JP2009165994A - 脱水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸引手段により吸引効率を所望のレベルに維持しつつ、装置構成を過大とせず、低コストで済む脱水装置を提供する。
【解決手段】 被処理液体13から水を分離する脱水装置100であって、上記被処理液体13の流れ方向に対して、直列に少なくとも2個以上の水分離膜ユニット1a、1bを備え、上記水分離膜ユニット1a、1bのうち上流側の水分離膜ユニット1aが、一の凝縮器4を介して水分を含む気相を吸引する吸引手段7に接続され、上記一の凝縮器4で気相中の水分を凝縮して該水分を分離すると共に、上記一の凝縮器4から上記吸引手段7により吸引された気相を、上記一の凝縮器4の下流に設置した少なくとも一の下流の凝縮器8に送り、該下流の凝縮器8で気相中の水分を凝縮して該水分を分離し、上記水分離膜ユニット1aの下流側の水分離膜ユニット1bが、スチームエジェクタ3に接続され、該スチームエジェクタ3を経た気相中の水分を凝縮する凝縮器4で水分を凝縮して該水分を分離するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水分離膜を用いた脱水装置に関する。本発明に係る脱水装置は、有機水溶液からの水分離に適する。本発明は、さらに詳しくは、水との共沸組成を持つエタノール又はプロパノールと、水との混合物(被処理液体)を脱水する脱水装置に関する。
石油燃料を代替する燃料源として、エタノールが注目されており、その市場規模は、2010年に5500万キロリットルと予測されている。しかし、エタノールを燃料として採用するためには、トウモロコシ等のバイオ原料から得た粗製物を蒸留精製し、少なくとも99.5wt%以上に脱水しなければならない。
従来、脱水にあたっては、エタノール水溶液を、蒸留塔で蒸留することにより、エタノール/水系の共沸点近くまで濃縮し、次いで脱水するといったことが行われている。
ここで、本発明者らは、このように共沸点又はその近傍のエタノール水溶液のための脱水方法として、水分離膜を応用した脱水方法について開発を鋭意進めている。すなわち、水分離膜を用いて水分離膜ユニットを構成し、水分離膜ユニット内にエタノール水溶液等の被処理液体を流し、水分離膜を介して水分を吸引する脱水方法について、開発を進めている。なお、水分離膜を採用した脱水方法としては、特許文献1に係るものが知られている。
しかし、水分離膜ユニット内を被処理液体が流れると、水の蒸発に伴い、潜熱が奪われ、流れ方向に被処理液体の温度が低下してしまう傾向がある。温度が低下すると、水分圧が低下し、吸引のための十分なドライビングフォースを維持できず、吸引手段の機能を発揮させることができなくなるという難点があった。
このようなことから、かかる難点を解消し、温度低下を防止し、ドライビングフォースを維持し、かつ設備を過大としないといった要請があった。
特開昭58−21629号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、吸引手段による吸引効率を所望のレベルに維持しつつ、装置構成を過大とせず、低コストで済む脱水装置を提供することを目的とする。
本発明に係る脱水装置は、上記目的を達成するため、被処理液体から水を分離する脱水装置であって、上記被処理液体の流れ方向に対して、直列に少なくとも2個以上の水分離膜ユニットを備え、上記水分離膜ユニットのうち上流側の水分離膜ユニットが、一の凝縮器を介して水分を含む気相を吸引する吸引手段に接続され、上記一の凝縮器で気相中の水分を凝縮して該水分を分離すると共に、上記一の凝縮器から上記吸引手段により吸引された気相を、上記一の凝縮器の下流に設置した少なくとも一の下流の凝縮器に送り、該下流の凝縮器で気相中の水分を凝縮して該水分を分離し、上記水分離膜ユニットの下流側の水分離膜ユニットが、スチームエジェクタに接続され、該スチームエジェクタを経た気相中の水分を凝縮する凝縮器で水分を凝縮して該水分を分離するようにしたことを特徴とする。
また、本発明に係る脱水装置は、その好適な形態で、上記上流側の水分離膜ユニットの出口で、被処理液体の濃度をリアルタイムで計測する濃度計と、上記濃度計からの濃度の検出値に基づき、上記吸引手段の吸引能力を制御する膜出口濃度コントローラとを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る脱水装置は、その好適な形態で、上記下流側の水分離膜ユニットの出口で、被処理液体の濃度をリアルタイムで計測する濃度計と、上記濃度計からの濃度の検出値に基づき、上記スチームエジェクタの蒸気量を制御する膜出口濃度コントローラとを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る脱水装置は、その好適な形態で、上記被処理液体が、エタノール水溶液であることを特徴とする。
また、本発明に係る脱水装置は、その好適な形態で、上記上流側の水分離膜ユニットを経た気相と、上記下流側の水分離膜ユニットからスチームエジェクタの駆動蒸気によって吸引された気相並びに該駆動蒸気とを上記一の凝縮器で合流し、この合流した気相中の水分を凝縮して該水分を分離するようにしたことを特徴とする。
本発明の脱水装置では、上記被処理液体として、諸条件が許す場合、有機水溶液一般に適用することができる。有機水溶液の有機成分は、好適には、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、グリコール等のアルコール、酢酸等のカルボン酸、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル等のエーテル、アセトアルデヒド等のアルデヒド、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン、酢酸エチルエステル等のエステルからなる群から選択される一の有機成分である。
もっとも、本発明の適用対象としては、水との共沸組成を持つエタノール又はプロパノールと、水との混合物を被処理液体とする脱水装置が好適である。
本発明によれば、吸引手段により吸引効率を所望のレベルに維持しつつ、装置構成を過大とせず、低コストで済む脱水装置が提供される。
すなわち、本発明に係る脱水装置では、1次側の水分圧が高い上流側の水分離膜ユニットで、2次側の水分圧を高く設定し、2次側にある真空システム(吸引手段)の容量を小さくすることができる。一方、上記一の凝縮器を介して水分を含む気相を吸引する吸引手段に接続していることから、多くの水蒸気を含む気相中の水蒸気を上記一の凝縮器で大部分液体の水として、多少のエタノールと共に凝縮分離できる。これによって、2次側の水分圧を高く設定しても、吸引手段の負荷を低減させることができる。
また、上流側の水分離膜ユニットを経た気相と、上記下流側の水分離膜ユニットからスチームエジェクタの駆動蒸気によって吸引された気相並びに該駆動蒸気とを上記一の凝縮器で合流する場合には、スチームエジェクタの駆動水蒸気が、下流側の水分離膜ユニットを経た処理体と上記一の凝縮器で混合するため、アルコール濃度が低下し、気液平衡より気相側エタノール濃度も下がることから、上記吸引手段へのアルコール量も低減できる。
また、水分離膜ユニットの出口の濃度をリアルタイムで計測する濃度計を設け、該濃度計からの濃度の検出値に基づき、上記スチームエジェクタの蒸気量を制御し、又は上記吸引手段の吸引能力を制御する膜出口濃度コントローラを設けた形態では、装置の稼動状況を適正に保つことができる。
以下、図面を参照して本発明に係る脱水装置について、その実施の形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態に係る脱水装置の系統図である。
本実施の形態に係る脱水装置は、脱水される被処理液体として、エタノール水溶液を想定している。このエタノール水溶液の濃度としては、エタノール濃度90wt%〜94wt%の水溶液を想定している。すなわち、有機成分としてエタノールを含むエタノール水溶液を被処理液体としている。最終的に得られる製品流体、すなわち製品エタノール(無水エタノール)のエタノール濃度は、99wt%〜99.8wt%である。
本実施の形態に係る脱水装置100の水分離膜ユニット1a、1bは、エタノール水溶液を無水エタノールと水とに分離するためのユニットである。
水分離膜ユニット1a、1bは、水分離膜を介して、一次側に被処理液体が流れ、二次側に透過した水分が得られる。後述するように筒型形状に構成した多孔質基材に設けた内管を被覆するように水分離膜が形成される。このような筒型部材を一〜複数本容器内に格納し、筒型部材の外側から吸引することによって水分が分離される。
水分離膜ユニット1a、1bを構成するための水分離膜としては、細孔径10オングストローム以下のシリカ系又はゼオライト系の無機水分離膜が好適である。また、炭素膜であってもよい。
また、特許第2808479号記載の無機水分離膜も適用可能である。該特許第2808479号の無機水分離膜は、無機多孔体の細孔内に、エトキシ基又はメトキシ基を含むアルコキシシランの加水分解を経て得られたシリカゲルを担持することによって得られる耐酸性複合分離膜である。該耐酸性複合分離膜は、以下の工程1〜11を含む製造方法によって製造することができる。
なお、無機水分離膜が担持される多孔質基材としては、アルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニアのようなセラミック基材が一般的であり、筒型形状であって、長手方向に複数の断面円形の内管を持つものが好適である。以下の工程1〜11では、このような内管の内部壁を被覆するようにして無機水分離膜が形成される。この内管に被処理液体が流れ、水分離膜を水分が透過し、水分が分離される。分離された水分は、水蒸気として、スチームエジェクタ、真空ポンプ等の吸引手段で吸引される。一般的には、このような水蒸気を含む気相として吸引される。
なお、水分離膜としては、無機水分離膜以外に、ポリビニルアルコール膜、ポリイミド膜、ポリアミド膜といった有機膜を用いることもできる。
工程1: シリカゾルの原料であるアルコキシシランと水と酸触媒の混合割合を変化させて製造する複数の種類のシリカゾルの調製条件において、担持するシリカゾルの原料調合割合をシリカゾル1用とシリカゾル2用の2種類に区別する。
工程2: シリカゾル1用原料のアルコキシシランに対する水の重量比を0.5〜2.0とし、かつ、反応触媒として、アルコキシシランに対する酸触媒の重量比を0.01〜0.1とする。
工程3: シリカゾル2用原料のアルコキシシランに対する水の重量比を2.0〜50とし、かつ、反応触媒として、アルコキシシランに対する酸触媒の重量比を0.01〜0.5とする。
工程4: 上記シリカゾル1用原料を沸騰状態に保持し、沸騰開始後約25分、約20分及び約15分の液をそれぞれ、1−A、1−B及び1−C液とする。
工程5: 上記シリカゾル2用原料を常温で30分〜90分間撹拌・混合してシリカゾル2を製造する。
工程6: 多孔質基材の表面上に上記シリカゾル1−A液を担持した後、該多孔質基材を約200℃に設定した電気炉内で5〜15分間焼成し、次に該多孔質基材を約300℃に設定した電気炉内で5〜15分間焼成し、次に該多孔質基材を約400℃に設定した電気炉内で5〜15分間焼成し、次に該多孔質基材を約500℃に設定した電気炉内で5〜15分間焼成する。
工程7: 該シリカゾル1−A液を担持した多孔質基材の表面に更にシリカゾル1−A液を担持した後、上記工程6の操作を2〜3回繰り返す。
工程8: 次に該シリカゾル1−A液を担持した多孔質基材の表面上に更にシリカゾル1−B液を使用して上記工程6〜工程7と同様の処理を行う。
工程9: 次に該シリカゾル1−B液を担持した多孔質基材の表面上にシリカゾル1−C液を使用して上記工程6〜工程7と同様の処理を行う。
工程10: 次に上記シリカゾル1−A、1−B及び1−C液を担持してなる多孔質基材の表面上に上記シリカゾル2液を担持し、該多孔体を約200℃に設定した電気炉内で5〜15分間焼成し、次に該多孔質基材を約300℃に設定した電気炉内で5〜15分間焼成し、次に該多孔質基材を約400℃に設定した電気炉内で5〜15分間焼成し、次に該多孔質基材を約500℃に設定した電気炉内で5〜15分間焼成する。
工程11: 該シリカゾル2液を担持した多孔質基材の表面に更にシリカゾル2液を担持した後、上記工程10の操作を2〜3回繰り返す。
以上の工程1〜11を経て、無機水分離膜を内管に担持(被覆)した筒型の多孔質基材(筒型部材)を得ることができる。本発明では、例えばこのようなものを水分離膜ユニット1a、1b内に内蔵される水分離膜として用いる。水分離膜ユニット1a、1bは、このような水分離膜(筒型部材)を減圧可能な容器内に内蔵することとしている。
図1において、エタノール含有の被処理液体13の流れ方向に対して水分離膜ユニット1a、1bが、直列に設けられている。なお、この水分離膜ユニット1a、1bは、3個以上直列に設けてもよい。
被処理液体13は、水分離膜ユニット1aに導入され、水分離膜ユニット1aで水が分離される。その後、下流の水分離膜ユニット1bに導入され、この水分離膜ユニット1bでも水が分離される。水分離膜ユニット1a、1bの間には、中間加熱器16が位置し、水分離膜ユニット1aで温度が低下した被処理液体13の温度を上昇させる。
上記水分離膜ユニットのうち上流側の水分離膜ユニット1aは、エタノール水溶液からなる上記被処理液体13の水分(水蒸気)を含む気相を、吸引路2bを介して吸引して第1の凝縮器4にて水分を凝縮させる。この吸引力は、もっぱら凝縮器4を介し、スチームエジェクタ7によって与えられる。スチームエジェクタ7の吸引力は、冷却水を用いた凝縮器により気相に含まれる水分を凝縮させることが可能な圧力レベルである。例えば、100Torrのレベルである。
一方、下流側の水分離膜ユニット1bは、蒸気弁5aを備えた駆動蒸気管5からの蒸気の流動により、スチームエジェクタ3によって吸引力を受ける。スチームエジェクタ3は、吸引力は例えば10Torrのレベルである。この圧力レベルでは、冷却水を用いた凝縮器では気相に含まれる水分を凝縮させることができない。このため、水分離膜ユニット1bの水分離膜を透過した被処理液体13からの水分は、もっぱら気相中の水蒸気として吸引され、スチームエジェクタ3側に吸引される。
そして、スチームエジェクタ3を経た気相及びスチームエジェクタ3の駆動蒸気は、第1の凝縮器4に入り、第1の凝縮器4にて、上流側の水分離膜ユニット1aから流入する水蒸気を含む気相と合流し、混合される。
すなわち、第1の凝縮器4では、上流側の水分離膜ユニット1aを経た気相と下流側の水分離膜ユニット1bを経た気相並びにスチームエジェクタ3の駆動蒸気とを合流する。気相中に含まれる水蒸気の一部は、冷却水によって凝縮し、ドレイン11に流れる。
さらに、気相がスチームエジェクタ7に導かれる。スチームエジェクタ7の駆動力は、蒸気弁6aを備えた駆動蒸気管6からの蒸気の流動により与えられる。この場合、スチームエジェクタ7は、プラントのプロセス流体(気体、液体の何れでも可)を用いてもよい。100Torrレベルの真空度であれば、このような流体で代替できるためである。なお、スチームエジェクタ7は、稼動条件によって、真空ポンプ等の他の吸引手段で置き換えることもできる。
ところで、図2に示すように、気相中の水分について、(a)のように1次側の水分圧が高いときは2次側の水分圧との差がもとより大きく、(b)のように1次側の水分圧が低いときは2次側の水分圧との差が小さい。
したがって、1次側の水分圧が高い上流側の水分離膜ユニット1aは、比較的真空度の低い状態で稼動するスチームエジェクタ7を用いることができる。一方、1次側の水分圧が低い下流側の水分離膜ユニット1bは、高い真空度で稼動するスチームエジェクタを用いる必要がある。なお、本発明で、上流側の水分離膜ユニットは、入口濃度が90wt%〜94wt%(可能な範囲として80wt%〜96wt%)の範囲の被処理流体を処理し、下流側の水分離膜ユニットは、97wt%以上の濃度の被処理流体を処理するように分担する。
本発明に係る脱水装置では、このように、水分離膜ユニットを上流・下流で適切に分担することにより、スチームエジェクタに必要な駆動蒸気を低く設定できる。
一方、本実施の形態では、多くの水蒸気を含む気相中の水蒸気を第1の凝縮器4で大部分液体の水として、多少のエタノールと共に凝縮分離できる。これによって、2次側の水分圧を高く設定しても、スチームエジェクタ7(吸引手段)の負荷を低減させることができる。
本発明者らは、試行装置において、駆動蒸気管5で、17kg/h、駆動蒸気管6で48kg/hの駆動力を得た本実施の形態のようなケースと、スチームエジェクタ7でも10Torrの吸引力を得るようにし、トータルで120kg/hの駆動蒸気を得るようにしたケースを比較した。その結果、本実施の形態のようなケースで、99.7wt%の製品エタノールを得ることができた。一方、比較例であるスチームエジェクタ7でも10Torrの吸引力を得たケースでも99.7wt%の製品エタノールを得られ、製品エタノールの濃度に実質的な差はなかったが、本実施の形態と比較してより多くの駆動蒸気量が必要となった。
これは、実機で、20万t/年のエタノール処理を考慮した場合、比較例のようなケースでは12t/hの駆動蒸気が必要だったところ、本実施の形態のようなケースでは駆動蒸気管5で1.7t/h、駆動蒸気管6で4.8t/hのように少なくて済むことを意味している。なお、12t/hの駆動蒸気を得るためにはスチームエジェクタ自体も過大となる。
また、上記のように、上流側の水分離膜ユニット1aを経た処理体と、下流側の水分離膜ユニット1bを経た処理体と、スチームエジェクタ3の駆動蒸気とが第1の凝縮器4で混合する。これによって、エタノール濃度が低下し、気液平衡より気相側エタノール濃度も下がることから、スチームエジェクタ7へのアルコール量も低減できる。
スチームエジェクタ7で水分を吸引処理された処理体は、第2の凝縮器8に入り、
該第2の凝縮器8で冷却水により水分を凝縮されてから、真空ポンプ9によって吸引され、ベント10から外部に排出される。
すなわち、真空ポンプ9の吸引力によって、第1の凝縮器4及び第2の凝縮器8の気相分が吸引される。
一方、本実施の形態では、水分離膜ユニット1aの出口に、リアルタイムでエタノール濃度を計測するエタノール濃度計15を設け、水分離膜ユニット1bの出口にリアルタイムでエタノール濃度を計測するエタノール濃度計15aを設けている。そして、エタノール濃度計15、15aの検出信号を膜出口濃度コントローラ6cに入力している。
エタノール濃度計15、15aと膜出口濃度コントローラ6cとは、エタノール濃度をリアルタイムで計測可能な装置に構成することができる。また、被処理液体が液相の場合にはコリオリ式流量計を用いることにより、被処理液体の質量流量と流体密度を高精度で計測可能である。
本実施の形態では、エタノール濃度計15による上流側水分離膜ユニット1aの濃度の計測値により膜出口濃度コントローラ6cを介して、100Torrのスチームエジェクタ7の蒸気量を、バルブ6aを介して最適に制御することができる。また、エタノール濃度計15aによる下流側水分離膜ユニット1bの濃度の計測値により膜出口濃度コントローラ6cを介して、10Torrのスチームエジェクタ3の蒸気量を、バルブ5aを介して最適に制御することが可能となる。
例えば、エタノール濃度が低下した場合に、駆動蒸気量を適正に増大させ、得られる製品の品質を一定に保つことができる。その逆に、要求される仕様以上の場合には、駆動蒸気量を低減することができる。
ここでさらに、コリオリ式流量計を各水分離膜ユニット1a、1bの被処理液体出口に設置し、対応するスチームエジェクタ3、7の駆動蒸気量をより適正に制御することで、目標濃度に合わせた最適な蒸気量制御が可能となる。コリオリ式流体計は、リアルタイムで密度を測定でき、これによってリアルタイムに得られる処理体の濃度を測定でき、制御にあたっての遅れ時間がないためである。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更及び変形が可能である。
例えば、水分離膜ユニットを3個設け、真空のレベルを3段階とすることができる。この場合、下流側の第2の水分離膜ユニットから水を吸引するためのエジェクターを設けることができる。そして、上流側の第1の水分離膜ユニットで吸引された水分を含む気相は、第2の水分離膜ユニット用エジェクターの凝縮器に導入することができる。また、最下流側の第3の水分離膜ユニットから水を吸引するためのエジェクターを設けることができる。第2の水分離膜ユニットで吸引された水分を含む気相は、第3の水分離膜ユニット用エジェクターの凝縮器に導入することができる。
また、水分離膜ユニットを3個設け、真空のレベルを2段階とすることもできる。この場合、例えば、上流の2段の水分離膜ユニット(第1、第2)の真空レベルを同程度とし、下流側の真空レベルを高く設定するようにすることができる。この場合、最下流側の第3の水分離膜ユニットから水を吸引するためのエジェクターを設けることができる。この第1及び第2の水分離膜ユニットで吸引された水分を含む気相は、第3の水分離膜ユニット用エジェクターの凝縮器に導入することができる。なお、第1の水分離膜ユニットと、第2の水分離膜ユニットとの間には、蒸発熱を補うための中間加熱器を設置する。
さらに、水分離膜ユニットを4個以上設け、真空のレベルを4以上段階とすることができる。この場合も、当業者であれば了解できるように、上記したコンセプトに従って真空系、凝縮器系を構成することができる。
さらなる変形の形態として、例えば、水分離膜ユニットを4個以上設け、真空のレベルを4以上段階設けた場合、上流から下流に向けて第1〜第4の水分離膜ユニットを設けたとする。この場合、第1の水分離膜ユニットと第3の水分離膜ユニットに対し、一系統の真空系(エジェクター等)とそれに対応する一系統の凝縮器系を設け、第2の水分離膜ユニットと第4の水分離膜ユニットに対し、一系統の真空系(エジェクター等)とそれに対応する一系統の凝縮器系を設けるといった構成も可能である。
このように、水分離膜ユニットの段数、真空レベルの段数に応じ、本発明に係る脱水装置を構成することができる。すなわち、基本的に、一の真空レベルの水分離膜ユニットから吸引された水分を含む気相を、下流側の水分離膜ユニットからのエジェクター出口凝縮器に導入することで、段数に係りなく本発明に係る脱水装置を構成することができる。
また、水分離膜ユニット間に水分を含む蒸気の蒸発潜熱を補うための中間加熱器(例えば、図1の中間加熱器16)は、真空レベル等との兼ね合いによって、適宜設置することができ、又設置を不要とすることができる。
本発明の第1実施形態に係る脱水装置の系統図である。 本発明の作用説明図である。
符号の説明
1a、1b 水分離膜ユニット
3 スチームエジェクタ
4 第1の凝縮器
5 駆動蒸気管
5a 蒸気弁
6a 蒸気弁
6 駆動蒸気管
6c 膜出口濃度コントローラ
7 スチームエジェクタ
8 第2の凝縮器
9 真空ポンプ
13 被処理液体
15、15a エタノール濃度計
16 中間加熱器
100 脱水装置

Claims (5)

  1. 被処理液体から水を分離する脱水装置であって、
    上記被処理液体の流れ方向に対して、直列に少なくとも2個以上の水分離膜ユニットを備え、
    上記水分離膜ユニットのうち上流側の水分離膜ユニットが、一の凝縮器を介して水分を含む気相を吸引する吸引手段に接続され、上記一の凝縮器で気相中の水分を凝縮して該水分を分離すると共に、上記一の凝縮器から上記吸引手段により吸引された気相を、上記一の凝縮器の下流に設置した少なくとも一の下流の凝縮器に送り、該下流の凝縮器で気相中の水分を凝縮して該水分を分離し、
    上記水分離膜ユニットの下流側の水分離膜ユニットが、スチームエジェクタに接続され、該スチームエジェクタを経た気相中の水分を凝縮する凝縮器で水分を凝縮して該水分を分離するようにしたことを特徴とする脱水装置。
  2. 上記上流側の水分離膜ユニットの出口で、被処理液体の濃度をリアルタイムで計測する濃度計と、上記濃度計からの濃度の検出値に基づき、上記吸引手段の吸引能力を制御する膜出口濃度コントローラとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の脱水装置。
  3. 上記下流側の水分離膜ユニットの出口で、被処理液体の濃度をリアルタイムで計測する濃度計と、上記濃度計からの濃度の検出値に基づき、上記スチームエジェクタの蒸気量を制御する膜出口濃度コントローラとを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の脱水装置。
  4. 上記被処理液体が、エタノール水溶液であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の脱水装置。
  5. 上記上流側の水分離膜ユニットを経た気相と、上記下流側の水分離膜ユニットからスチームエジェクタの駆動蒸気によって吸引された気相並びに該駆動蒸気とを上記一の凝縮器で合流し、この合流した気相中の水分を凝縮して該水分を分離するようにしたことを特徴とする脱水装置。
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