JPH05228695A - 固液分離装置 - Google Patents

固液分離装置

Info

Publication number
JPH05228695A
JPH05228695A JP4069996A JP6999692A JPH05228695A JP H05228695 A JPH05228695 A JP H05228695A JP 4069996 A JP4069996 A JP 4069996A JP 6999692 A JP6999692 A JP 6999692A JP H05228695 A JPH05228695 A JP H05228695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
floating ring
liquid separation
screw conveyor
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4069996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0710440B2 (ja
Inventor
Masayoshi Sasaki
正昌 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amukon KK
Original Assignee
Amukon KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13418802&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH05228695(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Amukon KK filed Critical Amukon KK
Priority to JP4069996A priority Critical patent/JPH0710440B2/ja
Priority to CA002108759A priority patent/CA2108759C/en
Priority to EP93904319A priority patent/EP0581965B1/en
Priority to US08/107,729 priority patent/US5380436A/en
Priority to DE69304281T priority patent/DE69304281T2/de
Priority to KR1019930702004A priority patent/KR0121732B1/ko
Priority to PCT/JP1993/000199 priority patent/WO1993016867A1/ja
Publication of JPH05228695A publication Critical patent/JPH05228695A/ja
Publication of JPH0710440B2 publication Critical patent/JPH0710440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/14Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing operating with only one screw or worm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/26Permeable casings or strainers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目詰まりせず、しかも高寿命の汚泥水固液分
離装置を提供することである。 【構成】 多数の固定リング6を間隙をあけて配置し、
その間に遊動リング30を可動状態で配置すると共に、
固定リング6と遊動リング30の内部空間Sに設けたス
クリューコンベア31を回転駆動し、空間Sに導入され
た汚泥水をスクリューコンベア31によって搬送しなが
ら、その水分だけを遊動リング30と固定リング6の間
の微小ギャップgを通して外部に排出し、遊動リング3
0の動きによって微小ギャップgに固形分が詰まること
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、すり身の製造や豆腐の
製造などの食品加工、汚泥水の処理、製紙加工、ヘドロ
の浚渫などに広く利用可能な固液分離装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の固液分離装置は、多量の水分を含
んだ処理対象物を濾布ベルト上に導き、その水分を濾布
ベルトを通して流下させ、濾布ベルト上に残った固形分
を回収するように構成されている(特公昭61−356
8号公報参照)。
【0003】ところがこの形式の固液分離装置において
は、濾布ベルトが目詰まりを起こすため、固形分を除去
した後の濾布ベルトに高圧洗浄水を噴射して濾布を清掃
し、その目詰まりを防止する必要があった。このため従
来の固液分離装置を使用するには、大量の洗浄水を必要
とし、そのランニングコストが高くならざるを得ない。
【0004】また汚泥水の処理能力を高めるには、大サ
イズの濾布ベルトを使用しなければならず、しかも高圧
洗浄水を噴射させるためのスプレーノズルを必要とする
ことから、装置が大型化し、その製造コストが上昇する
欠点を免れない。
【0005】そこで、本出願人は、互いに微小な間隙を
あけて軸線方向に配列された複数のリングを固定連結し
て円筒体を形成し、該円筒体の内部空間に挿通した回転
軸に、その軸線方向に沿ってスパイラル状に配列固定し
た複数の羽根によってスクリューコンベアを構成し、各
羽根に、前記複数のリングの間の間隙に突入して、各間
隙に入り込んだ固形分を円筒体の内部空間に戻すクリー
ニング刃を設けた固液分離装置を提案した(特願平2−
253050号)。
【0006】この固液分離装置によれば、洗浄水を噴射
しなくとも目詰まりを防止できるので、ランニングコス
トの低減を図り、しかも装置の構造の簡素化とコストの
低減を達成できる。
【0007】ところが、この固液分離装置によると、複
数のリングの間隙に突入したクリーニング刃を回転させ
てその間隙に入り込んだ固形分をクリーニングするよう
に構成されているので、クリーニング刃を高い精度で薄
く形成する必要があり、そのコストが上昇すると共に、
この刃が比較的早期に摩耗し、或いは破損しやすく、か
かるクリーニング刃の形成された羽根を頻繁に交換しな
ければならない点に問題があった。
【0008】またスクリューコンベアが、回転軸に固定
された多数の羽根により構成され、各羽根の先端部に形
成されたクリーニング刃を、各リング幅の間隙に正しく
突入させる必要があるため、各羽根を回転軸に高い精度
で組付固定しなければならず、そのコストが上昇する不
具合もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を全て除去し、目詰まりの発生を阻止できる
と共に、小型で製造コストが低く、その上、長期に亘っ
て部品交換を行う必要のない固液分離装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、互いに間隙をあけて軸線方向に配列され、
かつ一体的に固定された複数の固定リングと、各固定リ
ング間の間隙に遊動可能に配置された遊動リングと、前
記複数の固定リング及び遊動リングの内部に回転可能に
配置されたスクリューコンベアと、該コンベアを回転駆
動する駆動手段とを具備して成る固液分離装置を提案す
る。
【0011】その際、遊動リングの内径が前記スクリュ
ーコンベアの外径よりも小さく設定されていることが望
ましい。
【0012】また、遊動リングの内周面に、スクリュー
コンベアに係合して、該遊動リングをスクリューコンベ
アと一体的に強制回転させるための突起が付設されてい
ることも有利である。
【0013】さらに、遊動リングの外周面に、その周方
向に延びる液体ガイド溝が形成されていると特に有利で
ある。
【0014】また、スクリューコンベアの表面に、固形
分に対する摩擦力を高める多数の微小突部が形成されて
いることが望ましい。
【0015】その際、スクリューコンベアが、回転軸
と、その軸線方向に沿ってスパイラル状に配列固定され
た複数の羽根片とによって構成されていることが有利で
ある。
【0016】
【実施例】以下、本発明を、一般の家庭、食品加工工
場、又はホテルなどから大量に排出される汚泥水を、そ
の固形分と水分とに分離する汚泥水の固液分離装置に適
用した実施例を図面に従って詳細に説明する。
【0017】図1に示した固液分離装置は、工場などか
ら排出された汚泥水を濃縮し、含水量が通常99乃至9
8.5重量%程度の処理前の汚泥水から水分を除去し、
97乃至95重量%程度の含水量の固形分を取り出す装
置に適したものである。かかる固液分離装置は一般に汚
泥水濃縮装置とも称せられている。
【0018】この固液分離装置は、内部が中空なケーシ
ング1を有し、その左側の下部には、汚泥水が流入する
流入口2が形成され、同じく右側の下部には固形分が排
出される排出口3が形成されている。またケーシング1
の中央下部には、分離された水分が流出する排水口4が
形成され、ケーシング1の内部の中央には、ほぼ水平状
態に配置された固液分離部5が設けられている。
【0019】流入口2からケーシング1の内部に流入し
た汚泥水は、固液分離部5を通り、ここで分離された水
分は排水口4から下方に流下し、固形分は排出口3から
排出される。
【0020】固液分離部5は、図2に示した如き固定リ
ング6を複数個有しており、これらのリング6は、図
1、図3及び図4に示すように同心状に配列され、その
全体がほぼ円筒状をなしている。各固定リング6の間に
はスペーサ9が挟み込まれ、各固定リング6の耳6aに
形成された孔8とスペーサ9には、ボルト10が挿通さ
れている。この例では4本のボルト10が用いられ、こ
れらが同一円周上に配列されている。各ボルト10の端
部は、図1に示すように、ケーシング1に固定された支
持板11,12に、ナット32によって固定されてい
る。
【0021】このように、複数の固定リング6は、スペ
ーサ9により互いに所定の間隙をあけて、その軸線方向
に配列され、かつ複数のボルト10とナット32とによ
って互いに一体的に固定され、ケーシング1に対して不
動に支持されている。各固定リング6にスペーサ9と同
様な突部を一体に付設し、これによって各固定リング6
の間に間隙を形成してもよい。
【0022】各固定リング6の間の間隙には、図1乃至
図4に示すように遊動リング30がそれぞれ配置されて
いる。図4に示すように、各遊動リング30の厚さT
は、各固定リング間の間隙幅Gより小さく設定され(T
<G)、各固定リング6の端面と、これに対向する遊動
リング30の端面の間に所定の微小ギャップgが形成さ
れるように構成されている。例えば、間隙幅Gが6mm、
遊動リング30の厚さTが5mmに設定されているとき、
これらの間の各微小ギャップgは0.5mmとなる。また
各遊動リング30の外径D1は、そのまわりに位置する
4本のスペーサ9の内側面により形成される円C(図
2)の径D2よりも小さく、しかも各固定リング6の内
径D3よりも大きく設定されている。この構成により、
各遊動リング30は、各固定リング6の間から離脱する
ことなく、その半径方向に可動であり、しかも中心軸線
まわりを回転可能となる。このように、遊動リング30
は固定リング間の間隙に遊動可能に配置されているので
ある。
【0023】なお、図1及び図3においては、多数の固
定リング6と遊動リング30により形成される円筒状体
の中央部分の固定リングと遊動リングについては、その
外形だけを鎖線で略示してある。
【0024】複数の固定リング6と遊動リング30によ
って形成された円筒状体の内部には図3及び図4に示す
ように空間Sが区画されるが、この空間Sには、スクリ
ューコンベア31が配置され、このコンベア31の各端
部の軸部13は、図1に示すように両支持板11,12
にベアリング14,15を介して回転自在に支持されて
いる。
【0025】上述の如く固定リング6と遊動リング30
の内部に回転可能に配置されたスクリューコンベア31
は、その一端が、ケーシング1に支持されたギアドモー
タ17に駆動連結されている。ギアドモータ17は、ス
クリューコンベアを回転駆動する駆動手段の一構成例を
なすものである。
【0026】ケーシング1に固定された両支持板11,
12には、図1及び図5に示すように、多数の固定リン
グ6と多数の遊動リングの内部空間Sに対応する位置に
適数の貫通孔22がそれぞれ形成されている。
【0027】次に装置の作用の詳細を説明する。
【0028】図示していない導管を通して、流入口2か
らケーシング1内の前室1aに汚泥水が流入する。この
汚泥水は、これに予め混入された凝集剤と微生物とによ
って、フロック(凝集塊)が形成されたものとなってい
て、水分中に多数のフロックが浮遊した状態となってい
る。処理前の汚泥水の含水量は前述のように99乃至9
8.5%程度である。
【0029】ケーシング1の前室1aに流入した汚泥水
は、支持板11の貫通孔22からオーバフローする状態
で、固定リング6と遊動リング30の内部空間Sに流入
する。大きな落差をもって内部空間S内に汚泥水を流入
させると、そのときの衝撃によってフロックが破壊され
るので、汚泥水をオーバフロー状態でスクリューコンベ
ア内に流入させ、フロックの破壊を防止しているのであ
る。
【0030】上述のように汚泥水が流入するとき、スク
リューコンベア31がギアドモータ17によって回転駆
動され、これにより汚泥水は固液分離部5を図1の左か
ら右へ向けて移動する。この移動時に、汚泥水中の水分
が各固定リング6と遊動リング30の間の微小ギャップ
gを通して外部に自然流下し、ケーシング1の排水口4
から下方に排出される(図1の矢印P)。このようにし
て固液分離部5の内部空間Sに汚泥水の固形分が残さ
れ、これがスクリューコンベア31によって搬送され、
支持体12の貫通孔22を通してケーシング1の後室1
bに運ばれ、次いで排出口3からケーシング外に排出さ
れる(矢印Q)。
【0031】このときの固形分の含水量は前述のように
97乃至95重量%程度である。このように固形分中に
比較的多量の水分を残したのは、この固形分を図示して
いないバキュームポンプによって吸引しつつ運搬用の車
両に移し易くするためである。固形分の含水量が上述の
値よりも少ないとバキュームポンプで吸引し難くなり、
逆に上記値よりも大きいと、汚泥水の濃縮効率が低下す
る。
【0032】上述のようにして、連続的に流入口2に汚
泥水を供給し、スクリューコンベア31を回転させるこ
とによって、安定状態で汚泥水の固液を分離することが
できる。
【0033】ところで、汚泥水の水分と固形分を分離す
る際、各固定リング6と遊動リング30との間のギャッ
プgに固形分の一部がわずかに入り込むことは避けられ
ず、これを放置すればギャップgが目詰まりを起こし、
水分の流下が不能となる。
【0034】ところが、各固定リング6の間に配置され
た遊動リング30は、その軸線のまわりを回転可能であ
ると共に、その半径方向にも遊動可能であるため、各遊
動リング30の端面が、これに対向する固定リング6の
端面に対して激しく運動し、この掻動作用によって微小
ギャップgに入り込んだ固形分は、該ギャップgから効
率よく排出される。このようにして、微小ギャップg
を、装置の作動自体によって清掃でき、その目詰まりを
防止し、該ギャップgを通して確実に水分を排出させる
ことができるのである。
【0035】上述のように、固液分離装置の作動時に目
詰まりの発生を阻止し、装置自体がセルフクリーニング
機能を果すので、従来のように洗浄水によって装置の目
詰まりを除去する必要は全くなく、ランニングコストを
下げることができる。これに伴って洗浄水噴射用のスプ
レーが不要となる。また表面積の大なる濾布上に汚泥水
を載せるのではなく、内部空間Sに汚泥水を通せばよい
ので、装置を小型化でき、その製造コストを低減でき
る。また装置を無人運転化することも可能である。さら
に目詰まりを確実に阻止できるので、食品系廃水、特に
厨房廃水などの油分を多量に含んだ汚泥水も効果的に固
液分離できる。濾布を用いた従来の装置では、特に含油
量の高い汚泥水の処理は、その目詰まりによって不能と
なることもあった。
【0036】また図示した固液分離装置によると、各固
定リング6の間に遊動リング30を配置して目詰まりを
防止するので、各固定リング6の間に、摩耗しやすく、
しかも破損しやすいクリーニング刃を挿入して回転させ
る必要はなく、装置の耐久性を大幅に伸ばすことができ
る。しかも、各固定リング間にクリーニング刃を挿入す
る必要がないので、各部品の組付け、分解が大変容易で
ある。
【0037】また固定リング6、スペーサ9及び遊動リ
ング30自体の厚さを厚く設定しても、微少ギャップg
を所望する大きさに設定できるので、装置の強度を高
め、しかも各リング6,30の径を大きく設定しても支
障なく処理能力を高めることができる。例えば各リング
6,30の径を500乃至1000mm又はそれ以上に設
定することが可能である。
【0038】ところで、図4に示す如くスクリューコン
ベア31の外径D4は、その回転が阻害されないよう
に、固定リング6の内径D3と等しいか、又はこれより
もわずかに小なる大きさに設定される。また遊動リング
30の内径D5も、スクリューコンベア31の回転と、
当該遊動リング30の遊動を阻害さない範囲の適宜な大
きさに設定されるが、その際、遊動リング30の内径D
5をスクリューコンベア31の外径D4よりも小さく設定
すると、該コンベア31の回転によって、各遊動リング
30を効率よく回転運動させ、かつこれをその半径方向
に摺動させることができ、ギャップgに対するクリーニ
ング効率を高めることができる。
【0039】図6はこのとき遊動リング30の動きを説
明する図であり、この図ではスクリューコンベア31の
外側輪郭を破線で示してある。各遊動リング30の内径
5とスクリューコンベア31の外径D4の関係は上述の
ようにD5<D4であり、各遊動リング30は、スクリュ
ーコンベア31の羽根に一点P(図4も参照)で接触
し、しかも各遊動リング30はスクリューコンベア31
に対して偏心した状態となっている。図6におけるX1
はスクリューコンベア31の中心軸線を示し、X2は遊
動リング30の中心軸線を示している。
【0040】ここで、図6のように1つの遊動リング3
0を取り上げ、スクリューコンベア31が図6の時計方
向に回動した場合を考えると、両者の接触点Pも同じ方
向に回転し、遊動リング30は、この点Pに生じる摩擦
力によって、図6の(a)乃至(d)に示す如く、スク
リューコンベア31が1回転する間に、該コンベア31
の中心軸線X1に対して偏心回転運動を行う。すなわ
ち、遊動リング30は、スクリューコンベア31の外径
4と遊動リング30の内径D5との差D4−D5のストロ
ークで、半径方向に摺動しながら当該遊動リング30の
軸線X2のまわりを回転するのである。このような運動
を各遊動リング30がそれぞれ行うので、各遊動リング
30と各固定リング6との間の微小ギャップgに入り込
んだ固形分を、極めて効率よくギャップ外に排出させ、
目詰まりを効果的に阻止することができる。
【0041】また図4に鎖線で示したように、各遊動リ
ング30の内周面に、スクリューコンベア31の羽根に
係合する突起33を付設し、スクリューコンベア31の
回転時に、各遊動リング30を、突起33を介してスク
リューコンベア31と一体的に強制的に連行回転させる
ように構成することもできる。かかる構成によると、ス
クリューコンベア31と遊動リング30との接触点Pに
おける摩擦力で遊動リング30を回転させるよりも、遊
動リング30を一層確実に強制回転させることができ、
微小ギャップgの清掃機能を一段と高めることができ
る。ただし、このように遊動リング30を強制的に回転
させると、微小ギャップgに侵入した固形分によって遊
動リング30には常に大きな摩擦力が作用するので、遊
動リング30の摩耗が促進されるおそれがある。従って
各遊動リング30の摩耗を確実に低減させるという意味
では、接触点Pにおける摩擦力によって遊動リング30
を回転させる前述の構成の方が優れている。
【0042】ところで、固定リング6と遊動リング30
の内部の空間Sに汚泥水が満杯となると、分離された水
分は、図1の上部に位置する微小ギャップの部分からも
溢れ出るようになる。ところが、このように上部から外
部に流出した水分は、その自重で再び微小ギャップgを
通って内部空間Sに侵入してしまうおそれがある。この
ようになれば固液分離効率が低下する不具合を免れな
い。
【0043】そこで、本例では図4に明示する如く、各
遊動リング30の外周面に、その周方向全長に亘って延
びる液体ガイド溝34が形成されている。図1の上部の
微小ギャップ部分から外部に出た水分は、遊動リング3
0に形成されたガイド溝34に案内されて下方に流れ、
ケーシング1の下部に形成された排出口4から外部に流
出する。このようにして、微小ギャップgから出た水分
が再び内部空間Sに戻ってしまう不具合を阻止し、ない
しはかかる不具合を効果的に抑制することができるので
ある。
【0044】以上、処理後の汚泥水固形分の含水量が9
7乃至95重量%となるように汚泥水を濃縮する装置に
本発明を適用した例を示したが、その濃縮度は、スクリ
ューコンベア31の回転数や、その長手方向の長さを変
えることにより、汚泥水の搬送速度とこれが内部空間S
内に滞留する時間を変え、或いは固定リング6と遊動リ
ング30の間の微小ギャップgの大きさを変えることに
よって適宜調整できる。スクリューコンベア31の回転
数を増せば濃縮度は下がり、回転数を減少させると濃縮
度は高まる。そのほか、固液分離部5の配置角度を変え
ることによっても濃縮度を調整できる。
【0045】例えば、処理後の固形分をバキュームポン
プを用いて吸引せずに、これをダンプカーなどに積載し
て運搬し、埋立て処理する場合には、固形分の含水量を
85重量%以下に濃縮する必要がある。図7はこのよう
な場合の、固液分離部5の配置状態を示した図である。
図1に示した実施例では、固液分離部5がほぼ水平に配
置されているが、図7に示した例では、固液分離部5の
汚泥水流入側X(図の左下側)が、固形分の排出側(図
の右上側)Yよりも低くなるように、固液分離部5が水
平線に対して傾斜して配置され、その傾斜角αが例えば
45°乃至90°に設定されている。
【0046】この例においても固液分離の基本的な動作
は先に説明した例と変りはないが、固液分離部5の排出
側Yが上に持ち上がっているので、固定リングと遊動リ
ングの内部の空間内には先の例におけるよりも汚泥水が
満杯状態となり、その滞留時間が長くなって水分の分離
効率が上昇する。このため、排出側Yに近い固液分離部
5の内部空間には、既に多くの水分を分離された濃縮度
の高い汚泥水が詰まった状態で搬送されることになり、
その内圧が高まる。従って、この内圧により汚泥水中の
水分は各固定リングと遊動リングの間の微小ギャップか
ら絞り出されるように排出され、その濃縮度がさらに高
められ、固液分離部5を排出される固形分の含水量が8
5重量%以下にまで下げられる。この場合も、遊動リン
グ30によって微小ギャップgの目詰まりが阻止される
ことは当然である。このように濃縮度を高めることので
きる固液分離装置は一般に汚泥脱水装置とも称せられて
いる。
【0047】従来は、上述のような濃縮度の高い固形分
を得るには、先ず前処理用の固液分離装置によって、含
水量が例えば96乃至95重量%程の固形分を得、しか
る後これをさらに別の固液分離装置によって脱水すると
いう2段階の処理が必要とされていたが、図7に示した
装置によれば、1つの装置だけで濃縮度の高い固形分を
得ることができる。
【0048】また上述の2つの例では汚泥水を濃縮させ
たが、これとやや異なり、汚泥水中の夾雑物を単に除去
することもある。このようなときは、図8に示すように
固液分離部5を配置するとよい。すなわち、この場合に
は、固液分離部5が、その流入側Xにおいて高く、排出
側Yにおいて低くなるように傾斜している。この例では
固液分離部5に送り込まれる汚泥水は通常、凝集剤によ
ってフロック化されておらず、食品加工、畜産食肉加工
などの工場やホテルの厨房設備などから排出された汚泥
水がそのまま固液分離部5に導入される。このとき、固
液分離部5の排出側Yが低くなっているので、その水分
除去率は先の第1及び第2の例よりも低く、夾雑物より
成る固形分が排出側Yから排出される。固液分離の基本
的な作用は先の第1の例と変りはない。
【0049】ところで、スクリューコンベア31は前述
のように汚泥水を搬送する働きを為すものであるが、そ
の羽根の表面に、固形分に対する摩擦力を高める多数の
微小突部を形成すると、固形分に対する搬送機能を高
め、固液分離機能を向上させることができる。その際、
図9に示すようにスパイラル状に延びる突条18が形成
された回転軸113と、この回転軸113の突条18に
嵌合固定され、互いに密着状態で隣接した多数の羽根片
19とによって、図10に示すようなスクリューコンベ
ア31を構成すると、回転軸113の軸線方向に沿って
スパイラル状に配列固定された多数の羽根片19のそれ
ぞれの間に、各羽根片19の縁によって多数の段状の微
小突部33を形成でき、かかる突部33によって固形分
の搬送機能、ひいては固液分機能を高めることができ
る。
【0050】各羽根片19のなすずれ角θ(図10)
は、例えば1°乃至5°程度に設定されるが、このずれ
角θを小さくすればする程、汚泥水の濃縮度を高めるこ
とができる。従って図7に示した如く汚泥脱水装置を構
成するとき、回転軸113と羽根片19を有する上述の
スクリューコンベア31を用い、その羽根片19のずれ
角θを、流入側Xから排出側Yに向けて連続的又は段階
的に順次小さく設定すると、排出側Yに近い固液分離部
5の内部空間に濃縮度の高い汚泥水が詰まった状態とな
り、その内圧を高めて水分の絞り出し効果をより高める
ことができる。回転軸113にスパイラル状の凹溝を形
成し、これに多数の羽根片19を固定してスクリューコ
ンベアを構成してもよい。
【0051】また図2に示した実施例においては、固定
リング6として、その外周部に耳6aを有するリングを
用いたが、各固定リング間にクリーニング刃を配置する
必要がないので、図11に示すような円形のリングより
なる固定リング6を用いてもよい。このような円形の固
定リング6は、その製造コストを下げることができる利
点を有している。
【0052】また図1に示したように固液分離部5を1
つだけ設けるのではなく、これを並列に複数個設けるこ
ともできる。
【0053】図12はその一例を示し、2個の固液分離
部5,5が上下に、共通のケーシング1内に配設されて
いる。その際、その各スクリューコンベア31,31の
軸部13,13に設けたギア25,26を中間ギア27
を介して連結すれば、1つのモータ17によって両固液
分離部5,5のスクリューコンベア31,31を同時に
駆動することができる。勿論、ギア25,26,27の
代りにベルトやプーリなどを用いてもよい。このように
して汚泥水の処理能力を所望するところまで高めること
が可能である。
【0054】以上、本発明に係る固液分離装置を汚泥水
を濃縮する目的で使用した実施例を説明したが、この固
液分離装置は、各固定リング6の間の間隙幅と遊動リン
グ30の厚さを適宜設定することによって、微小ギャッ
プgの幅を自由に設定できるので、汚泥水の固液分離以
外の目的にも広く利用することができる。例えば、すり
身の製造、豆腐の製造、製紙加工、ヘドロの浚渫、建設
汚泥の固液分離などがその具体例である。
【0055】この装置を食品加工に用いたとき、目詰ま
り防止の目的で破損しやすいクリーニング刃を用いる必
要がないので、食品中に破損したクリーニング刃片が混
入するおそれはない。しかも固定リング6と遊動リング
30とスペーサ9を簡単に分解できるので、これらの要
素の清掃を簡単に行うことができ、常に衛生的に食品加
工を行うことができる。
【0056】また破損しやすいクリーニング刃はなく、
しかも装置の各要素を、その使用目的に応じて、樹脂、
金属、セラミックなどの材料により構成できるので、装
置に大きな負荷を加える処理物、例えば建設汚泥なども
支障なく固液分離することができる。
【0057】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、洗浄水
を噴射しなくとも、固液分離装置の目詰まりを防止で
き、ランニングコストを低減することができ、また装置
の構造の簡素化とコストの低減を達成できる。しかも固
液分離装置の寿命を延ばし、その各構成要素の組付けも
容易となる。
【0058】請求項2に記載の構成によれば、遊動リン
グをスクリューコンベアの回転によって効率よく回転さ
せ、しかもこれをその半径方向に運動させることができ
るので、遊動リングと固定リングとの間のギャップに固
形分が目詰まりする不具合をより確実に防止することが
できる。
【0059】請求項3に記載の構成によれば、遊動リン
グを、スクリューコンベアの回転と同期して強制的に回
転させることができるので、遊動リングと固定リングの
間のギャップに固形分が目詰まりする不具合をより一層
確実に防止することができる。
【0060】請求項4に記載の構成によれば、固定リン
グと遊動リングの内部の空間から排出された液体が再び
この内部空間に浸入する不具合を阻止し、ないしは効果
的に抑制することができる。
【0061】請求項5及び6に記載の構成によれば、ス
クリューコンベアによる固形分の搬送機能を高め、固液
分離効率を一段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固液分離装置の縦断面図である。
【図2】1つの遊動リングと、1つの遊動リングと、ス
ペーサとを示す斜視図である。
【図3】固液分離部の分解斜視図である。
【図4】固液分離部の断面図である。
【図5】図1に示した左右の支持板を、その外側から見
た図である。
【図6】遊動リングの動きを説明する図である。
【図7】固液分離部の他の配置状態を示した説明図であ
る。
【図8】固液分離部のさらに他の配置状態を示した説明
図である。
【図9】回転軸と多数の羽根片よりなるスクリューコン
ベアの分解斜視図である。
【図10】回転軸と多数の羽根片よりなるスクリューコ
ンベアを示す図である。
【図11】円形リングより成る固定リングを示す斜視図
である。
【図12】固液分離部を複数設けた固液分離装置の断面
図である。
【符号の説明】
6 固定リング 19 羽根片 30 遊動リング 31 スクリューコンベア 33 突部 34 液体ガイド溝 113 回転軸 D4 外径 D5 内径 X1 軸線 X2 軸線
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 11/12 D 7824−4D E03F 5/14 8202−2D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隙をあけて軸線方向に配列さ
    れ、かつ一体的に固定された複数の固定リングと、各固
    定リング間の間隙に遊動可能に配置された遊動リング
    と、前記複数の固定リング及び遊動リングの内部に回転
    可能に配置されたスクリューコンベアと、該コンベアを
    回転駆動する駆動手段とを具備して成る固液分離装置。
  2. 【請求項2】前記遊動リングの内径が前記スクリューコ
    ンベアの外径よりも小さく設定されている請求項1に記
    載の固液分離装置。
  3. 【請求項3】 前記遊動リングの内周面に、スクリュー
    コンベアに係合して、該遊動リングをスクリューコンベ
    アと一体的に強制回転させるための突起が付設されてい
    る請求項1又は2に記載の固液分離装置。
  4. 【請求項4】 前記遊動リングの外周面に、その周方向
    に延びる液体ガイド溝が形成されている請求項1乃至3
    のいずれか1つに記載の固液分離装置。
  5. 【請求項5】 前記スクリューコンベアの表面に、固形
    分に対する摩擦力を高める多数の微小突部が形成されて
    いる請求項1乃至4のいずれか1つに記載の固液分離装
    置。
  6. 【請求項6】 前記スクリューコンベアが、回転軸と、
    その軸線方向に沿ってスパイラル状に配列固定された複
    数の羽根片とによって構成されている請求項5に記載の
    固液分離装置。
JP4069996A 1992-02-21 1992-02-21 固液分離装置 Expired - Fee Related JPH0710440B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069996A JPH0710440B2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 固液分離装置
PCT/JP1993/000199 WO1993016867A1 (fr) 1992-02-21 1993-02-18 Appareil separateur de solides et de liquides
DE69304281T DE69304281T2 (de) 1992-02-21 1993-02-18 Gerät zum trennen von feststoffen und flüssigkeiten
EP93904319A EP0581965B1 (en) 1992-02-21 1993-02-18 Solid-liquid separating apparatus
US08/107,729 US5380436A (en) 1992-02-21 1993-02-18 Solid-liquid separator
CA002108759A CA2108759C (en) 1992-02-21 1993-02-18 Solid-liquid separator
KR1019930702004A KR0121732B1 (ko) 1992-02-21 1993-02-18 고액분리장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069996A JPH0710440B2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 固液分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05228695A true JPH05228695A (ja) 1993-09-07
JPH0710440B2 JPH0710440B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=13418802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4069996A Expired - Fee Related JPH0710440B2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 固液分離装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5380436A (ja)
EP (1) EP0581965B1 (ja)
JP (1) JPH0710440B2 (ja)
KR (1) KR0121732B1 (ja)
CA (1) CA2108759C (ja)
DE (1) DE69304281T2 (ja)
WO (1) WO1993016867A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157256A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 株式会社鶴見製作所 固液分離装置
JP6271069B1 (ja) * 2017-08-04 2018-01-31 株式会社鶴見製作所 固液分離装置
JP6301541B1 (ja) * 2017-08-23 2018-03-28 誠二 菊池 固液分離装置
US9968873B2 (en) 2013-07-08 2018-05-15 Amukon Kabushiki Kaisha Device for concentrating a fluid mixture comprising both liquid and solid parts
JP2019107650A (ja) * 2019-03-12 2019-07-04 株式会社鶴見製作所 固液分離装置および固液分離システム
JP2020011188A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 株式会社鶴見製作所 固液分離装置の使用方法および固液分離装置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2004228573A1 (en) * 2003-04-11 2004-10-21 Sang Hun Hong Sludge concentration system and process which have functions for automatically charging a coagulant and for automatically controlling the concentration of a sludge
JP3565841B1 (ja) * 2004-02-09 2004-09-15 アムコン株式会社 固液分離装置
JP3638597B1 (ja) * 2004-08-17 2005-04-13 アムコン株式会社 固液分離装置
JP2007054684A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Amukon Kk 汚泥フロック化装置及びそのフロック化装置を有する汚泥処理装置
KR100672218B1 (ko) * 2005-09-12 2007-01-22 변상철 스크류식 고체ㆍ액체분리장치
JP4611162B2 (ja) * 2005-09-28 2011-01-12 アムコン株式会社 固液分離装置
FR2892657B1 (fr) * 2005-11-03 2009-05-01 Shinryoku Technologies Dispositif de compactage d'un materiau et/ou pour separer un solide et un liquide, et procede correspondant
JP3904590B1 (ja) * 2006-05-22 2007-04-11 アムコン株式会社 固液分離装置
JP4871437B1 (ja) * 2011-01-24 2012-02-08 アムコン株式会社 固液分離装置
CN102729511A (zh) * 2012-07-19 2012-10-17 漳州市上宇环保科技有限公司 餐厨垃圾回收机的滤浆装置
WO2015112860A1 (en) * 2014-01-23 2015-07-30 Prime Solution Inc. Inline dewatering system
EP2937210A1 (en) * 2014-04-22 2015-10-28 Rio Tinto Alcan International Limited Screw press with filter plates
FR3043584B1 (fr) * 2015-11-16 2017-11-17 Hubert Juillet Procede de decolmatage pour extrudeuse
WO2017143943A1 (zh) * 2016-02-22 2017-08-31 上海同臣环保有限公司 新型叠螺式污泥脱水机
CN107139521B (zh) * 2017-05-19 2023-06-06 北京东方同华科技股份有限公司 旋搓式渣水分离机及渣水分离方法
AU2018447669A1 (en) 2018-10-31 2021-05-27 Process Wastewater Technologies, LLC Adjustable receptacles
CN111152495A (zh) * 2020-01-15 2020-05-15 福建省迅达石化工程有限公司 一种自动破碎过滤油渣分离装置
CN113336410B (zh) * 2021-05-18 2022-11-04 成都环能德美环保装备制造有限公司 一种平面嵌入式环状结构及其制造工艺
CN113459567A (zh) * 2021-06-08 2021-10-01 江苏康泰环保装备有限公司 一种固液分离装置
CN114804394B (zh) * 2022-06-24 2022-09-06 山东交通职业学院 一种具有沉降功能的污水用油水分离装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3695173A (en) * 1972-01-28 1972-10-03 Clyde Harold Cox Sludge dewatering
US3938434A (en) * 1973-03-19 1976-02-17 Cox Clyde H Sludge dewatering
JPS505819A (ja) * 1973-05-18 1975-01-22
JPS5038865A (ja) * 1973-08-11 1975-04-10
JPS5310791B2 (ja) * 1973-12-26 1978-04-17
US4041854A (en) * 1974-06-10 1977-08-16 Cox Clyde H Sludge dewatering
JPS5353874U (ja) * 1976-10-09 1978-05-09
JPS5353874A (en) * 1976-10-25 1978-05-16 Hitachi Hiyuumu Kk Device for displacing woven iron reinforcement cage
JPS55156A (en) * 1978-08-31 1980-01-05 Fujikura Rubber Works Ltd Preparation of golf club shaft
JPS5615810A (en) * 1979-07-17 1981-02-16 Kubota Ltd Sedimenting separator
DE3045138C2 (de) * 1980-11-29 1983-12-08 Hermann Berstorff Maschinenbau Gmbh, 3000 Hannover Auspreßvorrichtung
JPS605323B2 (ja) * 1981-10-30 1985-02-09 三州科研興業株式会社 固液分離装置
JPS5920438A (ja) * 1982-07-21 1984-02-02 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体機器のリ−ド材用銅合金
JPS59125298A (ja) * 1982-12-29 1984-07-19 Masakatsu Ozawa スクリユウプレス
JPS605323A (ja) * 1983-06-16 1985-01-11 Fujitsu Ten Ltd オ−デイオ機器の多機能スイツチ
JPS613568A (ja) * 1984-06-18 1986-01-09 Ricoh Co Ltd 中間調領域識別方式
DE3716434C1 (de) * 1987-05-16 1988-12-08 Hans-Georg Huber Vorrichtung zum Entfernen von Rechen- und/oder Siebgut aus in einem Gerinne stroemender Fluessigkeit
US4871449A (en) * 1988-06-27 1989-10-03 Lott W Gerald Clarifier and screw compactor liquid-solid separator
JPH02253050A (ja) * 1989-03-27 1990-10-11 Diesel Kiki Co Ltd 車輌用自動変速装置の制御方法
DE4001859C2 (de) * 1990-01-23 1996-08-29 Schreiber Berthold Siebrechen zur Entnahme von festen Bestandteilen aus strömenden Flüssigkeiten
JP3062764B2 (ja) * 1990-11-14 2000-07-12 三井ホーム株式会社 生ごみ分解処理システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9968873B2 (en) 2013-07-08 2018-05-15 Amukon Kabushiki Kaisha Device for concentrating a fluid mixture comprising both liquid and solid parts
JP2015157256A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 株式会社鶴見製作所 固液分離装置
JP6271069B1 (ja) * 2017-08-04 2018-01-31 株式会社鶴見製作所 固液分離装置
EP3437708A1 (en) 2017-08-04 2019-02-06 Tsurumi Manufacturing Co., Ltd. Solid-liquid separator
JP2019030825A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 株式会社鶴見製作所 固液分離装置
JP6301541B1 (ja) * 2017-08-23 2018-03-28 誠二 菊池 固液分離装置
JP2019037926A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 誠二 菊池 固液分離装置
JP2020011188A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 株式会社鶴見製作所 固液分離装置の使用方法および固液分離装置
JP2019107650A (ja) * 2019-03-12 2019-07-04 株式会社鶴見製作所 固液分離装置および固液分離システム

Also Published As

Publication number Publication date
KR930703055A (ko) 1993-11-29
CA2108759C (en) 1998-06-30
CA2108759A1 (en) 1993-08-22
US5380436A (en) 1995-01-10
EP0581965A4 (en) 1993-12-16
DE69304281T2 (de) 1997-04-03
DE69304281D1 (de) 1996-10-02
EP0581965A1 (en) 1994-02-09
KR0121732B1 (ko) 1997-12-04
JPH0710440B2 (ja) 1995-02-08
EP0581965B1 (en) 1996-08-28
WO1993016867A1 (fr) 1993-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05228695A (ja) 固液分離装置
KR100440597B1 (ko) 스크루 프레스
CN101134150B (zh) 一种水处理筛滤装置
WO2007135920A1 (ja) 固液分離装置
EP2921458B1 (en) A device for separating solids from waste water
KR100672218B1 (ko) 스크류식 고체ㆍ액체분리장치
JP4702358B2 (ja) 濃縮機構付きスクリュープレス
KR20160004499A (ko) 수질 정화용 드럼스크린장치
KR100443050B1 (ko) 하폐수 슬러지 및 양돈분뇨의 고액분리장치 및 이를이용한 고액분리방법
JPH0642928B2 (ja) 汚泥水の固液分離装置
KR102082719B1 (ko) 협잡물 처리기
EP2277613A1 (en) Rotary filtration device
JP2011083668A (ja) 汚泥濃縮装置及び固液分離システム
KR101147784B1 (ko) 오폐수 처리용 레이크 스크린 장치
JP3375073B2 (ja) 固液分離装置
JP2000288598A (ja) 固液分離装置
JP2003117769A (ja) クーラント清浄装置
CN220530849U (zh) 一种市政用废水处理装置
JP2775141B2 (ja) スクリュープレス式固液分離装置
CN117654785B (zh) 一种离心过滤机
KR100878562B1 (ko) 스크류식 고액 분리 장치
RU2085253C1 (ru) Автоматический фильтр для очистки жидкостей от механических примесей
JP2005118662A (ja) 固液分離装置
KR200369851Y1 (ko) 슬러지 탈수장치
JPH0957015A (ja) 汚濁水等の浄化分離回収機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080208

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 17

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees