JPH0522633A - 画質調整回路 - Google Patents

画質調整回路

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JPH0522633A
JPH0522633A JP3172259A JP17225991A JPH0522633A JP H0522633 A JPH0522633 A JP H0522633A JP 3172259 A JP3172259 A JP 3172259A JP 17225991 A JP17225991 A JP 17225991A JP H0522633 A JPH0522633 A JP H0522633A
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JP
Japan
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circuit
signal
adder
output
secondary differential
Prior art date
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Pending
Application number
JP3172259A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sakaguchi
尚 坂口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0522633A publication Critical patent/JPH0522633A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路構成が簡単であり、かつ非対称の2次微分
信号を作成するタイミングのずれが生じない回路を得
る。 【構成】バッファ回路11は、輝度信号の2次微分信号
が入力され増幅または入出力インピーダンス変換して出
力する。クリップ回路12は、前記2次微分信号をクリ
ップして出力する。信号反転回路13は、2次微分信号
を反転して出力する。合成抵抗14は、バッファ回路の
出力信号とクリップ回路の出力信号とを1:(1−K)
(0≦K≦1)の割合で加算し、合成抵抗15は前記合
成抵抗14の出力信号と前記信号反転回路の出力信号を
1:(1−L)(0≦L≦1)の割合で加算し、非対称
の2次微分信号を得る。加算器16、この非対称2次微
分信号と輝度信号とを加算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテレビジョン装置に使
用される画質調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン装置において、画質調整回
路が用いられる。図2(A)には、実開昭57−942
67号公報に開示された画質調整回路を示している。
【0003】入力端子T1には、2次微分信号が供給さ
れるものでPNPトランジスタQ1のベースに導入され
る。トランジスタQ1のコレクタは接地され、エミッタ
はNPNトランジスタQ2のベースに接続されるととも
に抵抗R1を介して電源ラインに接続されている。トラ
ンジスタQ2のコレクタは、電源ラインに接続され、エ
ミッタは抵抗R2を介して接地されるとともに、第1の
クリップ回路1と第2のクリップ回路2に接続されてい
る。クリップ回路1の出力は、振幅調整回路3を介して
加算器4に入力され、クリップ回路2の出力は直接加算
器4に入力されている。加算器4の出力は、加算器5に
入力され、この加算器5には入力端子T2から輝度信号
が入力されている。
【0004】クリップ回路1では、波形の下側の信号が
クリップされ上側の信号のみが出力され、クリップ回路
2では波形の上側の信号がクリップされ下側の信号のみ
が出力される。クリップ回路1の出力は振幅調整される
ので、加算器4から得られる2次微分信号の上側と下側
の波形は非対称である。この上側と下側の振幅の異なる
2次微分信号は、加算器5において対応する輝度信号と
加算される。この結果、出力端子T3には、オーバーシ
ュート量とアンダーシュート量の異なる画質調整された
輝度信号が得られる。このようにオーバーシュート量と
アンダーシュート量の異なる画質調整を行うのは、白つ
ぶれを防ぎながら画質をシャープにする輝度信号を得る
ためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クリップ回路として
は、第2図(B)に示すように、ベース電位を固定にし
たトランジスタQ3を用いるのが通常である。トランジ
スタQ3のコレクタは接地され、エミッタには抵抗Rを
介して2次微分信号が供給される。出力はエミッタから
取り出される。この回路は、波形の上側をクリップし、
下側を導出する極性である。同図(A)の回路の場合、
互いに逆極性のクリップ回路が必要である。従ってクリ
ップ回路1ではNPNトランジスタが用いられ、クリッ
プ回路2ではPNPトランジスタが用いられる。
【0006】このように従来の画質調整回路は、極性の
異なるクリップ回路が2つ必要である。また、トランジ
スタの動作速度は、NPNとPNPとでは異なり、通常
はNPNトランジスタ動作速度はPNPトランジスタの
動作速度よりもかなり速い。このために、加算器4で合
成される上側の信号と下側の信号とのタイミングが合致
せず期待した信号とは異なる信号が生成されてしまうこ
とがある。そこでこの発明は、回路構成が簡単であり、
かつ非対称の2次微分信号を作成するタイミングのずれ
が生じない画質調整回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、輝度信号の
2次微分信号が入力され増幅または入出力インピーダン
ス変換して出力する第1の回路と、前記第1の回路と同
極性で同利得であり、前記2次微分信号が入力されある
電位以上または以下の信号をクリップして出力するクリ
ップ回路と、前記第1の回路と同じ利得であり、同じく
前記2次微分信号が入力されその極性を反転して出力す
る信号反転回路と、前記第1の回路の出力信号と前記ク
リップ回路の出力信号とを1:(1−K)(0≦K≦
1)の割合で加算する第1の加算器と、前記第1の加算
器の出力信号と前記信号反転回路の出力信号を1:(1
−L)(0≦L≦1)の割合で加算する第2の加算器
と、
【0008】前記第2の加算器の出力信号と輝度信号と
を加算する第3の加算器とを有し、前記第1と第2の加
算器の入力信号の加算比を任意に設定できるようにした
ものである。
【0009】
【作用】上記の手段により、第1の加算器では非対称の
2次微分信号が得られ、第2の加算器において振幅調整
されることになる。クリップ回路は速度の速いものを1
つ使用しており、従来のごとく速度の速いものと遅いも
のを混在させることがないのでタイミングがずれること
はない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1はこの発明の一実施例である。入力端
子T1には2次微分信号が供給され、入力端子T2には
この2次微分信号に対応した輝度信号が供給される。入
力端子T1は、バッファ回路11、クリップ回路12、
反転回路13に供給される。バッファ回路11とクリッ
プ回路12の出力は、加算回路として機能する合成抵抗
14の一方と他方の入力端子に供給される。クリップ回
路12は、波形の上側をクリップし、下側の波形を出力
する。合成抵抗14には摺動子が設けられている。これ
により摺動子(出力端子)には、非対称の2次微分信号
を得ることができる。この非対称の2次微分信号は、合
成抵抗15の一方に供給され、この合成抵抗15の他方
には反転回路13からの出力が供給される。この合成抵
抗15も出力端子としての摺動子を持つ。この摺動子の
出力は、加算器16に入力されて、入力端子T2からの
輝度信号に加算される。よって加算器16の出力端子T
3には輪郭補正された輝度信号を得ることができる。
【0012】合成抵抗14では、バッファ回路11の出
力とクリップ回路12の出力とが(1−K1):K1
(0≦K1≦1)の割合で加算される。よって得られる
2次微分信号は非対称である。さらに合成抵抗15で
は、非対称の2次微分信号と、反転回路13からの信号
とが(1−K2):K2(0≦K2≦1)の割合で加算
される。
【0013】合成抵抗15から出力される2次微分信号
は、K2の値によって、正相の2次微分信号あるいは反
転の2次微分信号となる。従って、加算器16で輝度信
号に加算されると、エッジの鋭いシャープな画質や滑ら
かなソフトな画質を映出できる輝度信号を得ることがで
きる。
【0014】上記した回路によると、クリップ回路とし
ては動作速度の速い極性のトランジスタのみを用いて実
現することができる。このためにクリップ回路は簡単な
構成であり2次微分信号の加算において上側と下側の波
形タイミングがずれるというような不具合がなくなる。
そして上下非対称の2次微分信号を安定して得ることが
できる。また反転回路を付加したことにより、画質調整
範囲の広い画質調整回路を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、回路構
成が簡単であり、かつ非対称の2次微分信号を作成する
タイミングのずれが生じない回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図。
【図2】従来の画質調整回路及びクリップ回路の例を示
す図。
【符号の説明】
11…バッファ回路、12…クリップ回路、13…反転
回路、14、15…合成抵抗、16…加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】輝度信号の2次微分信号が入力され増幅ま
    たは入出力インピーダンス変換して出力する第1の回路
    と、 前記2次微分信号が入力されある電位以上または以下の
    信号をクリップして出力する前記第1の回路と同極性で
    同利得のクリップ回路と、 同じく前記2次微分信号が入力され、前記第1の回路と
    同じ利得で、極性が反転した信号を出力する信号反転回
    路と、 前記第1の回路の出力信号と前記クリップ回路の出力信
    号とを1:(1−K)(0≦K≦1)の割合で加算する
    第1の加算器と、 前記第1の加算器の出力信号と前記信号反転回路の出力
    信号を1:(1−L)(0≦L≦1)の割合で加算する
    第2の加算器と、 前記第2の加算器の出力信号と輝度信号とを加算する第
    3の加算器とを有し、前記第1と第2の加算器の入力信
    号の加算比を任意に設定できることを特徴とする画質調
    整回路。
JP3172259A 1991-07-12 1991-07-12 画質調整回路 Pending JPH0522633A (ja)

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JP3172259A JPH0522633A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 画質調整回路

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JPH0522633A true JPH0522633A (ja) 1993-01-29

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ID=15938582

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003053045A1 (en) * 2001-12-17 2003-06-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Asymmetrical luminance transsient enhancement
JP2007114736A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Lg Phillips Lcd Co Ltd 液晶表示装置の駆動装置及び駆動方法
JP2007156412A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Lg Phillips Lcd Co Ltd 液晶表示装置の駆動装置及び駆動方法
JP2007213017A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Lg Phillips Lcd Co Ltd 液晶表示装置の駆動装置及び駆動方法

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