JPS63162002A - 有機液体の脱水装置 - Google Patents
有機液体の脱水装置Info
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- JPS63162002A JPS63162002A JP30771286A JP30771286A JPS63162002A JP S63162002 A JPS63162002 A JP S63162002A JP 30771286 A JP30771286 A JP 30771286A JP 30771286 A JP30771286 A JP 30771286A JP S63162002 A JPS63162002 A JP S63162002A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は有機液体の脱水装置に関し、より詳細には有機
液体の希薄水溶液を脱水して廃棄される有機液体量を極
力削減する装置に関する。
液体の希薄水溶液を脱水して廃棄される有機液体量を極
力削減する装置に関する。
近年、バーベーパレイジョン(浸透気化)による有機液
体の濃縮、分離が盛んに行われつつある。
体の濃縮、分離が盛んに行われつつある。
例えば、含水エタノールの脱水濃縮は通常、第7図に示
すような装置を使用して行われており、真空容器R内に
収容された浸透気化膜27および27゛ の−次側に含
水エタノールが管路26を経て供給され、浸透気化膜を
透過した水分を二次側蒸気として凝縮器28で凝縮して
管路30により分離すると共に、脱水エタノールを一次
側液として管路29により取り出していた。
すような装置を使用して行われており、真空容器R内に
収容された浸透気化膜27および27゛ の−次側に含
水エタノールが管路26を経て供給され、浸透気化膜を
透過した水分を二次側蒸気として凝縮器28で凝縮して
管路30により分離すると共に、脱水エタノールを一次
側液として管路29により取り出していた。
しかしながら、透過液には水の他に通常では1%以上の
エタノールの混入が避けられず、この透過液を蒸留塔に
供給して蒸留する操作を更にに必要としたり、蒸留設備
がない場合には透過液を廃棄せざるを得ない等の欠点が
あった。
エタノールの混入が避けられず、この透過液を蒸留塔に
供給して蒸留する操作を更にに必要としたり、蒸留設備
がない場合には透過液を廃棄せざるを得ない等の欠点が
あった。
本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、蒸留
操作なしで含水有機液体を脱水して廃棄される有機液体
の量を極力減少させることを目的とするものである。
操作なしで含水有機液体を脱水して廃棄される有機液体
の量を極力減少させることを目的とするものである。
上記目的を達成する木筆1の発明は、真空容器内に収容
した税水用浸透気化膜aを有する少なくとも一つのモジ
ュールから“なる脱水装置と、真空容器内に収容した説
有機液体用浸透気化膜すを有する少なくとも一つのモジ
ュールからなる脱有機液体装置と、逆浸透膜を備えた逆
浸透膜装置とからなり、前記浸透気化膜aの一次側に含
水有機液体を供給する管路、該浸透気化膜aの一次側液
の取り出し管路、該浸透気化膜aの二次側液を前記浸透
気化膜すの一次側に供給する管路、該浸透気化膜すの二
次側液を前記浸透気化膜aの一次側に供給する管路、該
浸透気化膜すの一次側液を前記逆浸透膜の一次側に供給
する管路、該逆浸透膜の一次側液を前記浸透気化膜すの
一次側に供給する管路および該逆浸透膜の二次側液を排
出する管路をそれぞれ設けたことを特徴とする有機液体
の脱水装置である。
した税水用浸透気化膜aを有する少なくとも一つのモジ
ュールから“なる脱水装置と、真空容器内に収容した説
有機液体用浸透気化膜すを有する少なくとも一つのモジ
ュールからなる脱有機液体装置と、逆浸透膜を備えた逆
浸透膜装置とからなり、前記浸透気化膜aの一次側に含
水有機液体を供給する管路、該浸透気化膜aの一次側液
の取り出し管路、該浸透気化膜aの二次側液を前記浸透
気化膜すの一次側に供給する管路、該浸透気化膜すの二
次側液を前記浸透気化膜aの一次側に供給する管路、該
浸透気化膜すの一次側液を前記逆浸透膜の一次側に供給
する管路、該逆浸透膜の一次側液を前記浸透気化膜すの
一次側に供給する管路および該逆浸透膜の二次側液を排
出する管路をそれぞれ設けたことを特徴とする有機液体
の脱水装置である。
また木筆2の発明は、真空容器内に収容した脱有機液体
用浸透気化膜を有する少なくとも一つのモジュールから
なる脱有機液体装置と、逆浸透膜を備えた逆浸透膜装置
とからなり、前記浸透気化膜の一次側に含水有機液体を
供給する管路、該浸透気化膜の一次側液を前記逆浸透膜
の一次側に供給する管路および該逆浸透膜の一次側液を
前記浸透気化膜の一次側に供給する管路をそれぞれ設け
たことを特徴とする有機液体の脱水装置である。
用浸透気化膜を有する少なくとも一つのモジュールから
なる脱有機液体装置と、逆浸透膜を備えた逆浸透膜装置
とからなり、前記浸透気化膜の一次側に含水有機液体を
供給する管路、該浸透気化膜の一次側液を前記逆浸透膜
の一次側に供給する管路および該逆浸透膜の一次側液を
前記浸透気化膜の一次側に供給する管路をそれぞれ設け
たことを特徴とする有機液体の脱水装置である。
更に木筆3の発明は、真空容器内に収容した脱水用’t
ti!気化膜a全化膜る少なくとも一つのモジュールか
らなる脱水装置と、真空容器内に収容した脱有機液体用
浸透気化膜すを有する少なくとも一つのモジュールから
なる脱有機液体装置からなり、前記浸透気化膜aの一次
側に含水有機液体を供給する管路、該浸透気化膜aの一
次側液の取り出し管路、該浸透気化膜aの二次側液を前
記浸透気化膜すの一次側に供給する管路、該浸透気化膜
すの二次側液を前記浸透気化膜aの一次側に供給する管
路、および該浸透気化膜すの一次側液を排出する管路を
設けたことを特徴とする有機液体の脱水装置である。
ti!気化膜a全化膜る少なくとも一つのモジュールか
らなる脱水装置と、真空容器内に収容した脱有機液体用
浸透気化膜すを有する少なくとも一つのモジュールから
なる脱有機液体装置からなり、前記浸透気化膜aの一次
側に含水有機液体を供給する管路、該浸透気化膜aの一
次側液の取り出し管路、該浸透気化膜aの二次側液を前
記浸透気化膜すの一次側に供給する管路、該浸透気化膜
すの二次側液を前記浸透気化膜aの一次側に供給する管
路、および該浸透気化膜すの一次側液を排出する管路を
設けたことを特徴とする有機液体の脱水装置である。
以下、まず木筆1の発明を第1図に示した実施例1にも
とづき説明する。
とづき説明する。
本発明の有機液体脱水装置は、脱水装置A、脱有機液体
装置Bおよび逆浸透膜装置Cとから構成される。
装置Bおよび逆浸透膜装置Cとから構成される。
脱水装置Aは、真空容器Pの中に浸透気化膜aを有する
モジュール1が少なくとも一つ配置されており、また説
有機液体装置Bは真空容器Qの中に浸透気化膜すを有す
るモジュール2が少なくとも一つ配置されおり、逆浸透
膜装置Cには逆浸透膜3が備えられている。
モジュール1が少なくとも一つ配置されており、また説
有機液体装置Bは真空容器Qの中に浸透気化膜すを有す
るモジュール2が少なくとも一つ配置されおり、逆浸透
膜装置Cには逆浸透膜3が備えられている。
真空容器PおよびQにおけるモジュールの数および逆浸
透膜装置Cにおける逆浸透膜の数は限定されるものでは
なく、脱水対象となる有機液体の種類、水分量等に応じ
て適宜選択することができる。
透膜装置Cにおける逆浸透膜の数は限定されるものでは
なく、脱水対象となる有機液体の種類、水分量等に応じ
て適宜選択することができる。
脱水装置Aにおける浸透気化膜aとしては、成木性能に
優れた性能を有するものが使用され、例えばポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン等からなる膜を挙げ
ることができる。
優れた性能を有するものが使用され、例えばポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン等からなる膜を挙げ
ることができる。
モジュール1はかかる膜の単一でも良いし、或いはかか
る膜の複数の積層体であっても良い。
る膜の複数の積層体であっても良い。
かかる膜が非対称の複合膜の場合には、膜aの厚みは通
常、200μ程度である。
常、200μ程度である。
また、脱有機液体装置Bにおいて使用される浸透気化膜
すとしては、脱有機液体性能に富む、例えばシリコン膜
等が使用される。
すとしては、脱有機液体性能に富む、例えばシリコン膜
等が使用される。
かかる浸透気化膜aおよびbにおいては、膜の一次側に
処理対象の有機液体が供給され、二次側が真空にされる
と、有機液体中の特定成分が選択的に膜を透過し、真空
状態の膜の二次側に蒸気状で取り出され、分離が行われ
る。
処理対象の有機液体が供給され、二次側が真空にされる
と、有機液体中の特定成分が選択的に膜を透過し、真空
状態の膜の二次側に蒸気状で取り出され、分離が行われ
る。
例えば、アルコール水溶液が一次側に供給されると、浸
透気化膜aでは水分が透過し、浸透気化IJbではアル
コールが透過スる。
透気化膜aでは水分が透過し、浸透気化IJbではアル
コールが透過スる。
二次側の真空度は通常、20ト一ル程度である。
一方、逆浸透膜装置Cにおいて使用される逆浸透膜3と
しては、従来から知られているポリエーテル、ポリアミ
ド等からなる膜を挙げることができ、非対称複合膜の場
合に膜厚みは通常500μ程度である。
しては、従来から知られているポリエーテル、ポリアミ
ド等からなる膜を挙げることができ、非対称複合膜の場
合に膜厚みは通常500μ程度である。
かかる逆浸透膜においても、例えばアルコールの希薄水
溶液が膜の一次側に供給され、高圧をかけられると、水
が襖の二次側に透過し、−次側からアルコールのより高
濃度水溶液が得られる。−次側にかけられる高圧は通常
では60Kg/ cat程度である。
溶液が膜の一次側に供給され、高圧をかけられると、水
が襖の二次側に透過し、−次側からアルコールのより高
濃度水溶液が得られる。−次側にかけられる高圧は通常
では60Kg/ cat程度である。
次に脱水袋HAにおけるモジュールのよすi体的構造の
1例を第2図にもとづき説明する。
1例を第2図にもとづき説明する。
なお、脱有機液体装置Bにおけるモジュールの構造も、
膜の材質の相違こそあれ、実質的に同一構造である。
膜の材質の相違こそあれ、実質的に同一構造である。
すなわち、プレート20上の端部に設けたガスケット2
1(第2図では左端部のみを示す)を介して、浸透気化
膜22、多孔板23が積層され、かかる積層体上に金網
24を介してダッシュを付けた符号で示した同様な積層
体が対称状に積層されて、一つのユニット25が形成さ
れ、かかるユニットが更に複数個積層され、上下両端の
エンドプレートに挾持されて一つのモジュールが構成さ
れる。
1(第2図では左端部のみを示す)を介して、浸透気化
膜22、多孔板23が積層され、かかる積層体上に金網
24を介してダッシュを付けた符号で示した同様な積層
体が対称状に積層されて、一つのユニット25が形成さ
れ、かかるユニットが更に複数個積層され、上下両端の
エンドプレートに挾持されて一つのモジュールが構成さ
れる。
なお第2図では、金網24を中心に、多孔板23.23
″、浸透気化膜22.22″、ガスケット21.21”
、およびプレート20.20°を対称的に積層した場合
を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
非対称的に積層したモジュールを使用することもできる
。
″、浸透気化膜22.22″、ガスケット21.21”
、およびプレート20.20°を対称的に積層した場合
を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
非対称的に積層したモジュールを使用することもできる
。
そして有機液体は矢印X方向から供給され、浸透気化蒸
気は矢印Y方向に取り出される。
気は矢印Y方向に取り出される。
また第2図では、いわゆるプレート・アンド・フレーム
型のモジュールについて述べたが、本発明はこれに限定
ささるものではなく、スパイラル型モジュールやホロー
ファイバー型モジュールやキャピラリーチューブ型モジ
ュールを使用することもできる。
型のモジュールについて述べたが、本発明はこれに限定
ささるものではなく、スパイラル型モジュールやホロー
ファイバー型モジュールやキャピラリーチューブ型モジ
ュールを使用することもできる。
また、逆浸透膜装置Cにおける逆浸透膜3の配置は、従
来知られているものを採用することができる。
来知られているものを採用することができる。
更に本発明においては、塩水装置A内のモジュール1に
おける浸透気化膜aの一次側に含水有機液体を供給する
管路4が取り付けられ、また浸透気化膜aの二次側液を
コンデンサー12で冷却、凝縮の後に脱有機液体装置B
におけるモジュール2の浸透気化膜すの一次側に供給す
る管路5、および浸透気化膜aの一次側液を取り出す管
路6が設けられている。
おける浸透気化膜aの一次側に含水有機液体を供給する
管路4が取り付けられ、また浸透気化膜aの二次側液を
コンデンサー12で冷却、凝縮の後に脱有機液体装置B
におけるモジュール2の浸透気化膜すの一次側に供給す
る管路5、および浸透気化膜aの一次側液を取り出す管
路6が設けられている。
なお、第1図では真空容器Pに二つのモジュールが配置
されているので、膜aの一次側液は更に管路6′を経て
モジュール1°における膜a゛の一次側に供給され、こ
の膜a′の一次側液が管路6で取り出される。
されているので、膜aの一次側液は更に管路6′を経て
モジュール1°における膜a゛の一次側に供給され、こ
の膜a′の一次側液が管路6で取り出される。
また脱有機液体装置Bには、浸透気化膜すの二次側液を
コンデンサー14で冷却、凝縮させた後に真空容器へに
おけるモジュールIの浸透気化111Jaの一次側に供
給する管路7、および浸透気化膜すの一次側液を逆浸透
膜装置Cにおける逆浸透膜3の一次側に供給する管路8
が設けられており、モジュール2の浸透気化膜すの一次
側液は管路8゛によりモジュール2′の一次(Jlll
に供給されるようになっている。
コンデンサー14で冷却、凝縮させた後に真空容器へに
おけるモジュールIの浸透気化111Jaの一次側に供
給する管路7、および浸透気化膜すの一次側液を逆浸透
膜装置Cにおける逆浸透膜3の一次側に供給する管路8
が設けられており、モジュール2の浸透気化膜すの一次
側液は管路8゛によりモジュール2′の一次(Jlll
に供給されるようになっている。
更に、逆浸透膜装置Cとして二つの逆浸透膜が配置され
た場合を示したので、逆浸透膜3の一次側液は更に逆浸
透膜3°の一次側に管路9で供給され、しかる後に逆浸
透膜3°の一次側液が管路10で取り出され、脱有機液
体装置Bにおける浸透気化膜すの一次側に供給されるよ
うになっており、また逆浸透膜の二次側液の排出管11
が設けられている。
た場合を示したので、逆浸透膜3の一次側液は更に逆浸
透膜3°の一次側に管路9で供給され、しかる後に逆浸
透膜3°の一次側液が管路10で取り出され、脱有機液
体装置Bにおける浸透気化膜すの一次側に供給されるよ
うになっており、また逆浸透膜の二次側液の排出管11
が設けられている。
次に上述した本発明の装置の機能について述べる。
まず管路4から含水有機液体が脱水装置Aにおけるモジ
ュールlの浸透気化1f(Iraの一次側に供給される
。
ュールlの浸透気化1f(Iraの一次側に供給される
。
すると含水有機液体中の水分は、浸透気化膜aの二次側
に分離され、浸透気化膜aの一次側液、即ち脱水された
有機液体は管路6を経て取り出され、製品となる。
に分離され、浸透気化膜aの一次側液、即ち脱水された
有機液体は管路6を経て取り出され、製品となる。
膜aの二次側は、真空ポンプ13によって真空に保持さ
れており、蒸気状の透過液はコンデンサー12で凝縮さ
れ二次側液としては有機液体の希薄水溶液りが得られる
。
れており、蒸気状の透過液はコンデンサー12で凝縮さ
れ二次側液としては有機液体の希薄水溶液りが得られる
。
この水溶液りは管路5によって脱有機液体装置B内のモ
ジュール2における浸透気化膜すの一次側に供給される
。
ジュール2における浸透気化膜すの一次側に供給される
。
供給された水溶液りからは、浸透気化膜すの説有機物機
能によって有機液体成分が浸透気化膜すの二次側に分離
され、二次側液として有機液体の水溶液Eが得られる。
能によって有機液体成分が浸透気化膜すの二次側に分離
され、二次側液として有機液体の水溶液Eが得られる。
水溶液Eにおける有機液体濃度は、前記水溶液りのそれ
よりも高濃度である。
よりも高濃度である。
しかしながら、浸透気化膜すの一次側に供給される水溶
液り中の有機液体は元々希薄であり、更にn bおよび
b′によって有機液体が二次側に分離されると一次側の
有機液体濃度は除徐に低下し、同時に水の二次側への移
行も多くなって後述する物質収支で示すように、水溶液
E中における有機液体濃度を著しく高めることは困難で
ある。
液り中の有機液体は元々希薄であり、更にn bおよび
b′によって有機液体が二次側に分離されると一次側の
有機液体濃度は除徐に低下し、同時に水の二次側への移
行も多くなって後述する物質収支で示すように、水溶液
E中における有機液体濃度を著しく高めることは困難で
ある。
そこで得られた水溶液Eは、管路7を経て前記モジュー
ル1における′&透気化膜aの一次側に供給される。
ル1における′&透気化膜aの一次側に供給される。
一方、浸透気化膜すの一次側液、即ち有機液体が分離さ
れた後の、有機液体の更に希薄な水溶液Fは、管路8に
より逆浸透膜装置Cにおける逆浸透膜3の一次側に供給
される。
れた後の、有機液体の更に希薄な水溶液Fは、管路8に
より逆浸透膜装置Cにおける逆浸透膜3の一次側に供給
される。
水l客演Fからは、逆浸透膜3によって実質的に水が膜
3の二次側に分離され、有機液体濃度が著しく低下した
水が管路11から排出される。
3の二次側に分離され、有機液体濃度が著しく低下した
水が管路11から排出される。
膜3の一次側からは、−次側液、即ち有機液体濃度が更
に高められた水溶液Gが取り出され、管路10を経て脱
有機液体装置Bにおけるモジュール2の浸透気化膜すの
一次側に供給される。
に高められた水溶液Gが取り出され、管路10を経て脱
有機液体装置Bにおけるモジュール2の浸透気化膜すの
一次側に供給される。
なおこの第1実施例では、水溶液Gが管路10によって
脱有機液体装置Bにおけるモジュール2の浸透気化膜す
の一次側に供給される場合を示したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、モジュールが多段に配置され
ている場合には、後段のモジュール、例えばモジュール
2゜の浸透気化膜b′の一次側に供給することもできる
。
脱有機液体装置Bにおけるモジュール2の浸透気化膜す
の一次側に供給される場合を示したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、モジュールが多段に配置され
ている場合には、後段のモジュール、例えばモジュール
2゜の浸透気化膜b′の一次側に供給することもできる
。
次Gこ木筆1の発明の第2実施例を第3図に示す。
この第2実施例と前記第1実施例との相違点は脱水装置
Aおよび脱有機液体装置BがそれぞれA、、A’および
B、B’ と分割されており、それぞれ独立のコンデン
サー12.12’ および14.14° と、真空ポン
プ13.13′および15.15゛ ををしていること
である。
Aおよび脱有機液体装置BがそれぞれA、、A’および
B、B’ と分割されており、それぞれ独立のコンデン
サー12.12’ および14.14° と、真空ポン
プ13.13′および15.15゛ ををしていること
である。
これは一般にモジュールを多段に組み込む場合に、モジ
ュールへの供給液濃度によって真空容器内の真空度を変
えた方が経済的であり、コンデンサーの凝縮温度もそれ
に応じて変えるのが普通であるからである。
ュールへの供給液濃度によって真空容器内の真空度を変
えた方が経済的であり、コンデンサーの凝縮温度もそれ
に応じて変えるのが普通であるからである。
なお第3図においては、脱水装置および脱有機液体装置
がそれぞれA、 A″およびB、B”の二つに分割され
ている場合を示したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、任意の数に分割することができる。
がそれぞれA、 A″およびB、B”の二つに分割され
ている場合を示したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、任意の数に分割することができる。
第4図の第3実施例は木筆2の発明を示す。
すなわち本第2発明の脱水装置は、脱有機液体装置Bお
よび逆浸透膜装置Cとから構成されており、これら脱有
機液体装置Bおよび逆浸透膜装置Cの構成は前記第1実
施例で述べたとおりである。
よび逆浸透膜装置Cとから構成されており、これら脱有
機液体装置Bおよび逆浸透膜装置Cの構成は前記第1実
施例で述べたとおりである。
また、これら脱有機液体装置Bおよび逆浸透膜装置Cに
おける管路および機能も、含水有機液体が管路5を経て
モジュール2の浸透気化膜すの一次側に供給される点を
除けば、第1実施例と同様である。
おける管路および機能も、含水有機液体が管路5を経て
モジュール2の浸透気化膜すの一次側に供給される点を
除けば、第1実施例と同様である。
第5図の第4実施例は木筆3の発明を示す。
すなわち本第3発明の脱水装置は、脱水装置Aおよび脱
有機液体装置Bとから構成されており、これら脱水装置
Aおよび説有機液体装置Bの構成は前記第1実施例で述
べたとおりである。
有機液体装置Bとから構成されており、これら脱水装置
Aおよび説有機液体装置Bの構成は前記第1実施例で述
べたとおりである。
またこれら脱水装置Aおよび脱有機液体装置Bにおける
管路および機能も、脱有機液体装置Bにおける浸透気化
膜すの一次側液が管路8によってそのまま排出されてい
る点を除けば前記第1実施例と同様である。
管路および機能も、脱有機液体装置Bにおける浸透気化
膜すの一次側液が管路8によってそのまま排出されてい
る点を除けば前記第1実施例と同様である。
上記した木筆1、第2および第3の発明において、一般
に浸透気化膜a、b共に一次側液の温度が高い程(通常
では温度は20〜150℃の範囲である)透過性能が良
好である。
に浸透気化膜a、b共に一次側液の温度が高い程(通常
では温度は20〜150℃の範囲である)透過性能が良
好である。
従って、上記第1図、第3図〜第5図においては、浸透
気化膜a、a’ 、b、b’ (第1、第5図)、a
xa’”、b−b”(第3図)、b、b” (第4図)
の前段に加熱器が設置されていないが、成木装置A、a
有機液体装置Bの前段またはそれぞれの浸透気化膜の前
段に加熱器を適宜設けることが好ましい。
気化膜a、a’ 、b、b’ (第1、第5図)、a
xa’”、b−b”(第3図)、b、b” (第4図)
の前段に加熱器が設置されていないが、成木装置A、a
有機液体装置Bの前段またはそれぞれの浸透気化膜の前
段に加熱器を適宜設けることが好ましい。
上述した本発明の効果を、第6図に示した本木筆1の発
明の装置による含水エチルアルコールの脱水における物
質収支によって明らかにする。
明の装置による含水エチルアルコールの脱水における物
質収支によって明らかにする。
今、木筆1の発明の装置によって組成イの含水エチルア
ルコール、即ち90%濃度エチルアルコールが脱水され
るとする。
ルコール、即ち90%濃度エチルアルコールが脱水され
るとする。
このとき、後述するような組成りを有する、脱有機液体
装置Bにおけるモジュール2の浸透気化膜すの二次側液
が、組成イの含水アルコールに合併され、この結果、組
成ハ、即ち89.0%濃度のアルコールがモジュール1
における膜aの一次側に供給される。
装置Bにおけるモジュール2の浸透気化膜すの二次側液
が、組成イの含水アルコールに合併され、この結果、組
成ハ、即ち89.0%濃度のアルコールがモジュール1
における膜aの一次側に供給される。
供給された組成ハの含水アルコールは、脱水用浸透気化
膜aによって脱水され、膜aの一次側液として組成口、
即ち98.9%濃度、殆ど無水状態のエチルアルコール
が製品として得られる。
膜aによって脱水され、膜aの一次側液として組成口、
即ち98.9%濃度、殆ど無水状態のエチルアルコール
が製品として得られる。
一方、膜aの二次側液としては、組成二の7.4%濃度
のアルコール水溶液が得られる。
のアルコール水溶液が得られる。
この組成二のアルコール水溶液は、後述するような組成
チ(アルコール濃度4.3%)を有する逆浸透膜装置C
における逆浸透膜3の一次側液と合併され、アルコール
濃度が6.0%ニ低下した組成ホのアルコール水溶液と
して、説有機液体装置Bにおける説有機物質膜すの一次
側に供給され、アルコール分が除去されて濃度が2゜3
%に低下した、組成へのアルコール水/8液が一次側液
として取り出される。
チ(アルコール濃度4.3%)を有する逆浸透膜装置C
における逆浸透膜3の一次側液と合併され、アルコール
濃度が6.0%ニ低下した組成ホのアルコール水溶液と
して、説有機液体装置Bにおける説有機物質膜すの一次
側に供給され、アルコール分が除去されて濃度が2゜3
%に低下した、組成へのアルコール水/8液が一次側液
として取り出される。
一方、膜すの二次側からは、組成り、即ち濃度40%の
アルコール水溶液が取り出され、前記のように脱水装置
Aにおけるモジュール1の膜aの一次側において、前記
組成イの含水アルコールと合併される。
アルコール水溶液が取り出され、前記のように脱水装置
Aにおけるモジュール1の膜aの一次側において、前記
組成イの含水アルコールと合併される。
組成へのアルコール水溶液は、逆浸透膜装置Cにおける
逆浸透膜3の一次側に供給されて更に脱水され、組成チ
、即ち濃度4.3%のアルコール水溶液として脱有機液
体装置Bにおける膜すの一次側に、前記のように組成二
のアルコ−ル水溶液と合併して供給される。
逆浸透膜3の一次側に供給されて更に脱水され、組成チ
、即ち濃度4.3%のアルコール水溶液として脱有機液
体装置Bにおける膜すの一次側に、前記のように組成二
のアルコ−ル水溶液と合併して供給される。
また、逆浸透膜3の二次側液は組成トを示し、アルコー
ル濃度0.2%であり、廃棄される有機物質量を著しく
削減して水域汚染を防止することができる。
ル濃度0.2%であり、廃棄される有機物質量を著しく
削減して水域汚染を防止することができる。
第1図は本箱1の発明の第1実施例を示す概要図、第2
図は本発明におけるモジュールの構造を示す部分概要図
、第3図は本箱1の発明の第2実施例を示す概要図、第
4図は本箱2の発明を示す概要図、第5図は本箱3の発
明を示す概要図、第6図1よ本発明による物質収支を示
す説明図、第7図は浸透気化膜を利用した従来の脱水装
置の概要図である。 1、l゛、■”、■”、2.2°、2″、2”−・−モ
ジュール、3.3゛・−・逆浸透膜、4.5.6.7.
8.9.10−管路、A、A’ ・−脱水装置、B、B
’−脱有機液体装置、C・・・逆浸透膜装置、P、P’
、Q、Q’−真空容器、a、a’ 、a”、a”・−
・税水用浸透気化膜、b、b″、b”、b”″−脱有機
液体用浸透気化膜。
図は本発明におけるモジュールの構造を示す部分概要図
、第3図は本箱1の発明の第2実施例を示す概要図、第
4図は本箱2の発明を示す概要図、第5図は本箱3の発
明を示す概要図、第6図1よ本発明による物質収支を示
す説明図、第7図は浸透気化膜を利用した従来の脱水装
置の概要図である。 1、l゛、■”、■”、2.2°、2″、2”−・−モ
ジュール、3.3゛・−・逆浸透膜、4.5.6.7.
8.9.10−管路、A、A’ ・−脱水装置、B、B
’−脱有機液体装置、C・・・逆浸透膜装置、P、P’
、Q、Q’−真空容器、a、a’ 、a”、a”・−
・税水用浸透気化膜、b、b″、b”、b”″−脱有機
液体用浸透気化膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、真空容器内に収容した脱水用浸透気化膜aを有する
少なくとも一つのモジュールからなる脱水装置と、真空
容器内に収容した脱有機液体用浸透気化膜bを有する少
なくとも一つのモジュールからなる脱有機液体装置と、
逆浸透膜を備えた逆浸透膜装置とからなり、前記浸透気
化膜aの一次側に含水有機液体を供給する管路、該浸透
気化膜aの一次側液の取り出し管路、該浸透気化膜aの
二次側液を前記浸透気化膜bの一次側に供給する管路、
該浸透気化膜bの二次側液を前記浸透気化膜aの一次側
に供給する管路、該浸透気化膜bの一次側液を前記逆浸
透膜の一次側に供給する管路、該逆浸透膜の一次側液を
前記浸透気化膜bの一次側に供給する管路および該逆浸
透膜の二次側液を排出する管路をそれぞれ設けたことを
特徴とする有機液体の脱水装置。 2、真空容器内に収容した脱有機液体用浸透気化膜を有
する少なくとも一つのモジュールからなる脱有機液体装
置と、逆浸透膜を備えた逆浸透膜装置とからなり、前記
浸透気化膜の一次側に含水有機液体を供給する管路、該
浸透気化膜の一次側液を前記逆浸透膜の一次側に供給す
る管路および該逆浸透膜の一次側液を前記浸透気化膜の
一次側に供給する管路をそれぞれ設けたことを特徴とす
る有機液体の脱水装置。 3、真空容器内に収容した脱水用浸透気化膜aを有する
少なくとも一つのモジュールからなる脱水装置と、真空
容器内に収容した脱有機液体用浸透気化膜bを有する少
なくとも一つのモジュールからなる脱有機液体装置から
なり、前記浸透気化膜aの一次側に含水有機液体を供給
する管路、該浸透気化膜aの一次側液の取り出し管路、
該浸透気化膜aの二次側液を前記浸透気化膜bの一次側
に供給する管路、該浸透気化膜bの二次側液を前記浸透
気化膜aの一次側に供給する管路、および該浸透気化膜
bの一次側液を排出する管路を設けたことを特徴とする
有機液体の脱水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30771286A JPS63162002A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 有機液体の脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30771286A JPS63162002A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 有機液体の脱水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162002A true JPS63162002A (ja) | 1988-07-05 |
Family
ID=17972328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30771286A Pending JPS63162002A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 有機液体の脱水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63162002A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007054311A1 (de) * | 2005-11-11 | 2007-05-18 | Wolfgang Heinzl | Membrandestillationsverfahren und membrandestillationsvorrichtung |
JP2009165994A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 脱水装置 |
US9625194B2 (en) | 2010-10-29 | 2017-04-18 | Major Bravo Limited | Apparatus for drying and/or cooling gas |
US9656883B2 (en) | 2010-11-10 | 2017-05-23 | Aaa Water Technologies Ag | Forward osmosis system comprising solvent separation by means of membrane distillation |
WO2018168978A1 (ja) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 三菱ケミカル株式会社 | アルコールの製造のための水-アルコール分離システム及び水-アルコール分離方法 |
CN115400598A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-11-29 | 苏州晶洲装备科技有限公司 | 一种有机溶剂的除水装置及除水方法 |
Citations (3)
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JPS5858108A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-06 | Kuraray Co Ltd | 液体混合物の膜分離法 |
JPS58180204A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-21 | Kuri Kagaku Sochi Kk | 滲透蒸発膜を用いる分離法 |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP30771286A patent/JPS63162002A/ja active Pending
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US8496806B2 (en) | 2008-01-18 | 2013-07-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Dehydrator |
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CN115400598A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-11-29 | 苏州晶洲装备科技有限公司 | 一种有机溶剂的除水装置及除水方法 |
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