JPH05222285A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH05222285A JPH05222285A JP2393092A JP2393092A JPH05222285A JP H05222285 A JPH05222285 A JP H05222285A JP 2393092 A JP2393092 A JP 2393092A JP 2393092 A JP2393092 A JP 2393092A JP H05222285 A JPH05222285 A JP H05222285A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 下記の成分(a)〜(b)及び組成比からな
る熱可塑性樹脂組成物。 (a)ポリフェニレンエーテル 5〜95重量% (b)ポリアミド樹脂 95〜5重量% (c)耐衝撃性改良材 1〜35重量% (d)一般式(I) 【化5】 (式中、R1 及びR2 は各々水素原子、炭素数1〜12
のアルキル基、アルコキシル基、シクロアルキル基、ア
ルケニル基、アリール基、アリーレン基又はアルキレン
基を表す)で示されるチオカルボン酸無水物成分(a)
〜(c)の合計量100重量部に対して 0.01〜
10重量部 【効果】 耐衝撃性及び耐熱性、併せて、高温成形時の
滞留成形定性と成形品外観が優れた熱可塑性樹脂組成物
である。
る熱可塑性樹脂組成物。 (a)ポリフェニレンエーテル 5〜95重量% (b)ポリアミド樹脂 95〜5重量% (c)耐衝撃性改良材 1〜35重量% (d)一般式(I) 【化5】 (式中、R1 及びR2 は各々水素原子、炭素数1〜12
のアルキル基、アルコキシル基、シクロアルキル基、ア
ルケニル基、アリール基、アリーレン基又はアルキレン
基を表す)で示されるチオカルボン酸無水物成分(a)
〜(c)の合計量100重量部に対して 0.01〜
10重量部 【効果】 耐衝撃性及び耐熱性、併せて、高温成形時の
滞留成形定性と成形品外観が優れた熱可塑性樹脂組成物
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品の外観、耐衝撃
性、耐熱性及び滞留成形安定性が優れた熱可塑性樹脂組
成物に関する。
性、耐熱性及び滞留成形安定性が優れた熱可塑性樹脂組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニルレンエーテル(以下、PP
Eと略称する)は、優れた機械的性質及び耐熱性を有す
る有用なエンジニアリングプラスチックとして注目され
ており、スチレン系樹脂等とブレンドして用いられてい
るが、耐溶剤性が著しく悪く、この点を改良するため
に、ポリアミド樹脂とのブレンド(特公昭59−416
63号公報等)又はポリエステル樹脂とのブレンド(特
公昭51−21662号公報等)等が提案されている。
Eと略称する)は、優れた機械的性質及び耐熱性を有す
る有用なエンジニアリングプラスチックとして注目され
ており、スチレン系樹脂等とブレンドして用いられてい
るが、耐溶剤性が著しく悪く、この点を改良するため
に、ポリアミド樹脂とのブレンド(特公昭59−416
63号公報等)又はポリエステル樹脂とのブレンド(特
公昭51−21662号公報等)等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな単純なブレンド系では、例えば、PPEとポリアミ
ド樹脂とは、本質的に相溶性に乏しいため、この二相構
造の界面の接着性は良好でなく、この二相は均一かつ微
細な形態となり難く、射出成形などの成形加工時のせん
断応力を受けたとき、層状剥離(デラミネーション)を
生じ易く、得られた成形品の外観が悪化したり、二相界
面が欠陥部となり、寸法精度、耐熱性、剛性などの機械
的特性及び耐溶剤性などの物理的特性が優れた組成物は
得られず、相溶性の改善の余地があった。
うな単純なブレンド系では、例えば、PPEとポリアミ
ド樹脂とは、本質的に相溶性に乏しいため、この二相構
造の界面の接着性は良好でなく、この二相は均一かつ微
細な形態となり難く、射出成形などの成形加工時のせん
断応力を受けたとき、層状剥離(デラミネーション)を
生じ易く、得られた成形品の外観が悪化したり、二相界
面が欠陥部となり、寸法精度、耐熱性、剛性などの機械
的特性及び耐溶剤性などの物理的特性が優れた組成物は
得られず、相溶性の改善の余地があった。
【0004】そこで、これらのブレンド樹脂の相溶性と
耐衝撃強度改良を目的として、PPEとポリアミド樹脂
の組合せに、カルボキシ基、イミド基、エポキシ基等の
極性基を含む化合物と耐衝撃改良材としてゴム質を加え
た組成物(特開昭59−49753号公報)が提案され
ている。また、このようなPPE樹脂組成物は、自動車
外板材として例えば、フェンダー、ドアパネル等に利用
されるようになっているが、大型製品は高温で成形され
るため、成形品表面にやけ及びシルバーストリーク等の
熱安定性不良に起因する不良成形品が生じることがしば
しばあった。そこで本発明は、上記の樹脂組成物の相溶
性を改良し、耐衝撃性、耐熱性、成形品外観及び高温成
形時の滞留成形安定性が優れた熱可塑性樹脂組成物を提
供することを目的とする。
耐衝撃強度改良を目的として、PPEとポリアミド樹脂
の組合せに、カルボキシ基、イミド基、エポキシ基等の
極性基を含む化合物と耐衝撃改良材としてゴム質を加え
た組成物(特開昭59−49753号公報)が提案され
ている。また、このようなPPE樹脂組成物は、自動車
外板材として例えば、フェンダー、ドアパネル等に利用
されるようになっているが、大型製品は高温で成形され
るため、成形品表面にやけ及びシルバーストリーク等の
熱安定性不良に起因する不良成形品が生じることがしば
しばあった。そこで本発明は、上記の樹脂組成物の相溶
性を改良し、耐衝撃性、耐熱性、成形品外観及び高温成
形時の滞留成形安定性が優れた熱可塑性樹脂組成物を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、PPE、ポ
リアミド樹脂、耐衝撃性改良材及びチオカルボン酸無水
物を特定の比率で配合した樹脂組成物は耐衝撃性、耐熱
性、成形品外観及び滞留成形安定性が優れた組成物とな
ることを見出し、本発明に到達した。
的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、PPE、ポ
リアミド樹脂、耐衝撃性改良材及びチオカルボン酸無水
物を特定の比率で配合した樹脂組成物は耐衝撃性、耐熱
性、成形品外観及び滞留成形安定性が優れた組成物とな
ることを見出し、本発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明は、下記の成分(a)〜
(d)及び組成比からなることを特徴とする熱可塑性樹
脂組成物である。 (a)PPE 5〜95重量% (b)ポリアミド樹脂 95〜5重量% (c)耐衝撃性改良材 1〜35重量% (d)一般式(I)
(d)及び組成比からなることを特徴とする熱可塑性樹
脂組成物である。 (a)PPE 5〜95重量% (b)ポリアミド樹脂 95〜5重量% (c)耐衝撃性改良材 1〜35重量% (d)一般式(I)
【0007】
【化2】
【0008】(式中、R1 及びR2 は各々水素原子、炭
素数1〜12のアルキル基、アルコキシル基、シクロア
ルキル基、アルケニル基、アリール基、アリーレン基又
はアルキレン基を表す)で示されるチオカルボン酸無水
物成分(a)〜(c)の合計量100重量部に対して
0.01〜10重量部
素数1〜12のアルキル基、アルコキシル基、シクロア
ルキル基、アルケニル基、アリール基、アリーレン基又
はアルキレン基を表す)で示されるチオカルボン酸無水
物成分(a)〜(c)の合計量100重量部に対して
0.01〜10重量部
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。 <PPE(a)>本発明で使用するPPEは、一般式
(II)
(II)
【0010】
【化3】
【0011】で示される構造を有し、式中、nは少なく
とも50であり、R3 、R4 、R5 及びR6 は各々水素
原子、ハロゲン原子、第三α−炭素原子を含有しない炭
化水素基、ハロゲン原子が少なくとも2個の炭素原子を
介して置換したハロ炭化水素基、炭化水素オキシ基又は
ハロゲン原子が少なくとも2個の炭素原子を介して置換
したハロ炭化水素オキシ基を表す。
とも50であり、R3 、R4 、R5 及びR6 は各々水素
原子、ハロゲン原子、第三α−炭素原子を含有しない炭
化水素基、ハロゲン原子が少なくとも2個の炭素原子を
介して置換したハロ炭化水素基、炭化水素オキシ基又は
ハロゲン原子が少なくとも2個の炭素原子を介して置換
したハロ炭化水素オキシ基を表す。
【0012】上記第三α−炭素原子を含有しない炭化水
素基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル等の低級アルキル基;ビニル、アリ
ル、ブテニル、シクロブテニル等のアルケニル基;フェ
ニル、トリル、キシレニル、2,4,6−トリメチルフ
ェニル基等のアリール基;ベンジル、フェニルエチル、
フェニルプロピル等のアラルキル基等が挙げられる。
素基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル等の低級アルキル基;ビニル、アリ
ル、ブテニル、シクロブテニル等のアルケニル基;フェ
ニル、トリル、キシレニル、2,4,6−トリメチルフ
ェニル基等のアリール基;ベンジル、フェニルエチル、
フェニルプロピル等のアラルキル基等が挙げられる。
【0013】ハロゲン原子が少なくとも2個の炭素原子
を介して置換したハロ炭化水素基としては、例えば、2
−クロロエチル、2−ブロモエチル、2−フルオロエチ
ル、2,2−ジクロロエチル、2−又は3−ブロモプロ
ピル、2,2−ジフルオロ−3−ヨードプロピル、2
−、3−、4−又は5−フルオロアミル等のハロアルキ
ル基;2−クロロビニル等のハロアルケニル基;クロロ
エチルフェニル、エチルクロロフェニル、フルオロキシ
リル、クロロナフチル等のハロアリール基;ブロモベン
ジル等のハロアラルキル基が挙げられる。
を介して置換したハロ炭化水素基としては、例えば、2
−クロロエチル、2−ブロモエチル、2−フルオロエチ
ル、2,2−ジクロロエチル、2−又は3−ブロモプロ
ピル、2,2−ジフルオロ−3−ヨードプロピル、2
−、3−、4−又は5−フルオロアミル等のハロアルキ
ル基;2−クロロビニル等のハロアルケニル基;クロロ
エチルフェニル、エチルクロロフェニル、フルオロキシ
リル、クロロナフチル等のハロアリール基;ブロモベン
ジル等のハロアラルキル基が挙げられる。
【0014】また、炭化水素オキシ基としては、例え
ば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等のア
ルコキシル基;フェノキシ、エチルフェノキシ、ナフト
キシ、メチルナフトキシ等のアリールオキシ基;ベンジ
ルオキシ、フェニルエトキシ、トリルエトキシ等のアラ
ルキルオキシ基等が挙げられる。
ば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等のア
ルコキシル基;フェノキシ、エチルフェノキシ、ナフト
キシ、メチルナフトキシ等のアリールオキシ基;ベンジ
ルオキシ、フェニルエトキシ、トリルエトキシ等のアラ
ルキルオキシ基等が挙げられる。
【0015】ハロゲン原子が少なくとも2個の炭素原子
を介して置換したハロ炭化水素オキシ基としては、例え
ば、2−クロロエトキシ、2−ブロモエトキシ、2−フ
ルオロエトキシ、2,2−ジブロモエトキシ、2−若し
くは3−ブロモプロポキシ等のハロアルコキシル基、ク
ロロエチルフェノキシ、エチルクロロフェノキシ、ヨー
ドキシロキシ、クロロナフトキシ等のハロアリールオキ
シ基;ブロモベンジルオキシ、クロロトリルエトキシ等
のハロアラルキルオキシ基等が挙げられる。
を介して置換したハロ炭化水素オキシ基としては、例え
ば、2−クロロエトキシ、2−ブロモエトキシ、2−フ
ルオロエトキシ、2,2−ジブロモエトキシ、2−若し
くは3−ブロモプロポキシ等のハロアルコキシル基、ク
ロロエチルフェノキシ、エチルクロロフェノキシ、ヨー
ドキシロキシ、クロロナフトキシ等のハロアリールオキ
シ基;ブロモベンジルオキシ、クロロトリルエトキシ等
のハロアラルキルオキシ基等が挙げられる。
【0016】本発明に用いるPPEには、2,6−ジメ
チルフェノールと、2,3,6−トリメチルフェノール
の共重合体、2,6−ジメチルフェノールと2,3,
5,6−テトラメチルフェノールの共重合体、2,6−
ジエチルフェノールと2,3,6−トリメチルフェノー
ルの共重合体も含む。また、式(II)のPPEに、スチ
レン系モノマー(例えば、スチレン、p−メチルスチレ
ン、α−メチルスチレン等)をグラフト重合したもの等
の変性したPPEを使用してもよい。
チルフェノールと、2,3,6−トリメチルフェノール
の共重合体、2,6−ジメチルフェノールと2,3,
5,6−テトラメチルフェノールの共重合体、2,6−
ジエチルフェノールと2,3,6−トリメチルフェノー
ルの共重合体も含む。また、式(II)のPPEに、スチ
レン系モノマー(例えば、スチレン、p−メチルスチレ
ン、α−メチルスチレン等)をグラフト重合したもの等
の変性したPPEを使用してもよい。
【0017】上記PPEの製造方法は公知であり、例え
ば、米国特許第3306874号、同第3306875
号、同第3257357号及び同第3257358号各
明細書並びに特公昭52−17880号及び特開昭50
−51197号各公報に開示されている。
ば、米国特許第3306874号、同第3306875
号、同第3257357号及び同第3257358号各
明細書並びに特公昭52−17880号及び特開昭50
−51197号各公報に開示されている。
【0018】好ましいPPE(a)は、エーテル酸素原
子結合位置に対する2つのオルソ位にアルキル置換基を
有するもの及び2,6−ジアルキルフェノールと2,
3,6−トリアルキルフェノールの共重合体である。P
PE(a)は、固有粘度が0.25〜0.70dl/g(3
0℃、クロロホルム中で測定)であるものが好ましい。
固有粘度が0.25dl/g未満では、耐衝撃強度及び耐熱
性が好ましくなく、0.70dl/gを超過すると成形加工
性が困難となる。また、樹脂の成形加工性を改良する目
的で、高粘度及び低粘度の2種のPPEを組み合わせて
使用してもよい。
子結合位置に対する2つのオルソ位にアルキル置換基を
有するもの及び2,6−ジアルキルフェノールと2,
3,6−トリアルキルフェノールの共重合体である。P
PE(a)は、固有粘度が0.25〜0.70dl/g(3
0℃、クロロホルム中で測定)であるものが好ましい。
固有粘度が0.25dl/g未満では、耐衝撃強度及び耐熱
性が好ましくなく、0.70dl/gを超過すると成形加工
性が困難となる。また、樹脂の成形加工性を改良する目
的で、高粘度及び低粘度の2種のPPEを組み合わせて
使用してもよい。
【0019】<ポリアミド樹脂(b)>本発明において
用いるポリアミド樹脂は、ポリマー主鎖に−CONH−
結合を有し、加熱溶融できるものである。その代表的な
ものとしては、ナイロン−4、ナイロン−6、ナイロン
−6,6、ナイロン−4,6、ナイロン−12、ナイロ
ン−6,10、その他、公知の芳香族ジアミン、芳香族
ジカルボン酸等のモノマー成分を含む結晶性又は非晶性
のポリアミドも用いることができる。ここで非晶性ポリ
アミドとは、示差走査熱量計(DSC)て測定した結晶
度が実質的に存在しないものをいう。
用いるポリアミド樹脂は、ポリマー主鎖に−CONH−
結合を有し、加熱溶融できるものである。その代表的な
ものとしては、ナイロン−4、ナイロン−6、ナイロン
−6,6、ナイロン−4,6、ナイロン−12、ナイロ
ン−6,10、その他、公知の芳香族ジアミン、芳香族
ジカルボン酸等のモノマー成分を含む結晶性又は非晶性
のポリアミドも用いることができる。ここで非晶性ポリ
アミドとは、示差走査熱量計(DSC)て測定した結晶
度が実質的に存在しないものをいう。
【0020】好ましいポリアミド樹脂(b)は、ナイロ
ン−6,6、ナイロン−6又は非晶性ポリアミド樹脂で
ある。ポリアミド樹脂(b)は、相対粘度が2.0〜
8.0(25℃、98%濃硫酸中で測定)であるものが
好ましい。
ン−6,6、ナイロン−6又は非晶性ポリアミド樹脂で
ある。ポリアミド樹脂(b)は、相対粘度が2.0〜
8.0(25℃、98%濃硫酸中で測定)であるものが
好ましい。
【0021】<耐衝撃性改良材(c)>本発明に使用す
る耐衝撃性改良材は、耐衝撃性改良を目的としたゴム質
物質であり、例えばアルケニル芳香族化合物−共役ジエ
ン共重合体、ポリオレフィン系共重合体等のエラストマ
ーを挙げることができる。
る耐衝撃性改良材は、耐衝撃性改良を目的としたゴム質
物質であり、例えばアルケニル芳香族化合物−共役ジエ
ン共重合体、ポリオレフィン系共重合体等のエラストマ
ーを挙げることができる。
【0022】また、これらのエラストマーにマレイン
酸、マレイン酸モノメチルエステル、無水マレイン酸、
イタコン酸、イタコン酸モノメチルエステル、無水イタ
コン酸、フマル酸等のα,β−不飽和ジカルボン酸、又
はエンド−ビシクロ[2.2.1]−5−ヘプテン−
2,3−ジカルボン酸若しくはこれらの誘導体などの脂
環式カルボン酸をパーオキサイド、電離放射線、紫外線
などを利用して、グラフト重合したものを使用してもよ
い。
酸、マレイン酸モノメチルエステル、無水マレイン酸、
イタコン酸、イタコン酸モノメチルエステル、無水イタ
コン酸、フマル酸等のα,β−不飽和ジカルボン酸、又
はエンド−ビシクロ[2.2.1]−5−ヘプテン−
2,3−ジカルボン酸若しくはこれらの誘導体などの脂
環式カルボン酸をパーオキサイド、電離放射線、紫外線
などを利用して、グラフト重合したものを使用してもよ
い。
【0023】これらのエラストマーの引張弾性率が高す
ぎると、耐衝撃改良材として、十分機能しないので、エ
ラストマーの引張弾性率は、5,000kg/cm2(AST
M882)以下であるものが好ましい。
ぎると、耐衝撃改良材として、十分機能しないので、エ
ラストマーの引張弾性率は、5,000kg/cm2(AST
M882)以下であるものが好ましい。
【0024】<チオカルボン酸無水物(d)>本発明に
おいて使用するチオカルボン酸無水物は、PPEとポリ
アミド樹脂の相溶性を高める目的で加える硫黄化合物で
あり、一般式(I)
おいて使用するチオカルボン酸無水物は、PPEとポリ
アミド樹脂の相溶性を高める目的で加える硫黄化合物で
あり、一般式(I)
【0025】
【化4】
【0026】で示される構造を有し、式中、R1 及びR
2 は各々水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜12のア
ルキル基、アルコキシル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基、アリレーン基又はアルキレン基を
表す。
2 は各々水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜12のア
ルキル基、アルコキシル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基、アリレーン基又はアルキレン基を
表す。
【0027】好ましくは置換基R1 及びR2 は各々水素
原子;ハロゲン原子;メチル、エチル又はt−ブチル等
の炭素数1〜4のアルキル基;炭素数8までのシクロア
ルキル基;あるいは場合によりアルキル基又はアルコキ
シル基によって置換されていてもよいフェニル基であ
る。
原子;ハロゲン原子;メチル、エチル又はt−ブチル等
の炭素数1〜4のアルキル基;炭素数8までのシクロア
ルキル基;あるいは場合によりアルキル基又はアルコキ
シル基によって置換されていてもよいフェニル基であ
る。
【0028】例えば、H.D. Scharf, M. Verbeek; Ange
w. Chem. Int. Ed. Engl., 6, 874(1967)、又はY. Tamu
ra et. al. ; Synthesis, 559(1977)に記載の方法にて
合成できるモノチオマレイン酸無水物がある。
w. Chem. Int. Ed. Engl., 6, 874(1967)、又はY. Tamu
ra et. al. ; Synthesis, 559(1977)に記載の方法にて
合成できるモノチオマレイン酸無水物がある。
【0029】<構成成分の組成比>以上述べた成分
(a)〜(c)の組成比は(a)+(b)+(c)の合
計重量を100重量%として、下記のとおりである。
(a)〜(c)の組成比は(a)+(b)+(c)の合
計重量を100重量%として、下記のとおりである。
【0030】成分(a):5〜95重量%、好ましくは
10〜70重量%、とりわけ好ましくは、20〜50重
量%である。
10〜70重量%、とりわけ好ましくは、20〜50重
量%である。
【0031】成分(b):95〜5重量%、好ましくは
85〜25重量%、とりわけ好ましくは、75〜40重
量%である。
85〜25重量%、とりわけ好ましくは、75〜40重
量%である。
【0032】成分(c):1〜35重量%、好ましくは
3〜25重量%、とりわけ好ましくは、7〜18重量%
である。
3〜25重量%、とりわけ好ましくは、7〜18重量%
である。
【0033】また、成分(d)の配合組成は、(a)〜
(c)の合計量を100重量部として、それに外数とし
て加える量が0.01〜10重量部、好ましくは0.0
5〜5重量部、とりわけ好ましくは0.1〜3重量部の
範囲である。
(c)の合計量を100重量部として、それに外数とし
て加える量が0.01〜10重量部、好ましくは0.0
5〜5重量部、とりわけ好ましくは0.1〜3重量部の
範囲である。
【0034】成分(a)が上記範囲未満では最終組成物
の耐熱剛性が不満足であり、上記範囲を超過すると耐溶
剤性及び耐衝撃性が不満足となる。また、成分(b)が
上記配合範囲外では耐低温衝撃強度が不満足である。成
分(c)が上記範囲未満では衝撃強度が不満足となり、
上記範囲を超過すると耐熱剛性が不満足となる。更に、
成分(d)が上記範囲未満では耐衝撃性、耐熱性、成形
品外観が不満足となり、上記範囲を超過すると外観に難
点が生じる。
の耐熱剛性が不満足であり、上記範囲を超過すると耐溶
剤性及び耐衝撃性が不満足となる。また、成分(b)が
上記配合範囲外では耐低温衝撃強度が不満足である。成
分(c)が上記範囲未満では衝撃強度が不満足となり、
上記範囲を超過すると耐熱剛性が不満足となる。更に、
成分(d)が上記範囲未満では耐衝撃性、耐熱性、成形
品外観が不満足となり、上記範囲を超過すると外観に難
点が生じる。
【0035】<付加的成分>本発明による熱可塑性樹脂
組成物には、他の付加的成分を添加することができる。
例えば、周知の酸化防止剤、耐候性改良剤、造核剤、難
燃剤、可塑剤、流動性改良剤等の添加剤の任意の成分を
付加的成分として本発明の効果を損なわない範囲で使用
することができる。また有機・無機充填剤、補強剤、特
にガラス繊維、マイカ、タルク、ワラストナイト、チタ
ン酸カリウム、炭酸カルシウム、シリカ等の添加は剛
性、耐熱性、寸法精度等の向上に有効である。実用のた
めに各種着色剤及びそれらの分散剤なども周知のものが
本発明の効果を損なわない範囲で使用できる。
組成物には、他の付加的成分を添加することができる。
例えば、周知の酸化防止剤、耐候性改良剤、造核剤、難
燃剤、可塑剤、流動性改良剤等の添加剤の任意の成分を
付加的成分として本発明の効果を損なわない範囲で使用
することができる。また有機・無機充填剤、補強剤、特
にガラス繊維、マイカ、タルク、ワラストナイト、チタ
ン酸カリウム、炭酸カルシウム、シリカ等の添加は剛
性、耐熱性、寸法精度等の向上に有効である。実用のた
めに各種着色剤及びそれらの分散剤なども周知のものが
本発明の効果を損なわない範囲で使用できる。
【0036】<組成物の製造及び成形法>本発明の熱可
塑性樹脂組成物を得るための溶融混練の方法としては、
熱可塑性樹脂について一般に実用されている混練方法が
適用できる。例えば、粉状又は粒状の各成分を、必要で
あれば、付加的成分の項に記載の添加物等と共に、ヘン
シェルミキサー、リボンブレンダー、V型ブレンダー等
により均一に混合した後、一軸又は多軸混練押出機、ロ
ール、バンバリーミキサー等で混練する等である。
塑性樹脂組成物を得るための溶融混練の方法としては、
熱可塑性樹脂について一般に実用されている混練方法が
適用できる。例えば、粉状又は粒状の各成分を、必要で
あれば、付加的成分の項に記載の添加物等と共に、ヘン
シェルミキサー、リボンブレンダー、V型ブレンダー等
により均一に混合した後、一軸又は多軸混練押出機、ロ
ール、バンバリーミキサー等で混練する等である。
【0037】また、混練の順序は、全成分を同時に混練
してもよく、あらかじめ予備混練したブレンド物を用い
て混練してもよい。更に押出機の途中から遂次、各成分
をフィードし、混練してもよい。
してもよく、あらかじめ予備混練したブレンド物を用い
て混練してもよい。更に押出機の途中から遂次、各成分
をフィードし、混練してもよい。
【0038】本発明の熱可塑性樹脂組成物の成形加工法
は特に限定されるものではなく、熱可塑性樹脂について
一般に用いられている成形法、すなわち射出成形、中空
成形、押出成形、シート成形、熱成形、回転成形、積層
形成、プレス成形等の成形法が適用できる。
は特に限定されるものではなく、熱可塑性樹脂について
一般に用いられている成形法、すなわち射出成形、中空
成形、押出成形、シート成形、熱成形、回転成形、積層
形成、プレス成形等の成形法が適用できる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明するが、
本発明はこれによりその範囲が限定されるものではな
い。
本発明はこれによりその範囲が限定されるものではな
い。
【0040】実施例1〜6 使用した各成分は次のとおりである。
【0041】(a)PPE:固有粘度 0.45dl/g
(30℃、クロロホルム中で測定)のポリ(2,6−ジ
メチル−1,4フェニレンエーテル)を使用した。
(30℃、クロロホルム中で測定)のポリ(2,6−ジ
メチル−1,4フェニレンエーテル)を使用した。
【0042】(b)ポリアミド樹脂:ナイロン−6(商
品名:ウルトラミッドB−4、BASF社製、射出成形
グレード、JIS K 6810準拠による相対粘度
3.5)を用いた。
品名:ウルトラミッドB−4、BASF社製、射出成形
グレード、JIS K 6810準拠による相対粘度
3.5)を用いた。
【0043】ナイロン−6,6(商品名:ウルトラミッ
ドA−3、BASF社製、射出成形グレード、JIS
K 6810準拠による相対粘度2.5)を用いた。
ドA−3、BASF社製、射出成形グレード、JIS
K 6810準拠による相対粘度2.5)を用いた。
【0044】非晶性ナイロン(商品名:ノバミッドX2
1、三菱化成工業社製、ガラス転移温度125℃、JI
S K 6810準拠による相対粘度2.1)を使用し
た。
1、三菱化成工業社製、ガラス転移温度125℃、JI
S K 6810準拠による相対粘度2.1)を使用し
た。
【0045】(c)耐衝撃性改良材:市販の無水マレイ
ン酸変性エチレン−プロピレンランダム共重合体(商品
名:T7771Y、日本合成ゴム社製、無水マレイン酸
含有量0.5〜1重量%)、市販のスチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体(商品名:TR2900C、日本合
成ゴム社製、スチレン含量16重量%)、市販の水素化
スチレン−ブタジエンブロック共重合体(商品名:クレ
ートンG1651、シェル化学社製、スチレン含量33
重量%)を用いた。
ン酸変性エチレン−プロピレンランダム共重合体(商品
名:T7771Y、日本合成ゴム社製、無水マレイン酸
含有量0.5〜1重量%)、市販のスチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体(商品名:TR2900C、日本合
成ゴム社製、スチレン含量16重量%)、市販の水素化
スチレン−ブタジエンブロック共重合体(商品名:クレ
ートンG1651、シェル化学社製、スチレン含量33
重量%)を用いた。
【0046】(d)チオカルボン酸無水物:Y. Tamura
et. al. ; Synthesis, 559(1977)記載の方法にて合成し
たモノチオマレイン酸無水物を用いた。
et. al. ; Synthesis, 559(1977)記載の方法にて合成し
たモノチオマレイン酸無水物を用いた。
【0047】上記の成分(a)、(c)及び(d)を表
1に示した配合比でスーパーミキサーにて十分混合し
た。
1に示した配合比でスーパーミキサーにて十分混合し
た。
【0048】次に、日本製鋼所社製TEX44二軸押出
機(L/D=30、ベント付き)を用い、この混合物を
第1ホッパーより導入し、混練機の中間点より成分
(b)を表1に示した配合比で途中フィードし、設定温
度260℃、スクリュー回転数400rpm で溶融混練し
樹脂組成物とした後、ストランド状に押出し、カッター
にてペレットとした。上記の樹脂組成物のペレットか
ら、インラインスクリュー式射出成形機(東芝機械製作
所社製、IS−90B型)を用い、シリンダー温度28
0℃、金型冷却温度70℃にて射出成形を行い、試験片
を作成した。
機(L/D=30、ベント付き)を用い、この混合物を
第1ホッパーより導入し、混練機の中間点より成分
(b)を表1に示した配合比で途中フィードし、設定温
度260℃、スクリュー回転数400rpm で溶融混練し
樹脂組成物とした後、ストランド状に押出し、カッター
にてペレットとした。上記の樹脂組成物のペレットか
ら、インラインスクリュー式射出成形機(東芝機械製作
所社製、IS−90B型)を用い、シリンダー温度28
0℃、金型冷却温度70℃にて射出成形を行い、試験片
を作成した。
【0049】なお、射出成形に際しては、その直前まで
減圧乾燥器を用い、0.1mmHg、80℃の条件で48時
間乾燥を行った。また、射出成形された試験片は、成形
直後にデシケータに入れ、23℃にて4〜6日間放置し
た後、評価試験を行い結果を表1に示した。
減圧乾燥器を用い、0.1mmHg、80℃の条件で48時
間乾燥を行った。また、射出成形された試験片は、成形
直後にデシケータに入れ、23℃にて4〜6日間放置し
た後、評価試験を行い結果を表1に示した。
【0050】なお、各物性値と諸特性は、下記の方法に
より測定した。 (1)曲げ弾性率 ISO R 178−1974 Procedure 12(JI
S K 7203)に準じ、インストロン試験機を用い
て測定した。なお、測定温度は、23℃であった。
より測定した。 (1)曲げ弾性率 ISO R 178−1974 Procedure 12(JI
S K 7203)に準じ、インストロン試験機を用い
て測定した。なお、測定温度は、23℃であった。
【0051】(2)アイゾット衝撃強度 ISO R 180−1969(JIS K 711
0)(ノッチ付アイゾット衝撃強度)に準じ、東洋精機
製作所社製アイゾット衝撃試験機を用いて測定した。な
お、測定雰囲気温度は23℃及び−30℃であった。
0)(ノッチ付アイゾット衝撃強度)に準じ、東洋精機
製作所社製アイゾット衝撃試験機を用いて測定した。な
お、測定雰囲気温度は23℃及び−30℃であった。
【0052】(3)熱変形温度 東洋精機製作所社製のHDTテスターを用いて、JIS
K 7207に準じて4.6kg荷重で評価した。
K 7207に準じて4.6kg荷重で評価した。
【0053】(4)滞留成形安定性 インラインスクリュー式射出成形機(東芝機械製作所社
製、IS−90B型)を用い、シリンダー温度300℃
で30分滞留させた後、金型冷却温度70℃にて射出成
形を行い、試験片(120mm×120mm、厚さ2mmの平
板)を作成した。
製、IS−90B型)を用い、シリンダー温度300℃
で30分滞留させた後、金型冷却温度70℃にて射出成
形を行い、試験片(120mm×120mm、厚さ2mmの平
板)を作成した。
【0054】下記の評価基準に従って、成形品のやけ及
びシルバーストリークの発生状態を観察した。 二重マル:非常に良好(サンプル表面のやけ及びシルバ
ーストリークが表面積の2%未満) ○:良好(同2〜10%) △:やや劣る(同10〜50%) ×:劣る(同50%超過)
びシルバーストリークの発生状態を観察した。 二重マル:非常に良好(サンプル表面のやけ及びシルバ
ーストリークが表面積の2%未満) ○:良好(同2〜10%) △:やや劣る(同10〜50%) ×:劣る(同50%超過)
【0055】
【表1】
【0056】比較例1 チオカルボン酸無水物(d)を配合しなかった以外は、
実施例1と同様に行った。結果を表1に示す。
実施例1と同様に行った。結果を表1に示す。
【0057】比較例2 チオカルボン酸無水物(d)の代わりに市販の無水マレ
イン酸を配合した以外は、実施例1〜6と同様に行っ
た。結果を表1に示す。
イン酸を配合した以外は、実施例1〜6と同様に行っ
た。結果を表1に示す。
【0058】
【発明の効果】上記評価試験の結果から、PPE、ポリ
アミド樹脂、耐衝撃性改良材及びチオカルボン酸無水物
からなる本発明の熱可塑性樹脂組成物は、耐衝撃性及び
耐熱性、併せて高温成形時の滞留成形安定性と成形品外
観が優れたものであり、その用途は広く、工業的に有用
な材料となりうるものである。
アミド樹脂、耐衝撃性改良材及びチオカルボン酸無水物
からなる本発明の熱可塑性樹脂組成物は、耐衝撃性及び
耐熱性、併せて高温成形時の滞留成形安定性と成形品外
観が優れたものであり、その用途は広く、工業的に有用
な材料となりうるものである。
フロントページの続き (72)発明者 倉沢 義博 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内 (72)発明者 和田 亨 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 下記の成分(a)〜(d)及び組成比か
らなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 (a)ポリフェニレンエーテル 5〜95重量% (b)ポリアミド樹脂 95〜5重量% (c)耐衝撃性改良材 1〜35重量% (d)一般式(I) 【化1】 (式中、R1 及びR2 は各々水素原子、炭素数1〜12
のアルキル基、アルコキシル基、シクロアルキル基、ア
ルケニル基、アリール基、アリーレン基又はアルキレン
基を表す)で示されるチオカルボン酸無水物成分(a)
〜(c)の合計量100重量部に対して 0.01〜
10重量部
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2393092A JPH05222285A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2393092A JPH05222285A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05222285A true JPH05222285A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12124246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2393092A Pending JPH05222285A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05222285A (ja) |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP2393092A patent/JPH05222285A/ja active Pending
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