JPH0522504B2 - - Google Patents

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JPH0522504B2
JPH0522504B2 JP1011775A JP1177589A JPH0522504B2 JP H0522504 B2 JPH0522504 B2 JP H0522504B2 JP 1011775 A JP1011775 A JP 1011775A JP 1177589 A JP1177589 A JP 1177589A JP H0522504 B2 JPH0522504 B2 JP H0522504B2
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alcohol
alcohol content
reducing
membrane
pressure
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JP1011775A
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Erunsuto Arusaa Buritsuke Harutomuuto
Shunaidaa Barutaa
Efu Tozeeru Gyuntaa
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GEE EFU TEE G FUYUA TORENTEHINIKU MBH
Original Assignee
GEE EFU TEE G FUYUA TORENTEHINIKU MBH
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Publication date
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Publication of JPH0522504B2 publication Critical patent/JPH0522504B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/36Pervaporation; Membrane distillation; Liquid permeation
    • B01D61/362Pervaporation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12HPASTEURISATION, STERILISATION, PRESERVATION, PURIFICATION, CLARIFICATION OR AGEING OF ALCOHOLIC BEVERAGES; METHODS FOR ALTERING THE ALCOHOL CONTENT OF FERMENTED SOLUTIONS OR ALCOHOLIC BEVERAGES
    • C12H3/00Methods for reducing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverage to obtain low alcohol or non-alcoholic beverages
    • C12H3/04Methods for reducing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverage to obtain low alcohol or non-alcoholic beverages using semi-permeable membranes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S159/00Concentrating evaporators
    • Y10S159/27Micropores

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパーベーパレーシヨン
(pervaporation)によりアルコール飲料、特に
ビール及びワインのアルコール分を低減する方法
及びその装置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、アルコール分を低くしたアルコール飲
料、特にビール及びワインの需要が高まつてきて
いる。それと同時に、これらの味は本来のアルコ
ール分を有する飲料の味をできるだけ保ち、しか
もその味と区別できないことが要求されている。
以下、アルコール分を低くした飲料に対して「低
アルコール飲料」の語を用いる。
低アルコール飲料の需要が増加している理由は
いくつかある。先ずアルコール分の低減はカロリ
ー量の低減になると考えられている。このことは
健康上の理由によりダイエツトしている人、或い
はそれ以外の理由により従来のアルコール飲料を
飲んではいけない人が低アルコール飲料を楽しく
味わえることを意味する。更にアルコールに起因
した交通事故の件数は交通に対するアルコールの
影響をより深く認識させるばかりか、飲酒運転の
チエツクや処罰を厳しくしてきている。低アルコ
ール飲料のおかげで飲酒の習慣をほとんど変えず
にこのアルコールに起因した危険性を減少するこ
とができる。
これまで、アルコール飲料のアルコール分を低
減させるために、アルコール飲料の水溶液からア
ルコールとエタノールとをそれぞれ分離する従来
の方法を用いた数多くの努力がなされてきてい
る。この種の方法が成功するためには、アルコー
ル分を所望量だけ低減させること以外に、その飲
料にいかなる他の変化も、特に味や外観や良好な
保存状態に関して、変化を起こさせないことが必
須である。
エタノールはより揮発し易い成分であるので、
ワインやビールのようなアルコール飲料から蒸留
除去でき、この飲料のエタノール分を減らすこと
ができる。この従来の第一の方法は、例えばビー
ルに関してはBrauereiindustrie 71(1986)、第
480頁に記載されている。ビールの熱に敏感な成
分を保存するために、この蒸留除去は低温下で従
つて減圧下で行わなければならない。
アルコール飲料のアルコール分を低減させるた
めの第二の方法がWeinwirtschaft.Tech.9
(1986)、第346頁に記載されている。ここではア
ルコール分を低減する必要のある液体が多孔質の
透析膜の一方の側から横切つて供給され、他方の
側にアルコールを吸収する液体、例えば水が流れ
る透析法について述べられている。
更にアルコール分を低減させる第三の方法が特
開昭62−83881号公報及び特開昭61−268170号公
報に記述されている。この方法は逆浸透法であつ
て、逆浸透膜のアルコール含有飲料を供給する側
の圧力を膜の浸透圧以上にすることにより、液体
の形態で主としてアルコール含有飲料中の水を透
過させる方法である。
特開昭62−83881号公報の方法は、アルコール
性飲料のアルコール含有率を調整する方法であ
る。この方法はアルコール含有率の調整が2つの
組合せた逆浸透装置によつて行われ、一方の装置
の第1逆浸透膜はエタノールに対して透過性であ
つて、他方の装置の第2逆浸透膜はエタノールに
対して不透過性もしくは低透過性である。第1逆
浸透膜に対して10bar以上の圧力をかけ、第2逆
浸透膜に対して50〜60barの圧力をかけるように
し、第1逆浸透膜を透過した液を第2逆浸透膜の
供給側に供給し、第2逆浸透膜を透過した液を第
1逆浸透膜の供給側に供給するようにする。これ
により、第2逆浸透膜の供給側にはエタノール分
が高濃度のアルコール性飲料が供給され、第1逆
浸透膜の供給側にはエタノール分が低濃度のアル
コール性飲料が供給される。この第1逆浸透膜の
供給側の液体を回収すれば低濃度のエタノール分
を含むアルコール性飲料が得られる。
特開昭61−268170号公報の方法は、同様に逆浸
透装置を通すことによつてアルコール性飲料から
アルコールを除去する方法である。この方法は、
逆浸透膜に対してアルコールの膜透過量が最大と
なる約200〜1000psi(14.4〜72.0bar)の圧力にし、
正味圧力差を約50〜250spi(3.6〜18.0bar)にする
ことにより、アルコール性飲料に含まれるアルコ
ール(エタノール)が逆浸透膜を透過し、膜不透
過物(留保物)アルコール分を低減する。この留
保物を回収すれば、アルコール分が低減したアル
コール性飲料が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記第一の方法は低温と減圧下で、味
に関して重要な、アルコール以外の他の物質もそ
の揮発性に応じて除去してしまうため、その味が
変わるのを避けることができない。更にここで要
求される温度下では蛋白質成分の変性が起こり、
これにより低アルコールビールの味と外観にも変
化が生じる。減圧下のこの蒸留により、遊離した
二酸化炭素がビールから除かれるため、その後で
二酸化炭素を再圧縮して再生してやる必要があ
る。このような真空蒸留のための技術的な装置や
そのためのコストは高価である上、結局満足のい
く結果を全くもたらさない。
また前記第二の方法では、アルコールはアルコ
ール相、例えばワインからアルコールを吸収する
液体にその濃度差に応じて拡散する。しかしワイ
ンの全成分に対し透析膜を横切つて相応する濃度
差が存在するので、これらの全成分はアルコール
と一緒に拡散し、この結果、この方法は味覚成分
も失うことになる。更にこの方法には、アルコー
ルを吸収した液体(透析物)が非常に低いアルコ
ール分を有していて、これを商業的に使用したり
処理したりできない欠点がある。
更に前記第三の逆浸透法は、膜の供給側に高い
圧力を必要とするため味覚成分が変化しやすく、
しかもアルコール及び水に加えて、未覚成分も逆
浸透膜を通過しやすい。このため、特開昭62−
83881号公報の方法では、第1逆浸透膜の供給側
の液体を回収するときに、味覚成分が第1逆浸透
膜を通過してしまい、また特開昭61−268170号公
報の方法でも、逆浸透膜の留保側の液体を回収す
るときに、同様に味覚成分が逆浸透膜を通過して
しまい、それぞれ本来のアルコール分を有する飲
料の味を十分に保つことができない欠点がある。
また透過物が低濃度のアルコール溶液として得ら
れ、これは処理するか廃棄しなければならない。
しかしこうした欠点にもかかわらず、この逆浸透
法は技術的に大規模に利用されており、このこと
はより優れた方法であれば需要があること明らか
に示唆している。
これらの課題は直接本発明の目的となり、その
解決手段は特許請求の範囲の請求項1に明示され
ている。
本発明の目的は、膜の供給側の圧力を大気圧又
はこれより僅かに高い圧力にすることによつて、
アルコール含有飲料、特にビールやワインのアル
コール分を本来具備する味を十分に維持しながら
低減することができる方法及び装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明はアルコー
ル含有飲料のアルコール分を低減する方法におい
て、パーベーパレーシヨン膜の供給側にアルコー
ル含有飲料を大気圧又はこれより僅かに高い圧力
で供給し、このパーベーパレーシヨン膜の透過側
を真空状態又は低凝縮温度のいずれか又は双方に
してパーベーパレーシヨン膜の供給側と透過側と
の間にアルコール分圧勾配を生じさせ、このアル
コール分圧勾配によりアルコール含有飲料のアル
コールを蒸気の形態でパーベーパレーシヨン膜の
透過側に透過させ、パーベーパレーシヨン膜の供
給側に留保物として低アルコール生成物を得るこ
とを特徴とする。
本発明の方法では、原料となるアルコール含有
飲料、例えばビールやワインはパーベーパレーシ
ヨン膜の供給側に導入される。この出発原料は発
酵限度を越えたアルコール分を有するアルコール
飲料であることが望ましい。パーベーパレーシヨ
ン膜の透過側を、例えば真空状態及び/又は低凝
縮温度にすることによつて、アルコール分圧を著
しく低くすれば、この膜の供給側と透過側との間
には明らかなアルコール分圧勾配が生じる。この
分圧勾配によりアルコールは膜を透過して透過側
に蒸気として入つていく。この蒸気は例えば真空
ポンプで除去するか、或いは凝縮器で凝縮するこ
とにより、十分な分圧勾配を連続して保つことが
できる。
分離されたアルコールは原料のアルコール飲料
の濃度よりかなり高い濃度の透過物内に得られ
る。この結果、透過物として直接使用できる生成
物が得られ、更に純粋なアルコールに濃縮するこ
とができる。
前述した真空蒸留と異なり、本発明の方法は一
定の最低温度に依存していない。むしろ本発明の
温度は原料のアルコール飲料中に存するアルコー
ル分の温度敏感度に従つてかなり下げることがで
き、これにより温度に起因する品質劣化を安全に
回避することができる。本発明の温度は一般的に
0〜80℃の範囲内で、望ましくは20〜45℃の範囲
内で、特に望ましくは30〜40℃の範囲内で行われ
る。またこの方法は大気圧下又はそれより僅かに
高い圧力下で行われる。ビールのような二酸化炭
素を含有する飲料に対しては、遊離した二酸化炭
素を逃さないように、大気圧より僅かに高い圧力
が特に望ましい。本発明の代表的な圧力範囲は1
〜5barである。これより高い圧力になると、気
密上の問題を生じる。
透過側の圧力はもともと透過物の凝縮温度によ
つて決められる。透過側の代表的な圧力は0.5〜
50mbarの範囲にあり10〜30mbarの範囲が望まし
い。
透過処理に続いて透過物の凝縮が行われる。凝
縮温度の下限には臨界はなく、下限温度は実施し
たときの種々の因子により限定される。代表的な
範囲は0〜−70℃である。
本発明では、水よりアルコール(エタノール)
に対して高い透過能力をもつパーベーパレーシヨ
ン膜であればいかなるものでも適合する。適切な
膜は、例えばDE−A−3 220 570に示されるよ
うな架橋されたポリビニルアルコールで作られて
いる。望ましい膜はシリコーンで作られ、ポリシ
ロキサン、特にポリジメチル・シロキサンで作ら
れた膜がよい。これら中でも望ましいものはポリ
ジメチル・シロキサンである。ポリジメチル・シ
ロキサンは、メチル基の他に、それよりも炭素数
が大きいか或いは、部分的にふつ素化もしくは過
ふつ素化され、側鎖として珪素原子に結合された
アルキル置換基或いはアリール置換基を含有する
ものが望ましい。その他の望ましい種類の膜は、
EP−A−0254758に記載されていて、シリカライ
トやポリシロキサンのような疎水性で無機質の混
合物からなる膜である。また、イオン交換の特性
のある膜、例えばアニオン交換性膜も本発明の方
法に適している。
本発明の望ましい実施例では、透過物は段階的
に凝縮される。第一の凝縮すなわち主凝縮に続い
て第二の凝縮すなわち後凝縮が行われ、この第二
の凝縮は段階的に行うことができる。アルコール
飲料に含まれる揮発し易い芳香性物質が膜を透過
することが実際に知見されている。これらの揮発
し易い芳香性物質が凝縮温度に応じて、凝縮した
透過物中に得られるため、これらはこの形では利
用できない。従つて、こうした場合には、揮発し
易い芳香性物質の凝縮を避けるために第一の凝縮
すなわち主凝縮の温度を意図的に多少高く選定し
て本発明の凝縮操作を行うのが望ましい。この芳
香性物質はむしろ相応するより低い凝縮温度で第
二の凝縮すなわち後凝縮において凝縮される。こ
の濃縮された第二の凝縮物は直接留保物に加える
ことができ、これにより飲料にもともと存在して
いた芳香成分が保たれる。
第一の凝縮すなわち主凝縮及び第二の凝縮すな
わち後凝縮は異なつた圧力下で行われることが望
ましい。第一の凝縮の圧力は約20mbarが代表的
であり、第二の凝縮は第一の凝縮圧力より高い、
大気圧に至るまでの圧力で行われることが望まし
い。
本発明の方法を実施するに際して通常のパーベ
ーパレーシヨン装置を使用することができ、その
パーベーパレーシヨン膜はいわゆる膜モジユール
の形態で使用される。ここで、「モジユール」の
語は実際の膜とその保持手段からなる構造単位を
いう。適切な膜モジユールはEP−A−0214496に
記載されている。その他の形式の膜モジユール、
例えば管状の膜モジユールや螺旋状に巻かれた膜
モジユール等は当業者に公知である。
以下、ビールについて本発明の方法を図面に基
づいて説明する。一枚の図面は、パーベーパレー
シヨン装置が膜モジユール5と予熱器2と第一の
凝縮器又は主凝縮器8と第二の凝縮器又は後凝縮
器14と真空ポンプ12とを備えていることを示
している。
遊離した二酸化炭素が逃げないように2.2barの
圧力で市販の輸出用ビールが導管1より供給され
る。この圧力は例えばポンプ(図示せず)で維持
される。ビールは予熱器2のヒータ3により35℃
まで昇温された後、導管4を通つて膜モジユール
5内に供給される。膜モジユール5内には、約70
重量%が疎水性のゼオライト(シリカライト)で
あるポリジメチル・シロキサンからなるパーベー
パレーシヨン膜18が設けられている。このプロ
セスの他の要素は実施例8に記載されている。こ
の透過物は導管7を通つて取り出され、主凝縮器
8に送られる。この主凝縮器8は冷却用導管9に
より冷却されており、導管11を介して真空ポン
プ12に、更には導管13を介して後凝縮器14
(1段の後凝縮)に連結されている。透過物の大
部分は主凝縮器8で凝縮され、導管10より取り
出される。真空ポンプ12は主凝縮器8内を
15mbarの所望の減圧にする。主凝縮器14は冷
却用導管15により冷却されており、導管16を
介して大気に通じているため、結果として大気圧
下で動作する。後凝縮物は導管17から取り出さ
れる。主凝縮器8と後凝縮器14で生じる凝縮物
の量の比は約200:8である。一方僅かに1.7重量
%の減少したアルコール分を含有している低アル
コール生成物が膜モジユール5内で留保物として
得られ、導管6から取り出される。この生成物は
後凝縮器14から導管16を介して取り出された
後凝縮物に加えられる。この後凝縮物は代表的な
所望のビール味を与え、かつビールの揮発し易い
芳香性物質を含む。引続いてこれを純水により原
料の容量まで薄めると、エタノール分が1.8重量
%の所望の低アルコールビールが得られる。
上述した装置は実際の条件によつて多様に変更
することができる。例えば実際に実施する際に、
全てのパーベーパレーシヨン膜面を数個の膜モジ
ユールに更に分割して、透過側をそれぞれ同一の
主凝縮器に通じるようにし、留保側では先の膜モ
ジユールの留保物がそれぞれ次の膜モジユールの
原料になるようにこれらの膜モジユールを一緒に
連結するようにしてもよい。必要があれば予熱器
を追加して発生する熱損失を補償することもでき
る。
更に、後凝縮は第1段目では減圧下で行うこと
もできる。この場合には図の導管16は別の真空
ポンプ(図示せず)の吸引側に接続され、その圧
縮側には別の後凝縮器(図示せず)が必要に応じ
て配置される。この結果第1段目の後凝縮器14
は主凝縮器8の圧力と大気圧との中間の圧力下で
作動することになる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によればアルコール
をパーベーパレーシヨンにより部分的に或いは全
面的に除去することにより、原料アルコール飲料
をその味、外観、保存性等の品質を全く損うこと
なく所望のアルコール分まで低減することができ
る。また透過物が直接使用可能な生成物として得
られる利点もある。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を説明する。
実施例 1 架橋されたポリビニル・アルコール製のパーベ
ーパレーシヨン膜の原料としてエタノール分が
9.7重量%のドイツ原産の白ワイン5リツトルを
用いた。適切な膜はDE−A−3220570に記載され
ている。その供給側の温度は45℃で圧力は1.1bar
であつた。一方透過側の圧力は20mbarであつた。
透過物の凝縮は−5℃で(後凝縮することなく)
生じた。これを0.68m2の膜に7回反復通過させた
ところエタノール分が3.2重量%の留保物2.3リツ
トルと、エタノール分が15重量%の透過物2.7リ
ツトルが得られた。この留保物を1.7リツトルの
純水で薄めた後、官能試験したところ原料ワイン
に比べていかなる味の変化もみられなかつた。透
過物を分析したところエタノールと水以外の他の
物質は全く検出されなかつた。これにより透過物
を使用目的に合せて直ちに再生することができ
た。
実施例 2 アルコール分が9重量%の白ワイン5.58リツト
ルを原料として使用した。パーベーパレーシヨン
膜は厚さ約60μmで、熱的に架橋されたポリジメ
チル・シロキサンからなる。この膜の面積は0.68
m2であつた。その供給側の温度は35℃で圧力は
1.1barであつた。透過側の圧力は20mbarであり、
凝縮は(後凝縮することなく)−5℃で生じた。
これを膜に4回反復通過させたところ留保物とし
てアルコール分が3.6重量%の低アルコール生成
物4リツトルと、アルコール分が22重量%の透過
物1.5リツトルが得られた。この留保物を原料の
容量まで純水により再希釈したところエタノール
分が2.6重量%の所望の低アルコールワインが得
られた。官能試験したところの低アルコールワイ
ンと原料ワインとの間にはいかなる味の差もみら
れなかつた。この透過物の純度は実施例1の透過
物純度と一致した。
実施例 3 エタノール分が10.2重量%の白ワイン5.5リツ
トルを実施例2と同様に処理した。パーベーパレ
ーシヨン膜として0.68m2の表面積を有し、ポリジ
メチル・シロキサンからなる厚さ40μmのシート
を用いた。原料ワインを膜に4回反復通過させた
ところエタノール分が2.8重量%の留保物3.8リツ
トルと、エタノール分が26重量%の透過物1.6リ
ツトルが得られた。この透過物は−7℃で
15mbarの条件下で(後凝縮することなく)凝縮
した。この留保物を原料の容量まで純水により再
希釈したところエタノール分が1.9重量%の所望
の低アルコールワインが得られた。官能試験した
ところこの低アルコールワインと原料ワインとの
間にはいかなる味の差もみられなかつた。この透
過物の純度は実施例1の透過物純度と一致した。
実施例 4 エタノール分が10.2重量%のドイツ製の白ワイ
ンである品種“Morio Muskat”5リツトルを原
料として使用した。パーベーパレーシヨン膜は厚
さ約60μmで一部のメチル側鎖基がプロピル基及
びブチル基で置換されたポリジメチル・シロキサ
ンからなる。膜の表面積は0.45m2であつた。その
供給側の温度は35℃で圧力は1.1barであつた。透
過側の圧力は15mbarであり、透過物の凝縮は−
10℃で(後凝縮することなく)生じた。原料ワイ
ンを膜に4回反復通過させたところエタノール分
が3.6重量%の留保物4.1リツトルと、エタノール
分が42重量%の透過物0.85リツトルが得られた。
この留保物を0.9リツトルの純水(無味の蒸留水)
で再希釈したところ所望の低アルコールワインが
得られた。官能試験したところの低アルコールワ
インと原料ワインとの間にはいかなる味の差もみ
られなかつた。この透過物の純度は実施例1の透
過物純度と一致した。この透過物は経験を積んだ
被試験者にブランデーとして飲まれた。
実施例 5 フランス製の赤ワインである品種“Carbernet
−Sauvignon”5リツトルを原料として使用し
た。パーベーパレーシヨン膜は実施例4と同一の
ものを使用した。その供給側の温度は30℃で圧力
は1.1barであつた。原料ワインを膜に4回反復通
過させたところアルコール分が3.9重量%の留保
物4.1リツトルが得られた。透過側の圧力は
20mbarであり、主凝縮は−5℃で生じた。この
結果、アルコール分が38重量%の主凝縮物0.9リ
ツトルが透過物として先ず得られ、次いで−20
℃、大気圧の条件下で用いた真空ポンプの圧縮側
で後凝縮を行つて、80重量%のアルコール分を有
する後凝縮物が透過物として10g以上得られた。
この後凝縮物はワインの芳香性物質を明らかに含
み、一方主凝縮物はエタノールと水以外含んでい
なかつた。留保物として得られた低アルコール生
成物をこの後凝縮物と混合し、原料の容量まで純
水により再希釈したところアルコール分が3.4重
量%の低アルコールワインが得られた。これを官
能試験したところ原料ワインと比べていかなる味
の差もみられなかつた。この透過物の純度は実施
例1の透過物純度と一致した。
実施例 6 アルコール分が10.6重量%の白ワイン5.2リツ
トルを原料として使用した。パーベーパレーシヨ
ン膜はポリジメチル・シロキサンからなり、その
70重量%は疎水性のゼオライト(シリカライト)
であつた。この膜の厚さは約60μmで、面積は
0.45m2であつた。その供給側の温度は40℃で圧力
は1.1barであつた。原料を膜に5回反復通過させ
たところアルコール分が4.2重量%の留保物4.6リ
ツトルが得られた。透過側の凝縮は20mbarで−
10℃の条件下で生じた。この結果、アルコール分
が58重量%の主凝縮物0.6リツトルが透過物とし
て最初に得られ、次いで真空ポンプの圧縮側で−
25℃、大気圧の条件下で後凝縮が生じて85重量%
のアルコール分を有する後凝縮物10gが得られ
た。この後凝縮物は芳香性物質を明らかに含んで
いた。留保物として得られた低アルコール生成物
をこの後凝縮物と混合し、原料の容量まで純水に
より再希釈したところアルコール分が3.9重量%
の低アルコールワインが得られた。これを官能試
験したところ原料ワインと比べていかなる味の差
もみられなかつた。この透過物の純度は実施例1
の透過物純度と一致した。
実施例 7 アルコール分が4重量%の輸出用ビール5リツ
トルを原料として使用した。パーベーパレーシヨ
ン膜はポリジメチル・シロキサンからなり、その
膜の厚さは50μmで、面積は0.45m2であつた。そ
の供給側の温度は35℃で流体圧力は2.2barであつ
た。原料を膜に3回反復通過させたところアルコ
ール分が1.9重量%の低アルコール生成物4.5リツ
トルが留保物として得られた。原料の容量まで純
水により再希釈したところアルコール分が1.7重
量%の所望の低アルコールビールが得られた。こ
れを官能試験したところ原料ビールと比べていか
なる味の差もみられなかつた。透過側の圧力は
15mbarで凝縮は−7℃で生じた。これによりア
ルコール分が22重量%の透過物0.5リツトルが得
られた。この透過物の純度は実施例1の透過物純
度と一致した。
実施例 8 アルコール分が4重量%の輸出用ビール5リツ
トルを原料として使用した。パーベーパレーシヨ
ン膜は実施例6と同一のものを使用した。その供
給側の温度は30℃で圧力は2.2barであつた。原料
を膜に1回反復通過させたところアルコール分が
1.7重量%の低アルコール留保物4.8リツトルが得
られた。透過側の圧力は15mbarであり、主凝縮
は−7℃で生じた。この結果、アルコール分が47
重量%の主凝縮物0.2リツトルが透過物として先
ず得られた。次いで実施例5と同様に−25℃、大
気圧の条件下で後凝縮を行うと、85重量%のアル
コール分を有する8gの後凝縮物が更に透過物と
して得られた。この後凝縮物はビールの芳香性物
質を明らかに含んでいた。留保物をこの後凝縮物
に先ず混合し、次いで原料の容量まで純水により
再希釈した。得られた低アルコールビールはアル
コール分が1.8重量%であつた。これを官能試験
したところ原料ビールと比べて全く差異がなかつ
た。この透過物の純度は実施例1の透過物純度と
一致した。
実施例 9 アルコール分が4重量%の輸出用ビール5リツ
トルを原料として使用した。パーベーパレーシヨ
ン膜は厚さ60μmで、メチル基がふつ素化された
アルキル残基で置換されたポリジメチル・シロキ
サンからなる。その供給側の温度は30℃で圧力は
2.7barであつた。原料を膜に1回反復通過させた
ところアルコール分が0.6重量%の低アルコール
生成物4.6リツトルが留保物として得られた。透
過側の圧力は15mbarであり、主凝縮は−20℃で
生じた。この結果、アルコール分が42重量%の凝
縮物0.4リツトルが得られた。後凝縮は全く行わ
なかつた。留保物を原料の容量まで純水により再
希釈したところアルコール分が0.5重量%の低ア
ルコールビールが得られた。これを官能試験した
ところ原料ビールと比べていかなる味の差もみら
れなかつた。この透過物の純度は実施例1の透過
物純度と一致した。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のパーベーパレーシヨン装置の構成
図。 2:予熱器、3:ヒータ、5:膜モジユール、
8:主凝縮器、9,15:冷却用導管、12:真
空ポンプ、14:後凝縮器、18:パーベーパレ
ーシヨン膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルコール含有飲料、特にビール又はワイン
    のアルコール分を低減する方法において、 パーベーパレーシヨン膜の供給側に前記アルコ
    ール含有飲料を大気圧又はこれより僅かに高い圧
    力で供給し、 前記パーベーパレーシヨン膜の透過側を真空状
    態又は低凝縮温度のいずれか又は双方にして前記
    パーベーパレーシヨン膜の供給側と透過側との間
    にアルコール分圧勾配を生じさせ、 このアルコール分圧勾配により前記アルコール
    含有飲料のアルコールを蒸気の形態で前記パーベ
    ーパレーシヨン膜の透過側に透過させ、 前記パーベーパレーシヨン膜の供給側に留保物
    として低アルコール生成物を得る ことを特徴とするアルコール飲料のアルコール分
    低減法。 2 パーベーパレーシヨン膜の供給側に供給する
    アルコール含有飲料の温度が5〜80℃、望ましく
    は20〜45℃、特に望ましくは30〜40℃である請求
    項1記載のアルコール飲料のアルコール分低減
    法。 3 得られた透過物を凝縮する請求項1又は2記
    載のアルコール飲料のアルコール分低減法。 4 凝縮を2段で行い、主凝縮を0.5〜50mbarの
    圧力で行い、1段又は複数段の後凝縮を前記主凝
    縮の圧力より段階的に高い圧力で大気圧に至るま
    で行う請求項3記載のアルコール飲料のアルコー
    ル分低減法。 5 主凝縮を0〜−30℃の温度で行い、1段又は
    複数段の後凝縮を−20〜−70℃の温度で行う請求
    項4記載のアルコール飲料のアルコール分低減
    法。 6 留保物として得られた低アルコール生成物を
    原料の容量まで水で再希釈する請求項1〜5いず
    れかに記載のアルコール飲料のアルコール分低減
    法。 7 後凝縮物として得られた透過物を留保物とし
    て得られた低アルコール生成物に加える請求項4
    〜6いずれかに記載のアルコール飲料のアルコー
    ル分低減法。 8 供給側で大気圧より高い圧力、望ましくは1
    〜5barの間の圧力を加える請求項1〜7いずれ
    かに記載のアルコール飲料のアルコール分低減
    法。 9 発酵限界を越えたアルコール分を有するアル
    コール含有飲料を出発原料として用いる請求項1
    〜8いずれかに記載のアルコール飲料のアルコー
    ル分低減法。 10 ポロシロキサン製のパーベーパレーシヨン
    膜を使用する請求項1〜9いずれかに記載のアル
    コール飲料のアルコール分低減法。 11 ポリジメチル・シロキサン膜を使用する請
    求項10記載のアルコール飲料のアルコール分低
    減法。 12 メチル基が部分的又は全面的に炭素数のよ
    り大きなアルキル基又はアリール基で置換された
    ポリジメチル・シロキサン膜を使用する請求項1
    1記載のアルコール飲料のアルコール分低減法。 13 炭素数のより大きなアルキル基又はアリー
    ル基は部分的に又は全面的にふつ素化された請求
    項12記載のアルコール飲料のアルコール分低減
    法。 14 エタノール吸着能の高い充填材を含むポリ
    シロキサン膜を使用する請求項10〜13いずれ
    かに記載のアルコール飲料のアルコール分低減
    法。 15 ゼオライト系の充填材を使用する請求項1
    4記載のアルコール飲料のアルコール分低減法。 16 パーベーパレーシヨン膜18を有する膜モ
    ジユール5を備え、請求項1〜3又は6〜15い
    ずれかに記載のアルコール分低減法を実施するた
    めのアルコール飲料のアルコール分低減装置。 17 膜モジユール5は透過側に凝縮器8を備え
    た請求項16記載のアルコール飲料のアルコール
    分低減装置。 18 凝縮器は主凝縮器8であつて、前記主凝縮
    器に真空ポンプ12を介して後凝縮器14が連結
    された請求項4又は5記載のアルコール分低減法
    を実施するための請求項17記載のアルコール飲
    料のアルコール分低減装置。
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