JPH05224466A - 電子写真キャリア用コーティング剤及びそれを用いたキャリア - Google Patents
電子写真キャリア用コーティング剤及びそれを用いたキャリアInfo
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- JPH05224466A JPH05224466A JP4059779A JP5977992A JPH05224466A JP H05224466 A JPH05224466 A JP H05224466A JP 4059779 A JP4059779 A JP 4059779A JP 5977992 A JP5977992 A JP 5977992A JP H05224466 A JPH05224466 A JP H05224466A
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/10—Developers with toner particles characterised by carrier particles
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- G03G9/1133—Macromolecular components of coatings obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 摩耗、はがれ、クラック等が発生し難く、ス
ペント化現象の発生を防止でき、長時間使用に耐え得
る、帯電特性の温度依存性が小さい電子写真キャリア用
コーティング剤を提供する。 【構成】 式I、III等のオルガノポリシロキサン少な
くとも1種と他の重合性単量体との共重合体を主成分と
する電子写真キャリア用コーティング剤; (式中、R1 はH、メチル基;R2 はC1〜10アルキ
ル基、フェニル基;R3 はR2 、CH2 =C(R1 )C
OOC3H6 −基;n≧3;rは2〜20の整数であ
る。)
ペント化現象の発生を防止でき、長時間使用に耐え得
る、帯電特性の温度依存性が小さい電子写真キャリア用
コーティング剤を提供する。 【構成】 式I、III等のオルガノポリシロキサン少な
くとも1種と他の重合性単量体との共重合体を主成分と
する電子写真キャリア用コーティング剤; (式中、R1 はH、メチル基;R2 はC1〜10アルキ
ル基、フェニル基;R3 はR2 、CH2 =C(R1 )C
OOC3H6 −基;n≧3;rは2〜20の整数であ
る。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真キャリア用コー
ティング剤に関し、特に、複写耐久性に優れた電子写真
キャリア用コーティング剤及びそれを核体表面に被覆し
てなる電子写真用キャリアに関する。
ティング剤に関し、特に、複写耐久性に優れた電子写真
キャリア用コーティング剤及びそれを核体表面に被覆し
てなる電子写真用キャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、二成分系乾式複写機の現像
剤は、微細なトナーとそれより大きいキャリアの二成分
から構成され、両者を混合攪拌することによって生ずる
摩擦により、トナーとキャリアが夫々異なった符号に静
電帯電する。このようにして帯電したトナーを、感光体
上に形成されている静電潜像に静電付着させることによ
り可視像が形成され、この像を転写シートに転写、定着
することにより複写が達成される。
剤は、微細なトナーとそれより大きいキャリアの二成分
から構成され、両者を混合攪拌することによって生ずる
摩擦により、トナーとキャリアが夫々異なった符号に静
電帯電する。このようにして帯電したトナーを、感光体
上に形成されている静電潜像に静電付着させることによ
り可視像が形成され、この像を転写シートに転写、定着
することにより複写が達成される。
【0003】この場合のキャリアとしては、通常酸化さ
れた、又は未酸化の鉄粉が使用されるが、これをこのま
まトナーと混合して使用した場合には、トナーに対する
摩擦帯電特性が不十分な上、使用中にトナーがキャリア
表面に固着してトナー膜を形成するために(スペント化
現象)キャリアの帯電特性が経時的に変化し、結局現像
剤の寿命が短くなるという欠点があった。
れた、又は未酸化の鉄粉が使用されるが、これをこのま
まトナーと混合して使用した場合には、トナーに対する
摩擦帯電特性が不十分な上、使用中にトナーがキャリア
表面に固着してトナー膜を形成するために(スペント化
現象)キャリアの帯電特性が経時的に変化し、結局現像
剤の寿命が短くなるという欠点があった。
【0004】更に、乾燥時と湿潤時ではキャリアの帯電
特性の差が大きいという欠点もあった。このような欠点
を防止するために、キャリア表面にフッ素樹脂、アクリ
ル樹脂、スチレン−アクリル共重合体、シリコーン樹
脂、ポリエステル樹脂等の樹脂を被覆することが主流と
なっている。
特性の差が大きいという欠点もあった。このような欠点
を防止するために、キャリア表面にフッ素樹脂、アクリ
ル樹脂、スチレン−アクリル共重合体、シリコーン樹
脂、ポリエステル樹脂等の樹脂を被覆することが主流と
なっている。
【0005】しかしながら、水酸基含有ポリエステル樹
脂やアクリル樹脂等を被覆した場合には、イソシアネー
トやメラミン等で架橋を行うため(特開昭59−538
75号、同60−59369号等)、架橋が完全に進行
しないと、未反応の水酸基やイソシアネート基が残存し
て帯電特性を悪化させるという欠点があった。又、アク
リル樹脂や、スチレン−アクリル共重合体等を被覆した
場合には、初期の帯電特性に優れているものの、被膜が
もろいために耐久性が劣るという欠点がある。
脂やアクリル樹脂等を被覆した場合には、イソシアネー
トやメラミン等で架橋を行うため(特開昭59−538
75号、同60−59369号等)、架橋が完全に進行
しないと、未反応の水酸基やイソシアネート基が残存し
て帯電特性を悪化させるという欠点があった。又、アク
リル樹脂や、スチレン−アクリル共重合体等を被覆した
場合には、初期の帯電特性に優れているものの、被膜が
もろいために耐久性が劣るという欠点がある。
【0006】一方、フッ素樹脂やシリコーン樹脂等につ
いては、これらの樹脂の表面エネルギーが小さいことか
ら、スペント化現象を低下させることができる点で注目
されている(特開昭54−21730号、同58−40
557号、特公昭59−26945号、同59−131
944号)。
いては、これらの樹脂の表面エネルギーが小さいことか
ら、スペント化現象を低下させることができる点で注目
されている(特開昭54−21730号、同58−40
557号、特公昭59−26945号、同59−131
944号)。
【0007】特にシリコーン樹脂の場合には、モノマー
の選択により多様な分子構造を作り得るため、その選択
により多様な帯電量水準を持つキャリアを作り得るとい
う利点がある上、多種の溶剤に溶解させることができる
のでキャリアの表面に均一に塗布し易く、更に比較的低
温でも硬化を可能とすることもできる等の、数多くの作
業上の利点を有している。
の選択により多様な分子構造を作り得るため、その選択
により多様な帯電量水準を持つキャリアを作り得るとい
う利点がある上、多種の溶剤に溶解させることができる
のでキャリアの表面に均一に塗布し易く、更に比較的低
温でも硬化を可能とすることもできる等の、数多くの作
業上の利点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリコ
ーン樹脂は、アクリル樹脂ほどではないものの一般に機
械的強度が弱いという欠点を有しており、長時間使用さ
れるうちに、摩耗・はがれ・クラック等が発生するため
に欠落し、その優れた特性を失って複写性能が低下する
等、長時間使用に対する寿命の面では満足できるもので
はなかった。そこで、これまでにも長寿命のコーティン
グ剤が提案されているが(特開平2−73372号、同
2−103563号等)、未だアクリル樹脂にシリコー
ンを導入したものは知られていない。
ーン樹脂は、アクリル樹脂ほどではないものの一般に機
械的強度が弱いという欠点を有しており、長時間使用さ
れるうちに、摩耗・はがれ・クラック等が発生するため
に欠落し、その優れた特性を失って複写性能が低下する
等、長時間使用に対する寿命の面では満足できるもので
はなかった。そこで、これまでにも長寿命のコーティン
グ剤が提案されているが(特開平2−73372号、同
2−103563号等)、未だアクリル樹脂にシリコー
ンを導入したものは知られていない。
【0009】本発明者等は、アクリル樹脂にシロキサン
鎖を導入することによって、アクリル樹脂の優れた帯電
特性を生かすと共に、シロキサン鎖によって滑り性・剥
離性・撥水性等の特徴を付与することを試みた結果、期
待された結果に留まらず、スペント化現象も抑制するこ
とができ、現像剤の寿命を長くすることができる上、キ
ャリア帯電特性の温度依存性をも小さくすることができ
ることを見出し、本発明に到達した。
鎖を導入することによって、アクリル樹脂の優れた帯電
特性を生かすと共に、シロキサン鎖によって滑り性・剥
離性・撥水性等の特徴を付与することを試みた結果、期
待された結果に留まらず、スペント化現象も抑制するこ
とができ、現像剤の寿命を長くすることができる上、キ
ャリア帯電特性の温度依存性をも小さくすることができ
ることを見出し、本発明に到達した。
【0010】従って本発明の第1の目的は、摩耗・はが
れ・クラック等が発生し難い上、スペント化現象の発生
をも防止することができ、長時間使用に耐え得る、電子
写真キャリア用コーティング剤を提供することにある。
本発明の第2の目的は、キャリアの帯電特性の温度依存
性が小さい、長寿命の電子写真キャリア用コーティング
剤を提供することにある。
れ・クラック等が発生し難い上、スペント化現象の発生
をも防止することができ、長時間使用に耐え得る、電子
写真キャリア用コーティング剤を提供することにある。
本発明の第2の目的は、キャリアの帯電特性の温度依存
性が小さい、長寿命の電子写真キャリア用コーティング
剤を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の諸目的
は、下記化4、化5及び化6で表されるオルガノポリシ
ロキサンから選択される少なくとも1種と他の重合性単
量体との共重合体を主成分とすることを特徴とする電子
写真キャリア用コーティング剤によって達成された。
は、下記化4、化5及び化6で表されるオルガノポリシ
ロキサンから選択される少なくとも1種と他の重合性単
量体との共重合体を主成分とすることを特徴とする電子
写真キャリア用コーティング剤によって達成された。
【0012】
【化4】
【化5】
【化6】
【0013】化4、化5及び化6中のR1 は水素または
メチル基、R2 は炭素数1〜10のアルキル基またはフ
ェニル基、R3 はR2 またはCH2 =C(R1 )COO
C3H6 −基であり、n、p及びqは夫々、n≧3、p
≧0、q≧3且つp<qであると共に、rは2〜20の
整数である。
メチル基、R2 は炭素数1〜10のアルキル基またはフ
ェニル基、R3 はR2 またはCH2 =C(R1 )COO
C3H6 −基であり、n、p及びqは夫々、n≧3、p
≧0、q≧3且つp<qであると共に、rは2〜20の
整数である。
【0014】化4で表されるオルガノポリシロキサン
は、片末端または両末端をアクリルもしくはメタクリル
変性したシリコーンオイルであり、シリコーンオイルの
特性を十分引き出すために、特に3以上であることが好
ましい。さらにR2 は工業的観点からメチル基であるこ
とが好ましい。
は、片末端または両末端をアクリルもしくはメタクリル
変性したシリコーンオイルであり、シリコーンオイルの
特性を十分引き出すために、特に3以上であることが好
ましい。さらにR2 は工業的観点からメチル基であるこ
とが好ましい。
【0015】片末端(メタ)アクリル変性シリコーンオ
イルの合成法は特に限定されるものではないが、代表的
な方法としては、下記化7で示されるヘキサメチルシク
ロトリシロキサンを、トリメチルシラノール(CH3 )
3 SiOHの存在下で、5価のケイ素錯体触媒を使用し
て開環重合することによって合成し得る片末端シラノー
ル化合物と、下記化8で示されるγ−メタクリロキシプ
ロピルジメチルクロルシランとを等モル量で混合し、三
級アミン化合物等の塩酸捕捉剤を添加して脱塩酸反応を
行うことにより得ることができる。
イルの合成法は特に限定されるものではないが、代表的
な方法としては、下記化7で示されるヘキサメチルシク
ロトリシロキサンを、トリメチルシラノール(CH3 )
3 SiOHの存在下で、5価のケイ素錯体触媒を使用し
て開環重合することによって合成し得る片末端シラノー
ル化合物と、下記化8で示されるγ−メタクリロキシプ
ロピルジメチルクロルシランとを等モル量で混合し、三
級アミン化合物等の塩酸捕捉剤を添加して脱塩酸反応を
行うことにより得ることができる。
【0016】
【化7】
【化8】
【0017】又、両末端(メタ)アクリルシリコーンオ
イルの合成法も特に限定されるものではないが、代表的
な方法としては、γ−メタクリロキシプロピルジメチル
クロルシランの加水分解物と下記化9で示されるジメチ
ルシロキサンを、酸触媒の存在下で平衡化する方法や、
α、ω−ハイドロジェンポリシロキサンに、白金触媒存
在下でアリルメタクリレートを付加する方法が挙げられ
る。
イルの合成法も特に限定されるものではないが、代表的
な方法としては、γ−メタクリロキシプロピルジメチル
クロルシランの加水分解物と下記化9で示されるジメチ
ルシロキサンを、酸触媒の存在下で平衡化する方法や、
α、ω−ハイドロジェンポリシロキサンに、白金触媒存
在下でアリルメタクリレートを付加する方法が挙げられ
る。
【化9】
【0018】化5で表されるオルガノポリシロキサンは
側鎖(メタ)アクリル変性シリコーンオイルであるが、
シリコーンオイルの特性を十分引き出すためにp+qが
3以上であることが好ましい。R2 は工業的観点からメ
チル基またはフェニル基であることが好ましい。
側鎖(メタ)アクリル変性シリコーンオイルであるが、
シリコーンオイルの特性を十分引き出すためにp+qが
3以上であることが好ましい。R2 は工業的観点からメ
チル基またはフェニル基であることが好ましい。
【0019】化5で表されるオルガノポリシロキサンの
合成方法は特に限定されるものではないが、代表的な方
法としては、下記化10で示されるヘキサメチルシクロ
トリシロキサンを、トリメチルシラノール(CH3 )3
SiOHの存在下で、5価のケイ素錯体触媒を使用して
開環重合することによって合成し得る片末端シラノール
化合物2モルと、下記化11で示されるγ−メタクリロ
キシプロピルメチルジクロルシラン1モルを混合し、三
級アミン化合物等の塩酸捕捉剤を添加して脱塩酸反応を
行うことにより得ることができる。
合成方法は特に限定されるものではないが、代表的な方
法としては、下記化10で示されるヘキサメチルシクロ
トリシロキサンを、トリメチルシラノール(CH3 )3
SiOHの存在下で、5価のケイ素錯体触媒を使用して
開環重合することによって合成し得る片末端シラノール
化合物2モルと、下記化11で示されるγ−メタクリロ
キシプロピルメチルジクロルシラン1モルを混合し、三
級アミン化合物等の塩酸捕捉剤を添加して脱塩酸反応を
行うことにより得ることができる。
【0020】
【化10】
【化11】
【0021】又、側鎖に水素基を1個持つハイドロジェ
ンポリシロキサンに、白金触媒の存在下で、アリル(メ
タ)アクリレートを付加することによっても得ることが
できる。化4〜化6のオルガノポリシロキサンの何れに
おいても、アクリル樹脂内に導入されたシリコーンオイ
ル部分が滑り性、剥離性に寄与し、良好な性能が得られ
る。
ンポリシロキサンに、白金触媒の存在下で、アリル(メ
タ)アクリレートを付加することによっても得ることが
できる。化4〜化6のオルガノポリシロキサンの何れに
おいても、アクリル樹脂内に導入されたシリコーンオイ
ル部分が滑り性、剥離性に寄与し、良好な性能が得られ
る。
【0022】化6で示されるシロキサンは、化12で示
される環状オルガノハイドロジェンシロキサンにアルケ
ンをrモル部分付加反応させ、次いで、白金触媒を用い
てアリル(メタ)アクリレートを1モル付加することに
より、容易に得られる。
される環状オルガノハイドロジェンシロキサンにアルケ
ンをrモル部分付加反応させ、次いで、白金触媒を用い
てアリル(メタ)アクリレートを1モル付加することに
より、容易に得られる。
【化12】 rの値としては2〜20が好ましく、特に3〜20の混
合物とすることが好ましい。
合物とすることが好ましい。
【0023】化4〜化6で表されるオルガノポリシロキ
サンの中から選択された少なくとも1種のオルガノポリ
シロキサンと共重合させる重合性単量体としては、アク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸シク
ロヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、スチレン、
α−メチルスチレン、アクリル酸n−ブチル、メチルビ
ニルエーテル、エチルビニルエーテル、イソブチルビニ
ルエーテル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、シクロヘキシルビニ
ルエーテル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸等が挙
げられる。
サンの中から選択された少なくとも1種のオルガノポリ
シロキサンと共重合させる重合性単量体としては、アク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸シク
ロヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、スチレン、
α−メチルスチレン、アクリル酸n−ブチル、メチルビ
ニルエーテル、エチルビニルエーテル、イソブチルビニ
ルエーテル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、シクロヘキシルビニ
ルエーテル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸等が挙
げられる。
【0024】これらの重合性単量体は、オルガノポリシ
ロキサン10重量部に対して5〜100重量部とするこ
とが好ましく、特に10〜40重量部とすることが好ま
しい。5重量部以下であると乾燥性が悪くなり、100
重量部以上であるとシリコーンの特性である滑り性等が
損なわれる。
ロキサン10重量部に対して5〜100重量部とするこ
とが好ましく、特に10〜40重量部とすることが好ま
しい。5重量部以下であると乾燥性が悪くなり、100
重量部以上であるとシリコーンの特性である滑り性等が
損なわれる。
【0025】(メタ)アクリル系の重合性単量体を得る
ための重合方法は一般的な重合法でよく、例えば溶液重
合で行う場合には、2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル触媒等のジアゾ化合物や有機過酸化物の存在下、且
つトルエンのリフラックス状態下で、(メタ)アクリル
単量体モノマーを滴下して重合する。この方法で合成し
た(メタ)アクリル重合体の分子量は約5〜10万であ
り、本発明においては特に1万〜100万であることが
好ましい。
ための重合方法は一般的な重合法でよく、例えば溶液重
合で行う場合には、2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル触媒等のジアゾ化合物や有機過酸化物の存在下、且
つトルエンのリフラックス状態下で、(メタ)アクリル
単量体モノマーを滴下して重合する。この方法で合成し
た(メタ)アクリル重合体の分子量は約5〜10万であ
り、本発明においては特に1万〜100万であることが
好ましい。
【0026】本発明においては、(メタ)アクリル単量
体の一部として加水分解性シリル基含有(メタ)アクリ
ル化合物を使用し、これらを化4〜化6のオルガノポリ
シロキサンの中から選択された少なくとも1種と共重合
させることもできる。このようにすることにより、湿気
硬化用触媒を加えて、本発明のコーティング剤を硬化さ
せることができる。
体の一部として加水分解性シリル基含有(メタ)アクリ
ル化合物を使用し、これらを化4〜化6のオルガノポリ
シロキサンの中から選択された少なくとも1種と共重合
させることもできる。このようにすることにより、湿気
硬化用触媒を加えて、本発明のコーティング剤を硬化さ
せることができる。
【0027】即ち、キャリア核体粒子の吸着水によりア
ルコキシル基が加水分解し、そして硬化することによ
り、コーティング剤のキャリア核体粒子への密着性が更
に向上し、又シロキサン架橋によって機械的強度も向上
する。上記加水分解性シリル基含有(メタ)アクリル化
合物としては、特に下記化13で表されるものが好まし
い。
ルコキシル基が加水分解し、そして硬化することによ
り、コーティング剤のキャリア核体粒子への密着性が更
に向上し、又シロキサン架橋によって機械的強度も向上
する。上記加水分解性シリル基含有(メタ)アクリル化
合物としては、特に下記化13で表されるものが好まし
い。
【0028】
【化13】 式中R1 は水素またはメチル基、R4 及びR5 は炭素数
1〜10のアルキル基、mは0〜2の整数である。
1〜10のアルキル基、mは0〜2の整数である。
【0029】化13で表される加水分解性シリル基含有
(メタ)アクリル化合物の具体例としては、γ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルジメチルメトキシシラン等が挙げられる。
(メタ)アクリル化合物の具体例としては、γ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルジメチルメトキシシラン等が挙げられる。
【0030】加水分解性シリル基含有(メタ)アクリル
化合物の配合量は(メタ)アクリル単量体10重量部に
対して、0.5〜10重量部であることが好ましい。
0.5重量部以下であると湿気硬化機能が不十分であ
り、10重量部以上であると共重合体の保存安定性が悪
くなる。
化合物の配合量は(メタ)アクリル単量体10重量部に
対して、0.5〜10重量部であることが好ましい。
0.5重量部以下であると湿気硬化機能が不十分であ
り、10重量部以上であると共重合体の保存安定性が悪
くなる。
【0031】湿気硬化触媒としてはジブチル錫ジアセテ
ート、ジブチル錫ジオクテート、ジブチル錫ジラウレー
ト、テトライソプロピルチタネート、テトラブチルチタ
ネート、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
(β−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラ
ン等が挙げられる。これらの触媒は、樹脂固形分の0.
05〜5.0重量%であることが好ましい。
ート、ジブチル錫ジオクテート、ジブチル錫ジラウレー
ト、テトライソプロピルチタネート、テトラブチルチタ
ネート、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
(β−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラ
ン等が挙げられる。これらの触媒は、樹脂固形分の0.
05〜5.0重量%であることが好ましい。
【0032】本発明において使用されるキャリア核体粒
子としては鉄粉、フェライト粉が代表的なものである
が、その他、ニッケル、コバルト等の磁性金属又はその
酸化物、銅、カーボランダム、ガラスビース、二酸化ケ
イ素等、キャリア核体粒子の素材として公知のものの中
から適宜選択して用いることができる。キャリア核体粒
子の粒径は、10〜1,000ミクロン、好ましくは5
0〜300ミクロンである。
子としては鉄粉、フェライト粉が代表的なものである
が、その他、ニッケル、コバルト等の磁性金属又はその
酸化物、銅、カーボランダム、ガラスビース、二酸化ケ
イ素等、キャリア核体粒子の素材として公知のものの中
から適宜選択して用いることができる。キャリア核体粒
子の粒径は、10〜1,000ミクロン、好ましくは5
0〜300ミクロンである。
【0033】本発明においては、前記素材からなるアク
リル樹脂を、必要であれば有機溶剤(例えばトルエン、
キシレン、溶剤揮発油等の炭化水素系溶剤、アルコー
ル、エステル等)に溶解した後、例えば流動化ベット
法、浸漬法、スプレー法等によってキャリア核体粒子上
に塗布し、次いで乾燥、硬化せしめる。皮膜層の膜厚は
0.1〜20ミクロンが好ましい。必要により重ね塗り
することも可能であり、目的によっては各層の成分を変
えて重ね塗りすることもできる。
リル樹脂を、必要であれば有機溶剤(例えばトルエン、
キシレン、溶剤揮発油等の炭化水素系溶剤、アルコー
ル、エステル等)に溶解した後、例えば流動化ベット
法、浸漬法、スプレー法等によってキャリア核体粒子上
に塗布し、次いで乾燥、硬化せしめる。皮膜層の膜厚は
0.1〜20ミクロンが好ましい。必要により重ね塗り
することも可能であり、目的によっては各層の成分を変
えて重ね塗りすることもできる。
【0034】本発明のシリコーン組成物は常温において
も硬化可能であるが、100〜250℃程度に加熱して
硬化させた方が、塗膜の特性が安定する上生産速度も上
がるので好ましい。現像剤としてキャリアと共に使用さ
れるトナーについては、特に制限がなく、天然樹脂、天
然及び合成樹脂を組み合わせた改良剤を含む広い材料
に、既知の各種合成染料類を分散させて製造したものを
使用することができる。
も硬化可能であるが、100〜250℃程度に加熱して
硬化させた方が、塗膜の特性が安定する上生産速度も上
がるので好ましい。現像剤としてキャリアと共に使用さ
れるトナーについては、特に制限がなく、天然樹脂、天
然及び合成樹脂を組み合わせた改良剤を含む広い材料
に、既知の各種合成染料類を分散させて製造したものを
使用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の電子写真キ
ャリア用コーティング剤は、シロキサン鎖による滑り
性、剥離性、撥水性等の諸特性に加えて、アクリル樹脂
の優れた帯電特性を有する上、キャリア同士の衝撃によ
る摩耗や剥がれ等の現象のみならず、スペント化現象も
抑制されるので、特に電子写真キャリア用のコーティン
グ剤として有効である。又、本発明のコーティング剤を
用いたキャリアの帯電特性は温度依存性が小さいという
効果も得られる。
ャリア用コーティング剤は、シロキサン鎖による滑り
性、剥離性、撥水性等の諸特性に加えて、アクリル樹脂
の優れた帯電特性を有する上、キャリア同士の衝撃によ
る摩耗や剥がれ等の現象のみならず、スペント化現象も
抑制されるので、特に電子写真キャリア用のコーティン
グ剤として有効である。又、本発明のコーティング剤を
用いたキャリアの帯電特性は温度依存性が小さいという
効果も得られる。
【0036】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0037】合成例1.下記化14で表されるオルガノ
ポロシロキサン30部、アクリル酸n−ブチル20部、
メタクリル酸メチル50部及び2,2’−アソビスイソ
ブチロニトリル2部を滴下ロートに仕込み、この混合溶
液を、トルエン60部をリフラックスさせている中へ3
時間かけて滴下した。
ポロシロキサン30部、アクリル酸n−ブチル20部、
メタクリル酸メチル50部及び2,2’−アソビスイソ
ブチロニトリル2部を滴下ロートに仕込み、この混合溶
液を、トルエン60部をリフラックスさせている中へ3
時間かけて滴下した。
【0038】
【化14】 1時間リフラックスした後、2,2’−アゾビスイソブ
チロニトリル0.5部を含有するトルエン40部を投入
し、更に4時間リフラックさせてアクリル樹脂Aを得
た。
チロニトリル0.5部を含有するトルエン40部を投入
し、更に4時間リフラックさせてアクリル樹脂Aを得
た。
【0039】合成例2.化14で表されるオルガノポリ
シロキサン30部、アクリル酸n−ブチル12部、メタ
クリル酸メチル50部、下記化15で表されるオルガノ
シラン8部及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル
2部を滴下ロートに仕込んだ他は合成例1と全く同様に
して重合した後、ジブチル錫ジオクトエート0.5部を
添加してアクリル樹脂Bを得た。
シロキサン30部、アクリル酸n−ブチル12部、メタ
クリル酸メチル50部、下記化15で表されるオルガノ
シラン8部及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル
2部を滴下ロートに仕込んだ他は合成例1と全く同様に
して重合した後、ジブチル錫ジオクトエート0.5部を
添加してアクリル樹脂Bを得た。
【化15】
【0040】合成例3.化14で表されるオルガノポリ
シロキサンの代わりに下記化16を用いた他は合成例2
と全く同様にしてアクリル樹脂Cを得た。
シロキサンの代わりに下記化16を用いた他は合成例2
と全く同様にしてアクリル樹脂Cを得た。
【化16】
【0041】合成例4.化14で表されるオルガノポリ
シロキサン30部のうちの10部を、下記化17で表さ
れるオルガノポロシロキサン10部に代えた他は合成例
2と全く同様にしてアクリル樹脂Dを得た。
シロキサン30部のうちの10部を、下記化17で表さ
れるオルガノポロシロキサン10部に代えた他は合成例
2と全く同様にしてアクリル樹脂Dを得た。
【化17】
【0042】合成例5.化14で表されるオルガノポリ
シロキサン30部のうちの10部を、下記化18で表さ
れるオルガノポロシロキサン10部に変えた他は合成例
2と全く同様にしてアクリル樹脂Eを得た。
シロキサン30部のうちの10部を、下記化18で表さ
れるオルガノポロシロキサン10部に変えた他は合成例
2と全く同様にしてアクリル樹脂Eを得た。
【化18】
【0043】比較例1.アクリル酸n−ブチル30部、
メタクリル酸メチル60部、スチレン10部及び2,
2’−アゾビスイソブチロニトリル20部を滴下ロート
に仕込んだ他は合成例1と全く同様にしてアクリル樹脂
Xを得た。
メタクリル酸メチル60部、スチレン10部及び2,
2’−アゾビスイソブチロニトリル20部を滴下ロート
に仕込んだ他は合成例1と全く同様にしてアクリル樹脂
Xを得た。
【0044】実施例1〜5及び比較例1 以上のアクリル樹脂A〜E及びXをトルエンで希釈し1
0%溶液とした。次に、キャリア核体粒子として平均粒
径100ミクロンのフェライト1kgに対してシリコー
ンコート量が20gとなるように、流動化ベット装置
(スパイラーフローミニ:フロイント産業株式会社製の
商品名)を用いて上記のシリコーン処理液を散布した
後、150℃で10分間加熱してシリコーン成分を硬化
させた。
0%溶液とした。次に、キャリア核体粒子として平均粒
径100ミクロンのフェライト1kgに対してシリコー
ンコート量が20gとなるように、流動化ベット装置
(スパイラーフローミニ:フロイント産業株式会社製の
商品名)を用いて上記のシリコーン処理液を散布した
後、150℃で10分間加熱してシリコーン成分を硬化
させた。
【0045】上記の如く処理されたキャリア粉30g
に、負帯電シリカ(R−972:日本アエロジル株式会
社製の商品名)0.15gを加えて振とう帯電させた
後、東芝ケミカル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測
定装置により、トナーの帯電量を測定した。更に、容量
500mlの磁器製の強制劣化装置に、1kgのキャリ
アと5gの負帯電シリカ(R−972)を入れ、水平振
動幅4cmで1分間に370往復の割合で激しく振とう
させることにより強制劣化テストを行った。この強制劣
化テストの30分は、略、実機におけるコピー5,00
0枚に相当するものである。測定の結果を表−1に示
す。
に、負帯電シリカ(R−972:日本アエロジル株式会
社製の商品名)0.15gを加えて振とう帯電させた
後、東芝ケミカル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測
定装置により、トナーの帯電量を測定した。更に、容量
500mlの磁器製の強制劣化装置に、1kgのキャリ
アと5gの負帯電シリカ(R−972)を入れ、水平振
動幅4cmで1分間に370往復の割合で激しく振とう
させることにより強制劣化テストを行った。この強制劣
化テストの30分は、略、実機におけるコピー5,00
0枚に相当するものである。測定の結果を表−1に示
す。
【0046】
【表1】
【0047】表1の結果から、シリコーンオイルを含ま
ないアクリル樹脂Xを用いた場合には、帯電量の劣化が
激しく、現像剤としての使用に耐えるものではないのに
対し、シリコーンオイル鎖をもつ本発明の共重合アクリ
ル樹脂A〜Eを用いた場合には、強制劣化後も十分な水
準にあることが実証された。又、B及びCの比較から、
シリコーンオイル鎖の長い方が劣化の小さいことが分か
り、これによってシリコーンオイル鎖が、流動特性及び
耐久性に効果があることが証明された。
ないアクリル樹脂Xを用いた場合には、帯電量の劣化が
激しく、現像剤としての使用に耐えるものではないのに
対し、シリコーンオイル鎖をもつ本発明の共重合アクリ
ル樹脂A〜Eを用いた場合には、強制劣化後も十分な水
準にあることが実証された。又、B及びCの比較から、
シリコーンオイル鎖の長い方が劣化の小さいことが分か
り、これによってシリコーンオイル鎖が、流動特性及び
耐久性に効果があることが証明された。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記化1、化2及び化3で表されるオル
ガノポリシロキサンから選択される少なくとも1種と他
の重合性単量体との共重合体を主成分とすることを特徴
とする電子写真キャリア用コーティング剤; 【化1】 【化2】 【化3】 化1、化2及び化3中のR1 は水素またはメチル基、R
2 は炭素数1〜10のアルキル基またはフェニル基、R
3 はR2 またはCH2 =C(R1 )COOC3H6 −基
であり、n、p及びqは夫々、n≧3、p≧0、q≧3
且つp<qであると共に、rは2〜20の整数である。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子写真キャリア用コ
ーティング剤を、キャリア核体粒子表面に被覆してなる
電子写真用キャリア。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059779A JP2862724B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電子写真用キャリア |
US08/016,273 US5368969A (en) | 1992-02-14 | 1993-02-11 | Coating agent for electrophotographic carrier and carrier coated therewith |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059779A JP2862724B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電子写真用キャリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224466A true JPH05224466A (ja) | 1993-09-03 |
JP2862724B2 JP2862724B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=13123125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4059779A Expired - Fee Related JP2862724B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電子写真用キャリア |
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Country | Link |
---|---|
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US5698357A (en) * | 1995-08-22 | 1997-12-16 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner and developer for developing electrostatic latent image, and image forming process using the same |
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JP2011027996A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Ricoh Co Ltd | キャリア、並びにこれを用いた現像剤、画像形成方法 |
JP2011215578A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-27 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像剤用キャリア |
JP2011215576A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-27 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像剤用キャリア、および静電潜像現像剤 |
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JP2012047917A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像剤用キャリア及び静電潜像現像剤 |
JP2012053421A (ja) * | 2009-10-13 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | 二成分現像剤用キャリア |
JP2012058635A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像剤用キャリア及び該キャリアを含む二成分現像剤 |
JP2012058637A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像剤用キャリア、および静電潜像現像剤 |
JP2012058418A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | 現像剤用キャリアと二成分現像剤、それらの製法、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ |
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JP2012058422A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像方法 |
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-
1992
- 1992-02-14 JP JP4059779A patent/JP2862724B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-02-11 US US08/016,273 patent/US5368969A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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---|---|
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