JPS59216605A - 滲透蒸発膜を用いる分離法 - Google Patents

滲透蒸発膜を用いる分離法

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JPS59216605A
JPS59216605A JP58089965A JP8996583A JPS59216605A JP S59216605 A JPS59216605 A JP S59216605A JP 58089965 A JP58089965 A JP 58089965A JP 8996583 A JP8996583 A JP 8996583A JP S59216605 A JPS59216605 A JP S59216605A
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    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、滲透蒸発膜を用いる分離法に関するもので、
より詳細には、滲透蒸発操作によって溶液中の成分を分
離する際にその分離精度を向上させるための改良に関す
るものである。
従来、溶液中の成分を分離するには、各成分の沸点の差
や揮発度の差を利用する蒸留が広く使用されているが、
アルコールと水との混合系のような成る種の混合液では
蒸気と液との組成が同じになる所謂共沸混合物を形成す
ることもあり、この場合には通常の蒸留によっては各成
分の分離が困難で、共沸蒸留や抽出蒸留等の面倒な操作
を行わなければならないという問題がある。
最近に至って、溶液中の成分を分離するために、滲透蒸
発法(perevaporαtion )が用いられて
いる。
この滲透蒸発法は膜物質の一方の側に分離すべき溶液を
供給し、膜物質の両面に圧力差を与えることにより、原
溶液よりも特定の成分に富んだ蒸気を膜物質を透過させ
、膜物質の他方の面から蒸発させるものであり、ここで
膜物質としては、従来セロファン、ナイロン、ナフイヨ
ン等の膜が使用されている。
この滲透蒸発法によれば、一段の操作で特定の成分に富
んだ蒸気を回収でき、例えば後述する第2図に示す通り
、濃度20チのアルコール水溶液から濃度70乃至90
%のアルコールが得られるが、未だ分離精度の見地から
は十分に満足し得るものではない。
本発明者等は、この滲透蒸発法において、特定の成分に
富んだ蒸気を凝縮液化させ、その一部を環流液として滲
透蒸発膜の高圧側の上部に戻すことにより、分離精度を
向上させ得ることを見出した。
本発明の目的は、分離精度の向上した滲透蒸発分離法を
提供するにある。
本発明の他の目的は、向上した分離精度、高い分離能力
及び操作の容易性の組合せを有する滲透蒸発分離法を提
供するにある。
本発明によれば、滲透蒸発膜の一方の面に分離すべき混
合原液を高圧で通し、他方の面を直接減圧するか、或い
はキャリヤガスを流しながら減圧に吸引し、前記膜を滲
透して蒸発する前記原液よりも特定の成分に富んだ蒸気
を凝縮液化させ、該凝縮液の一部を還流液として該滲透
蒸発膜の一方の面側の上部に戻し、該凝縮液の残りを特
定成分の濃厚液として回収し、未凝縮ガスを、そのまま
或いは加熱した後、滲透蒸発膜の蒸発側にキャリヤガス
として循環することを特徴とする滲透蒸発膜による分離
法が提供される。
本発明によれば更に、混合原液の重量分率対蒸気の重量
分率をプロットした浸透蒸発曲線において、凸の曲線或
いは凹の曲線の内一方の滲透蒸発傾向を示す滲透蒸発膜
を備えた第一のユニットにおいて少なくとも一段の滲透
蒸発操作を行い、この操作で得られる特定成分の濃厚液
を、他方の滲透蒸発傾向を示す滲透蒸発膜を備えた第二
のユニットの膜の高圧側に通し、他方の面を直接に或い
はキャリヤガスを流しながら減圧に吸引し、前記膜を通
し滲透蒸発する特定成分に乏しい蒸気を取出して凝縮液
化させ、この凝縮液の一部を還流液として、前記膜の高
圧側の上部に戻し、該凝縮液の残りを特定成分に乏しい
液として回収し、未凝縮ガスをキャリヤガスとして前記
膜の蒸発側に循環し、蒸発分離後の残留液を特定成分に
甚だ富んだ液として回収することを特徴とする滲透蒸発
膜による分離法が提供される。
本発明を添付図面に示す具体例に基づいて以下に詳細に
説明する。
本発明の実施に好適に使用される装置の配置な示す第1
図において、この装置は第一の浸透蒸発ユニットAと第
二の浸透蒸発ユニットBとを含んでいる。これらのユニ
ットA及びBについて、共通の部材は共通の引照数字で
示し、またユニットAについての部材は添字αを付して
、ユニットBについての部材は添字すを付して夫々示す
各ユニットは浸透蒸発膜1を有しており、この膜1の一
方の側に高圧の原液室2及び他方の側に低圧の蒸発室6
が形成されている。
原液室2の中央部には原液の供給ジイン4が、またその
下部には残留液の排出ライン5が夫々設けられている。
また、原液室2の上部には、後に詳述する如く、還流液
の戻しライン6が設けられている。一方、蒸発室6の上
部には蒸気の排出ライン7が、またその下部にはキャリ
ヤーガスの供給ライン8が夫々設けられている。
蒸気の排出ライン7は真空ポンプ9の低圧側に接続され
、一方真空ポンプ9の高圧側は、ライン10を経て凝縮
器(コンデンサー)11に接続され、更にライン12を
経て凝縮液タンク16に接続される。この凝縮液タンク
16の気相部は前述したキャリヤガス供給ライン8に接
続され、一方タンク13の液溜部はライン14及びバル
ブ15を経て、還流液の戻しライン6に接続される。
更に、この図面に示す具体例において、第一ユニットA
の凝縮液ライン14αはバルブ16aを介して第二ユニ
ットBの原液ライン4bに接続され、一方第ニユニット
Bの凝縮液ライン14bはバルブ16bを介して凝縮液
の排出ラインに接続される。
滲透蒸発膜1としては、種々の特性のものがある。今、
原液中の特定成分の重量分率(−)を横軸とし、一方滲
透蒸発する蒸気中の上記成分の重量分率(、V)を縦軸
として両者の関係をプロットすると、このプロットは3
1 =、!’の直線に対して上側の凸の曲線となる場合
と、この直線に対して下側の凹の曲線となる場合とがあ
る。
例えば、水と水混和性有機溶媒との混合系において、オ
ルガノポリシロキサン・ニジストマー膜は、上側の凸の
滲透蒸発曲線を示す膜であり、一方ポリフエニレンオキ
シド膜や、酢酸繊維素膜は下側の凹の滲透蒸発曲線を示
す膜であり、前者の膜を使用すると、原液に比して溶媒
分に富んだ蒸気が回収され、一方後者の膜を使用すると
原液に比して溶媒分に富んだ液分が回収される。
第2図は、メタノール(・)、エタノール(○)及びイ
ソ−プロパツール(Δ)の各種アルコールの水溶液につ
いて、原溶液のアルコール重量分率(−)を横軸とし、
蒸気中のアルコール重量分率(y)を縦軸として、得ら
れた滲透蒸発分離の結果を示すものであり、図中記号S
Rはオルガノポリシロキサン膜を、記号PPOはポリフ
ェニレンオキシド膜を、記号CAはセルロースアセテー
ト膜を夫々示す。
第1図に示す具体例においては、第一ユニットの滲透蒸
発膜1αとして第2図の滲透蒸発曲線において、上に凸
の曲線を示す膜が使用されており、一方第ニユニットの
滲透蒸発膜1bとしては、第2図において下に凸の曲線
を示す膜が使用されている。
本発明の実施に際して、バルブ18を閉じてバルブ19
を開いて窒素等の不活性ガス供給ライン20から不活性
ガスを供給し、真空ポンプ9を作動させ、バルブ21を
開いて、系中の空気を不活性ガスで排出ライン22を通
してパージさせる。
しかる後、バルブ21.19を閉じ、バルブ18を開(
、不活性ガスの圧力は減圧弁26により所望の値に設定
する。
先ず、第一ユニットAにおいて、処理すべき混合溶液、
例えばアルコール水溶液を、所定の温度に加熱して、原
液供給ライン4αを通して、高圧室シαに供給する。原
液中の特定成分、例えばアルコール分は原液室2αから
浸透蒸発膜1αを浸透し、その表面から減圧下にある蒸
発室3内に蒸発する。原液組成と蒸気組成とは第2図に
示す関係にあり、従って蒸発室6内の蒸気は原液に比し
て特定の成分、即ちアルコールに富んでいる。
この蒸気は、ライン7aを通して真空ポンプ9α内に吸
引される。真空ポンプ9αの排出側は大気圧近辺となっ
ており、この蒸気含有不活性ガスはコンデンサー11α
を通ることにより潜熱を奪われ、該ガス中の蒸気は凝縮
液夕/り16α中に液体の形で回収される。一方、高圧
室側の残留液は排出ライン5αを経て系外に排出される
本発明によれば、この凝縮液タンク16αで分離される
、未凝縮ガスを、必要により加熱機構24αで加熱した
後、ライン8aを通してユニットAの蒸発室6αにキャ
リヤガスとして循環する。
また、凝縮液タンク13αで分離回収される凝縮液は、
ライン14αを通して、その一部をバルブ15α及びラ
イン6αを通して、還流液として滲透蒸発ユニットAの
高圧室2αの上部に戻し、その残りをバルブ16αを通
して特定成分、即ちアルコールに富んだ凝縮液として回
収する。
既に指摘した通り、一段の滲透蒸発操作においては、第
2図の滲透蒸発曲線に従い、原液濃度に対応した一定濃
度の蒸気凝縮液が得られるにすぎない。
これに対して、本発明に従い、凝縮液タンク13αで分
離回収される凝縮液を滲透蒸発ユニットAの高圧の原液
室2αの上部に、還流液として戻すことにより、原液室
2α内の流下液量及び特定成分の濃度を高めて、特定成
分の分離効果を高めるという作用効果が得られる。この
場合、凝縮液タンク16aで回収される凝縮液の全量を
原液室2α上部に還流した場合に最大の分離効果が得ら
れ、一方反対に還流を少なくしていけば分離効果が次第
に低下し、還流を完全にな(すれば、第2図に示された
通りの平衡蒸気組成となる。本発明によれば、凝縮液の
一部な滲透蒸発膜の高圧側上部に還流させ、残りを特定
成分の濃縮された液として回収することにより、特定成
分の蒸発に必要なエネルギー量を過度に大きくすること
なしに、滲透蒸発曲線の平衡濃度よりも高い濃度の凝縮
液を回収することが可能となる。即ち、本発明によれば
、単一の滲透蒸発ユニットを使用しても、多段の滲透蒸
発ユニットを使用した場合と同様に、特定成分を高濃度
で含む凝縮液が得られるという利点が達成される。
本発明においては、滲透蒸発膜の低圧側に、凝縮液タン
クからの未凝縮ガスをキャリヤガスとして通すことも重
要である。即ち、従来の滲透蒸発法では、成る程度の膜
分離能力を得ようとすると1トール(1y+mlH! 
)程度の極めて高真空を必要とし、装置のコストや運転
コストが高くなるのを避は得ない。これに対して、本発
明によれば、滲透蒸発膜の減圧室にキャリヤガスを通ず
るという簡単な操作で、減圧室の減圧の程度を100ト
ールのような低度のものとした場合にも、例えば6倍に
も達する膜分離能力が得られるのであって、本発明によ
れば膜分離能力の上でも、また装置コスト及び運転コス
トの点でも、顕著な利点が達成されることが明白である
更に、本発明に従い、吸引したガスを冷却してガス中の
特定成分の蒸気を凝縮させて分離し、未凝縮ガスを、そ
のまま或いは加熱した後、滲透蒸発膜の蒸発側にキャリ
ヤガスとして循環すると、全ての分離操作を密閉系(ク
ローズドサーキット)内で行うことが可能となり、分離
回収率の点でも公害防止の点でも顕著な利点が達成され
、全ての操作を円滑に行うことが可能となる。
本発明において、一般の滲透蒸発操作で還流比、即ち還
流液量CR)と回収液量CD)との比CR/D)を高め
て、特定成分の高度の濃縮液を回収することが勿論可能
である。しかしながら、この場合には、特定成分の蒸発
に必要なエネルギーコストが高くなるという問題がある
。かかる見地からは、一段の滲透蒸発操作で回収される
特定成分の濃縮凝縮液を、逆の滲透蒸発特性を有する滲
透蒸発膜を備えた第二のユニットの高圧側に供給し、少
量の他の成分な該膜を通して蒸発させることにより、高
圧側で特定成分の濃縮を行わせることが望ましい。
第1図に示す具体例において、この目的のために、特定
成分、即ちアルコールの濃縮された凝縮液の残りの一部
は、ライン14a1パルプ16α及び液供給ライン4b
を経て、第二の滲透蒸発ユニットBの高圧室2hの中央
部に供給される。この滲透蒸発膜1hを経て蒸発する蒸
気は、第2図から明らかな通り、原液に比して特定成分
(アルコール)の濃度の低いもの、即ち水蒸気の濃度の
高いものである。
第二のユニットBにおけるガス及び液の循環系も第一の
ユニットAのそれと同様であり、凝縮液タンク16αで
分離回収される凝縮液の一部はライン14b、パルプ1
5b及び戻りライン6bを通して高圧室2にの上部に還
流され、残りはフィン14hパルプ16b及び排出ライ
ン17を経て系外に排出される。また、高圧室側の残留
液、即ち時定成分の濃縮液は取出之イン5bを通して系
外に回収される。
本発明において、滲透蒸発膜ユニットとしては、任意の
形式のもの、例えば平板型、波板型或いはパイプ形状等
のものが使用されるが、この多数のパイプの外方空間が
高圧側原液室、パイプの内方空間が蒸発室となったユニ
ットが有利に使用される。
真空ポンプとしても、それ自体公知の任意の真空ポンプ
が使用されるが、一般に液封型(ナツシュ型)真空ポン
プや油真空ポンプが有利に使用され、前者の場合には封
液として凝縮液を用いて前記操作を円滑に行うこともで
きる。
本発明を次の実施例で説明する。
実施例 第1図の装置において、ユニットAとしては、内径20
朋×高さ1000朋の中空シリコンゴム膜16本を備え
有効膜面積が17712  のものを使用した。ユニッ
トBとしては、内径20關×高さ1000mmの中空ポ
リスエニレンオキシ膜16本を備え、有効膜面積が17
712  のものを用いた。
エタノール濃度10モルチのエタノール水溶液ヲ、60
℃の温度で第一ユニットAの高圧空に、液温60℃、圧
力大気圧で72モル/hτの流量で供給した。蒸発室の
圧力を100トールCmmHg)に維持すると共に、窒
素ガスをキャリヤガスとして通した。
凝縮液の還流比を約2とし、エタノール濃度52.5モ
ル係のエタノール水溶液を1.66モル/hrの流量で
回収すると共に、高圧室からエタノール濃度0.6モル
係の稀薄エタノール水溶液を5.87モル/hrの流量
で回収した。
第一ユニットから回収される凝縮液(エタノール濃度5
2.5モル係)を1.66モル/hrの流量で第二ユニ
ットの高圧室に供給した。減圧蒸発室は、第一ユニット
と同様に100トールの圧力とし、窒素ガスをキャリヤ
ガスとして通した。第二ユニットの還流比も約2とし、
エタノール濃度6.5モル係の稀薄エタノール水溶液を
0.653モル/hrの流量で回収した。
第二ユニットの高圧室からはエタノール濃度99モルチ
の濃厚エタノールを0.677モル7hrの流量で回収
した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる装置の配置図であり、第2図は
滲透蒸発曲線を示す線図である。 Aは第一ユニット、Bは第二ユニット、1は滲透蒸発膜
、2は原液室、6は蒸発室、9は真空ポンプ、11はコ
ンデンサー、16は凝縮液タンクを夫々示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)滲透蒸発膜の一方の面に分離すべき混合原液を高
    圧で通し、他方の面を直接減圧するか、或いはキャリヤ
    ガスを流しながら減圧に吸引し、前記膜を滲透して蒸発
    する前記原液よりも特定の成分に富んだ蒸気を凝縮液化
    させ、該凝縮液の一部を還流液として該滲透蒸発膜の一
    方の面側の上部に戻し、該凝縮液の残りを特定成分の濃
    厚液として回収し、未凝縮ガスを、そのまま或いは加熱
    した後、滲透蒸発膜の蒸発側にキャリヤガスとして循環
    することを特徴とする滲透蒸発膜による分離法。
  2. (2)混合原液の重量分率対蒸気の重量分率をプロツト
    シた浸透蒸発曲線において、凸の曲線或いは凹の曲線の
    内一方の滲透蒸発傾向を示す滲透蒸発膜を備えた第一の
    ユニットにおいて少なくとも一段の滲透蒸発操作を行い
    、この操作で得られる特定成分の濃厚液を、他方の滲透
    蒸発膜を備えた第二のユニットの膜の高圧側に通し、他
    方の面を直接に或いはキャリヤガスを流しながら減圧に
    吸引し、前記膜を通し滲透蒸発する特定成分に乏しい蒸
    気を取出して凝縮液化させ、この凝縮液の一部を還流液
    として前記膜の高圧側の上部に戻し、該凝縮液の残りを
    特定成分に乏しい液として回収し、未凝縮ガスをキャリ
    ヤガスとして前記膜の蒸発側に循環し、蒸気分離後の残
    留液を特定成分に甚だ富んだ液として回収することを特
    徴とする滲透蒸発膜による分離法。
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