリンダヘッドカ
バー裏面に前記接触端子と対応する給電コネクタを一体
に設けたので、シリンダヘッドカバーの取り付け過程で
一括して前記の取付け部品に対する電気的接続が完了し
て極めて効率的電気配線方法を特長とする。
ソリンエンジンのエンジン上部に取付ける取付け部品の
電気配線方法において、該取付け部品の受電コネクタの
接触端子を上方に立設するとともに、シリンダヘッドカ
バー裏面に前記接触端子と対応する給電コネクタを一体
に設けたので、シリンダヘッドカバーの取り付け過程で
一括して前記の取付け部品に対する電気的接続が完了し
て極めて効率的電気配線方法を特長とする。
【図1】本発明による第1実施例の分解斜視図である。
【図2】(A)は同じくシリンダヘッドカバーの斜視図
である。(B)は(A)におけるA−A線における横断
面図である。
である。(B)は(A)におけるA−A線における横断
面図である。
【図3】同じくシリンダヘッドカバーのコネクタハウジ
ングとイグニッションコイルとの結合過程の縦断面図で
ある。
ングとイグニッションコイルとの結合過程の縦断面図で
ある。
【図4】同じく配線図である。
【図5】(A),(B)及び(C)はコネクタハウジン
グの製作過程の縦断面図である。
グの製作過程の縦断面図である。
【図6】(A)及び(B)はシリンダヘッドカバーの製
作過程の縦断面図である。
作過程の縦断面図である。
【図7】本発明による第2実施例の分解斜視図である。
【図8】同じく配線図である。
【図9】第1従来例の分解斜視図である。
【図10】(A)は第2従来例の分解斜視図である。
(B)は同じくインジェクタ部の縦断面図である。
(B)は同じくインジェクタ部の縦断面図である。
1,1′ イグニッションコイル 1a,1a′ 点火プラグ 1b 挿通孔 1c,4a,8 受電コネクタ 2,2′ エンジン本体 2a,2a′ シリンダヘッド 3,3′ シリンダヘッドカバー 3a ビス 4 イグナイタ 5 給電コネクタ 5a 雌型端子金具 5b コネクタハウジング 6,6′ 導体 6a タブ状接触片 8a 接触端子 9 インジェクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン上部にイグニッションコイル
及びインジェクタ等の取付け部品を各気筒毎に独立して
設けるとともに、該取付け部品に要する信号等をワイヤ
ハーネスでそれぞれ分配している構造において、 エンジン上部に配設された前記取付け部品のそれぞれの
受電コネクタと対向して、シリンダヘッドカバー裏にそ
れぞれの給電コネクタを一体に形成するとともに、該給
電コネクタへの給電回路及び該給電回路への受電コネク
タをシリンダヘッドカバーに一体に設けたことを特徴と
する配線方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039298A JP2700115B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | エンジン取付け部品の電気配線方法 |
US08/013,925 US5390648A (en) | 1992-02-26 | 1993-02-05 | Electrically wiring parts mounted on an engine |
DE4305684A DE4305684C2 (de) | 1992-02-26 | 1993-02-24 | Elektrische Verdrahtungsvorrichtung für einen Brennkraftmotor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039298A JP2700115B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | エンジン取付け部品の電気配線方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05231174A true JPH05231174A (ja) | 1993-09-07 |
JP2700115B2 JP2700115B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=12549230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4039298A Expired - Fee Related JP2700115B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | エンジン取付け部品の電気配線方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5390648A (ja) |
JP (1) | JP2700115B2 (ja) |
DE (1) | DE4305684C2 (ja) |
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