JP3108646B2 - ジャンクションボックス - Google Patents

ジャンクションボックス

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JP3108646B2
JP3108646B2 JP09089292A JP8929297A JP3108646B2 JP 3108646 B2 JP3108646 B2 JP 3108646B2 JP 09089292 A JP09089292 A JP 09089292A JP 8929297 A JP8929297 A JP 8929297A JP 3108646 B2 JP3108646 B2 JP 3108646B2
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啓三 池田
達哉 角田
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の電気系
統の接続部分に用いられるジャンクションボックス(電
気接続箱)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ジャンクションボックスは、一の電気系
統と他の電気系統との間に介設されるものであり、両電
気系統の接続を確実に行うために用いられる電気接続箱
である。従来、かかるジャンクションボックスは、箱体
の中に複数の接続用のターミナルが設けられただけの簡
単な構成のものが用いられていたが、現在ではこのジャ
ンクションボックスに電気的な機能を付加したものが用
いられるようになり、特に自動車用のように狭い空間に
適用されるものについては一般化されている。
【0003】このようなジャンクションボックスは、通
常、外部の回路との接続用であるコネクター部と、所定
の回路が形成された基板を保持する基板保持部と、この
基板保持部と上記コネクター部との間に介設されたリレ
ー保持部とから構成され、上記コネクター部を介してジ
ャンクションボックスに供給された電気信号は、リレー
保持部のリレーの作動に基づく所定の電気信号となって
基板保持部の基板の回路に伝達されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のジャ
ンクションボックスは、リレー保持部にリレー装着用の
コネクターが設けられ、リレーがその端子をこのコネク
ターの端子孔に嵌入することによってリレー保持部に装
着される、いわゆるプラグインタイプのものが一般的で
あった。
【0005】しかしながら、このような従来のプラグイ
ンタイプのジャンクションボックスの構造では、コネク
ター部にコネクターを、基板保持部に基板を組み付けた
後、別工程においてリレー保持部にリレーを組み付ける
必要があり、その分組み付け工数が多くなるという問題
点を有していた。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、組み付け工数を減らすこと
ができ、これによって製造コストの削減に寄与すること
ができるジャンクションボックスを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ジャンクションボックスは、所定の回路およびこの回路
に接続される電子部品を備えた基板と、上記基板の回路
に接続されるリレーとが内装されてなるジャンクション
ボックスであって、上記基板の下面が露出した状態で基
板を保持する基板保持部と、上記リレーを保持するリレ
ー保持部と、外部の電気回路との間で接続を行うコネク
ター部とが備えられ、上記コネクター部と上記基板保持
部との間に上記リレー保持部の底部に埋設されたバスバ
ーが設けられ、上記底部およびバスバーの対応個所に上
記リレーの端子を挿入する開口部が設けられ、上記バス
バーには上記開口部の周辺が露出したランド部が形成さ
れ、上記リレー保持部は、底面が基板保持部に保持され
た基板の底面と略面一状態にレベル設定され、上記開口
部に半田が充填されることによって上記ランド部と上記
端子とが相互に接続されていることを特徴とするもので
ある。
【0008】このジャンクションボックスによれば、基
板保持部に基板を装着するとともに、リレー保持部にリ
レーを装着した状態で、基板の底面とリレー保持部の底
板の下面とは略面一状態にレベル設定されるため、例え
ばフロー半田付け方式を採用して、これらの底面に溶融
半田を噴射供給することによって、開口部内に入り込ん
だ溶融半田がリレーの端子とバスバーとをランド部を介
して確実に接続するとともに、基板に付設された各種の
電子部品も銅箔パターンに確実に接続された状態にな
る。このように、基板に対する電子部品等の接続のため
の半田付け作業時にリレーの接続も一括して行われるた
め、ジャンクションボックスの組み付け操作の簡素化が
実現する。
【0009】従って、基板の半田付け処理を行った後に
別工程でリレーをリレー保持部に組み付けるという従来
の面倒な操作が省略され、工数減による製造コストの低
減化が実現する。
【0010】本発明の請求項2記載のジャンクションボ
ックスは、請求項1記載のジャンクションボックスにお
いて、上記リレーのコイル側端子は、上記基板側の回路
に直接接続されていることを特徴とするものである。
【0011】このジャンクションボックスによれば、リ
レーのコイル側端子がバスバーを介さない分バスバーを
節約することができ、その分部品点数を減少させること
が可能になるとともに、ジャンクションボックスのコン
パクト化が実現する。
【0012】本発明の請求項3記載のジャンクションボ
ックスは、請求項1また2記載のジャンクションボック
スにおいて、上記リレー保持部は、上記リレーを囲繞す
る囲いを有していることを特徴とするものである。
【0013】このジャンクションボックスによれば、リ
レーをリレー保持部に装着した状態でリレーは囲いによ
って保護され、これによって外力によりリレーの半田付
け部に応力がかかることが防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るジャンクシ
ョンボックス1の一実施形態を示す斜視図であり、図2
は、本発明に係るアッパーケーシング22の第1実施形
態を示す断面図(図1のA−A線断面図)である。な
お、図1において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を
長手方向といい、特に−X方向を左幅方向、+X方向を
右幅方向、−Y方向を左長手方向、+Y方向を右長手方
向という。これらの図に示すように、ジャンクションボ
ックス1は、直方体状の箱形のケーシング2と、このケ
ーシング2に内装された基板3と、上記ケーシング2に
装着されたリレー4と、外部との接続用であるコネクタ
ー5とを備えて構成されている。
【0015】上記ケーシング2は、深皿状のロアケーシ
ング21と、このロアケーシング21の上部開口を閉止
するアッパーケーシング22とからなっている。ロアケ
ーシング21の底部には、所定個数の装着孔211が穿
設されており、これらの装着孔211に基板3を経由し
ない電気回路用のコネクタが嵌め込まれるようになって
いる。また、ロアケーシング21の上部内周面には全周
に亘って下部より内寸法が大きい被嵌合部21aが設け
られている。
【0016】上記アッパーケーシング22は、平面寸法
が上記被嵌合部21aと略同一に寸法設定され、底部を
被嵌合部21aに摺接状態で嵌め込むことによってロア
ケーシング21に装着されるようになっている。かかる
アッパーケーシング22は、幅方向に延びる一対の短側
壁23、図2の左側の短側壁23の左方に連設された囲
い壁231、長手方向に延びる一対の長側壁24、これ
ら一対の長側壁24間に架橋された第1仕切壁25、こ
の第1仕切壁25の右長手方向で長側壁24間に架橋さ
れた第2仕切壁26、左方の短側壁23と第1仕切壁2
5の上部に架橋された天板27、および、右方の短側壁
23と第1仕切壁25の下端部間に第2仕切壁26を介
して架橋された底板28とを備えて形成されている。
【0017】上記囲い壁231と上記短側壁23に囲ま
れた空間に基板3を経由しない電気回路用の他のコネク
タが嵌装され、このコネクタと上記装着孔211に装着
されたコネクタとが相互にリード線でつながれている。
【0018】また、基板保持部2a、リレー保持部2
b、およびコネクター部2cの下部のロアケーシング2
1内には、合成樹脂製の絶縁板21bが設けられてい
る。この絶縁板21bによって、上記基板3やリレー4
の半田付け面と、上記リード線との間の絶縁処理が確実
に行われるようにしている。
【0019】かかるアッパーケーシング22において、
左方の短側壁23と第1仕切壁25と第1仕切壁25と
によって囲繞された空間部分に基板保持部2aが形成さ
れているとともに、第1仕切壁25と第2仕切壁26と
によって囲繞された壁構造による空間部分にリレー保持
部2bが形成されている。また、第2仕切壁26と右方
の短側壁23と第2仕切壁26とによって囲繞された空
間部分にコネクター部2cが形成されている。そして、
上記基板保持部2aに板状の基板3が下部開口から装着
されるとともに、リレー保持部2bに直方体状のリレー
4が上部開口から装着されるようになっている。
【0020】本実施形態においては、リレー保持部2b
は二つの第3仕切壁256(図3)によって幅方向に均
等に3室に区切られ、各室に1つずつリレー4が嵌装さ
れるようにしている。こうすることによって装着された
リレー4がリレー保持部2bに幅方向に位置ずれなく確
実に保持されるようになっている。また、各長側壁24
および各第3仕切壁256には、上縁部に幅方向で相互
に対応した円弧形状の切欠き257が設けられ、これら
の切欠き257に指先を入れることによってリレー4の
リレー保持部2bに対する着脱が容易に行い得るように
している。
【0021】上記基板3は、主面に銅箔パターン31に
よる回路がプリントされたいわゆるプリント基板が基材
として採用され、これに各種の電子部品32が接続され
て形成されている。図3は、図1のB−B線断面図であ
り、図4は、図2の要部の拡大図である。これらの図に
示すように、基板3には各電子部品32に対応した差込
み孔33aが穿設され、この差込み孔33aに電子部品
32の端子33が差し込まれることによって電子部品3
2が基板3に装着されるようになっている。
【0022】かかる基板3は、縦横寸法が上記基板保持
部2aの内壁面の縦横寸法よりも僅かに大きめに設定さ
れ、基板3を下部開口から水平姿勢を保持した状態で基
板保持部2aに押し込むことによって、外縁面が基板保
持部2aの内壁面に摺接しつつ基板保持部2aに嵌まり
込み、これによって基板保持部2aに装着された状態に
なるようにしている。
【0023】上記リレー4は、内部にコイルが装填され
た直方体状のリレー本体41と、このリレー本体41の
底面から外部に突設された針状のリレー端子42とから
なっている。このリレー端子42が、リレー保持部2b
の底板28に穿設された差込み孔(開口部)28aに差
し込まれることによってリレー4がリレー保持部2bに
装着されるようになっている。上記リレー端子42は、
リレー本体41内のコイルに接続されたコイル側端子
と、リレー本体41内の切り替え接点に接続された接点
側端子とを有している。
【0024】上記底板28内には所定個数のバスバー6
が埋設されている。このバスバー6は、所定厚みの細長
い金属片からなる構造材を兼ねた導電部材であり、コネ
クター5の端子を形成するため、およびリレー端子42
に対する接続用の雌端子としての役割を果たすために用
いられている。かかるバスバー6は、コネクター部2c
との間に用いられる負荷側バスバー6aと、基板3との
間に用いられるコイル側バスバー6bとの二種類が採用
されている。
【0025】上記負荷側バスバー6aは、長尺のバー本
体61と、コネクター部2cにおいて上方に向かって折
り曲げられて形成したコネクター端子62と、バー本体
61のコネクター端子62と反対側の端部に、上記差込
み孔28aに対応して穿設された開口部63とからなっ
ている。また、上記コイル側バスバー6bは、上記同様
のバー本体61および開口部63と、バー本体61の基
板保持部2a側に延ばされ、かつ、下方に向かって折り
曲げられて形成した接続端部64とからなっている。上
記バー本体61が底板28に埋設されることによってバ
スバー6がアッパーケーシング22に装着された状態に
なっている。
【0026】また、上記差込み孔28aは、上記バスバ
ー6の孔端子63より径寸法が大きく設定され、これに
よって孔端子63の周辺部に、バー本体61の一部が環
状に外部に露出した、いわゆるランド部63aが形成さ
れている。このランド部63aに半田が付与される。
【0027】このようにバスバー6が底板28に埋設さ
れた状態のアッパーケーシング22において、図4に矢
印で示すように、リレー端子42を差込み孔28aに嵌
装することによって、リレー4がアッパーケーシング2
2のリレー保持部2bに取り付けられるようになってい
る。
【0028】そして、本発明においては、基板保持部2
aに基板3が装着され、リレー4がリレー保持部2bに
保持された状態のアッパーケーシング22が、フロー半
田付け方式が適用された半田付け工程に送られ、ここで
の半田付け処理によってリレー端子42がバスバー6に
接続されるとともに、基板3に搭載された各種の電子部
品も基板3の回路に接続されるようになっている。
【0029】図5は、フロー半田付け工程における半田
付け処理の一実施形態を示す説明図であり、(イ)は、
半田付け処理が行われつつある状態、(ロ)は、半田付
け処理が完了した状態をそれぞれ示している。
【0030】フロー半田付け工程で用いられるフロー半
田付け装置7は、図5に示すように、溶融した半田を噴
流状態で上方に向かって噴出するノズル71を備えて構
成されている。ノズル71の下部には、図略の半田貯槽
と半田を溶融するヒータと溶融した半田を吸引してノズ
ル71に送り込むポンプとが設けられ、ポンプの駆動で
ノズル71から溶融半田が常時噴出されている。
【0031】この状態のフロー半田付け装置7の半田噴
流点に向けて、図5の(イ)に矢印で示すように、アッ
パーケーシング22が移動される。こうすることによっ
て、アッパーケーシング22の底面、つまり底板28の
底面、および基板3の底面が半田の噴流に曝され、これ
によって底板28および基板3に穿設された差込み孔2
8a,33aに半田72が入り込むようになっている。
【0032】そして、アッパーケーシング22がフロー
半田付け装置7を通過すると、図5の(ロ)に示すよう
に、差込み孔28a,33aに入り込んだ半田72が冷
却して固化し、これによってリレー端子42とバスバー
6のバー本体61との接続おうおびバスバー6の接続端
部64と基板3の所定の銅箔パターン31との接続が確
実に行われるとともに、基板3における他の所定の銅箔
パターン31と電子部品32の端子33との接続が確実
に行われた状態になる。
【0033】図6は、本発明に係るアッパーケーシング
22aの第2実施形態を示す断面図である。この実施形
態においては、アッパーケーシング22aは、底板28
1が右側の短側壁23がらリレー保持部2bの長手方向
の略中央部までしか延ばされておらず、これによってリ
レー保持部2bの底部は右半分にだけ底板281が存在
し、左半分が上下に貫通した状態になっている。
【0034】従って、基板3は左側の短側壁23と底板
281の右端縁との間に挟持された状態で基板保持部2
aに装着された状態になっているとともに、リレー4
は、リレー保持部2bに装着された状態でその底部が基
板3および底板281の双方に対向するようになってい
る。
【0035】また、本実施形態においては、バスバー6
は、負荷側バスバー6aのみが底板281に埋設され、
コイル側バスバー6bは用いられていない。そして、コ
イル側バスバー6bを設けない代わりに基板側のリレー
端子42(コイル側の端子)を基板3の差込み孔33a
に直接嵌装するようにしている。その他の構成は、先の
第1実施形態と同様である。
【0036】第2実施形態のアッパーケーシング22a
によれば、コイル側バスバー6bを設けない分バスバー
6の構造が簡単になり、部品コストおよび組み付けコス
トの低減に寄与するとともに、ジャンクションボックス
1aの長手方向の長さ寸法を短くすることが可能にな
り、ジャンクションボックス1aの小型化を図る上で好
都合である。
【0037】本発明は、以上詳述したように、基板保持
部2aとコネクター部2cとの間にリレー保持部2bの
底板28,281を介してバスバー6を設け、リレー4
は、そのリレー端子42がバスバー6のランド部に接触
した状態で底板28,281の差込み孔28aに嵌挿さ
れることによってリレー保持部2bに装着されるように
構成され、かつ、基板保持部2aに装着された基板3の
下面と底板28,281との下面とが面一になるように
レベル設定されているため、基板保持部2aに基板3を
装着するとともに、リレー保持部2bにリレー4を装着
した状態で、アッパーケーシング22の底面にフロー半
田付け装置7からの溶融半田をノズル71を介して噴射
供給する、いわゆるフロー半田付け方式を採用すること
によって、リレー4がバスバー6に確実に接続されると
ともに、基板3に付設された各種の電子部品32も銅箔
パターン31に確実に接続された状態になる。
【0038】従って、基板3の半田付け処理を行った後
に別工程でリレー4をアッパーケーシング22に組み付
けるという従来の面倒な操作が省略され、工数減による
製造コストの低減を実現することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のジャンクション
ボックスによれば、基板保持部に基板を装着するととも
に、リレー保持部にリレーを装着した状態で、基板の底
面とリレー保持部の底板の下面とは略面一状態にレベル
設定されるため、例えばフロー半田付け方式を採用し
て、これらの底面に溶融半田を噴射供給することによっ
て、開口部内に入り込んだ溶融半田がリレーの端子とバ
スバーとを確実に接続するとともに、基板に付設された
各種の電子部品も銅箔パターンに確実に接続された状態
にすることができる。
【0040】従って、基板の半田付け処理を行った後に
別工程でリレーをリレー保持部に組み付けるという従来
の面倒な操作を省略することが可能であり、工数減によ
る製造コストの低減化を図ることができる。
【0041】本発明の請求項2記載のジャンクションボ
ックスによれば、リレーのコイルの側端子を基板側の回
路に直接接続したため、リレーのコイル側端子がバスバ
ーを介さない分バスバーを節約することができ、その分
部品点数を減少させることが可能になるとともに、ジャ
ンクションボックスのコンパクト化を図ることができ
る。
【0042】本発明の請求項3記載のジャンクションボ
ックスによれば、リレー保持部にリレーを囲繞する囲い
を設けたため、リレーをリレー保持部に装着した状態で
リレーは囲いによって保護され、これによってリレーの
装着状態を安定させることができるとともに、外力によ
ってリレーの半田付け面に応力のかかることを確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジャンクションボックスの第1実
施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図2の要部の拡大図である。
【図5】フロー半田付け工程における半田付け処理の一
実施形態を示す説明図であり、(イ)は、半田付け処理
が行われつつある状態、(ロ)は、半田付け処理が完了
した状態をそれぞれ示している。
【図6】本発明に係るアッパーケーシングの第2実施形
態を示す断面図である。
【符号の説明】 1,1a ジャンクションボックス 2 ケーシング 2a 基板保持部 2b リレー保持部 2c コネクター部 21 ロアケーシング 22,22a アッパーケーシング 23 短側壁 24 短側壁 25 第1仕切壁 26 第2仕切壁 27 天板 28,281 底板 28a 差込み孔(開口部) 3 基板 31 銅箔パターン 32 電子部品 33 端子 33a 差込み孔 4 リレー 41 リレー本体 42 リレー端子 5 コネクター 6 バスバー 6a 負荷側バスバー 6b コイル側バスバー 61 バー本体 61a 被膜 62 コネクター端子 63 開口部 63a ランド部 64 接続端部 7 フロー半田付け装置 71 ノズル 72 半田
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 友一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 池田 啓三 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 角田 達哉 三重県鈴鹿市三日市町字中之池1820 住 友電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−28820(JP,A) 特開 平5−168124(JP,A) 特開 平7−193947(JP,A) 特開 平7−201389(JP,A) 実開 昭59−195785(JP,U) 実開 平5−25770(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の回路およびこの回路に接続される
    電子部品を備えた基板と、上記基板の回路に接続される
    リレーとが内装されてなるジャンクションボックスであ
    って、上記基板の下面が露出した状態で基板を保持する
    基板保持部と、上記リレーを保持するリレー保持部と、
    外部の電気回路との間で接続を行うコネクター部とが備
    えられ、上記コネクター部と上記基板保持部との間に上
    記リレー保持部の底部に埋設されたバスバーが設けら
    れ、上記底部およびバスバーの対応個所に上記リレーの
    端子を挿入する開口部が設けられ、上記バスバーには上
    記開口部の周辺が露出したランド部が形成され、上記リ
    レー保持部は、底面が基板保持部に保持された基板の底
    面と略面一状態にレベル設定され、上記開口部に半田が
    充填されることによって上記ランド部と上記端子とが相
    互に接続されていることを特徴とするジャンクションボ
    ックス。
  2. 【請求項2】 上記リレーのコイル側端子は、上記基板
    側の回路に直接接続されていることを特徴とする請求項
    1記載のジャンクションボックス。
  3. 【請求項3】 上記リレー保持部は、上記リレーを囲繞
    する囲いを有していることを特徴とする請求項1または
    2記載のジャンクションボックス。
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