JPH0824561B2 - 低アルコ−ルビ−ルの製造方法 - Google Patents

低アルコ−ルビ−ルの製造方法

Info

Publication number
JPH0824561B2
JPH0824561B2 JP62179191A JP17919187A JPH0824561B2 JP H0824561 B2 JPH0824561 B2 JP H0824561B2 JP 62179191 A JP62179191 A JP 62179191A JP 17919187 A JP17919187 A JP 17919187A JP H0824561 B2 JPH0824561 B2 JP H0824561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beer
alcohol
liquid
porous membrane
membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62179191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6423882A (en
Inventor
真紀夫 田村
復三 菊川
志郎 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Organo Corp
Original Assignee
Organo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Organo Corp filed Critical Organo Corp
Priority to JP62179191A priority Critical patent/JPH0824561B2/ja
Publication of JPS6423882A publication Critical patent/JPS6423882A/ja
Publication of JPH0824561B2 publication Critical patent/JPH0824561B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は常法の発酵法で製造したビール発酵液を原料
として、疎水性多孔質膜を用いて、膜蒸留によって低ア
ルコールビールを製造する方法に関するものである。
〈従来の技術〉 常法の発酵法によって製造されたビールは、アルコー
ルを4.5容量%以上含んでいるのが通常であるが、近年
になって当該アルコール濃度を低下させたビールも嗜好
品として販売されるようになって来た。
当該アルコール濃度を低下させたビールには、アルコ
ール濃度を2〜3容量%としたもの、アルコール濃度を
1.5容量%以下としたもの、あるいは一般に無アルコー
ルビールと称されるものでアルコール濃度を1.0容量%
未満にしたもの等があり、特に無アルコールビールは、
車の運転者なども飲めるビール風味を持つ清涼飲料とし
て好評である。
このような低アルコールビールは従来から以下に述べ
る2つの方法で製造されている。
その第1の方法は発酵に使用する原料濃度や、発酵条
件を調節して発酵終了時のアルコール濃度を低く保つも
のであり、第2の方法は通常の発酵法で製造したビール
を原料として、蒸留法や逆浸透膜法や透析法で原料ビー
ル中のアルコールを低下させるものである。
しかしながら第1の方法はどうしても発酵不充分とな
り、アルコール濃度を低下させたビールを得るという目
的を達し得ても、ビールの風味が大幅に損なわれるとい
う欠点を有している。
また第2の方法である蒸留法は原料ビールを加熱せね
ばならないので、ボールの風味を損なうという問題があ
り、またそのために低温で減圧蒸留を行う場合は、蒸留
塔内を減圧せねばならず製造装置の設備費およびランニ
ングコストがかなり大きくなるという欠点がある。
また逆浸透膜法による方法は逆浸透膜の一方の側に加
圧した原料ビールを作用させて逆浸透膜の他方の側にア
ルコールを透過させて除去するものであるが、この方法
においてはビール中のアルコールのみならず相当量の水
分および比較的低分子状のエキス分も透過してしまうと
いう欠点を有している。したがってこのようにして得た
アルコール分を低下させたビールを続いて水で希釈する
必要がある他、風味の点でも不充分となり、かつ比較的
高圧系でアルコールを透過させねばならないので、製造
装置の設備費およびランニングコストが比較的高くなる
という欠点がある。
さらに透析法の場合は透析膜を介して一方の側に原料
ビールを、他方の側に透析液を接触させ、原料ビール中
のアルコールを液体状で透析液側へ透析させるものであ
り、逆浸透膜法と比較するとかなり低圧で操作でき、か
つ水分はあまり排除されないという利点があるが、比較
的低分子量の原料中のエキス分が透析膜を通過するとい
う問題があり、やはりビールの風味を損なうという欠点
を有している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は従来における低アルコールビールの製造方法
の上述した欠点を解決し、風味を損なうことなく、アル
コール分のみを選択的に排除し、かつ比較的低コストで
低アルコールビールを製造する方法を提供することを目
的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 かかる目的を達成するための本発明の技術手段は、気
体は通すが液体は通さない性質を有する多孔質膜で区画
した一方の側に、常法の発酵法で製造したビール発酵液
を接触させるとともに、他方の側に当該ビール発酵液の
アルコール蒸気圧より低いアルコール蒸気圧の吸収液を
接触させて、当該ビール発酵液中のアルコールをアルコ
ール蒸気として前記多孔質膜を透過させて吸収液に吸収
させることを特徴とする低アルコールビールの製造方法
に関するものである。
〈作用〉 以下に本発明を詳細に説明する。
本発明は気体は通すが液体は通さない性質を有する多
孔質膜で区画した一方の側に、常法の発酵法で製造した
ビール発酵液を接触させるとともに、他方の側に当該ビ
ール発酵液のアルコール蒸気圧により低いアルコール蒸
気圧の吸収液を接触させるものである。
本発明に用いる前記多孔質膜は、従来からサーモパー
ベーパレイション法などに用いられているもので、疎水
性の材質で形成された膜に微細孔を有するものである。
また本発明で言うビール発酵液とは、通常の発酵法で得
られる所定のアルコールを含むもので、当該発酵後に行
う熟成工程の前後のビールを指す。以下本発明における
ビール発酵液を単にビールという。
第1図は本発明の原理を図示したものであって、図中
1は前記多孔質膜を、2は常法の発酵法で製造したビー
ルを、3は当該ビール2のアルコール蒸気圧より低いア
ルコール蒸気圧の吸収液をそれぞれ示す。
このように多孔質膜1を隔てて一方の側にビール2を
他方の側に吸収液を接触させると、多孔質膜1は疎水性
なので、そこに微細孔4が存在していてもこの微細孔4
内を液体が通過することができず、第1図に示したごと
く微細孔4の内部が気体部5となり、当該気体部5を介
してその両端に気液境界面6A、6Bが生ずる。
かかる状態下においてビール2はその温度とアルコー
ル濃度に応じて所定のアルコール蒸気圧を有している
が、たとえば吸収液3のアルコール蒸気圧がビール2の
それよりも低い場合は、気液境界面6Aからアルコールが
蒸気となって発生し、気体部5を介して吸収液3の気液
境界面6Bから直接吸収液3に吸収される。
ビール2および吸収液3のアルコール蒸気圧は、両液
体のアルコール濃度と温度によって決定され、アルコー
ル濃度が濃い程、また温度が高い程、その蒸気圧は大と
なる。
したがって第1図においてビール2と吸収液3の温度
が全く等しくともビール2中のアルコール濃度が吸収液
3のそれより濃い場合は、系の圧力に左右されずにビー
ル2中のアルコールは吸収液3側へ移動するし、またビ
ール2と吸収液3のアルコール濃度が全く等しくとも、
ビール2の温度が吸収液3のそれより高い場合は、ビー
ル2中のアルコールは吸収液3側へ移動する。
さらにたとえビール2中のアルコール濃度より吸収液
3のアルコール濃度が高くとも、両液体中のアルコール
蒸気圧が逆転するような温度差を有している場合はビー
ル2中のアルコールは吸収液3へ移動することとなる。
本発明は上述の現象を利用するものであって、ビール
2中のアルコールをアルコール蒸気として多孔質膜1の
微細孔4を透過させて吸収液3に直接吸収させることに
より、ビール中のアルコールを排除して低アルコールビ
ールを製造するものである。なお第1図において両液体
が全く静止した場合でもビール2のアルコール蒸気圧が
吸収液3のそれより大きい場合は多孔質膜1を介してア
ルコールが移動するが、この場合は気液境界面6Aに達す
るビール2中のアルコール分および気液境界面6Bから吸
収液3中に吸収されたアルコール分の液中における移動
は拡散作用のみとなるので効率があまり良くない。
したがって多孔質膜1で区画された一方の側のビール
2および吸収液3を攪拌したりあるいは多孔質膜1の膜
面に沿って通流させたりして両液体を流動させることが
好ましい。
また本発明に用いる吸収液3としては、ビール2のア
ルコール蒸気圧より低い蒸気圧の液体であればいかなる
ものでも差し支えないが、清澄水あるいは純水を用いる
ことが望ましい。
次に本発明方法を実施する装置の具体的構成について
説明する。
第2図は本発明方法を実施する装置の実施態様の一例
を示すフローの説明図であり、7は前記多孔質膜1を装
着した膜蒸留ユニット7であり、8は常法の発酵法で製
造したビール2を貯留するためのビール貯槽であり、ま
た9は吸収液3を貯留するための吸収液貯槽である。さ
らに10、12はそれぞれポンプを示し、また11は加温装
置、13は冷却装置を示す。
第2図に示したフローの説明図において、吸収液3と
してたとえば純水を用い、また加温装置11および冷却装
置13を運転せずにビール2と吸収液3との温度が全く等
しい場合の運転についてまず以下に説明する。
まずポンプ10を駆動させてビール2を膜蒸留ユニット
7内に供給し、多孔質膜1で区画した一方の側に通流さ
せ、膜蒸留ユニット7より流出するビールをビール貯槽
8に循環する。一方ポンプ12を駆動させて吸収液3を膜
蒸留ユニット7内に供給し、多孔質膜1で区画した他方
の側に通流させ、膜蒸留ユニット7より流出する吸収液
3を吸収液貯槽9に循環する。なお両液体の圧力差につ
いては全く考慮する必要がなく、両液体の圧力は、膜蒸
留ユニット7内に両液体を通流させる際の圧力損失のみ
を考慮して両液体の圧力を決定すればよい。なおビール
貯槽8内のビール2が空気に接触して、その風味が低下
するのを防止するため、ビール貯槽8の上方から窒素ガ
ス14を供給する。
このようなフローにおいて、吸収液としてアルコール
を全く含有していない純水を用いているので、当然吸収
液3のアルコール蒸気圧はビール2のそれと比較して低
く、したがって両液体の循環を続行するにしたがい、第
1図の原理図で示したごとくビール2中のアルコールは
一旦蒸気となって多孔質膜1の微細孔4を透過し、吸収
液3に吸収される。
したがってビール2中のアルコール濃度はしだいに低
下するとともに、吸収液3中のアルコール濃度はしだい
に上昇して行く。たとえば第2図のフローにおいて、ビ
ール2の容量1に対して吸収液3の容量を5とした場合
は、平衡論的には最終的にビール2中のアルコール濃度
は1/6となり、したがって当初のビールのアルコール濃
度がたとえば5%でも最終的には0.83%となり、いわゆ
る無アルコールビールを得ることができる。
しかしながらビール2中のアルコール濃度と吸収液3
のアルコール濃度が接近するにしたがいアルコールの移
動速度が低下し、前記の無アルコールビールを得る時間
がかなり長くなるので得策ではない。
したがって工業的装置の場合は、第2図に示したごと
くビール2の循環ライン中に加温装置11を設けるととも
に、吸収液3の循環ライン中に冷却装置13を設置し、両
液体の温度差をつけて、アルコールの移動速度を早める
ことが望ましい。この場合、ビール2をあまり高温とす
ると風味が低下するので、ビール2の温度が40℃以下と
し、吸収液3の温度は30℃以下とするとよい。
なお加温装置11と冷却装置13とを一対としたヒートポ
ンプを用いると、よりエネルギーコスト的に有利とする
ことができる。
また第2図においてアルコール濃度が増加した吸収液
3を運転の途中で廃棄し、アルコールを全く含有しない
吸収液3を当該貯槽9内に補給して運転を続行すること
によりビール2中のアルコール除去の効率を高めること
も可能である。さらに第2図において吸収液貯槽9を設
けずに、吸収液3を循環することなく、常にアルコール
を含まない吸収液3を一過性で通液させることにより、
さらにアルコール除去の効率を高めることも可能であ
る。
また第2図においてアルコール濃度の増加した吸収液
貯槽9から、当該吸収液3を取り出し、これを好気性微
生物による酸化処理により、アルコールを分解しアルコ
ール分を低下させた吸収液3を当該貯槽9に循環するこ
ともできる。
またたとえば両面を多孔質膜として、両多孔質膜間に
吸収液3が通流できるような膜蒸留ユニットをビール貯
槽8内のビール2内に直接配置することもできる。
このように第1図で図示し、かつ前述した原理を応用
した種々の装置を用いてビール中のアルコールをアルコ
ール蒸気として直接吸収液に吸収させることにより、ビ
ールの風味を損なわずに、また設備費にもランニングコ
スト的にも低コストで無アルコールビールを製造するこ
とができる。なお多孔質膜を用いてアルコールを低下さ
せる操作中に、原料ビールにもともと含有されている炭
酸ガスは貯槽8から大気中に拡散したり、あるいは多孔
質膜を透過して吸収液中に吸収されたりするので、無ア
ルコールビールを製造した後に、加圧容器を用いて必要
な量の炭酸ガスを溶解させて出荷するとよい。
次に本発明に用いる気体は通すが液体は通さない性質
を有する多孔質膜について説明すると、当該多孔質膜と
してはかかる性質を有する膜であればどのようなもので
もよいが、四弗化エチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリ弗化ビニリデンから選択される疎水性材質を
用いるとよい。またその形状は平膜状、スパイラル状、
チューブ状等どのようなものでもよい。
また膜厚は強度上可能なかぎり薄い方がアルコール蒸
気の透過速度が大きくなり望ましく、多孔質膜の微細孔
の大きさは孔径として0.02〜10μm程度とするとよい。
なお当該孔径が0.02μmより小さくなるとアルコール
蒸気が出にくくなる傾向となり、また孔径が10μmより
大きくなるとビールが吸収液側に流出する傾向となるの
で好ましくない。
また開孔率も可能な限り大きい方が、アルコールの透
過速度が大きくなり望ましい。
〈効果〉 以上説明したごとく、本発明は気体を通すが液体は通
さない性質を有する多孔質膜を用いて、ビール中のアル
コールをアルコール蒸気として多孔質膜の微細孔を透過
させて、吸収液に直接吸収せしめることにより除去する
ので、アルコール蒸気あるいはアルコール蒸気と多少共
存して通過する水蒸気あるいは炭酸ガスの3種の物質以
外、たとえばビールの風味に関連するエキス分等をほと
んど多孔質膜を透過させず、かつビールの風味を損なう
ような高温下で操作することもないので、美味しい無ア
ルコールビールを製造することができる。
また逆浸透膜法のごとく高圧下で操作する必要もな
く、さらに低圧蒸留法のように減圧下で操作することも
ないので、装置の設置コストおよびランニングコストも
従来法と比較して安くすることが可能である。
以下に本発明の効果をより明確とするために実施例を
説明する。
〈実施例〉 第3図に示した実験装置を用いて本発明を実施した。
すなわち窒素14で封入したビール貯槽8内のビール2
をポンプ10を駆動して、加温装置11に通してビールを加
温し、これを多孔質膜1を装着した膜蒸留ユニット7の
多孔質膜1で区画した一方に通流し、その流出液をビー
ル貯槽8に循環した。一方電子天秤15の上部に載置した
吸収液貯槽9内の吸収液3を冷却装置13で冷却し、これ
を前記膜蒸留ユニット7の多孔質膜1で区画した他方に
通流しその流出液を吸収液貯槽9に循環した。なお電子
天秤15にはパソコン16を計装的に接続した。
以上の実験装置において市販のビールを用いて実験を
行った。
使用した多孔質膜は四弗化エチレン製のもので、以下
の2種である。
微細孔径 膜厚 開孔率 A膜 0.8μm 145μm 75% B膜 0.8μm 55μm 80% ビールおよび吸収液の流量は3.5l/minとした。結果を
第1表および第4図ないし第6図に示す。
原液の市販ビールのアルコール濃度は4.5%であった
が、装置内の水により実験開始時には多少薄くなってい
る。実験−2および実験−3においては、各々実験開始
後5時間および3時間で吸収液の交換を行った。
なお第1表における膜透過量は電子天秤とパソコンよ
り得た数値である。
また実験−1、実験−2、実験−3の処理結果は、順
に第4図、第5図、第6図に対応させて示した。
第1表より明らかなように、原料ビールから脱アルコ
ールがなされており、また第4図〜第6図に示されてい
るように操作時間を適当に調節することにより、処理後
におけるビールのアルコール濃度の調節が可能である。
特に実験−3においては、37℃という低温において、脱
アルコールが可能なことが示され、その処理後の脱アル
コールビールを冷却し炭酸ガスを溶解せしめした飲料
は、ビール独特の苦みと甘くない清涼感があり、本発明
の有効性を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はいずれも本発明の実施態様を示
し、第1図は本発明の原理図、第2図は本発明を実施す
る装置の実施態様の一例を示す説明図、第3図は実施例
において用いた実験装置のフローを示す説明図、第4
図、第5図、第6図は順に実施例における実験−1、実
験−2、実験−3の処理結果を示すグラフで縦軸にアル
コール濃度、横軸に処理時間を示す。 1…多孔質膜、2…ビール 3…吸収液、4…微細孔 5…気体部、6…気液境界面 7…膜蒸留ユニット、8…ビール貯槽 9…吸収液貯槽、10…ポンプ 11…加温装置、12…ポンプ 13…冷却装置、14…窒素ガス 15…電子天秤、16…パソコン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気体は通すが液体は通さない性質を有する
    多孔質膜で区画した一方の側に、常法の発酵法で製造し
    たビール発酵液を接触させるとともに、他方の側に当該
    ビール発酵液のアルコール蒸気圧より低いアルコール蒸
    気圧の吸収液を接触させて、当該ビール発酵液中のアル
    コールをアルコール蒸気として前記多孔質膜を透過させ
    吸収液に吸収させることを特徴とする低アルコールビー
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】多孔質膜で区画した一方の側のビール発酵
    液および他方の側の吸収液を流動させる特許請求の範囲
    第1項記載の低アルコールビールの製造方法。
  3. 【請求項3】気体は通すが液体は通さない性質を有する
    多孔質膜は四弗化エチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
    レン、ポリ弗化ビニリデンから選択される疎水性多孔質
    膜である特許請求の範囲第1項または第2項記載の低ア
    ルコールビールの製造方法。
JP62179191A 1987-07-20 1987-07-20 低アルコ−ルビ−ルの製造方法 Expired - Lifetime JPH0824561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62179191A JPH0824561B2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20 低アルコ−ルビ−ルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62179191A JPH0824561B2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20 低アルコ−ルビ−ルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423882A JPS6423882A (en) 1989-01-26
JPH0824561B2 true JPH0824561B2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=16061528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62179191A Expired - Lifetime JPH0824561B2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20 低アルコ−ルビ−ルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0824561B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4968362A (en) * 1986-10-08 1990-11-06 American Cyanamid Company Dark metallic product
US5938928A (en) * 1991-08-01 1999-08-17 Nonap Pty. Ltd. Osmotic distillation process using a membrane laminate
EP0609339B1 (en) * 1991-10-25 1996-03-20 W.L. Gore & Associates, Inc. Process for removing alcohol from liquids
US5817359A (en) * 1992-04-30 1998-10-06 Palassa Pty. Ltd. Methods for dealcoholization employing perstration
US5824223A (en) * 1995-11-08 1998-10-20 Rentiers Machinery Proprietary Ltd. Methods and apparatus for osmotic distillation
US6112908A (en) * 1998-02-11 2000-09-05 Rentiers Machinery Pty, Ltd. Membrane laminates and methods for their preparation
JP2004215551A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Mori Seiyu Kk 既製ビールの低アルコール化法
CN103409300B (zh) * 2013-08-27 2016-02-10 宜宾金喜来酒业有限公司 一种经膜蒸馏提质的芝麻香型白酒的基酒及其膜蒸馏方法
CN103409302B (zh) * 2013-08-27 2016-04-06 宜宾金喜来酒业有限公司 一种经膜蒸馏提质的药香型白酒的基酒及其膜蒸馏方法
CN103409305B (zh) * 2013-08-27 2016-02-10 宜宾金喜来酒业有限公司 一种经膜蒸馏提质的凤香型白酒的基酒及其膜蒸馏方法
CN103409301B (zh) * 2013-08-27 2016-02-10 宜宾金喜来酒业有限公司 一种经膜蒸馏提质的清香型白酒的基酒及其膜蒸馏方法
JP2022523495A (ja) * 2019-01-28 2022-04-25 アラカルト ベンチャーズ,ソシエダッド リミターダ アルコール飲料のアルコール含有量を低減する方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6423882A (en) 1989-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Mangindaan et al. Beverage dealcoholization processes: Past, present, and future
US6162360A (en) Membrane process for making enhanced flavor fluids
US5522917A (en) Method for deaerating liquid products
Gabelman et al. Hollow fiber membrane contactors
US4581236A (en) Process and apparatus for reduction of alcohol by dialysis in fermented beverages
JPH0824561B2 (ja) 低アルコ−ルビ−ルの製造方法
JPH029791B2 (ja)
US5382364A (en) Process for removing alcohol from liquids
JPS59125885A (ja) アルコ−ル飲料の濃縮法
CA1236035A (en) Method for decreasing the alcohol content of alcohol- containing beverages, particularly wine and sparkling wine
US5013436A (en) Production of low-ethanol beverage by membrane extraction
US4664918A (en) Process for reducing alcohol in fermented beverages by means of dialysis
JPS6362504A (ja) 有機成分含有水溶液中の有機成分の濃縮方法
US20030235640A1 (en) Process and plant for the separation of undesirable substances from alimentary liquids, in particular from wine
JPH04287677A (ja) アルコール飲料の製造方法
JPH0330663A (ja) アルコール飲料の製造方法
JPH0389922A (ja) 揮発性物質溶存水性液からその溶存揮発性物質を蒸留により分離する方法
JPH01235574A (ja) 低アルコール飲料の製造方法
EP0057785B1 (en) Process for the preparation of a flavored alcoholic beverage
JP6675593B2 (ja) 酒類の製造方法および酒類の脱気方法
JPH07222553A (ja) 茶飲料の脱気方法
JPH0292266A (ja) 低アルコール飲料の製造法
RU2131917C1 (ru) Способ изготовления крепких вин и алкогольных напитков
Ratnaningsih et al. Membrane-based beverage dealcoholization
JP2022100695A (ja) 酒類の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080313

Year of fee payment: 12